2009年11月09日

イタリアの秋

La Repubblicaが、Foliage fotoracconto d'autunnoっていう読者からの紅葉の写真を募集していた。
写真はイタリアだけではなく、アメリカやドイツ、スロベニアやスウェーデンなども含まれているが、大半はイタリアの秋を写したものだ。
http://www.repubblica.it/speciale/2009/foto-foliage/index.html
各ギャラリーにつき25枚の写真があって、全部で100ギャラリー。写真総数2万5千枚の写真を見ることができる。
来週には、審査委員会によって、この中から3枚の優秀作品が発表されることになっているらしい。
http://www.repubblica.it/2009/11/sezioni/ambiente/foliage-concorso/
foliage-concorso/foliage-concorso.html


日本の紅葉さえ見に行く時間がとれないのだが、ネットの中で、イタリアの紅葉を見ながら、ちょっと癒され、そして旅心をくすぐられた。
posted by tady at 10:04| ローマ 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

今週食べたラーメン09年11月第1週

今週は、3日の文化の日が休みだった。
先に書いたようにサルガドのアフリカ展を見に行ったのだが、もちろん途中でラーメンを食べた。
大森で途中下車して、イレブン大森でラーメンを食べる。
イレブンフーズ系のお店で、なんと24時間営業だそうで、一度食べてみたいと思っていた。
店はいわゆる立ち食いそば形式で、チケットを購入し、厨房のカウンターに出し、出来上がったものをセルフサービスで自分で席まで持っていくってタイプ。
トッピングは、イレブン系で、玉ねぎの粗みじんとキクラゲが入っている。
量的には、ちょっと物足りなかったが、味はまあまあ。わざわざ食べにいく店ってほどでもないけど、近場に行くことがあったらよってみようかな?って味だった。なんといっても24時間営業なので、いつ行っても食べられるっていうのは魅力だ。

翌4日も休み。買い物などをしているうちに時間がなくなってしまい。買い物途中でチェーン店の揚州商人で、揚州商人ラーメンを食べた。
このチェーン店の味としては、豚ベースのスープでかなりこってり感があった。チャーシューもそこそこ美味しかった。

7日土曜日が次の休みで、土曜日しか昼営業をしていない、蓮爾さんこま店に行ってみた。
登戸にある蓮爾の2号店で、最近開店した店だ。
体調がよければ自転車で出かけるところなのだが、いまひとつ元気がなく、公共交通機関で向かった。
店に到着すると行列はなし。小ラーメンで、麺が370グラムって表記してあり、体調を考えて麺少なめで小ラーメンをオーダー。
登戸の蓮爾の麺は、割り箸よりも太く、啜ることはできないのだが、こっちの麺は、ちょっと細くて、どうにか啜ることができた。トッピングの野菜は少なめだったが、豚はかなり厚めで、食べごたえがあった。スープは乳化したもので、かなりしょっぱかった。
少なめだったので、サクっと完食。二郎とは微妙に違うんだけど、満足の行くいっぱいだった。
ただ、化学調味料がかなり効いていて、後で喉が乾いた。
posted by tady at 21:20| ローマ 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

The Global Gender Gap Report 2009

例のダボス会議を主催している世界経済フォーラムが、世界の性差に関するレポートを発表した。
毎年行われているものらしいが、僕は、イタリアのラジオのPodcastを聞いていて知った。
イタリアでの報道は、前年度の67位から72位に後退したって書かれてるけど

http://www.corriere.it/cronache/09_ottobre_27/rapporto-pari-


opportunita-world-economic-forum_c7bd55d6-c300-11de-9afa-00144f02aabc.shtml

日本はもっと下だ。


すでに、日本のマスメディアも報道している。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200910/2009102701015
日本語ブログでも、取り上げているところがあったりする。
http://miyaichi.seesaa.net/article/131829462.html
このレポートに批判的なブログもあった。

http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/10/30/4661488

ただ、男の立場からなので、ちょっと的外れかな?

これは去年のレポートに対するブログ記事だけど、参考になる。
http://kaerukaeru999qqq.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/the-global-gend.html

で、オリジナルレポートは、ここからダウンロードできる。
http://www.weforum.org/pdf/gendergap/report2009.pdf
英文で205ページのもので、とてもじゃないけど今の僕には読んでる時間がないのだけれど、ランキングの表だけでも見てみると面白い。

どういう指標を元にしたランキングかって問題は、上述のブログにも書かれているように、判断が難しいところはあるけれど、それにしても、日本って未だに男尊女卑の国なんだなってことはわかる。
posted by tady at 21:29| ローマ 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

AFRICAを見てきた。

東京都写真美術館で開催されている、セバスチャン・サルガドの写真展「AFRICA」を見てきた。
サルガドについては、以前、このブログでも書いているんだけど、今回も彼の写真を見て、打ちのめされてきた。
写真の持つ力そのものも凄いのだけれど、撮影された年代やその内容を見ると、いかに自分がアフリカについて無知であるのかってことを痛感させられてしまった。
例えば、アンゴラ民族解放戦線とアンゴラ解放人民運動ってどうして対立していたのか?とか、南部スーダンから逃れる少年達は、なぜ逃げなければいけなかったのか?とか
写真の背景にあるアフリカの動きを知っていれば、もっともっときちんと見ることができたのにと思ってしまった。
しかし、そういった政治的背景を知らないまま見ても、彼の写真はやっぱり衝撃的だった。

アフリカの自然を写した写真にもゾクゾクさせられた。砂漠に刻まれる美しい文様。水を飲むシマウマの美しさ。高度4千メートルに茂る木々。
どれもが美しい。

夕暮れに放牧から戻ってきた牛の群れを写した写真では、そこに匂い立つ香りと喧騒が感じられるようだった。

そしてなにより、子供たちの目。写真から放たれる目線の強さに、思わずたじろいでしまう。

すべてモノクロなのに、なんという臨場感。写されている人々の痛みや虚しさが伝わってきて、思わず立ちすくんでしまう。
また、自然を写した作品では、その場の空気や誇りっぽさまで感じられる。

つい思ってしまったのは、子供たち。アフリカの雄大な自然の中で、大人たちの醜い争いに巻き込まれて育っていく彼らは、どんな未来を見ているのだろうと、、、

12月13日まで開催されているので、機会があったら、多くの人に是非見てほしいと思う。
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2009年11月03日

イノセント・ゲリラの祝祭 読了

海堂尊の「イノセント・ゲリラの祝祭」を読み終わった。
チーム・バチスタの栄光と同じ、田口・白鳥シリーズの物語ではあるのだけれど、内容は随分と違う。
作者は、現役の医者であり、その彼は、AI(死亡時画像診断)の導入を主張しているわけだが、彼の主張を巡って、東大の教授から名誉毀損で訴えられたりしているリアルな世界があって、それを念頭において読むと、ある意味、厚生労働省の官僚への痛烈な批判の小説ってことがわかる。

作品として見ると、エンタテイメント性をやたらに助長した文体で、その辺がかなり鼻につく。
ただ、話の内容自体は、興味深い。

現在の医療体制を変革するための一つの手法として、小説を使うっていうのは、なかなか面白いとは思うんだけどね。

政権交代により、脱官僚の政治を目指す民主党が与党になったわけだか、本当に政治主導の政権運営が行われるならば、その影響は、小説世界にも及ぶのかもしれない。
官僚の闇の部分を描いた小説が成立しなくなって、小説世界も、脱官僚にならないといけなくなるからね。
posted by tady at 23:32| ローマ 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

今週食べたラーメン09年10月第5週

26日月曜日が休み。午前中に買い物を済ませ、午後からスパにいく。ジローデーだったので、上野毛二郎も考えたのだが、やや疲れぎみで、元気がなく、結局お湯に浸かってのんびりを選択。それでも途中、じぇからしかでラーメンを食べる。注文したのはピリ辛味噌ラーメン。熊本ラーメンをうたっている店で、味噌ラーメンもなんだかなぁーと思ったのだが、食べたことがなかったので注文してみた。
結果は大ハズレ。スープに全然コクも旨味もなくて、味も薄い。大失敗であった。

29日は、早番3連勤の最終日。平日の午後の時間なら、空いているであろうと、前回長蛇の列で諦めた一風堂のリベンジに向かう。注文したのはからか麺の3辛。人気のチェーン店だけあって、おしゃれ。ラーメンのトッピングは別皿で出てきて、一緒にケチャップライスの小さめのおにぎりまで付いてきた。僕的には、おにぎりは余分だと思う。
味は、まあまあ、3辛でも全然辛くなくて、これだったらわざわざ値段の高いからか麺を頼むより、普通の白丸を頼んで、テーブルにある豆板醤や辛子高菜を入れた方がよかったかも、、、
トッピングが別皿で出てくるラーメンといえば、大昔、青山の「だるまや」で食べたラーメンがそうだったなどと思い出してしまった。

翌30日が休み。午前中に家人を医者に連れていき、その後買い物。終わると、お昼近くになってしまったのだが、この日はまさに小春日和。
体力的にちょっと不安はあったのだが、久しぶりに自転車で川崎二郎へ行くことにする。

以前は、土曜日によく自転車で行っていたのだが、ネット情報では、人手不足で当分の間、平日の昼のみの営業とのこと。平日の穏やかな午後、自転車で行くにはちょうどよかった。
多摩川の土手は、夏草が刈り取られて、広々としており、風もなくて、いい気持ちでサイクリング。
1時すぎに到着すると、行列もそれほど長くなく、さらに、すぐ前が二人連れだったので、店主が同じロットになるように気をつかって、僕の方を先にしてくれた。

最近のネット情報では、量が減ったとの専らの噂だったのだが、食べてみると確かに麺量は少なくなっている感じ。多少の物足りなさを感じたが、それでも厚切りの豚が3枚も入っていて、それで満腹に。

帰りもゆったりと自転車を走らせ、いい汗をかいて、帰宅後は近くの銭湯へ。
久しぶりにゆっくりできた休日だった。
posted by tady at 11:09| ローマ | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

09年10月のアクセス解析

10月の訪問者数は、2405人。ページヴューは17046だった。
投稿記事数は20。9月より少し頑張ったのだが、アクセス数は若干減少。
記事を更新すると300前後のアクセスがあるのだが、更新しなかった日のアクセス数は200に満たないことが多く、結果として減少しているようだ。
まあ、以前のことを考えれば、200を超えるアクセスがあると、「今日は随分アクセスがあった」なんて思っていたのだから、300を超える日があること自体、驚きである。

ただ、ここのところ、迷惑コメントが増えていることもあり、アクセス数のすべてが、本当にこのブログの記事に興味を持って訪れているわけではないってことはあるみたいだ。

最近考えているのは、日々のトピック的な新しいニュースを追うばかりでなく、すこしじっくりと読んでもらえるような、連載をやろうかな?ってことで、当面4回で頓挫しているローマ散歩を、ゆっくりではいいけれど再開しようかなと思っている。
これも、今の仕事場にもう少し慣れて、時間的にゆとりが持てないとダメなんだけどね。
posted by tady at 11:21| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月31日

Turtle: The Incredible Journey

Turtle: The Incredible Journeyって映画が、この秋公開されている。
日本での公開はまだみたいだけど、先日終わったローマ国際映画祭でも上映されたようだ。
監督はNick Stringerって人で、主にテレビの自然派ドキュメンタリーを撮ってきた人のようだ。
http://www.imdb.com/name/nm2132433/
こっちのサイトによると製作は2008年となっているが、公開されたのは今年に入ってからみたいだい。
http://www.britfilms.com/britishfilms/catalogue/
browse/?id=519562D61b77c199DCgTq113F582


内容は、大西洋のヨーロッパ側で生まれた赤ウミガメが、大西洋を渡り、メキシコ湾まで旅をし、再び生まれたところに戻るまでの25年間を描いたものらしい。
ドキュメンタリードラマってカテゴリーなので、1頭のウミガメをずーっと追ったわけではないのだろうが、赤ウミガメの一生が、ドキュメンタリータッチで描かれている感じだ。

Save our seasってサイトにこの映画のページが設けられている。
http://www.saveourseas.com/turtlefilm
ここからwatchをクリックすると、ストリーミングで予告編の映像を見ることができる。
海の中の美しい映像が満載って感じで、本編を見たくなる。

宣伝用なので、美しいシーンが多いが、イタリアのメディアにでた紹介記事では、絶滅の危機に瀕しているウミガメの最大の敵が人間であるってことも描かれているようだ。
http://www.lastampa.it/lazampa/girata.asp?ID_blog=277&ID_articolo=18
&ID_sezione=637&sezione=News


イタリア語のサイトで、関連記事を探していたら、イタリア大統領と環境大臣が、ウミガメの里親になったってニュースも出ていた。
http://www.lastampa.it/lazampa/girata.asp?ID_blog=277&ID_articolo=19&
ID_sezione=637&sezione=News
posted by tady at 09:09| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

Papello

イタリア語で紙のことは、carta=カルタという。スペイン語ではpapelなんだけど、最近イタリアのマスメディアにしばしば登場する単語にpapelloっていうのがある。
この言葉の意味は、要求を記載した箇条書きの紙ってことらしいのだが、その要求を書いたのはマフィアのコーサ・ノストラで、宛先はイタリア国家ってことになっている。

シシリアっていうのは、歴史的に、イスラム勢力に支配された時代があったり、スペインが統治していた時代もあって、方言的には、スペイン語の影響も受けていたりする。
で、このpapelloなんだけど、多分、元々はスペイン語の影響を受けたシシリア方言ではなかろうかと推察する次第だ。

で、問題はこの要求書。書かれたのは1992年のこと。この年は、マフィアを追及していた判事、ファルコーネとボルセリーノが相次いで、マフィアによって爆殺された年なんだけど、そのファルコーネとボルセリーノの殺害の間に、マフィアが、国家に対して12項目の要求書を出していたんだそうだ。
http://www.lastampa.it/multimedia/multimedia.asp?p=4&pm=&I
Dmsezione=9&IDalbum=21404&tipo=#mpos


一部の報道によると、時のイタリア政府は、マフィアとの交渉に応じ、それによって、多くの政府高官が殺害されずにすんだなんてことが書かれている。ことの真偽はともかくとして、本来犯罪を取り締まるべき国家が犯罪組織の要求書を受け入れるかどうかって交渉をしていたってこと自体が、如何にイタリアって国の中で、マフィアが持つ力があなどれないものかって証拠だと思う。

ナポリの犯罪組織カモッラを描いた作家サビアーノは、この3年間、特別警護がずっと彼のまわりを固めていたりするんだけど、これもまた、イタリアの犯罪組織の根深さを物語っている。

日本からは、イタリアの光の部分しか見えないのだけれど、その光が強いだけ闇もまた深い。
posted by tady at 21:38| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さよなら渓谷 読了

吉田修一の「さよらな渓谷」を読み終わった。
読み始めてすぐ、現実にあった母親による幼児殺人事件がモデルになっているのかと思いきや、話は全然違う方へ。
最終的には、レイプ事件の被害者と加害者の歪んだ愛憎劇となる。

読んでいて思ったのは、奥田英朗の「最悪」とかと、文体のリズムや描写が似ているかもってこと。
また、後半は、男の作家が書いたものであるだけに、女性の目から見ると、納得できない部分もあるかもなぁって感じがあった。

200ページほどの小品だが、そこそこ面白く読めた。
posted by tady at 17:39| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする