2007年04月30日

今週食べたラーメン07-4第4週

月曜日に、職業訓練コース6月募集の説明会が横浜であったので出かける。
横浜といっても、桜木町と関内の間なわけで、当然お昼は関内二郎。助手さんがケガをしたとかで、昼の部の休業が続いていたのだけれど、日曜日から復活していたので、久しぶりに関内二郎にありつけた。定番の小ニラキムチ。
小柄でちょっとやせた感じの若い女性が一人、小ヤサイマシマシを頼んでいて、ほぼ完食して帰っていたので、感心してしまった。僕は、小でもマシマシは怖くて出来ない。
火曜日は休麺日。
水曜日は、職安で最初の雇用保険認定日だった。小雨が降る天気で、仕方ないので自転車はあきらめ、途中まで交通機関を使い、後は歩く。途中、摩天楼によって味噌ラーメンを食べる。優しい味で、まあまあ。ただ、体調の問題だったのか、後までずっと胃にもたれていた。それと、どんぶりがとってもしゃれているんだけど、普通のラーメンどんぶりのように緩やかな角度で広がっていなくて、うどんやそばのどんぶりのような形で、レンゲでスープを飲むときに飲みづらかった。
帰りは、IKEAによって、以前やすくておいしかったスウェーデンビールを買おうとしたのだが、値段が通常価格になっていて、高くてやめにする。

木曜日は、天気も回復し、ちょっと自転車でひとっ走りって感じで上野毛二郎へ。到着すると珍しく15人ほどの行列。そのときになって、二郎デーであることに気がついた。携帯メルマガに登録してあると、サービス内容を通知するメールが送られてくるので、店でそれを見せるとそのサービスが無料で受けられれるというもの。
僕は、携帯を変えてから、登録してなかったので、サービスは受けられなかった。もっとも、粉チーズとカレーだったので、辞退してたとは思う。
小を頼んだのだけれど、なんかヤサイの盛りがみょーに少なかった。

金曜日は、天気も良く、三浦半島あたりにハイキングと思ったのだが、夕方から、歯医者の予約が入っていたことを思い出し、断念。
そのかわり、IKEAに行くときに見つけた小机城趾を自転車で見に行き、さらに足を伸ばして、気になっていた、ひらやまに行ったのだが、なんと臨時休業orz。仕方ないので、しったかぶりの豚でラーメンを食べる。創造していたよりも、麺が太くて柔らかくつるつるしていた。豚骨スープはかなりマイルドでおいしかった。

土曜日はいよいよイタリア映画祭が始まる日で、整理券をゲットした後、何年かぶりで松富に行く。醤油ラーメンとシュウマイのセットを頼んだ。実に久しぶりだったのだけれど、すんだスープと細い麺がよくマッチして、やっぱりおいしかった。

日曜日は、映画祭が終わった後、渋谷で途中下車して梵天でラーメンを食べた。帰る途中で、さらに日曜日の夜9時を回って、二郎風のラーメンが食べられるのは、ここしかなかったから。二郎とは違うけど、そこそこ満足して帰宅。
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イタリア映画祭2007 2日目パート2

3本目は、ずーっと見たかったナンニ・モレッティの最新作「Il Caimano」だった。
舞台挨拶には、新人映画監督の役を演じたJasmine Trincaが立った。ナンニ・モレッティの「息子の部屋」でデビューした、まだ20代の若い女優だが、輝ける青春、恋愛マニュアル、そして今回上映される犯罪小説にも出演している売れっ子だ。挨拶は若者らしい初々しさのある爽やかなものだった。
映画の内容は、期待以上のもので、大満足。僕はイタリア政治に関心があるので、見方がついつい偏ってしまうのだが、今回のプログラムの解説にあるように、そしてまた、Trincaが舞台挨拶で述べたとおりの、単なる政治的プロパガンダ映画ではなかった。
解説では、イタリアの政治状況、家庭の崩壊、映画産業の危機を描いているとあるのだが、まさにその通りで、主人公の映画プロデューサーが、離婚の書類に署名した後、別れた妻と別々の車を運転しながら、別れを惜しむように、前になり先になりしながら車を走らせるシーンには、ついつい切なくなって自分の過去の記憶の思いと重ねてしまうところがあった。
しかし、なんと言っても、僕の目から見ると、ベルルスコーニの本物が映っているニュース映像を使って、彼がいかにイタリアを堕落させたかをここまで映画として描き、また、途中で降板してしまった役者の代わりとして、カイマーノ=ベルルスコーニを演じたモレッティの迫真の演技はすごかった。
びっくりしたのは、昨年この映画とともにダヴィデ賞を争った「犯罪小説」の監督であるミケーレ・プラチドが役者として出ていたこと。元々、社会派俳優として、マフィアをあつかったテレビシリーズなどに数多く出演しているプラチドの面目躍如って感じの演技だった。
イタリアの政治状況が分かれば、この映画がどれだけ凄いのか、なぜ、ベルルスコーニが恐れたのかってことがよく分かると思う。
この映画祭に先立ち、イタリアではSKYというペイTVでの放映が急遽中止になったんだけど、その理由は地方選が近いため、テレビにおける政治的主張の機会均等を定めた法律に触れそうなので中止するってものだったのだけれど、今日見てみて、その意味がよーく分かった。
上映後の質疑応答で、ちょっと興味があって、モレッティとプラチドって撮影中はどんな感じだったのかって聞いてみたのだけれど、なかなか良い感じだったそうだ。Trincaは女優として、二人の監督作品の出ているわけで、時間があればもう少し突っ込んだ質問もしてみたかったのだけれど、それは出来なかった。

4本目は、Rosso come il cielo=ミルコの光(原題を直訳すると「空のような赤」となるのだが、空とは夕焼け空を意味している)
これは、現在イタリア映画界で、サウンドデザイナーとして活躍している盲目の音職人Mirco Mencacciの少年時代の実話に基づく作品だ。監督が来日していて、舞台挨拶に立った。

父親の猟銃をいたずらしていて暴発し、その事故によって視力を奪われた主人公は、視覚障害者は、盲学校に行かねばならないという当時の法律により、親元から寄宿舎のある盲学校へと行かされることになる。
しかし、そこでの教育は、盲人として、手に職をつけるための職業訓練が主で、子供たちの持つ創造力や自立心といったものをすべて抑圧してしまうものだった。
そんな中、主人公は、担当教師の理解もあり、テープレコーダーという道具を使って、新しい音の世界へ創造の翼を広げていく。
途中、盲学校を抜け出して、みんなで映画を「見に」行くシーンがあるのだけれど、目が見えなくても映画は楽しめるんだってことを、目の見える僕にも分からせてくれた。
後半は、盲学校の学芸会のために、子供たちが、自ら脚本を書き、様々な音を作り出していくのだけれど、発表会のシーンは、まさに目をつぶって映画を見たいという衝動に駆られた(イタリア語が分からないとダメだけど、、、)。
ラストシーンが終わって、クレジットが画面に出てきたところで、会場からは大きな拍手が沸き上がった。そして、クレジット・ロールが終わると再び大拍手。
ほんとうに良い映画だった。絶対におすすめ。日本ではこの秋に一般公開が決まっている。チャンスがあったら、是非見てほしい。

