2007年01月31日

原発閉鎖から20年

昨年は、チェルノブイリ原発事故から20年だった。
今年は、イタリアが脱原発を国民投票によって選択してから20年になる。
しかし、原発問題はまだ終わっていない。
RaiNews24のサイトに、「'Io che ho respirato il plutonio'=プルトニウムを吸い込んだのは私です」というタイトルの記事が掲載されている。
http://www.rainews24.it/ran24/inchieste/25012007_plutonio.asp
このページから、Raiが製作した15分ほどの現在のイタリアが抱える放射性物質の問題を扱ったヴィデオを見ることが出来る。
http://www.rainews24.it/ran24/inchieste/video/25012007_plutonio.wmv

このヴィデオは、ローマ近郊のカッサチャにあるENEAの核施設で、プルトニウムによる労働者被爆があったことを告発する映像から始まる。
現在イタリアでは、原発閉鎖後に残された核廃棄物や使用されなかった核燃料の処理をSoginという公社に任せているのだが、核物質の管理が杜撰で、労働者の被爆を招いているらしい。
昨年の夏、そこで働く労働者が、一本の電話による警告を受け、実際に自分たちで調べてみたところ、自分たちの労働環境が、汚染されていることが判明したという。
Soginは、汚染は低レベルで、心配はないとの見解を発表したそうだが、それも疑わしいと、労働組合の一人は語っている。何故ならば、この汚染を発見し、告発したのは、そこで働く労働者たちで、Soginは、何もやらなかったからだ。

次いで、ヴィデオは、イタリア北部のトリノ近郊の町にあるサルッジャの核貯蔵施設について語る。
ここの施設には、液体の中に核物質(多分核廃棄物)が貯蔵されているのだが、放射能漏れを防護するはずの隔壁の間に、液体が確認され、さらにそれが環境中にも漏れ出していることが分かっている。
施設は、川に面して建てられており、河川の汚染が懸念されているという。
さらに、Soginはこの事態を受けて、貯蔵されている核物質を、すぐそばの別の施設に移動しようとしたのだが、移動先の施設は、現在貯蔵されている施設よりも老朽化しており、また、地域の水源となっている水脈がすぐそばを通っていて、そこが汚染されると大変なことになるという。
イタリアは、フランスと契約を交わし、これらの核物質をフランスに運んで再処理をしてもらうことになっているのだが、問題は戻ってくる再処理済みの核物質だ。それらの核物質をどこに貯蔵するのか、未だに決まっていない。

この話は、以前このブログにもちょっと書いたのだけれど、映像で見ると、より説得力がある。
日本でも青森の六ヶ所村に建設された再処理工場が今年から操業を始めることになっているのだが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E3%83%B6%E6%89%80%
E6%9D%91%E6%A0%B8%E7%87%83%E6%96%99%E5%86%8D%E5
%87%A6%E7%90%86%E6%96%BD%E8%A8%AD
イタリアの現状を見ていると、日本が将来的に抱えている問題の大きさに愕然とする。
イタリアが原発を廃止したときに動いていた原発は4基。その廃棄物処理は20年かかっても問題が山積していて解決の兆しはない。
現在日本で稼動中の原発は、55基もあるわけで
http://cnic.jp/modules/smartfaq/faq.php?faqid=7
既に蓄積してしまった核廃棄物の量を想像するだけでも、ソラオソロシイ。

イタリアの国営放送が、エライと思うのは、こういったドキュメンタリーをちゃんと作って、情報を公にしているところだ。
NHKは、これだけのことができるんだろうか?
情報を隠蔽してしまうことは、さらにオソロシイ結果を産むような気がする。
posted by tady at 23:10| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

危険度は飲酒運転並み

イタリアのASAPS(Associazione Sostenitori Amici Polizia Stradale=交通警察支援友好協会)ってところが、イタリアにおける、運転中の携帯電話使用によって摘発された件数を発表している。
http://www.asaps.it/showpage.php?id=12104&categoria=Comunicati stampa
それによると、昨年、道路交通法173条に違反して捕まったひとは、40349人で、2005年の3651人に比べて、10.5%増加しているという。
イタリアでも、スピーカーやイヤフォンを使わずに運転中に携帯を使用すると、捕まるらしい。
その結果、減点された免許の総点数は、201745点なんだそうだ。
また、現行犯でないと捕まえられないので、実際はもっとあるだろうとも書いてある。
 
この記事の中で、へーと思ったのは、ISS(Istituto Superiore di Sanita'=国立保健研究所)の実験結果として、携帯を使用しながら運転すると(スピーカーやイヤフォンを使っていても同じ)、通常に比べて危険度が4倍増すそうで、これは、血中アルコール濃度が80mg/100mlの時と同じくらいの危険度なんだそうだ。ちなみに、イタリアでは、50mgを超えると違法となるんだそうだ。
 
ホントかなと思って調べて見たら、イギリスやアメリカでも同様の実験を行っており、やはり危険だって結果がでているようだ。
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/06/30/001.html
http://journal.mycom.co.jp/news/2002/03/25/18.html
 
昨年日本では、飲酒運転による事故が社会問題化したけれど、運転中の携帯電話もかなりヤバイようだ。
イタリア語の記事でも、携帯電話の会社は、CMの中に、運転中の通話が如何に危険かを入れるべきであるって書いてある。
携帯電話の普及が、社会にどれだけインパクトを与えたかってことは、誰でも知っているわけで、その分、各キャリアーは、社会的責任も果たすべきだろう。
 
携帯がどんな社会的影響をもたらしたかについては、こんなサイトもあった。
http://www.moba-ken.jp/kennkyuu/index.html
http://www.moba-ken.jp/activity/databook/mokuji.html#kodomo
特に、「モバイル社会白書」は面白そう。まだ、全部読んだわけではないので何とも言えないけど、パート4社会のchapter6-4を見てみたら、ヨーロッパにおける携帯の普及率のグラフがあって、イタリアはルクセンブルグに次いで、第2位だった。
時間がある時に、ざっと目を通してみようかな。
posted by tady at 14:11| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月30日

外国語になったイタリア語

Trecanniのサイトに、イタリア語が外国語にどのような影響を与えているのかっていうレポートが出ていた。
http://www.treccani.it/site/lingua_linguaggi/speciale.htm
イタリアでも、現在は英語からの影響をかなり受けているわけだけど、その逆に、イタリア語が外国語にどれくらい影響を与えているかってことを検証している。
対象となっている国は、アルバニア、スペイン、イギリス、フランス。
このサイトの文章は、学者の論文見たいのが多くて、ちゃんと読もうとするとかなり面倒くさい。
それで、ざっと目を通しただけなんで、あんまり正確ではないけれど、それでも、歴史的経緯により、国ごとに受けた影響が違ったりするのが、面白い。
アルバニアの場合は、ヴェネツィア共和国がアドリア海を支配していた12世紀に強く影響を受けたらしく、海運や貿易関係の言葉が最初に入ったらしい。
最近になると、1985年から1990年にかけて、イタリア国営放送のテレビを隠れてみていた人たちが影響を受けたんだそうだ。

一方スペインの場合は、大航海時代にイタリアから影響を受けているとか。当時のイタリア半島には、多くの海運都市国家があったからだ。ジェノバ、ピサなどが、テレニア海で覇権を争っていた。また、フィレンツェやロンバルディアからも影響を受けているんだそうだ。
その後スペインは、イタリア半島の一部を支配した時期もあり(ナポリ王国やシシリア王国)、イタリア半島にもスペイン語の影響を残したけれど、逆にスペインにもイタリア語が影響を与えたらしい。
ナポリとシシリアの支配の歴史は日本語のwikipediaにも出ている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%81%
A8%E3%82%B7%E3%83%81%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%90
%9B%E4%B8%BB%E4%B8%80%E8%A6%A7

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AA%E7%8E%
8B%E5%9B%BD
いずれも海運や貿易の言葉が多いようだ。

イギリス=英語の場合は、ルネッサンス文化が入ってくることで影響を受けたらしい。絵画や音楽、文学などの分野の言葉が多いそうだ。イギリスは、スペインやフランスと違って、イタリアを直接支配したことはないからかもしれない。

フランスの場合は、カトリーヌ・ディ・メディチの影響が大きい。まあ、これはとっても有名な話ですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AA%E7
%8E%8B%E5%9B%BD


いずれにしても、外国語になったイタリア語に多いのは、料理・音楽・ファッションって感じみたいだ。
音楽用語のほとんどはイタリア語だし、スパゲッティとかピッツァ、パスタは最早日本語だもんね。

外国語になった日本語というと、フジヤマ、ゲイシャがまず頭に浮かぶけど、最近ではツナミやポッケモンも国際語としてどの国でも通じるみたいだ。

互いに影響しあいながら、言葉が広がっていくってことを見ると、ほんと、言葉って生き物なんだなって思う。
ネット時代に入って、さらにその傾向は加速しているのかもしれない。言葉が乱れるとよく言われるし、あまりにもひどい言葉遣いには、嫌悪感があるが、コミュニケーションするためには、それを許容しないといけないのかもしれない。でも、まずは、正しい母国語を学び、次に正しい外国語を学び、その後で、崩していくことが良いのではないかと思っている。

posted by tady at 22:06| ローマ ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月29日

グローカル化するネットのイタリア語

今、ネットとテレビCMで、イタリア語の方言が復活しつつあるんだそうだ。レプッブリカの記事に出ていた。http://www.repubblica.it/2007/01/sezioni/scienza_e_tecnologia/dialetti-web/
dialetti-web/dialetti-web.html
専門家は、これこそがグローカルの最も良い例だと言ってるんだそうだ。
この記事のよると、現在世界には5500あまりの言葉があって、毎年200以上が使われなくなっているという。
ところが、イタリアでは、ネット上で、自分たちの地域の伝統や老人たちの昔語りを掲載するようになって、死語と化していたイタリアの方言が復活しつつあるんだって。
同時に、イタリア語←→方言辞書などもネット上に作られるようになっているそうだ。
その傾向がテレビなどのマスメディアにも影響を与え、方言によるCMが出てきているという。

元々イタリア語というのは、1861年に国家としてイタリア半島が統一されたときに制定された人造語で、昔は、ラテン語派生の言葉をそれぞれの地域で話していた。イタリア語の原型を作ったマンゾーニは、promessi sposi=邦題「いいなずけ」を書いたときに、最後はアルノ川で作品を洗ったって言う有名な言葉を残している。これは、彼の地方の方言で書いたこの長編小説を最終的にトスカーナ方言(アルノ川は、フィレンツェの真ん中を流れている川)に書き換えたってことを意味している。
トスカーナは、ダンテ、ペトラルカ、ボッカチオの時代から、言語に関するチャレンジ精神が旺盛なところで、例えばダンテは、神曲を書くときに、イタリア半島全体の言語を研究し、どのように物語を表現するかを考えていたそうだ。
それまでのイタリア半島には、ローマ時代からのラテン語が文語として存在していて、文学はラテン語によって書かれていたわけで、口語体によって文学を表現するってことは、ある意味画期的なことだったらしい。
これは、紫式部が、カナ文字によって文学を書いたってことに匹敵するのかもしれない。

イタリアが統一され、イタリア語が制定された後でも、いわゆるカンパネリズモ(それぞれの町には、鐘のある塔があって、それがその町のシンボルであり、アイデンティティの源だったから、地域主義を表す言葉として使われている)が色濃く残っていて、今でも方言は各地で話されている。
それが、ネットという媒体を得ることによって、単なる地域の言葉としてではなくて、全国で使われるようになってきたことを指して、グローカルしつつあるということらしい。

で、このグローカルって言葉。
察しの言い方は、もう分かっているかもしれないけれど、グローバルとローカルをあわせた造語だ。

英語版のwikipediaを見ると、グローカリゼーションとして載っている。
http://en.wikipedia.org/wiki/Glocalization
この説明を読むと、日本のビジネスシーンにおいて、1980年代から使われ始めた言葉なんだそうだ。
サーチしてみたら、こんなサイトも出てきた。
http://www.jiten.com/dicmi/docs/g/24854s.htm
このサイトによると、これは2004年に日立が作ったように書かれているけど、これは間違いのようだ。
2002年の文献としてネットで見つけた「平野健一郎」ってひとのレジュメに既に出ているし、
http://www.unu.edu/HQ/japanese/gs-j/gs2002j/kanazawa2/lec9HiranoJ.pdf
平野健一郎についてのwikipediaはここ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E9%87%8E%E5%81%A5%E4%B8%80%E9%83%8E

新左翼系の団体の機関紙らしきサイトでも、かなり以前からグローカルが使われているみたいだ。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mmr/glocal/what's/top.htm

一方で、宗教関係のサイトもやたらとサーチに引っかかるんでなんでだろう? と思ったら、グローカルチャーチってのがあるらしい。
http://www.glocal.net/v2/index.php

また、宗教や運動体ばかりでなく、産業界も注目しているみたいで、日経が専門誌を出している。
日経グローカル
http://www.nikkeish.co.jp/shop/ProductDetail.aspx?CCD=00000001&CD=&WKCD=&sku=N00011
購読料を見るとびっくりだ!

英語になるけどこんなサイトもある。
グローカルフォーラム
http://www.glocalforum.org/
http://www.glocalizationconference.org/welcome/layout1.asp

コンセプトとしては、グローバルとローカルを繋ぐって言うのは分かる。
有名な言葉として、「Think globally, act locally」って言葉もあるくらいだからね。
しかし、これだけいろんな人が、いろんな意味で使っていると、なんとなく胡散臭い感じがしてしまう。
ロハスも同じ感じがする言葉ではあるんだけどね。
ロハスは商標登録したことで、その底の浅さが見えてしまった気がするんだけど、、、
http://ja.wikipedia.org/wiki/LOHAS
posted by tady at 20:20| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Quality of Life 2007

っていうランキングが、アメリカの雑誌International Livingってところで発表になった。
http://www.internationalliving.com/issues/2007/2007_article.html
詳細は購読してないと見られないようなのだが、このページの記事だけでも、結構面白い。
今年で2年目だそうだ。各国政府の発表やWHO、雑誌エコノミストなどのデータを元に、生活費、文化とレジャー、経済、環境、自由、健康、インフラ、安全性と危険性、気候などのカテゴリーで評価してランキングを決めたという。
最も良い国はフランスで、2位がオーストラリアだそうだ。ちなみにイタリアの新聞がこのランキングを報じた記事では、イタリアは第8位となっている。


そのほかの国は、
3位がオランダ、4位がニュージーランド、5位がアメリカ合衆国、6位がスイス、7位がデンマーク、9位がルクセンブルグ、10位がアルゼンチンである。
オリジナルサイトの記事には、表も色々あって、それだけでも面白い。
そのうちのいくつかを紹介。

最も観光客が訪れる国ベスト10
1フランス 7600万人
2スペイン 5400万人
3アメリカ 4700万人
4中国 4200万人
5イタリア 3800万人
6イギリス 2800万人
7香港 2200万人
8メキシコ2100万人
9ドイツ 2100万人
10オーストリー 2000万人

世界で一番危険な都市
 Baghdad, Iraq
 Bangui, Central African Rep
 Abidjan, Côte d’Ivoire
 Pointe Noire, Rep of Congo
  Luanda, Angola

地球上で最も汚染されている町
Linfen(臨汾), China (thick coal dust in the air=石炭粉塵)
Haina, Dominican Republic (lead contamination because of lead battery recycling=鉛による汚染。鉛電池の理沙来るが原因)
Ranipet, India (leather tanning wastes contaminate groundwater=皮革染色による地下水汚染)
Mailuu-Suu, Kyrgyzstan (radioactive mining waste=放射性物質採掘の残滓)
La Oroya, Peru (toxic emissions of lead from the metal processing plant=金属加工による鉛の汚染)
Dzerzinsk, Russia (site of former major chemical weapons manufacturing=元化学兵器工場からの汚染)
Norilsk, Russia (home to the world’s largest heavy metals smelting complex=世界一大きい重金属溶鉱炉による汚染)
Rudnaya Pristan, Russia (serious lead contamination=深刻な鉛汚染)
Chernobyl, Ukraine (site of a nuclear meltdown 20 years ago=20年前の事故による汚染)
Kabwe, Zambia (lead contamination=鉛汚染)
Source: the Blacksmith Institute 2006

世界で最もリサイクルを行っている国(1000人当たりのトン数)
スイス 167トン
スウェーデン 165トン
オーストリー 158トン
オランダ 155トン
アメリカ 144トン
ドイツ 141トン
フィンランド 135トン
日本 117トン
ノルウェー 98トン
フランス 94トン
Source: Compare Infobase Ltd;

世界で一番大きい都市ベスト10
日本の東京 3553万人
メキシコのメキシコシティ 1924万人
インドのムンバイ 1884万人
アメリカのニューヨーク 1865万人
ブラジルのサンパウロ 1861万人
インドのデリー 1600万人
インドのコルカタ 1457万人
インドネシアのジャカルタ 1367万人
アルゼンチンのブエノスアイレス 1352万人
バングラデシュのダッカ1309万人

最もお金がかかる国(アメリカを100とした場合)
1ノルウェー 140
2日本 136
3アイスランド 135
4フランス 130
5デンマーク 127
6イギリス 125
7スイス 116
8フィンランド 115
9オーストリー 113
10韓国 110

一方最もお金のかからない国(アメリカを100とした場合)
1イラン 33
2フィリピン 39
3パキスタン 43
4パラグアイ 45
5インド 47
6リビア 47
7バングラデシュ 48
8コスタリカ 53
9アルゼンチン 54
10カザキスタン 54
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2007年01月28日

第4回クジラヨットレース

イタリア環境連合から、第4回「La Regata dei Cetacei」の実施概要が発表された。
http://www.legambiente.com/associazione/tnews.php?id=3722
これは2004年から始まった催しで、ヨットレースと環境教育を一緒にしたものなんだそうだ。
公式サイトはここ
http://www.laregatadeicetacei.com/joomla/index.php
子供たちに絵のコンクールに参加してもらい、そのコンクールで賞を受賞した子供たちは、ヨットレースに参加しながらクジラの観察に行けるってことらしい。
今までの3回では、93人、106人、120人が乗船したそうだ。
今回は、3期に分けて実施され、アクト1は、ヴィアレッジョ海域、アクト2は、リグリアーテレニア海、そしてアクト3は再びヴィアレッジョとなっている。
開催時期はアクト1が3月30日から4月の1日、アクト2が5月18日から20日、アクト3が、5月25日から27日となっている。
特に、ヴィアレッジョ海域(フランスの海岸線とサルディニア島、トスカーナ州の海岸線に囲まれた地域は、地中海の中でも、海洋生物がもっとも多く暮らしている地域だそうだ。

主催団体の名前には、ローマ・インターナショナル・ヨットクラブの名前もあるし、財政支援をしている団体には、イタリア海軍の名前もあったりする。

スポーツと環境教育をセットにして、子供たちに環境に対する意識を高めてもらうような環境教育を主目的にこういう催しが(それも毎年)、出来るっていうのは、羨ましい限りだ。
posted by tady at 21:04| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週食べたラーメン07-01第4週

今週は、金曜日に近藤家でラーメンを食す。たまには、ラーメン以外を食べようと思うが、ランチだとどこも1000円近くするため、結局ラーメン。ラーメンのコストパフォーマンスは、やはりすごいと改めて思う。健康的かどうかは、別問題だけど、、、、、
土曜日、友人二人と僕の3人で、銀座に牛を食いに行く。
行ったのは、牛庵。
gyuain.jpg
結構な有名店らしい。
11時に三越前で待ち合わせして、11時ちょっとすぎに到着。開店は11時半からで、店の前でダベリながらしばし待つ。
11時半が近づくにつれて、続々と人が集まり出し、開店時には20人以上の行列に。
11時半をやや回った頃に、開店。地下が入り口になっている。店を入ってすぐのところに今日の限定メニューの張り紙があり、切り落としステーキ定食限定5食とあった。一番に入店した僕らは、とりあえず1食分を確保。
着席してからは、ハンバーグステーキが美味しいとのことで、3人ともそれに決定。さらに、コロッケもあったので3つ頼む。
まもなく、ご飯とサラダ、お味噌汁、漬物が出てきくるが、ご飯はかなりの大盛。やがて、ハンバーグと切り落としステーキ1人前、コロッケ3つがテーブルにならぶ。かなりの量で、食べられるか知らんと思ったのだが、なんの問題もなく、あっという間に完食。いやー美味しかった。
その後、腹ごなしに銀座をブラブラ。沖縄県のアンテナショップに行って、僕はコレグースとウコンを購入。有楽町駅を横切り、スタバでコーヒーを購入して日比谷公園へ。
この日は天気もよく、ベンチに座ってコーヒーを飲みながら、友人が持参した「ごま磨り団子」なる一関のお菓子を食べる。小さなお団子の中には、とろけるようなごまの餡が入っていて、実に美味。
しばらく公園をブラブラした後、この日のもうひとつの目的地、高田馬場二郎に向かった。
友人の一人が、二郎をどうしても食べてみたいとのことで、都内で食べられる二郎の支店をチェックしていたんだけど、馬場二郎を選択。
夜の部開店は17時半からだったのだが、少し早めに行って、臨休でないことを確認し、馬場の町をしばしブラブラ。
どうにか腹ごなしが出来た頃に、馬場二郎に向かった。
開店直後なのに、既に行列。それでもさほど待たずに着席。馬場二郎は、かなり汚いと聞いていたのだけれど、小杉二郎になれている僕には、さほど汚くは感じなかった。
普通の小を頼む。ここは初体験。どんなラーメンが出てくるのかと興味津々だったのだが、なるほどこれが崩し豚ってやつかってのが出てきた。トッピングにトウガラシを頼んだら、表面が真っ赤になるくらい入っていてこれには参った。
それでも、美味しくいただいて、完食。友人二人は、二郎初体験だったのだが、どうにか食べきった様子。よかったよかった。
その後、留学団体の事務所で、新年会をやっていたので、そこに乱入。お腹は一杯だったので、焼酎を飲み、いろいろと話す。未だに募集人員割れしているとのことで、このままだと存続が危うい状況だという。40年以上の歴史を持つ団体なんだけど、今や民間の小さなNPOが行う事業としては、社会の要請がなくなりつつあるのでは? なんて話が出ていた。それでも、現在留学中の交換生たちの各国での経験は、絶対に意味のあることだと思っているので、どうに存続して欲しいと願っている。もし、第三世界でボランティアをしながら1年間過ごしたいという人がいたら、お気に入りのICYEって奴をクリックしてみて欲しい。僕にできることは、この程度の宣伝しかないのが、現状なんで、普段はめったにこういったことは書かないのだけれど、よろしかったらどうぞ。
で、日曜日。前日の暴飲暴食が祟ったようで、朝から体が重かった。伸びすぎた髪の毛も切りに行きたいし、映画も見に行きたいと思っていたんだけど、どうにも気力がわかず、映画は次週に延期することにして、髪を切りに行ってきた。
髪を切った後、ちょっとあっさりめの細めんが食べたくて、たんぽぽから三三五(ささご)と名前を変えたラーメン屋に行く。
たんぽぽのころと何が違ったのか良く分からなかったが、細麺の醤油ラーメン(不本意なことにこの店ではラーメンとは読んでないんだけどね)は、やや塩分が強い気がしたが、それでも優しい味。久しぶりにスープを全部飲み干した。
posted by tady at 20:39| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月27日

カシュルート・ハラル・アヒンサー

アメリカのニュージャージーで、ポルノのDVDにユダヤ教のカシュルートのマークを無断で貼った業者がいて、問題となっているってニュースがコリエレに出ていた。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2007/01_Gennaio/26/dvd.shtml
ユダヤ教のポルノなんていうのには、興味がないのだが、カシュルートって何?ってことで調べて見た。
日本語版のwikipedeiaに出ていた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%
E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88
しかし、最初の説明文からして意味不明。でも読んでくと、何やら食べて良い物と食べてはいけない物を定めたユダヤ教の戒律らしいってことは分かった。
外部リンクの貼ってあるマークをクリックしたらいろんなデザインの一覧が出てきた。
http://www.jli.co.il/uploads/images/15/symbols_big.jpg

でも、イスラム教でも似たような戒律があったよなってことで、これも調べて見た。
http://www.azhar.jp/info/halal-towa.html
ハラルとハラム
うーんこれも難しい。

しかし、イスラム教もユダヤ教も、同じ宗教から派生しているっていうのは、こういう戒律を見ると、なんとなく理解できる。それなのに、イスラエルとパレスチナが常に戦争しているっていうのは、近親憎悪的感情があるんだろうか?

さらに上述のwikipediaのリンクを辿ったら、こんな記事も
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/2977086.stm
ハラルもカーシェールも、動物を屠殺する時に、苦痛を与えているから、即時にやめるべきだって主張している団体があるって話。
いかにも、イギリスならありそうな過剰な動物保護主義って感じもあるけど、こうなるとこれも一つの宗教戦争ってことになるんだろう。

一方でジャイナ教なんかは、肉を一切口にしないそうだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E
3%83%8A%E6%95%99
その教えをアヒンサーと言うらしい。そして、最高の死に方は断食死なんだそうだ。

どの宗教も、食べも似に対して何らかの戒律を定めて、制限しているのは、神の教えにより健康を維持するってことが根本にあるのかもしれない。
イスラム教にもラマダンっていう断食月があるしね。

飽食社会の日本では、グルメ教が幅を利かせているけれど、このままだと、信者たちはみーんなメタボリック症候群になって、肥満死してしまうに違いない。ラーメンを食べ続けている自分もその一人かも知れないが、、、orz
posted by tady at 05:36| ローマ ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

5つ星の町

ベッペ・グリッロのブログが、新しいキャンペーンを始める。
キャンペーンの名前は「Comuni a 5 stelle=5つ星の町」。
http://www.beppegrillo.it/2007/01/comuni_a_5_stel.html
イタリアの地方自体を、そのエネルギーの使い方とか、水の使い方、環境保全などの視点から、ランク付けをしようというものらしい。
ベッペも書いているけど、イタリアにはTAV=高速鉄道に反対しているスーサ渓谷の町や最近では米軍基地の拡張に反対しているヴィセンサなど、元気な地方自治体もあるけれど、その多くが、利益誘導や利益供与など、住民のことは全く考えていない、政党主導の自治体になっている。
で、これらの自治体をランク付けして、今年の暮れには、ガイドブックとして発表しようというものだ。
ミシェランのガイドより良いものができるだろうとベッペは言っている。
いちコメディアンである彼の影響力は、かなりのものがあるようなので、どんな結果が出るか楽しみだ。

日本の地方自治体の現状を見ても、かなり酷い。
太田光あたりが、こんなキャンペーンを始めたら面白いのに、、、、
posted by tady at 12:30| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Moretti@Torino Film Festival

正式に、ナンニ・モレッティが、トリノ映画祭の芸術監督に就任し、トリノで記者会見が行われた。
http://www.lastampa.it/Torino/cmsSezioni/cronaca/200701articoli/1190girata.asp
http://www.repubblica.it/2006/12/sezioni/spettacoli_e_cultura/
moretti-direttore-torino/risolto/risolto.html
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Spettacoli/2007/01_Gennaio/25/moretti.shtml
メディアの伝え方も様々なので、とりあえず、トリノの新聞スタンパとレップブリカ、コリエレにざっと目を通した。
「このような形で、決着がついて満足」とモレッティは述べていて、これで、ようやく全て丸く収まったようだ。
モレッティは記者会見で「ようやく仕事の準備が始まったところで、本当の仕事はこれからだ」と答えたと言う。また、どのような映画祭になるかについては「今までの映画祭を引き継ぎ、新しい何かを加えたいが、まだ今の所それが何かについては、明確なアイデアはない」と語ったらしい。
今年は、監督として映画を撮る予定はないそうで、映画祭に全力投球ってことらしい。しばらくはトリノとローマの間を行ったり来たりの生活になるが、トリノに引っ越してくるつもりはないとも言っている。
ヴェネツィアとローマの映画祭にも触れて、この二つもなくてはならない映画祭であり、トリノ映画祭は競う合うつもりはなく、トリノの特色を活かした映画祭にしたいとのこと。国際コンペティション部門の他に、イタリアの短編映画部門やイタリアのドキュメンタリー映画部門などを考えているそうだ。
実験的映画を中心に運営されてきたトリノ映画祭らしさは損なわれないようだ。
いずれにしても、今年の秋は映画祭目白押しになるわけで、イタリアには行けそうにないけど、これらの映画祭を通して、良い作品がたくさん出てくれば、そのうち日本でも公開されるのではと、期待する次第だ。
posted by tady at 07:06| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エルジェ生誕百年

今年は、タンタンの作者、エルジェ生誕100年に当たるんだそうだ。CafeBabelにその記事が出ていた。
http://cafebabel.com/it/article.asp?T=T&Id=9746
エルジェ(Herge’)、本名ジョルジュ・レミは、1907年5月22日にベルギーのBrusselsで生まれている。
1983年に亡くなったが、彼が創り出したタンタンは、全世界で2億冊は売れてるんだそうだ。
タンタンについては、オー昔、バルセロナのミロ美術館に行った時に、ちょうどタンタン展をやっていたことがあって、良く知るようになった。その後、ある男の子が、タンタンが大好きで、その子と一緒にほぼ全巻を読破した。
タンタンの冒険話は、今読んでも全く色あせない内容のものばかりだ。
彼の生誕100年を記念して、「エルジェ007」プロジェクトというのが企画されていて、世界各地で展覧会などの催しが開催されている。
タンタンの日本語公式サイトから、ニュースを辿ると日本語でも読めるようだ。
http://www.tintin.co.jp/

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2007年01月25日

高解像度google maps実験

明日1月26日は、オーストラリア・デイなんだそうだ。
で、googleオーストラリアは、飛んでもない実験をするらしい。
このサイトによると、
http://www.google.com/intl/en_au/events/australiaday2007/index.html
シドニーの港周辺をグーグルの特別機を低空飛行させて超高解像度の画像を撮影するんだとか。家族や友人を集めて、グーグルマップに写ろうと呼びかけている。
このイベントを紹介していたレップブリカの記事のよると、
http://www.repubblica.it/2007/01/sezioni/scienza_e_tecnologia/mappe-palazzi/mappe-palazzi/mappe-palazzi.html現在のグーグルマップの解像度は、1ピクセルがおよそ15センチに相当するそうだが、今回の実験では1ピクセルが5センチに相当するそうで、人もはっきりと分かるらしい。
この実験が成功すれば、今度はフランスの革命記念日の7月14日やアメリカの独立記念7月4日にも同様の試みを行いたいそうだ。
posted by tady at 21:35| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小笠原クロニクル 読了

「小笠原クロニクル」山口遼子著を読み終わった。 
最近、全然本を読んでいない。読みかけのイタリア語の本が数冊あり、日本語の本に手を出せない状態だ。でも先日、久しぶりに図書館に行った。たまたま、別の用事があって、近くに行ったので寄ってみたってわけ。
で、小笠原関係の本を何冊か借りてきたんだけど、「小笠原クロニクル」はそのうちの1冊。新書版で、それほど頁数もなく、聞き書き形式で、アメリカ統治時代から返還時期を過ごした欧米系の人たちの話が、主に書かれている。
小笠原についてのまとまった本を読んだのはこれが初めて。一応時系列に小笠原での出来事が整理されているんだけど、聞き書きって性格上、やや行ったり来たりするし、インタビューした人たちの、つながりが、いろいろ出てきて、今ひとつ関係性が分かりづらかったりはするんだけど、初めて知る事も多々あり、面白かった。
とかく、東洋のガラパゴスとか言われて、固有種の多い動植物など、自然の話が主な本が多い中で、島の人々の歴史とその暮らしを知るには、良い本だと思った。
著者の視点もかなり明確で、ところどころに出てくる意見表明については、同感する部分が多かった。
小笠原はやはり面白い。
posted by tady at 14:04| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「小笠原空港問題13年間の軌跡」入手

以前参加した、小笠原関係の催しで講演された大学の先生が、講演の中で、タイトルの資料がまだあるので、欲しい方はスタッフに連絡先をお知らせください。と仰られていたので、連絡 先を残したのですが、その資料が届きました。
発行は、小笠原自然環境研究会です。大変な厚さで、まだちゃんと目を通していなんだけど、小笠原についての、とっても貴重な資料であるこ とが分かります。奥付には非売品の文字も。
同封されていたお手紙には、「まだ、いくらか残部がありますので、この報告書を活用していただける人または組織があればご連絡ください」とあり、果たして僕に活用できるかって不安もよぎりつつ、「なお、報告書代金や郵送料は一切必要ありませんので、お気遣いなきようお願いします」の一文があり、感激!
じっくりと読んで、勉強したいと思います。
posted by tady at 07:20| ローマ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月24日

日本語で読めるWSF会議情報

現在ナイロビで開催中の「世界社会フォーラム」には、日本からもいろんな団体が参加しているようです。
2000人から参加している会議の全体像を把握するには、やはり英語などのサイトを見るしかないと思うのですが、
http://wsf2007.org/
日本語でもいくつかサイトがみつかりました。ネットで見ただけなので、どのような傾向を持つ団体なのかは、定かではありません。それでも、雰囲気だけは伝わるかも。
http://network.socialforum.jp/blog/
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200701231253102
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000004604
posted by tady at 12:08| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ECO資本主義が台頭???

今日24日から、毎年恒例のDAVOS会議=world economic forum(WEF)が始まるらしい。
また、現在はナイロビで、world social forum(WSF)が開かれている。
この全く相対する二つの会議は、今後の世界の動向を見る上で、とっても重要だと思っている。
で、多国籍企業や政治家、資本家が集まるDAVOS会議の今年のテーマは、気候変動らしい。
http://www.weforum.org/en/index.htm
会議が開催されるスイスも、今年は雪が降らなくて、スキー場は大変なことになっているらしい。

日本のテレビでも、最近やたらと企業がエコロジーについて語るCMが増えてきていて、この間取り上げた「不都合な真実」って映画も、日本テトラパックが環境キャンペーンの一環として、500円で見られる日を設けたりしている。

しかし、資本家たちは、何も本当に環境が心配で、エコロジー問題に取り組んでいるわけではなく、環境がビジネスになるからだ。
レップブリカの記事にこんなのがあった。
http://www.repubblica.it/2007/01/sezioni/ambiente/ecocapitalisti/ecocapitalisti/
ecocapitalisti.html

アメリカの巨大資本やヨーロッパの大手企業が、こぞって地球環境問題に取り組み始めているというのだ。でも、これは、政治家たちが厳しい規制を課す法律を作る前に、それをクリアしておけば、利益が上がるって胸算用もあるようだ。
エコテクは、少ないエネルギーを効率よく使い、消費者にも受けが良いとなれば、世界資本主義にとっても利益となるってことらしい。

この記事の例として上げているのは、トヨタのプリウス。トヨタがこのハイブリッドカーを発売した時は、多くの企業は、キワモノ扱いで、売れるわけがないと思っていたそうだ。それが今では25万台も売れていて、トヨタの株価を押し上げるのに大いに貢献したとある。
他にも多くの企業が「環境に優しい」様々な取り組みを始めていると紹介してあるが、エコロジーは金になるっていうのが、彼らの認識なんだろう。
世界資本主義者たちの舵は、大きくエコの方に切られはじめたらしい。

確かに、個々人やNPO・NGOでは出来ないより大きな規模での構造変革をもたらすと思うけど、でもどうしても信用できないんだよなぁーーー
WSFが、どんな結論を出すのかも、ちゃんと見ていないとと思う。
posted by tady at 05:18| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月23日

SUSE10.2をいれてみた。

マイクロソフトの独占状態はいやなので、Linuxに移行しようと以前から思っていて、Suseをときどき使っているんだけど、SuSE10.1を入れたPCが、カーネルをオンラインアップデートしたら、立ち上がらなくなって、しばらくほっぽっていた。
しかたなく、Windowsの入っているノートをメインに使っていたのだけれど、SUSE10.2が出たので、それを入れてみた。
Novell社が、マイクロソフトと提携したなんてニュースもあって、SUSEももうお終いかなって思ったんだけど、OpneSUSEは、健在なようなので、DVDのISOをダウンロードして、焼きインストール。9.3を使っていたころから比べると、インストールもスムーズ。話題のXGLも、10.1のときに比べると、XwindowsのGUI環境から簡単に設定できて快適。
ただし、まだまだ安定しているとはいえない。
インストールして、すぐに、このブログを書きはじめたら、ファイヤーフォックスが突然落ちて、書いていた文章が消えてしまった。
これも、SUSEから書いているんだけど、何時消えるか不安。IMEも変換がいまいちで、入力も非常にしづらい。
マルチメディア環境も設定が必要なようだ。DVDが再生できない。
しばらくは悪戦苦闘が続く模様。windowsからの移行は、なかなか大変そうだ。
昔は、そういう悪戦苦闘を楽しめたんだけど、最近は時間が無いこともあって、ついついwindowsに流れてしまいそう。
もう少し、安定したディストリがあれば、そっちを試してみようかな、、
posted by tady at 21:23| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

老人はいない? 成人は35歳?

イタリアのdemosって調査機関が、レップブリカと共同で行った、若者と老人に関する調査についての記事があった。
http://www.repubblica.it/2007/01/sezioni/cronaca/sondaggio-anziani/sondaggio-anziani
/sondaggio-anziani.html
オリジナルサイトを探そうとしたんだけど、Demos&Piって調査機関で、COOPと協力して消費者の動向調査なんかを良くやっているらしいってことは分かったんだけど、このサイトは見つけられなかった。
なんでも、毎年Osservatorio sul Capitale sociale degli italianiって調査を行っているようで今回が12回目。
その一部に、イタリア人が年齢についてどう考えているかって項目があるらしい。
さて、レップの記事によると64歳以上の老人のうち、自分が老人であると思っている人は54%で、41%は、老人ではなく成人であると思っているそうだ。
一方、35歳から44歳の層の人たちの10人に4人は、自分は若者であると思っていて、まだまだ大人になりたくないってことらしい。
イタリア人は、幾つになったら大人と考えているかというと、平均で35歳。15歳から17歳のそうでは26歳になれば大人と考えているのに対し、20代では30歳が大人、40代や50代では36歳になったら大人と考えているという。それより年上の人たち=老人?は、40歳で大人と思っているらしい。
その判断基準って言うのは、単純に年齢だけではなく、人生においての出来事がおおきく関わっているとのことで、それは、1勉学を終えたとき、2定職に就いたとき、3両親とは別に居を構えたとき、4結婚あるいは同棲を始めたとき、5子供が出来たときなどだそうだ。
子供が出来たときに自分は大人になったと感じているのは31%、定職に就いたときと考えているのは26%だそうだ。
また、現在の若者と昔の若者を比較して、現在の若者についての印象は、より趣味に走るが95%、自信がないが75%となっている。

これの結果を見ると、イタリア社会では、大人になる年齢がずっと上がっていて、若者たちは一人趣味に走り、自信が持てずに孤独な生活を送っているってことになるようだ。
日本の社会と似ているような、、、、
posted by tady at 12:20| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月22日

アメコミのスーパーヒーローたちは何を信じているのか?

僕はコリエレの記事で知ったんだけど、
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Spettacoli/2007/01_Gennaio/21/ventura.shtml
アメリカンコミックのスーパーヒーローたちが、どんな宗教を信じているのかっていうのを、漫画を詳しく分析して、分類しているサイトがある。
如何にもアメリカらしくて面白い。
わかりやすい一覧はこちら(英語だけど)
http://www.adherents.com/lit/comics/comic_collage.html
それぞれのヒーローの名前をクリックすると、その証拠シーンとともに、どんな宗教。宗派を信じているのかが解説してある。

スーパーマンは、メソジスト教会だそうで、超人ハルクはカトリックの信者なんだそうだ。
http://www.adherents.com/lit/comics/Superman.html
http://www.adherents.com/lit/comics/Hulk.html

また、バットマンは、カトリックかエピスコパリアン(監督教会)か、議論されているそうだが、いずれにしてもあんまり敬虔な信者じゃないってことは確からしい。http://www.adherents.com/lit/comics/Batman.html

スパイダーマンは、プロテスタント。
http://www.adherents.com/lit/comics/SpiderMan.html


さらに、脇役までも含めての詳しい分析も出ていた。
http://www.adherents.com/lit/comics/comic_book_religion.html

X-menのサンファイヤーは神道を信じてるらしい。
http://www.adherents.com/lit/comics/Sunfire.html

イスラム教を信じている登場人物たちも増加傾向にあるんだそうだ。

コリエレの記事には、いろんな宗教が入り乱れているのは、アメリカの社会状況を反映していが、今やヨーロッパの状況も似たようになってきている。
移民たちが様々な宗教を信じているからだっていうようなことが書いてあった。

アメコミフリークではないので、知ってるヒーローはあんまり居なかったんだけど、分かっている人が見るとさらに面白いのかも知れない。
posted by tady at 14:36| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月21日

今週食べたラーメン07-01第3週

今週は、木曜日に車で銀行に行ったついでに、揚州商人で、ワンタンメン(しょうゆ味)を食べる。麺は、最近ハマっている刀切麺。でも、そろそろ飽きてきたかも、、、
土曜日、品川に行ったときに、同行した人からのお誘いで、イレンブーズを初訪問。以前からネットに良く載っていて、ずーっと気になっていたんだけど、なかなか訪れるチャンスがなく。初訪問となった。
一部の二郎亜流と言われるお店は、ここで修行した人が出しているらしく、どんなラーメンか興味津々。
出てきたのは、チャーシューは、二郎並に大きく、玉ねぎの粗ミジンがたっぷり。麺は、ネットにも書いてあったけど、横浜の家系ラーメンと似た、短めの中太麺。スープは、豚なんだろうけど、それほど脂はしつこくない。
豚は、茹で豚に近く、それほど味はついていないが、柔らかくて美味しかった。麺は、かなりツルツルで二郎のような噛み応えのあるような麺ではなかったが、スルスルと食べられてなかなか美味しかった。玉ねぎがかなりの粗ミジンで、大きく、もったいないと思って箸で拾って食べたんだけど、やや辛かった。ブレがあるのかどうかはわからないけれど、初めて食べたこのラーメン、なるほどって感じ。リピートするにはちょっと遠いので、最訪問はあるかどうか? まあ、機会があればまた食べてみたいと思う味だった。
その日は、夜飲み会で、早めに終わったこともあり、大井町で途中下車してラーメン屋を探す。永楽はもう閉まっていて、江戸一は以前食べたしってことで、目に付いた大井町ラーメンっていう店に入ったんだけど、飲んだ後に食べたかったあっさりしょうゆ味とはちがって、豚骨スープ。麺もやや太く、どうもスープとの相性が良くなかった。好みの問題なんだろけど、豚骨スープには、やはり細麺が美味しいと思う。
日曜日は、前日にラーメン昼夜食べてるし、宴会で色々食べたこともあり、ラーメンは我慢。それでも、お昼は近場のちょっと高級目のチェーン店で、しっかり刺身定食なんぞを食べてしまったので、今週は運動量の割には、食べ過ぎ気味となった。
この土曜日を皮切りに、1ヶ月ほど毎週土曜日に飲み会が入っているので、体調管理を気をつけないとやばいことになりそうだ。
posted by tady at 22:19| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カメゼミに行ってきた。

小笠原でお世話になった亀屋のSさんにお誘いを受けて、カメゼミって言うのに行ってきた。
「たまには若い人と飲むのもいいですよ」っていうのが、お誘いの理由で、如何にもSさんらしかった。
カメゼミっていうのは、元々京都大学の学生たちが、ウミガメのことを勉強しようということで立ち上げ、その後東京水産大学(現東京海洋大学)や鹿児島の大学の学生も加わって、年1回、東京と京都が持ち回りで開催していたそうなのだが、京都のグループがなくなった後は、東京で年1回開催されているんだそうだ。
会場となったのは東京海洋大学の教室で、参加者は30人あまり。学術的なものではなく、学生に発表の場を与えるための身内の催しって感じだった。
Sさんは、このブログのお気に入りにリンクのあるELNAって団体のトップの人で、ELNAがメインに行っている活動は、小笠原海洋センターの運営やインドネシアのタイマイ・オサガメの保護調査なんだけど、もうひとつの重要な柱が、ストランディングと言う、日本(主に茨城・千葉・神奈川)に漂着するウミガメの死体を解剖して、様々な調査を行うことだ。

で、最初の発表は、「ウミガメ研究会」っていう学生たちのサークルが、ELNAの指導を受けながら行ったストランディングで分かったカメの胃や腸に残っていた内容物の話。アカウミガメとアオウミガメでは食べるものが違うので、消化器官に残された内容物も違うわけだけど、人工物(いわゆる人間の出したもの、釣り糸だったりブラスチックの破片など)が、かなりあったそうだ。驚いたのは、注射器が見つかったって話。以前、海岸で不法投棄された医療ゴミが問題になったけれど、
http://www.townnews.co.jp/020area_page/03_fri/01_fuji/2005_3/09_09/fuji_top1.html
海岸から海に運ばれて、それを飲み込んじゃったんだろうな。酷い話である。
パワーポイントで作られたスライドを使いながら、細かい数字とかを挙げて話をしてくれたんだけど、その数字が、現実の状況にどう関係してくるのか? 調査の目的ってなんなの? ってことが今ひとつ見えなかった。

次の報告は、「天井網の傾斜によるアカウミガメ行動制御に関する研究」ってやつで、定置網にかかってしまったウミガメをどうやったら助け出せるのかっていうのが研究の目的。
海の中低層に設置されている定置網は、上から魚が逃げ出さないように天井にも網があるんだけど、それに傾斜を付け、一番上に脱出口をつくることで、息の苦しくなったカメ(カメはエラ呼吸ではないので海面に呼吸をしに出ないと死んでしまう)が、死なずにすむ仕組みについて研究したものだ。
大変心温まる研究なんだけど、実態は、後の演者の人が言っていたように、ウミガメ虐待実験。網に入れたウミガメを撮影して、どんな行動をとるのかを観察するわけで、息が苦しくなって、必死で海面に上がろうとするカメの姿が映し出されていた。
でも、実験した人が、会場の質問に答えて、状況を観察しながら、もう限界だろうというところでストップしたので、本当にどれくらいでカメは息が吸えなくなって死んでしまうのかその時間は分からないっていう話を聞いて、動物実験で薬物の致死量を調べるような、本当に残酷な実験ではないのがよーく分かって、ちょっと嬉しかった。

その後は、ELNAのスタッフが、昨年の夏に、千葉の漁師さんと協力して行った、定置網にかかって死亡してしまったカメの解剖調査の報告だった。
さすがに、それまでの学生たちの発表と違って、かなり専門的で、良く分からない点もあったけれど、カメの溺死体の状況を、法医学で分かってきた人間の溺死状況と比較しながら、解剖所見を語るっていうのは、なかなか新鮮だった。死体の話をしているんだけど、カメが網にかかって溺死する時の苦しみとかを、その死体を解剖しながら見ていくっていう感じがあって、クールな学問的話でありながら、そこに含まれる生き物への視点みたいなものが勉強になる。
最後に、自分たちがなんでカメの死体解剖をしているのかってことの意味と目標とするものについての話があって、カメを保護するために、死体を解剖しているっていうブレのない方向性が提示されて、一番最初の発表で、モヤモヤしていた気持ち(この人とたちは、なんのためにカメの研究をしているんだろう?)が払拭されてすっきり。

休憩を挟んで、やはりELNAのスタッフから、小笠原とウミガメ漁って話があった。
小笠原の歴史とウミガメ保護の歴史が紹介されて、あらため、小笠原の歴史について勉強しようと思う。
新しく知ったのは、ウェントルってカメのこと。普通小笠原にやってくるアオウミガメは、普段は、日本近海を回遊して餌をとり生活していて、産卵時期に小笠原にやってくるんだけど、ウェントルというのは、Winter Turtleを略したのが現地の言葉になったもので、冬でも居る=年間を通じて小笠原近海にいるカメのことを指す言葉だそうで、このカメは美味しいんだそうだ。それでも、そいうカメを獲ってはいけないっていう規制が1898年の段階で行われていたっていうのは、びっくり。
ウミガメ漁が現在も存在しているのに、カメが増えているのは、世界でも小笠原だけだそうで、伝統的食文化と自然保護がうまーくかみ合っているってことなんだろう。

その次にあった発表は、プログラムをメールで送ってもらったときに、僕が一番面白そうと思ったテーマで、アオウミガメに付着するフジツボ類の分布パターンってやつだった。
今の世の中、いろいろと細分化されていて、アカデミズムの世界でも、実に細かく分かれていろんな研究がされているようなのだけれど、アオウミガメに付着するフジツボっていう、なにやらマニアックなテーマが興味を惹いたわけだ。
発表内容は、閉鎖生態系を分析するための数式なんていうのが出てきて、アオウミガメに付着する様々なフジツボ類(何種類かあるらしい)が、カメさんの背中でどんな生存競争を繰り広げているのかを分析しようという話だった。
僕には、数式はチンプンカンプンだったけど、これを研究することで、アオウミガメの置かれている環境が分かるのではないか?っていう問題意識の持ち方は、いいかもしれないと思った。狭い狭い専門分野が、実は大きな世界と繋がっているってことをきちんと認識できれば、そういった研究も生きてくるんだろうと思うわけだ。
ただ、専門馬鹿になっちゃう傾向がどうしてもあるわけで、それを避けるためには、机上の空論を立てるのではなく、現場を見ることなんだろうな(ゼミの後の飲み会でSさんともそんな話をした)。

カメゼミのとりは、Sさんだった。
彼の発表の視点は、若い人たちに、カメをやるってことはなんなのか?ってことの根本を教えることって感じがした。
大きなテーマは自然保護と科学ってことだったが、昨年の4月にギリシャのクレタ島で行われた国際ウミガメシンポジウムに出席したJack Frazierって人の「ウミガメの自然保護は科学ではない」って言葉を紹介したんだけど、それがとってもよかった。

この人は、とっても有名なウミガメ研究者なんだそうだ。ググッたらこんなサイトもあった。
http://www.oneocean.org/ambassadors/track_a_turtle/satellite/

さらに突っ込んで、自然保護と日本語で言われる言葉が持つあいまい性についても、すっきりとした話をしてくれた。
ConservationとProtectionはどう違うのかって話。
イタリア語の知識から、conservareは維持する、protezioneは守るって違いがあるとなんとなく認識していたのだけれど、単なる保護がProtection(無垢な自然を犯してはならないって感じ)で、conservationは、保護と運営って意味があるって話はウンウンと納得。
そして、自然保護を行うってことは、自然を理解するための勉強と、自然を守ろうとする気概が必要で、個人レベルでは、なかなか難しい。だから組織として取り組み、事業として金も稼がないと、本当の自然保護は出来ないんだって主旨のことだった。
話の中には、専門的な知識をどう身につけるかってこともあって、採取したデータをグラフにしたときの、そのグラフの読み方なんていうのもあって、それも面白かった。
ストランディングで、カメの腸の長さを調査し始めたそうなんだけど、それから、カメの食べるものによって、腸の長さが倍くらい違うってことも明らかになってきたらしい。
人間世界に例えてみれば、西欧人は肉食がメインで、腸が短く、日本人は穀類を食べるので腸が長いといわれるんだけど、食物による腸の長さは、カメにも当てはまるらしい。これは面白い発見だった。

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2007年01月20日

荒れるヨーロッパ

天気の話である。
ヨーロッパを「Kyrill」と名づけられた巨大低気圧が通過して、死者44人の被害を出した。
http://www.repubblica.it/2007/01/sezioni/cronaca/caldo-record/
caldo-record/caldo-record.html

http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2007/01_Gennaio/19/caldo.shtml

風速も時速250キロを記録したという。いわゆる日本の風速に当てはめると、m/sだそうだから、およそ風速70メートルってことになる。
この影響で、フェーン現象が起き、トリノでは25度を記録。他にも27度を記録した場所もあるそうだ。
ローマに住んでる知人から昨日届いたメールでも、異常気象で、観光客はTシャツで町を歩いているとあった。

新聞では、サイクロンと表記しているところが多いが、Meteo Giornale=気象新聞というサイトでは
http://www.meteogiornale.it/news/read.php?id=14867
これは熱帯地域で発生する台風でもなくサイクロンでもない。あえて言うなら、非熱帯性サイクロンであると解説してあった。
さらにレップブリカには、もう少し詳しい説明も出ていた。
http://www.repubblica.it/2007/01/sezioni/esteri/uragano-kyrill/uragano-ciclone/
uragano-ciclone.html

普通、熱帯で発生する台風やサイクロンは、海面の温度が上昇することで水が蒸発し、それをエネルギーとして大きくなり、陸地に来ると勢力が弱まるんだけど、今回ヨーロッパを襲った超低気圧は、海水温が低くても陸上でも勢力は弱まることなく、より大きな気象条件によってもたらされると書いてある。

今日から「不都合な真実」が公開されるけれど(僕は見に行かれないな、今日は、、、)、映画の中よりも現実の方がどんどん進んでいっているのではないかって言う危惧を感じてしまう。
posted by tady at 09:43| ローマ 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界社会フォーラム@ナイロビ

今日1月20日から25日まで、ナイロビで世界社会フォーラムが開催される。
イタリア環境連合もこれに参加するようで、環境連合主催のワークショップも行われるようだ。
世界社会フォーラムがアフリカで開催されるのは初めてだそうで、今回のテーマはアフリカの運動を支援することらしい(いずれもイタリア環境連合のサイトの記事から)
http://www.legambiente.com/documenti/2007/0105_SF_Nairobi/index.php
ワークショップのプログラムはPDFで見られる。
http://www.legambiente.com/documenti/2007/0105_SF_Nairobi/
legambienteworkshopnairobi.pdf

これを見ると、昔から平和運動をやってたフラヴィオ・ロッティとか、有機農業の団体AIABとか、インドのヴァンダナ・シヴァの名前があって、中々面白そうだ。

ネットで調べたら、日本からも、いくつかの団体がこの会議に参加するためにナイロビに行くようだ。
http://www.jca.apc.org/attac-jp/japanese/index.html
この手のニュースは、マスメディアではほとんど流れることがないので、詳しく報告してくれるといいな。


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2007年01月19日

イタリアの都市環境2006

APAT(Agenzia per la protezione dell'ambiente e per i servizi tecnici=環境保護ならびに技術サービス庁とでも訳せばいいかな?)から、「Qualità ambiente urbano2006=都市環境の質2006)っていう報告書が発表された。APATは、国の機関で、イタリア環境省にある組織だ。
内容は、イタリアの主要24都市について、その環境を調べたものだ。
対象となった都市は、TORINO, MILANO, BRESCIA, VERONA, VENEZIA, PADOVA, TRIESTE, GENOVA,
PARMA, MODENA, BOLOGNA, FIRENZE, PRATO, LIVORNO, ROMA, NAPOLI,FOGGIA, BARI, TARANTO, REGGIO CALABRIA, PALERMO, MESSINA,CATANIA, CAGLIARIである。

早速、報告書をダウンロードしてみたんだけど
http://www.apat.gov.it/site/_contentfiles/00143700/143751_qualita_amb_urb.pdf
全部で798ページもある膨大な報告書だった。
図版も結構あるんだけど、解像度が低すぎて、ちょっと良く分からなかった。

というわけで、今回もメディアの記事から引用。
http://www.ansa.it/opencms/export/site/notizie/rubriche/altrenotizie/
visualizza_new.html_2079605119.html

http://www.lanuovaecologia.it/inquinamento/atmosferico/6903.php

http://www.repubblica.it/2006/12/sezioni/ambiente/smog-citta-lega-ambiente
/rapporto-apat/rapporto-apat.html
大気の状況は、微細粉塵(PM10)、オゾン、二酸化窒素などの値は、1993年から2005年にかけて、まったく減少傾向にはない。2006年6月の段階では、対象となった都市の77%が、PM10の1日当たりの許容基準を超えていた。
オゾンに関しては、2005年の値として、75%の都市が、少なくとも一度は基準値をオーバー。また、二酸化窒素に関しては、95%の都市が、2010年に施行されることになる年間基準値を超えているそうだ。

汚染の主な原因は自動車。イタリアはヨーロッパでも人口当たりの車の保有台数がダントツに多いんだそうだ。
ほとんどの町で、人口1000人に対して500台の保有率で、ローマではそれが732台にもなるそうだ。
ヨーロッパ他の国々の160都市のうち、人口1000人に対して500台を上回る保有率がある町は、わずかに6都市のみなんだそうだ。

なんで、こんなに車が多いのかというと、公共交通機関が整備されていないことが一番の原因だという。
バイクの普及率も大変な伸びで、ローマでは、1996年に比べて、2005年には176%も増えたんだそうだ。

上水道に関しては96%完備されており、下水道は84%、下水処理施設は74.8%完備されているという。

この手のレポートが発表になるたびに、イタリアの環境がいかに酷いかってことが、これでもかってほど強調されている気がするんだけど、ベル・パエセはどうなってしまうんだろうか?

自転車に乗って、自動車に反対する運動として、以前クリティカル・マスって運動のことをこのブログで紹介したけれど、ベッペのブログで、育てていかなければならない運動として、イタリアのクリティカル・マスについて紹介していた。
http://www.beppegrillo.it/2007/01/critical_mass.html
ベッペはイタリアの町について、皮肉を込めてこんな風に書いている。
「世界一美しい町並みは、SUVの駐車場と化し、粉塵の溜まり場となっている。そして建物は、美しい黒鉛で塗り固められている。」
Dove le città più belle del mondo sono ridotte a parcheggi di Suv e a depositi di polveri sottili. Con edifici di un bel colore nero piombo.
こういう記事を見ると、ちょっとだけホッとする。
posted by tady at 21:39| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雨降って地固まる???

トリノ映画祭のすったもんだに、決着が付きそうだ。 
http://www.ansa.it/opencms/export/site/
notizie/rubriche/inbreve/visualizza_new.html_2079639525.html
 
http://www.repubblica.it/2006/12/sezioni/spettacoli_e_cultura/moretti-direttore-torino/rondolino-dimissioni/rondolino-dimissioni.html
 
一度は、芸術監督就任依頼を受諾したナンニ・モレッティだったが、映画祭の運営を巡って、トリノで揉めた為、就任を辞退したんだけど、モレッティ就任に強硬に反対していた前主催団体Associazione Cinema giovaniの代表であるGiovanni Rondolinoが一身上の都合で代表を辞任する事になったそうで、モレッティ就任の障害は取り除かれたってことらしい。
 
次回の映画祭の運営にあたっては、対立していた団体も一緒になって、Associazione Cinema Giovaniとトリノ市、ピエモンテ州、 il Museo del Cinema が、議論をして決める事になるようだ。
 
モレッティが改めて就任要請を受けるかどうかが、今後の焦点なわけだけど、雨降って地固まるになるといいんけどね。
posted by tady at 13:57| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月18日

Essere madri in Italia

Istatから、Essere madri in Italia2006っていうレポートが発表された。
直訳すると「イタリアで母親であるために2006」って感じだと思う。
イタリア語の表現としてかなり微妙なのだ。女性が母親としてイタリアでどんな状況におかれているのかっていう意味合いが込められている感じがする。
Istatのオリジナルデータは、ここにある。
http://www.istat.it/salastampa/comunicati/non_calendario/20070117_00/testointegrale.pdf
PDFになっていて、報告書の概要が紹介されている。
さらに詳しいデータは、
http://www.istat.it/dati/catalogo/20060317_00/
met_norme_06_28_indagine_campionaria_nascite.pdf
ここにあるんだけど、数式やら分析手法など詳細すぎて頭が痛くなるような183ページの報告書だ。

概要の方は、12ページなんで、全文を読んでも、それほど大変ではない。
この調査は、2005年に行われたもので、対象となったのは、2003年に生まれた子供たちの母親およそ5万人。2003年に母親となった人口のおよそ10%の女性たちだ。つまり調査を行った時点で、生後18ヶ月から21ヶ月たっている母親たちで、子供が出来てから一定期間がたち、それなりに落ち着いて状況を判断できる母親たちってことらしい。
2005年における出生可能な女性(15歳から49歳)の出生率は1.33で、先進国の中では最低なんだそうだ。
では、女性たちは何人ぐらい子供が欲しいかというと、この調査のでは、2.19人となっている。
しかし、現実は違うわけで、その理由は、前述のPDFの3ページにグラフになっている。
このグラフは、子供が3人以上いる人と、二人いる人、一人だけで色分けされているが、それを考慮にいれなくても、傾向としては、子供はもういらないって言うのが一番で、2番目は、経済的な問題で子供が持てない。3番目は年齢的な問題で子供は持てないとなっている。
女性の初産の年齢も上がっていて、現在では29歳となっている。
働く女性が増えているってことも、出生率の低下の原因のようだ。
前述のPDFの10ページ目には、誰が子供の世話をするのかって言うのが表になっている。
イタリアでもやはり一番多いのは、ジジババのようだ。
全国平均で見ると、ジジババが52.3%、次いで多いのが私立の保育園で14.3%、公立の保育園が13.5%、ベビーシッターに頼むが9.2%で、親が見るは7.3%ととなっている。
さらに、保育園にあずけられない理由についても述べられている。
保育園にあずけたかったのに、あずけられなかった割合は28.3%
そのうち、一番多いのは、保育料が高すぎっていうのが28.5%で、次いで保育園に空きがないか遠すぎるっていうのが22.3%ある。
このほかにもいろんなデータがあるんだけど、総じて日本と似ていると思う。

日本でも、少子化対策がいろいろ言われているけど、お母さんたちの置かれた状況がいかに大変かってことをきちんと認識しないと、本当の意味での問題の解決にはならないんだろうなぁー。
posted by tady at 20:57| ローマ 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月17日

恋愛マニュアル2いよいよ公開

といっても、恋愛マニュアル1は、日本では昨年のイタリア映画祭で上映されただけで、一般公開もされていないので、実にマイナーな話ではある。
イタリア映画祭で上映されたときは、評判も良く、日本でも一般公開されると思っていたのだが、未だに公開される様子はない。
日本語でも多少紹介されているようなのでそのサイト
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6903

イタリアでは大ヒットした映画で、多くの人がその続編を待ち望んでいたようだ。
今週の金曜日19日からイタリア全土の750の映画館で公開されるそうだ。
公開を前に行われた記者会見の様子が、多くのメディアで報じられている。
http://www.lastampa.it/_web/cmstp/tmplrubriche/cinematv/
grubrica.asp?ID_blog=33&ID_articolo=185&ID_sezione=260&sezione=News

http://www.repubblica.it/2007/01/sezioni/spettacoli_e_cultura/
manuale-amore-2/manuale-amore-2/manuale-amore-2.html

パート2は、撮影中から既に、ベルッチとスカマルチョの濃厚なラブシーンが話題となっていた。
そして、いよいよ公開となったわけだ。
記者会見での監督の話として報じられているのは、前回の話は、いずれも(オムニバス形式で4話あった)30年前にあってもおかしくないような恋愛話だったのだけれど、今回は、時代を反映しているとのこと。
扱っているのは、人工授精によって子供を授かろうとするカップルの話やゲイのカップルの話、そして、話題となったベルッチとスカマルチョの話は、障害者の性について扱っている。他にも、50代の中年男と20代の若い女の子の恋愛話もあるらしい。
さらに、このシリーズは、全5作で完結するそうで、今後の予定としては、パート3は恋愛における親子関係をテーマにするそうだ。パート4と5は、別れ話がテーマになるらしい。
第1作を見た感想は、以前も書いたけれど、コメディでありながら、ほろっとさせられ、そして元気がでる映画だった。
この2作目も、イタリア映画祭で上映されるといいんだけどな。
特に、50男と20代の女の子の恋愛話は見てみたいなぁーーー、元気が出るかもしれないし、、、、
posted by tady at 21:23| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヴェニス計画→JOOST

Skypeっていうのは、かなり有名になってるから、説明の必要はないと思う。
で、Skypeを作った人たちが、今度は、動画のP2Pソフトを開発してるんだそうだ。
昨年の12月ごろから、日本語のブログでも取り上げられ始めていた。
http://jp.techcrunch.com/archives/venice-project-details-and-screen-shots/
http://www.ariel-networks.com/news/2006/12/venice_project.html
 
で、ヴェニス・プロジェクトと名付けられていたこの計画が、JOOSTって名前に衣替えして、β版のダウンロードが出来るようになっているそうだ。
http://www.joost.com
 
YouTubeが普及してきているけど、これでさらにネットにおける動画の割合が増えていくんだんろうな。ネットの進化のスピードは、ほんとうに速い。
posted by tady at 13:59| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Prodi基地拡張にGOサイン

前政権の決定を覆すことはしないとして、Prodiは、Vicenzaの米軍基地拡張に賛成の意を表明した。
http://www.repubblica.it/2007/01/sezioni/cronaca/base-nato-vicenza/
presto-risposta-prodi/presto-risposta-prodi.html

もし、イタリアが拡張を認めなかった場合は、基地は閉鎖され、ドイツに移転することになっていたそうだ。
この基地には、米陸軍のヨーロッパ南部方面司令部がおかれているそうで、アメリカはこの決定に大変満足している。

基地の規模については
http://www.repubblica.it/2007/01/sezioni/cronaca/base-nato-vicenza
/scheda-base/scheda-base.html
ここに解説してあった。現在は軍人、民間人を含めおよそ1万2千人が駐留しているそうだ。
基地の写真も出ていた。
http://www.repubblica.it/2006/05/gallerie/cronaca/vicenza-base/1.html
グーグルマップで見ても、大きな滑走路が一目瞭然で見て取れた。

一方、反対運動は、この決定に対して、Vicenzaの駅を2時間占拠して、抗議行動を行った。
抗議行動の模様はここ
http://www.repubblica.it/2006/05/gallerie/cronaca/base-usa-proteste/1.html
3枚目の写真には、「プロディ内閣は、戦争内閣だ!」との横断幕。
7枚目の右側のプラカードには、「僕らは反米ではない。ブッシュ政権はもうたくさんだ!と声を上げた多くのアメリカ人とともにある」と書いてある。
posted by tady at 12:23| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月16日

米軍基地拡張反対

イタリアはNATOの加盟国なんだけど、NATOの基地とは別に、米軍基地もある。
その中のひとつであるVicenzaの基地の拡張が計画されていて、その反対運動が起きている。
昨年の12月2日には、3万人が基地拡張反対集会に参加したという。
政権与党の中にも基地拡張反対の政党があって、政府がどのような決断を下すのか、微妙な状況にある。
ところが、ここに来て、内務大臣のアマートは、基地拡張に賛成の意向を表明した。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Politica/2007/01_Gennaio/15/sircana.shtml
その理由は、前政権が約束したことなのだから、国としての政策の一貫性を考えた場合、容認すべきであるってことのようだ。
実は、ここのところ、前首相のベルルスコーニが、現政権の外交政策を批判していて、アメリカを敵国扱いにしているとぶち上げた。これに対して、現外務大臣のダレーマは、そんなことはないと反論したわけだが、ベルルスコーニのこのスタンドプレーが、今回の基地拡張容認論に大きな影を投げかけているような気がしてならない。

日本のというか沖縄の普天間基地を巡る市民運動の状況が日本のマスメディアではほとんど取り上げられないという
状況と比べれば、こういう問題をニュースとしてちゃんと載せるイタリアのメディアはまだマシなのかもしれない。

イタリアから離れて世界を見ると、ベネズエラのチャベス大統領は、同国を訪問したイランのアフマディネジャド大統領と意気投合。反米国家同士として手を結んだなんてニュースもある。
http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070115/wld070115000.htm
こういう状況を見ていると、そろそろアメリカの呪縛から抜け出してもいいんじゃないかしらんと思うわけだが、一方で、イランもベネズエラも石油産出国で、エネルギーって切り札を持っている。
イラク戦争も、背景にはイラクの石油を支配しようとしたアメリカ石油メジャーの暗躍があったからだっていうのは、既に良く知られた話な訳で、醒めた見方をすれば、石油というエネルギーを巡って、アメリカと裏表の関係だってことだ。
本当にアメリカの呪縛から逃れるためには、石油に頼らない、エネルギー源をそれぞれの国が獲得する必要があるのかもしれない。
化石燃料に頼らないで、地球温暖化を防ぐっていう方向は、実は世界政治の呪縛から逃れるための重要な課題なんだなと、改めて思う。
posted by tady at 23:37| ローマ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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