2007年03月31日

桜1

一昨日、春の陽気に誘われて、運動不足解消を兼ねて、桜を見に行ってきた。
出かけたのは、以前、鶴見川の尾根歩きで訪れた「尾根緑道」
町田市にある小山田緑地にあり、八王子市と境を接している。
前回は、桜の季節ではなかったので、桜の季節に是非訪れてみたいと思っていた。
今回は、淵野辺駅まで出て、そこから歩くルートを選択。少しでも歩いた方が、体にいいかと思ったからだ。
淵野辺の駅に着くと、やはり空気が違った。良い意味での田舎の空気。
運動不足のせいもあって、腰にきてたので、あんまり無理は出来ないと思いつつも、かなりの距離を歩いた。
もちろん、ラーメン柄みであったりする訳だが、それは、今週食べたラーメンで報告する。
淵野辺駅から尾根緑道まで行く間にちょっと迷ってしまったのだが、それでもどうにか到着。
「尾根緑道」の桜並木は、全体のうちの1.5キロほどなのだが、予定していた場所ではなく、桜並木の終点に出てしまった。そんな訳で、まずは桜をみながら1.5キロ戻る。

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桜は、まだ5分咲きほどで、満開ではなかった。
それでも、途中に菜の花が満開の畑などもあり、春の気分を満喫
sensya02.jpgsensya03.jpg
この桜並木は、起点から、早咲き、中咲き、遅咲きと植えられていると解説にあり、4月下旬まで桜が楽しめるようだ。
桜並木を往復したあとは、「尾根緑道」を16号線方面へと歩いた。
途中、こんな装置が。
sensya04.jpg
これは、ソーラーパネル付き、不法廃棄物投棄監視カメラとあった。
こんなところにもソーラーパネルが使われている。

春の花々も咲いていて、ウグイスも鳴いて、春だなぁーとのんびりとした気分になる(まもなく失業者なんだけどね、、、)。
よく自転車で走る多摩川の河川敷のユキヤナギと違い、山の中のせいか、花がふんわりとついている。

sensya05.jpg
八王子市側に掲げられていた看板が興味深かった。
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町田市側は、旧「戦車道路」を市民のための憩いの場としたみたいなことが書かれていて、非核都市宣言都市町田市っていうのが明記されているんだけど、八王子市側には、八王子市の名前はなく、「戦車道路」はべつに非核とは関係なく、多摩ニュータウンを作るための輸送道路して使われたってことが書いてある。
どっちが本当かっていうと、きっと、八王子市の看板の方が、正しいんだろうな。
戦争から経済発展へって時代の流れをみれば、平和とか非核ってことは後付に違いない。
それでも、自然が多く残されていて、市民の憩いの場となっているのは確かなようだ。
sensya07.jpgsensya08.jpg
歩き疲れて、駅へと向かう途中で、見た風景。
sensya09.jpg
残された自然が消えていくのも、そう遠くではないのかもしれない。
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学校は動物園

イタリアでも、学校の荒廃が社会問題となっている。
つい最近も、学校に携帯を持って行くことが禁止された。
そんなイタリアの学校の実態が如実にわかるサイトがあった。
このサイト、
http://scuolazoo.blogspot.com/
コリエレの
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2007/03_Marzo/30/blog_filmati_scuola.shtml
この記事によれば、ミラノのボコーニ大学の学生二人が始めたサイトだそうだ。

最初は、学校での面白い出来事を録画し、Youtubeに登録したら、そのURLを送ってもらい、サイトとして公開するって主旨だったようだが、過激なものが集まってきて、学校の荒廃を告発するサイトの様相を呈してきているみたいだ。
Scuolazooとは、学校動物園の意味で、まさに生徒も教師も、好き勝手なことをやっている。


上位にランクされた映像は、ここにまとめてある。
http://scuolazoo-topvideo.blogspot.com/
1位は、ナポリの高校の教室での出来事で、ヴォーダフォンが、1ユーロ70セントごまかしたと、怒り心頭に発した教師が、授業中に大声で携帯に向かって怒りまくって話している。
これが教師なんだから、まあなんというか、、、、
2位は、教師を大歓迎しているんだけど、これもやり過ぎ

その他、スーパーマンネタは笑えたが、その後の教師のズボンをおろしてまうネタはちょっとやり過ぎ

言葉はわからなくても、学校がどうなっているのか雰囲気はわかるだろう。
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2007年03月30日

イタリバン

このブログでは、記事にしてこなかったんだけど、イタリアのレップブリカの記者Mastrogiacomoが、アフガニスタンで、タリバンに誘拐され、その後解放されたっていうニュースがあった。
ずーっと気になってはいたんだけど、日本のメディアも、それなりに伝えていたので、あえてこのブログの記事にはしなかった。
イタリア政府からの依頼を受けて、Mastrogiacomoの解放のための仲介者となったのは、イタリアの人道支援団体であるエマージェンシーの代表、Gino Stradaだった。
同記者の解放にあたり、アメリカやイギリス政府は、不快感を表したという。それは、解放の交換条件として、タリバンの囚人たちを解放するってことがあったからだといわれている。これを称して、イタリバン(イタリア人とタリバンの結合した言葉)って言葉が、メディアで語られたりした。
要するに、イタリア人は、タリバンと連携して、イタリア人記者の解放を実現したという批判である。

きちんと読んだ訳ではないので、正確な事はいえないのだけれど、Gino Stradaは、タリバンを敵対者として見ていては交渉はできない。対話の相手として、相手のことも考えるべきだっていうようなことを述べていたようだ。
武力によって、相手をやっつけるっていう戦争ではなく、和平交渉というのは、まさ、そういうことだと思う。

問題は、イタリア人記者が解放された後のことだ。
アフガニスタンにある、エマージェンシーの病院のスタッフが、カルザイ政権に逮捕されてしまったのだ。彼だけではない、記者の通訳をしていた人もまた、逮捕されている。

エマージェンシーでは、彼らの解放を求めるアピールを出している。
http://www.emergency.it/appello/index.php?ln=It
これは、ベッペのブログでも取り上げている。
http://www.beppegrillo.it/2007/03/un_appello_di_g.html

イタリア政府は、イタリア人解放のために尽力したアフガニスタン人が不当に逮捕されたことに対して、彼らを解放するよう、アフガニスタン政権に働きかけるべきであるという内容のようだ。
しかし、イタリア政府は、イタリア人記者が解放されてしまったものだから、もはやあまり、積極的ではないようだ。

これは、本当におかしい。カルザイが、ブッシュとかなり近いって話は、有名だ。
http://www2.starcat.ne.jp/~delphyne/guerre193.htm
イタリア人が解放された後、アメリカは、あらためてその報復のために、イタリア人記者解放に協力したアフガン人を、アフガン政府を操って、逮捕したんじゃないかっていう穿った見方をしてしまう。

政府ができないことを、民間の人道支援団体に依頼しておきながら、それがうまくいくと、手のひらを返すように、弾圧するっていうのは、やはり納得できない。
これじゃ、いつまでたっても平和は訪れない。せっかく芽生えた対話の芽を摘み取っているような気がしてならない。

ちなみに、イラクで日本人が人質となったとき、僕の登録しているメーリングリストを通じて、なんでも出きることをやってほしいって呼びかけがあり、僕は、イラクでも活動をしているエマージェンシーに拙いイタリア語でメールを送ったことがある。
その時、Gino Stradaの名前で、きちんとした返信メールが届き、やはり、しっかりした団体なんだと改めて思った。
地球温暖化にしても、国家があてにならなくなってきている今、市民の力が必要になってきているってことなんだろう。
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2007年03月29日

Ajax IME行方不明

海外にいる日本人の知り合いに、どんな言語のパソコンでも、webから簡単に日本語を入力できる方法として、AjaxIMEってのを紹介していたんだけど、どうやらそのサイトが行方不明になっているようだ。
これまで、AjaxIMEの作者の方が使っていたレンタルサーバー会社がリニューアルをしたみたいで、同じ会社のレンタルサーバーを使っていたサイトもつながらないようだ。
かなり便利なサイトだったので、移転先を知りたいのだけれど、今のところネット上を探しても見つからない。
もし、ご存じの方がいたら、コメントしていただけると、大変助かります。<(_ _)>
posted by tady at 22:42| ローマ | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハリポタ最終巻の表紙のデザイン公開

ハリー・ポッターの最終巻の表紙のデザインが、イギリスの出版社から公開されたんだそうだ。
http://www.bloomsbury.com/harrypotter/
左側が子供向けエディションで、右側が大人向けエディションだそうだ。
コリエレの記事によると
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Spettacoli/2007/03_Marzo/29/potter_copertina.shtml
英語版の初版の発行部数は、アメリカが1200万部で、それにイギリス分の300万部が加わるそうだ。
J.K. Rowlingのブログでは、最終巻となるこの作品についての作者の思いがかかれているそうだ。
で、調べてみたら、彼女の公式サイトには日本語もあって、
http://www.jkrowling.com/
コリエレの記事になっていた「日記」が日本語でも読める。

パリポタ自体は、僕は、最初の数冊を読んだだけで、その後は読んでないんだけど、ひとつの社会現象として、みてるところがある。
ファンタジー小説としては、指輪物語やナルニア国物語、ゲド戦記などを思い起こさせる描写があったりして、読み始めたころは、焼き直しや二番煎じって感じがあったんだけど、今や独自の世界を作り上げた感がある。
登場人物のネーミングや呪文などに、ラテン語の影響を強く感じるんだけど、きっと作者は、そういう創作語についても、きちんと吟味しているんだろうなって印象があって、売れるにはそれなりのきちんとした言葉に対する姿勢があるからなのかもしれない。
ただ、それぞれの言葉に翻訳されて、世界中でこれだけ売れると、原書とは違ってくる部分もあるようだ。
以前、どこかでイタリア語版のハリポタは、人名が違っているってな話も聞いたことがある。

機会があったら、英語版とイタリア語版と日本語版を読み比べてみたらおもしろそうだ。

以前、タンタンの冒険シリーズの何冊かを、英語版と日本語版で読み比べたことがあるんだけど、人物の名前はずいぶんと違っていた。ストーリー自体は、同じなのだけど、ジョークなんかは日本語版では、英語と全く違っていた。オリジナルのフランス語版と英語版もきっと違うんだろうな。
それでも、日本語として読んだときのテンポの良さや冗談の訳し方は、実に絶妙で、翻訳とはこういうことを言うのかと、目から鱗って感じだった。

思想書や哲学書っていうのは、正確な翻訳が求められるものだけれど(ビジネス文書もそうだけど)、小説、特に子供向けの物語は、読みやすさと話の運び方のリズムやテンポが重要になってくるんだろう。
しかし、そういった翻訳ができるためには、二つの言語の、文化や歴史までも熟知してないとなかなかできない。
言葉を操るってことは、本当に難しい。
posted by tady at 22:30| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

風力太陽発電装置

今日は、とってもいい天気だったので、かねてから懸案となっていた事を行うために、横浜の中心部まで出かけた。
昼食は、中華街で1575円バイキングを食べる。
で、その途中目についたのが、これ
solevento03.jpg
なんだろうと近づいてみるとこんな説明書きがあった。
ventosole01.jpg
さらにその脇には、こんなのも
ventosole02.jpg
今日は、陽射しはあったものの、風はあまりなく、発電量は太陽の方が多かったようだ。
帰りに、桜の開花の様子を見ようと、岸根公園ってところに立ち寄ったときにも、やはり同じ装置が設置されていた。

普段、良く自転車で通る場所にも、太陽光を使った街灯は設置されていたが、風力とのハイブリッドっていうのがあるっていうのは気がつかなかった。
つい最近、横浜市は、港に大きな風力発電用の風車を設置したんだけど、
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20070326NN000Y30426032007.html
地球温暖化問題を考えて、設置したというよりも、宣伝効果と環境意識を高めるって効果を狙ったもののようだ。
そもそも、ライトアップするっていうんだから、推して知るべしかもしれない。
こういった大規模なものより、公園などに設置されている小規模な発電装置の方が、ずっと温暖化対策に貢献しているような気がする。

イタリアでも、風力発電をめぐって、ちょっともめているようだ。イタリア環境連合は、風力発電推進を主張しているけど、一部に、景観やその他のマイナス面を懸念する声もあるようで、政府は風力発電推進を躊躇しているようなのだ。
http://www.legambiente.com/associazione/tnews.php?id=3841
こういった議論を見て思うのは、大規模一極集中のエネルギー政策ではなく、小規模多極型のエネルギー政策の方が、環境にあたえる影響も少ないのではないか?ってことだ。
むかーし聞いた話なんだけど、戦前は、満鉄(満洲鉄道)に就職することが生活の安定と後の発展を考えたときにベストっていわれていた時代があったらしい。つまり鉄道っていうのが、国家の輸送の要だったわけだ。しかし、それはモータリゼーションによって、自動車輸送にとって変わられた。
大量の物資を、効率的に一度に運ぶためには、鉄道っていうのはいいかもしれないが、宅配便のような、個々人の小さい小包を、各家庭に運ぶためには、自動車の方がいいに決まっている(環境問題を考えなければだけど、、、)。
やがて、電力も、大きな発電所で発電して、それを集中管理し、巨大ネットワークで配電するってスタイルよりも、各地域、各家庭で、必要な電力を発電して、それぞれ賄うって方向に変わるであろうって言った人がいた(誰だかは忘れたけど)。
日本は、そのための技術力は持っているんだと思う(そう信じたい)。ただ、政治が、いまだに一極集中型を信じているみたいだから、なかなか進んでいかないのではないかと思ってしまうのだ。
新アセスメントに関する報道でも、電力会社に腰が引けてる環境省っていうのが浮き彫りになったけど、一極集中型電力供給も、そう長くは持たないのではないかと思うんだけどね。
ただ、後に残されるのが、原発で使った大量の核廃棄物っていうのが、とっても心配。

ちなみに、今日のこの記事の画像は、初めて、デジカメからLINUXに取り込んで(ちゃんとデジカメからの画像ダウンロードソフトが「無料」で入っている)、GIMP(これも有名なLINUXの画像レタッチフリーソフト)で、加工してアップしてみた。
今はOpenSuSeをメインに使っているんだけど、デスクトップOSとしても、(無料)にしては、かなりの完成度となっている。いまだに、日本語入力にちょっと問題があったり、チャットソフトで、webcamが使えなかったりするんだけど、それでも、十分使えている。
最近windows vistaもいじってみてるんだけど、やたらにメモリを使ったり、ユーザーに媚びたりだましたりするようなどうでもいい視覚効果が多用されていたりで、省エネ&シンプルっていう世の中の潮流に逆行しているOSのような気がする。
でも、デファクトスタンダードになってしまっているので、仕事で使わざるを得なくなるんだろうなという諦めを感じつつも、Linuxメインでがんばろうかと思っている。
大企業に管理されることなく、誰もが無料or格安でPCが使えることが、やっぱり重要だと思うしね。
posted by tady at 22:35| ローマ ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月27日

Slow Food Nation

Coldirettiのサイトを見たら、ColdirettiとSlow Foodが共同で、食品表示方の改悪に反対する集いをするってニュースが出ていた。
http://www.coldiretti.it/docindex/cncd/informazioni/209_07.htm
政治的立場を越えて、反対するように国会議員に呼びかけるってのが主旨らしい。

で、声明文の全文は、ColdirettiかSlow Foodイタリアのサイトに掲載されているって書いたあったので、早速リンクをクリックしてみた。

そうしたら、どういうサーバーの悪戯か、昨年12月のページが表示されてしまった。再読み込みをしたら、最新版になったんだけど、その理由は謎。PCは、今年になってからインストールしたSUSEだったわけで、キャッシュに残っていたとは考えられない。

まあ、それはいいとして、その昨年のページに興味のある記事が載っていた。
ひとつは、メキシコの象徴ともいえるウチワサボテンが絶滅しそうだって話だった。
http://sloweb.slowfood.it/sloweb/ita/dettaglio.lasso?cod=3E6E345B1daa216C28GonuDF99E7
ある種の蛾の幼虫が、ものすごい勢いで、サボテンを食べ尽くしているんだそうだ。
このニュースの掲載日は、2006年12月15日となっている。
ググったら、日本語のこんなブログも出てきた。
http://blog.goo.ne.jp/kamegomatamago/e/c133e86ace5a756ff75eadab7b6c793e
ここには、南米原産の蛾ってかいてあるけど、イタリア語の記事によるとアルゼンチン原産ってことらしい。
いずれにしても、人間オーストラリアやメキシコに持ち込んでしまった結果のようだ。なんだか小笠原と似ている。

さて、もうひとつのニュースは、タイトルにしたSlow Food Nationって記事で、
http://sloweb.slowfood.it/sloweb/ita/dettaglio.lasso?cod=3E6E345B1d9da2524CwuP3A1B550
Slow Food USAが来年の5月に、アメリカで初めてのSlow Foodの大きなイベント、Slow Food Nationっていうのを計画しているって話だった。現在アメリカは、イタリアについでSlow Foodの会員が多い国だそうで、14000人いるんだそうだ。

既に、Slow Food USAの中に、ホームページが立ち上がっている。
http://www.slowfoodusa.org/slowfoodnation/
Slow Foodイタリアのサイトに載った記事は、2006年12月13日付けになっているが、アメリカでは、去年の9月の段階で、メディアに取り上げられていたみたいだ。
http://www.thenation.com/doc/20060911/waters

さらに、Slow Food Nationってタイトルで、Slow Food運動の創設者である、イタリア人のCarlo Petriniの英語の本がこの4月に発売されるらしい。
http://it.wikipedia.org/wiki/Carlo_Petrini
http://www.amazon.co.jp/Slow-Food-Nation-Blueprint-Changing/dp/0847829456/
ref=sr_1_8/503-6439252-8415160?ie=UTF8&s=english-books&qid=1174923304&sr=1-8


イタリア語では、そんなタイトルの本はなかったので、書き下ろしたのか、はたまた別の本を翻訳してこのようなタイトルを付けたのかは不明。

それと、上述のイタリア語の記事にあった、アメリカの伝統的な食文化によって色分けされている地図が面白かったので、出典を探してみたら、
http://www.slowfoodusa.org/raft/Map_colored.pdf
ここにありました。
RAFT=Renewing America's Food Traditionsって団体が、Slow Food USAの中にあるらしい。
http://www.slowfoodusa.org/raft/index.html
さらに、
http://www.slowfoodusa.org/raft/publications.html
このページにはダウンロードできる面白そうな資料もあった。
posted by tady at 23:32| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

YOUTUBE VIDEO AWARDS 2006発表

YouTubeが、ネット上の視聴者たちを選者として、行っていたYOUTUBE VIDEO AWARDS 2006の結果発表があった。
http://www.youtube.com/ytawards
受賞作品はここで見られる。
例の有名なフリー・ハグ・キャンペーンの作品も、Most Inspirationalって賞を受賞している。
一通りざっと見たけど、言葉のあるものは英語なので、英語が聞き取れないと面白さがわからずきついかもしれない。
Most Creative賞を受賞したのは、中々良い。
Most Adorable賞のKiwiも可愛くて、切なくてGood
Best Commentary賞は、英語がわかるとかなり面白い。一般人が、一人ビデオカメラに向かって語りかけるだけで、一つの作品として成立してしまうってのがすごい。最後に、売らないでねってのがまた良かった。
Best Series賞のAsk a Ninjaってのは、忍者が質問に答えるってコンセプトのシリーズモノらしい。忍者もずいぶんと変わったもんである。
時間があったら、
http://www.youtube.com/ytawards?name=ytcreative
ここに、それぞれの部門の結果ランキングがあるので、2位以下も見て見ると良いかも
posted by tady at 08:09| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月26日

IBA

Lipu=Lega Italiana Protezione Uccelli=イタリア鳥類保護連盟が、海洋生物保護のためのローマ憲章っていうのに署名したというのが、ニュースになっていた。
http://db.parks.it/rassegna.stampa/dettaglio.php?id=4992
海洋資源の保護は、鳥類の保護と直結しているって考えかららしい。
で、このニュースの中で出てきたのがIBA=Important Bird Areasである。
国際的な鳥類保護団体BirdLife Internationalってところが呼びかけて、鳥類保護のためのネットワークを作ろうって事業らしい。
http://www.birdlife.org/
IBA Japanは、日本野鳥の会が運営しているようだ。
http://www.wbsj.org/nature/hogo/others/iba/index.html
ここにかなり詳しく日本語になっていた。
当然気になったのは、小笠原諸島はどうなってるんだろう? ってことでちょっと見てみた。
ここに関東地方のIBAが出ている。
http://www.wbsj.org/nature/hogo/others/iba/search/kanto.html
小笠原諸島も、聟島列島、父島列島、母島列島、西ノ島、火山列島があげられていた。
イルカやクジラが注目されがちな小笠原だけど、鳥類も母島のメグロや父島のアカガシラカラスバト、そのほかコアホウドリなど、絶滅が危惧される貴重種がいる。
父島を見ると、神奈川県立博物館が、トンボの保護活動をおこなっているとのこと。これは知らなかった。
昔から、昆虫大好きだった。小笠原固有の昆虫たちは、グリーンアノールによって、喰い尽くされつつあるってことらしく、かなり心配していた。こういった活動があるってことだけでも、ちょっとホッとした。楽観はまったくできないけれど。
posted by tady at 10:49| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月25日

今週食べたラーメン07-03第4週

今週は、21日が休みだったんだけど、お墓参りなどもあり、この日は出かけられず、ラーメンは食べなかった。
しかし、23日の金曜日、館山方面に出かけ、かねてから興味のあった竹岡式ラーメンを食べてきた。食べたのは梅乃家さん。
そもそもなんで館山へ行ったかというと、仕事を辞め、時間が出来そうだったので、小笠原が縁で、以前からほんの少しだけコンタクトのあった、亀を研究している民間NPOの人に、今度ストランディングがあったら、是非体験してみたいとお願いしてみたのだ。
ストランディングっていうのは、海岸に漂着した亀の死体を解剖して、死因の特定やその個体の状態などを調査することを言う。(詳しくは、お気に入りリンクのELNAをクリックしてみてください。)
死体を解剖することで、様々なことが分かるらしい。小笠原に行ったときには、海洋センターで飼われている稚ガメがなんらかの理由で死亡したときに、それを解剖して所見を記録するっていうのを見たことはある。でもとっても小さな稚ガメでは、体の構造とかはなかなか分からなかった。
そんなわけで、大きなカメの解剖を見て、カメの体の構造とかを知るのも面白いと考えていた訳だ。
ただし、カメには、独特の臭い(カメ臭)っていうのがあって、かなり臭いらしいってことは聞いていた。

朝、その団体の事務所を訪れ、車で館山まで連れていってもらった。今年は、例年に比べて漂着するカメが少ないとのことで、久しぶりに館山へ向かうとのことだった。
で、途中、定番となっているという梅乃家さんで、竹岡式ラーメンを食したという訳。
いや、噂には聞いていたけど、なかなか独特なラーメンでした。
麺は、乾麺を使用しており(つまりインスタントラーメンみたいな感じ)、スープは、麺の湯で汁に醤油を投入しものらしくかなり黒い。チャーシューの量が半端じゃなく、普通のラーメンを頼んだんだけど、厚切りのチャーシューが5枚も入っていた。これは、二郎に負けない。やや固めで、もう少し煮込んでくれると軟らかくなるのになってかんじだった。
トッピングは、刻玉ねぎを注文。玉ねぎの辛さとスープのしょっぱさがミョーにマッチしていた。
ジャンク度はかなり高く、はまると癖になると思わせるラーメンだった。

その後、海岸に向かい、漂着したカメさんとご対面。甲羅の長さかが45センチほどのまだ若いアオウミガメだったんだけど、連絡を受けてから、数日経っていたとのことで、カメさんの死体は、無惨にもなんらかの動物に食べられたらしく、甲羅とわずかに残された頭部と前肢のみだった。
フィールドワークって本当に大変なんだなぁーと実感。
調査後は、周辺の海岸を散策(といっても、漂着の多い夏場にはこの地域に現地事務所をかまえて常駐するとのことなので、周辺の状況を見ておくっていう目的もあったようだ)。
天気が良く、うららかな陽射しの中、汐風を感じて、久しぶりに解放感を味わった。

帰りは、館山駅まで送ってもらって、電車とフェリーで帰宅した。
館山駅では、1時間以上も待つことになり、駅周辺をグルグル。館山から東京行きの高速バスや、千葉駅行きのバスも出ていることを確認。
ただ、この日は天気も良かったので、浜金谷からフェリーで久里浜へというルートを選択。
小笠原には行けないけど、ちょっとだけ船の上で、海風に吹かれて、気持ちよかった。
久里浜から京急で横浜へ。横浜駅で夕方になり、コバラが空いたので、気になっていたスカイビルにある壱八家へ。
横浜家系ラーメンとしては完成度が高いとの情報に間違いはなく。かなり美味しかった。量がちょっと少なめなのが難点といえば難点か。

土曜日は、庭仕事を少しやるが、ちょっとした庭石を移動したら、腰をひねってしまって、午後から腰痛に。
日曜日も、まだ痛みが引かず、荒天だったこともあり、一日家で静養した。
夕方からは、近場のスーパー銭湯に行って、腰を温めるが、あんまり効果はないようだった。
posted by tady at 22:05| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月24日

葡萄畑からクジラ

トスカーナの有名なワインの産地、モンタルチーノの葡萄畑から、500万年前のクジラの化石が出てきたんだって。
http://www.repubblica.it/2006/05/gallerie/scienzaetecnologia/balena-montalcino/1.html
500万年前は、トスカーナのかなり内陸部まで、海が入り込んでいったってことなのかしらん?

ローマ人がイタリア半島を支配する以前には、イタリア中部には、エトルリア人が住んでいて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%82%A2
以前、ペルージャ近郊の、エトルリア人のお墓を観に行ったときに、イタリア中部の海に全く面していないウンブリア州の山の中なのに、イルカをデザインした装飾がたくさん施されていて、ちょっとびっくりしたことがある。
エトルリア人たちが暮らしていた紀元前4世紀ころは、もう現在の半島の形をしていたんだろうけど、祖先の遠い記憶として、何かしら残っていたのかな?
エトルリア人は、謎の多い民族で、太古の化石とついついつなげて考えてロマンを求めたりしてしまうんだけど、、、、
posted by tady at 23:10| ローマ ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月23日

UFOデータ公開

フランスが、今までのUFOに関するデータを公開したらしい。
http://www.repubblica.it/2007/03/sezioni/scienza_e_tecnologia/studio-ufo
/studio-ufo/studio-ufo.html

1600ケースのうち、28%は説明不能の現象だったそうだ。
公開したのは、フランス国立宇宙研究所ってところで、サイトのURLは
www.cnes-geipan.fr/geipan
らしんだけど、今のところ、アクセスできない状態みたいだ。アクセスが集中しているからかも、、
で、イタリア語のサイトの情報によると、1600ケースのうち、完全に説明がついたのは9%。大体理由が説明できそうなのは33%で、どう判断していいのかわからないのは30%もあるそうだ。
これをロマンとみるのか恐怖とみるのかで、見方も違ってくるんだろうな。
つい最近、イタリア北部で不思議な光が観察されたそうで、これに関しても、情報を求めているらしい。普通の流れ星の数十倍明るさの流れ星みたいなものが観測されたんだそぅだ。
posted by tady at 23:23| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月22日

失業率が減少

僕は、現在有給休暇消化中で、4月に入ると失業者となるんだけど、失業に関して、イタリアのISTATから2006年のデータが発表された。
ISTATの調べによると、2006年のイタリアの失業率は、1993年以来の低さで、6.8%に減少したそうだ。
ちなみに2005年は7.7%だったそうだ。
http://www.rainews24.rai.it/notizia.asp?newsid=68323
特に南部で失業率が低下しているという。
また、就業人口が増えた要因のひとつとして、外国人労働者の就業率が増えた事あるそうだ。
就労者は、42万5千人増加したが、そのうちの17万8千人は、外国人労働者なんだって。
詳しいレポートはISTATのサイトからダウンロードできる。
http://www.istat.it/salastampa/comunicati/in_calendario/
forzelav/20070321_00/testointegrale.pdf


日本の完全失業率は、今年の1月の段階で、4.0%だそうだ。
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm
イタリアから比べるとずっと少ない訳だが、日本の総務省統計局のデータは、外国人労働者や、良く言われる政府が統計数字として扱わない人々を含んでいるとは思えないので、実態は分からない。
統計データの扱いの難しさと胡散臭さは、こういったところにもあるんだろうな。
僕自身は、失業者の一人としてカウントされることになるのかしらん? などと思ってしまった。

まあ、オー昔に滞在したイタリアの状況を知っていると、日本じゃまだまだ大丈夫って思ってしまう。
当時、イタリアの新聞の求人欄を開いても、求人広告より、わたしはこれが出きるので雇ってくださいっていう求職広告が大半を占めていて、本当に仕事がないってのが実感できた。
それを考えると、日本は、コンビニのバイトでも、ビル清掃のパートでも、とりあえず仕事はある。
ただ、当時、イタリアの若者を見ていて思ったのは、仕事がないからこそ、自分たちで創り出そうって考えがあって、友人同士でプロジェクトを作って、あちこちに売り込んだり、大手のコンペティションに参加したりしていた。
ニートでも、フリーターでも、とりあえず生きていけてしまう日本では、そういうバイタリティというか、ハングリー精神が足りないような気もする。
ただし、イタリアでも、失業して飢えて死ぬ人はほとんどいない訳で、それを支えているのが、マンマ(母親)だったりする。これをマンミズモと言ったりする訳だが、厳しい状況で頑張る一面、母親に甘えて自立できないって側面も持ってたりするのだ。
違う国のデータを比較するときの難しさっていうのは、こういう数字に表れない部分を理解していないと、実態とはかけ離れた読み方をしてしまうと思いながら、わが身を思いつつ、イタリアの失業率データを読んでいたりする。
posted by tady at 21:38| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PS3フライング発売

ヨーロッパでのPS3の発売日は、3月23日の午前0時ってことに、ソニーは計画していたんだそうだ。
いわゆるお祭りを演出する目的もあってのことだろう。
ところが、イタリアの量販店が、二日早くPS3を手に入れようって新聞広告を出して、3月21日から売り出してしまったらしい。
http://www.repubblica.it/2006/09/sezioni/scienza_e_tecnologia
/playstation/uscita-anticipata/uscita-anticipata.html

これで、ソニーが計画していたお祭りはオジャンになってしまったそうだ。
如何にもイタリアらしい話である。
しかし、PS3を買いに走った人は、ゲームソフトも、周辺機器やオプションもまだ揃ってなくて、買えたのは本体のみ。これじゃなんのために二日早い発売なのかわからんと嘆いているんだとか。
まったく、イタリアだなぁーーー
posted by tady at 16:53| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

FIAT500デビュー

日本でもおなじみのFIAT500(チンクエチェント)の新型が、今年の7月に発売されるらしいんだけど、その初めての公式写真っていうのが、3月20日にネットで公開された。
イタリアのメディアもこぞってそれを取り上げている。
一番詳しく記事にしていたのは、経済紙のIl sole 24oreで、コリエレもそこそこ詳しかった。
http://www.ilsole24ore.com/art/SoleOnLine4/Economia%20e%20Lavoro/
2007/03/fiat-500.shtml?uuid=396f7488-d7af-11db-9dc2-00000e25108c&
DocRulesView=Libero


http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2007/03_Marzo/20/nuova_fiat_500.shtml

初代のFIAT500が誕生したのは、1957年7月4日だそうで、その50年後にあたる2007年7月4日に新しい500が発売されることになっている。奇しくもアメリカの独立記念日っていうのが、なにやらおかしい。
初代のFIAT500は、1957年から1972年の18年間に3893294台生産されたそうだ。
500の名前は、エンジンが500CCだったことから来ているんだけど、新型は、3種類あり、ターボディーゼルの1.3リットル16気筒マルチジェット75馬力とガソリン車の1.2リットル8気筒69馬力、1.4リットル16気筒100馬力というラインアップになるんだそうだ。車のことはよくわからないんだけど、16気筒って本当かしらん?と思うんだけど、詳しい方がいたら教えてください。
ボディは、全長355センチ、幅165センチ、高さ149センチで、ホイールベースは230センチ、3ドアということだそうだ。価格はおよそ1万ユーロっていうから、日本円にすると130から140万くらいかな? 輸入するともっと高くなるかも。
また、公式発表にはないものの、ヨーロッパにおける排ガス規制基準で2010年から導入されるユーロ5のレベルのエンジンを搭載するとの話も、コリエレの記事には出ていた。
ただ、Il sole 24 oreの記事を読むと、ベースとなっているのはFIATパンダって書いてあるので、そのへんはちょっと眉唾かも、、、
天井が開くガブリオーレタイプは、2009年から発売になるとも書いてあった。

コリエレのサイトの写真には、一番最後に何故か日本語が、、、、どうやら日本市場もターゲットとして力を入れるつもりらしい。
http://www.corriere.it/gallery/Economia/vuoto.shtml?2007/03_Marzo/fiat500/1&9

本家本元のFIATのサイトには、フラッシュムービーがあって、昨晩アクセスしたときは、発表直後で、アクセスが集中していたのか、かなり重い感じだったが、なかなか面白いムービーが見られた。
http://www.fiat500.com/revealing_do.asp
ムービーの中にもちょっと出てくるけど、FIAT500のサイトでは、世界中の言葉で500を何というのかってキャンペーンもやっている。
http://www.fiat500.com/Gallery_500languages.asp?menup=ai
ここで、各国語を聞くことが出来る。
全世界には、6000語以上の言葉あがるとここには書いてあるんだけど、よーく見ると、ナポリ語とかシシリア語、ジェノバ語なんていうのもあったりして、同じイタリアで話されている言葉(方言)でも、ずいぶんと違うのが分かって面白い。
日本語のサイトも用意されていて、日本市場への期待も高いようだ。
http://www.fiat-auto.co.jp/fiat500/
posted by tady at 12:35| ローマ ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月21日

反マフィアの日

3月21日は、反マフィアの日だった。
Liberaっていう団体が、レジョ・カラブリアにあるポルステーナって町で全国集会を開き、全国からおよそ3万人が集まったそうだ。
http://www.libera.it/index.asp
http://www.lanuovaecologia.it/ecomafie/protagonisti/7326.php
http://www.rainews24.rai.it/notizia.asp?newsid=68328
集会では、カラビニエリ(軍警察)の将軍で、反マフィアの任務を帯びてパレルモに赴任し、マフィアに殺されたCarlo Alberto Dalla Chiesaの遺族が、1900年代から現在までに、マフィアによって殺害された702人の名前を読み上げたんだそうだ。
http://it.wikipedia.org/wiki/Carlo_Alberto_Dalla_Chiesa
いまだに、マフィア同士の抗争がしばしば起きて、そのとばっちりで死亡する一般市民も後を絶たないし、いわゆるみかじめ料を払わないという反マフィアの立場を取る人が、見せしめのために殺される事件も起きている。
マフィアは映画の中のできごとではない。

そういえば、先日、iPodでイタリアのラジオを聞いていたら、このliberaのドーピングに関する報告書が話題になっていて、ドーピングに使われるステロイドなどの薬物も、マフィアの手に握られているって話をしていた。
そのときは、気になったものの、聞き流してしまったのだが、改めてネットで調べてみた。
http://www.sportpro.it/doping/news/2007/donati07.htm
Liberaのレポートを元にかかれたらしいこの記事によると、イタリアにおけるこのような薬物の使用者は50万人もいるそうで、プロスポーツ選手だけでなく、休みの日にスポーツを楽しむような一般人にも浸透しつつあるという。

また、世界の状況を見ると、スポーツだけでなく、軍隊において、ドーピングに使われるような薬物を興奮剤などとして使用しているという。

フルレポートは(イタリア語だけど)ここからダウンロードできる。
http://www.sportpro.it/doping/news/2007/Donati_2006.pdf
全部で107ページあり、出典元のURLも数多く記載されているので、この分野に興味がある人には、イタリア語が分からなくても、役に立つかもしれない。

マフィアのことが気になったので、「mafia」で検索をかけて、前後の文章だけをつまみ食い的に読んだんだけど、当初は、アメリカのイタリア系マフィアがこの分野の薬物をコントロールするようになり、その後はロシアマフィアが、力を持ってきているようで、シシリアンマフィアとも協力関係を持っているそうだ。

サッカーのマラドーナも、イタリアのナポリでプレーしていたときに、薬漬けになっちゃったって噂もあるし、プロスポーツとマフィアの関係は、常に噂として存在するので、単なるデマではないと思われる。

この報告書では、映画の世界でも、筋肉増強剤が多く使われているって記述もあった。
この間も、スタローンが逮捕されたニュースがあったけれど
http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20070314-169303.html
ドーピングは、スポーツの世界だけではなく、様々な分野に広がっている証だろう。
その元締めが、マフィアだっていうんだから、恐い話だ。
posted by tady at 22:44| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月20日

世界水の日

3月22日は、国連の定めた「世界水の日」なんだそうだ。
世界の水資源は枯渇しつつあるそうで、その中でも日本は、大変な水消費国となっているらしい。
単純に、日本国内で水の消費量を比較するのではなく、日本が輸入している穀類を生産するために使われる水の量を考えると、その穀類を生産するために使われた水資源を消費しているのは日本ってことになるらしい。
日本の呼称として、瑞穂の国なんていい方をしたりするし、田んぼが広がる、水豊かな国だと僕らは思っているけれど、実はそうではなくて、世界中の水を使って作った食べ物を、ものすごい量輸入して消費しているのが、日本って国らしい。
http://hydro.iis.u-tokyo.ac.jp/Info/Press200207/

世界水の日にあったて、イタリアのamrefって団体が、イタリアやアフリカのひとこま漫画作家の作品を公開している。
http://www.amref.it/
このサイトには、節水のためのマニュアルも掲載されている。
漫画は、ここで見られる。
http://www.repubblica.it/2006/12/gallerie/ambiente/vignette-amref/vignette-amref.html
イタリア語が書かれた漫画もあるけれど、3つ目と9つ目の漫画は、言葉がなくてもとっても良く分かる。

イタリアでは、今年の暖冬で、水不足が懸念されている。日本も、冬に雪があまり降らなかったから、今年の夏の渇水を心配する声も出ているようだ。
グーグルマップで世界を見てみると、褐色の大地が広がっているところがたくさんある。そこはサハラ砂漠だったり、ゴビ砂漠だったりするんだけど、緑の地球が、確実に狭くなってきているってことは言えそうだ。
地球温暖化で、海面が上昇する一方で、飲み水となる淡水が枯渇しつつあるらしい。
水の日に、水のことを考えてみるのも大切なことだと思った。
ちなみに、この世界水の日について、掲載している日本政府のサイトは、環境省ではなくて、国土交通省のサイトだったりする。
http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/h_event_pr/event_pr02.html
国土交通省は、河川の管理をしているからだと思うのだけれど、なんか、日本の環境行政の貧困さを見てしまった気がした。
posted by tady at 23:29| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月19日

ひまわり

イタリアとひまわりって言えば、ソフィアローレンの映画を連想する訳だけど、確かにイタリアはとっても広大なひまわり畑がひろがっている。
で、そのひまわりが、汚染された土壌をきれいにするのに、効果的だってことが分かったんだそうだ。
http://www.lanuovaecologia.it/inquinamento/amianto/7294.php
この調査を発表したのは、federambienteってところで、
http://www.federambiente.it/default.htm
土壌汚染除去2007ってレポートとして発表された。
レポート自体は、まだwebにはアップロードされていないようだ。

実際に実験を行ったのはトリノのamiatって団体で、トリノ近郊のParco del Meisinoって場所で実験した結果、土壌に含まれる炭化水素の90%を除去することができたそうだ。ただ、重金属に関しては、ほとんど除去されなかったそうだが、これは、ひまわりの成育が十分でなかったためって説明してある。重金属があったので成育不純になってのかどうかは不明。
いずれにしても、ひまわりからは油が取れ、バイオ燃料にもなるわけで、土壌汚染を除去して、バイオ燃料が得られれば一石二鳥ってことになるんだろう。
詳しいレポートを見てみたい。

ひまわりについての記事を読んだ後、目に付いたのがサマータイムの記事だった。
今度の日曜日から、イタリアは1時間時計が進む。サマータイムの始まりだ。
ヨーロッパを旅行する人は、注意が必要かも。
2010年までのサマータイムの開始と終了の期日が一覧表になっているサイトがあった。
http://www.eurometeo.com/italian/read/doc_daylight-save

「先進国」の人間は、時計っていう時間をはかる機械を基準にして、生活している訳なんだけど、ひまわりは、太陽の動きを基準にして育っていく訳で、フッと思い出したのは、エンデの「モモ」に描かれた時間を盗むという「灰色の男たち」のこと。そして、メキシコの山の中で経験した月と太陽の動きを見て、時間を計っていた人達のことだった。
まもなく、晴れて失業者になる僕なんだけれど、日本社会にいる限りは、生きていくためには金を稼がなければならないわけで、どう自分の時間を売るのかってことを改めて考えている。自分の時間を誰かに売り渡すことなく、自然と向き合いながら、自らの時間を紡ぎ出して、生活が出来ればいいのになぁーーーなどと甘いことを考えている。
posted by tady at 21:17| ローマ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月18日

今週食べたラーメン07-03第3週

今週ラーメンを食べたのは土日のみ。別に健康を気遣ってのことではなく、単純に時間の問題。
土曜日は、午前中は、家人の付き添いで眼科に行く。家を出たら雪がチラホラ舞ってきて、かなり寒むかった。
午前中に用事も済み、お昼をどこに食べにいくか悩んだ末、二郎禁断症状を感じてもいたので、小杉二郎へと向かう。
どうにか天気も持ち直していたので、自転車で向かったのだが、やはり風は冷たかった。
それでも、途中二ケ領用水を通ると、桜のつぼみは膨らんでいた。しかし、来週は花見の予定が入っているんだけど、桜は開花するんだろうかと、ちょっと心配。
12時半ごろ小杉二郎に到着すると、珍しく行列ができていた。待客はおよそ15人ほど。子連れの家族やカップルもいて、小杉二郎にしては珍しい。店内の助手さんも初めてみる女性だった。
小杉二郎の元店主のお店、526で、撃沈していたので、リベンジの気持ちもあったのだが、もともと小杉は盛りがかなりいいので、普通に小を頼む。
豚は、やや硬かったけれど、十分においしく、麺の量も、苦しくなる程ではなくあっさり完食できた。
食べ終わって外に出ると、うっすらと日も差してきて、のんびりと自転車を走らせながら帰路についた。

実は、今週末、〆切の過ぎてしまった確定申告を終らせようと思っていたのだが、帰宅して、喉が渇いたので発泡酒を軽く飲んだら眠くなってしまい。ここのところの寝不足もあって、しっかり午眠。目が覚めたら夕方だった。

夕食は、買っておいたスペアリブを使ってカレーを作った。タマネギをしっかり炒め、クズ野菜でスープストックをとって作った。できかあがりは、まあまあ。じゃがいもが煮崩れないようにと、後から入れたのだが、それがやや硬かった。

日曜日は、朝から、懸案事項の確定申告の計算をして、どうにかお昼ごろに終了。二郎って気分ではなかったので、まだ訪れたことがないインディーズに向かうことにして、自転車で出かけた。
この店は、ポクポクポクチンの姉妹店って話もあったんだけど、今はだいぶ違っているらしいって情報もあり、どんなラーメンか分からなかったんだけど、横浜豚骨ラーメンというのが、看板になっている。
1時半ごろ到着すると、店には7人ほどの客が居た。あっさりめが食べたかったので、魚系スープとうたってあった中華そばを注文。
思いのほかスープがおいしい。チャーシューは、普通のラーメンよりもかなり厚め。でも硬くて筋があり、噛み切るのがちょっと大変。麺は中細の縮れ麺で、これはおいしかった。次回は、豚骨スープとつけ麺を試そうかなって思える程で、合格点。ひさびさにスープも全部飲んでしまった。そうしたら、丼の底には4文字の漢字があった。こういうのは心遣いってわけでもないんだろうけど、ちょっといい感じ。なんて書いてあったか気になる人は、行ってスープを飲み干してみください。
カウンターに座ったんだけど、調味料の中に、唐辛子酢っていうのがあって、お酢の中に唐辛子をまるごと入れてつけてあるもので、これが良い味。最初はお酢のすっぱさがきて、後からピリっと辛みがくる。今回は魚系スープだったので、あまりマッチしてはいなかったが、豚骨系スープに入れたらおいしそうだ。
食べているうちに、客がどんどん入ってきて、僕が席を立ったときは、満席に近かった。行列店ではないけれど、そこそこ人気はある感じだ。
天気は良かったのだが、風が冷たく、鶴見川の堤防を走るのはちょっとしんどそうだったので、街中を抜けて帰路についた。
posted by tady at 21:21| ローマ 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月17日

"Bene bènnidu a sa Bichipedia Sarda!"

タイトルの意味は、「サルディニア語wikipediaにようこそ!」という意味らしい。
ちょっと前に、グローカル化するイタリア語って記事を書いたんだけど、そのときに紹介したレップブリカの続報ともいえる記事が出ていた。
http://www.repubblica.it/2006/06/sezioni/scienza_e_tecnologia/wikipedia-2/
dialetti-wikipedia/dialetti-wikipedia.html
イタリア語方言によるwikipediaが続々と誕生しているって話だ。
今の所もっとも充実しているのはlumbaart=ロンバルディア語(イタリア語では、lombardoと書くが、ロンバルディア語ではlumbaartと書くらしい)で、15949項目が存在し、次いで、nnapulitano=ナポリ語(同様にイタリア語ではnapolitanoと表記する)では、12390項目あるという。
これは、イタリア語で方言を説明しているサイトではなく、ぜーんぶその方言で書かれている。
例えて見れば、ぜーんぶ関西弁で書かれているオンライン百科事典をイメージすると分かりやすいかも。
表記自体が方言なので、ちょっと見ただけではさっぱり分からない。
イタリア語の父とも言われている作家Alessandro Manzoniは、彼の出身地の言葉では、Lisander Manzonとなるそうだし、イタリア語で映画を意味するfilm(英語からの借用だろう)も、ナポリ語ではpilliculaとなるそうだ。こっちはスペイン語のpeliculaが訛ったものであろう。

ためしに、lumbaartのwikipediaにアクセスしてみた。
http://lmo.wikipedia.org/wiki/Pagina_prin%C3%A7ipala
もう、これはイタリア語ではない。すべてlumbaartだ。
推測するに近い言語って意味だと思われるLèngue símeleって所があったので、見て見たら、フリウリ語が近いらしい。カタルーニャ語も似ているようだ。
また、sarduのwikipediaを見て見ると、
http://sc.wikipedia.org/wiki/P%C3%A0gina_printzipale
スペイン語の影響も見える。
nnapulitanoのサイトは、日本語のwikipediaのナポリ語からもリンクが貼ってあった。
http://nap.wikipedia.org/wiki/Paggena_prencepale

イタリアの方言を見て行くと、その背景にある歴史が見えてくる気がする。どのような国から侵略を受けたのか、いつごろの時代の影響が色濃く残っているのかといったことだ。イタリア語しかしらない僕には、ざっと眺めるだけで、きちんと理解する事はできないけれど、、、、

で、日本の方言はどうなっているんだろうと思って調べて見たら、英語版のwikipediaにこんなページがあった。
http://en.wikipedia.org/wiki/Japanese_dialects
実によく調べてあって、びっくり。特に対馬弁の解説のところにあった、対馬弁と韓国語と標準日本語の比較表は、とっても興味深い。

吉本興業あたりが、メセナとしてきちんと金を出して、大阪弁wikipediaとか作れば面白いと思うんだけどなぁーー
posted by tady at 23:46| ローマ ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミラノで乳搾り

今年、日本では、暖冬のために牛の乳が出過ぎて、大量に廃棄処分したってのが、ニュースになっていた。
「牛乳 廃棄」でググったらトップにはこんな記事が
http://www.sankei.co.jp/enak/2006/mar/kiji/19milk.html
高カロリー、高脂肪で、健康ブームに乗り遅れたので、消費が延びないって記事にはあるけど、これもなんか変な感じだ。テレビでは、高カロリー、高脂肪のグルメ番組が聴視者を煽っているのに、、、、
また、野菜が大量に廃棄されたってニュースもあった。
こういうニュースを聞くたびに、なんか世の中間違っていると思ってしまう。
酪農家や農家は、ほんと大変だ。
で、イタリアでも、やっぱり酪農家は大変そうだ。Coldirettiのサイトに、こんなニュースが出ていた。
http://www.coldiretti.it/docindex/cncd/informazioni/176_07.htm
ミラノの中心街の広場で、酪農家や消費者、環境保護団体や芸能人が集まって、乳搾りをして、窮状を訴えたんだそうだ。

この記事によると、消費者が購入する乳製品1ユーロにつき、酪農家が手にできる収入は、19セントなんだそうだ。
イタリアの乳牛の数は、およそ185万頭。
牛乳を生産している酪農家は5万人。
イタリアにおける乳製品を扱う産業が使っている牛乳の量は、1千90万トン。
海外から輸入されているのは、220万トン。
中には、輸入された牛乳を使ってMade in Italyのラベルを貼って販売しているところもあるという。

いわゆる牛乳は、1リットルあたりの価格は1.31ユーロで、生産者の卸値は0.32ユーロでしかないそうだ。
イタリア人ひとりが、1年間に消費する乳製品の量は、
牛乳57.6キロ
チーズ23.4キロ
バター2.8キロ
ヨーグルト7.4キロ
となっている。
海外からの牛乳の流入を防ぎ、国内の酪農家の育成をはからないと、イタリア産の牛乳はなくなってしまうと訴えている。
日本の場合は、きっとイタリア人ほどは乳製品を消費していないと思うけど、それにしても、良い牛乳を作って、時間をかけておいしいチーズを生産するとかできないもんなのだろうか?
大量生産大量消費、それも時間をかけることなく、コンビニ感覚で即座に手に入れよう、供給しようって時代の流れは、やはりどこかで間違っていると思うんだけど、、、、
posted by tady at 21:06| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

La Mappa della Primavera

イタリア環境連合から、La Mappa della Primaveraっていうのが発表された。
これは、植物指標を使って、地球温暖化により、春の訪れがどのように変化しているかを調べたものだ。
Mappaというイタリア語は、英語にするとMap、いわゆる地図って意味になるんだけど、微妙にニュアンスが違う。
日本語の地図と同義なのはcarta geograficaで、町の地図などはpiantaなんて言葉も使う。
Mappaっていうと、総覧とか壮観みたいなニュアンスが強い。
http://www.legambiente.com/associazione/tnews.php?id=3821
http://www.legambiente.com/documenti/2005/0318_mappaPrimavera/0318mappaprimavera.php
フルレポートは、ここからPDFでダウンロードできる。
http://www.legambiente.com/documenti/2005/0318_mappaPrimavera/Dossier_finale_Mappa_Primavera_2005.pdf
今回の調査を行ったのは
Federparchi=イタリア自然保護公園連盟
http://www.parks.it/federparchi/index.php
Legambiente=イタリア環境連合
http://www.legambiente.com/index.php
Coldiretti=イタリアの農業団体(直農って意味があるようだ)
http://www.coldiretti.it/
また、ローマの「ラ・サピエンサ」大学が科学的な分野で協力しており、イタリア環境省が資金援助を行っている。
同時に、この調査は、IUCN=国際自然保護連合が現在行っているカウントダウン2010っていうキャンペーンにも参加しているそうだ。
国際自然保護連合についてはここに解説がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E8%87%AA%E7%84%B6%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E9%80%A3%E5%90%88
日本委員会はここ
http://www.iucn.jp/
で、カウントダウン2010のサイトは
http://www.countdown2010.net/
種の多様性を守ろうというのがキャンペーンの主旨のようだ。

PDFのレポートは、全部で48ページある。
今回指標に使ったのは18種の植物で、国立公園を中心に23箇所が調査場所となっている。
レポートは、公園ごとに細かく報告されているのだが、読むのが大変なので、イタリア環境連合のプレスリリースを要約して紹介しておく。

レポートでは18種の植物とあるが、プレスリリースでは9種の植物が紹介されていた。
ミズキ、果肉の赤いオレンジ、ヒース、ギンバイカ、エニシダ、ナナカマド、ニワトコ、オリーヴ、栗の9種である。
調査地となった公園には、およそ55600種の動物が棲息しており(これはヨーロッパの動物相の3分の1の種類がいるいことになる)、植物は6717種(ヨーロッパの植物相のおよそ半分の種)が分布しているそうだ。
これらの地域で、対象となった植物の開花時期や葉が芽吹く時期、実が熟す時期などを調査している。
シシリア島にあるNebrodi自然公園
http://www.parks.it/parco.nebrodi/Emap.html
(地図をクリックすると詳細地図も見られる)
では、ヒースの開花が10日も早かったそうだ。
また、ローマ近郊にあるMonte Mario自然保護区
http://www.parks.it/romanatura/riserva.monte.mario/index.html
(左下のIndice dell'areaをクリックすると地図が見られる)
では、エニシダが、やはり昨年よりも10日早く開化したという。
このような気象の変化により、ブナが後退し、トキワガシが進出している地区もあり、これよって、それぞれの植物に依存する動物相にも変化が起きているという。
温暖化による植物相の変化によって、種の多様性が危機に晒される可能性を指摘している。
同時にまた、農業への影響も大きく、社会ー経済の観点からも重要な問題であるとも書いてあった。
Coldirettiは、地球温暖化により、マーケットで買うことのできる野菜や果物の種類が減少してしまうということになりかねない。それを防ぐためには、CO2の排出を減らさなければならないと述べている。
具体的には、地産地消(イタリア語ではChilometri  Zero=ゼロキロメートルと書いている)を行うことで、CO2の排出を減らすことが出来るとしている。
例としては、アルゼンチンから1キロのサクランボを飛行機でローマに運ぶとすると、 その距離は1万2千キロあり、5.4キロの石油を消費することになり、南アフリカから1キロのモモをローマに運ぶと、8千キロ移動することになり、4.35キロの石油を消費する。また、チリから1キロのブドウを運ぶと5.8キロの石油を消費することになるそうだ。

食糧自給率が低く、食の大半を海外に依存している日本では、相当のCO2を排出していることになるんだろう。
とりあえず、明日は、地元の農協の売店に旬の野菜を買いにいこう。
posted by tady at 22:07| ローマ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月15日

ファーストキッスは忘れない

人間の記憶というのは、一時的に記憶されるものと、ずーっと記憶されるものがあるらしいんだけど、強い情動を感じたものは、ずーっと記憶されるんだそうだ。
特に、記憶としてずーっと残るのは、恐怖と愛によるものらしい。
http://www.repubblica.it/2007/03/sezioni/scienza_e_tecnologia/ricordi-indelebili/ricordi-indelebili/ricordi-indelebili.html
この記事によると、トリノ大学の研究では、強い恐怖や愛情を感じたときには、脳細胞がそれを一時的な記憶から、恒常的な記憶へと変換するんだそうだ。
これはDNAにも影響をあたえるらしい。一般的には、DNAの改変は、遺伝的なものと考えられているが、強い情動が、個体の(つまり遺伝しない本人だけの)DNAに影響をあたえ、記憶として残るらしい。Methylationって手法で検出されるらしいんだけど、このへんは、かなり専門的なんで、僕もちゃんと理解してる訳ではない。
いずれにしても、強い情動を感じたときの記憶は、脳の中に恒常的に記憶されるらしい。
だから、強い情動を伴ったファーストキッスは、脳の中にずっと記録されるってことなんだそうだ。
これは、愛情に関する情動だけでなく、強い恐怖を感じたときの記憶も同様に残るらしく、この研究が進めば、恐怖によって受けてしまったトラウマ(精神的外傷)を治療するのに役立つかもしれないんだそうだ。
ファーストキッスの記憶はずーっと残ってほしいけど、恐い記憶はさっさと忘れたいと思うんだけど、脳の中のメカニズムは同じものらしい。
しかし、僕自身、ファーストキッスの記憶って、あんまりないんだけど、脳に記憶される程のものではなかったのかもしれない。
その後の手酷い失恋とかは、覚えてるんだけどなーー
posted by tady at 21:22| ローマ ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月14日

WWF&GoogleEarth合体

WWFインターナショナルとGoogleEarthが協力関係を結んだんだそうだ。
http://www.panda.org/about_wwf/where_we_work/project/google_earth/index.cfm
GoogleEarthを使って、世界中にあるWWFの150の保護地域を見ることが出来るそうだ。
最近、僕がメインで使ってるパソコンはSUSEなので、GoogleEarthのLinux版を早速ダウンロード。インストールするのに、Googoleのサイトの説明が不十分で、ちょっと苦労したけど、どうにか完了。
ここからWWFのデータをダウンロードして
http://assets.panda.org/downloads/wwf_projects.kmz
GoogoleEarthで開くと、見えました。
WWFの上述のサイトには、オサガメの写真があって、解説には、カメルーンにあるWWFの保護地区ってあったので、早速見てみようと思って、アフリカ地域を見ると、全然違うじゃん!
カメルーンにあるCampo Ma'anって国立公園は内陸部で、どう考えてもウミガメいそうにない。

でも、ウミガメ保護地域って場所がにしアフリカにあったので、そっちを見てみた。そこは、ながーい海岸線が続き、確かにウミガメがいそうなところだった。そのすぐしたには、イルカの保護地域もあった。

じゃあ、日本はどうなんだろうと思って、見てみたら、日本には、WWFの保護地域はひとつもなかった。

イタリアは1箇所表示されていた。メキシコはチワワの砂漠地帯とカリフォルニア湾の2箇所あった。

ネットへの接続環境の問題なんだろうけど、データが来るまでちょっとモッサリしていて、イライラしたけど、ちょっと待っていると、鮮明な画像が見られた。

パンダマークをクリックすると解説が表れ、read moreってのをクリックすると、WWFのサイトに飛んで、その場所の詳しい説明が見られる(英語だけど)。
まあ、英語は分からなくても、画像を見ているだけでも、なかなか楽しい。
まだ、整備途中の感じで、見られないページもあったりするけど、Googleと自然保護の合体っていうのは、新しい試みとして、面白いと思った。

そうそう、GoogleEarthのダウンロードサイト
http://earth.google.com/download-earth.html
の注意書きには、

Google Earth は、ブロードバンド回線を必要とする 3D ソフトウェアで、すべてのコンピュータで実行できるわけではありません。
    * 4年以上前のデスクトップ コンピュータでは、実行できない可能性があります。
    * 2年以上前のノートブック コンピュータでは、実行できない可能性があります。
と書かれていたので、古いパソコンの方は、無理かもしれない。
こんなところにも、デジタル・デバイドがあったりするんですね。
posted by tady at 21:25| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月13日

「受胎告知」来日。でも、、、

レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」が、日本にやってくる。朝日新聞社などが主催する、国立博物館で行われる特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ――天才の実像」って展覧会のためだ。
http://www.leonardo2007.jp/
朝日新聞は、今日の朝刊にも書いてあったけど、ダ・ヴィンチの絵が、日本とイタリアの友好の架け橋になるみたいなことを言っている。

ところが、当のイタリアでは、今回のこの絵の海外貸し出しに、かなりの人が反対している。
ウッフィツィ美術館から、この絵が運び出されるときには、館長は、どうしても賛同できないってことで、立会いを拒否しているし、中道右派の上院議員は、美術館の門に、自らを鎖で縛り付けて、抗議していたりする。
他にも、政治家や美術の専門家など300人が署名した、この絵を日本へ持ち出さないよう要請する声明文が、文化大臣のルッテリに届いたという。
http://www.borsaitaliana.reuters.it/news/newsArticle.aspx?type=entertainmentNews&
storyID=2007-03-12T185548Z_01_ROS265199_RTRIDST_0_OITLR-LEONARDO-SENATORE
-INCATENATO.XML

世界にひとつしかない、イタリアの宝であるこのダ・ヴィンチの絵を、リスクを犯してまで、どうして海外に貸し出す必要があるのか?っていうのが彼らの主張だ。
自らを鎖につなぎ抗議した、国民同盟の上院議員、パオロ・アマートは、大切な絵画が商品と同じように扱われるのは間違っているとも述べている。というのも、この春、日本では「イタリアの春2007」ってイベントが開催されることになっていて、イタリア関係のいろんなイベントが予定されているからだ。
http://primavera-italiana.net/
上院議員は、パスタやワインを売らんがためのイベントに、国の宝を持ち出すなどけしからん!ってことらしい。
政治的には、僕は違う立場をとるんだけど、彼の意見は正しいと思う。
Podcastで聞いたRAI2のラジオ番組で、聴視者から、この問題についてどう思うかって意見を募ったところ、電話をかけてきた人の多くが反対していた。「もし、日本人がダ・ヴィンチのこの絵を見たいのだったら、イタリアに来ればいいんだ」って意見には、僕も思わず頷いてしまった。

モナリザ(ジョコンダってイタリア語では言うけど)が日本に来たときも(かなりオー昔ですが)、ゴヤの着衣のマヤと裸のマヤが日本に来たときも、僕は見にいったんだけど、あれは、絵画を鑑賞するって状態ではなかった。それは、上野動物園にパンダが来たときの同じで、有名で、ものめずらしいものを、とりあえず見ておこうって感じで、うんざりした覚えがある。
日本の庶民(僕も含めてだけど)が、好奇心一杯で、普通じゃ見られないものを見ようっていう気持ちは、決して間違っていないと思う。しかし、そこに、マスコミやら、金儲けをしようって連中が介在して、そういう人たちの気持ちを煽り、巻き込んでいくのは、どうにも納得できない。
朝日新聞は、文化事業って位置づけているんだと思うけど、文化じゃないよ!って思ってしまうわけだ。
もちろん、素晴らしい絵画との出会いの場を提供するって主旨は分からないではない。だったら、煽るようなことはせずに、きちんとその「絵」と向き合えるような環境を作るべきではないのだろうか?
これもかなりオー昔、東京でホドラー展が開かれた時、空いている展覧会を見たいと思って、見にいったんだけど、日本ではそれほど有名ではなくて、とってもすいていた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82
%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%89%E3
%83%A9%E3%83%BC
でも、彼の絵を見たときに感じた衝撃は、今でも忘れない。後に、スイスに行った時に、美術館で再び彼の絵にめぐり合ったんだけど、やっぱりとても感激した。
その後、貧乏旅行をしながらも、モナリザはルーブルで、ゴヤは、プラド美術館で、見ることが出来たのだけれど、やっぱり、東京で見たときとは、全然印象が違っていた。

今回、朝日新聞が、いったいどれくらいの金をかけたのか知るよしもないのだけれど、その金を使って、もっと別の形の文化事業が出来るのではないかと思ってしまうのだ。

僕が、ペルージャの外国人大学でイタリア語を勉強していた時、美術史の授業もあって、いろいろと学んだのだけれど(それが身になっているかは別問題ですが、、、)、いわゆる西欧美術の歴史を学ぶときに、イタリアなら、授業ではスライドでも、見ようと思えば、実物を見ることが出来るわけで、イタリア国外で美術を勉強している人と比べれば、格段の相違があるってことは、実感している。
絵画は、実物とスライドでは、全然違うってことも良く分かるし、本物を見るってことが、いかに大事であるか、どれほどの感動をもたらすかっていうのも分かる。
フィレンツェで見た、ボッティチェリのヴィーナスの誕生は、その絵の前で、時間を忘れて立ち止まってしまった。プリマヴェーラもそうだった。
でも、絵画っていうのは、その絵が描かれた状況と切り離しては意味が無いのではないか?って思うのだ。プラドで見たエル・グレコの絵の、圧し掛かるような存在感や、ピカソのゲルニカの重さは、スペインで見るからこそ実感できる部分があり、それは、パリの印象派美術館で見る睡蓮もやはり同じだと思うのだ。

ダ・ヴィンチの「受胎告知」は、西洋美術における遠近法が完成した形だとも言われている。それまでは、例えば、ジョットだったり、キリストの肉体に始めて重さを表現したといわれるチーマ・ブエも描くことのできなかったものだった。
今では、遠近法なんて誰もが知っていることなんだけど、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E8%BF%91%E6%B3%95
西欧の画家たちが、いかに苦労して遠近法を獲得していったのかっていうのは、西欧美術史を学ぶと分かったりする。
それは、その絵画の描かれた歴史的背景や時代が確実に存在するからだ(宗教も大きな影響を与えている)。

一方で、カナダに行った時にバンクーバーの美術館で見た、アメリカ先住民の絵画も、衝撃的だった。それらの絵には、遠近法など無い。簡単に言ってしまえば、子供たちが描く絵に似ている。エジプトの絵と同じように、遠近法は無く、2次元の絵だ。しかし、彼らの日常を描いた絵に込められているストーリーは、西欧絵画にはないパワーがあった。

ダ・ヴィンチの「受胎告知」は、確かに素晴らしい絵だと思う。見る人を引き込む力を持っている。しかし、でも、それでも、わざわざ日本に持ってきて、ラッシュの時のような大混雑の中で、公開するようなものではないと、思ってしまうわけだ。
この特別展が、成功するのかどうかはまだ分からない。でもその成功って言うのが、入場者数の数だったり、どれだけ儲かったのかってことだったりするのであれば、やはりそれは間違っている。
文化は消費財ではない。それぞれの人々が持つ、伝統や歴史や生活を背景にし、それが伝えられ息づいているものが、文化だと思うんだけど、、、、
posted by tady at 21:51| ローマ | Comment(3) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

文字・音声・映像

ネットを介して得ることのできる情報を元に、このブログは成り立っている(ラーメン情報だけは、自分で食べてるけど、、、、)
で、ここのところ、様々な制約があって、1日、2回から3回このブログの更新が出来れば良い方って状況にあって、どこから情報を得るのかってのが、僕自身にとってかなり深刻な問題となっている。
とりあえず、毎日更新が途切れないようにすることを目指している訳だが、だからといって、自分の興味のないようなどうでも良い情報を発信するのは、本意ではないし、誤っていると思っている。
かといって、その情報発信が、なんらかの役に立っているのかどうかは、僕自身では判断できない。せいぜいその目安となるのは、アクセス数ぐらいのもんだ。
まあ、ある意味、自己満足的なものであることは否めない。
また、知人友人たちだけが見るような、お友達ブログっていうのも、意味がないと思っている。

要するに、問題は、どれだけ質の高い情報を僕が提供できるのかってことなんだけど、そこで、最近考えてしまうのは、文字と音声と映像の関係だ。
自分の理解できる他言語も含めて、文字情報というのは、自分の時間のあるときに、興味のある部分だけを取捨選択して読むことが出来る。
一方、音声情報は、今はpodcastの音声情報をiPodで聞くということで得ているのだけれど、情報の正確さという意味では、確実ではないけれど、文字にならない情報を得ることが出来る。反面、言ってることを聞くためには、話している時間だけ、聞く時間も必要となる。
さらに、映像になると、もっと情報の密度は濃いのだが、きちんと時間をとって、しっかり見ないと情報がこぼれ落ちてしまう。
ちょっとジレンマである。
たとえば、RaiNew24というサイトには、ストリーミングの映像データがあって、なかなか面白い情報を提供してくれるんだけど、それをきちんと見て、内容を日本語にして伝える時間がない。
非殺傷兵器っていうのをヨーロッパ各国が開発し始めているっていう報告もあったりして、
http://www.rainews24.it/ran24/inchieste/video/08032007_nuovearmi.wmv
かなーり面白いんだけど、それをついさっき、ようやく見終ったばかり、ネットがどんどん進化して、いろんな形態の情報が行き交う様になってきていて、どういう風に情報を取捨選択するのか? これからの課題となりそうだ。
posted by tady at 00:04| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月12日

無果汁オレンジジュース

ジュースっていう言葉の定義を厳密にいうと、日本ではこうなるらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9
果汁100%でないと、ジュースではないってこと。
ところが、EUは、無果汁でも、オレンジジュースと呼んでも良いって法律を作ろうとしているらしい。
EUが法律を作るときには、おおざっぱにいうと、EUがある基準というか指針を決めて、加盟各国が、自国の法律をそれに沿った形で改正するという手順を踏むようだ。
で、EUが決めた指針にしたがって、イタリアでは、1961年に定められた、ノンアルコール飲料に関する法律が改正されようとしているんだそうだ。
で、その問題点というのは、例えば今までは、「オレンジなんとか」って名前の飲物には、少なくとも12%以上のオレンジ果汁が入っていなければならないって法律だったのが、これからは、まったくの無果汁で、着色料でオレンジ色をつけ、着香料でオレンジの香りをつけて、果汁などまったく入れなくても、オレンジ飲料ってことでOKになってしまうらしい。
Coldirettiが、この問題を告発している。
http://www.coldiretti.it/docindex/cncd/informazioni/146_07.htm

先日、iPodでRAI2の番組を聞いていたら、この問題について、coldirettiの食品安全問題担当者にインタビューをしていた。
話されてた内容は、ここに書いたとおりだったんだけど、司会者の提案として、もし、この法律が通るようなことがあれば、カーナビーズ・ソーダっていうのを番組として売り出そうと考えているって話していたのが笑えた。
Coldiretttiの担当者も、個人的にはとことわった上で、その話にはぜひ乗りたいって言っていた。

カーナビーズっていうのは、マリファナの学名だ。
つまり、マリファナの成分はまったく含まないけれど、名前はマリファナ・ソーダっていう商品を開発して、マリファナのような香りと味と効果を持った飲物を作って売ろうじゃないかってことだ。
なかなかにウィットに飛んでいるジョークである。
それにしても、国営放送のラジオで、こういうジョークを放送できちゃうっていのは、いかにもイタリアだ。
posted by tady at 21:56| ローマ | Comment(4) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月11日

今週食べたラーメン07-03第2週

金曜日。本舗がついてから初めて、じぇからしか「本舗」に行った。看板と店名が変わっても味はまったくいっしょ。ちょっと変化を期待していたんだけどな、、、、

土曜日。午前中は、食材の買い物などで忙しく、なかなか自転車で遠出できる状況ではなかった。
朝から出かけられるようなら、相模大野二郎か、府中二郎に行きたいところだったんだけど、結局お昼過ぎに、川崎二郎に自転車で向かった。川崎二郎は、土曜日は16時まで営業しているので、多少遅くなっても大丈夫ってことで、選択した訳。
この日も天気が良く、自転車で走るのが気持ちいい。ただ、多摩川の土手に出ると、ちょっと風がきつかった。
下流にさしかかり、小日向厩舎(川崎側の河川敷には、馬の運動場があり、そのそばには厩舎がある)付近にさしかかると、河川敷の馬の運動場に、二頭の馬が離されていた。ここで、馬を見るのは初めてかもしれない。

川崎二郎に到着すると15人ほどの行列。それでも、結構回転率は良く、30分ほどで着席できた。僕の前にはカップルがいて、後ろには家族連れがいて、二郎も、かつてのような男の世界ではなくなってきている。着席してラーメンが出てくるまでの間、隣に座った若い男性が、苦しげに食べている様子を脇目で観察。僕後ろに並んでいた3人の家族連れは、二人まで座れたのに、彼が遅いために、一人座れず、イライラしている様子。店主も予想していた順番が狂いそうで、苦笑いをしていた。結局彼は、途中で断念して、かなりの量を残して席を立った。体調不良だったのか、己を過信していたのか、そのへんは分からないが、安易に二郎を食べにくるとヤバイって見本のようで、先週の撃沈を思い出すと、人事とは思えなかった。
麺固めで頼んだので、僕のが最初に出てきた。注文したのは小ラーメン。トッピングはニンニクマシをお願いする。
麺固めでも、ちょっと軟らかい感じ。ここのところ川崎二郎は、デフォが柔目になっているようだ。
そしてかなり少なめ。以前のここは、もう少し麺の量があったはずなんだけど、、、、それでも、豚が3つ入っていて、それもかなり軟らかくていい感じだったので、まあ良しとしよう。苦もなく食べ終わり、ちょっと物足りなさを感じるくらいだった。
帰りも気持ちよく自転車を走らせ、多摩川の土手で、春草摘みをする人や、河川敷に咲くユキヤナギの花などを眺めながらのんびりと帰路についた。

日曜日は、イタリア語の翻訳の仕事が入っていて、午後から赤坂に行くことになっており、ちょいと早めにでて、赤坂でラーメンを食べようと計画。ところが、赤坂についてみると、やすべえとか東京ラーメンなど、聞いたことのあるお店の看板を目にするも、みんなお休み。リサーチ不足だった。しかたがないので赤坂周辺をぶらぶらとあるいていると、赤坂ラーメンは営業していた。以前、赤坂周辺で働いていたときに、何度か食べていたんだけど、本店が移転してからは初めて。黒麻ラーメンなるものを注文したんだけど、なんか味がものすごく落ちている感じだった。昔はもう少しおいしかったと思うのだが、、、これだったら、ちょっと足を伸ばして、じゃんがら赤坂店に行けば良かったと後悔してしまった。
午後1時から、7時間ほどイタリア語のビデオテープとにらめっこしながら翻訳作業。仕事が終わったときは、かなりのストレスがあったせいか、胃が痛くて、帰りにどこかでラーメンでもと考えていたんだけど、その元気はなかった。ボーッとしたまま電車に乗って素直に帰宅。
今週は、ちょっとハズレの週だった。
posted by tady at 23:28| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Pro-Dicoに5万人

3月10日、ローマにおいて、Dico法案を支持するデモが行われた。
http://www.repubblica.it/2007/03/sezioni/politica/coppie-di-fatto-5/dico-piazza/dico-piazza.html
Dicoっていうのは、PACSのことで、Unioni Civiliと同じことである。
これじゃあ何のことか分かりませんね。
僕と同じようなブログをやってる人がいるようで、そこに詳しく書いてありました。
http://senese.cocolog-nifty.com/koukishin/2007/02/pacs_dico_5758.html
このブログ、コリエレの記事を中心にしているようですが、情報はしっかりします。日本語訳はここよりも正確かも、、、

さて、Dicoは、Diritti e doveri delle persone stabilmente conviventiの略称で、政府の法案は、ここからダウンロードできます。
http://www.pariopportunita.gov.it/Pari_Opportunita/UserFiles/comunicati-stampa/dico.pdf

要するに、同性愛者同士の事実婚を認めるための法律がこれです。
Arcigayなどが主催し、ローマのファルネーセ広場に集まったのは、報道によれば5万人。イタリアの集会としては、ちょっと規模は小さいです。でも、閣僚たちが複数参加していました。
ここで問題となったのは、プロディの発言。現政権の閣僚たちが参加していたことに、「困惑している」と言ったのです。
この間、再出発したばかりのプロディ政権ですが、そのときに交わした12項目の合意っていうのがあって、政府内部で意見が分かれるときは、プロディが政府を代表して、公式な立場を表明するって一文があります。今回も、政府内部で、事実婚については統一された見解がでていないにも関わらず、閣僚がデモに参加して発言したことが、プロディの神経を逆撫でした模様。
多くのメディアは「困惑」っていう表現を使っているんだけど、左のUnita'は「Condanna=非難」という強い表現を使っています。
http://www.unita.it/view.asp?IDcontent=64267

カトリック勢力は、事実婚に反対していて、現政権は、安定多数を取るために、これらの勢力ともうまくやっていかないとならない苦しい立場におかれているようで、実際、12項目には、もともと政府が掲げていた事実婚容認の項目は入っていません。
Dico法案自体は、政府案な訳ですが、法案だけ作って、店晒しにしてしまおうって魂胆なのかもしれません。

だからこそ、法案支持の集会が催された訳です。先週、このデモについてRAI2のラジオ番組が触れていて、この集会は、政府にたいして文句をいうためでは無く、あくまでもDico支持の集会だから、政府の立場を批判するものでは無いはずだってなことを述べていました。
この辺は実に微妙なわけですが、再出発したプロディ政権が、政権維持のために右旋回を始めるのではないか? っていう憶測も一部であったようで、今回のプロディ発言が、それを裏付けることにならなければいいんだけど、、、
posted by tady at 10:30| ローマ | Comment(1) | TrackBack(1) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月10日

なせばなる

今日、ラーメン食べにいく道すがら、iPodで、RAI2のラジオを聞いていた。最近のお気に入りは、キャタピラーって番組なんだけど、その中で、ある若者に電話インタビューをしていて、それがとっても面白かった。
話の内容は、先日廃止となった、携帯電話のリチャージ代につてだった。

イタリアの携帯電話は、その多くがプリペイド式で、使いきるとカードを購入して、リチャージする方式になっているようだ。
で、このリチャージをするのに、携帯電話各社は、法外な料金を取っていたんだそうだ。例えば、10ユーロ分を買うと、8ユーロは通話料として使えるけど、2ユーロは、リチャージのための料金ってことで、電話会社の懐に入っていたって訳。1000円分買えば、サービスとして1100円分話せますっていうのが、日本におけるプリペイドの感覚なんだけど、どうもそうではなかったらしい。

で、あるイタリア人が、これはおかしい! 他の国でこんな仕組のところはないぞ! と、あちこちに訴えたんだそうだ。
インタビューされていたのは、その彼。Andrea D'ambraという22歳の若者だった。
ところが、彼の訴えにたいして、政府や消費者団体はまったく無視。なしのつぶてで、返事すら帰ってこなかったそうだ。
しかし、欧州委員会のアンチ・トラスト部門(いわゆる独占禁止法を扱う、公正取引委員会にあたる)にメールを出したところ、即座に返事が来て、調査が始まったんだそうだ。彼がメールを出したのは去年の4月2日のことだった。
彼自身も、リチャージ代廃止を求める署名活動を展開し、ベッペ・グリッロも支援を始め、最終的に82万人の署名を集め、そしてついに先日、リチャージ代は廃止となった。

22歳の大学生が始めた運動が、国を動かし、理不尽なリチャージ代を廃止させたっていうのは、ちょっと爽快だ。電話会社が失った金額は、相当なものになるらしい。
彼は、Generazione Attiva=アクティヴ・ジェネレーション)という新しい消費者団体を設立したそうで、今後は、今まで違法に取られていたリチャージ代を取り戻す闘いを始めるとのこと。
http://www.generazioneattiva.it/

日本の携帯電話の料金も、不透明な部分が多く、ソフトバンクが携帯電話業界に参入したことで、大きな変化があるかと期待したんだけど、結局なんにも起きなかった。
最近も平成電電の幹部が投資詐欺容疑で捕まったりしたが、日本の通信事業の実態は、かなり詐欺紛いのことが横行しているみたいだ。仕事で電話番をしていると、NTTの代理店やらソフトバンクの代理店やら怪しげな業者からものすごい回数の電話がかかってくる。多少なりとも知識があればまだしも、老人家庭なんかだったら、意味も分からず、「電話代がやすくなります」って一言で、騙されている人も結構な数いるんじゃないかと思っている。
おかしいと思うことには、ちゃんとおかしいといえる正常な感覚をきちんと持つことの大切さを改めて考えた。
posted by tady at 20:40| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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