2009年07月13日

新世界より 読了

貴志祐介の新世界より 上下をようやく読み終わった。
実は、上巻は昨年の秋に読み終わったのだが、その後下巻を借りることができずに、半年以上たってしまっていた。
近くのコミュニティーセンターで上巻を借りた際は、下巻もあったのだけれど、大部の作品であったこともあり、また、下巻だけ借りる人もいないだろうと高をくくっていたら、その後ずっと借りることが出来なかった。
市の図書館に行って予約状況をみたら、なんと170人近くの人が予約していて早々と諦めてしまった。それが先日ようやく借りることが出来たという次第。

貴志祐介というと、青い炎や黒い家など、サイコホラーミステリー小説を書く作家だと思っていたのだが、この作品で2008年日本SF大賞を受賞している。

登場する生き物たちの名前などを見ていると、椎名誠の作品アドバードを彷彿とさせる。これも確か日本SF大賞受賞作だった。

ストーリーは、呪力を持った「人間」とその社会システム。人間を取り巻くバケネズミ。古代の文明を伝えるミノシロモドキなど様々な道具立てを用意し、核戦争後、超能力を持った人間世界を描いている。

ただ、なんでもかんでも呪力のところがあって、その呪力を抑制する機構なんてのも出てくるのだが、説得性に欠ける。

ちょっと暗いファンタジーSFってことで読めば納得かな?

とりあえず、下巻が読めて、昨年からずっと陥っていた欲求不満は解消された。
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2009年07月08日

地獄の海

グリーンピースイタリアが、「Un mare d'inferno Il Medeiterraneo e il cambiamento climatico=地獄の海 地中海と気候変動」っていうレポートを発表している。
http://www.greenpeace.org/italy/news/mediterraneo-clima
全文は、プレスリリースのページから、
http://www.greenpeace.org/italy/ufficiostampa/rapporti/mediterraneo-clima
PDFで見ることができる。
http://www.greenpeace.org/raw/content/italy/ufficiostampa/rapporti/mediterraneo-clima.pdf

グリーンピースというと、日本では反捕鯨の団体ってことで、ネガティブなイメージを持っている人が多いのだろう。
現在のグリーンピースイタリアがどうなのかは分からない。でも、少なくともイタリア支部が出来た時の裏話を友人から聞いた限りでは、イタリアのグリーンピース支部を開設する際に、代表となった人物は、元平和運動をやっていた人で、いわゆるグリーンピース的な派手なアクションで人目を惹くというやり方は、イタリアでは率先してやらないってことを条件に引き受けたと聞いている。

さて、今回のレポートだが、30近い学術論文を引用しつつ、わかりやすい形で、地中海の置かれている現状を書いている。

地中海は、地球全体の海のおよそ1%の面積しかないが、5〜15%の海洋生物種が生息しているという。
温室効果ガスの影響で、地球全体の温度が、産業革命以前に比べておよそ0.8度上がったと言われているが、これは地中海にも影響を与えているという。
また、排出されるCO2のおよそ4分の1を海洋が吸収しているそうだが、これにより海の酸性度が上がっているんだそうだ。
海水温の上昇と酸性度の上昇によって、地中海は地獄の海になっているってことらしい。
地表の気候変動により、豪雨や干ばつが起こり、それによって海に流れ込む川の水が大きく変動することで、地中海の環境に大きな変化をもたらしているという。

地中海にも6千メートルを超える海溝があるそうだが、その深海において、毎年0.004度の水温の上昇が確認されているそうで、わずかな温度上昇ながら、安定した深海の環境にとっては、かなりの影響があるという。