上映後の質疑応答で、映画の中で使われていた言葉について、ちょっと気になったので質問してみた。
それは、日本でも、障害者差別にあたるということで、多くの言葉が言い換えられているわけだが、イタリアも同様で、視覚障害者に対しては、一般的にCieco(=日本語だとメクラにあたる)という言い方をするわけだが、最近は、non vedente=目の見えない人という言い方をする。ところが、クレジット・ロールを見ていたら、イタリア盲人協会はそのcieco(複数なのでCiechi)という言葉を使っていた。
そこで、こういう映画を撮った監督として、言葉についてどう思うかを聞いてみたかったわけだ。
答えは、問題は、言葉上のことではなく、視覚障害者とどういう関係性を築けるのかだということだった。障害者を可哀想だと同情的に見るのは、健常者の側であり、視覚障害者がもっとも言ってほしくないのは、目が見えなくて可哀想という言葉であること。目が見えないということは、確かに不自由ではあるけれど、単に不自由だと言うだけで、普通の人間であり、恋愛もすれば喧嘩もするのだから、普通の人間であるということを否定してしまうような同情心は、うれしくないって話だった。監督も、この映画を通して、視覚障害者と付き合うようになって、一緒に食事にでかけたりすると、お互いに「おまえ、メクラじゃん」などとジョークを交わしあうのを聞いて、びっくりしたと同時に面白かったという趣旨のことを語ってくれた。
個人的には、もう一度、後半のシーンを目をつぶって見てみたいと思った。その方が、イマジネーションがずっとずっとふくらむはずだから、、、、
posted by tady at 00:47| ローマ ????| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月29日

イタリア映画祭2007 2日目パート1

2日目は、かなり密度の高い作品が4本。
そして4本とも、俳優や監督が来日していて、すべてに舞台挨拶と上映後の質疑応答があった。

一気に書くと、日にちをまたいでしまいそうなので、ブログの毎日更新が中断してしまいそう。
というわけで、最初の2本をパート1で、後の2本をパート2にしてい書いていく。

1本目は、N-Io e Napoleone=N−私とナポレオン
2005年のイタリア映画祭で上映された「カテリーナ、都会へ行く」を撮ったPaolo Virzi'監督作品で、ゲストとして、主演俳優のElio Germanoが舞台挨拶を行った。
内容は、エルバ島に島流しになった、ナポレオンと彼の書記として雇われた若者の話。
ナポレオンの英雄としての側面と独裁者としての側面を描いている。
歴史にあんまり詳しくない僕には、時代背景がよく分からなくて、重要な部分を見逃している可能性大だ。
多くの兵士を戦死させ、罪人としてエルバ島に囚われの身となるナポレオンに対して、民衆の多くは、英雄がやってくるというとらえ方をし、一方主人公とその恩師は、独裁者として多くの若者を殺害した悪人と捉えている。
その若者が、皮肉なことにナポレオンの書記となり、暗殺のチャンスを狙いながらも、彼の人間性に惹きつけられていく。しかし、ナポレオンはその本性を現し、彼の恩師を銃殺刑に処し、かつての恋人(まあ彼が若いツバメであったわけだが)の男爵夫人を連れてエルバ島を脱走。
ナポレオンは、百日天下を取るわけだが、その際にも多くの戦死者を出し、セントヘレナ島に再び流される。

それを知った主人公は、一度はあきらめるものの、再び銃を手に取り、ナポレオン暗殺に向かう。
最後に、字幕で、主人公がセントヘレナ島に到着したのは1821年5月6日(だったと思う)で、時すでに遅しであったと出てくる。
ナポレオンがいつ死んだのか分からなかったのだが、暗殺に間に合わなかったってことらしい。

映画の中で、なんと言っても目を引いたのは、モニカ・ベルッチ演じる男爵夫人の妖艶さだ。彼女が画面に現れるだけで、がらっと雰囲気が変わってしまうのはすごい。誰かに似ていると思ったのだけれど、往時のステファニア・サンドレッリの美しさだと思い当たった。

2本目はL'amico di famiglia=家族の友人
これは、昨年のイタリア映画祭で上映されたLe conseguenze dell'amore=愛の果てへの旅を撮ったPaolo Sorrentino監督作品だ。昨年来日した友人に、何でも良いから気に入った映画のDVDがあったら買ってきてほしいと頼んでおいたら、この映画のDVDを買ってきてくれた。
今回の作品は、老獪な高利貸しの小男が主人公の話なんだけど、その男を演じたGiaccomo Rizzoが来日していて舞台挨拶を行った。元々喜劇畑出身の彼は、軽いジョークで会場を沸かせた後、映画はかなり暗くて重いので、最初にちょっと笑ってもらおうと思ってと話したのだが、確かに、重い内容の話だった。
家族のことを思う友人のような素振りをして近づき、困っている人に、親切顔でお金を貸し、返済できないとなると冷酷に振る舞うという役どころで、喜劇役者とは思えない渋い演技が光った。
結局、友人に諮られて、有り金全部と、淡い恋心を抱いていた若い女性を持ち去られ、ずーっと看病をしていた老母にも死なれてしまうという悲惨な結末だ。
ただ、ラストシーンに、金属探知機を手に、砂浜を歩く主人公が、砂の中からコインを見つけだし、満面の笑みを浮かべるところが、この映画を救っていると感じた。同時にまた、砂の中から小銭を拾い集めるように、地道に生活していけよってメッセージが込められているのかなとも思ったりした。
映画の中では、友人の謀りごとに協力したしがない役者をローマまで追いかけていくシーンがあるのだが、具体的に地名が分かるシーンの印象が強かったせいか、ローマを舞台として話と勘違いしていた人もいたようだ。
しかし、内容を見る限りは、イタリア南部の小さい町が舞台だと思う。
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2007年04月28日

イタリア映画祭2007 1日目

今日から、イタリア映画祭2007が始まった。
ここ数年、ほぼ全作品を見ているのだけれど、今年もパスポートっていうほぼ全作品を見られるチケットを買ったので、GWの前半は、映画漬けの日々となる。
今回は、長編作品が15本。そして短編が5本上映される。

まず用意するのが目薬。そしてお弁当だ。長時間スクリーンを見続けていると、目薬は必需品。そして、上映と上映の間が1時間しかない。それも、30分前には、整理券順に入場が始まるので実質30分の間にお昼を食べたり、飲み物飲んだりしなければならない。

今年、行ってみて痛かったのは、去年までは会場内に喫煙所があったのに、今年は全館禁煙とのことで、映画を見終わって、切れたニコチンを補給するために、一度1階まで降り(会場は11階)、外に出て、隠れるように吸うしかない(会場は千代田区にあるので、路上喫煙も禁止。見つかると罰金確か2000円か3000円とられるはず)。

今日は初日ということで、上映は午後からだった。それでも10時には、当日上映分の整理券が配布されるので10時前には会場に行かなければならなかった。
購入したチケットをパスポート券に交換し、整理券をもらうのにまたもや列に並ぶ。
整理券をどうにかもらい、上映までのわずかな時間に昼食。

今日は午後からだったので、多少時間の余裕はあるだろうと踏んで、お弁当は持たずにラーメンを食べる予定にしていた。どんなラーメンを食べたかについては、週末にまとめて書きます。
時間がないので、開店と同時にラーメン屋に突入し、ささっと食べて会場へ戻る。

どうにか、11時半の入場時間に間に合って、これで良い席が取れると思いきや、会場内に入ったら、昨年までは自由席だったところ(=一番良い席)が全部指定席になっていて、がっくり。
これでは、なんで早くから並んだのかわからない。
それでも、とりあえず前の方の席が確保できた。
期間中に、一つの作品が2回上映されるのだけれど、初回上映時に、海外ゲストがいる場合は舞台挨拶があるので、前の方に座った方がいいからだ。

続けて何本も見ると、訳がわからなくなってしまうので、記憶が確かなうちに感想だけでも書いておきたい。
で、今日見た作品について。

最初に上映されたのは、Sergio Castellitto監督の短編、Sono io=私です。
小さい頃に生き別れとなった母親と娘の再会を描いた20分ほどの作品なのだが、短編にもかかわらず、細かい心の機微がユーモアとともに描かれていて、とても良かった。監督は、イタリアの有名な俳優でもあり長編作品を期待してしまう。
引き続き上映されたのは、短編を監督したSergio Castellitoが主演するIl regista di matrimoni=結婚演出家。日本でも一般公開された、アルド・モロ首相暗殺事件をあつかった「夜よこんにちは」を撮ったMarco Bellocio監督作品だ。夢と現実が入り乱れる構成で、歴代イタリア映画がストーリーのあちこちに出てくるので、イタリア通でないと、かなーり難解な作品かもしれない。また、ダヴィデ賞がイタリア映画人にとっていかに大きな存在かってことを皮肉とともに感じさせてくれた。映画をどう解釈するのかって話が好きにな人にいいかもしれないが、エンタテイメントを求める人にはきっと退屈な映画だろう。本当だったら、ラストシーンをどう解釈するのか、余韻に浸りながら考えたいところなんだけど、多数の作品の連続上映って映画祭の性格上それはできなかった。

長編作品2本目は、Kim Rossi Stuart監督のAnche libero va bene=気ままに生きて。
イタリアでも高い評価を受けたと報道されていた作品なので、今回の映画祭でも楽しみにしていた1本。
さらに、うれしかったのは、監督本人が来日していて、舞台挨拶をしたこと。思わずデジカメでパチパチ撮ってしまった。
内容は、男を作ってはすぐにいなくなってしまう母親を持つ、少年が主人公の話で、父親役がKim Rossi Stuart、母親役がBarbora Bobulova。しかし主人公の少年を演じたAlessandro Moraceが実に良かった。
僕の知り合いのイタリア人の何人かも、離婚していて、その子供たちもよく知っているのだけれど、映画とはいえ、イタリアの家族がおかれた現状を克明に描いているって感じがした。
でも、だからどうするの? ってところが今ひとつで、現状を多少なりとも知っていて、その子供たちとも少しだけだけど、話した経験のある僕としては、崩壊しつつある家庭の家族愛を描いてはいるのだけれど、大人の側からの展望というか、希望を子供たちに伝えるようなものが無くて、ちょっと消化不良という感じ。

長編3作目が上映される前に、開会式があった。
今回の映画祭にゲストとして来日した7人の監督や俳優がステージに登場。
さらにびっくりしたのは、イタリアの家族問題担当大臣である、Rossi Bindi大臣の来日していて、挨拶をしたこと。いつも、ネットで見る新聞記事に登場している有名政治家が目の前にいるっていうのに、ミーハー的に感激。
今回の来日ゲストについては、3日目の座談会に出席するはずなんで、そのときに詳しく紹介します。

で、長編3作目は、20世紀初頭に、アメリカへと移民していった、シシリアの家族を描いた、Emanuele Crialese監督のNuovomondo。
昨年のVenezia映画祭で銀獅子賞を受賞した作品。
現在、イタリアでは移民問題が、大きな社会問題となっているのだけれど、イタリア社会が、移民に対してルーズというか寛容なのは(法的には全然ちゃんとしてないのだけれど、、、、)こういう過去があるからなんだってことが分かった。また、二つの文化がぶつかり合う時に、どのような摩擦生じるのか、ナチスドイツの優生保護思想に反対していたはずのアメリカが、移民に対してどのような政策をとっていたのか、などもわかり、実に興味深かった。過去の歴史を描きながら、現実の問題と密接に関わっているってことを思いながら、スクリーンを見ていた。
今日見た中では、一番のおすすめ。
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2007年04月27日

消える言葉

スペインには、王立アカデミーがあって、スペイン語についての基準を定めているんだけど、その王立アカデミーの辞書から、1992年から2001年の間に6000語が消えているという。

原因は、英語化やチャット、メールの普及に伴って、古い言い回しが使われなくなっているからだという。
スペインの作家たちが、消えていく言葉を守ろうと動きだし、サパテロもそれに賛同して、消えゆく言葉の保護が検討されることになったようだ。
http://www.repubblica.it/2007/04/sezioni/spettacoli_e_cultura/parole-che-muoiono
/parole-che-muoiono/parole-che-muoiono.html


これを報じたレップブリカでは、イタリア語の保護すべき言葉について、webアンケートを取っている。
http://www.repubblica.it/speciale/poll/2007/spett_e_cult/parola_risultati.html

40の言葉が挙げられていて、その脇には、現在使われている単語が括弧の中に表記されている。

いくつかの言葉を伊和辞典で調べてみたら、古い言い回しはだいたい出ていた。新しい方は???
伊和辞典を作っているのは、イタリア語の権威のお年寄りだったりするんだろうから、古い言葉はちゃんと出てるってことかもしれない。
イタリアでは消えていく言葉が、日本の辞典の中には残っているっていうのも皮肉なことだ。

まあ、逆もあるわけで、日本の古典なんて、僕は全く読まないけど、海外の日本文学の研究者の方が、古語をよく知っていたりするんだろうし、日本語では訳のわからない古典も、英訳やイタリア語訳だとわかったりするなんてこともある。

日本の場合は、古い言葉=右翼っていうような連想があったりするわけだが、スペインの場合、古い言葉を保護しようっていうのが、社会労働党のサパテロだったり、独立運動があるカタルーニャ地方の人たちだったりすることが面白い。

言葉は文化ではあるけれど、イデオロギーではない。豊かな言葉があるってことは、文化が豊かであるってことだとも思う。方言や古い言い回し、古語がもつ表現の豊かさを失うと言うことは、文化が貧困になっていくことだとも思う。

ただ、イデオロギー=思想も、言葉なしには成り立たない。

今日聞いていたRAIのラジオ番組で、面白い聴取者アンケートをやっていた。左翼民主党とマルゲリータが合体して、民主党が出来ることになったのだが、民主党では、今まで左翼民主党が使っていたcompagni=同志諸君って言い方は使えなくなって、amici=友人の皆さんってなるんだそうだ。そこで、amiciでもなく、compagniに変わる言葉は何でしょうか? ってのを聴取者の電話インタビューでやってたんだけど、fedeliっていうのがあって、笑ってしまった。fedeliとは、カトリックの信者って意味だからだ。

また、やはりRAIの番組で、民主党が結党されるにあたって、左翼と右翼がなくなるってことで政治状況は混乱しつつあって、それをおちょくって、PCDCに入りましょうっていうパロディCMを流していた。PCDC=Piu' centro di centroの略ってことで、中道中の中道って意味。でも、イタリア人が見ればPCはPartito Comunista=共産党だし、DCはDemocrazia Cristiana=キリスト教民主党の略と考えるわけで、それがくっついてPCDCてのはあり得ないことなんだけど、今のイタリアの政治状況は、まさにそんな感じな訳だ。

でも、ふと思うのは、政治やイデオロギーは豊かな文化を基礎として育つものだと思うけど、その基盤を破壊しているのは、政治やイデオロギーのような気もする。
安部がやたらとカタカナを使うんだけど、それで本当に美しい国ができるのかしらん?
文化豊かな美しい国日本とは全然違っている感じがする。
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Emergencyついにアフガンの病院を閉鎖

アフガニスタンの活動から、国際スタッフの撤収を決めていたEmergencyが、ついに病院の閉鎖を決定した。
最後まで残っていた国際スタッフに対して、アフガニスタンの警察がパスポートの提出を要求。身の危険を感じたスタッフは、イタリア大使館に協力を求め、アフガニスタンを去った模様。
http://www.repubblica.it/2007/04/sezioni/esteri/afghanistan-27/
emergency-sospensione/emergency-sospensione.html

これにより、Emergencyが運営していた3つの病院と26の救急診療所が閉鎖された。
アフガン政府の外交官、はNGOが政府の圧力によって国外に退去するというのは、他の団体へも影響を及ぼすことになるので、残ってほしいと述べたようだが、パスポートを取り上げられるということは、身分の保障が全くなくなることであり、身の危険を感じたのであろう。

発表したのは、このブログで何度も紹介した風刺漫画家で、マニフェストに寄稿していたVAOURO。
現在、彼はEmergencyの広報担当となっている。
Emergencyのプレスリリースはここ
http://www.emergency.it/menu.php?A=006&SA=058&cs=110
プレスリリースの中で、何もせず、このような事態になるまで傍観していたイタリア政府に対しても、抗議している。
実に残念なことだ。
posted by tady at 21:21| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

ナスがマグロを摘発

ナスっていうのは、NAS=Nuclei Antisofisticazioni e Sanità dell'Armaのこと。イタリア軍警察のなかにある組織で、食品の安全性を守るのが任務となっている。
そのNASが、シシリアのパレルモで、瓶詰めや缶詰のマグロに、基準を超える水銀が含まれているということで、1万4500個を押収した。
http://espresso.repubblica.it/dettaglio-local/Tonno-al-mercurio-lattine-bloccate
/1582674/6

http://www.guidasicilia.it/ita/main/news/index.jsp?IDNews=26035
http://www.legambiente.com/associazione/tnews.php?id=3889

大手のマスメディアよりは、シシリアのサイトの方が詳しい情報を載せている。
イタリア環境連合のプレスリリースによると、イタリアは、2005年に大気中に3トン、海に1トン、計4トンの水銀を環境に放出しているという。
さらに、Guidasiciliaのサイトによると、大気汚染研究所の代表であるNicola Pirroneの話として、地中海には、年間85トンの水銀が流れ込んでいるという。また、大気中から海水に溶け込む量として25トンもあるという。そしてそのうちの60トンが海底に沈殿しているという。毎年ってところが怖い。
汚染源は、産業廃棄物や不法投棄が主だという。
Agci-Agrital=Associazione generale cooperative italiane-Settore Agro-ittico-alimentare=イタリア協同組合総連合農漁業食品部門の副代表であるGiovanni Bascianoは、産業界や不法投棄などが本当の原因なのに、まるでは漁民たちの責任のように言うEUの政策を批判している。

マグロは、海洋生態系の頂点にあり、プランクトンや小魚が体内に取り込んだ水銀が生体濃縮されて、高濃度に蓄積しているという。

マグロはヤバイ!って話は、以前から聞いていたけれど、ついに警察が押収するところまで来てしまったのかと、ちょっとショックだ。

日本のスーパーでも、地中海産のマグロの刺身が売られているのだが、表面化していないだけで、これもまた、水銀に汚染されていると思って間違いなのだろう。

最近のコマーシャルで、沢口靖子とちびまる子が出ているシーチキンも気になっている。子供健康のために、ちゃんと食べようという体裁は取っているけれど、これもかなりヤバイんじゃないかと思っている。

先日も、回転寿司で、中トロを食べてきたんだけど、気をつけなければ、、、、まあ、脂ののった大トロなんて、高くてとても食べられないので、そのぶん健康にはいいのかもしれないけど、、、
メタボリック症侯群が問題となっている一方で、グルメグルメと踊らされているような気もする。
グルメの人は、きっと短命なんだろうな。
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2007年04月25日

suseこける

ここのところ、メインPCで使っていたopenSuSEのシステムアップデートをかけたら、コケタ。
起動はするんだけど、画面が固まった状態。マウスは動くのに、クリックしてもメニューは出てこないし、ウインドウも開かない。よーく見てみると、画面に表示されないだけで、動いてはいるみたい。
GUI環境から抜けて、コマンドラインでいろいろトライしても、何せLinuxはド素人なんで、何をどうやったらいいのかわからない。
仕方ないので、再インストール。以前入れた10.1が残っていたりしたし、ドライバがあんまりなくて使えないwindowsXP 64とデュアルブートにしていたので、バックアップをとった後、ハードディスクをフォーマットしてOpenSuSEをクリーンインストール。
ところがどっこい、アップデートをかけると、またもや同じ症状。
いろいろ安定してないレポジトリとか使っているから仕方ないんだけど、ライセンスの関係で、そういうのを使わないと、マルチメディアがだめだったりするので、その辺はつらいところ。

なんだかんだで、ここ数日で4〜5回インストールをし直している。
インストールし直すたびに、トラブル続出。
Linuxを本格的に勉強しないとダメポorz
多少の不具合はありつつも、せっかく安定して使っていたのに、ドツボにはまっている。
無料で使えるOSだから、こういったトラブルは自分で解決していかないとならないのはもちろんなんだけど、イヤーーまいったまいった。
というわけで、ここのところのブログの更新は、サブPCに入れたVistaからやっている。
これもまた、時間の問題で使えなくなるかもしれないので、SuSEの早いところ復帰せねばならない。
トラブルが続くようなら、別のディストリに変えてみるかな? マンダラケから変わったマンドリヴァなんか良いか知らん?
posted by tady at 22:03| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地球みたいな惑星発見

ESO=European Organisation for Astronomical Research in the Southern Hemisphereって団体が、太陽系の外側にある地球によく似た惑星を発見したそうだ。
イタリアのメディアに載っていたんだけど
http://www.rainews24.rai.it/notizia.asp?newsid=69361
ネタ元はここ
http://www.eso.org/outreach/press-rel/pr-2007/pr-22-07.html

本題とはそれるけど、イタリアのメディアのいい加減さはよく知っているので、ネタ元がわかる場合はできるだけそっちを見るようにしている。今回も、やっぱりって感じで、その惑星の属する恒星名前が違っていた。国営放送のRAIのニュースサイトを見たのに、Giese 581って書かれている。ネタ元のサイトでは、Gliese 581となっていた。まったく、オイオイって感じだ。

で、ニュースの方はっていうと
この惑星が属する恒星は、地球から20.5光年離れているところにあるそうで、惑星の大きさは地球の半分程度、気温は摂氏で0から40度と推測され、氷ではない液体の水が存在すると思われるんだそうだ。
http://www.eso.org/outreach/press-rel/pr-2007/phot-22-07.html
ここで、アーティスト・インプレッションと題された絵を見ることが出来る。

水が生命にとって非常に重要であるってことから、地球外生命体が存在する可能性もあり、今後の宇宙探索のターゲットとして注目すべき惑星だということらしい。

EOSのサイトは英語だけど、あちこちクリックすると、映像も見られるようだから、言葉はわからなくても、それを見ているだけで、ちょっとロマンをそそられる。

そうそう、宇宙がらみでいうと、スーパーマンの天敵、クリプトナイトが地球で見つかったらしい。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070425-OHT1T00162.htm
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2007年04月24日

水不足で大停電か?

イタリアで、水不足が深刻化しているようだ。
下院の環境委員会委員長レアラッチ(前イタリア環境連合代表)は、3月初旬の段階で警告していたらしいが、いよいよそれが現実の問題となってきたようだ。
ポー川の水位が非常に低下しているし、マッジョーレ湖の貯水量は、昨年に比べて6千立方メートルも少ないという。
環境大臣のペコラロ・スカーニオは、閣議に対し、非常事態宣言をを行うよう提案するとのこと。
というのも、異様な温暖化と干ばつによって、6月から7月にかけて、水力発電が使えなったり、火力発電のタービン冷却用の水がなくなり、8000MWの電力が失われることになりそうだという。
http://www.lastampa.it/redazione/cmsSezioni/cronache/
200704articoli/20847girata.asp


http://www.rai.it/news/articolornews24/0,9219,4531340,00.html

農業関係者も、2003年の大干ばつの再来を恐れている。このときは、50億ユーロの被害がでたという。
http://www.coldiretti.it/docindex/cncd/informazioni/292_07.htm

政府の計画では、ブラックアウトを招かないためには、4億立方の節水が必要となるとのことで、電力関係で1億5千万立方の節水、水源周辺の地方自治体には、7千万立方の節水、そして農業関係者には1億2千万から1億4千万立方(全体の必要量の8%)の節水を求めていく方針のようだ。

そういえば、あまりの暑さからか、先日、トレビの泉で、真っ昼間全裸になって泳いだって女性が、公然わいせつ罪ってことで捕まっている。
http://www.repubblica.it/2007/04/sezioni/cronaca/nuda-fontana-trevi/
nuda-fontana-trevi/nuda-fontana-trevi.html

ミラノ出身の40歳の女性だそうだ。
GWは、まだいいけど、夏場にイタリアに出かける方は、ご注意を! くれぐれも暑さにやられて、トレビの泉で泳がないように、、、(^_^)
posted by tady at 16:26| ローマ ??| Comment(4) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地中海のカメが変

ウミガメが、温度に敏感な動物だってことは、以前書いたかもしれない。何しろ、生まれるときからして、卵の埋まっている砂の温度変化によって、雄になるか雌になるかが決定されるというのだ。
そんなカメに、地球温暖化の影響が現れ始めているらしいってニュースが、レップブリカに出ていた。
http://www.repubblica.it/2007/04/sezioni/ambiente/tartarughe-problemi/
tartarughe-problemi/tartarughe-problemi.html

イタリアのリグリア海の海岸沿いで、5日間に5頭のウミガメが助けられたという。
これらの個体は、ジェノバ水族館に保護されたらしい。いずれもアカウミガメだったようだ。
普通イタリアでは、冬の間は、他の場所に回遊していくため、リグリア海でアカウミガメが見られることはないそうだなのだが、今年は、水温が高いままだったので、回遊しなかったのではないかってことのようだ。
ここ数日間で、ペーリャ、サヴォーナ、ジェノバ、カポ・ネロでカメが保護されている。
また、2月から現在までに、10頭あまりが見つかっており、ほとんどが雌のアカウミガメだった。
うち、3頭は、志望していたのだが、9頭は、ジェノバ水族館に保護された。
水族館の関係者は、実に異常な事態であると述べている。
例年では、冬期の海水温は、12から13度なのだが、この2ヶ月間、19度以下になったことがないそうだ。
冬の間は、船の航行も少なく、それでいてこれだけたくさんのカメが見つかっているってことは、事態はかなり深刻化もしれないとも述べている。
未だに科学的証拠や統計的なデータは出ていないので、気温の上昇によるものと断定はできないが、生物学的に見て、その可能性は否定できないってことらしい。それぞれの個体の健康状態は悪くなく、生存が危ぶまれるってことはなさそうだが、彼らのリズムに狂いが生じているってことはありそうだとのこと。

他にも記事があるかな?と思って、Google Newsイタリア版で、tartarugaで検索したら、いろいろ出てきた。
アドリア海側でも何頭もみつかっているようだ。
フォルリ、近郊でカメの死体が見つかったり、マンフレッドニアでは、漁民が網にかかったカメを保護団体に持ち込んだりしている。

この冬の異常気象は、イタリアに大干ばつをもたらすかもしれないって話も出てきている。これにつては、次の記事で。
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2007年04月23日

アメリカでイタリア語熱

レップブリカに面白い記事が出ていた。
そうそう、レップブリカは、経営者側と編集部とが合意に達して、ストは途中で終わったってニュースは伝えなかったな。
ともかく、こんな記事が出ていた。
http://www.repubblica.it/2006/a/sezioni/scuola_e_universita/
servizi/americaoggi/italiano-record/italiano-record.html


メインタイトルは、「米国で、イタリア語雪辱を果たす。大学でブーム」
アメリカに於いて、かつてイタリア語は、移民たちが話す言葉と思われていたそうだ。それも左官屋とか庭師、ウェイターといったブルーカラーの労働者の言葉というの一般的な認識だったらしい。
1956年にペンシルバニア大学のイタリア語の授業を受けたDaniel Bergerという人は、当時、出席をとるのに名前が呼ばれると、皆が振り返ったという。それは、最後が母音で終わらない名字は彼一人きりで、後は全員イタリア人移民の子供たちで、名字が母音で終わっていたからだそうだ。
Modern Language Associationってところの統計資料によると、1960年代にイタリア語を学んでいた若者は1万1千人。それが1970年になると3万4千人、1998年には4万人を超え、2004年には5万人、そして昨年2006年は6万人になったという。ほかの言語に比べると少ないのだが、この伸び率は驚異的で、1998年から2002年の間に30%も増えたという。
かつては、ルネッサンスの研究や、ダンテの「神曲」の研究などがメインだったのだが、現在の人気は、イタリアファッションやイタリア料理の人気が牽引しているとのこと。

70年代にもっとも人気があった言語はフランス語だそうで、当時は36万人が学んでいたそうだが、現在ではスペイン語74万6千人)に抜かれ、20万人まで減ってしまったそうだ。
3位はドイツ語で、70年代は、ビジネスに必要な言葉ということで人気があったのだが、現在は中国語とアラビア語に人気を奪われようとしているという。

海外で受けるアメリカ人の印象というのは、とにかくなんでも英語で押し通そうとするって感じがあって、英語が話せいない方が悪いみたいな傲慢さを感じるのだけれど、イタリア語や中国語やアラビア語を学ぼうという若い人が出てきているっていうのは、多少アメリカ社会も変化してきているってことなんだろうか?
スペイン語に関しては、ヒスパニック系の労働者たちを使うために、アメリカの金持ちは、メキシコの金持ちの家に子供を留学させるって話を大昔に聞いたことがあるし、スペイン語を話す人たちが大量にアメリカ社会にいるわけだから、他の外国語とは比較できないのかもしれない。
posted by tady at 23:19| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

劣化ウラン、因果関係不明なれど患者を支援

イタリア軍の軍事白書にあたるrapporto Esercito 2006が、4月20日に発表された。
今年はイタリア軍創設146周年にあたるんだそうだ。
その記者会見の場において、イタリア軍のトップ、il Capo di Stato Maggiore dell'EsercitoであるFiliberto Cecchi将軍は、イタリア軍兵士が、劣化ウラン弾による影響と思われる病に苦しんでいる問題に触れ、因果関係は不明なれど、患者を支援すると述べた。
http://www.lanuovaecologia.it/inquinamento/nucleare/7504.php
「これまでに、調査委員会によっていろいろと調べてきたが、劣化ウラン弾と病気の関係については、その関連性が明らかになっていない。軍としては、全面的に協力しており、一切の隠し事なく、データや情報を提供してきた。病気の原因をもっとも知りたいと思っているのは、軍であるからだ」と述べた。
「しかしながら、原因がいずれにあるにしても、軍事ミッションに参加した兵士たちが、病に苦しんでいるのは、事実であるので、支援を行う」ということらしい。

まあ、軍自体が、劣化ウラン弾が原因だとは認めないだろうが、それでも一歩前進ではあろう。
上院議員で、「劣化ウラン調査委員会」の長を努める共産主義再建党のリンダ・メナパチェは、委員会としても、早急に調査結果を出さなければならないが、この発表は歓迎すると述べている。
ちなみに、ダリオ・フォーのパートナーであり、前回の選挙で上院議員となった女優、フランカ・ラメもこの問題について、積極的に活動している。
http://www.francarame.it/
これが、彼女のサイトだが、デザインは、息子のヤコポ・フォーがやってるみたいで、かなり癖があるので、好みが分かれるかも。
このサイトの右側上の方に、イタリアのテレビ番組Striscia la notiziaで放映された劣化ウラン問題に関する動画にリンクが張ってある。
http://www.striscialanotizia.mediaset.it/video/2007/03/31/video_5242.shtml?adsl

イタリアの軍事白書は、2005年までは、ここからダウンロードできる。
http://www.esercito.difesa.it/root/chisiamo/rivmil_rappo.asp
2005年版をダウンロードしてみたのだけれど、写真は図が多くて、さらにイタリア語と英語で書かれていて、軍事白書ってよりは、軍の宣伝冊子って感じだった。
イタリア軍の「勇姿」を見たい方は、写真満載です。(^_^)
posted by tady at 17:45| ローマ ??| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

今週食べたラーメン07-4第3週

今週は、火曜日に職業訓練講習の面接があり出かける。午前中早々に終わってしまい、その周辺を小一時間ブラブラ。
それでも、一般的なラーメン屋(飲食全般だけど)の開店時間11時にはなっておらず、目についたラーメンショップ大和ってところに入った。ここは朝6時から深夜2時まで営業って書いてあった。
カウンターのみの店で、ニンニクと豆板醤のボトルがおいてあり、豚骨の匂いがしていたので、横浜家系ラーメンかと想像したのだが、出てきたのは、中細麺で、家系のようには太くなかった。スープは、コクが無く、化調の味がきつくて、あまり美味しくなかった。

水曜日は、職安の説明会に行く。午後からだったので、お昼は途中下車して、以前食べたラーメン甲子園の冨山ラーメンいろはで、白ラーメンを食べる。思ったよりも塩分は強くなく、あっさりしていて美味しかった。チャーシューも軟らかく、もう少し厚いと良いのにと思う。ただ、麺がいまいちだったな。

木曜日は休麺日。
金曜日は、ちょっと遠出をしようと思い、自転車で平和島に向かう。二郎に近いラーメンを出すという、鬚か暖々に行こう考えていた。
二郎には、直系といわれる二郎の看板を掲げている支店と、二郎でなんらかの形で修行をしながらも、暖簾わけではなく、別の店名でラーメン屋を開業している亜流と言われる系列、そして、二郎に影響を受けて、独自に二郎風ラーメンを出しているインスパイア系と言われる流れがあるそうだ。直系の支店の中にもいろいろと派閥というか、系列があるんだそうだが、僕はあんまり詳しくはない。
鬚は、小杉二郎の流れを汲む店だとの情報だったので、最終的に、いまだ食べたことのない、堀切系の流れを汲むという暖々にいくことにする。
多摩川の堤防に出て、ガス橋を渡り、大田区へ。途中、池上本門寺の前を通過し、梅屋敷商店街を通り抜けて、平和島の暖々に到着。
待客はなく、ひとつだけ空いていた座席にすぐに着席できた。待つことしばし、出てきたラーメンの見た目は、二郎風。麺も太めんで、ボソボソポキポキの食感が中々美味しい。ただ、スープにコクが無く、化調の味がとても強かった。
やっぱり鬚に行けば良かったかと、ちょっと後悔。
帰りは、来るときに素通りした池上本門寺に立ち寄り、再び多摩川まで出て、帰路に着いた。帰りは追い風だったので、かなり楽チンだった。
ただし、家の近くまで来たところで、ついに自転車の内蔵変速装置が壊れてしまい、走れるのは走れるのだけれど、ギアチェンジが出来なくなってしまった。ちょっと前から、うまくギアが切り替わらない時があり、そろそろかと思っていたのだが、ついにって感じだ。

土曜日。徒歩で、家の近くの大型店をいくつか回り、安い自転車を探す。どうにか、予算に見合、これならいいだろうって自転車が見付かったので、購入。試運転を兼ねて、白河中華へ。以前から気になっていた会津スペシャル注文。これは、つけ麺のつけ汁にワンタンが入っているってやつで、ワンタンの湯切りがあまり出来ていなかったせいか、汁が薄くなってしまったようで、いまいちだった。まあ、塩分の取り過ぎはよくないので、それはそれで良いかってことで、食べ終わる。
日曜日は、前日の晩、テレビで映画を見ながら深酒をしてしまったので、おとなしくしていた。
posted by tady at 20:41| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

イタリア語・方言・外国語

ISTATから、「イタリア語、方言、外国語」っていう調査が発表になった。
http://www.istat.it/salastampa/comunicati/non_calendario/20070420_00/
この調査は2006年に行った「市民と自由時間」という調査の一部として行われたもので、イタリア語、方言がどのように話されているのか、また、外国語の知識はどれくらいあるのかについて調査したものだ。
対象となったのは、2万4千家族、個人にするとおよそ5万4千人となる。
報告書の全文は、ここからダウンロードできる。全部で17ページ。
http://www.istat.it/salastampa/comunicati/non_calendario/20070420_00/testointegrale.pdf
調査手法については、
http://www.istat.it/salastampa/comunicati/non_calendario/20070420_00/Nota%20metodologica.pdf
で、こっちの方は、26ページもある。数式やらなにやら難しいので、ここでは触れない。
様々な表は、ここから
http://www.istat.it/salastampa/comunicati/non_calendario/20070420_00/Tavole%20allegate.zip
圧縮ファイルになっている。全部で44あり、エクセルファイルになっている。
どんな表があるのかは、インデックスがあって、それはここから。
http://www.istat.it/salastampa/comunicati/non_calendario/
20070420_00/Indice%20delle%20Tavole%20allegate.pdf

全部イタリア語だから、きっと研究者しか興味がないだろうと思うけど、一応、出典はちゃんとしとかないとね。

で、報告書の方を見ると、前半の1/3は、方言についてで、後は外国語の習得状況につての分析がおもになっている。
いつものように、全文読むのはかったるいので、新聞記事からの引用。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2007/
04_Aprile/20/dialetti_lingua_straniera_italiani.shtml

家庭の中で、どちらかというとイタリア語を話すっていう6歳以上のイタリア人の割合は、2006年には45.5%(2千505万1000人)で、友達同士ではイタリア語を話すが48.9%、外国人に対してはイタリア語を話すが72.8%となっている。つまり、家庭の中ではいまだに半分以上の人が方言を話していて、外国人に対しては、イタリア語を話すってことだ。
家庭の中で、イタリア語と方言をちゃんぽんではなしているのは32.5%、友達同士だと32.8%、外国人とは19%。
一方、家庭内で、イタリア語以外の言葉を使っている家族が5.1%あり、これは、移民が増加しているからであろとしている。
方言を使う人の割合は、年齢が高くなるほど多くなるそうだ。これは当たり前かな。
女性の方が、イタリア語を話す割合が高いそうで、家庭内でも友人同士でもイタリア語を話す女性は51.6%、これに対して男性は46%となっている。
学歴で見ると、高学歴者の方がイタリア語を話す割合が多く、地域的に見ると、中部から南東部で方言を話す割合が高いそうだ。
トスカーナでは、どちらかというとイタリア語を話すと言う人が83.9%、リグリアで68.5%、ローマのあるラツィオで60.7%。現代イタリア語は、トスカーナ方言が元となっているから、当然かな。
イタリア語話す人が少ないのは、カラブリア20.4%、ヴェネト23.6%、ナポリのあるカンパーニャが25.5%となっている。
南部の状況は、サルディニアを除いて、家庭内では70%の人が方言を使っているという。

イタリアの方言というと、シシリア方言とかナポリ方言が強烈なんで、南部の人は方言を話していると思ってしまうのだが、実は北部の人たちも方言を使っている。
サルディニアを除くというのは、サルディニア語は独特だからだろう。サルディニアでは、イタリア語を全く別の言語として学ぶので、文法的に正確なイタリア語を話すのはサルディニア人だと以前聞いたことがある。アクセントは別だけど、、、、これと同じ事を大昔聞いたのは、ウィーンに遊びに行ったとき。オーストリー人の友人がウィーンでもっともちゃんとしたドイツ語を話すのは、トルコからの移民だと言っていた。
長年イタリア語と付き合っていると、なんとなく方言がわかるようにはなるけれど、中々難しい。
ここのところお気に入りで、良く聞いているRAI2のpodcastに610って番組があるんだけど、
http://www.radio.rai.it/radio2/610/
ダウンロードはここからできる
http://www.radio.rai.it/radio2/podcast/lista.cfm?id=80
お笑い番組なんだけど、最近は方言を笑いのネタにしている。calabrese estremo=超カラブリア語とか、外国にいるローマっ子のための英語レッスンとか、ウンブリア語による会話なんていうのをやっていて、実に笑える。この番組を聞いて、改めてウンブリア方言を認識した。

さて、外国語についてだが、
6歳以上の人の56.9%は、外国が出きるって答えているのだが、そのレベルはかなり低いようだ。
もっとも多いのは英語で、次がフランス語、ドイツ語とスペイン語は、ずっと少ない。
流暢に外国語を話すことが出きるって人は、わずかに9.1%だそうだ。
ただ、どうやら女性の方が、外国語の習得はちゃんとやっているようだ。
英語をそれなりに話せるっていうのは、女性の方が多いとのことなので、イタリアに行って困ったら、若い女性に英語で話しかけるのが良いかもしれない。
しかし、それにしても、イタリア男の情けない様子が見えてくるような気がする。内弁慶で、外国語ができなくて、実際はマンマの尻に敷かれているっていう、、、、
posted by tady at 20:32| ローマ | Comment(1) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月20日

バイオプラスチック

EUが、バイオプラスチックを発明したイタリアの企業に、今年の発明賞を授与したんだそうだ。
http://www.coldiretti.it/docindex/cncd/informazioni/282_07.htm
バイオプラスチックとは、農業生産品を原料とした、生分解性のプラスチックのことだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E5%88%86%E8%A7%A3
%E6%80%A7%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF


日本でもコンビニ袋やスーパーでの買物袋を有料化しようという動きがあるのだけれど、イタリアでも同様で、環境のために、できるだけ使わないようにしようとしている。
この生分解性のプラスチックを使えば、環境に対するダメージをかなり減らせるってことらしい。
この手のニュースは目新しくはないのだけれど、上述の記事に、ヨーロッパにおけるプラスチック性(日本ではビニール袋と呼ぶけど)の袋の現状についてのデータがあったので、ちょっと載せておく。
ヨーロッパの市民が年間に消費するプラスチック・バッグの数は、1千億
捨てられて環境を汚している年間のトン数は100万トン
プラスチック・バッグに消費される石油は年間70万トン
その生産のために発生するCO2は、年間140万トン
プラスチック・バッグが分解するまでの年数は200年
ヨーロッパに輸出している国は、中国、マレーシア、タイ
プラスチック・バッグの代替としてバイオプラスチックを生産するための原料であるトウモロコシとヒマワリに必要な農地は、300万ヘクタールで、全体の1.5%
なんだそうだ。
日本の現状はどうなっているんだろうか? 今度調べてみようっと。
posted by tady at 23:49| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月19日

イタリア映画は無し

第60回カンヌ映画祭の参加作品が発表されたようなのだが、コンペティション部門には、イタリア映画が1本もないらしい。
http://www.ansa.it/opencms/export/site/visualizza_fdg.html_2140471912.html
コンペティション以外の部門で、イタリアの製作会社が作った2本のフィルムが参加するらしいが、パルム・ドールを争う作品は、無しってことだ。これは2000年以来のことだそうだ。
昨年は、話題作が目白押しだった感のあるイタリア映画界も、今年は一休みってことなのか?
Tre metri sopra il cieloの続編であるHo voglia di teが大ヒットしたみたいだけど、若者受けはしても、映画としては、あんまり良くなかったてことかも、、、少なくともTre metri、、は、僕もDVDをイタリア人の友人に買ってもらって手に入れたけど、結局最後まで見ることはなかった。原作も読んだけど、まあ、なんというか、、、、、、Ho voglia di teも原作は手元にあるんだけど、読む気がしない。
カンヌにノミネートされなかったからといって、イタリア映画がつまらなくなったとは思えないのだけれど、確かに最近は面白うそうなのはあんまりないようだ。
カンヌ映画祭は、5月なので、これから公開されるイタリア映画は対象にはならないのだろうけど、今、期待しているのは、ナンニ・モレッティが主演するという、ストレーガ賞受賞作品が原作の「Caos calmo」だ。どのような出来になるのか、ちょっと楽しみではある。原作はかなり面白かった。
posted by tady at 23:18| ローマ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

La Reppublicaスト中

イタリアを代表する新聞のひとつと言っていいラ・レップブリカが、4月16日から7日間のストに突入している。前代未聞の長さだ。
発行部数では、イタリアで一番売れている新聞だと思う。その理由は、労働協約に書かれていないにもかかわらず、長期病休しているジャーナリストの代用社員を雇うことを辞めると会社側が決定したことに対して、編集委員会が反発してのことらしい。
http://www.repubblica.it/2007/04/sezioni/economia/sciopero-repubblica/
sciopero-repubblica/sciopero-repubblica.html


しかし、一方で、本当の理由について、様々なことが言われているようだ。
http://www.iltempo.it/approfondimenti/index.aspx?id=1177603
http://www.opinione.it/pages.php?dir=naz&act=art&edi=85&id_art=1507&aa=2007
レップブリカの労働者たちが、熱くなった理由のひとつに、アフガン事件の影響があるようだ。殺されてしまった通訳の家族に対して、弔意金を集めて贈ろうという話が出た際に、会社側は、1銭も出さなかったそうだ。これは、タリバンとの関係を疑われていることを考慮して、会社としてお金を出すことはしないってことだったらしいのだが、会社側のあまりにも冷たい対応に、怒ったっていうのがあるらしい。
そして、もうひとつは、政治がらみの話である。レップブリカの経営母体である、エスプレッソ・グループのトップであるカルロ・デ・ベネデティは、中道左派の実業家として知られており、現在、左翼民主党とマルゲリータが合体して、「民主党」を結成しようという動きの中で、彼が党員証獲得第1号になるだろうという憶測が流れている。「民主党」のマニフェストでは、労働者の権利を謳っている訳だが、彼が経営するレップブリカの労働実態は、それに反するもので、労働者側は納得できないってことがあるらしい。
折しも、今週は、左翼民主党とマルゲリータの党大会が開催されいる。レップブリカは、中道左派の新聞と言われていて、民主党擁護の立場を撮っていた訳だが、今回は、あえてその時期にぶっつけて、ストを行ったという憶測もあるようだ。

新聞社の内紛でありながら、結構複雑な背景があるみたいだ。
posted by tady at 10:52| ローマ ??| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月18日

ENELの時代錯誤

ベッペ・グリッロのブログで知ったのだが、ENEL(イタリア電力公社)が、時代錯誤も甚だしい投資を決めた。
http://www.beppegrillo.it/2007/04/chernobyl_mon_amour.html
グリンピース・イタリアが、ENELの広告を批判する文書を公開している。
http://www.beppegrillo.it/immagini/Greeenpeace.pdf

ENELの広告のタイトルは
LA VERA RIVOLUZIONE È TORNARE AL NUCLEARE. SOVIETICO.
本当の革命とは、ソ連の原子力に戻ること

INVESTIRE NEL FUTURO. L’ENERGIA CHE TI ASCOLTA.
未来への投資。エネルギーがあなたの希望をかなえる。

LA VERA RIVOLUZIONE È NON CAMBIARE IL MONDO
真の革命とは、世界を変えないこと。

これを見ただけでも、ヘン! って思うのだが、内容は、ソ連が存在していた時代に、スロヴァキアに建設されていて、1993年に建設半ばでストップしている二つの原発を完成させるために、ENELが資金を投入するというのだ。
ENELによれば、この原発は、ソ連製の第二世代に続する加圧水式原発だそうで、時期的には、1970年代の技術が使われているという。それが、1993年に50%できたところでストップしており、それを完成させるために投資をするそうなんだけど、それを自慢げに述べている。投資額は18億ユーロだという。

イタリアでは、原子力利用の再開について、ここ何年も原子力推進側の動きが裏に表に行われていたのだが、それが、こんな形で出てきたわけだ。

この決定を批判しているグリンピースの文章について、改めて翻訳する必要もないくらい、ナンセンスな話だと思うのだけれど、ちょっとだけ触れておくと、この第二世代のソ連製原発というのは、改良型緊急冷却装置が付けられているのだが、防護壁は二重にはなっておらず、事故の際には環境へ放射能が漏れる危険が高いそうで、これをさらに改良した第3世代の原発も、ドイツが統一された際には、東ドイツにあったこの型式の原発は閉鎖されているという。

本当の革命とは、省エネと持続可能なエネルギーを使うことだってグリーンピースは言っている。
僕には、あったり前のことに思えるのだけれど、それにしても、ENELというか、イタリアの原子力推進派は、かなり焦っているんだろうか?
問題は、笑いごとでは済まないところで、ゾンビのように、旧式の原発が復活してしまうってことは、チェルノブイリをみてもわかるように、世界に対する危険が増すってことで、ただでさえ、気象変動で大変な事になるかもしれないって世の中で、ほんと冗談は病めてほしい!と思ってしまう。
posted by tady at 23:48| ローマ ????| Comment(3) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エコマフィア・レポート2007

今年も、イタリア環境連合から、エコマフィア・レポートが発表された。
http://www.legambiente.com/associazione/tnews.php?id=3873
この記事によると、カンパーニャ州における、カッモッラがらみの犯罪が、新記録を達成したそうだ。
ランキングはここからダウンロードできる。
http://www.lanuovaecologia.it/documenti/classifica%20illegalita.rtf
組織的な環境に対する犯罪行為は、1位がカンパーニャ、2位がカラブリア、3位がシシリア、4位がプーリャとなっている。
それぞれの地域には、次のような犯罪組織がある。
カンパーニャにはカモッラ
カラブリアにはンドランゲタ
シシリアにはマフィア
プーリャにはサクラ・コローナ・ウニータ

環境に対する犯罪(健康被害、景観の破壊、地域の破壊、文化財の破壊、動物や植物への害)といったものを行うことで犯罪組織が儲けている額は、230億ユーロになるという。不法投棄された廃棄物を積み上げると2600メートルの高さになり、野生動物の不法取引では、30億以上稼いでおり、不法建築も、2006年だけで3万件に及ぶという。
犯罪として摘発された件数は、23668件で、犯罪頻度は、1時間あたり3件ということになるそうだ。

今年から、この報告書は、Edizioni Ambienteという出版社から発売されることになったそうで、一般書籍として手に入りやすくなるみたいだ。
posted by tady at 21:42| ローマ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる |