9月21日からインターネット経由で、高性能の天体望遠鏡を操作して、天体を観察できるようになるそうだ。
http://www.ansa.it/main/notizie/fdg/200608301757255254/200608301757255254.html
これはイタリアの天体物理学者Gianluca Masiのプロジェクトで、ローマのプラネタリウムの協力の下、Bellatrix天文台の望遠鏡の映像がネット上で見られると言う。
似たようなサービスは、ネット上に既にあるそうだが、より細やかなサービスを取り揃えているそうで、世界初と言ってもいいそうだ。
料金は、1時間25ユーロで、他の似たようなプロジェクトよりもずっと格安だとか。というのも、これは商業目的ではなく、維持費が捻出できればOKだからだそうだ。
申し込むと、自分が予約した時間に、専門の天文学者のガイドの下、自宅のPCから天体望遠鏡を操作して、好きなところを見ることができるという。
既にサイトもあって、現在予約を受付中だそうで、予想よりも多い予約が入っているとか。サイトはここ
http://virtualtelescope.bellatrixobservatory.org/italia.html
今のところこのサービスはイタリア国内に限られているそうだが、この秋には外国にも公開されるという。
外国からイタリアの夜空を見られるなんて素敵でしょとMasiは言ったとか。
無料のサービスもあって、ライブではないものの、記録された映像を見ることができるそうだ。
星の見えない日本の都心から、秋の夜長、イタリアの夜空を見ながら過ごすのもいいかもしれない。
2006年08月31日
ダンテ「地獄篇」on Google
Google Book Searchが、著作権切れの書籍をPDFでダウンロード出来るようにして、公開したってニュースがあった。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/08/31/13145.html
もちろん、日本語の書籍はまだない。日本では「青空文庫」
http://www.aozora.gr.jp/
が、著作権の切れた作品や作家が著作権を放棄した作品を電子化して読めるようにしている。
で、グーグルについてのニュースの中に、ダンテの「神曲」も公開されたってあったので、早速覗いてみた。
http://www.google.com/press/annc/booksearch_download.html
ダンテにつてはここ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%86%E3%
83%BB%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%AE%E3%82%A8%E3%83%BC
%E3%83%AA
神曲については
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%9B%B2
Googleのページにリンクされていたのは、ダンテの「神曲」のうち「地獄篇」のみだったのだが、PDFで見てみると面白かった。
http://books.google.com/books?vid=OCLC13779284&id=iQ5Glx7BGZkC&output=p
df&sig=n5GnXF1WNYocOsGmkbbn7_gVLqA
全部で232ページあるのだが、一番最初にGoogleの挨拶があって、これもイタリア語で書かれている。
その後に、画像化された本のページが出てくる。もともと、ダンテを学ぶ外国人の為に編纂された本をPDF化したようだ。
前半は、解説やダンテの紹介になっていて、本文が始まるのは、130ページあたりから。
それにしても、前書き、解説などにイタリアの文学史を知る人なら、へえーーーというような人たちの文章が並んでいる。
まず最初に出てくるのが、ジョットが描いたダンテの肖像画がある。
ジョットについては
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83
%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3
%83%B3%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%8D
肖像画の下には、
Ritratto di Dante Aligheri dipinto da Giotto nella Cappella del Potesta' a Firenze, scoperto il 21 Luglio 1840, copiato prima della restaurazione che fu fatta nel 1841.
と描いてあって、1840年7月21日にフィレンツェのポテスタ礼拝堂で発見され、1841年に修復される前に、レプリカが制作されたとある。
しばらく見ていくと、ジャコモ・レオパルディの文章が出てくる。ペトラルカのカンツォニェーレについて書いた文章を引用しているようだ。
レオパルディについては、日本語版のwikipediaには記載がなかった。
「Wikipedia:日本語版への投稿が望まれている記事/人物」というページに記載があった。日本ではまだまだ知られていない詩人みたいだ。ちょっと残念。まあ、イタリア文学を勉強した人は、絶対知っているはず。このブログにも試訳を載せてるけどね。
さらに「ダンテの人生」について、ボッカチオが書いたものの要約が出ている。
ボッカチオについては
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%
AB%E3%83%81%E3%82%AA
次ぎにマッキャベリが書いた「グェルフィ党(教皇派)とギベリーニ党(皇帝派)の由来」についての文章がある。
マキャベリについては
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%99
%E3%83%AA
また、グェルフィ党内部での「白党」と「黒党」の対立についても解説があり、その後には、歴代のローマ教皇の一覧とか、ダンテの年表があって、ようやく本文にたどり着く。
本文は、原文と原文にイタリック体で解説を付けたものが併記されていて、原文だけでは解りづらいところを補ってくれている。
本当に時間があって、この手の研究で飯を食っていけるなら、じっくりと読んでみたいと思う代物だ。
こんな本が、インターネットで、しかも無料で見られるなんて、良い時代になったものだ。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/08/31/13145.html
もちろん、日本語の書籍はまだない。日本では「青空文庫」
http://www.aozora.gr.jp/
が、著作権の切れた作品や作家が著作権を放棄した作品を電子化して読めるようにしている。
で、グーグルについてのニュースの中に、ダンテの「神曲」も公開されたってあったので、早速覗いてみた。
http://www.google.com/press/annc/booksearch_download.html
ダンテにつてはここ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%86%E3%
83%BB%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%AE%E3%82%A8%E3%83%BC
%E3%83%AA
神曲については
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%9B%B2
Googleのページにリンクされていたのは、ダンテの「神曲」のうち「地獄篇」のみだったのだが、PDFで見てみると面白かった。
http://books.google.com/books?vid=OCLC13779284&id=iQ5Glx7BGZkC&output=p
df&sig=n5GnXF1WNYocOsGmkbbn7_gVLqA
全部で232ページあるのだが、一番最初にGoogleの挨拶があって、これもイタリア語で書かれている。
その後に、画像化された本のページが出てくる。もともと、ダンテを学ぶ外国人の為に編纂された本をPDF化したようだ。
前半は、解説やダンテの紹介になっていて、本文が始まるのは、130ページあたりから。
それにしても、前書き、解説などにイタリアの文学史を知る人なら、へえーーーというような人たちの文章が並んでいる。
まず最初に出てくるのが、ジョットが描いたダンテの肖像画がある。
ジョットについては
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83
%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%9C%E3
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肖像画の下には、
Ritratto di Dante Aligheri dipinto da Giotto nella Cappella del Potesta' a Firenze, scoperto il 21 Luglio 1840, copiato prima della restaurazione che fu fatta nel 1841.
と描いてあって、1840年7月21日にフィレンツェのポテスタ礼拝堂で発見され、1841年に修復される前に、レプリカが制作されたとある。
しばらく見ていくと、ジャコモ・レオパルディの文章が出てくる。ペトラルカのカンツォニェーレについて書いた文章を引用しているようだ。
レオパルディについては、日本語版のwikipediaには記載がなかった。
「Wikipedia:日本語版への投稿が望まれている記事/人物」というページに記載があった。日本ではまだまだ知られていない詩人みたいだ。ちょっと残念。まあ、イタリア文学を勉強した人は、絶対知っているはず。このブログにも試訳を載せてるけどね。
さらに「ダンテの人生」について、ボッカチオが書いたものの要約が出ている。
ボッカチオについては
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%
AB%E3%83%81%E3%82%AA
次ぎにマッキャベリが書いた「グェルフィ党(教皇派)とギベリーニ党(皇帝派)の由来」についての文章がある。
マキャベリについては
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%99
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また、グェルフィ党内部での「白党」と「黒党」の対立についても解説があり、その後には、歴代のローマ教皇の一覧とか、ダンテの年表があって、ようやく本文にたどり着く。
本文は、原文と原文にイタリック体で解説を付けたものが併記されていて、原文だけでは解りづらいところを補ってくれている。
本当に時間があって、この手の研究で飯を食っていけるなら、じっくりと読んでみたいと思う代物だ。
こんな本が、インターネットで、しかも無料で見られるなんて、良い時代になったものだ。