海水温の上昇により、地中海南部を生息域としていた海洋生物が、どんどん北へ進出していることも確認されている。

気候変動を防ぐために対策をたてなければならないという時期はとっくに過ぎていて、最早気候変動の真っ只中にいるということを認識し、地中海のエコシステムを救うためには、漁業・工業。運輸・観光が一隊となって、出来うる対策を即座に行う必要があると、このレポートは述べている。
その具体策として、地中海に面する各国が、自国の領海にある保護地区で、環境保護政策を早急におこない、それらを結ぶ国際的なネットワークを作るべきだと提案している。
現在、地中海には32の海洋保護地域があるようで、その詳細は、ここで見ることができる。
http://www.greenpeace.org/italy/news/riserve-marine

イタリア語では、地中海のことをMediterraneoと呼ぶが、同時にラテン語でMare Nostrum=我らの海という言い方もする。これは、ローマ帝国時代、地中海の回りの陸地全てを支配していたことからきている。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:RomanEmpire_117.svg

ある意味閉鎖水域であり、環境の変化に対して脆弱であろうし、歴史的な思い入れも強い海であるわけで、イタリア人が心配するのには理由がある。

地中海よりずっと広い太平洋に面している日本は、沖縄のサンゴが海水温の上昇で死んでいることや食卓に登る魚達の回遊ルートが、どんどん北上しているなんてことをニュースで見聞きすることはあっても、あんまり深刻に考えていない節があるんだけど、地球温暖化の状況は、かなーりやばいことになっている気がする。
今年の夏も、猛暑が予想され、豪雨がありそうなのだが、暑い暑いとクーラーをフル回転させたり、週末の高速料金が安いからと、無駄な遠出をしたりするのは、そろそろ止めにしないとヤバイかもよ。
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G8の成績表

WWFが、サミットを前に、気候変動に対するサミット参加国G8の成績表っていうのを発表している。
http://panda.org/what_we_do/footprint/climate_carbon_energy/climate_deal/
news/?169101/WWF-and-Allianz-release-G8-Scorecards

昨年までは、PDFだったようだが、今年はフラッシュのswfファイルになっていた。
http://assets.panda.org/downloads/scorecard_4_f.swf
ダントツで成績がいいのはドイツで、その後にヨーロッパ各国が続く。イタリアに次いで5位に日本が入っている。
swfファイルの国名をクリックすると、詳細が表示され、より詳しい成績表が見られる。
2008年の成績と2009年の成績が比較されているのだが、産業の省エネ対策(Energy efficiency in industry)は、日本は第1位なのだが、1990年から2007年までのCO2排出量では、6位。また電力によって排出されるCO2量も6位で、京都議定書の目標までの距離は、6番目に遠い。
後半の項目は、交渉の際のリーダーシップはどうか、原子力政策はどうか、産業界の方針はどうかなど、数値化できない項目について、オレンジ(よくない)、黄色(中間)、緑(良い)の3段階評価がなされている。
こういった環境政策面に関する評価は、交通機関の項目を除いて、日本は全部オレンジだった。

よくできたフラッシュファイルで、上にあるメニューのRank by indicatorをクリックすると、項目毎の順位グラフが見られる。
また、国別成績)Scorecard by CountryをクリックするとG8の他に、主要発展途上国5ヶ国の成績も見ることができる。

ちなみにイタリアは、国民一人当たりの排出量は、とても少なくて第1位。これはちょっと意外だった。
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2009年07月06日

魔物 読了

大沢在昌の魔物 上下を読み終わった。
ロシア正教のイコンから抜け出した「カシアン」って魔物が、日本で大暴れってのが話の筋。
手練の作家だけあって、実に読みやすい。
小道具にキリスト教やらイコンを使うっていうのは、ダビンチコードの影響かな。
人間をじっくり描くことなく、「魔物」に逃げてしまうのは、どうかなぁーって気がする。
エンタテイメント系の小説でも、もう少し人間に迫る作品が欲しいなと思う今日この頃。
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今週食べたラーメン09年7月第1週

