2005年11月30日

チャンピの意味深発言

一昨日、トリノ近郊のスサ渓谷での高速鉄道建設に伴う現地調査の開始を阻止しようとした反対派の人々と警官隊との衝突があった。共産主義再建党の欧州議会議員も、警官隊からケリを入れられたらしい。(もっとも警察当局は否定しているが、、、)
その後、およそ1万5千人の人々が、阻止行動に参加しているという報道がある。
一方で、イタリア大統領チャンピは、国際山岳デー(本来は12月11日)の式典で、「山を守ることは必要だが、イタリアはEUの中で孤立するべきではない」と発言。これは暗に、トリノで問題になっている高速鉄道建設問題について言及したもので、自然保護は大切だが、ヨーロッパを繋ぐネットワークから切り離されてはならないと述べた。
イタリアでの国際山岳デーについては、FAOのサイトに英文で出ていた。ローマに本部を置いているからかもしれない。
地域住民の権利保護と環境保全といった地域の利害は、必ずしも国の発展とは一致しない。以前、このブログにも書いたけれど、日本でその問題を初めて取り上げたのは、横浜新貨物線反対運動だった。
日本の場合は島国ってこともあるし、時代が違っていたこともあって、国と国とを繋ぐような鉄道ネットワークとは違っていたけれど、基本的な考え方は同じなんだと思う。
公共性の名の下に、本来はその国の主人公であり、公共性の体現者であるはずの住民が、切り捨てられていくのは、やはり納得できない。
イギリスのブレアが、原発推進を明言したが、先に伝えたベルルスコーニの発言と合わせても、EUは、ヤバイ方向に進みつつあるような気がする。
第三国人の日本人である僕が、ごちゃごちゃ言うことではないし、日本の現状を見れば、それどころではなく、僕自身がどう行動するのかってことが問われていると思うのだけれど、往々にして、日本の支配層の人々は、海外の支配層の人々の動きに影響されやすいので、そうじゃない住民の動きをカウンターインフォメーションとして、伝えることが出来ればなどと思っている。
現実的なアクションが出来得ていない僕自身に対する言い訳もあると自覚はしている。
でも、トリノ冬季五輪を見る日本人の誰か一人でも、このブログを読んで、トリノ五輪の後には、あるいは背後には、トリノの町の発展をどうするのかという問題があり、そしてトリノ高速鉄道反対運動ってものも存在しているんだってことを知ってもらえれば、ちょっと嬉しい。
それはお前の自己満足に過ぎないと言われてしまうと、その通りなのだけれど、、、
ガンバレTAV反対運動!
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秋葉原の記事が面白い

秋葉ブログは時々チェックしているのだが、11月25日に掲載された『さらに観光地化したアキバ。「最近の秋葉は居心地が悪い」とも』記事が先週のアクセス数のトップになったようだ。
これは、大手インプレスのサイトの「やじうまwatch」で取り上げられたからだろう。
電車男の流行で、あきば系とかA-BOYなんていうのがブームになっているらしい。僕もしばらく前だが、秋葉原に行った時に、チチブ電機の脇のおでん缶の自販機の前に、女子高生がたくさんたむろして、記念写真を撮っているのを見て、アキバも変わってきたもんだと、ため息がでたのだが、状況はさらに悪化している模様。「一般人」が観光にやってきて、かなりマナーの悪い振る舞いをしているらしい。
数年前から、パソコンのパーツを探しに来る女性が見受けられるようになってきていて、最初はカップルで来て、男の方が自慢げに、パーツの解説などをしていたのだが、やがて、女性一人で、パーツを買いに来ている感じの人が増えてきていた。
ところが、電車男、つくばエクスプレス、ヨドバシカメラ開店というトリプルパンチで、アキバもかなり変貌してしまったってことでしょう。
それにしても、前述の記事のトラックバックを読むと面白い。大半が長文で、それぞれ思い入れたっぷりに、アキバのことが語られている。
僕も今週末当たり、出かけてみようかな?
posted by tady at 15:09| ローマ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イソプロピルチオキサントン続報

ネスレの乳製品が、イソプロピルチオキサントンにより汚染されているとここに書いた11月22日の翌々日くらいから、この物質名を検索して、このブログにやってくる人が現れ、ここ数日は、検索ワードのトップになっている。まあ、トップと言っても、全体のアクセス数は少ないので、それほど多くはないのだけれど、関心は高そうだってことは見て取れる。
そういうわけで、イタリアの消費者団体が発表した、イソプロピルチオキサントンに関する続報を載せておきます。

11月29日、イタリアの市民消費者団体「Altroconsumo=もうひとつの消費」が、テトラパックを使用している25の食品(ジュースや生クリーム)を検査したところ、9個から、イソプロピルチオキサントンが検出されたという。
イタリアの保健省は、他のテトラパック製品は汚染されていないと発表したばかり。
未だに、人体にどのような影響があるのか、ヨーロッパ連合とイタリア政府に、きちんとした説明をしてほしいと求めた。同時に、該当製品のマーケットからの回収も求めている。

対象となる製品は、
Parmalat - CHEF UHT(超高温殺菌)処理をした、料理用生クリーム
C.L.Milano UHT牛乳
Milupa Babymil - latte di crescita  牛乳ベースの乳幼児飲料

ジュース類では、いずれも杏ジュースでメーカーは、
Del Monte Quality
Derby blue
Santal
Skipper - Zuegg
Valfrutta

乳飲料として、桃と杏入りの
Carrefour Frutta e Latte - Pesca . Albicocca
となっている。

日本に輸入されていることはないとは思うけど、海外でジュースを飲む時はご注意を。
posted by tady at 13:32| ローマ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月29日

Stella di Natale

ポインセチアが出回り始めると、クリスマスが近づいてきたなぁーと思うのですが、この植物の名前を中々覚えられなくて、困ります。
日本でこれほど出回る以前、もう25年も前に、メキシコで最初に見て、覚えた名前「Noche Buena」が頭に浮かんでしまうからです。聖夜のこともスペイン語ではノーチェ・ブエナ=良き夜と言います。
ポインセチアという名前をどうにか覚えたら、今度は、イタリア語の名前が思い出せなくて、なんだっけーとなってしまいました。
イタリア語では、stella di Natale=クリスマスの星って意味です。
ネットを徘徊していたら、こんなサイトがありました。
http://atschool.eduweb.co.uk/rgshiwyc/school/curric/Italian/Natale/Index.htm
左側の番号を順番にクリックして行くと、クリスマスに関するイタリア語の初歩が学べます。
posted by tady at 23:10| ローマ ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国連温暖化防止会議開催

カリブ海のハリケーンや太平洋での台風の大型化、ヨーロッパでの異常気象など、世界的に気象がおかしくなっている事は、かなりの人が実感しているのではないかと思う。
11月28日から12月9日まで、カナダのモントリオールで、国連温暖化防止会議が開催されている。
正確には、国連気候変動枠組条約第11回締約国会議(COP11)および京都議定書第1回締約国会合(MOP1)が一緒になったもので、asahi.comの報道などでは、COPMOP1と略されているようだ。
だいたいのことは、日本のマスコミも報じると思うので、日本のマスコミが報じなさそうな話題を、ひとつイタリアの新聞サイトから。

この会議には、200カ国からおよそ1万人が参加していて、この規模の国際会議では、およそ1万2千トンのCO2が排出されることになるそうだ。そこで、この会議では、アルバータ州の風力発電による電力を使い(太陽光発電は雪が降ってるので無理らしい)、自動車にはエコロジー燃料を、ごみは完全な分別収集を行いリサイクルするという。

日本のグリーンピースも、特派員を派遣している模様。マスメディアの伝えない現場の様子を伝えてくれることに期待したいですね。なにやら頼りなげだけど、、、、
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2005年11月28日

ベニーニ、デ・シーカ賞を受賞

ロベルト・ベニーニが、2005年のヴィットリオ・デ・シーカ賞を受賞。その授与式が、28日イタリア大統領府で行われた。
普通なら、大統領を前にしての堅苦しい授賞式なのだが、ベニーニは、ギャグを連発して、会場を笑いの渦に巻き込んだらしい。
レパプリカに掲載されていたのだが、その場での大統領の発言も、素晴らしい。
「文化にお金をかけること、文化を信じることは、我々イタリア人にとって必要なことだ。私たちの国の博物館や美術館、劇場や音楽や映画が、きちんと機能していれば、イタリア社会全体が良い方向に動いていると言うことなのだから」
直接的ではないにしても、2006年度予算案において、文化関係の経費が削減されたことを、暗に批判しているとも受け取れる。
外国映画部門は、韓国のキム・ギドク監督が受賞している。
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Adriano Sofriへの刑の執行を一時停止

ピサの刑務所に収監されていて、食道からの出血により入院し、緊急手術を受けたソフリに対する刑の執行を、6ヶ月間停止する決定がなされたようだ。
彼の息子のニコラのコメントによれば、「父親の状態を見ていて、予め予想していた決定であろう」という。
この決定が異例の早さでなされたことを考えると、うなずける。
一部では、この刑の執行停止をきっかけに、恩赦を求める動きもあるようだ。しかし、果たして彼がそれを受け入れるかどうかは、わからない。何故か日本では評価されている、ネグリのように、国会議員に当選した途端、フランスに亡命して(逃げ出して)しまった人もいるわけだが、ソフリはきちんと筋を通そうとしているから、、、
いずれにしても、早く健康になって欲しいと願う。
posted by tady at 21:19| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

週末はラーメン19

11月26日の土曜日の話の前に、23日の話をちょっとだけ。
23日は、天気も良く、そろそろ鎌倉の紅葉も良いのではと思って、天園ハイキングコースを再訪。残念ながら、思ったほどは色づいていなかった。お昼は、地魚料理が食べたいと思って、いくつかネットでお店を探しておいたのだけれど、ノンビリ歩いたので、腰越港まで足を伸ばすつもりが、時間切れとなり、鎌倉駅周辺のお店にした。行ったのは、江ノ電側の出口を出て直ぐの「仲の坂」という店。しかし、ひどかった。2時前に店に入って、食べられたのは、3時近かった。ハイキングでお腹が減り、さらに1時間も待たされたのではたまったものではない。もう2度と行かないだろうな。こんなことなら、静雨庵のラーメンにしておけばよかった。
なんとなく満足感が得られず、帰りに途中下車して、関内二郎に向かった。水曜日だから定休のはずなのだが、祝日でもあるし、もしかしたらと淡い期待を持って行ったのだけれど、やっぱり休み。それならば、桜木町の一蘭にでも行こうかと、徒歩で向かう途中、桜木町大勝軒を発見。早速入ることにした。大勝軒のつけ麺の汁は、かなり甘めで、好みではないのだけれど、以前食べた横浜の大勝軒と比べてみるつもりで、入店。やっぱり甘かった。

で、26日は、リベンジってことで、関内二郎に向かう。11時ちょっと過ぎに到着すると、20人弱の行列。それでも30分ほどで着席で、久しぶりに関内二郎を堪能した。川崎や鶴見はそれほど強くは感じないのだが、神保町、関内、上野毛は、やけにグルの味がきついように思う。
その後は、先に書いた写真展と映画を見て、夕方、帰宅途中に、横浜で一風堂に寄った。先日から、細麺豚骨の博多ラーメンが食べたくて、意を決して行列に。一日の内に、2度もラーメン店の前で並ぶのもなんだかなぁーと思いつつも、食べ終わって、かなり満足。

翌日曜日は、健康を考えて(ほんとかよ!)、自転車で鶴見川の堤防を道路を遡って、鴨居の「凛」へ行ってみた。二郎インスパイア系の凛とは全く別のお店で、魚だしの効いた和風ラーメン。スープはとっても美味しかった。麺は細麺で、函館から特注麺を取り寄せているとポスターにあったけれど、かなり柔い麺で、ちょっと口に合わなかった。辛子ニンニクそばっていうのもあったので、今度はそれを食べてみようと思う。
posted by tady at 14:54| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月27日

Sofri入院

このタイトルを見て、え!っていう人がいたらとっても嬉しい。それだけイタリアに関心があるってことだから、、、
何それって人がいたら、きちんと説明したい。とっても大切なことだから、、、
ルイジ・カラブレーセ殺害の罪で、有罪になり、牢獄に繋がれているアドリアーノ・ソフリが、食道からの原因不明の出血により、緊急入院し手術を受けた。
生命に問題はなさそうだが、経過は慎重に見守る必要があるようだ。
ソフリは、元ロッタ・コンティヌアという新左翼グループのリーダーの一人で、カラブレーセ殺害に関与したとして裁判で有罪判決を受け、現在、ピサの牢獄に繋がれている。
カラブレーセは、1969年のミラノの爆弾事件を捜査していた警官で、容疑者を取調中に、当の容疑者が警察署から身投げして自殺してしまった。果たしてそれが自殺であったのかどうかは闇の中。その容疑者が行ったとされる爆弾事件も闇の中。そして、捜査を担当していたカラブレーセも暗殺されてしまう。その暗殺犯も闇の中。
そんな中で、ソフリを初めとするロッタ・コンティヌア(闘争は続く)のという新左翼グループの幹部が、カラブレーセ殺害の罪に問われて逮捕され、裁判にかけられた。判決は有罪。
しかし、この裁判を詳細に調べれば調べるほど、えん罪であることが明らかになっていった。
だが、イタリアの司法当局は、えん罪の可能性がとっても高いのに、彼らに有罪の判決を下した。
ソフリは、その判決を受け入れ、自ら収監された。世論は恩赦を求めたが、彼は、恩赦とは罪を認めて許されることであり、自分は罪を犯していないのだから、恩赦は受けないと拒否。現在も罪人として、牢獄にいる。
この裁判のおかしさは、多くの著名人も認めており、アントニ・タッブキやダリオ・フォーも公の場で、裁判の不当性を訴えている。
日本との比較で言えば、狭山事件島田事件に匹敵するえん罪事件なのだ。
彼の潔白をイタリア国家が認める時まで、彼には生きていて欲しいと切実に思う。
ガンバレ! ソフリ!
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イタリア大荒れ

北部から中部にかけて、かなりの悪天候で、あちこち大変なことになっている模様。
フィレンツェの真ん中を流れるアルノ川とローマを流れるテヴェレ川が氾濫しそうだという。
ミラノやボローニャは雪のため、交通機関がストップしたところもあるらしい。
コリエレに写真があった。後ろの数枚が、フィレンツェとローマの川の写真。こんなに増水しているのを見るのは、僕も初めて。
posted by tady at 15:55| ローマ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

OFF WAR

OFF WAR Robert CAPA 戦争のない ロバート・キャパ展」見てきました。
タイトルから想像していたのとはちょっと違ったけど、結構な点数があり、見応えがありました。戦争とは全く関係ないところでキャパが撮った写真かと思っていたのです。
むしろチケットに書かれていた、「Capa-As a Stranger to War」のほうがしっくり来る感じです。
メキシコの写真やトロツキーの演説の写真、イングリット・バーグマンの写真など、戦争と関係ないものもあったけれど、大半は、戦闘シーンではないものの、戦争で傷ついた人々の写真でした。
最初に掲げられていた、主催者の挨拶文の中に、「彼が戦争ではなく、人間を撮っていたからです。戦場の最前線にあっても、彼はOFF WARの状態にいました。彼のレンズは敵と味方ではなく人間を見ていたのです。」という一文があり、それがタイトルとなったようです。
写真が撮られたのは、1930年代後半から1950年代前半にかけて。それから、わずか70年足らずしか経っていないことに、衝撃を受けました。頭ではわかっているはずのことなのですが、映像の持つ力なのかもしれません。
もちろん、第二次世界大戦の時には、僕は生まれていなかったし、悲惨な戦争を経験したわけではないけれど、人類が犯した過ちの記録として、きちんと記憶され、伝えていくべきことなのだと再認識。
それと同時に、どうしてこういった過去の記憶があるはずなのに、同じ過ちを犯しているのだろうと、改めて自分も含めた人類の愚かしさを思ってしまいました。
posted by tady at 15:23| ローマ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月26日

大停電の夜に

大停電の夜に」見てきました。面白かった。一人で見に行く映画ではないかもしれないけど、一人で見てきました。カップルで見に行くと複雑かも、、、
豊川悦司と吉川晃司、田畑智子がよかったです。
一番最初に、地球温暖化ストップのロゴがでました。環境省も後援してるみたいです。
多分、ここも関係あるかも、、、
そして、オープニングから、ノーラッドのサンタ追跡プログラムの話が出てきます。そろそろこのブログにも書こうと思っていたのですが、ヤラレタって感じでした。
ノーラッド(NORAD)とは、北米航空宇宙防衛司令部のことで、アメリカ軍もっとも高度な軍事施設です。冷戦の頃は、ソ連から飛んでくる大陸間弾道弾の監視を行っていたところです。
現在もスターウォーズ計画の重要な要となる軍事施設です。
しかし、そのノーラッドは、50年間に渡り、12月24日の晩からサンタクロースの追跡を行っています。詳しい内容は、ノーラッドが、サンタ追跡プログラムのサイトを立ち上げているので、そちらを見てください。
イラクでさんざん人を殺している、そしてまた自国の兵士達も殺されている米軍ですが、こういったお馬鹿なこともやっています。この辺のいかにもアメリカ的なスピリッツは、嫌いではありません。
この映画では、このサンタ追跡プログラムが、ある意味狂言回しの役割を担っていたりします。

ストーリーについては詳しくは書きませんが、僕の印象としては、夫婦や恋人ではない人たちの抱き合うシーンが多かったと思います。エロチックな意味ではなく、とっても人間的な意味で。
それは親子であったり、たまたま出会った男女だったりします。
停電という暗闇の中で、人々がより人間的になれるってことをポジティヴに描いているなって思いました。
映画を見ながら思い出したのは、もう亡くなってしまった松下竜一さんのことでした。
九州の豊前火力発電所建設に反対し、環境権裁判を起こし、「暗闇の思想」を提唱した人です。
田畑智子がロウソクに火をつける時に、松下竜一が書いた、暗闇でマッチをする描写を思い出しました。この文章を紹介しているサイトがあったので、リンクしておきます
それともうひとつ、宮崎駿と司馬遼太郎と堀田善衛の対談を思い出しました。記憶が定かではないのですが、多分「時代の風音」だったと思います。
その中で、「昔は神社やお寺の裏には暗闇があって、もののけが住んでいたけれど、今はやたらに照明が明るくなってしまって、もののけの住む暗闇がなくなってしまった。だから、宮崎さん、その暗闇を描いてください。」といった主旨の発言があったのです。
これは、もののけ姫が作られる以前の対談で、「まっくろくろすけ」や「もののけ姫」の原点はこの辺にあるのかもしれないと、読んだ時に思いました。
この映画に注文をつけるとすれば、暗闇の持つ、おどろおどろしさが描かれていないかなってことです。まあ、ホラー映画じゃないので、当然ですが、、、
音楽も良かったです。ビル・エヴァンスのMY FOOLISH HEARTが流れていました。
部屋を暗くして、ロウソクを見つめながら、ウィスキーを飲みたくなります。様々なことを考えながら、、、
そんな映画でした。
posted by tady at 21:52| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゼネスト続報&原発再開続報

イタリアのゼネストは、大成功だったようだ。コリエレのサイトにも写真が一杯
2006年度予算案反対がメインスローガンだったのだが、ストの前日に閣議決定された、Tfr(il trattamento pensionistico di fine rapporto)=退職年金法の改革を2008年まで先送することに対する批判もかなりあったようだ。

原発再開は、中道右派の既定方針と発言したのは、生産活動相のスカイォーラ。
フラスカーティにあるENEA(Ente per le Nuove Tecnologie, l'Energia el'Ambiente)=イタリア新技術・エネルギー・環境公社の研究センターを訪れた際に発言したもの。ENEAは、ギリシャ神話に登場する神の名前でもある。その名前からは想像しづらいが、イタリアで原子力開発を担当していた公社で、原発は、CO2を出さないクリーンで新しいエネルギーっていうのが基本認識。スカイォーラは、新たに原子力開発を担当する技術者をENEAで雇う方針だと発言した。
同時に、ENEL(イタリア電力公社)の活動の一環として、フランス、スロヴァキア、ルーマニアで原子力開発に参加しようとしているとも述べている。

イタリアは原子力を廃止したが、残された核廃棄物の処理をどうするかで、未だにもめており、最終処分場も決まっていない。その現状については、このサイトに日本語訳があった。
それなのに、原発開発を再開しようっていうのが、理解できない。
もっとも、日本も最終処分場が決まっていないのは同じで、さらに悪いのは、現在も原発が動き続け、日々廃棄物が増えているってこと。
電気がなければパソコンもインターネットも使えないわけだけど、原発にお金を使うよりは、環境に優しいエネルギー開発に力を入れればいいと思うのだが、、、
posted by tady at 09:32| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月25日

(;¬_¬)ぁゃιぃ ネスレと伊政府

先日(11月22日)、ネスレの乳製品が、イソプロピルチオキサントンという印刷に使う薬品で汚染されており、大量に差し押さえられた事件をお伝えしたが、どうやら裏があるらしい。
ネスレの経営者代理人Peter Brabeckが、口を滑らせて、7月の段階で、イタリア保健相と密約を結んでいたと言ってしまったのだ。
ネスレが汚染の事実を把握したのは7月で、その時に、在庫がなくなるまでは待ってもらって、新しい方式の生産ラインが整ったところで、明らかにするというような内容だったらしい。
もっとも、9月にはマルケ州の公衆衛生を担当する機関から警告が出されていた。
もちろん、イタリア保健相のフランチェスコ・ストラーチェは、そんな密約などなかったと強く否定しているが、真相は藪の中だ。
ただ、単純に考えてみても、差し押さえがあった日には、既に新しい生産ラインの製品がお店に並んでいたわけだし、これだけ大量であれば、ネスレ側だって、それなりのダメージを受けて良さそうなものなのに、そういった話は聞こえてこない。
やっぱり(;¬_¬) ぁ ゃι ぃ。
何で森林監視隊が出動したのか分からないが、ある識者は、本来ならNASが動くべきだったと語ったという。NASって言うのは、憲兵隊(軍警察)の中にあるセクションで、公衆衛生と国民の健康維持のために活動するところらしい。

マニフェストの風刺漫画にもなっていた。
タイトルにある、Movimento per la vitaは、生命のための運動って意味なんだけど、これも昨今、RU486という中絶の薬法律第194号(中絶に関する法律)について議論がされていて、中絶に反対しているのが、この運動。
中絶反対!生命を守ろう!と言っている一方で、毒入り子供用乳製品を野放しにしているっていう皮肉だ。
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今日はゼネスト

うーん、ゼネストなんて言葉は、今の日本では、もはや死語であろう。
イタリアでは、3大労連が一緒になって、来年度予算案に反対し、ゼネラル・ストライキを打つ。
職種によって、ストの時間は様々で、4時間ほどのところと、丸一日ストのところとあるようだ。
いずれにしても、イタリアを旅行中の観光客は大変だろう。
サンレモのカジノもストに参加するとか。また、オペラの劇場もストに参加するところがあるらしい。中には、上演はしても、お金を取らない。つまりタダってところあるようだ。こういうストなら大歓迎なんだけどね。
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2005年11月24日

Linux Day 2005開催

イタリアでは、今週の土曜日11月26日に、第5回全国Linux Dayが開催されるそうだ。
昨年は、全国で1万8千人が参加。
今年は南はアグリジェント、北はアオスタまで、全国94カ所で開催される。
主催するのは、Linux User Group。多くの会場は、大学が提供し、地方自治体や公社、文化協会などが後援している。
フォッジャの大学では、法学部に於いて「独裁から民主主義へ。デジタルの自由化をキーワードにして情報を検証する」というセミナーが開かれるし、ローマの大学の数学部では、コピーレフトについて議論されるそうだ。これはもちろんCopyrightに対する造語。
また、フィレンツェでは、ボルザノで行われた教育現場における、オープンソース・ソフトウェアの実践的取り組みについても紹介されるらしい。
Linuxに興味があったり、使ってみたいと言う人は、自分のコンピュータを会場に持ち込めば、Linux User Groupのメンバーが、Linuxをインストールしてくれるという。
各地で開催されるセミナーなどの情報は、Italian Linux Societyのホームページで紹介されており、直接会場に行けない人は、当時の朝から、ライヴ中継が行われるという。

Beppeのブログにも、みんなLinuxを使おうという呼びかけが書いてあったり、チェントロ・ソーチャレの主だったところには、Linuxでネットワークを構築しているところも多い。
歴史的に、全体主義国家のなかで、唯一パルチザン闘争によって、ファシズムを倒したというイタリア的反骨精神の伝統では、現在も生きているようで、権威主義に反対し、マイクロソフトの独占状態を打破しようと言う動きは、活発である。
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イタリアの老人力

少し前、赤瀬川原平の「老人力」っていうのが話題になったけど、あのユーモア溢れるセンスは、とっても良かった。
イタリアにAuserという老人力を結集しようという団体があって、老人のためのボランティアによる電話サービス「銀の糸」とか、老人のための仕事探しを手伝ったりしている。
そこが、4人のsatiriste(風刺漫画家)の協力で2006年版のカレンダーを出した。
このカレンダー、笑える。そのさわりを、僕なりの訳と解説を付けてみたので、一緒に読んでみてください。

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伊軍のイラク撤退は2006年中、原潜基地は解体

イタリアの新聞サイトも、記事の更新が頻繁なので、ちょっと目を離していると、ブログに書きたいと思っている記事がすぐ、見あたらなくなってしまう。
でも、これは重要だと思うので、掘り返して見た。
イタリア軍は、2006年12月まで、イラクから全面撤退するという。これは、ベルルスコーニがチュニジアを訪問した際の記者会見で明らかにしたもので、イタリア国防相のアントニノ・マルティーノとラムズフェルドの会談で、確認されたものらしい。
具体的な日程に関しては、2006年1月まで決定するという。

もうひとつ、イタリアにとって非常に重要な決定もなされた。それは、サルディニア島北部にあるラ・マッダレーナ諸島のひとつ、サント・ステファノ島にある、米軍の原潜基地が解体されるという決定だ。日程については、まだはっきりしていないようだが、原潜の母港を他国に持って行くだけでなく、基地そのものを解体する方針のようだ。

サルディニア島は、日本の沖縄と似ていて、NATOの基地や演習場が多くあり、中でも、マッダレーナの原潜基地は、NATOではなく、米軍直轄の基地としてあった。
しばしば、原潜からの放射能汚染が問題になったり、平和運動が、基地の撤退を求めたりしていた。
僕自身は、20年以上前に、平和キャンプが開催された際に、すぐ近くのキャンプ場まで行ったことがある。基地周辺は、サルディニアの中でも、実に風光明媚で、ヨーロッパ中の金持ちたちが、自家用飛行機でやってきて、バカンスを過ごすという、高級リゾート地がすぐそばにある。

考えてみれば、沖縄もそうだし、ハワイだって一大観光地だけど、米軍にとっては非常に重要な軍事基地がある。小笠原にも自衛隊が駐屯しているし、その先の硫黄島には、自衛隊のみで、一般人は入れなかったりする。
一方で、軍事基地があることで、観光開発を免れ、自然が残されているって場所もあったりするのは、本当に皮肉なことだ。

サルディニアのマッダレーナでも、米軍基地がなくなることで、失業する人たちが大勢出ることになりそうだというが、それこそ、エコツーリズムや自然保護などによって、雇用の創出ができればなぁーと思ったりする。
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2005年11月23日

震度0 読了

ベストセラーになっているという横山秀夫の「震度0」が近くの図書館に入ったので早速借りてきて読んでみた。
「半落ち」や「クライマーズ・ハイ」など、彼の作品は結構読んでいる。
「クライマーズ・ハイ」では、日航機墜落事故と主人公の人生を重ね合わせる形で、興味深かった。
今回は、阪神大震災と警察署内部の事件とを重ね合わせているのだけれど、どうも薄っぺらな感じがした。
登場人物が多く、それぞれの人間描写が、上滑りしている感じで、ぜんぜん面白くない。
最後の10ページくらいは、読ませたけれど、評判になっている小説の割には、ちょっと期待はずれでした。
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2005年11月22日

ネスレ乳製品3千万リットル差押え

2006年9月が賞味期限(一部2006年5月)のネスレ乳製品4種3千万リットルが、今朝、森林監視隊によってイタリア全土で差し押さえられた。
これは、アスコリ・ポンティチェッリの主任検事による命令。
11月9日に、2種類の製品が、包装段階で、汚染されていることが明らかになり、その後他の2種も汚染されていることが判明。今回の差し押さえ騒動になったらしい。
何によって汚染されているのかは、新聞のサイトには書かれていないが、どうやらイソプロピルチオキサントンという印刷の際に使われる物質が混入したようだ。
ネスレによると、現在、売られている商品に関しては問題がないとのこと。
それにしても3千万リットルとは異例の規模だ。
ネスレは、過去に、第三世界の水の衛生状態の良くない所で粉ミルクを売り、乳幼児が多く死亡するという事件を起こして、世界的な不買運動が行われた企業として有名だ。
また、多国籍企業として、多くのイタリア企業を買収している。例えばスパゲッティで有名なブイトーニも現在はネスレ傘下だ。

でも良く分からないのは、なんで森林監視隊が差し押さえたのかってこと。イタリアの司法制度は今ひとつ良く分からない。

この9月にも、ジュースを飲んで、気分が悪くなり、病院に運ばれるという事件がイタリア各地で発生している。その時は漂白剤の混入が疑われていた。輸入食品も注意しないとダメですね。

ちなみに、いろいろとネットを検索していたら、日本語で読める海外の食品安全情報のページを見つけた。http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
じっくり読むと面白いかも。
posted by tady at 20:47| ローマ ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イタリアのどの町が一番住みやすいか?

イタリア環境連合=レーガンビエンテ(Legambiente)が、「2006年都市のエコシステム」の調査結果を発表した。
イタリアの主要都市を対象に、その町のエコロジー度を判定して、順位付けをしている調査。
今年は12回目になる。
調査されたのは、103の都市で、判定項目は全部で26に及び、大気汚染の状況から緑地の面積、ゴミの分別収集の状況、歩道や自転車専用道路の状態、電気の消費量などがチェックされている。
今年の第一位は、マントバだった。
レーガンビエンテのサイトから、75ページからなる詳細な報告書がPDFでダウンロードできる。
イタリア語の分かる方はどうぞ。
とりあえず、順位表を載せておきます。右のパーセントは、目標達成率のようです。
続きを読む
posted by tady at 10:51| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月21日

生皮を剥ぐ

イタリアの「動物生体実験反対連合=Lav(la Lega antivivisezione)」とスイスの「Swiss Animal Protection」という団体が一緒になって、中国からの毛皮の輸入を止めようと言うキャンペーンを始めた。
このスイスの団体が、2004年から2005年にかけて、中国での毛皮産業を調査したところ、動物たちが、狭いゲージに入れられて、飼育されていたり、皮を剥ぐ際には、撲殺などの手段で殺され、場合によっては、生きたまま生皮を剥がれている実態が明らかになったからだそうだ。
映像は、http://www.petatv.com/tvpopup/Prefs.asp?video=jcruel_china_dogで見られるそうだが、僕はそういうのは苦手なので、見ていない。かなり、ショッキングな内容だと言うことのなので、見たい人はご注意を。
中国の生産された毛皮は日本にもかなりの量輸入されているようなので、他人事ではない。
ペットブームで、動物をやたらと可愛がる人がいる一方で、生きたまま皮を剥がれた動物たちの怨念の籠もった毛皮を身にまとっている人もいるってわけだ。
毛皮は暖かいけれど、こんな話を知ってしまうと、背筋が寒くなりますね。
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週末はラーメン18&ガンダム展

土曜日は、久しぶりに部屋の掃除をする。掃除をしながら、さてどこの二郎に行こうかと考える。
鶴見か関内か、はたまた相模大野か悩んだ末、自転車で鶴見もちょっと面倒くさいし、ここは関内にするかと決心が付きかけたところに、関内二郎は昼の部臨時休業とのメール。ガーン!

それでは、自転車で鶴見二郎に向かった。ジロリアンには、量が少ないのであんまり評判の良くない鶴見二郎だが、僕は結構好きだ。

前回、道に迷ってえらい遠回りをしたので、今回はルートをあらかじめチェック。
途中、行列店のひとつ桃源前を通過。やっぱり並んでいた。一度食べたけど、そんなに美味しいとは思わなかったんだけど、人の好みはそれぞれ。
普段は、排気ガスとかが嫌なので幹線道路は避けるようにしているのだけれど、この日は、スタートが遅れたこともあり、迷わないように安全なルートを走った。そうしたら、1時間かからずに到着。

既に12時を回っていたので、7人ほどの行列が出来ていた。30分ほどで、着席。しかし、家族連れが居たために、ロットが崩れていて、座ったまま1ロット待たされた。
大にすべきか、小豚にすべきか悩んだが、安全策をとって、小豚にする。鶴見ではヤサイマシコールは通じないとのことだったが、見ていると、ヤサイ多めコールはOKのよう。で、ヤサイ多めニンニクトウガラシをコール。
しかし、それにしてもやっぱり量はかなり少ない。あっという間に食べ終わってしまった。次回からはやはり大にするしかなさそう。

腹もふくれて、ノンビリと自転車を漕いで帰路につく。途中、思い立って床屋へ。半年ぶりに髪を切ってすっきり。だいたい床屋は年2回なので、これで来年春まではOKだろう。

よく日曜日は、上野の森美術館へ「ガンダム展」を見に行く。大阪で開催され、好評だったので、東京での開催が決まったとか。
機動戦士ガンダムは、世代的にはちょっとずれている。大まかのストーリーは、なんとなく知ってはいたが、それほど熱心に見てはいなかった。ただ、「ニュータイプ」とか戦闘漫画なのに、反戦思想が語られたりとかしているらしいって事で、興味は持っていた。

一番面白かったのは、コアファイターの実寸大の作品。かなり細かい作り込みがされていた。
そこそこ面白かったけれど、やっぱりちょっと食い足りないって感じかな。多分、目玉の企画であろう、ニュータイプ適正テストも、それほど面白そうではなかった。
それと、カタログやポスターなどの販売物がやたらに高かった。
出口のところには、富野氏の作品が飾られていた。
gundum01.jpg

お昼は、持って行ったおにぎりと屋台のおでんを買って、不忍池のほとりでひなたぼっこしながらパクついた。
帰りに、アメ横をぶらぶら。武骨は相変わらず長蛇の列で、今回も食べるのをあきらめた。orz
posted by tady at 13:30| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月20日

今日のvignetta 2005-11-19

http://www.ilmanifesto.it/Quotidiano-archivio/19-Novembre-2005/vauro.htm
翻訳
シシリア海峡
密入国者が、9人溺れて死亡
次々と成功してるぞ!
devolution法案通過

解説
車いすに乗っているのは、ボッシ。彼は、健康状態がすぐれなくて、入退院を繰り返している。
スパークリングワインを持って、「次々と成功しているぞ!」と祝っているのは、手に持った新聞に書いてあるDevolution法案が通過したことと、密入国者が、失敗して溺れたから。
マニフェスト紙は、最左派の新聞ので、いわゆる「人民連帯」を掲げている。
それに対して、ボッシ率いる北部同盟は、地方自治権の確立=devolutionを掲げているが、実は、非常に排他的で、人種差別的な性格が強い。
亡くなった9人とは、おそらくリビアからイタリアへの密入国を試みて、小さな船で地中海を渡ってきた200人ほどのうち、荒れた海で投げ出されたか、泳いで渡ろうと試みた人たちだと思われる。
かなりブラックな風刺漫画だ。
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2005年11月19日

今日のvignetta

マニフェスト紙には、ほぼ毎日、Vauroさんという漫画家の、一こま風刺漫画が掲載されています。
イタリアの政治状況をギュッと凝縮して、諷刺しているので、とっても面白い。時々こちらの理解不足でわからないこともありますが、、、
このブログでも紹介したいとずっと思っていたのですが、漫画の場合、画像がないとダメな訳で、でも著作権の問題もあると思って、紹介してきませんでした。
マニフェストのサイトは、過去1週間分の記事には、無料でアクセスできるはずなので、そこにリンクを貼ることで、紹介できるかもと思い、載せようかと思います。
で、これは、昨日のvauroの漫画
訳は、
脅威
3人は、直ぐにでもイタリアを攻撃できた
この三人は既にやっている。

解説
イタリアで、テロリストが3人逮捕されたのですが、彼らは直ぐにでもイタリアを攻撃できる状況にあったと報道されました。
この報道に対して、漫画の3人は与党の重鎮で、左からフィーニ、ボッシ、ベルルスコーニの似顔絵ですが、彼らは既に、イタリアを攻撃している(devolution法や選挙法の改正など)って皮肉です。
posted by tady at 21:09| ローマ | Comment(1) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月18日

『おやすみ前にブラッシング100回』

メリッサ・P原作の『おやすみ前にブラッシング100回』が映画化され、マスコミ向けの上映会が行われた。
日本でもそれなりに話題になったみたいなので、読まれた方もいるのでは? 僕は全然関心がないので、読んでませんが、、、、
でも、情報としては、知りたい人もいるかなと思って書いときます。

メリッサ・P原作の『おやすみ前にブラッシング100回』が「メリッサ・P」のタイトルで映画になった。
プロデューサー フランチェスカ・ネリ(Francesca Neri)
監督 ルーカ・グアダニーノ(Luca Guadagnino)
制作 ソニー・ピクチャー
主演 マリア ヴァルヴェルデ(Maria Valverde)

イタリアの映倫は、14歳以下は禁止に指定
脚本に関しては、当初、原作者のメリッサも協力していたのだが、映画化に当たり、自分の作品と異なってしまうことから、自らの作品を裏切ることは出来なと、降板したそうだ。

いずれ、話題作として日本にも入ってくると思います。いつかは分からないけれど、、、、
posted by tady at 15:59| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウッ、これも知らなんだ。

イタリアの国歌は「Fratelli D'Italia」ってことになっている。直訳すれば「イタリアの兄弟たち」なのだが、この歌は、正式な国歌ではないんだそうだ。1946年に、暫定的に国歌と決められ、そのまんま約60年に渡って歌われてきたのだが、この歌を国歌と定める正式な法律はないらしい。
このたび、上院の憲法関連委員会でこの歌を正式に国歌にするという法案がようやく通り、これから上院で審議されるという。

日本で「君が代」が法律的に国歌と定められてのは、1999年のことだから、イタリアのことは言えないが、法的に国歌と公認されることで、日本の場合は、政治的にきな臭い使われ方を強要されているところもある。
イタリアでは、演奏法も含めて、きちんと規定するとのことだが、果たしでどうなるのだろう?
ちょっと前になるが、サッカーの国際試合において、イタリア代表の選手の中に、国歌を歌っていない人が何人もいて、議論になったことがある。
国に対する愛国心や忠誠心を強要するような形にならなければいいのだけれど、、、
実態は日本のほうが深刻かもしれないが、、、
posted by tady at 10:36| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月17日

知らなんだ。11月17日は国際学生の日なんだって

1939年11月17日、チェコスロバキアに於いて、戦争に反対した多くの学生達が殺害されたことから、11月17日を国際学生の日と定めたそうだ。今年の1月にブラジルのポルト・アレグレで開催された世界社会フォーラムで、改めてこの日の行動を起こすことが提議されたらしい。
イタリアでは、学生の権利と学ぶ権利を主張して、およそ70の都市で学生達がデモ行進を行った。ローマでは2万人の学生が参加したという。
レップブリカのサイトにその写真があった。http://www.repubblica.it/2005/j/gallerie/scuola/manif17nov/manif17nov.html
イタリア人はお祭り好きなのか、それとも政治的意識が高いのか、とにかくあちこちでいろんなデモが行われているようだ。
posted by tady at 22:40| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

白リン弾報道について思うこと

今日、NHKのテレビのニュースを見ていたら、ペンタゴンが、イラクのファルージャにおいて、白リン弾を使用したことを認めたという報道がありました。イタリアのサイトで、既に知っていた情報でしたし、日本の新聞のサイトでも流れていたニュースでしたから、別に驚きはしませんでした。
ただ、どうしても日本のマスメディアの報道に疑問を持ってしまうのです。
僕がこのブログに、イタリア国営放送の報道として、米軍が白リン弾を使用したと書いたのは11月9日のことです。何も、僕は情報が早いでしょと自慢するわけではありません。イギリスのBBCは、イタリアで番組が放送された直後に報道しています。また、日本のブログでも11月9日の段階でこの情報を載せているところもあるのです。
ずーっとNHKを見ているわけではないので、今回が初めてではないのかもしれませんが、少なくとも、僕は初めて、NHKが白リン弾について報道するのを目にしました。それも、米国が認めてからの報道であり、内容は、米国の主張を一方的に伝えるものでした。
NHKの報道によって、「白リン弾」ってなに? と思った人がいるのでしょう。僕のブログのアクセス解析を見ると、今日の検索ワードのトップは、白リン弾です。
日本のマスメディアの報道を見ていると、どうしてこんなに情報が遅いんだろうということと、どうして真実を伝えないのだろうと思ってしまいます。
マスメディアが、ライブドアや楽天とマネーゲームを演じ、NHKが不祥事を起こしている間に、僕らは、知らず知らずのうちに、報道管制を受けているのではないのだろうかと思ってしまうのです。
イタリアの家具メーカーが、中国で労働者をこき使って、労働争議になっているってこともちょっと前に書きましたが、日本では全く報道されていないようです。カナダのCBCでは報道しているのに、、、
ネットに流れる情報が全て真実であるわけはなく、誤ったものもたくさんあるのは承知の上で、それでも「2ちゃんねる」では、昨年の11月の段階で「白リン弾」についてのスレが立っていたりするわけなのです。

個人的な昔話やラーメンの話などは別ですが、基本的な姿勢として、このブログであつかうニュースは、日本のマスメディアに載らない情報を載せていこうと思っています。日本のマスメディアで知ることがてきるニュースを載せても意味無いですから。ただ、イタリア語のサイトを経由している(英語の場合もありますが)という制約とフィルターがかかっていることは否めませんので、それを承知で、読んで頂ければ幸いです。でも、日本のマスコミよりは、マシな情報を提供したいという心意気(だけかもしれませんが)は持っているつもりです。
posted by tady at 21:45| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

devolution法上院通過&高速鉄道反対デモ

この間、書いた、Devolution法が、賛成170、反対132、棄権3で、イタリア上院を通過した。
この法律は、大幅な憲法改正を伴うので、国民にその信を問う国民投票が実施される。
これは、イタリア共和国憲法第138条の規定により、上下院の3分の2以上の賛成を得ることができなかった場合は、国民投票を実施することが定められているからだ。
イタリアの国民投票には、立法府で作られた法律の廃止を求めるレフェレンドム・ポポラーレ(人民投票)と憲法にかかわる問題を決めるレフェレンドム・コスティツーショナーレの2種類があるが、今まで、数多く行われてきたのは、人民投票の方で、憲法改正にかかわる国民投票は、今度で2回目となるようだ。
実施までには、最低でも6ヶ月はかかるそうで、来年の4月に予定されている総選挙の後になりそうだ。

これも、前に書いたトリノの高速鉄道建設反対運動が、大きな集会を開いた。参加者は主催者発表で、5万人とか。ここに写真があった。
写真にあるTAVはtreni ad alta velocitàの略です。

とりあえず短信まで
posted by tady at 14:36| ローマ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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