2006年08月31日

ヴァーチャル望遠鏡

9月21日からインターネット経由で、高性能の天体望遠鏡を操作して、天体を観察できるようになるそうだ。
http://www.ansa.it/main/notizie/fdg/200608301757255254/200608301757255254.html

これはイタリアの天体物理学者Gianluca Masiのプロジェクトで、ローマのプラネタリウムの協力の下、Bellatrix天文台の望遠鏡の映像がネット上で見られると言う。
似たようなサービスは、ネット上に既にあるそうだが、より細やかなサービスを取り揃えているそうで、世界初と言ってもいいそうだ。
料金は、1時間25ユーロで、他の似たようなプロジェクトよりもずっと格安だとか。というのも、これは商業目的ではなく、維持費が捻出できればOKだからだそうだ。
申し込むと、自分が予約した時間に、専門の天文学者のガイドの下、自宅のPCから天体望遠鏡を操作して、好きなところを見ることができるという。
既にサイトもあって、現在予約を受付中だそうで、予想よりも多い予約が入っているとか。サイトはここ
http://virtualtelescope.bellatrixobservatory.org/italia.html
今のところこのサービスはイタリア国内に限られているそうだが、この秋には外国にも公開されるという。
外国からイタリアの夜空を見られるなんて素敵でしょとMasiは言ったとか。

無料のサービスもあって、ライブではないものの、記録された映像を見ることができるそうだ。
星の見えない日本の都心から、秋の夜長、イタリアの夜空を見ながら過ごすのもいいかもしれない。
posted by tady at 20:01| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダンテ「地獄篇」on Google

Google Book Searchが、著作権切れの書籍をPDFでダウンロード出来るようにして、公開したってニュースがあった。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/08/31/13145.html
もちろん、日本語の書籍はまだない。日本では「青空文庫」
http://www.aozora.gr.jp/
が、著作権の切れた作品や作家が著作権を放棄した作品を電子化して読めるようにしている。
で、グーグルについてのニュースの中に、ダンテの「神曲」も公開されたってあったので、早速覗いてみた。
http://www.google.com/press/annc/booksearch_download.html
ダンテにつてはここ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%86%E3%
83%BB%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%AE%E3%82%A8%E3%83%BC
%E3%83%AA

神曲については
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%9B%B2

Googleのページにリンクされていたのは、ダンテの「神曲」のうち「地獄篇」のみだったのだが、PDFで見てみると面白かった。
http://books.google.com/books?vid=OCLC13779284&id=iQ5Glx7BGZkC&output=p
df&sig=n5GnXF1WNYocOsGmkbbn7_gVLqA

全部で232ページあるのだが、一番最初にGoogleの挨拶があって、これもイタリア語で書かれている。
その後に、画像化された本のページが出てくる。もともと、ダンテを学ぶ外国人の為に編纂された本をPDF化したようだ。
前半は、解説やダンテの紹介になっていて、本文が始まるのは、130ページあたりから。
それにしても、前書き、解説などにイタリアの文学史を知る人なら、へえーーーというような人たちの文章が並んでいる。
まず最初に出てくるのが、ジョットが描いたダンテの肖像画がある。
ジョットについては
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83
%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3
%83%B3%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%8D

肖像画の下には、
Ritratto di Dante Aligheri dipinto da Giotto nella Cappella del Potesta' a Firenze, scoperto il 21 Luglio 1840, copiato prima della restaurazione che fu fatta nel 1841.
と描いてあって、1840年7月21日にフィレンツェのポテスタ礼拝堂で発見され、1841年に修復される前に、レプリカが制作されたとある。
しばらく見ていくと、ジャコモ・レオパルディの文章が出てくる。ペトラルカのカンツォニェーレについて書いた文章を引用しているようだ。
レオパルディについては、日本語版のwikipediaには記載がなかった。
「Wikipedia:日本語版への投稿が望まれている記事/人物」というページに記載があった。日本ではまだまだ知られていない詩人みたいだ。ちょっと残念。まあ、イタリア文学を勉強した人は、絶対知っているはず。このブログにも試訳を載せてるけどね。

さらに「ダンテの人生」について、ボッカチオが書いたものの要約が出ている。
ボッカチオについては
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%
AB%E3%83%81%E3%82%AA

次ぎにマッキャベリが書いた「グェルフィ党(教皇派)とギベリーニ党(皇帝派)の由来」についての文章がある。
マキャベリについては
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%99
%E3%83%AA

また、グェルフィ党内部での「白党」と「黒党」の対立についても解説があり、その後には、歴代のローマ教皇の一覧とか、ダンテの年表があって、ようやく本文にたどり着く。

本文は、原文と原文にイタリック体で解説を付けたものが併記されていて、原文だけでは解りづらいところを補ってくれている。

本当に時間があって、この手の研究で飯を食っていけるなら、じっくりと読んでみたいと思う代物だ。
こんな本が、インターネットで、しかも無料で見られるなんて、良い時代になったものだ。
posted by tady at 14:18| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月30日

獅子VS狼

いよいよヴェネツィア映画祭が始まったんだけど、その後すぐに開催されえるローマの映画祭との間でもめている。
http://today.reuters.it/news/newsArticle.aspx?type=entertainmentN
ews&storyID=2006-08-26T074341Z_01_BON549498_RTRIDST_0_OI
TLR-JS-CINEMA-ROMAVENEZIA-PERSABATO.XML&ImageID=
ローマの映画祭については、このブログの7月28日のヴェネツィア映画祭の記事に少しだけ書いた。
ヴェネツィアのシンボルが羽のあるライオンで、ローマのシンボルは人間の赤子に乳を飲ませる狼ってことから、獅子VS狼なんて言い方もされているみたいだ。
単純に言えば、同じような国際映画祭が、間をおかずしてヴェネツィアとローマで開催されることで、果たしてローマの映画祭は価値があるのか?ってことみたいなんだけど、話は簡単ではないようだ。
というのも、ヴェネツィア映画祭も財政難で、政府からかなりの資金援助を受けているらしく、その予算がローマに食われてしまうと、かなり厳しいってことが背景にはあるみたいだ。政府は財政難の折、文化振興費を削減しているからなおさらだ。
ヴェネツィアは世界でもっとも歴史のある映画祭で、当初はムッソリーニが、ファシスト政権の宣伝のために使われたりしたようだ。その後紆余曲折はあったものの、その歴史はやはり重いものがある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%81%E3%
82%A2%E6%98%A0%E7%94%BB%E7%A5%AD
マイナーな映画に目を向けるって傾向が強くて、バイヤーからも金にならない映画が多いっていう不興をかったりしたらしいが、最近は売れ線のハリウッド映画も上映されるようになってきてるそうだ。

一方ローマの映画祭は、現ローマ市長のヴェルトローニが、大の映画マニアで、だいぶ前からローマでの映画祭を考えていたらしい。ローマは永遠の都であり、なんといってもイタリア映画を支えてきたチネ・チッタがあるから、どうしても国際レベルの映画祭を開催したみたいだ。
予算も民間から集めて、ヴェネツィアの邪魔をしないようにしていると話しているし、運営側のスタッフにはヴェネツィア映画祭の関係者も入っている。ただ、今回が第一回目だから、まだまだ、開催時期の変更など定着するまでには、時間がかかるかもしれない。