29日月曜日が休み。天気がよく、自転車で久々に鶴見二郎に行く。
量が少なく、ヤサイマシのできない二郎で、ジロリアンにはあまり評判よくない店だが、味はいいので、時々食べに行きたくなる。
開店前に到着。待ち客は1人だったが、すぐに行列に。鶴見の初ロットは、初めて食べる。
他の二郎支店では、注文することのない小豚や大を頼んでも、ちゃんと食べきれる量なので、この日も小豚を注文。助手が新しい人らしく、まだちょっと不慣れな感じだった。
やっぱり麺の量は少なく、あっという間に完食。
鶴見川の堤防をのんびり走りながら帰宅。自転車の積算メーターは、ついに2700キロを超えた。3000キロまであとちょっと。

3日の休みは、買い物etcで午前中が潰れる。二郎の各支店は、だいたい昼営業が2時までなので、迷った末、時間の間に合いそうな上野毛二郎に行くことにする。
ちょうど都議選が始まった日で、行列で待つ間も、街頭マイクがうるさくがなりたてていて、参った。
ラーメンの方はいつものように小硬め。美味しくいただく。

今週は、夜勤がなく、ラーメンを食べたのは2回のみ。ちょこっと体重減ったかな?
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2009年07月04日

治安維持に関する一連の法律成立

Il pacchetto sicurezzaと呼ばれる治安に関する一連の法律修正案が、イタリア上院を通過し、法律となった。
http://www.lastampa.it/redazione/cmsSezioni/politica/
200907articoli/45117girata.asp


ベルルスコーニ内閣が提案したこの法律は、成立前から様々な議論があった問題点の多い法案だった。
結局上院において、賛成157票、反対124票、棄権3票で成立した。
一番問題となっていたのは、移民の取り扱いに関する部分だ。人種差別的な傾向が強く出ていると言われ、左派政党ばかりでなく、ヴァチカンも反対していた。
この法改正により、不法滞在者は、犯罪者として裁判にかけられることになるらしいし、不法滞在者を宿泊させていたイタリア人も罪に問われることになる。
また、不法滞在を認めないことで、イタリアで生まれた移民の子供たちは、無国籍になってしまうのではないかという懸念もあるようだ。
不法に入国しようとした移民たちを収容する施設への留置期間も、60日から180日に引き延ばされている。

元々激しいテロの時代を経験してきたイタリアでは、外国人を自宅に泊めるときには、必ず警察に届け出なければならないことに、建前上はなっていたようだが、それが更に厳しくなるみたいだ。
日本人も、外国人にあたるので、詳しいことは分からないが、きっとこの法律が適用されるのだと思う。
観光で行くだけなら問題ないが、長期滞在するとなると、色々と手続きがめんどくさくなりそうだ。

また、民間の自警団に対してもお墨付きを与えているようで、新聞記事などには「今のところまだ、武器の携帯は認められていない」などの注釈があり、なにやらきな臭い。外国人や非国民を排斥するための隣組みたいなものを想像してしまう。

日本で問題になったからってわけではないだろうけど、歴史的建造物や公共交通機関などに悪戯書きをすると罪に問われるようになり、スプレーペンキは、18歳未満には販売しないようにってな条文も見受けられる。

法律としては、7月2日に成立したのだが、この後、法律を適用するための細則が決められていくようで、実際の所どんなことが起こるのかってことを、いくつかのメディアが書いている。
http://www.rainews24.rai.it/it/news.php?newsid=123296
http://www.ansa.it/opencms/export/site/notizie/rubriche/
daassociare/visualizza_new.html_994291080.html


止まらないイタリアの右傾化が気になる。

間もなくG8が始まるけれど、開催地に予定されているL'Aquilaでは、また大きな余震があったみたいだし、このサミットで何も起こらなければいいのだけれど、、、
posted by tady at 01:19| ローマ 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月01日

2009年6月のアクセス解析

早いもので、もう7月です。
6月のアクセス解析ですが、訪問者数2864人、ページヴューは、17481でした。
投稿記事数は、結構頑張ったつもりだったのですが、わずか15でした。二日に1回ってことになります。
にもかかわらず、ここのところ、更新すると200を超えるアクセスがあるようになっています。日によっては300を超えることもあって、ちょっとびっくり。

検索ワードのトップ3は、県別・イタリア・二郎となっています。
県別がトップにきたのは、以前書いた県別収入ランキングって記事へのアクセスが、この半年ほど非常に多いから。不況下にあって、県別の収入が気になる人が多いのかしら? 
統計表へのリンクが切れていたので、新しいリンク先をとりあえず張っておきます。
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/kenmin/h18/main.html
県別の収入が分かるエクセルデータのリンクはここ
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/kenmin/h18/soukatu9.xls
2番目のイタリアは、イタリアネタを主に書いているので当然でしょうね。
3番目の二郎もラーメンネタを毎週書いているからでしょう。
その他、目立ったところでは、老人と性って記事へのアクセスも多いです。
高齢化社会にあって、何かとタブー視されていると思われる老人と性の問題について、知りたいと思う人が結構いるのかもしれません。
人間が生きていく上での2大欲望と言われる食欲と性欲について、老人の視点からオープンに語ることが必要とされているのかもしれないと思ったりします。

こんなささやかなブログですが、アクセスをみると、やはり時代を反映しているのかもなんて感じてしまいます。
posted by tady at 18:59| ローマ 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月29日

大統領の鶴の一声

間もなく、イタリアでサミットが始まる。
今回の主催国であるイタリアの首相、ベルルスコーニが、暴走中であることは、以前も書いたし、日本のメディアでも報道されている。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906240032.html
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00157501.html

淫行疑惑の後も、大統領専用機を公務とは関係のない個人的な目的で使用していたり、パーティーにいわゆるエスコートクラブの女性を「買っていた」りしたらしいって疑惑が出ている。
まさにやりたい放題って感じだ。
マスコミの追及に当の本人はでっち上げだと言っていたりするわけなのだが、サミットを前にして、ついにナポリターノ大統領が、サミットまでは休戦するようにと発言した。
http://www.lastampa.it/redazione/cmsSezioni/politica/200906articoli/45022girata.asp
イタリアの政治システムにおける大統領の位置は、国会議員によって選出されるもので、国民の投票を経ているわけではないが、一国の代表として、イタリアの良心と良識を体現する人物が選ばれる。
フランス大統領のような権力は持っていないが、国の代表として、日本で言えば象徴天皇的な役割をになっている。

ナポリターノは、初の元共産党の党員だった大統領で、就任当初は、いろいろと言われたのだが、自らの政治的な思想とは別に、一国の大統領としての職務をきちんと自覚し、偏りのない発言をしているように思う。

日本の政治システムでは、国のトップは、内閣総理大臣であり、そのうえに天皇ってもんがあるわけだが、あくまでも象徴であり、政治的な発言はできない。
一国の良識や良心を体現するような、政治に対するお目付け役が不在だってことが、今日の日本の政治的な混乱を招いているようにも思う。
今まで、お目付け役を果たしていた、いわゆる自民党の長老といわれる政治家たちが、完全に力を失い、ボケてしまって、今までの機能を果たせなくなっているってこともあるだろう。

イランの混乱も、国の最高指導者であるはずのハメネイがブレてしまったことに問題があるようだ。

ノーブレス・オブリージュって言葉があるが
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%B9
%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%
B8%E3%83%A5

これは封建社会における為政者義務を述べた言葉だと僕は思っている。
しかし、それにしても、民主主義社会におけるノーブレス・オブリージュが必要なのではないかと思うのだ。

金儲けばかりに一生懸命で、社会的な責任を考えないという市場優先の資本主義社会にあまりにも毒されてしまって、政治家たちも利権に走り、国の政治よりも自らの懐しか考えていないんじゃないの? と感じている。

