2006年06月30日

誰が電気自動車を殺したのか?

Who Killed the Electric Car?
もう既に、日本語の一部のサイトでも話題になっている映画のようですが、6月28日から全米公開が始まったようです。
サンダンス・フィルムフェスティバルでも上映されて話題になったらしい。
GM=ゲネラル・モータースが開発したEV1という電気自動車が、市場から姿を消してしまった謎を解いて行くってドキュメンタリーだそうです。
その裏に在るのは、石油メジャーの影。という事は、9.11やアフガンへの侵攻、イラク攻撃の後ろに在ったと言われるものと一緒。
公式サイトはここ
http://www.sonyclassics.com/whokilledtheelectriccar/
最初にトレーラーが流れるけど、雰囲気としては、9.11に近いものが在る。enterから中にはいると、フラッシュでじつによく作られたページが開かれる。自動車の歴史や、現在の環境に優しいと言われる車についての詳しい説明があって、へーっと思いながら、思わず読み始めたんだけど、きりがないので途中でやめにした。時間の在る人はじっくりとみるといいかも。
話題になれば、日本公開も在るかもしれません。ちょっと期待。
それにしても、9.11とかスーパーサイズミーとか、この映画とか、ドキュメンタリー・エンタテイメントとでもいうのか、新たなジャンルが出てきつつあるのかな? とか思います。
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2006年06月29日

セヴェソから30年

間もなく7月10日がやってくる。1976年7月10日、イタリア北部の町セヴェソにあった、イクメサという化学工場が爆発し、周辺一帯にダイオキシンを含んだ雲がたなびいた。
もう、あれから30年が経つ。

La Nuova Ecologiaの6月号は、セヴェソから30年の特集記事を掲載している。
ある意味、セヴェソは、20世紀後半の巨大事故の先駆けともなった事故だった。
このあと、様々な巨大事故が発生している。
1979年3月28日に、アメリカペンシルバニア州で、スリーマイル・アイランド原発が炉心熔融を起こす。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%
83%BC%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%B3%
B6%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E
9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85
1984年12月3日に、インドのボパールで、ユニオン・カーバイト社の工場が爆発、死者3000人以上、被害者15万〜16万人という大事故となった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%91%E3%83%BC%
E3%83%AB%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%B7%A5%E5%A0%B4%
E4%BA%8B%E6%95%85
そして、1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故へと続く。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB
%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E5%8E%9F
%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

EUはこの事故の起きた場所の名前を取って、セベソ規定(日本語の定訳はセベソ指令らしいが、指令というのは、ちょっと違うような気がする)=大規模事故災害防止規定を策定し、加盟各国に、この規定に準じた国内法規を定めるように指示をだした。1982年にセヴェソIが制定され、1996年にセヴェソIIが制定されている。
セベソの町にもレーガビンエンテ=イタリア環境連合の支部があって、そのサイトには、セベソを忘れないためのページがある。
http://www.legambienteseveso.org/html/frame02.html
もう10年以上前になるが、イタリアに居た時に、
催奇形性(遺伝子に影響を与えるということ)が強いと言われるダイオキシンの被害が気になって、セヴェソのその後を知ろうと、セヴェソ問題をずっと追いかけているという、イタリア・グリーンピースの人に話を聞きにいったことがあるが、事故後に取った詳細なデータが、何故か行方不明になっていると話してくれた。
今年はチェルノブイリから20年、セヴェソから30年、また忘れてならないのは、昨年は原爆投下から60年だったし、再来年は、ビキニの水爆実験から60年になる。世紀は変わり、21世紀になるけれど、そしてまた、劣化ウランや地球温暖化といった新たな問題もいっぱい、いっぱい出てきているけれど、こういった過去の出来事は忘れてはならないと思っている。
昨年の7月6日にこのブログに書いた記事、Rubenの歌を改めて聞き直そうかと思っている。
http://tady.seesaa.net/article/4880693.html
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イタリア上院で混乱

イラクからの撤退は決めたものの、アフガンへの派兵は継続することになった。これはダレーマとライスの会談で概要が決まったようだけど、その件について上院で議論が行われ、連立与党の中から、アフガンへの派兵継続のための予算に反対する議員が出てきて、早くも連立与党の危機が言われている。もっとも、野党側の意見も一本化されているわけではなく、逆に政府案=アフガンへの派兵延長に賛成する動きもある。
http://www.repubblica.it/2006/06/sezioni/esteri/afghanistan5/
decreto-rifinanziamento/decreto-rifinanziamento.html

上院は、与野党が僅差であるため、今後も、なにかにつけて、激しい攻防戦が繰り広げられることになりそう。
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2006年06月28日

速報 ハリポタ7巻死者ふたり

ロンドン発ロイター電イタリア語版によると、イギリスのチャンネル4に出演した、ハリポタの作者、ローリングは、2007年7月7日に全世界同時発売が予定されているハリポタ最終巻である第7巻に於いて、主要登場人物のうち、二人が死亡することになると、明らかにした。
しかしながら、人物の名前に関しては、様々な抗議のメールなどが来ることが予想されるので、明らかにしないそうだ。
http://today.reuters.it/news/newsArticle.aspx?type=entertainmentNews&storyID=2006-06-2
7T102913Z_01_POL730666_RTRIDST_0_OITLR-JS-POTTER-MORTI.XML
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JJ1撃たれる

先日、といっても1ヶ月ほど前になるが、彷徨える熊JJ1の事を書いた。
そのJJ1がついに撃ち殺されてしまった。
http://www.lanuovaecologia.it/natura/animali/6032.php
ドイツのバイエルン地方を彷徨っていた彼は、最近になって、羊などの家畜を襲うようになり、人間に近づくことを恐れなくなってきていたところから、危険であると判断して、「退治」されることになってしまったようだ。
レップブリカの記事によると
http://www.repubblica.it/2006/05/sezioni/scienza_e_tecnologia/orso-germania
/orso-abbattuto/orso-abbattuto.html
彼の名前JJ1の名前の由来は、イタリアに連れてこられたJurka と Jozeという二頭の熊から生まれた最初の子供ってことで、JJ1なんだそうだ。JJ2って兄弟もいるとか。
しかし、なによりも驚いたのは、先に挙げたLa nuova Ecologiaの記事の中の、ドイツの自然保護団体の代表、Hubert Weinzierlの言葉だ。ドイツでは、この170年間、自由だった野生の熊はいなかったっていうくだりだ。確かに、ヨーロッパ大陸は、その面積に比べて、人口密度がとっても高いわけだし、自然の中で、熊が自由に暮らせるような場所は少ないのだろう。しかしそれにしても、170年間も野生の熊がいなかったというのは、びっくり。これでは、人間と熊とのつきあい方が分からないのも当然だ。
麻酔銃で眠らせて保護地区に運ぶことも試みられたようだが、その時は見つからず、殺すことに決定したら直ぐに見つかるという不可解な点もあると記事にはある。
以前、カナダに行った時に、野生の熊を見たことがあるけれど、カナダでは、先住民の時代から、熊との共存関係があったようだ。もちろん白人たちが入ってきて、都市が形成されるに従って、熊退治も行われている地域もあるようだけれど、どうすれば共存出来るのかということを模索している。何より、カナダの豊かな森林は、川を上ってくる鮭を熊が捕り、普段なら肥料などなく木が育たないような川筋から離れた場所まで鮭を運ぶことで、栄養が供給されて、森が育つというサイクルが出来ていると聞いた。

殺されてしまったJJ1も、元はと言えば、イタリアの環境保護団体が、熊の保護と繁殖のために、連れてきたことが発端となっているわけで、果たして、熊にとって、良いことだったのかどうか? 単純に動物を連れてきて繁殖させれば良いのではなく、動物と人間の関係までも含めて、考えていかなければ、このような悲劇は、繰り返されるような気がする。
特に、熊のような猛獣の場合は、受け入れる人間社会も、それなりの覚悟と準備をしておかなければならないだろう。あの有名な写真家の星野道夫さんだって、熊に襲われて亡くなっているんだもの。
posted by tady at 13:17| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月27日

ベル・パエゼ8

唐突に8回目
2ヶ月に1度くらいのシリーズになってますね。
昔話のカテゴリは、ネタが無くなった時の引出しのつもりで設定して書いていたのだけれど、昔のことを思い出すってことでも、また、思い出したことをきちんと自分の中で消化して文字にするって意味でも、結構大変で、ネタが無い時の埋め草として書くという訳にはいかなくなっています。
前回の掲載は、4月20日でした。
当時、留学していた団体が行った語学キャンプに行ったところからです。

同じキャンプに、メキシコで世話になったメキシコ人が、スタッフ・エクスチェンジ(各国にある加盟団体のスタッフ間の交流のための交換留学のことを指します)として来ていた。
彼は、僕のイタリア語を聞いて、「イタニョール」だねと笑っていた。イタリア語とエスパニョール=スペイン語が混ざっているってこと。
イタリア語とスペイン語の語尾変化の違いに戸惑ったのもさることながら、同じような言葉なんだけど、微妙に違うってことに多いに戸惑っていた。
例えば、
世界という単語は、
スペイン語ではmundo
イタリア語ではmondo
同じように
土地は、
スペイン語ではtierra
イタリア語ではterra
運動は、
スペイン語ではmovimiento
イタリア語ではmovimento
このように、微妙にスペルが違う=発音も違う言葉がたくさん。
さらに
駅は、
スペイン語では、estacio'n
イタリア語では、stazio'ne
学校は、
スペイン語では、escuela
イタリア語では、scuola
なんていうのもあって、似て非なるものも多数。
さらに、聞いていると同じように聞こえるんだけど、書かれた文字を見ると大いに違う。
例えば、とってもよく使う関係代名詞
英語のwhatにあたるのが
スペイン語ではque
イタリア語ではche
でも両方とも発音はケ
英語のwhenにあたるは
スペイン語はcuando
イタリア語はquando
でも両方とも発音はクアンド
また、スペイン語はgとjが独特なんだけど、イタリア語は普通
人って単語は
スペイン語はgente
イタリア語はgente
綴りは同じでも
スペイン語の発音はヘンテ
イタリア語の発音はジェンテ
日本のことは
スペイン語はJapon=ハポン
イタリア語はGiappone=ジャッポーネ

これだけ似て非なる言語の中にいると、もう頭はごちゃごちゃ、口を付いて出るのはイタニョールになってしまう訳。たぶん、日本語も少しは混じってたはずなんで、そりゃーもー大変!
それでも、伝えたいという意志さえあれば伝わってしまうのが面白いところ。めちゃくちゃ言語でも、文法なんか大間違いでも、コミュニケートしたいっていう思いがあれば、言葉は通じるものなんだと日々実感していた。
これは、僕が言葉に接するときの原点となっている。言葉はコミュニケートするための道具であって、一番重要なのは伝えること。もちろん、よりよく伝えるために、文法や語彙が必要となるのは当然なんだけけどね。自分の感情とか、形而上学的難しい話を伝えるためには、文法や語彙も必要不可欠になってくる。でも、それは、まず最初に思いを伝えることで培われる人間関係が密になるに従って、学んで行けると思っている。
もっとも良い例が恋愛だと思う。まあ、僕の場合は、そういう状況は全く無かったんだけどねorz。
posted by tady at 22:51| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国民投票、NOが勝利

憲法を改正するベルルスコーニ内閣時の改革法に、賛成か反対かで投票の行われた国民投票は、
NO61.3%
SI38.7%
で、反対派が勝利。反対派とは、現与党の中道左派のことだ。投票率は53.6%だった。
各紙の一面は、国民投票とW杯でイタリアがオーストラリアに勝利したニュースがトップになっているようだ。
http://www.corriere.it/
http://www.repubblica.it/
http://www.lastampa.it/redazione/default.asp
(一面はすぐ更新されるので、現時点2006-06-27-7:45ってことです)

Devolutionを強く望んでいた北部同盟(レーガ)の代表ボッシは、投票前は、もし反対派が勝ったらスイスに移住するとか言っていたようだが、投票後は、「悲しいけれど、先に進むしかない」と語ったそうだ。
また、もう一人のレーガの幹部であるスペローニは「イタリア人を嫌悪する。近代化を望まず、他人のふんどしで飯を食おうと言うような奴らだ」と非難したとか。
http://www.corriere.it/Speciali/Politica/2006/Referendum/Articoli/reazioni-dx.shtml

総選挙で負けた中道右派は、この国民投票での勝利に望みをかけていた。勝利していれば、国民はやはり中道右派を支持しているって言えたわけだから、、、

いずれにしても、これで、現政権のプロディはやり易くなったはず。「改革は、国会の多数派のみによって行われるべきではない。少数派も含めて、対話をしながら行うべきものだ。国民は、この国民投票に、政治に対し成熟した意見を持ち、真摯な態度で望んだことが示された。国会議員は、与党も野党も、この国民に答えていかなかければならない。」と語った。
http://www.repubblica.it/2006/06/sezioni/politica/referendum-quattro/
reazioni-vittoria-no-unione/reazioni-vittoria-no-unione.html
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2006年06月26日

新商売、ブログシッター

ベビーシッターは知ってると思う。じゃブログシッターは?
例えば、旅行とかでblogを更新出来なくなったとする。「折角、アクセス数が増えてきて、定期的に見てくれる人も増えてきたのに、1週間も更新が途絶えてしまったら、離れて行ってしまう。やっぱり心配だから旅行はやめにしておこう。」なんて場合に頼むのが、ブログシッターなんだそうだ。
ネタ元は、イタリアのレップブリカなんだけど
http://www.repubblica.it/2006/06/sezioni/scienza_e_tecnologia/blog-sitter/blog-sitter/blog-sitter.html
ちゃんとサイトもあった。
http://blogsitter.net/

blogを頻繁に更新することで、アフィリエイト収入とかを狙っている人がいたとしたら、そう長くは更新を中断出来ないだろうし、ブログシッターに任せておけば、安心してヴァカンスが楽しめるってことになる。

ブログシッターとして最も求められている分野は、映画とか、テレビゲーム、コンピュータ、新技術についてなどだそうだ。それだけ、その分野からの依頼が多 いってことなんだろうけど、映画評を欠かず載せているblogとか、テレビゲームのレビューを書き続けているblogとか、パソコンネタのblogとか、 なんとなく依頼主のblogの様子が透けて見えてくる。

しかし、それにしても、なにやおかしな世界だ。僕も、毎日更新しているけど、それは何かしら伝えたいことがあるから。旅に出るのに、blogが心配で休めないなんていうのは、本末転倒も甚だしいと思うんだけどね。

書き手と読み手の間の関係性の問題もあるかもしれない。少なくとも、マイナーネタばっかりの僕のblogを読みに来てくれる人たちは、元々そう多くはなさそうだし、1週間くらい休んだって、体勢に何ら影響はない。そもそも、こんなblogをシッターするのは、きっとえらく大変なことだろう。
posted by tady at 14:19| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イタリアの数字

昨日今日とイタリアでは、憲法改正に関わる国民投票が行われている。
簡単に言うと、
北部同盟が望み、ベルルスコーニ内閣によって提案され、国会承認がなされたdevolution=地方への権限委譲を行う法律と、
ベルルスコーニが将来自分が大統領になった時のことを考えて作ったという噂もある、大統領権限の強化などが含まれる法律は、
いずれも憲法の改正無しには、成立し得ないもので、憲法を改正して、これらの法律を認めるかどうかという国民投票である。
最終的に有効になるには、国民投票による審判を仰がなければならないからだ。

投票前から、前大統領であるチャンピは、憲法改正に反対するのでノーに投票すると明言し、法律を作った側の中道右派からは批判の声があがっていた。

ベッペ・グリッロのblogでも、自分はノーに投票すると書いているけど、同時に、また、国民投票後、憲法について議論をしたいと書いている。それは、現憲法でも、解決すべき矛盾があるからだ。
ベッペはイタリアの数字ってことで、具体的にあげている。
http://www.beppegrillo.it/2006/06/aggiungi_un_posto_a_tavola.html

Numeri Italia:イタリアの数字
- circa 57 milioni di abitanti.
およそ5700万の住人

- Governi che superano i cento componenti tra ministri, viceministri e sottosegretari.
政府の大臣、副大臣、政務次官は100人を超えた
(プロディ内閣は、イタリア共和国の歴史の中で、大臣や政務次官などの数が最も多い内閣となった。財政困難な状況にあってその多さが批判されたりもしている)

- Parlamento di 630 deputati, 315 senatori e 5 senatori a vita.
国会には下院議員630名、上院議員315名、終身上院議員5名
(人口に対する国会議員の数は、日本と比較するとめちゃくちゃ多い)

- 20 regioni (la Val d’Aosta di 121.000 abitanti - pari a un quartiere di Napoli - equiparata alla Lombardia di nove milioni di abitanti, corrispondenti a quelli di Friuli, Umbria, Marche, Abruzzo, Molise, Basilicata, Calabria e Sardegna messi insieme) tutte con stesse competenze legislative e gli stessi poteri amministrativi.
20州(ヴァル・ダオスタ州は人口121000人で、ナポリの一地区の人口と同じ、ロンバルディア州とは、900万人で、これはフリウリ州、ウンブリア州、マルケ州、アブルツォ州、モリセ州、バシリカータ州、カラブリア州、サルディニア州を全部併せた人口に匹敵する)にもかかわらず、全ての州は法な定めは同じで、同等の自治権を持っている。

- 8.102 comuni in massima parte piccoli e piccolissimi ( Monterone – Lecco - 33 abitanti - che ogni cinque anni elegge un sindaco e un consiglio comunale come i due milioni e mezzo di abitanti di Roma).
市町村は8102にあり、大小様々(モンテローネ−レッコ村は33名、しかし、250万人いるローマと同様、5年ごとに村長選挙と村議会選挙が行われている)

- 300mila professionisti della politica, che arrivano a 700mila con gli “amministratori dilettanti” di province, comunità montane , ASL, IACP, Autorità di Bacino, Consorzi, Società Miste e Commissariati regionali e che costa 15 miliardi di euro l’anno.
専門の政治家は30万人おり、地方の「素人政治家」(生業としての政治家ではないと言うこと)を加えると70万人となり、年間に要する費用は、150億ユーロかかってる。

- La spesa corrente gestita da regioni, province, comuni e comunità montane assomma al 15% del PIL.
現在の地方政治にかかる費用は、国内総生産の15%をしめる。

イタリアの場合特殊事情があって、島嶼地区やイタリア語を母国語としない少数民族の住む地区に手厚い法制が行われている。理念としては正しいと思うけど、理想と現実のギャップっていうのは、常にある。財政が厳しい状況にあって、イタリアもなんらかの根本的法改革をおこなう必要に迫られているようだ。国会議員定数の削減なども、プロディの話の中にでてきいるようだ。

いずれにしても、多数派であることいいことに、一方的に法律を変えようとした前政権の改革は、国民投票でストップさせるべきだと思うが、ただ、ノーと言っていればいいてもんでもないので、投票結果がどう出て、それが政局にどんな影響を与え、どんな方向に進んでいくのか、かなり興味がある。
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2006年06月25日

今週食べたラーメン6月第4週

ここのところ、平日はまったくラーメンを食べにいかれる状況にない。
そして週末になると、溜に溜った欲求不満を解消すべく、食べすぎてしまう。
土曜日は、天気予報は雨だったので、午前中から「世界報道写真展」を見に行くつもりだった。で、中目黒周辺か、大井町周辺、あるいは恵比寿で食べよっかなって思っていた。
ところが、朝起きてみると、なんとそこそこの良い天気。ならば、今が見頃の紫陽花を見に行きつつ鎌倉まで足を伸ばして、久々の静雨庵ともの考えたのだが、梅雨の合間の土日の晴れは、大変貴重ってことで、庭のサツキやツツジの刈り込み行った。普段あんまり使わない筋肉を使ったせいか、午前中で握力がなくなり、細かいところは後日ってことにして、午後から都心での用事を済ませるために、家を出た。
途中下車するにしても近場がいいなってことで、小杉二郎へ。
ネットの情報では、526が出来て以来、やや味が変わったとか。
12時ごろに到着すると、6人ほどの待ち。確かに食券の自販機は新しくなってました。ちょっと感激。それに、なんとなく掃除したようで、普段よりも臭いがきつくなかったような気がします。でも、なんとなく掃除ですから、、、
味は、以前よりちょっとカネシが立ってる感じでしょっぱめ。味も良くなったような感じでした。
で、都心で用事を済ませ、夕方、通過地点にある小滝橋二郎へ寄ろうかとも考えたんだけど、さすがに二郎の連食は、厳しいので、渋谷で途中下車して、やすべえにてつけ麺並を食す。つけ汁がミョーに甘くって、あんまり好みではありませんでした。
日曜日は、今度こそって感じで、「世界報道写真展」を見に出かけました。もろもろの事情があって、結局、辰屋で、辰醤油を食べて、写真展へ。辰屋はいつもどおりの安定した味で美味しかったです。
それにしても食べすぎているという実感があったので、渋谷から恵比寿までは徒歩で移動。車の少ない裏通りを選んで、ブラブラと恵比寿まで。行き帰りしっかりと歩きました。
夕方は、もはや恒例って感じで銭湯へ。またもや体重微増。庭仕事とお散歩でけっこう汗を掻いたんだけどな、、、、いよいよ丹沢あたりに山歩きに行って、本格的に汗をかかないと、やばい状況になりつつあるようです。
posted by tady at 21:13| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

見てきたよ

以前ここでお伝えした、「世界報道写真展2006」を見てきました。
とっても痛い写真が数多くありました。それは、戦争や自然災害で、肉体的に傷ついた人達の痛そうな写真から、それらの出来事により、近しい人達を亡くした、心の痛みを感じるものまで、様々な国の色々な階層の人達が写し出されていました。イラクで人を殺した米兵がいる一方で、イラクで戦死した米兵の遺族が打ちひしがれている。今、現在の世界は、これほどまでに暴力と悲しみに溢れているのかと、改めて心が塞ぐ思いがしました。
中には、生首の転がっている写真や爆弾テロで負傷している人の写真など、衝撃的なものもあり、じっと見入ることなど出来ませんでしたが、一方で、これが現実であり、目を背けてはいけないのだとも思いました。
東京の恵比寿にある東京と写真美術館で7月30日まで開催されています。
ネット上でも公開されているので、東京まで観に行けない方は、そちらをどうぞ。以前のブログにURLを載せてあります。
http://tady.seesaa.net/article/17578706.html
posted by tady at 19:20| ローマ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

Forza manifesto!

il manifestoのトップページが大きく変わった。
http://www.ilmanifesto.it/
先日、本社に泥棒が入っても、ほとんどお金がなかった話を載せたけど、やっぱりかなりの危機的状況みたいだ。
協同組合形式で運営されていて、印刷工も編集長も給与は同じで、儲けを皆で平等に分配している。多くの新聞が、記者や印刷工のストライキで発行されない日でも、マニフェストは出ていた。それは、オーナーもいなければ、労働組合もない自主運営だからだ。いくつもの危機を乗り越えて、もう35年。
でも、今回は、かなり深刻で、2月から無給状態だそうだ。このままでは、閉鎖を余儀なくされるため、緊急カンパ要請のキャンペーンが始まっている。
自らのことを、普通じゃ存在し得ない「怪物」みたいなもんで、でもその「怪物」は一度死んでしまったら二度と復活する事はないだろう。だからこそ、助けて欲しいと呼びかけている。
一般紙の場合は、収入の50%くらいは広告収入なのだが、マニフェストは9.6%しかないという。
質の高い記事で有名な「ル・モンド・ディプロマティーク」のイタリア語版を出しているのもマニフェストだし、マニフェストから育って行った多くの文化運動や文化活動もある。
カンパを呼びかける記事の中にも、世界的に、インターネットの普及によって、収入源となる紙媒体の新聞が売れなくなっているってあるけど、ネットを利用して情報を得ている僕もそれは実感する。
しかし、それにしても、閉鎖だけは回避して欲しい。
僕も、ちょっとだけでもカンパしようかと思っている。
頑張れマニフェスト!
posted by tady at 03:27| ローマ ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

インリンってやっぱいいかも

インリン・オブ・ジョイ・トイって人がいますが、男性の間では結構有名だろうし、愛エプとかで、凄まじいばかりの酷い料理を作ることでも有名かもしれません。
でも、今日、テレビを見ていて改めて、良いかもしれないって思いました。
最近の日本のテレビは、あんまり見たいものがなくて、映画とか自然関係のドキュメンタリーくらいしか見ないんですが(ラーメン番組も少々食傷気味だし、、、)、その中で爆笑問題の太田光総理の番組は、バラエティーとしては出色の出来だと思って、時々見てます。
で、今日は、ゲストの一人としてインリンが出ていたのだけれど、非常にまともな発言をしていて、やっぱり良いかもと思った次第。
それというのも以前、ネットサーフィン中に、彼女の公式サイトにたどり着いたことがあって、それを見てちょっとびっくりし、本当にこの人は、そういう人のなのかしらん?と思ったことがあったからです。探していたのは9.11関係の情報で、エロを探していた訳ではありません。
そのサイトは、ここ
http://www.mostsexy.net/
雰囲気は、明らかに時代遅れの新左翼の流れで、端々に反体制の文言が載っていたりして、でも、かつての新左翼がフェミニズムから大いなる批判を受けたことは、なぜか忘れてしまったような、女性=インリンを商品として扱うような感じだったので、面白いとは思いつつも、男の僕でも抵抗感のあるサイトでした。それゆえに、これは、きっと新左翼崩れのスタッフがいて、彼女の意向とは関係なく作っているものなのだろうと思っていた訳。

しかし、今日のテレビの発言を聞いてきちんと自己主張をしていて、もしかして、タレントとして、仮面をかぶっていたり、ポーズを作っていたりするだけで、ちゃんと物事を考えている人なのかもしれないと思ったのでした。
彼女のブログもあって、それもライブドアブログっていうのが、なんか一般人的で親しみが持てます。
http://blog.livedoor.jp/yinlingofjoytoy/
普通、事務所とかが、ドメイン取ってブログなりホームページを立ち上げるのが、一般的だと思うんで、そうじゃないところがなかなかいい感じです。
公式サイトにもこんなページがありました。
http://www.mostsexy.net/wp.html
いわゆるマスメディアに、セクシーないしはエロティックであるということを売りにして露出している人が、実はそうではないっていうのが、とっても良いです。マスコミが伝えているのは、本質ではないんですね。
posted by tady at 22:34| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みーんなセリエB!

日本は負けてしまったけど、まあ、あのくらい実力の差があると、もう、笑っちゃいますね。日本のレベルが如何に低いかをきっと選手たちも認識したんじゃないでしょうか。
で、イタリアでは、サッカー界スキャンダルの捜査が進んでいて、審判を操作するネットワークがあったってことが明らかになるつつあるようです。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/06_Giugno/22/calciopoli.shtml
その結果、Juve, Milan, Fiorentina, Lazio の4チームは、セリエBに降格する可能性が大だとか。
しかし、それにしても、国内で八百長試合とかをやってる割には、やっぱりイタリアサッカーのレベルが高いのが、なんとも言えず面白い。
それに比べて、日本はやっぱり井の中の蛙大海を知らずなのかな?でも、初出場のガーナは勝ち残ってるわけで、ついつい、大海も知らず、ハングリー精神もない今の日本を象徴しているのかも知れないと意地悪な見方をしてしまいたくなります。
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2006年06月22日

緑のスクーナー船出帆

イタリア環境連合が毎年行っているGoletta Verde=緑のスクーナー船が今年も出帆する。
http://www.legambiente.com/documenti/2006/0620_golettaVerde2006/index.php
スクーナー船とは、2本マストの帆船のこと。イタリア環境連合は、これらの帆船に移動実験室を装備して、イタリア沿岸を巡回し、海洋汚染の実態調査や、環境保護のための啓蒙活動を行っている。また、環境保護だけでなく、平和と助け合いをスローガンに掲げている。
このページの2枚目の写真の横断幕には「Giu' le mani dal Golfo」って書いてあるけど、これは、ゴルフ=湾岸地域=イラクから手を引けって意味だろう。

今年は、例年の2隻の帆船に加え、一本マストのスループ船も参加して3艘で、イタリア沿岸と地中海を巡るようだ。
イタリアでは、地中海の呼称として、ラテン語のマーレ・ノストゥルム=私たちの海なんて言い方をするが、ローマ帝国時代は、確かに、北アフリカまで、領土にしていたわけで、帝国の内海みたいな位置づけだったのだろう。

テレニア海とアドリア海を巡るのは、「カトリカ号」と「ピエトロ・ミッカ号」。地中海沿岸諸国担当は、「キッカボバ号」となっている。それぞれの船の大きさや航海のスケジュールはここ
http://www.legambiente.com/documenti/2006/0620_golettaVerde2006/itinerari.php
今までの調査結果などは、このページの右側に在る年をクリックすると見られる。
http://www.legambiente.com/campagne/golettaVerde/datiNonDisponibili.php?anno=2006
しかしそれにしても、こんな帆船に乗って航海して見たいもんだ。
posted by tady at 22:04| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インターネット白書2006

昨日、イタリアのというかヨーロッパのパソコン状況についての記事を書いたのだけれど、日本の状況について、インターネットに限っての話になるが、「インターネット白書2006」っていうのが出た。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2006/06/19/12386.html

ここのところ、仕事が忙しくて、ネット巡回がなかなか出来ていないので、今日知った。
サイトの記事をざっと読んだんだけど、中々自分の実感と近くて面白かった。
特に3回目の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2006/06/21/12414.html
にある、blogの普及率はちょっとびっくり。インターネット利用者の4人にひとりっていうのは、かなりの数だ。もっとも、更新をきちんとしているところは、少ないって話を、別のところで読んだけど、、、、
blogについては、日本的な個人日記のblogが多いんだろうな。僕としては、情報提供とか、議論の場としてのblogを目指したいと思っている。
Podcastingの普及の状況は、まだまだみたいだ。とても便利なんだけどね。iPodを持っていなくても、無料でダウンロードできるiTuneを使えば、パソコンでいろんな国の音楽やラジオ、動画を見ることが出来る。YouTubeなんかもこれから普及していくんじゃないだろか?
サーチエンジンは、Yahooの一人勝ちって感じだけど、確かに、このblogのアクセスログを見ても、Yahooが圧倒的に多い。
ただ、最近面白かったのは、テポドンが話題になって、僕の書いたテポドンの記事へのアクセスが増加したんだけど、多くの人がgoogoleで検索して来ていたようだ。
僕自身は、googole派なんだけど、サーチエンジンも利用者の棲み分けが進んできているのかも知れない。
posted by tady at 09:37| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

イタリアの政治亡命者の状況

こ6月20日は、世界難民の日だったそうだ。
http://www.unhcr.or.jp/news/news_archives/060620.html
で、イタリアでも、始めての政治亡命者についての調査が発表された。
日本で言う日経新聞にあたる、Il sole 24 oreにも記事が出ていた。
http://www.ilsole24ore.com/fc?cmd=art&codid=20.0.1944401385&chId=30&ar
tType=Articolo&DocRulesView=Libero
この新聞は、イタリアの新聞の中でも、経済紙だけあって、情報が正確で、政治的にいろいろな色の付いた他の新聞に比べると、特集記事など結構面白い。

で、この調査は、
Anci(Associazione Nazionale dei Comuni Italiani=イタリア地方自治体協会)
http://www.anci.it/anci.cfm

Censis(Centro Studi Investimenti Sociali=社会投資研究センター)
http://www.censis.it/
が初めて行ったもので、レポートの概要はここ
http://www.anci.it/sezionihp-det.cfm?nomefile=ACF6CF3.htm&titolov=0&NoParam=0
Il soleの記事によると、2001年以降、政治亡命を申請した人は、10969人で、そのうち、72%が男性だそうだ。国別に見ると、21%がエリトリア、9%がソマリア、8%がエチオピア、6%がトルコ、5%がスーダンとなっている。
イタリアの旧植民地が目立つ。
イタリアには、現在およそ2万人の難民がおり、昨年は、9500人が亡命申請をし、調査の対象となった人は1万4000だそうだ。そのうち、907人に政治亡命が認められ9175人は認定されなかった。ここのところの数字は足し算するとおかしいんだけど、申請者だけではなく、調査対象となった人の中からも認められた人がいるってことなのかもしれない。
また、認定されなかった人のうち、4375人が、人道的保護を受けることになったという。
日本の国連難民高等弁務官事務所のページには、各国の難民受け入れ状況が一覧表になっている。
http://www.unhcr.or.jp/protect/higo_2005.html
イタリアと日本が並んでいるけれど、その数の違いを見てほしい。
イタリアの難民政策や違法移民に対する措置が酷いって話を、何度もここに書いてきたけど、日本の方がもっと酷いってことがこの数字だけでもよくわかる。
国際社会との関わりが話題になるけれど、日本って、やっぱり閉鎖的だと思ってしまう。
イタリアは、政権が交替して、難民移民政策が変わりつつある。先日もローマ法王が、CPT(移民の一時保護施設)の在り方を批判したりしたことも、影響があるかもしれない。

posted by tady at 23:41| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パソコン・オンチがいっぱい

EUROSTATが2005年に行った、ヨーロッパ諸国におけるパソコン音痴についての調査結果を発表した。
オリジナルデーターはここ(英語です)
http://epp.eurostat.ec.europa.eu/pls/portal/docs/PAGE/PGP_PRD_CAT_PREREL
/PGE_CAT_PREREL_YEAR_2006/PGE_CAT_PREREL_YEAR_2006_MONTH_06/
4-20062006-EN-AP.PDF

イタリアの通信社ANSAも報じているので、そちらの方から要約を載せきます。
http://www.ansa.it/main/notizie/fdg/200606202005246586/
200606202005246586.html

オリジナルも3ページほどで、表がメインなので、直ぐ読めるかな。

さて、イタリア語の記事によると、調査対象となったイタリア人の59%は、パソコンについての知識がなかったそうです。
それも年齢層を55歳以上に絞ると、87%がパソコンを使えず、さらに年寄りばかりでなく、16〜24歳の若者層でも、28%が使えないいう結果です。
最低だったのはギリシャで65%
調査は、18万人を対象に行われ、最も簡単なファイルのコピーの仕方から、プログラムの探し方まで、いろいろなレベルについての質問があったようですが、37%の人が、一体何をいっているのかさっぱりわからなかったそうで、55〜74歳の年齢層では、65%の人が全く分からなかったとあります。

EUは、2010年を目指して、新しい知識のさらなる普及を行おうとしているようですが、道は険しそうです。

さらに、イタリアの場合、失業者のパソコン知識不足が顕著なようで、ヨーロッパの平均が、39%なのに対して、イタリアでは失業者の62%がパソコンの使い方をしらなかったそうです。
また、イタリア人の3分の2は、インターネットにアクセスしたことがないという結果も出ています。

オリジナルの表を見ると、デンマークやスウェーデン、ノルウェーと言った国では、パソコン音痴が少ないようです。
パソコンのかなりハイレベルな基礎知識を有している国は、ルクセンブルグとアイスランドでともに42%次いで、デンマークの39%ととなっていました。
日本の場合はどれくらいなんだろうか?
posted by tady at 15:16| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

違法移民はイタリア人より高学歴

ミラノにあるボッコーニ大学っていうのは、エリート校で、日本でも有名だと思う。
そこが行った調査によると、イタリアにいる不法滞在移民は、どうやらイタリア人よりも校学歴なんだそうだ。
http://www.stampa.unibocconi.it/articolo.php?ida=1043&idr=1
この調査を行ったのは、ボッコーニ大学のCarlo Devillanovaとロンドンのカレッジ大学のTommaso Frattiniの二人。
18ヵ月間に渡り、およそ1万人の不法滞在者にインタビューした結果だそうだ。
彼らの出身国は92ヶ国に渡り、その内の75%は、9ヶ国から来ていた。
エクアドール、ペルー、モロッコ、エジプト、ルーマニア、スリランカ、アルバニア、ウクライナ、セネガルである。
57.7%は男性で、それも国によってかなり傾向が違う。エイジプトやアルバニアは、80%が男性だった。

25〜64歳の年齢層における違法移民の学歴は、41.1%が高卒で、12.1%が大卒であり、イタリア人の同年齢層が、高卒は33.1%、だいそつは10%であることに比べると、移民の方が校学歴であるそうだ。さらに、女性の場合は、その割合がさらに高く、高卒は38.6%、大卒は13.3%となっている。
ただ、彼らが、能力に応じた仕事に付けているかというとそうではなく、出身国にとっては、頭脳流出であり、受け入れ国にとっては、頭脳の浪費といった状況にあるという。
この記事の下の方に調査結果の表が掲載されているが、なかなかに興味深い。

これは、何もイタリアだけのことではなくて、日本に来ている第三世界の人達も高学歴の人が多いようだ。大昔、ビル清掃のアルバイトをしていた時に、確かパキスタンの人だったと思うけど、一緒に働いていて、彼は、母国では、大学で教えていたと言っていた。
イタリアにも(日本もだけど)不法滞在している外国人(それも第三世界の人達)に対する差別意識が存在する。だけど、もしかしたら、彼らは、そういった差別する側の人々を、ずっと冷静に見ているのかもしれない。
posted by tady at 22:27| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エコマフィア・レポート2006

イタリア環境連合(Legambiente)が"Rapporto Ecomafia 2006"を発行した。
http://www.legambiente.com/documenti/2006/0614_ecomafia/index.php
エコマフィアとは、イタリア環境連合が作った造語で、環境に悪影響を与えるような犯罪行為を行う集団を指す。
この報告書は毎年発行されており、今年の総頁数は、400ページを超えたと言うことだ。
環境連合の、ドキュメントセンターに注文すると、15ユーロ+送料で買うことが出来る。

最初のところに、この4月に43年間の逃亡生活の末、逮捕されたコーサ・ノストラの大ボス、プロヴェンツァーノの手によるという、みかじめ料(正確には廃棄物を処理する際に上乗せする金額)について、強請を働いていた証拠となる書類がPDFで掲載されている。
http://www.legambiente.com/documenti/2006/0614_ecomafia/ecomafia06_pizzino.pdf
ざっと読んだだけだけど、あんまり教養のある人の文章とは思えませんでしたね。

上述の記事によると、2004年度に比べて、ゴミの不法投棄は16.5%も伸びていて、告発されたり、逮捕された人の数は、5221人で、平均すると1日に14人以上となるそうだ。
いろいろな数字が並んでいるけど、じっくり読む時間がないので、目についたのだけ紹介しとくと
2005年に建てられた違法建造物は3万1000軒あり、犯罪の48.6%は、4つの州に集中していて、そこにはマフィアの組織があるという。
カンパーニヤ、シシリア、カラブリア、プーリャの州である。カンパーニヤ州には、ナポリを中心としてカモーッラがいるし、シシリアはマフィア、カラブリアは、ンッドランゲタ、プーリャはサクラ・コローナ・ウニータって感じですね。

記事の最後の方には、このレポートの序文をPDFでダウンロード出来るリンクが貼ってあります。
序文だけで21ページもあるんだけど、最初は、レーガンビエンテとはどんな団体かってことから始まっているので、初めての人には良いかも。あ、イタリア語ですが。
それによると、レーガンビエンテは、1980年に反核運動をきっかけに誕生し、現在は、1500の地方のグループ、20の州委員会、11万5000人の会員や支持者がいるとあります。
400ページの報告書は無理にしても、時間がある時に、もうちょっと読み込んでみます。
posted by tady at 17:36| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月19日

wikipediaに規制

元ネタはニューヨークタイムズらしいのだけれど、wikiに規制がかかっているって話。
http://www.ansa.it/main/notizie/fdg/200606171544246169/200606171544246169.html
僕も、良く利用するwikipedeliaなんだけど、wikiとは、インターネット上にある百科事典。
日本語のwikiは、ここ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/
%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
自分の知っていることを、インターネット上の百科事典であるwikiに自由に書き込みができ、また、それを見た人が、間違っていれば訂正をしてくれ、新しい情報があれば付け加えるっていうのが、wikiです。
ところが、ある種のテーマに関しては、規制をかけ始めているっていうのが、上記のニュース。
中国の人権問題とか、ブッシュについてとか、政治がらみのやばそうな=意見が分かれそうなテーマに関しては、一定の書き込み制限が設けられたって言うことです。
で、イタリアのマスコミが取り上げたのは、クリスティーナ・アギレラについても含まれているってことで、話題にしたようです。
ネットという不特定多数の人達がアクセスする媒体=メディアの良いところを集めた、知識のデーターベースって感じがwikiなんだけど、誰もがアクセスできることで、問題が発生してるようです。

日本には、2ちゃんねるがあって、真偽のほどは定かではない眉唾情報も含めて、かなり自由に(自由を履き違えている人もいるようですが)いろんなことがネットに流れているので、まだまだ健全だと思うのですが、それでも、ネット右翼の人達とかが、ブログを炎上させる事態もおきているようで、ネットの自由な空間を、そういった行為で、狭めてしまい、自らの首を締めるようなことだけは、慎むべきだと僕は思っています。
2ちゃんねるの面白さのひとつとして、ちょっと前にもかいたけど、ライブ感覚のおもしろさがあります。
地震が発生したときの、2ちゃんねるの地震速報は、実に役に立ちます。
アカデミックチックなwikiと井戸端会議的2ちゃんねるっていうある意味ネットの両極端の存在な訳ですが、両方ともネットのこれからの可能性を試してる場って感じがしています。
posted by tady at 23:20| ローマ ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブログ開設1周年

今日は、このブログを開設してから1周年の日にあたります。
この昨日までの1年間で、僕が書いた記事の数は、698本でした。この記事が699本目ってことですね。
今日中に700になるでしょう。小笠原旅行中などをのぞいて、毎日更新を目標にしてきましたが、1年間で700っていうのもちょっと感慨がありますね。継続は力なりっていいますが、多分に自己満足ではあるわけで、果たしてなんの力になってるのかはわかりません。しかし、少しでも訪れる方が、「へえー、知らなかった」と言う情報や「面白いね」と感じてくれる内容のものを載せていきたいと思ってます。

内訳は、イタリアのニュースが一番多くて、334本。日記が232本で、この中には、小笠原話とかラーメンの話が含まれます。
本は47、ってことは1年間で47冊読んだってことですね。ちょっと少ないな。
映画は33。この中には、テレビで放映された映画もあるし、映画の情報もあるので、見た本数とは一致しません。
昔話は39、メヒコの話を書いたのが大半ですね。イタリアの話は、中断したままなんで、続きを書かなければ、、、
音楽は13、主にイタリアの歌の訳を載せてきましたが、これも少ないですね。
アクセス数は、毎月載せているので、まあいいか。集計も大変だし、、、でも、ここのところ、コンスタントに200アクセスはあり、昨日は300を越えました。ちょっと前に書いた、テポドンの記事へのアクセスが急増したためです。
コメントとトラックバックは、あんまりありませんでした。
訪れる方が、コメントを残してくれるような記事を書かなければと、ちょっと思ってます。
というわけで、1周年の御報告でした。
posted by tady at 08:21| ローマ ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

今週食べたラーメン6月第3週

今週は、木曜日に身内の付き添いで病院へ。途中抜け出してラー博へ行って、春木屋のミニメンマラーメンと井出商店のミニ中華そばを食す。春木屋は、やっぱりうまい。それに比べて、井手商店は、スープに雑味があって、それほど美味しいとは思わなかった。
土曜日は、天気が持ちそうだったので、自転車ででかける。先週食べた526と比較するために小杉二郎に行こうか、それとも上野毛二郎にしようか迷ったのだが、上野毛二郎に向かうことにする。
多摩川の土手を走って、二子橋を渡り、急な坂道を登りきるとすぐに上野毛だ。到着すると、二人ほど並んでいた。それでも、割とすぐ座れる。この日は、女性が多かったが、みな、気持ちのいいほどしっかり食べていた。前回は、ハバネロ入りを頼んだのだけれど、ちょっと辛すぎたので、今回は普通の小。GWあたりに店を掃除して臭いが少なくなったとのネットの情報であったが、確かに、以前のような強烈な臭いはしていなかった。豚も美味しく、スープもライトで僕好み。思わず全部飲んじゃいそうになった。
帰りは、二子玉の町をちょこっと回って、鮎ラーメンの場所を確認。今度機会があったら来てみたいと思う。
この日は、横浜で小笠原関係のミクシィコミュのオフ会があり、家に帰り着いてシャワーを浴びて一休みしてから出かける。
ネットで知り合う人達の集まりっていろんなものがあるんだろうけど、小笠原というピンポイント的指向の集まりのせいか、いつもまとまりがいい会で、飲みながら、結構真剣に、小笠原の自然を守るには、どうすればいいのか? 地元の島民と観光客の自分達との関係ってどうなんだろうか? みたいな議論が行われたりして、なかなか良い会だった。
二次会まで参加して、終電で帰路に着くが、最寄駅ではタクシー乗り場に長蛇の列。仕方がないので、知覚のラーメン屋でニラソバを食べた。食べ終わって出てくると、きれいに列はなく、すぐにタクシーに乗り込んで帰ってきた。
日曜日は雨。自転車で出かけられなかったんだけど、酒が抜けきれないので、汗をかこうと近くを散歩。その後、ひさしぶりにラーメン甲子園を訪れる。ここも7月の始めには、また全店入れ換えになるようで、その前に様子を見ようって感じで行ってみた。汗をかくために、まるとやで辛味噌ラーメンを食べる。でも、やっぱりここのレベルはこんなもんかなって味だった。でも、入れ換えがあるときっとまた行ってしまうんだろうと思う。
で、もう少し体を動かそうと一駅歩き、そこで思わぬものを目撃、マクラーレンの新車の試乗会で、ずらーっと10台ほどの車が並んでいた。でも車と言ってもベビーカー。そもそもマクラーレンがベビーカーを作っているってのもびっくりだけど、ベビーカーの試乗会っていうのもびっくり。たしかにこの地域は、おしゃれなベビーカーに子供を載せてお買物っていうのが、セレブなんだそうで、いったい何が!? って感じだ。
posted by tady at 16:38| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月17日

今日はトリノでゲイ・プライド

17日、トリノでゲイ・プライドが開催されるようだが、この催しの主催者宛てに、機会均等大臣が参加を表明する手紙を送ったことが話題になっている。
http://www.ansa.it/main/notizie/fdg/200606161912246101
/200606161912246101.html
その手紙の中で、政府与党内部でも、方針がまだ定まっていない事実婚に関する法律を早急に作るべきだと書いたため、あちこちからいろんな声があがっているようだ。
一応、参加は大臣としてではなく、個人の肩書きであるということらしいが、小泉チルドレンとか呼ばれるちっともチルドレンじゃないオバサン大臣よりは、ずっといい。
そう言えば、先日歯医者の待合室で、読むものがなくて手にした女性雑誌に、片●さつきが、モデルとして出ていたのには、思わずのけぞり、やっぱこいつはバ●だぁーーーーと思いましたね。

もうひとつ、イタリアを揺るがす事件が勃発している。元王族Vittorio Emanuele(イタリアは君主制を廃止しているので、貴族もほんとは元貴族)が、売春斡旋とマフィアとの繋がりの疑いで逮捕された。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/06_Giugno/16/savoia.shtml
日本で考えれば、天皇制が廃止された後、元天皇家の皇族が、逮捕されるようなもんだ。
それも売春斡旋とマフィアっていうんだから、空いた口がふさがらないね。
まだ、容疑だからなんとも言えないけれど、疑いを持たれるってだけで、ほんと何やってんだか!? って感じですね。
posted by tady at 05:05| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月16日

大気汚染で死者9千人/年

WHOヨーロッパとイタリアの環境保護庁が行った調査の結果によると、イタリアでは、PM10とオゾンによる大気汚染で毎年9000人が死んでいることになるそうだ。
http://www.lanuovaecologia.it/inquinamento/atmosferico/5990.php
PM10とは10ミクロン以下の粒子状物質のことで、微細粉塵とでもいえばいいのだろうか。
調査は、イタリアの13の主要都市、トリノ、ジェノヴァ、ミラノ、トリエステ、パドヴァ、ヴェネツィアーメステレ、ヴェロナ、ボローニャ、フレンツェ、ローマ、ナポリ、カターニア、パレルモを対象に行われた。住民の数はおよそ900万人で、全人口の16%にあたる。
簡潔に言うと、30歳以上の人口の9%にあたる人が死に至る確立だという。原因は、微細粉塵などによる心肺機能への悪影響で、癌や梗塞を引き起こすという。
この調査結果は、15日にローマの環境保護庁主催のセミナーにおいて発表された。
http://www.apat.gov.it/site/it-IT/ContentsFolder/Eventi/2006/06/apatoms.html

確かに、イタリアの大気汚染問題は深刻で、タルガ・アルテルナ(自動車のナンバープレートの末尾が偶数か奇数かで、運転できる日とできない日を分けて規制する方法)などが頻繁に行われたりしてる。
歴史的に見ると、イタリアの自動車メーカー、フィアットが、イタリア経済を引っ張っていた時期があって、政治も自動車の普及を後押ししてきたって背景がある。
さらに遡れば、イタリアの森林の多くは、鉄道網を整備するための枕木として、かなり大量に伐採されてしまったとも聞いたことがある。

また、町の構造自体も、古いままで(これには、歴史的遺産として守らなければならないって側面があるわけで、、、)、これがいろんな意味で、足を引っ張ってきたことも確かだろう。
ローマの石畳の狭い道に、大型のオフロード車が無理矢理入ってきたりする場面を目撃してことも多々ある。
それでも、町の歴史的中心地区は、自動車の乗りい入れを禁止するといった政策も行われたりするようで、
イタリアの歴史と文化を尊重したスローライフっていう方向を目指してもいいように思う。
今どきは、アフリカからのシロッコがサハラ砂漠からの砂を運んでくる時期で、自動車からの汚染の他に、これも大きな問題のようだ。
そうそう、脱線するけど、スタジオ・ジブリってイタリア語なんですよ。意味はリビアの砂漠地帯から地中海を越えて吹いてくる熱風のことです。
posted by tady at 20:35| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

誘拐か解放か?

スイスで、小人の誘拐があいついでいるという。そう、ガーデニングに使う小人の人形のことである。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/06_Giugno/14/nani.shtml
警察は窃盗事件として扱っているようだが、やっているのは、「庭園の小人解放戦線」という国際組織である。
この記事を載せたコリエレでも、以前に特集を組んでいる。
http://www.corriere.it/speciali/nani.shtml
彼らの主張は、小人たちを庭に縛り付けることなく、森林に住めるように解放すべきであるというものである。
この解放戦線は、5年ほど前にフランスで誕生し、現在は、ヨーロッパ各国にひろがり、アメリカやカナダにも支部ができているそうだ。
フランスのサイトはここ
http://www.flnjfrance.com/
イタリアのサイトはここ
http://www.malag.it/
フランス支部によると、現在までに4205人の小人たちが解放されたそうである。
イタリア支部は、団体の歌まで作っているようだ。
http://www.corriere.it/speciali/nani/liberare.wav
ラップ調歌で、庭園の小人たちの解放を訴えている。
馬鹿らしいけど面白い。スローフードだって、ファーストフードに対するアンチテーゼって感じで、遊び心から始まったわけで、こういったユーモア溢れる運動は、なかなかいいと思う。
ただし、庭から小人を盗まれちゃった人は、そうは思わないかもしれないけれど、、、
posted by tady at 20:04| ローマ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヴェネツィア映画祭2006

8月30日から9月9日にかけて開催される第63回ヴェネツィア映画祭の審査委員長が発表された。
今年は、カトリーヌ・ドヌーブが務めるそうだ。
http://www.rainews24.it/Notizia.asp?NewsID=62293
ドヌーブは、1967年の昼顔で金の獅子賞を受賞している。
また、長年の功績を称える特別賞には。デヴィッド・リンチの名前が囁かれていると言う。
http://www.adnkronos.com/3Level.php?cat=Spettacolo&loid=1.0.468815328
特別企画としては、イタリアを代表する3人の映画監督、ロベルト・ロッセリーニ、ルキノ・ヴィスコンティ、マリオ・ソルダーティの生誕百年を記念して、特別上映会が予定されている。
9月7日には、ケネス・ブラナガンの新作「魔法の笛」とワールドプレミアム上映が行われると言う。
http://today.reuters.it/news/newsArticle.aspx?type=entertainmentNew
s&storyID=2006-06-14T132946Z_01_POL446458_RTRIDST_0_
OITLR-JS-VENEZIA-GIURIA.XML
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2006年06月14日

夏だ!海だ!大変だ!

ということで、イタリアの海に関する話題をいくつかまとめて、、、
イタリアも、島国ではないけれど、日本と同じように海に囲まれた半島なので、海に関するニュースがけっこう話題になる。
ちょっと前だけど、イタリアの海岸線の42%が浸食の危機に直面しているっていう調査結果が報道されていた。
これね。
http://www.vglobale.it/NewsRoom/index.php?News=2361
この調査は、«Studi costieri»って雑誌に掲載されたもので、6月7日に、ローマで開催されたCNR(Consiglio Nazionale delle Ricerche=イタリア科学研究会議とかイタリア学術会議と訳されているようだ)で発表された。
CNRサイトはここ
http://www.cnr.it/sitocnr/home.html
プレスリリースはこれ
http://www.stampa.cnr.it/documenti/comunicati/italiano/2006/Giugno/65_GIUGNO_2006.HTM

調査の内容は、海岸線の環境調査を行う全国グループに所属する40人の専門家が参加して行われたもので、過去30年の様々な調査研究を参考にまとめられたという。
で、結果は、イタリアの海岸線の42%が浸食の危機に曝されているという。
例えば、モリーセ州を例に取ると、35キロある海岸線のうち、25カ所は岩礁で守られているんだけど、22キロある砂浜のうち、20キロは浸食が進んでいて、その率は実に91%ととある。同じように、バシリカータは78%、プーリャは65%、アブルッツオは61%、マルケとラツィオは54%となっている。浸食率の低いフリウリ13%、ベネト18%などの州は、人工的に砂を運び込んで、海岸線保護をしているという。
ただ、少しだけ明るいのは、今までのハードな方法ではなく、ソフトな
方法によって、解決を図ろうとしていることだそうだ。
あと、これから心配されるのは、海面の上昇によってどんな影響がでるかということで、これはこれからの研究が必要とあった。

海岸の浸食については、日本も深刻なはず。三保の松原がなくなりそうだとか、日本本土のアカウミガメの産卵場所の砂浜がほとんど消えそうとか聞こえてくる。

イタリアの海岸は、もーだめか! って思ってたところに、イタリア環境連合とツーリングクラブ・イタリアが共催して発行しているLa Guida Blu 2006の発売が記事になっていた。
http://www.lanuovaecologia.it/natura/mare/5958.php
イタリアの315カ所の海水浴場を調査したガイドブックで、シュノーケリングとか海底洞窟探検とか、グルメとかの情報が満載とのこと。
ヨットの帆の数で、クラス分けをしてるようだが、5つ帆をとったベスト10の一覧がワードファイルでダウンロード出来る。
http://www.lanuovaecologia.it/documenti/Scheda%20le%2010%20localita%20a%205%20vele.doc
当分、小笠原には行けそうもないし、ましてやイタリアなんてと思いつつ、イタリアのきれいな海でも見るかってことで、ネットを探していたら、国立公園のサイトがあった。
http://www.parks.it/
海岸地域はここ
http://www.parks.it/indice/Costeisole.html
以前、カナディアンロッキーに行く時に、カナダの国立公園のサイトを見たことがあるけど、
http://www.parkscanada.ca/
それと同じような感じだ。
ちなみに日本の国立公園のホームページはここだった。
http://www.sizenken.biodic.go.jp/park/np/index.html
比べてみると、日本のサイトはかなり貧弱。小笠原があったので、見てみたけど、全然内容がない!

話が逸れてしまった。で、イタリアのLa Guida Blu 2006で一位になったのがCinque Terre国立公園で、そのサイトのURLは
http://www.parconazionale5terre.it/default.asp
右側の海洋保護地区からギャラリーのページに行くと、写真が見られた。ストリーミングビデオもあるし、webカメラもあった。ただし、webカメラはファイヤーフォックスじゃ見られなかった。
まあ、お暇な方は、イタリアの国立公園でも見てください。

さらにもうひとつ
新環境大臣となった、緑の党のペコラーロ・スカニオは、海の保全に力を入れると発表したようだ。
http://www.ecoblog.it/post/1640/pecoraro-scanio-e-il-mare
彼の経歴は、イタリア政府のサイトにある。
http://www.governo.it/Governo/Biografie/ministri/pecoraro_scanio_alfonso_it.html
で、上の記事によれば、現在の「環境及び領土保全省」を「環境及び領土並びに海洋保全省」に変えるなんてことも言ってるようだ。
ちょっと前の報道では、イタリアの環境行政がかなり混乱していて、国と地方自治体、そしてEUとの間で、環境に関する法律が矛盾するという事態が発生していて(これも、ベルルスコーニ政権時代に、国がちゃんと環境政策をしないで、みんな地方自治体に押しつけちゃったことが原因となってるようだ)、新大臣は、これを解決すべく、各州の環境担当者を一同に集めて会議を開いたって報道があった。2001年に彼が緑の党の代表になったときには、かなり内輪もめがあったんだけど、頑張って欲しいところだ。
posted by tady at 14:34| ローマ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月13日

本当の脅威はテロじゃない

えーっと、イタリアのニュースって訳ではないのだけれど、イタリア語のサイトから辿っていってたどり着いたので、とりあえず、このカテゴリーへいれときます。
La Nuova Ecologiaの記事によると、イギリスのオックスフォード研究グループから、地球の将来の脅威についての研究報告書の発表があったという。
http://www.lanuovaecologia.it/ecosviluppo/politiche/5970.php
オックスフォード研究グループっていうのは、理事の中に、あの有名なイラク・ボディ・カウントの共同創設者がいたり、日本の原子力資料情報室と共同で、「日本の核武装と東アジアの核拡散」なんていう研究報告も出している。
http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=208

イタリア語の記事の内容は、地球という惑星を脅威にさらしているのは、テロリズムではなく、気候変動だって書いてあって、その気候変動を抑える為にCO2の排出を減らす当面の方法として原発を使うことは、逆に核拡散とテロリズムの危険が増えるので止めるべきだとも報じている。

で、早速、オリジナルの報告書を探してみたら、PDFでダウンロード出来るようになっていた。
オックスフォード研究グループのサイトはここ
http://www.oxfordresearchgroup.org.uk/home.htm
で、報告書のPDFは、ここ(もちろん英語)
http://www.oxfordresearchgroup.org.uk/publications/briefings/globalthreats.pdf
40ページの報告書で、内容はかなり興味深いんだけど、いつものようにずるをして、目次とイントロダクションを読んだだけの紹介です。
興味のある人は、ダウンロードして読んでみてください。

冒頭の要約には、
「9.11以降西欧諸国にとって、テロの脅威が言われているけど、国際テロの脅威は、その他の地球が抱える深刻な問題と比較してみると、大したことではない」
目の前の事だけ見てると、長期的な脅威が見えなくなるとも書いてある。
で、これから地球を脅威に陥れる可能性のあるテーマとして
1気候変動
2資源の争奪
3移民の増大
4国際的軍事化
をあげている。
そして、これらの問題を解決する道として今までのような武力を背景とした「コントロール・パラダイム」ではダメで、長期的展望に立った、新しいパラダイムが必要とされている。それが「sustainable security paradigm」なんだそうだ。
1の問題で重要なのはエネルギー問題の解決で、持続可能なエネルギーを開発すること
2に対しては、エネルギーの効率利用
3は貧困の解消
4は、WMD(大量破壊兵器)の禁止と拡散の防止
というようなことを上げている。

学者さんの机上の理論とかを一生懸命読んでもしょうがないと思う部分もあるんだけど、でも、新しい発想とか視点を見つけることが出来ると、ものの見方も変わってくるので、まあいいかと思って、ざっと目を通してみようっと。

posted by tady at 15:41| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マードックVSルーカ

ベッペ・グリッロのblogからのネタなんだけど、ワールドカップと多国籍企業とネットが絡んで、面白いことになっている。
http://www.beppegrillo.it/2006/06/luca_in_the_sky.html
マードックは、言わずと知れたメディア王。彼は、イタリアのskyテレビを持っていて、今回のサッカー・ワールドカップの放映権も手中に入れ、イタリアで試合を見る為には、skyと契約しないと見られない状況になっているらしい。これは、ミクシィのマイミクで、ローマ在住の人も日記に書いていた。
ルーカっていうのは、イタリアの少年で、マードックに民事裁判で訴えられている。というのも、パソコンを使って、インターネット経由で、中国から放映されているサッカーの試合を見ていたことが、権利の侵害にあたるってことらしい。刑事裁判も考えたらしいけど、それはさすがに受け入れられなかったそうだ。警察は証拠物件としてパソコンを押収したらしいが、裁判所命令によって返却されている。

もっとも、今年の1月には、やはりネット経由でセリエAとBのサッカーの試合を放映していた会社に、財務警察の捜査が入り、放映出来なくなっているそうで、その変わりとして、中国からのネットワーク配信で見られることが、ベッペのblogにも紹介されていた。
http://www.beppegrillo.it/2006/01/fate_skyfo.html
多国籍企業が、サッカーをネタに金儲けを企み、国家が法律でそれを守り、ネットがその裏をかくって感じだ。

ベッペは、自由ネットワーク協会っていうのを設立して、この少年の民事裁判を支援するキャンペーンを始めることにしたらしい。
昨日書いたスロー・フード協会の話でも、農業とインターネットが重要な鍵だって発言が、前会長からあったって紹介したけど、多国籍企業と渡り合うにも、ネットは役にたちそうだ。あとは、その道具をどう使うかって事なんだと思う。


サッカー界のスキャンダルCalciopoliに揺れるイタリアに対して、ベッペはワールドカップ初戦の対戦相手ガーナを応援していた。
http://www.beppegrillo.it/2006/06/forza_ghana.html

今回のイタリア代表は、スポンサーの利益の為に結成されていて、さらに、マスコミがサッカースキャンダルを騒がなくなったのは、イタリア代表チームを守る為ではなく、skyとRAIとpublitaia(イタリアの大手広告代理店)を守りたいからだって言っている。そしてそんなイタリアサッカーには未来はないと。これで、ガーナが勝てば、希望が生まれるとも、、、まあ、残念ながらガーナは、負けちゃったけどね。
posted by tady at 11:32| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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