最初のロイターイタリアの記事には、ヴェネツィアは、映画祭が大きくなるにしたがって、地の利の問題があり、宿泊施設や大規模な上映会場が確保できず、問題を抱えていると言う。その反面、ローマは、新しい劇場も完成し(設計はRenzo Piano)、メイン会場はそこになるというし、観光都市だから宿泊施設は豊富にあり、地の利としては有利ってことだ。
第一回目の目玉は、ニコール・キッドマンの新作の先行上映だそうだ。

いずれにしても、うまく調整して、それぞれ特色のある映画祭になるといいんだけどね。
ローマの映画祭のサイトはここ
http://www.romacinemafest.org/
前回見たときは、英語のページはまだ工事中だったんだけど、今回はちゃんとあったので、イタリア語の分からない人はそちらをどうぞ。


posted by tady at 23:17| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メカジキからDDT

WWF(世界自然保護基金)イタリア支部とシエナ大学が共同で、地中海における海洋汚染の実態を、メカジキをサンプルとして調査した結果が発表された。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/08_Agosto/29/pesceddt.shtml
この記事によると、テレニア海で捕獲した29頭のメカジキから、15種類の化学物質が検出されたという。その中には、使用が禁止されてから30年もたつ、DDTも含まれていたそうだ。

詳しい報告書は、PDFでここからダウンロードできる。
http://www.wwf.it/ambiente/dossier/
Contaminazione%20chimica%20del%20mediterraneo_il%20pesce%20spada.pdf

全部で44ページ。最初のイントロダクションのところだけ拾い読みしたんだけれど、地中海には8500種の海洋生物が確認されていて、全世界の海洋生物種の8〜9%が存在している事になるそうだ。地中海の大きさは、世界の海の面積の0.82%で、全世界の海水量の0.32%しか無い事を考えると、いかに豊かかが分かると書いてあった。
本当に豊かな海なんだなぁー、とこれにはちょっとビックリ。
PDFの12ページ目にあったメカジキの絵が可愛らしかった。内容とは全然関係ないけど、、、、
posted by tady at 17:28| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イタリア兵は大丈夫@Lebanon

イタリアの部隊2500人が、国連の平和維持軍として、レバノンに出発した。
http://www.asahi.com/international/update/0829/013.html
今回は、国連平和軍の指揮を執るって言う大役を担っている。これも、今までの親米政権から、EUの中でのリーダーシップに重きを置いたプロディ政権の政策転換の表れだと思うし、外務大臣となった左翼民主党のダレーマの手腕が問われる場面でもある。

さて、この派兵について、ミクシィのマイミク登録をしている人が、「だいじょぶかよイタリア軍」って話を日記に書いていて、中々辛辣な観察で笑ってしまったんだけど、それと同じような事を、アメリカの週刊誌The New Republicが書いている。
http://www.tnr.com/doc.mhtml?i=w060821&s=kahn082506
まず、書き出しを読んで笑ってしまった。
「こんな感じの古いジョークがある。天国では、警官はイギリス人で、メカニックはドイツ人、愛人はフランス人で、コックはイタリア人、その他のオーガナイ ズは、スイス人。地獄って言うのは、警官がドイツ人で、コックがイギリス人で、メカニックがフランス人で、愛人がスイス人で、その他のオーガナイズがイタ リア人の場合だ。」
いわゆる各国の気質のステレオタイプをよく表している。

で、どんな話かっていうと、イタリア人はうまいものを食べるのには一生懸命だが、戦いには向いておらず、統率も取れていないので、レバノンの平和維持軍を 指揮するのは無理だ。だが、オルメルト(イスラエルの首相)は、敢えてイタリアを指名する事で、国連の政策が失敗する事を望んでおり、そうすれば、大手を 振ってヒズボラとの戦争を再開できるからだと書いてあるらしい。
英文をちゃんと読めばいいのだけれど、最初にこの話を僕が目にしたのは、コリエレのサイトで
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Esteri/2006/08_Agosto/29/republic.shtml
イタリア語の方が楽なんで、そちらからの要約です。

他にも、今までのイタリアの平和維持軍の話がいろいろと出ていて、カラビニェーリは、アルマーニのデザインの制服を着て、とってもクールだけど、状況が厳しくなると、及び腰になるみたいなことが書いてある。

与党の一つであるマルゲリータの機関誌Europaで、このアメリカ人の記事を批判しているとコリエレの記事に出ていたので、そっちも見てみた。
http://www.europaquotidiano.it:80/site/view_art.asp?id=25037
そうしたら、ありゃりゃ
「The New Republicの Jeremy Kahnが書いた記事は、まったく稚拙なものであるけれど、その中には的を射た批判もある。」と認めちゃってる。

ただ、これらの記事を読んでいて思うのは、旨いものが好きで戦争が嫌いなイタリア人でいいんじゃないの? ってこと。やたらと人を殺しまくるアメリカ兵よりは、ずっと良いと僕は思うんだけどね。
Europaの記事の最後には、「kahnの同国人である逞しいアメリカ人たちがやってることより、マシな事がイタリア人にはできるんだってことを見せてやろうじゃないの」というようなことが書いてあったけど、まさに同感。
でも、本当にうまく指揮が執れるのかについては、かなりの不安を感じるのも事実だなぁー。
posted by tady at 16:46| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イタリアン・オフィスラブの実態

Codacos(Coordinamento delle Associazioni per la Difesa dell'Ambiente e dei Diritti degli Utenti e dei Consumatori=環境保護、利用者及び消費者の権利保護協会連絡会)って団体が、ビーチパラソルの下で、オフィスラブの実態についてのアンケート調査を行ったんだそうだ。開放的なヴァカンスの場所でのインタビューでしようっていう意図はよく分かる。普段は言えない事でも言ってしまう感じがあるものね。
http://www.repubblica.it/2006/08/sezioni/cronaca/sesso-in-ufficio/
sesso-in-ufficio/sesso-in-ufficio.html
見出しには、「オフィスラブによる企業の年間損失額は、3700万ユーロ」ってある。
お盛んな事だ。
一体、環境保護や消費者の権利保護とオフィスラブがどう繋がるのかよく分からないんだけど、とりあえずCodacosのサイトに行ってみた。
http://www.codacons.it/
で、そこでレップブリカの記事のネタもととなった記事を発見。
http://www.codacons.it/comunicati.asp?id=6647
より詳しい内容が出ていた。

インタビューしたのは730人。場所は、
Taormina, Ischia, Rimini, Anzio, Lignano, Porto S.Stefano,  Sanremoの海岸。
オフィスにおいて、恋愛感情あるいは性的関係を持った事があると答えた人は23%。15%はその関係が6ヶ月から7〜8年続いたそうで、7%は職場結婚に至っている。
45歳から55歳の年代が最もお盛んで、35歳から42歳の年代も、長期のオフィスラブが続いている。
3%が、オフィスラブが原因で離婚あるは別居しており、ほとんどの人がその結果に満足しているそうだ。後悔していると答えたのはわずか0.8%。
オフィスラブで直面する最大の問題は、場所。用具置き場やエレベーターの中、屋上などが逢い引きの場所となっている。
オフィスラブをした事がある人の75%は、その関係は秘密ではなく、同僚との話題に上ると答えており、質問に答えてくれた人のうち、二人は、同時に二人の同僚と関係を持っていたと告白している。
最もお盛んなのは、イタリア中部で66%、北部と南部はそれほどでもない。しかし、関係が長く続くのは、南部のオフィスラブだという。
42歳から55歳の年代の女性の73%は、自分の方から誘惑したと答えており、その65%は、複数の経験があるという。その理由は、欲求不満と家庭内がうまくいっていないことからだそうで、子供の事を考えて思いとどまるというのは50%。
仕事場で、具体的行為に及んだ事はないと88%の人が答えているが、その後の回答を見ると、この値には信憑性がない。仕事場以外で逢瀬を重ねるのは、非常に難しいと答えているからだ。40%が車の中、30%が場末のホテル、18%が友人の家、12%が職場それもお客が来ない午後の時間帯と答えている。

ここからがちょっと生々しい。

事に及んだ時の時間だが、5分から30分。インタビューを受けた男性のうち3%は、激情のあまり5分と持たないと言っている。30%の人が、「見つかるかも知れない」という緊迫感が最大の媚薬となっていると答えている。

で、
60%の人が、オフィスラブによって、少なくとも一日辺り1時間は仕事をさぼっていると答えており、これを換算すると、年間当たり3700万ユーロがオフィスラブによって無駄に使われていることになるという。
最後に、この調査は、科学的根拠に基づいた統計調査ではないって書いてあった。

さて、日本のオフィスラブの実態はどうなんだろうか?
posted by tady at 10:49| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天の川で爆発

ハッブル望遠鏡が、天の川であった、スーパーノヴァの撮影に成功したそうだ。下がその画像
http://www.repubblica.it/flash_auto/galassia.html
レップブリカの記事によると
http://www.repubblica.it/2006/08/sezioni/scienza_e_tecnologia/
esplosione-supernova/esplosione-supernova/esplosione-supernova.html
撮影された爆発は、わずか340年前に起こったものだそうだ。これは、スーパーノヴァとしては比較的若いものなんだって。爆発したのは、天の川の中にあるCassiopea Aと言う星で、地球からはおよそ1万光年の所にある。
解説によると、緑色に見える炎には、酸素が多く含まれており、赤や紫の炎には硫黄、青く見えるのは水素と窒素が含まれているという。
爆発時のスピードは、時速5千万キロ=地球と月の間を3秒で移動できるという物凄い速さだそうだ。

そういえば、今年の夏は、ゆっくりの夜空を眺めることもしなかったな。なーんもしないうちに、あっという間に夏が過ぎてゆく、、、orz。
posted by tady at 06:07| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月29日

イタリアの砂がe-Bayオークションに

甲子園の土じゃあるまいし! と思うのだけれど、イタリアのお土産として、エルバ島のCapoliveri海岸の砂が、ドイツのe-Bayのオークションに出品されているという。
http://today.reuters.it/news/newsArticle.aspx?type=entertainmentNews&storyID=
2006-08-28T164000Z_01_BON856241_RTRIDST_0_OITLR-
LEGAMBIENTE-SABBIA-ONLINE.XML
この砂を買った人には、小さな袋に入れて家まで届けてくれるらしい。値段は1.99ユーロから始まっているという。
これを発見したイタリア環境連合は、イタリアの自然破壊であるとして、抗議した。
http://www.legambiente.com/associazione/tnews.php?id=3400
想い出の砂浜の砂をお土産に持ち帰ったり、各地の海岸の砂をコレクションすることが一部で流行しているそうだ。
ピンク色の砂浜のある、サルディニア島のマッダレーナなど、いくつかの海岸では、海水浴客が持ち帰らないように監視したり、人数制限をして、入場料を取るような事態になっているという。
一人一人が持って帰る量は少なくとも、イタリアを訪れる何百万人という観光客の数を考えてみて欲しいと、イタリア環境連合の担当者は述べている。

話は違うが、去年の今頃、良質なシリコンを必要とする太陽光パネルが世界的に普及すると、その原材料である良質の珪素をたくさん含んでいる湘南の海岸は消失するであろうって話を書いたが、日本の海岸の砂も、もしかしたらどこぞの多国籍企業に狙われていたりするのかもしれない。
posted by tady at 16:41| ローマ | Comment(0) | TrackBack(1) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

農村における種の多様性維持を

農村における種の多様性を守る為の団体が、サイトを立ち上げたというニュースが出ていた。
http://www.repubblica.it/2006/08/sezioni/scienza_e_tecnologia/
biodiversita-rurale/biodiversita-rurale/biodiversita-rurale.html
これは、seed savers のイタリア版ということらしい。
昔からの種を守ろうというseed saversの本家はこちら
http://www.seedsavers.org/
日本支部も準備中のようだ。
http://seedsavers.exblog.jp/
で、イタリアの団体はここ
http://www.civiltacontadina.it/
イタリアには、50種類以上の豆類があるそうだが、こういった様々な種類の野菜や果物の種を、交換して、維持し増やしていこうというのが、このサイトの目的。記録の為にコレクションしようというのではなく、実際に栽培して、種を増やしてってことが目的だという。

日本でも京野菜とか加賀野菜とか、練馬大根とか三浦大根とか本当は実に様々な種類の野菜や果物が存在するんだけど、流通の問題やら価格の問題、生産の容易さなどから、かなり画一化されてきている。残念な事だ。

本家のサイトには、出版している本の紹介もあって、cook bookのところなどをみると、カラフルなレシピ本が沢山紹介されていた。うーん美味しい野菜が食べたくなった。
posted by tady at 11:19| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モレッティCaos Calmoに主演

僕の好きな映画監督であるナンニ・モレッティが、実に11年振りに、純粋に俳優として映画に出演することになった。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Spettacoli/2006/08_Agosto/28/moretti.shtml
作品名は「Caos Calmo」、今年のストレーガ賞をロッサーナ・ロサンダの作品と争って、勝ち残ったサンドロ・ヴェロネージの小説の映画化だ。
プロデューサーは、ドメニコ・プロカッチ。映画化にあたり、作品を読んだモレッティの側から出演の申し出があったそうで、原作者のヴェロネージも喜んでいると言う。
監督は、アントネッロ・グリマルディで、モレッティも一緒に、この映画にもっともふさわしい監督は誰かって話し合いを進め、彼に決定したそうだ。
モレッティは脚本にも協力するらしい。
詳細はまだ未定のようだ。小説ではミラノが舞台だが、映画化に当たっては、もっともふさわしい町を現在選定中と記事にはあった。
完成するまでには、時間がありそうだから、原作を取り寄せて、読んでみようかな。
posted by tady at 05:41| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月28日

春は早く秋は遅い

気候変動により、ヨーロッパの春の訪れは、1週間早くなっており、秋の訪れは、約1週間遅くなっているという研究結果が発表された。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Scienze_e_Tecnologie/2006/08
_Agosto/27/stagioni.shtml
この変化により、植物も動物も変化した気候に合わせる為に、大変な状況になっているという。
この研究は、ドイツのミュンヘン大学の生物気象学の教授Annette Menzelと、イギリスのハンテングトンエコロジーセンターのTim Sparksらが中心になって、大陸規模で行われたもので、542種の植物と19種の動物について、ヨーロッパの21カ国で1971年から2000年にかけて観察を行い季節の変化について調べたものだそうだ。
それによると、花の開花や鳥の渡りに混乱が生じているという。

このフェノロジー(=生物季節学。僕も初めて聞いた学問)の調査は、ヨーロッパのほとんどの国が行っていて、その結果をまとめると、35年前に比べて、ヨーロッパ北部では、春の訪れが8日間早くなり、秋の訪れが6日遅くなっている。ヨーロッパ中部と東部では、春の訪れは10日早く、秋の訪れは5日間遅くなっている。イタリアに関しては、春の訪れが8から10日早く、秋の訪れは6から7日遅いという。最も日数の差が大きかったのはスペインで、春の訪れが12日も早かった。
イタリアでは、Ibimet(=L'Istituto di Biometeorologia生物気象学研究所)が協力しているそうだ。
http://www.ibimet.cnr.it/
そこの代表であるGiampiero Maracchによると、いくつかの例として、ツバメの訪れが少なくとも10日は早くなっており、また、3月8日の女性の日のシンボルであるミモザも、最近では、1月末から2月の初めに咲いてしまうといったことを上げている。
また、秋の訪れが遅くなっているのは、ツグミの渡る時期がずれてきている事や、ブーゲンビリアが11月末まで咲いていることなどが上げられるという。
いずれにしてもこの気象変動によって、食物連鎖が混乱してきており、絶滅の危機にある種もあるという。
posted by tady at 15:56| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ローマ法王環境問題についてアピール

日本にいると、ローマ法王が何か言っても、大した話題にはならない。それは日本社会に大した影響がないから当然のことだ。
しかし、イタリアでは、その発言の内容がどうあれ、影響力が強いので、常に話題になる。政治的立場の違いによって、好意的に捉える人もいれば、批判的に捉える人もいるけど、概してポジティブな事が多い。もちろんキリスト教の教義に反するようなことに関しては、かなり保守的で、中絶の問題や人工授精の問題、ゲイや同性婚なんかについては、クリスチャンではない、どちらかというと左に近い僕の目からすれば、時代錯誤って言う感じの発言もある。
と、前置きをしておいて、ローマ法王が、お告げの祈りの後に、環境問題についてアピールしたって記事が出てたので、ちょっとだけ書いておこうと思う。
http://www.ansa.it/main/notizie/fdg/200608271244254877/200608271244254877.html
この記事によると、「神の創造した物を救おう。地球資源の浪費を止め、その資源を連帯の心で分かち合おう」と述べたという。これは、9月1日が、カトリック教会が定めた、第1回目の地球保全の日で、それに向けてのアピールってことだそうだ。「地球を堕落させてしまう可能性のある、人生の選択やライフスタイルがこの問題の原因であり、信者はこの深刻な危機に取り組むべきである」なんだそうだ。
信者のネットワークを介して、ヴァティカンが手に入れている情報っていうのは、膨大なもののはずで、そのヴァティカンが、こういった発言をするってことは、地球の状態はかなりヤバイってことだと思う。

イタリアの環境運動の歴史についてよく言われるのは、最初のエコロジストは、アッシジの聖フランチェスコだって話である。彼は、鳥や草花と話が出来たそうで、彼の起こした奇跡の物語の中にも語られているそうである。
キリスト教の中にある、自然を慈しみ愛する教えが、力を発揮することができれば、世界の環境も少しは良くなるかも知れない。
posted by tady at 14:12| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アーネストorエルネスト?

メキシコ湾で、今年初のハリケーンが発生したというニュースがあった。昨年のカタリーナの被害の記憶が生々しいからだろう、日本でも報道されていた。
http://www.asahi.com/international/update/0827/015.html
で、気になったのは、そのハリケーンの名前。日本での報道は、英語の発音に準じて「アーネスト」なんだけど横文字だとErnestoと綴られているので、スペイン語読みをすると「エルネスト」となる。
アーネストだとその後にはヘミングウェイを連想し、エルネストだとチェ・ゲヴァラを連想するんだけど、いずれにしても、このハリケーン、キューバと縁があるようで、キューバに迫っていると言う。
被害をもたらさなければ良いのだけれど、、、
posted by tady at 12:02| ローマ | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月27日

今週食べたラーメン8月第4週

今週は、週半ばに、久しぶりに蕎麦でも食べようと、近くにある蕎麦屋に行くが、定休日で閉まっていた。仕方ないので、しぇからしかで熊本ラーメンを食べる。辛し高菜が入れ放題し、すりゴマも、ニンニクの揚げチップも好きなだけ入れられる。スープがやや甘めなんだけど、その分、辛し高菜を多めに入れて食す。
土曜日は、9月初めに来日する来客に備えて、午前中は、家の片付け。天気が思わしくなく、午後から自転車で出かけようかどうしような迷ったが、雨具を持って、出かけることにする。26日だったので、上野毛二郎の26day(ジローデー)に行こうかと多摩川方面を見ると、黒雲が。時間も無いので、もう少し近場のポクポクポクチンを目指すことにする。二郎インスパイア系と言われているが、以前食べたときは、野菜が炒めてあり、油っぽくて閉口した。最近のネットの情報によると、茹で野菜に変わったと言うので、それを試してみることにする。
店に到着すると、ほぼ満席。隣には高校生に男の子3人グループが。安くて量があるので、高校生大学生が多いようだ。
無難なところでポクポク(普通のラーメン)を頼む。二郎と違い、オーダーするときに、野菜の量を言うことになっているようだが、とりあえずデフォのままで注文。ラーメンが供される時に、ニンニク・ヤクミ(玉ねぎの粗ミジン)を頼むことができる。僕は両方入れてもらった。ニンニクは、しょうゆ漬けになったものが刻んであった。野菜は、二郎とは違って、モヤシとキクラゲ。
丼はやや小ぶりながら、麺も野菜もぎっしりって感じで、見た目はかなり二郎に近い。下から麺をほじくり出すと、黄色みの強い太麺が出てきた。二郎のようないい意味でのボソボソ感は無いが、美味しい麺だった。野菜も茹でに変わってそれほどしつこい感じは無く、美味しく食べられた。豚は、味がしっかり付いていてそれなりに美味しいのだが、二郎の茹で豚のほうが僕の好みかな。でも、二郎が食べられないときには、十分にその代わりを務めてくれるラーメンだった。
夕方からは、新宿で飲み会。久しぶりに夜の街に出かけて、その人の多さに、飲み会前から疲れてしまった。それでもしばらくぶりの友人と新しく出会った人たちと楽しい飲み会だった。二次会は飲み足りないってことで、カラオケよりも飲み屋に行こうってことになり、偽HGのいるお店に。満席で待っている間に、タイの女の子のグループが隣にいて、タイ語を耳にしたんだけど、意味は分からないけど綺麗な響きの言語だなって印象を持った。タガログ語(これも分からないけど)よりは濁音が少ないのか知らん?
楽しく飲んで、終電1本前で帰宅。

日曜日は、やっぱり二日酔い気味。汗をかいて、体調を取り戻さなければと、成田行きのリムジンバスのチケットを買いがてら、胃にやさしいラーメンを求めて、自転車で出かける。二日酔いで胃にやさしいっていうなら、ラーメンなんか食うなと言われそうだが、それはそれ。
目指したのは、こがね屋。和風の鶏がらスープ醤油ラーメンということはネット調べてあったのだが、評判はいまひとつ定まっていない感じだったので、実際に食べてみるしかないってことで、行ってみることにしたわけ。
途中でチケットを買い、12時前には店に着いた。先客が二人いたが、ほとんどガラガラ。中華そばを頼む。
出てきたラーメンは、ラーメン丼ではなく、和風の丸みのある深い丼で、上には、のり、チャーシュー、ほうれん草、味付け卵半分、細めのメンマが乗っていた。スープを一口飲むと、まずくは無いんだけどこれと言った特徴は無く、麺は、鎌倉の静雨庵のような太さ。ただし食感はぜんぜん違って、もっちり感は無かった。それでも、そこそこ美味しいと思って食べ始めたんだけど、チャーシューを齧った途端にものすごい豚臭さが口に広がって、折角の優しい感じのスープが台無し。臭いを消すために胡椒を振りかけた。
丼とレンゲの組み合わせが最悪で、深い丼に角度の浅いレンゲのため、スープがぜんぜんすくえない。格好はいいんだけど、客のことを思ってるとは思えないものだった。
まあ、それでも二日酔い気味の胃にラーメンが収まり、スープをほぼ完飲して店を出た。チャーシューさえどうにかなれば、もう少しましになると思うんだけど、、、
雨が気になったが、どうに降られず無事帰宅。午後はしばしお昼寝して、どうにか体調回復。
そうそう、なるべく緑の多い道を選んで走ったんだけど、久しぶりにせみ時雨を聞いた。でも、季節は確実に秋に向かっているようで、ツクツクホーシがいっぱい啼いていた。
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2006年08月26日

減り続ける人口@Venezia

ヴェネツィアの人口が減り続けている。このまま行くと、2030年には、住民0になってしまうと言う。
http://www.repubblica.it/2006/08/sezioni/cronaca/2030-venezia-vuota/
2030-venezia-vuota/2030-venezia-vuota.html

1966年に、ヴェネツィアが大きな水害に襲われてから、今年で40年になるんだそうだ。
で、1966年当時の人口は、12万1千人だったのに対し、今日では、その半分の6万2千人になってしまった。そのうちの3千人は外国人。
人口減少のペースは、およそ1年で千人だったのが、ここに来て年間2千人になっているという。
その原因は、家の問題があるからだそうだ。不動産市場の価格が、外国人が買うために、高騰しているそうだ。
1平方あたりの価格は6千から8千ユーロだそうで、町の中心部で80平方メートルのアパートを借りるとすると、月2千ユーロはするという。
同時に、観光客が増えたことで(一日平均5万人)、地元の商店がどんどん閉店しており、例えば地元価格の普通のレストランがなくなってしまったり、八百屋さん、パン屋さん、お肉屋さん、靴屋さんなどなど日常生活に必要なお店が消えて行って、代わりに観光客向けのブティックやら土産物屋が増えてしまったことも、人々が町から去っていく大きな原因だと言う。
このままだと、2030年には、ヴェネツィアの住人は全くいなくなり、観光客だけの町になってしまうそうだ。
記事の中では、それはディズニーランドと同じになってしまい、町の魅力もなくなるだろうと書いている。
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2006年08月25日

富士総合火力演習

最初に、パソコンで入力したら、「富士総合化緑園週」と出てきたのだけれど、字面の意味的には、こっちの方がいいな。
さて、イタリアの新聞サイト見ていたら、こんな写真があった。
http://www.ilsole24ore.com/SoleOnLine4/Foto/Foto%20del%20Giorno/
2006/08/fotogiorno_giappone_incendio_500.jpg?cmd=art&codid=21.0.2011081360

イタリアの経済専門紙「Il Sole 24ore」の今日の写真というページに掲載されていたもの。
説明には、「日本人の戦争終了」というタイトルの下に「降り注ぐ火炎の下の戦車。幸いな事に、これは、東京から100キロほど東にある富士山の麓で行われた日本軍の演習である。毎年2万人の兵士たちが参加し、膨大な兵器を使って行われている。」とあった。海外では、自衛隊じゃなくて日本軍って認識が一般的だと思う。
写真のクレジットは (Afp Photo /Toru Yamanaka)となっている。
この写真を見て、ギョットした僕は、早速「自衛隊 富士山 演習」でググッテ見た。
その結果、毎年8月の終わり頃に、陸上自衛隊による「富士総合火力演習」っていうのが行われていて、一般国民でも、自衛隊に申し込んで抽選にあたると、見学出来るらしいって事が分かった。
ただし、今年の演習は、8月27日に行われることになっているので、じゃあイタリアの新聞が報道してた写真は何? ってことになる。一般公開前に、既に演習が開始されているんだろうか? まあ考えられることとしては、イタリアの新聞の事だから、去年の写真を使ってるのかも知れないけどね。それにしても、経済専門紙で、一番信用出来ると思っている新聞なんだけど、、、、、
それはさておき、この「富士総合火力演習」について調べてたら、なんかちょっと信じられないサイトをいろいろと目にする事になった。
まず、僕の個人的関心からは絶対訪れないであろうと思っていた陸上自衛隊のページ。
http://www.jda.go.jp/jgsdf/japanese/index.html
人道支援で頑張ってますって感じを醸し出そうとしているようだけど、無理がある。
それに、さわやか行政サービス運動って何? 国を守る為ににっこり爽やかに、人殺しをしますって訳でもないだろう。
「防衛庁を省に」のスローガンは、まあ、気持ちとしては分かるけど、それを決めるのは国民で、あんたたちのいうことじゃないでしょと突っ込みを入れたくなった。
それはいいとして、昨年と今年の「富士総合火力演習」のポスター画像も発見。
http://www.jda.go.jp/jgsdf/japanese/event/2005sougoukaryoku/image/2005fspos.jpg
http://www.jda.go.jp/jgsdf/japanese/event/18soukaen.html
僕には、自分に美的センスがあるとは思っていないけど、それにしてもねぇーー
こんなポスターつくるのにも、きっと大変な税金をかけてるんじゃないのか知らんと勘ぐってしまいますが、、

この演習、結構人気があるようで、どうしたら見られるのかっていう情報ガイドのサイトもありました。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~FUDOU/soukaen/soukaenf.htm

平和ボケしている日本人にとっては、戦争映画を生で見てるみたいな感覚なんだろな。USJのアトラクションを見る感覚と変わらないのではないのだろうか。本当の戦争では、爆発の下には人がいて、肉体がバラバラになってる訳で、そうい想像力を失ってはいけないと思う。
僕は、ミサイルの発射されているポスターを自衛隊が作っているってことだけで、ゾッとするんだけどね。
それに、この演習による環境破壊もすさまじい物があるんじゃないのかな。地球温暖化防止をしなきゃいけないのにと思ってしまいました。

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盗撮魔釈放@ヴェネツィア

ヴェネツィアで、女性のスカートの中を盗撮していたフランス人が捕まったのだが、罪に問われることなく釈放された。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/08_Agosto/24/gonne.shtml
涙橋が見渡せる、サンマルコ広場にほど近い「藁の橋」のたもとに、動きもせず、周りの景観を撮影するでもなく、ただただじっとそこにい続けるフランス人がいたそうだ。
怪しく思った人の通報により、警察が捕まえると、43歳のその男は、橋の上に立って、ヴェネツィアの美しさに目を奪われている女性のスカートの中をデジカメで盗撮していたんだそうだ。
警察は、100枚以上の写真がデジカメに収められていることを確認したが、どの写真も顔は写っておらず、撮られた女性からも訴えがないため、罪に問うことが出来ず、やむなく釈放したという。
しかし、これにより、何も知らない被害者がさらに増えることになるが、どうするの? と記事には書いてある。
スカートで観光地に行く時は、周りの美しい景色に目を奪われる前に、あたりを確認した方がいいかも、、、
posted by tady at 06:00| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

幽霊船の所有者発見される

沿岸警備隊の捜査によって、幽霊船の所有者がみつかった。
http://www.repubblica.it/2006/08/sezioni/cronaca/veliero-fantasma/
ritrovato-proprietario/ritrovato-proprietario.html

http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/08_Agosto/24/veliero.shtml
今の所、電話で話しただけだそうだが、ルクセンブルグのFrank Rouayruxって人だそうだ。
彼の説明によると、緊急に故国に呼び戻されたため、船を放置してしまったんだそうだ。
しかし、どうして船名の記されたプレートを、クッションの下に隠したり、GPSの記録を全て消去したのかについてのきちんとした説明はなかったという。
ただ、当人は、何ら違法な状態で放置したことはないと述べていると言う。
当初は9月に回収に来る予定だったらしいが、事件となってしまったことから、この土曜にイタリアに取りに来るという。
そうすれば、もう少し詳しいことが分かるだろう。
posted by tady at 03:07| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月24日

クリスティーナ家へ帰る

ちょっとうれしいニュースをひとつ。
脳死状態の母親から、帝王切開で生まれた赤ちゃんの話を2ヶ月ほど前に書いた。
その後、その赤ちゃんがどうなったのか、気になっていたんだけど、クリスティーナと名づけられて、現在は2キロまで育ち、家に帰れることになったらしい。
http://www.ansa.it/main/notizie/fdg/200608241319254548/200608241319254548.html
イタリア時間の明日11時半に、記者会見が行われるとの報道なので、詳しい話が明日の記事にでるだろう。

posted by tady at 22:46| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ついに始まった鹿殺し

ちょっと前に、増えすぎた鹿を駆逐する話を書いた。
カラブリア州が手を上げて、その鹿たちを受け入れるはずになっていたんだけど、どうやらうまくいかなかったらしい。
アレッサンドリアにおいて、今日から9月6日にかけて、150頭の鹿を殺すと言う。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/08_Agosto/24/caprioli.shtml
今朝は、環境保護を訴える人々およそ40人が集まり、なべを鳴らしたり、スピーカーから発砲音や犬の鳴き声を流して、鹿たちがやってこないように抗議行動を行った。
この12月には、第2弾として、350頭を殺す計画だと言う。

この春には、カナダにおいて、生態系のバランスを保つという名目で、2万3千頭以上のアザラシが殺されたが、その際に、イタリア政府は、抗議の意味を込めて、毛皮の輸入を禁止する措置をとっている。
http://www.corriere.it/Rubriche/Animali/Articoli/2006/04_Aprile/15/foche.shtml
それなのにどうして?って感じだ。

多くの動植物・昆虫を絶滅に追い込んできた人間が、生態系のバランスを保つためとして、今度は増えすぎた動物を殺戮するっていうのは、あまりに安直過ぎて、僕にはどうしても納得できない。
一度崩れてしまった生態系のバランスを元に戻すことは、不可能に近いのかもしれないけれど、それにしたって、もう少し別のやり方があるのではないだろうか?
posted by tady at 22:39| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人とのつながり度、親密度

インプレスのInternet watchってサイトに、米国のPlaxoって会社が行った調査についての記事が出ていた。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/08/23/13052.html
この記事によると、南米諸国は、人とのつながり度が密なんだそうだ。
オリジナルサイトのURLも出ていたので、見に行ってみた。
http://www.plaxo.com/about/releases/release-20060822
そしたら、日本語の紹介記事には触れられていなかったけど、イタリアは4位であった。
日本語記事にも、この調査が大ざっぱな物で、正確ではない旨書かれているけど、どのような傾向があるかってことは、それなりに分かる。
まあ、日本語の記事に従えば、やっぱりイタリア人はラテン系ってことなんだろう。もっとも、上位にオーストリアやドイツ、スイスなんかも入っているから一概には言えないけどね。
日本がかなり下なのは、SNSよりも携帯によるメルトモが多いからかも知れない。
日本を代表するって言っても良いSNSのMxiには僕も入ってるけど、僕のマイミクは、白い人が多い(ミクシィでは、自分の友達として登録したマイミクの人の一覧を見ると、アクセスした時間、1日以内か、1時間以内か、1日以上かによって色が違っていて、1日以上アクセスのない人は背景が白になる)。つまりつながり度はかなり低い感じだ。

で、人と繋がれるメールやらインスタントメッセンジャー、携帯電話が、実は生産性を阻害しているって記事もある。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/08_Agosto/23/interruzioni.shtml
元記事は、ファイナンシャル・タイムズに掲載された物だとあったので、そっちを見てみた。
http://www.ft.com/cms/s/d0f71fb6-3243-11db-ab06-0000779e2340.html
要約すると、あまりにも頻繁にメールが来たり、携帯がかかってきたり、メッセンジャーにメッセージが入ったりするので、仕事が中断され、集中して取り組む事が出来なくて、生産性が低下しているって話だ。
また、この仕事を中断するってことは、癖になり、全体としてはなーんにも終わってないのに、メールを1通出すたびに、達成感を得てしまい、仕事をやってると勘違いしてしまうというようなことも書いてある。
一切のメールや携帯を遮断して休息を取る「サイバー・バケーション」が必要だなんてことも書いてあった。
(話は逸れるけど、東京から船で25時間半もかかり、携帯はドコモしか使えないし、ネットは遅いISDNって状況の小笠原は、サイバーバケーション最適の地かもしれないなどと思ってしまう)

もしホントに取引先の注意を引きつけたいなら、手書きの手紙を送るのが良いかもしれないと記事は結んであるけど、あながち皮肉だけではなく、本当にそうかもしれない。

これは、ビジネスでの話だけれど(ファイナンシャル・タイムズ自体がビジネス紙だものね)、これを恋愛とか友情の場面に置き換えると、メルトモやチャットモの気を引いて、親密になるには、手書きの手紙がベストなってことになる日も近いのかも知れない。
ネットはその簡便性とスピードで、世界とやり取りするにはホントに便利だけど、人とのつながりを親密度で見た場合には、まだまだの気がする。だからオフ会とかがあるんだろうけど、、、、
posted by tady at 13:27| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

幽霊船続報

昨日書いた幽霊船の話の続報が出ていた。
衛星を使ってのナビゲーションシステムの記録が、全て消去されており、どのようなルートで航海をしたのかを完全に分からなくするために意図的に行われたらしい。
また、トラパニの財務警察宛に、脅迫状らしき絵葉書が届いた。文面は、地中海に爆弾を積んだ帆船が現れると書いてあったそうで、この幽霊船を指しているとしか考えられないという。
なにやらロマンの香りよりも、犯罪の臭いが濃くなってきたみたいだ。
どんな船かはここに写真が出てた。
http://multimedia.repubblica.it/home/379456/1?
posted by tady at 05:36| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月23日

女はおしゃべり、男はセックス

アメリカの神経精神医学者であるLouann Brizendineというひとのインタビュー記事が、イタリアの雑誌、「Grazia」に掲載されているそうで、その内容が、新聞サイトの記事で紹介されていた。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/08_Agosto/22/logorrea.shtml
彼女によると、女性は一日の間に、およそ2万語を発しておしゃべりをしており、男性は、わずか7千語しか発しないんだそうだ。その一方で、男性は52秒に1度セックスについて考え、女性は1日に1回だけだとか。
で、彼女によると、男女間の差異は、純粋に生物学的に見た脳の違いによるものなんだそうだ。平均的に言って、女性の脳は、男性のそれよりも100グラムほど軽いんだけど、それは女性が劣っているってことではないそうだ。
女性が、感性豊かなのは、喩えれば女性の脳の感情回路が8車線の高速道路だとすると、男性のそれは、1車線の田舎道なんだって。で、女性は忍耐強く、心配性で、男性は、忘れっぽく、自制心があるんだそうだ。

だけど、何となく胡散臭い感じがしたんで、この学者につて調べてみました。イタリアの記事って当てにならないしね。
そうしたら、こんな本を出したばかりらしい。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/0767920090/ref=dp_
proddesc_1/503-7521412-2849562?ie=UTF8&n=52033011

フェミニズムの側からは、きっといろんな声が聞こえてきそうな気がする。いろいろと議論を呼びそうな感じだけど、実際、こんなブログサイトもありました。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/08/the_female_brai_19e2.html
既にコメントも一杯でした。
センシブルな問題だけど、いろいろと議論する価値はあるテーマではあると思います。互いを理解する事が仲良くする事の基礎でもあるでしょうね。
posted by tady at 16:52| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パルマでハッカー会議

9月1日から3日にかけて、パルマで「国際ハッカー会議」が開かれるそうだ。
http://www.lastampa.it/cmstp/rubriche/girata.asp?ID_blog=
30&ID_articolo=849&ID_sezione=&sezione=High+tech
これは1998年にフィレンツェで第1回が開催され、その後、毎年都市を移動しながら開催されており、今回が第8回だそうだ。
国際ハッカー会議とは言っても、イタリアのハッカーたちの集まる会議みたいだ。
でも、話し合われるテーマが、如何にも政治好きのイタリア人らしくて、どんな内容の議論となるのか、見てみたい気もする。
メインテーマは「政治とテクノロジー」で、クリーンエネルギー、自主管理サーバー、プライバシーとデジタルライツ、フリーソフトウェア、検閲、情報産業に関わる問題などが議論されるという。
また、「テクノロジーと社会生活」についても研究発表が行われるんだそうだ。

主催者のサイトは
http://www.hackmeeting.org/
何故かイタリア語とスペイン語がある。
ここを読むと、完全な反商業主義を掲げているようで、ネットが資本主義に飲み込まれることに反対しているみたいだ。
従ってスポンサーなどはなく、参加者は、皆寝袋で眠る事になるそうだ。早めに着いた運のいい人はテントに寝られるらしい。

ハッカーネタをもう一つ
有名なハッカー、ケビン・ミトニックのサイトが、パキスタンから侵入したハッカーによって荒らされたらしい。
http://www.azpoint.net/internet/pirateria/13415/Hackerato-il-sito-di-Kevin-Mitnick.asp
ケビン・ミトニックについては
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%BB%E
3%83%9F%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF

まあ、これまでも荒さられたことがあるそうで、それほど目新しいニュースではないようだが、僕が面白いと思ったのは、ハッカーするってイタリア語の動詞。
Hackeratoって見出しにあるんだけど、ハッカーするってイタリア語の動詞はHackerareとなるようだ。発音は、Hを発音しないので、きっとアッケラーレってなるんだろうな。イメージとしては、Hackare(アッカーレ)ってなると思っていたんだけど、どうやら違ったらしい。
新しい外来語がイタリアに入ってきた時の言葉の造られ方の一端が垣間見られて、「なるほどね」と思った次第。
posted by tady at 15:01| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

変則雇用は役所が多い

Censis(イタリア社会投資研究センター)の発表によると、民間よりも役所の方が変則雇用をしている率が高いそうだ。
http://www.unita.it/view.asp?IDcontent=59011
変則雇用っていうのは、つまり正規雇用ではないってことらしい。民間の率が8%なのに比べて、役所の場合は10%にもなるという。
日本の公務員たちは、国民の税金を使って、実に安泰というか安穏とした日々を送っているようだが、イタリアはそうでもないようだ。もっとも日本の役所でも、アルバイトを使っているところや、一部業務を外部委託している場合もあるだろうから、そういうのを考慮に入れると、イタリアと同じような状況なのかも知れない。

しかし、イタリアの経済状況は、かなり深刻らしい。
レップブリカの記事にこんな冗談のような写真が載っていた。
http://www.repubblica.it/2006/05/gallerie/cronaca/manca-carta-igienica/1.html
ローマにある刑事裁判所のトイレには、数日前から「衛生用品は在庫切れです。次回の配給までありません」っていう告知が張り出されているという。
トイレットペーパーを買う予算が底をついてしまったらしい。従って、裁判官や検察官は、自宅からトイレットペーパーを持ってきて凌いでいるんだそうだ。
今のところ、このほかに、予算不足の赤ランプがついているのは、A4の用紙不足だけらしいとも書いてある。

いかにもイタリアらしいと言えばイタリアらしいけれど、本当に国の運営は大丈夫なんだろうか? と、ちと心配になる。
posted by tady at 14:21| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サルディニアに幽霊船漂着

http://www.ansa.it/main/notizie/fdg/200608222036254336/200608222036254336.html
サルディニアの北東部で、マスト長22メートルの2本マストの帆船が、岩礁にぶつかりそうなったところを沿岸警備隊が発見して、船に乗り込んだところ、乗員は誰もおらず、フランス語で書かれた北アフリカ地域の海図と、エジプトで作られたと思われる食品の食べ残し、ルクセンブルグの国旗などが発見されたが、所有者が分かるようなものは何もなく、多分船名ではないかと思われる「Bell'amica」と書かれたプレートが一枚あった。
警察当局は、何らかの犯罪に使われた後、乗り捨てられたのではないかとの見方を強めており、麻薬運搬に使用された可能性もあるとして、麻薬の痕跡を調査したが、今のところそれらしき物は出てきていないという。
また、サルディニア港湾当局によると、今までにこの船が寄港した記録はないという。
もう一つの可能性は、アフリカのどこかの港から盗まれて、何らかの理由で、捨てられた可能性だという。というのも、船自体が、かなりの年代物で、完璧に保管されていた様子があるというのだ。

ロマンを誘うようでもあり、あらたな犯罪の発覚のきっかけとなるかもしれず、ちょっと興味深い。
posted by tady at 10:34| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月22日

止まらない密入国者

先週末から今週にかけて、相変わらずシシリア島のLampedusa島に、多くの密入国者が押し寄せてきている。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/08_Agosto/21/sbarchi.shtml
200人ほどの集団から、50人前後の集団まで様々なようだが、海が荒れた事によって、船から外に投げ出され、死亡した人も多数いる模様だ。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/08_Agosto/19/lampedusa.shtml
この記事では、120人の乗った船が沈没したとある。
空からの監視では、まだイタリア沿岸を目指して航行中の船もあるようだ。

そんな報道の中、次のような記事もあった。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2006/08_Agosto/22/bimbabianca.shtml
Lampedusa島に到着した際に、駆け寄った救護班の人が見つけたのは、白い肌をした赤ちゃんだったという話である。
21歳の母親は、エチオピア人で、子供は、彼女がエリトリアに家政婦として働きに出ていた時に知り合った、国連の職員で、ドイツ人だったそうだ。彼には、ドイツに妻子がおり、彼女が妊娠した事が分かると、アメリカに転勤してしまい、彼女は一人取り残されたという。
子供には、明るい未来を授けたいと、密入国船に乗り込んだそうだ。
母親の腕に抱かれたこの赤ちゃんは、沈没した船に乗っていて、まだ遺体もあがっていない子に比べてば、まだましかもしれないという文章でこの記事は終わっているが、肌が白いってことで、話題になる事自体が、人種差別って気がしないでもないけれど、それにしても、ひどい話だ。

イタリアの内務大臣アマートが言うように、こういった悲劇を繰り返さない為には、アフリカ経済の立て直しなどの支援策をとるべきであり、密入国を止める事ができないのは犯罪であるといっているのは、正しいと思う。
posted by tady at 16:45| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8.26中東に平和を全国集会@Assisi

今週の土曜日、il Coordinamento Nazionale Enti Locali per la Pace e i Diritti Umani(=平和と人権の為の全国地方自治体調整委員会)とla Tavola della pace(=平和のテーブル)の呼びかけで、「中東に平和を全国集会@Assisi」が開催されるようだ。
呼びかけ団体のサイトはここ
http://www.entilocalipace.it/default.asp
http://www.tavoladellapace.it/
参加を表明しているのは、アッシジの聖フランチェスコ修道会やPaxクリスティなどのカトリック団体、CGILやCISLなどの労働組合、アフリカを支援する団体やボランティア団体など多数。イタリア環境連合も参加を表明している。
これは、先日、ボランティア活動でエルサレムに行っていて殺害されたイタリア人青年、アンジェロへの追悼の意味と、国連のレバノン停戦決議を後押しし、国連による停戦が現実のものとなるように求めるという意味があるようだ。
アッシジは、世界遺産にも指定されている平和のシンボルの町で、カトリックから左派の労働組合までの広範な人々が平和を求めて参加すると思われる。
ただし、マニフェスト紙の記事によると、平和運動の中でも、政府による平和維持軍の派兵を認める勢力と軍隊を派遣する事自体に反対する勢力とがあり、この集会への参加を表明してはいるものの、意見は割れているようだ。
http://www.ilmanifesto.it/ricerca/ric_view.php3?page=/Quotidiano-archivio/
18-Agosto-2006/art17.html&word=assisi
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イタリアのカップル事情

ISTAT(http://ja.wikipedia.org/wiki/ISTAT)ネタです。
ISTATから、2003年に調査をしたイタリアのカップルの状況に関する報告が発表された。
全文は、ここからPDFでダウンロードできる。
http://www.istat.it/dati/catalogo/20060821_00/Inf_06_23
_La%20vita%20di%20coppia%202003.pdf
全部で134ページ、細かく見ていくと結構面白そうなんだけど、概要があるので、それを読んでみた。
概要はこちらから
http://www.istat.it/salastampa/comunicati/non_calendario/
20060821_00/testointegrale.pdf

この調査は、2003年11月におよそ1万9千家族、人数にして4万9千人を対象に、カップルの状況について質問をしたものだ。
まず、知り合ってから結婚するまでの期間が延びているそうだ。初婚時におけるイタリアの平均的な婚約期間は、3年10ヶ月だそうだが、1964年以前に結婚した人は3年4ヶ月で、1993年以降に結婚した人はその期間が5年に延びているという。
また、知り合う場所も変化している。1960年代半ばまでは、近所 (21,3%)、友人か親戚の家 (20,3%)、村祭り (17,5%)だった。
しかし、最近の10年間では、友人のパーティー (19,7%)、友人が親戚の家(13,2%)、職場関係 (9,3%)、ディスコ (9,3%)、道(9,2%)、ヴァカンス先 (8,5%)、勉学の場(7,2%)と変化している。
道ってのが面白い。これは、町でのナンパってことなんだろう。
地域別に見てみると、島嶼地区(シシリア島、サルディニア島)と南部地域では、友人や親族の家で知り合う傾向が強く、ウンブリア州と人口が2000人以下の町では、近所の人とが多く、テレンティーノ−アルト・アディジェ地区は職場で知り合う事が多く、エミーリャ・ローマーニャ州とトスカーナ州は、ディスコで知り合う率が高いらしい。

結婚前の同棲も増えている。1974年以前に結婚した人たちの1.4%が同棲してから結婚したのに対し、1984年から1993年の間では9.8%が同棲を経験、1994年から1998年では14.3%が、そして1999年から2003年になると25.1%が同棲後に結婚しているという。

同棲期間については、初婚の場合はおよそ2年間で、再婚の場合は4年ほどだという。これは、離婚手続きなどが完了するまでのお役所の仕事が鈍いからだと推測されるそうだ。
年代別にみると、同棲期間も延びていて、1974年以前に同棲後結婚した人の同棲期間は35.6%が6ヶ月以下だったのに対し、1999年から2003年の間に同棲後結婚した人の同棲期間は、6ヶ月以下の人が11.6%で、4年が21.8%、4年以上が28.7%ととなっている。

結婚を祝う披露宴も増加しているそうで、1964年には76.5%だったものが1993年には94.2%が披露宴を行い、招待客の数も100人以上という規模が13%から55.5%に増加。
新婚旅行も一般化してきて、38.6%から77.3%に増え、目的地もヨーロッパが6.4%から30.6%、ヨーロッパ圏外が1.2%から41.6%に増加。
費用負担は、ほぼ半分の49.1%が両家負担となり、以前の新郎側が負担という傾向は減っている。

結婚後の親との同居は、少なくとも片方の親との同居をしていた人が1964年以前は34.6%あったのに対し、1993年以降では10.2%に減っている。しかし、結婚後、親の家から1キロ以内に転居すると言うケースは増えている(33.9%から45.1%に増加)。
いわゆる日本で言うみそ汁の冷めない距離ってやつだろう。

カップルにおける争い毎の原因の第一位はお金の使い方で、その次が子供の教育についてだそうだ。
また、19歳から49歳の女性が生涯で持ちたい子供平均は2.1人なんてことも書いてあった。

詳細が書かれている方のPDFを見ると、年齢別や地域別にかなり細かく分析していて、表が沢山ある。
イタリア語が分かる人は、表だけでもざっと見てみるといいかも。
posted by tady at 11:27| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月21日

海の中の騒音公害

海の中の騒音が、昔に比べてかなりひどくなってるんだって。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Scienze_e_
Tecnologie/2006/08_Agosto/20/rumoremare.shtml
これはコリエレ・デッラ・セラの記事なんだけど、研究したのは、アメリカのサンディエゴ大学のScripps Institution of Oceanographyってところの研究者だそうだ。the Journal of the Acoustical Society of America (JASA) って雑誌の8月号に発表されているという。
で、この研究所のサイトがここ
http://scripps.ucsd.edu/
ここのトップ記事の方がイタリア語の記事より信頼性が高そうなんで、こっちを読んでみた。
http://scrippsnews.ucsd.edu/article_detail.cfm?article_num=744
今まで機密扱いだったアメリカ海軍の資料が解禁され、その中にあった1960年代に測定した海中の騒音データと現在の状況を比較したんだそうだ。
それによると、1960年代に比べて、騒音は10倍ひどくなっているという。デシベルにすると10から12デシベル高いそうだ。
世界の商業船舶は、Lloydに登録されている船の数で言うと、過去38年間で倍になっていて、1965年時点で41,865隻だったのに対し、2003年の時点では89,899隻あるんだそうだ。
で、船の数は倍なのに、騒音が10倍っていうのは、どういう訳かというと、一つは船の巨大化によるもの、もう一つは、高速化、そしてのための推進力がパワーアップしたこと、などによるのではないかとしている。

今のところ、騒音が増す事により、海洋生物にどのような影響があるのかは、分かっていないが、もし影響があるんだとすれば、海洋生物が集中している海域を避けるように航路を変更すべきだろうというようなことが書いてあった。

人間の活動が、様々に影響を海に与えている現在、海は広いな大きいなぁーーなんて牧歌的な世界観は、許されなくなってきているのかも知れない。
posted by tady at 16:38| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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