イタリアの大統領の発言に関する報道を見て、天皇制は否定するけど、いわゆる民主的な政治システムを補完するものとして、現在の政治を諌めるような、国民誰もが納得する良心と良識を持った賢者が、今の日本の政治システムに必要なのではと、思ってしまう。
posted by tady at 22:01| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

今週食べたラーメン09年6月第4週

今週は月曜日から夜勤の入り。太いつけ麺が食べたくて、小杉の「然」に行ってきた。店員が不慣れなのか、食券を取りにこなくてちょっとイライラ。濃厚な魚介豚骨のつけダレは、苦手なんだけど、ここはポットに入れたスープが置いてあるので自分好みの濃度に出きるのがいい。ゆずや大蒜も卓上にあり、味も調整できる。つけ麺だと野菜不足って感じは否めないが、かなり満足。
ここのところ、どうも体調がすっきりせず、夜勤を控えて一汗かこうってことで、小杉から二駅ほど歩いてから帰路についた。
23日は、夜勤明け。いつものようにスパに行ったんだけど、周辺で食指を誘うようなラーメン店ががなく、仕方なく横濱家チェーンの別名店舗といわれている「凛として」でラーメン餃子を食べる。ラーメンはまるっきり業務用のスープの味で、麺も不味い。餃子もパリパリを通り越してカリカリって感じの焼き加減で、実に不味かった。
24日は休みだったのだが、雨。かなり激しい降りで、家から出る気力はなく、ラーメンは断念。
27日が再び夜勤の入り。この日は天気がよく、自転車で川崎二郎に向かう。土曜日と言うこともあって、多摩川の土手のサイクリングロードには、多くの人が自転車で走っていた。
この日の川崎二郎は、麺がなんにやら細い感じで、豚は端っこの崩れたようなもの。それもやたらにしょっぱくて大ハズレ。それでも二郎ラーメンなわけで、満腹となり、自転車で帰路につく。走行距離は夜勤前にしてはちょっと走り過ぎの30キロを超えてしまった。それでも汗をかき、体はすっきり。日差しが強かったこともあり、腕はだいぶ日に焼けた。帰宅後シャワーを浴び、仮眠をとって、いい感じで夜勤入り。

28日は夜勤明け。疲れ果ててしまい、日曜日でいつもいくスーパー銭湯が朝からやっていることもあり、軽くお腹に入れて銭湯へ。その後はすぐに帰宅して仮眠。ラーメンを食べにいく気力は残っていなかった。
この日、あまりにもひどい労働環境に、今の職場は7月いっぱいで止めたい旨を伝えてきた。現場を理解しない上司や本社は、なんのインセンティブもないまま、現場に過重労働を強いてきていて、自分の気持ちが萎えてしまうような介護しかできない状況となっている。まあ、2ちゃんねるに書き込まれてしまうような施設なので、推して知るべしではあるのだが、、、、
posted by tady at 18:52| ローマ 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

指し手の顔 読了

首藤瓜於の「指し手の顔 脳男II」を読み終わった。
第46回江戸川乱歩賞を受賞した「脳男」の続編である。
脳男は、以前読んで、面白かったという記憶はあるのだが、内容までは思い出せず、とりあえず続編が図書館にあったので手に取ったという次第。
上下二巻で、結構な分量だった。
主人公は、脳男ではなく、刑事の茶屋と精神科医の鷲谷ってことになるのかな?
精神病を回る現在の問題を匠に取り込みながら、話が構成されているんだけど、まあ現実にはありえない話だ。
影の主人公ともいうべき脳男が、狂言回しの役割で登場しているのだが、いかにも中途半端。
そこそこ面白く読んだのだけれど、読後感は消化不良って感じ。
明確な主人公がいないので、視点もコロコロ変わって、かなり読みづらかった。
終わり方が、今後に余韻を残すような感じだったので、きっと続編が書かれるのだと思うが、もう少し練れた作品を期待したい。
posted by tady at 22:50| ローマ 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする