2006年01月31日

デンマークのピッツァとイタリアのピッツァ

先日の下町グルメ巡りの参加者の一人は、長年デンマークに住んでいる。
その彼と食い物の話をしていて、「デンマークのピッツァは、イマイチ美味しくない。イタリアに行った時に食べたピッツァはとても美味しかった」という話が出た。
デンマークでは、イスラム系の移民の人たちが作っているから、どうも味が違うとのことで、イタリアのピッツァじゃなく、デンマークのピッツァだと思えば、それなりに美味しいとのことだった。
それは、日本でも同じで、宅配ピッツァは、イタリアン風のクリスピー生地なんてメニューがあったりするが、あんなピッツァはイタリアにはない。でも、そういうもんだと思って食べれば、そこそこ美味しく食べられる。

で、その友人から、イタリアのピッツァの作り方を教えて欲しいと頼まれた。

このブログでは、紹介していないが、以前、あるサイトに、イタリアのピッツァについて記事を書いたことがあって、その中で、ピッツァに関する法案の話を載せた。

その時に個人的に訳出したものを、二番煎じになるけれど、載せておく。

原文は、イタリアの「真のピッツァ・ナポレターナ協会」の要請により、イタリアの農林政策省が、2004年5月24日発行の政府官報に載せたもので、
http://gazzette.comune.jesi.an.it/2004/120/9.htm


そして、以下が、翻訳である。
かなりの長文だが、イタリア人(特にピッツァ発祥の地であるナポリ人)のこだわりがよーく分かる。
暇だったらどうぞ。
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トリノ、オープニングのリハーサル

トリノ冬季五輪のオープニング・セレモニーのリハーサル模様が、レップブリカのサイトで見られる。
http://www.repubblica.it/2003/e/gallerie/sport/proveoli/1.html
本番まで知りたくないって人は見ない方が良いかもね。
特集ページもある。
http://www.repubblica.it/speciale/2006/olimpiadi/index.html
もちろん、全部イタリア語だけど、あちこちクリックすると、画像もあるので、雰囲気は分かるかもしれません。

おりしも、スピルバーグの新作「ミュンヘン」が日本で公開されるが、果たしてトリノはどうなんだろう? イタリア内務省は、テロ対策は万全だって言ってるみたいだけど、、、
純粋に、スポーツの祭典、アスリートたちが才能と能力を競い合う場としてのオリンピックならいいんだけど、国家発揚の場としてのオリンピックってあんまり好きじゃない。
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2006年01月30日

身代金は払ったのか?

レップブリカによると、イラクの人質問題に関する、ROS(Raggruppamento operativo speciale dei carabinieri≒軍警察特別行動隊)の報告書が、ローマの検察庁に提出された。
その報告書によると、イタリア政府は、イラクで人質となったイタリア人を救出するために、身代金を支払ったらしい。
Rosの幹部の話として、イラクで行われたことは、1980年代にカラブリアで、ンドランゲタとの間で行われ交渉と似たり寄ったりだったという。

1980年代のイタリアでは、誘拐による身代金略取が頻繁におこり、それをメインの資金源として行っていたのが、カラブリア州のマフィア組織、ンドランゲタだった。
ガブリエル・サルバトーレス監督作品で、昨年日本でも公開された、「僕は怖くない」は、当時の誘拐事件を題材にしていると思われる。

SISMI(Servizio per le Informazioni e la Sicurezza Militare=軍治安情報サービス=イタリアの諜報機関)とイタリア赤十字が窓口となって、クバイシ師との間で交渉が行われたとのことだ。
今のところ、レップブリカのみがこの記事を載せているので、ガセネタなのか、本当なのか、もうしばらく様子を見ようと思う。
posted by tady at 17:26| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子供の頃、空に浮かぶ雲を見て、その形を動物や人、身近なものなどにたとえたりしたことはありませんか?
もう、ずーっと以前、イタリアの田舎で、友人の子供たちと、空に浮かぶ雲を眺めながら、それぞれが想い描くものを言い合う遊びをしたことがありました。子供の想像力ってすごいないあーと感心したのを覚えています。
こんなサイトを見つけました。
http://www.cloudappreciationsociety.org/
これはあるイギリス人が作ったサイトだそうで、空と言えば、「青い空」っていう考え方が支配的な状況に対して、そうじゃない!と反論するために始めたそうです。英語のサイトですが、写真を見るのに言葉は必要ないです。

ギャラリーを見ると、実に様々な「雲」の写真を見ることが出来ます。
http://www.cloudappreciationsociety.org/gallery/
http://www.cloudappreciationsociety.org/gallery/index.php?x=browse

最近では、地震雲の観察をやっている人もいるようですが、自然の造形の妙というか、自然現象の不思議というか、いや、実に面白いです。
posted by tady at 13:14| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月29日

今週食べたラーメン1月第4週

月曜は、ラーメン甲子園の「ぎょうてんらーめん」で、幻の塩ラーメンなるものを食す。
いわゆる横浜家系ラーメンを上品にしたような感じだった。最近は、家系ラーメンの豚骨スープを飲むと、どうも胃がもたれるので敬遠しているのだが、それほどもたれなかった。らーめんはともかくも、辛い高菜が美味しかったです。でも、ここも1回食べればいいかな。
翌日食べたのは、新横浜の「ぼたんラーメン」。焦がしネギが売りのようですが、これがかなり胃にもたれました。味はそこそこ良かったんだけどね。
週半ばの水曜日は休んで、木曜日は、関内二郎。夜の8時頃に到着すると、10人以上の列。僕の直ぐ後ろに並んだカップルは、まだ二郎初心者って感じでした。それでも、女性の方も、きっちり完食してたみたいで、感心しちゃいました。
金曜日は、横浜に新しく出来たヨドバシカメラの地下にあるchabuton。いわゆる九州系の細麺豚骨ラーメン。替え玉が1回までは無料でした。僕は頼まなかったけど、、、それよりも、同じ地下にあった、自然食バイキングのお店の方が気になりました。今度食べてみようかな、、、
土曜日は、自転車で白河中華へ行き、ざる中華を食す。この日は天気も良く、自転車で走っていると、何となく風というか空気が春めいてきた感じがしました。ラーメンの方は、いつもと同じクオリティー。美味しかったです。
で、日曜日は、またしても二郎。最近行ってなかった小杉二郎に自転車で出かけました。いろいろある二郎の中でも、賛否両論別れる二郎です。久々に食べた感じは、やっぱり量が多いってことと、店に漂う強烈な臭いですね。ある意味、二郎の原点みたいなお店ですが、それにしても店内が汚い。床は油でかなりベタベタ。食べ終わって自転車をこぎ出すと、靴底についた油で滑る滑る。ここは、たまーに行けば良いって感じでした。
posted by tady at 23:06| ローマ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ボニン・アイランドpart2その6

海洋センターのサイトに、今年9月までのおがさわら丸の運行予定表がアップされました。
http://bonin-ocean.net/ogamaru.htm
それを見ながら、今度は何時行けるのだろうと思わず日程を考えてしまいました。(^_^)
これから先のことはともかくとして、年末年始の小笠原滞在記の続きです。

12月30日の朝は、6時過ぎに目が覚めて、甲板に出てみたのですが、あいにくの曇り空で日の出は見られませんでした。おが丸のレストランは7時から営業を始めるので、朝飯でも食うかってことで、行ってみたのですが、長蛇の列。年末年始ということもあって、長期の休みを利用して、小笠原を訪れる方が多いせいか、レストランで食事をしようという人々がたくさん居たようです。
慣れている人たちは、おが丸のレストランは高いってことを知っているので、だいたい何らかの食料を持ち込むようです。
僕が食べたのは、ご飯、みそ汁、納豆、卵、ほうれん草のおひたしで、合計650円。内地の牛丼屋の朝食メニューだったら、同じ物で半額くらいでしょうか? でも、納豆が食べたかったんだもーん!

9時半過ぎに、小笠原列島が見え始めました。甲板に出て海を眺めていると、トビウオが滑空するのを見ることが出来ました。かなりの距離を飛んでいくのにちょっと感動。オフ会で知り合った人の中には、クジラの潮吹きを見た方もいたようです。
この時間になると、船内も何となくあわただしくなってきます。僕も下船のために荷物をまとめようと一端船室へ。
船室のテレビでは、2005年の小笠原サマーフェスティバルで行われたフラの発表会の模様がビデオで放映されていました。司会をやっている人の声に何やら聞き覚えが、、、どうやら海洋センターの所長さんの声のようでした。
小さい子供達の踊るフラはとっても可愛らしかったです。そしてまた、若者達のフラも、なかなか。若い女性がしなやかに踊る姿は、健康的に色っぽく、若い男性の踊りは力強さと茶目っ気もあって、小笠原の村祭りって感じでした。内地だときっと盆踊りにあたるんだろうなと思いつつ、小笠原のもつ、ある意味独特の文化を改めて感じました。是非夏に行って、サマーフェスティバルを見てみたいと思いました。
自分の荷物の整理が終わった所で、オフ会の主催者の方から、声がかかりました。一緒にオフ会に参加した聴覚障害者の方に、船内放送が伝わっていないだろうから、探して伝えて欲しいとのこと。この時のおが丸は、ホテルシップがあって(父島に停泊中に、船をホテルとして利用できるというものです)、彼はそれを利用することになっていました。ホテルシップの利用者は、荷物を船内に預けることができるのですが、船内アナウンスでは何度も流れていたのだけれど、きっと彼には伝わっていないからと、オフ会主催者の方が心配されたのでした。
健常者である僕は、そんなことには全く気がつかなかったので、改めて、その気配りにハットした次第です。
彼に伝えて、荷物を預けることが出来、再び甲板へ。おが丸が二見湾に入っていくと、すぐに海洋センターの建物が見えてきました。あー、また来たんだなーって感慨がこみ上げてきました(ちょっと大げさですが、、、)。
およそ20分遅れの11時50分に、二見港に接岸しました。
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フェイク 読了

楡周平の「フェイク」を読み終わった。
「Cの福音」、「クーデター」、「マリア・プロジェクト」あたりは読んでいるのだが、暴力描写が多く、ハードな文章を書く人って印象があった。馳星周と似てる感じがしてました。
「フェイク」はずっと軽い文章で、すんなりと読めた。ストーリーは、高村薫の「レディー・ジョーカー」とちょっと似てるかな? アッチの方がもっと緻密だけど、、、、
後半の、お金を手に入れてからのかなり説教臭い話の持っていき方は、笑えた。そして、株の話は、今現在のライブドアショックとダブルところがあるかな。
それにしても、タイトルとなった「フェイク」が一番最後に出てくるけど、なんか、肩すかしを食らった感じでした。
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2006年01月28日

1月29日は、ガソリン自動車の誕生日

だそうです。レップブリカのニュースにありました。今年で120年になるそうです。
1886年1月29日にカール・ベンツが、彼の発明したMotorwagenの特許申請をしたからだそうです。
イタリアにある唯一のレプリカの写真が出ていました。
http://www.repubblica.it/2003/e/gallerie/speciali/motorwagen/motorwagen.html
これは、20年前に、自動車誕生100周年を記念して、復元したレプリカだそうで、オリジナルと全く同じに作られているそうです。
日本では、トヨタ博物館にレプリカが展示されているようです。
http://www.toyota.co.jp/Museum/data/a03_02_2.html#1
詳しい歴史については、こんなサイトがありました。
http://write-off.cside.com/car/benz3/

僕自身は、車が好きって訳ではないのですが、人間の発明の歴史には興味があります。わずか120年で、こんなにも増えてしまった自動車って、やっぱり便利なんだろうなーという思いと、地球の長い歴史の中で、ほんの一瞬のうちに起きた出来事によって、地球がこれだけ汚染されてしまったってことに愕然としたりもします。
そういえば、先日、ガイア理論の産みの親、ラブロックが、地球の自然回復力は、もうダメだ。もはや手遅れで、元に戻ることはないと言ったそうです。
もっとも彼は、原発賛成派に転向した見たいですし、果たして何をどう考えているのか僕には良く分かりません。
http://www.ecolo.org/lovelock/
に彼のページがあるので見てみてください。中国語はあるのに日本語はなかったけど、、、
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2006年01月27日

スタンドアップ 見てきた

原題はNORTH COUNTRYなんだけど、なぜか邦題はスタンドアップでした。まあ、映画を見ると、このタイトルでも納得できます。
R-15指定だったので、過激なシーンでもあるのかと思ったのだけれど、それはなし。映像的に問題となったと思われるのは、かなりリアルなディルドーが出てきたシーンかな?
ストーリーは実話に基づいているとのことです。アメリカの女性の置かれている状況がよく分かります。アメリカという社会がいかに男性優位の社会であるのかってことも。
この映画を見ながら、昨年のイタリア映画祭で見た「ママは負けない」を思い出していました。
主人公はシングルマザーで、職場で嫌がらせを受けるという設定は、全く同じですが、その描き方が、イタリアとアメリカでは随分違いました。ただ、その根底に横たわる問題は、同じものです。
男である僕の目から見るのと、女の人が見るのとでは、きっと感じ方も感想違うと思います。こういう映画をカップルで見て、お互いに感想を述べ合うといいのかもしれません。
映画を見るときに乗った電車の車両が、女性専用車両でした。時間帯が違ったので、男も乗れたのですが、こういう車両があるってことは、日本の実態も、この映画と本質的には変わらない社会なのかななんて思いました。
あと、ボブディランの歌がずいぶん使われていたのが印象的でした。
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2006年01月26日

ボニン・アイランドpart2その5

昼間からウダウダとお酒が飲めるのは、だいたいお正月なんですが、小笠原に行く船の中では、出航するとすぐに、缶ビールを片手にウロウロしている人が、結構いたりします。
僕らもその例に漏れず、早速オフ会を開始。竹芝のコンビニで買ってきたビールが冷えている内にってことで、まずはビールから。明るいうちから飲む酒は本当にうまい! オフ会を主催してくれた方の鞄の中からは、まるでドラえもんのポケットのように、次から次へとおつまみが、、、、
鶏の唐揚げ、枝豆、合鴨の薫製、鮭のハラスの韓国風、そしてつまみになるカップ焼きそば3種。その他、乾き物がいろいろ。カップ焼きそばの食べ比べは、年齢による好みの違いとかがわかって面白かったです。
食べて飲んで、まだ日のある内に、第一部終了。夕方からの第2部に備えて、お昼寝する人や上に出て風に当たる日となどそれぞれ気ままに過ごしました。
僕らが一息入れている間に、主催者の方は、他のグループの人たちに呼ばれて、そちらの宴会に参加されていた様子。第2部が始まる頃は、だいぶメートルも上がっておられました(メートルがあがるなんて表現は、最近の若い人は知らないかもね。酔ってるってことです)。
おがさわら丸の上は、独特の開放感があるのでしょうか? 結構いい年をした人が、ベロンベロンに酔っぱらってしまう場面を見ました。
僕の居た船室の脇には、喫煙所があり、そこでは小笠原に帰省する島の若者達がたむろして飲んでいました。フト見ると、おじさんが一人、床に酔いつぶれて寝ていました。「どうしたの?」と聞くと、「さっきまで飲み比べをしてたんだけど、潰れちゃったみたい」との返事。その脇では、上のデッキで、これもいい年をしたおじさんが、悪い酔いして、大変みたいだよって話をしておりました。
内地のストレスのいっぱいある生活から、小笠原ののんびりとした生活へと移行する段階で、どこかハジケテしまうのかもしれないと思ったりしました。それも、日頃ストレスの強いおじさんたちが、若者以上にね。
島の若者に「観光客ですか?」と聞かれたので、「まあ、そんなもんですが、一応海洋センターでボランティアをすることになってます」と答えると、「あーーー○○のとこね」との言われました。海洋センターの所長さんのことです。海洋センターは、小笠原の小学校の総合学習の授業に協力していたりして、子供達との交流が日常的にあります。また、所長さんは小笠原で盛んなフラのリーダーだそうで、父島の若者達は、よーくご存じのようです。(残念ながら未だ小笠原のフラを見るチャンスはありません。フラダンスと言えばハワイです。日本には観光化されている部分が伝わっているように思いますが、ハワイの先住民にとっては、自然と人間を表現するとっても大切な踊りなのです。)
で、それをきっかけにしばし雑談し、また、脇にいて、彼らの会話を聞いていたのですが、これもとっても興味深かった。
東京で、島の連中にはあんまり会わないねって話から、新宿とか飲みに行っても、小笠原に行ったって人には会っても、小笠原出身の人にはあんまり会わないとのこと。小笠原の若者はあんまり、ごみごみした所では遊ばないからねってな話が出てました。
これは、僕の考察であるのですが、いわゆる「地方」から東京へ出てきた人は、それなりに「東京」への憧れとかあったりするのかもしれないのだけれど(僕は、東京の下町と横浜で育ったのでその辺の気持ちは推測になります)、小笠原は、東京都なんですよね。だからだと思うのですが、小笠原の若者達は、東京に対する過剰な思い入れとかないように感じました。
そしてまた、小笠原の自然の中で育てば、やっぱり東京のゴミゴミは嫌だろうなってことも想像できました。
10時には、船室も消灯。洋上オフ会も、お開きになり、就寝しました。
posted by tady at 23:22| ローマ ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のvignetta2006-1-25

久しぶりに一こま漫画(Vignetta)ネタ
まず、マニフェストのVauroの漫画
http://www.ilmanifesto.it/Quotidiano-archivio/25-Gennaio-2006/vauro.htm
Alitalia ancora disagi per chi vola
Chi se ne frega, io volo CIA

アリタリア航空混乱続き、フライトする人は迷惑
俺には関係ないね。CIAで飛ぶからよ。

解説
ここ数日、アリタリアが混乱している。ストが予定されていたのが中止になったにもかかわらず、議論に決着がつかず、フライトがキャンセルされるなど、空の足が乱れている。
一方、イタリアにいたCIAが犯罪者とみなす人物(アラブ系)を、イタリア政府の承諾なしに拉致し、米軍機で連れ去ったことがあり、それを皮肉ったもの

もう一つは、ヤコポのブログに出ていたAngeseの漫画
http://www.jacopofo.com/files/angese/25genn.jpg
Da oggi non e' piu' reato sparare a chi s'introduce illegalmente in casa tua.
E questo valga pure tutte le telefoniste TIM WIND VODAFON TISCALI e TELE2 che ti chiamano a casa cento volte al giorno per offrirti un nuovo vantaggiosissimo contratto.

今日から、不法に家に侵入する奴を撃っても罪には問われない。
これは、日に100回も電話をかけてきて、とってもお安い新しい料金設定が出来ましたと言ってくる、TIM WIND VODAFON TISCALIやTELE2のテレフォンオペレーターにも適用される。

解説
先日のブログでも書いたように、正当防衛に関する法律が改定されて、泥棒を撃っても罪に問われなくなった。そのことと、TIM、WIND、VODAFON、TISCALI、TELE2といった、イタリアにある電話会社が、売り込みのためしつこく電話をかけてくることを合わせて皮肉ったもの。
日本でも、いろんな電話会社やNTTの代理店と称するところから、しつこい売り込み電話がかかってくるが、どうやらイタリアも同じらしい。
posted by tady at 10:39| ローマ ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月25日

天使の梯子 読了

村山由佳の「天使の梯子」を読み終わった。
久しぶりに読む恋愛小説って感じだ。それも女性が描く若い男の子の話。
過去の自分と比べてみて、主人公の年代(21歳)の男って、こんなに繊細じゃないよな、とか思いました。
後半、さくらの花を見ながら、登場人物3人が、沈黙する場面の描写がよかったな。
桜ってやっぱり日本人にとっていろんな思いを抱かせたり、思い出させたりするものなんでしょうね。

女性の作家は、結構好きで、昔はよく読んでいたんだけど、最近はちょっとご無沙汰かな。中学の頃、赤毛のアンシリーズを夢中になって読んだりしてました。
宮部みゆきは読んでるけど、、、、
「干刈あがた」とか好きだったんだけど、早くに亡くなってしまって、ちょっとショックだった。
落合恵子も短編はちょっと鼻につくけど、長編ものは良い感じ。
川上弘美の「センセイの鞄」とかは、センセイの年に自分が近づきつつあるせいか、面白かった。キョンキョンが主演のテレビドラマも見ちゃいました。
山本文緒なんかも結構好きです。

ただ、かなり以前ですが、同じ本を読んでも、男と女では、とらえ方が全然違うってことを知らされたことがあって、果たして僕が、どこまで読み込んでいるのかは、自分でも分かりません。
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イタリアも銃社会になるのか?

イタリアで、正当防衛に関する新しい法律が国会(下院)を通過した。
これにより、家に入ってきた泥棒を銃で撃ち殺しても、正当防衛とみなされ、罪には問われなくなると言う。
いわゆる過剰防衛という概念は、なくなったそうだ。
この法律が適用されるのは、住居だけでなく、オフィスや商店においても同様だそうだ。
もちろん、銃は、合法的に所有が認められたものでなければならない。

それにしても、ベルルスコーニの率いる「自由の家」政権は、どこに向かおうとしているのだろう? マフィアの摘発に消極的で、市民に銃を持たせて、犯罪者を殺させるっていうのは、アメリカの銃社会を真似ようとしているのだろうか?

2月にはいると、国会が解散になり、4月初めには、選挙が行われることになっているが、イタリア人たちが、どういう判断を下すのか、興味がある。

小泉が、自衛隊派兵や靖国参拝などなどいろいろやったのに、自民党が大勝してしまうって国に住んでいると、なんとなく似ている感じがするイタリアの状況が気になります。
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2006年01月24日

きっしょーーーー

僕のブログを訪れてくれる方々を非難するつもりはないのですが、ここの所の傾向として、「死体の写真」をキーワードに検索をして、このブログを訪れる方が、かなりいるようです。1日に10人前後はいます。同時に、「ポルノ」や「ヌード」をキーワードにして検索し、訪れる方も、、、、
ちょっときもい感じではあります。
以前書いた「ポルノを見たけりゃ、死体の写真を」という記事がヒットするようです。それと、カトリック系の雑誌が初めてヌードを掲載したということを書いた「初ヌード」もヒットするようです。
もっともアクセス解析を見ると、上記のキーワードで検索してこのブログを訪れる方は、あきらかに検索目的と違うページであるということを即座に理解されるようで、他のページをご覧になることはほとんどないようです。
なんでも在りのネットではありますが、そしてまた、だからこそ面白いというのも確かなのですが、人間の尊厳や倫理ってものを個々人がしっかりもたないといけないのも確かだと思います。
posted by tady at 23:06| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"2006 Environmental Performance Index"

アメリカのエール大学とコロンビア大学が共同で行った"2006 Environmental Performance Index"という調査の話が、レップブリカに出ていた。
これは、1月24日からは始まる2004年ダボス会議の場で発表されるという。
早い話が、環境問題にどう取り組んでいるかの格付けなわけだが、レップブリカにもあるように、どうして?って感じの国が上位にいたりする。まあ、学者さんの調査なんで、一般庶民の感覚からはずれているかもしれない。
詳しい報告書の内容は、エール大学のサイトからPDFをダウンロードできるようだ。もちろん英語です。
http://www.yale.edu/epi/
とりあえず、順位表のところだけ見てみました。
日本は14位だそうで、結構良い線行ってるみたいです。でも環境政策の進んでいると言われているドイツが22位だったりします。
イギリスは5位。イギリスってそんなに進んでいるのかな?
まあ、25位までを挙げときます。
1ニュージーランド
2スウェーデン
3フィンランド
4チェコ
5イギリス
6オーストリア
7デンマーク
8カナダ
9マレーシア
10アイルランド
11ポルトガル
12フランス
13アイスランド
14日本
15コスタリカ
16スイス
17コロンビア
18ノルウェー
19ギリシャ
20オーストラリア
21イタリア
22ドイツ
23スペイン
24台湾
25スロバキア

この順位表は
http://www.yale.edu/epi/2006EPI_MainReport.pdf
の13ページ目に出てます。
なかりの長文レポートなんで、そのうちどこかのマスコミが要約してくれるのを待とうかな。
posted by tady at 10:33| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月23日

No Ponte, No Tavに1万人

シシリア島のメッシーナとイタリア本土のレッジョ・カラブリアの間にある海峡に橋を架けようという話は、大昔からあった。しかし潮の流れが強くて、技術的に難しいとずっと言われてきた。
だが、近年になって、技術の進歩もあり、橋の建設は現実的な問題となってきた。
当然ながら、橋の建設に賛成する人も反対する人もいる。現状は、橋の建設によって環境にどれくらいの影響があるのかという、環境影響評価の調査を行っている段階らしい。環境保護団体は、この調査にも反対している。

国家プロジェクトとして進められようとしているシシリアと本土を繋ぐ橋の建設は、一方で、マフィアがらみの土建屋の利権争いを生じさせているらしい。多くの税金がマフィアに流れるって事だ。
環境保護やそういった利権争いに反対する立場から、橋の建設に反対している人々が、週末に集会を開いた。そこには、トリノ近郊で高速鉄道に反対している人たち400人も駆けつけたという。
便利さやスピードを求めず、自然保護と地域の環境(人々のつながりも含めて)を守ろうとする人たちの姿勢は、正しいと思う。

日本でも、例えば
辺野古でがんばっている人たちがいる。
http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/
長良川でがんばっている人たちがいる。
http://nagara.ktroad.ne.jp/
諫早湾でがんばっている人たちがいる。
http://gyominet.hp.infoseek.co.jp/
他にもきっと大勢の人たちがいるんだと思う。
でも、少数派であるのは確かだろう。

マスコミで、スローライフとかロハスって言葉が、持て囃されるたびに、なんか白々しい気がしてしまう。本当の意味での、地に足のついた生き方をしている人はどれくらいるんだろう? 僕も含めてってことだけど、、、、
posted by tady at 17:00| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サウスバウンド 読了

奥田英朗の「サウスバウンド」を読み終わった。小学生の子供と元左翼の活動家の父親の話ということは小耳に挟んでいたので、ちょっと読んでみたいかなと以前から思っていた。
奥田英朗の作品は、「邪魔」、「最悪」を読んで、かなり粘着質な感じの文章だと思っていたら、「インザプール」や直木賞を取った「空中ブランコ」のような軽妙な作品が出てきて、なかなかやるなとは思っていた。
でも、小学生と元左翼の父親ってことを聞いた時に、「マイク・ハマーへの伝言」で直木賞を取り損なったと言われている矢作俊彦の作品「スズキさんの休息と遍歴―またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行」と同じ設定ジャン、と思った。
矢作についてはここで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A2%E4%BD%9C%E4%BF%8A%E5%BD%A6

読み始めて、かなり予想と違っていたことがすぐに分かった。前半の東京の話の後、あっさり沖縄に行ってしまう辺りは、なんで沖縄に逃げるの? って感じだった。話の運びを簡単にするためとしか思えなかったからだ。だが、後半も読み進むうちに、それなりの必然性があっての設定だったのだろうと、納得できた。
作者の生まれた年から考えると、いわゆる全共闘や新左翼学生運動がもっとも活発だった時代は、直接経験しているはずはなく、その辺の突っ込みが足りない感じがしたが、個人の生き方を議論の中心に据えるという主張は、頷けるものがあった。

前半と後半の雰囲気が違うのは、前半は雑誌の連載で、後半は書き下ろしのせいかもしれない。
久々に、ページが進むのが早い本だった。
posted by tady at 15:42| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月22日

今週食べたラーメン1月第3週&下町グルメ

病院へ通う途中にあるラーメン甲子園が、今週末全店入れ替えになった。
それに先駆けて、3店が今週初めには先行オープンしていたので、今週はその3店を日替わりで食べてみた。
最初が、筑豊一代。九州豚骨系の普通のラーメンだった。別にコメントはない。
次が、徳島ラーメンの徳福。ここは、麺のモチッとした感じが好みだった。細麺で、鎌倉の静雨庵の麺の食感と似ていると思った。ここはまた食べても良いかなって感じ。
3番目が、旭川らうめんの青葉。青葉と言っても、東京の青葉とは別系列で、これも1回でいいやって感じ。
3店を食べる間に、二郎系と言われている浜次にも行ってみた。店に漂う香りは二郎に近いものがあったが、食べてみると横浜家系と二郎の中間くらい。ネットではスープがかなり甘いとあったが、確かにその通りだった。このラーメンを食べるのなら、二郎の方がずっとマシだと思った。
金曜日にどうしても二郎が食べたくなって、川崎二郎まで足を伸ばしたが、これは大はずれ。麺が茹ですぎでテロテロになっていて、かなりひどかった。こんな川崎二郎は初めて。この間の鶴見もがっかりだったが、川崎もダメだった。
今週最後の〆は、日曜日に関内二郎へ。川崎がひどかったぶん、関内二郎はとっても美味しく感じた。それにしても、ここのところラーメンの食べ過ぎではある。寒い時に、手軽で暖まる汁物は、やっぱりラーメンなので、ついつい食べてしまう。
カロリーを気にしつつも、大雪の降った土曜日には、友人に誘われて下町グルメツアーに行ってきた。
最初が柴又にあるそば屋さん。いやービックリするような1升そばを4人で食べたのだが、本当にお腹一杯。
sitamati-001.jpg
いわゆるそばを殻ごと挽いた田舎そばで、かなり腰が強く。そばの味がしっかりしていた。
その後は、帝釈天に。初めて行ったのだが、雪の帝釈天って言うのもかなり珍しい風景だと思う。
sitamati-006.jpg

次の目的地である寿司屋に向かうために、柴又の駅前に行くと、「寅さん」の銅像が雪をかぶっていた。
sitamati-010.jpg

案内役の友人が連れて行ってくれた寿司屋は、立ち食いの寿司屋さん。しかし、値段とネタの新鮮さにびっくり!
まずは赤身からってことで、マグロの赤身。口に入れた途端に、その柔らかい食感と広がる旨み。これで1カン100円。次に頼んだ生ホタテは、目の前で殻から外したばかりのホタテが握られる。ネタの大きさにびっくりし、口に入れて広がる甘みに感激。これが1カン200円。生牡蠣の握りもあって、プリップリの大きな牡蠣が握られて出てきた。これも1カン100円。
変わったのでは、クラゲの握り。初めて食べたけど、その味と食感も今までに食べたことの無いもので、へえーーって感じだった。小肌は、酢が良く効いていて僕好み。
そばでお腹は一杯だったのに、ここのお寿司は、スルスルと入ってしまった。
腹ごなしに、かなり有名だというコーヒー専門店へ。久々に会う友人達だったので、コーヒーとケーキを食べながら、いろいろと雑談。案内役の友人は、その後、もんじゃで閉める予定を立てていたのだけれど、お腹も一杯だし、雪もかなり積もってきたので、この日はそこでお開きとなった。
お寿司の写真は、夢中でパクパク食べてしまったのでありません。あしからず(^_^)。
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大気汚染深刻化

イタリアの主要都市で、大気汚染が深刻化している。雨も雪も降らず、風のない日が続いているためで、多くの町で、粉塵濃度が基準値を超えており、交通規制が行われているようだ。
交通規制は、日曜日の自動車の使用を禁止する形で行われ、少しでも濃度を下げようということらしい。これをle domeniche ecologiche=エコロジカルな日曜日と呼んでいる。

ミラノでは1月29日の日曜日は、自動車の運転が全面的に禁止される模様。
ローマでは、この日曜日は、原付やバイクは午前10時から夕方6時までは運転禁止。公害対策の行われていない自動車に関しては、朝の7時から夜の8時半まで動かすことが出来ない。
ただし、障害者の移動のための車両やタクシーは除かれている。
冬季五輪が行われるトリノでも、22日と29日の日曜日は、午前9時から午後7時まで車を動かしてはいけない。

冬季五輪で、多くの観光客がやって来たらどうなってしまうんだろうか?もし、五輪見物に行く人がいたら、大気汚染にお気をつけください。
posted by tady at 15:14| ローマ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月21日

硝子のハンマー 読了

貴志祐介の「硝子のハンマー」読み終わり。
「黒の家」、「天使の囀り」、「青い炎」は読んでいますが、印象としてはなんとなくおどろおどろしい作風だなと思っていました。
この作品はちょっと傾向が違って、「密室殺人」という完全なミステリー仕立てであります。
読み初めて、へえーこいうのも書くんだと思ったのですが、前半はかなりいい感じだったのだけれど、後半の展開は、ちょっと期待を裏切られたかな。
もう少しひねってほしかったって言うのが正直なところですね。でも、そこそこ面白かったです。
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2006年01月20日

ボニン・アイランドpart2その4

12月29日の乗船模様の続きから

おが丸に乗り込む前に、ひっとっぱしり、待合室の上にあるコンビニに行って、ビールと氷を仕入れてきました。
おが丸の中には、自販機もあって、ビールも買えるのだけれどかなり割高。25時間半乗るってことは、船の中で3食は食べることになるのですが、レストランもけっこう良い値段なのです。カップ麺とかも売っているのだけれど、食品は乗船前に仕入れていった方がベストです。

この前、内地食について書いたのですが、小笠原の食糧事情もまた、内地とはかなり感覚が違っています。
昨年の愛知万博では、食中毒の危険があるからとかで、お弁当などの持ち込みが当初禁止されるなど、かなり過剰な対応があったりしたわけですが、おが丸はいたって大らかであります。
船内には、持ち込んだ食品は、なるべく早く食べるように、期限切れのものは食べずに捨てるようにと言う旨の文書が貼ってあったりしますが、食べ物の持ち込みをチェックされたりすることは全くありません。
小笠原においても、診療所しかない島で、食中毒にでもなったら、それこそ自衛隊の飛行艇に出動してもらうしかないはずなのですが、賞味期限切れの食品を食べるのは、全く持って当たり前のことになっています。食べられるか食べられないかは、記載されている日にちよりも、むしろ動物的カンがものをいう訳です。

さて、竹芝で最後に乗り込もうと待っている時のこと。今回もお世話になる海洋センターの所長さんと遭遇。メールのやりとりで、出張に出かけておられ、帰りの船は一緒になるはずだという話は聞いていたので、まずはご挨拶。
出張と言っても、東京から新幹線でビューッと行くのとは違うわけで、結構大変なんだろうなと思ってしまいました。もっとも今回の出張は、サンディエゴで行われた海洋ほ乳類の学会出席だったそうで、内地からでも大変ではあったでしょう。でも、日本とアメリカの間を行き来するよりも、内地と小笠原を行き来する方がずっと時間もかかるわけで、想像するだけで、ほんとにご苦労様って思いました。
年末と言うこともあって、島に帰省する若者達も数多く、所長さんは、そういう若者達と一緒だったので、とりあえずのご挨拶だけで失礼しました。

いずれにしても、小笠原行きは、まだ2回目だったのだけれど、初めての時に、一人緊張しながら乗船を待ち、真っ先に乗り込んで自分の場所を確保して、航海中もずっとワクワクする期待とどうなるのかなって不安で過ごした時とは、大違いでありました。

ほとんど一番最後(後ろにいたのは数人)におが丸に乗り込み、一番下の2等船室のそれも一番最後の小部屋に我々は陣取ることとなりました。年末最後の便で、かなりギュウギュウ詰め状態だったのですが、どうにか宴会場のスペースを確保できました。

おが丸が出航すると、一度みんなで上の甲板にあがり、風に吹かれながら、改めて自己紹介などしつつ、しばし歓談。
そしていよいよおが丸洋上ミニオフ会が始まりました。
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イタリアでも差別的言い換えが、、、

基本的な考え方として、僕自身は、読んだ人が不快になるような差別語は、使わないようにしようと思っている。
だが、単純に、差別用語を使わないための言葉の言い換えは、本質を隠すものだと考えてもいる。
イタリアでは、この言葉の言い換えが法律となろうとしているらしい。1月9日から、イタリア全国聾唖者協会がローマにおいて、沈黙のsit-inを行ったという。
このことについて、Beppeのブログに記事が出ていた。
http://www.beppegrillo.it/
イタリア語では聾唖者のことをSordomutoという。Sordoは耳が聞こえない人のことでMutoは声の出せない人のことをいう。この二つの単語を合わせて、聾唖者ということになる。
ところが、今度の法律では、Sordomutoは使えなくなり、preverbaleと言わなければならない。
聾唖者の人たちは、これに反対している。
preという接頭語は、以前のという意味があり、preverbaleは、言葉以前のということになり、この言葉の意味合いとしては、言葉を理解する以前の人ってことになる。
Beppeは、これについて、彼らしいジョークを交えながら反論しているが、聾唖者の人たちは、手話という言語をきちんと持っているわけで、言葉を理解していないわけではないと。
そして、手話を習って、psot-verbaleで楽しもうと呼びかけている。

小笠原に行った時に、聴覚障害者の人もいて、手話のできない僕は筆談で話したのだけれど、その時、手話にも方言があるってことを初めて知った。
アルファベットの国では、指の形でABCを表現して、単語を綴ると聞いたことがある。Beppeのブログの絵は、その一部だ。
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ンドッランゲタのペシェ一家とベロッコ一家に一斉捜査

日本では、ライブドアに東京地検特捜部の一斉捜査が入りました。これはなんか釈然としないところがあります。
イタリアでは、マフィアのひとつで、カラブリアを中心に勢力を持つ、ンッドランゲタのペシェ一家とベロッコ一家に、一斉捜査が入ったようです。
ヘロイン、コカイン、エクスタシーなどのドラッグの密輸と売買の容疑で、イタリア全土で一斉捜査。54人が逮捕されました。
コカインは、南米、スペイン、オランダを経由して入ってきており、ヘロインは、バルカン半島経由で密輸されていたとのことで、コロンビア、スペイン、オランダ、ブラジルとバルカン半島各国の警察協力の下に行われた国際的麻薬摘発オペレーションだったそうです。
中心になったのはミラノの警察で、南部から北部の町へ麻薬の汚染が広がっているらしいです。
僕らが知ってるマフィアって映画の中のことだけど、イタリアではほんとに現実としてあるんですね。
以前、友人が商売を始めるにあたって、会社を登記する際に、非マフィア証明書なるものを提出しなければならないって話してました。これは、彼が今までマフィアがらみの犯罪に一切関係したことがないってことを証明するもので、警察が発行すると言うことでした。
日本にも無犯罪証明書っていうのがありますが、それと似たようなものなのだと思います。
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2006年01月19日

伊首相はテレビがお好き

小泉さんは、芸能人やスポーツ選手が大好きのようで、にやけた顔して女優さんとかと握手しているテレビ映像がよく流れます。
伊首相ベルルスコーニも、テレビが大好き。この10日間で、7回もテレビに出演しているとか。
http://www.repubblica.it/2003/e/gallerie/politica/berlutv/1.html

単純にテレビ好きだけならなーんも問題ないのですが、これが一国の首相で、つい先日、汚職がらみの事件で検察側から事情聴取をされたばかりで、なおかつ4月には国政選挙を控えているって状況になってくると、話は別。
そもそも、ベルルスコーニが、政界に進出した時には、彼の支配下にある全国ネットの民放(複数)を使って、大量のCMを流しました。イタリア人の知人が言ってましたが、まさにイタリア語の表現でいうマルテラート(martelloは金槌のことで、それでガンガン叩くイメージです)って感じだったそうです。
それ以来、問題になっているのがパー・コンディチイオ(par condicio=機会均等)。政党が政策を主張する機会の均等を図るべきであるって議論です。
選挙法を自分の好きなように変えてしまって、残るは、このパー・コンディチイオ問題。
しかし、彼のあまりの節操のなさに、チャンピ大統領が、国営放送RAIを監視する委員会に苦言を呈したらしいです。
posted by tady at 14:11| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月18日

世界初firefox方言版

日本では、女子高生を中心に方言がブームだそうである。
南北に長いイタリアにも多くの方言が存在する。方言以外にもドイツ語圏やフランス語圏もあるわけだが、、、
例えば、シシリアに行くと、文法まで違っていたりする。サルディニア島では、村毎に方言が違うと聞いたことがある。
イタリア語という言語は1861年に国家としてのイタリアが統一された時に、公用語として作られた人造語であるわけだが、現在でも多くの方言が残っているし、人々はその方言を大切にしている。これは、カンパネリズモ(町の中心の鐘=カンパーナからきている)と言われる郷土愛精神が根強く残っているからであろう。それは言葉だけでなく例えば料理なども、地方色豊かである。
また、「長いものには巻かれろ」とか「寄らば大樹の陰」ってことを嫌う気質も結構強い。
そんなことを背景にしているためか、パソコンの世界でも、Microsoftの独占支配を嫌う風潮があって、Linuxが結構使われていたり、オープンソースプロジェクトがさかんだったりする。
そしてついに世界初のfirefox方言版が出来たという。
http://mozillaveneto.sourceforge.net/
オープンソースで開発されているモジラ・ファイヤーフォックスのヴェネト方言版を作った人がいるのだ。
トップページを見ると、ヴェネト語、イタリア語、英語が選べるようになっている。同じ説明が出てくるので、3つの言葉を比較してみると、面白い。

日本でも、ジャストシステムのATOKが大阪弁に対応していたりするけど、一つのソフトを丸ごと方言にしてしまうっていうのは、まだないようだ。
日本でも、地方色豊かなソフトが出てくると、面白いと思うんだけどな。
posted by tady at 14:20| ローマ ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

臨場 読了

病院通いが始まって良いことの一つに、公共交通機関に乗っている間に読書ができることがある。
横山秀夫の「臨場」を読み終えた。
警察の検死官、倉石を主人公とした、短編の連作集である。以前に読んだ「震度0」の下敷きになっている感じがする。
震度0は詰め込みすぎの感じがしたけれど、短編連作というのは、一つ一つが丁寧に書かれていて、読みやすかった。ところどころ、浅田次郎を思わせるような人情話もちりばめられていたりして、ちょっと新鮮だった。
posted by tady at 13:53| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月17日

ボニン・アイランドpart2その3

9時からチケットを乗船券に引き替えてくれる業務が始まると言うことで、9時ちょっと前にはゆりかもめに乗って竹芝に到着しました。
とりあえず手続だけは先に済ませておこうと、乗船券をもらって、周りをキョロキョロ。
おが丸出港時の竹芝は、独特の雰囲気に包まれるようです(他の船が出航する時は見てないのでわかりませんが(^_^))。
小笠原常連の人たちが、思いがけない再会をして談笑していたり、ツアーのお客さん達が所在なげに固まっていたり、一人旅の人が不安げにウロウロしていたりします。結構女性の一人旅って感じの人が多いのが目についたりしました。まあ僕が男だからでしょうが、、、
洋上ミニオフ会には、聴覚障害者の人も参加することになっていたので、それを意識してあたりを見ていると、手話で話している人が何人もいて、さて、どの人が該当者であろうかとよけいにキョロキョロしてしまいました。
実はおがさわら丸の運賃には、障害者割引があって、半額になるそうで、それを利用して小笠原を訪れる方も多いそうです。これには後日談があるので、また書きますが、、、
ミニオフ会の主催者の方が到着したのは、乗船が始まってからでした。小笠原2回目の僕は、乗船が始まった段階で、かなり焦ったのですが、ベテランの方々は、しっかり理由があって、のんびりと乗船するようです。
おがさわら丸の2等船室は、いわゆる雑魚寝状態で、年末やゴールデンウィークなど混雑する時は、船室に用意されている毛布(寝場所)の間隔がキツキツに詰まっています。つまり、最初に乗船すると、頭からギュウギュウに詰め込まれていくわけで、あんまりスペースがない。ところが最後に乗船すると、余ったスペースが割り振られるので、ゆとりが出来ると言うわけです。
おが丸に乗る時は一番最後がベストってことをこの時初めて知りました。
posted by tady at 23:24| ローマ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ライブドア強制捜査は何故昨日だったのか?

昨日の朝、出勤前に見ていた朝のワイドショーのメインは、「ヒューザー小嶋社長の証人喚問が翌日(つまり今日)に迫っている。」って内容が殆どだった。自民党の政治家との関係も取りざたされていた。
一夜明けて今朝のワイドショーは、全面的にライブドア強制捜査がメインになっている。
これはどう見ても怪しい。
マスコミ的に見れば、今日は報道すべきニュースがいっぱいある。阪神淡路大震災・宮崎被告判決。だからこそ、この日に小嶋社長の証人喚問を持ってきたのか知らん? そしてそれでも足りなくて、ライブドア強制捜査なんじゃないのかな?
これって、あまりにも穿ちすぎた見方だろうか?
どう思います。
posted by tady at 08:13| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月16日

ボニン・アイランドpart2その2

前回の続き
centergoods.jpg
オフ会に持っていった海洋センターグッズがこれ。子ガメのフィギュアと携帯用ストラップが人気だったようです。

小笠原で良く耳にするのが、「内地食が恋しい」って声です。内地食というのは、小笠原では手に入らない食べ物ってこと。コンビニもファミレスもファーストフード店も無いので、ケンタッキーだったり、マクドやミスドの食べ物が恋しくなるらしいです。
で、僕もお土産を持っていくことにして、出発前に色々と買い集めました。タダ問題は、小笠原まで持って行ける保存の効く食品ではないといけないってこと。
考えた末、横浜崎陽軒の真空パックのシュウマイ、中華街の月餅、そして横浜カレーミュージアムにあった各種レトルトカレー10種を持っていくことにしました。
curry.jpg
クリスマスの3連休を暮れの大掃除に費やし、荷物のパッキングも終えて、12月29日、おが丸洋上ミニオフ会のメンバーと一緒に乗り込むべく竹芝桟橋へと向かいました。
posted by tady at 23:44| ローマ ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ボゴタの話

ヤコポ・フォーのブログにちょっと興味深い話が出ていた。
http://www.jacopofo.com/
コロンビアの首都、ボゴタの話だ。概要だけ掻い摘んで紹介しておく。

ある日のこと、ボゴタ大学で数学と哲学を教えていたアンタナス・モクウス(Antanas Mockus)って人が、授業中をしていた時のこと。学生たちがあまりにも授業をきいていないので、彼らの注意を引こうと教壇の上に立ち、ズボンを下ろしてお尻を見せたのだそうだ。
これにビックリした学生たちは授業に集中したらしいのだが、大学にふさわしくない行為ってことで、彼は首になってしまった。
仕事が中々見つからず、職探しをしているときのこと。それではってことで、ちょうど行われることになっていたボゴタの市長選に立候補。見事当選してしまった。1994年のことである。
この時から、彼の改革が始まった。

1993年当時のボゴタの人口はおよそ500万人。そして年間暴力によって殺された人は、7144人。一日辺り20人ほどってことになる。窃盗などの犯罪は年間16151件発生しており、これも一日辺り44件ってことになる。

1994年、周辺の市長も含めた3人の市長(Jaime Castro, Antanas Mockus, Enrique Peñalosa)が、より人々が住みやすい町を目指して、構造改革に着手した。
例えば、毎週金曜日の夜は「女たちの夜」と定められた。この夜は、男たちは一切外出してはいけない。夜の町を出歩けるのは女性たちだけ。週に1回「オレンジジュースの日」も定められて、この日は一切のアルコールを飲むことが禁止された。
信号待ちの渋滞でイライラしている人たちには、ピエロに扮した人が、交通法規や速度制限を守るように呼びかけるビラを、笑いを交えて配った。
都市の緑化も進められ、新しい公園が作られた。1997年から2002年までの5年間で、都市の緑地は4.5倍に増えた。
文化の面でも、新しく大きな図書館が4つ、小さな図書館が16作られ、学校も新たに52校作られた。
自転車と歩行者専用の道路も建設され、その総延長は297キロで、ラテンアメリカで最も大規模なものとなった。将来的には300キロを超えるものになるという。
公共交通機関の整備も進められ、大人数を長距離運ぶためのバスと、少人数を短距離運ぶバスによるネットワークが整備されつつあるという。
これにより、今までは、時間がかかって町を縦断することなど出来なかったのが、容易に移動できるようになったという。
1993年と比較して2002年の死者は3分の1に減った。

それにしても、一人の政治家がどれだけのことを出来るのかってことを考えさせられる内容だ。
そしてもうひとつ、この記事の元は、二人のイタリア人シモーネ・グロッベリオ(Simone Grobberio)とグイド・ロバッツァ(Guido Robazza)の卒論だという。
今の日本の大学生ってどんな卒論を書いているんだろうか? 卒業のためだけでなく、何かしら社会の役に立つような、そんな意味と価値のある卒論であって欲しいと思う。
posted by tady at 15:18| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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