2007年06月30日

Jurka捕まる

1年前の6月28日に「JJ1撃たれる」って記事を書いた。
イタリアの保護区を抜けだし、ドイツに侵入した熊が、撃ち殺されたって話だった。
今度は、その母親であるJurkaが捕まった。
すでに、4月の段階で、人間の居住近くに出没していて、危険であるってことで、地元では、問題になっていたようだ。
http://www.repubblica.it/2007/04/sezioni/cronaca/orsa-jurka/orsa-jurka/orsa-jurka.html
そしてついに、麻酔銃によって捕獲され、檻に入れられてしまった。
http://www.repubblica.it/2007/06/sezioni/ambiente/orsa-jurka/orsa-jurka/orsa-jurka.html
現在、どのような場所に移すのか検討されているようだが、問題は、この母熊と一緒にいた子供達が、親と同様に、人間に対して恐怖感を持たず、人間の居住地に近づくのではないかってことだ。

記事の見出しには、「規律の守れない熊が檻に入れられた」って意味の見出しがついているのだけれど、人間の決めた規律に従うような野生動物はいないわけで、問題は人間の側にあるはずだと僕は思っている。
もちろん、人間に危害をくわえるようなことがあってはならない。しかし、JJ1の記事を読んでもらえばわかるけど、元はと言えば、絶滅の危機にある熊を増やすために、人間が連れてきてしまったってことがあるわけで、、、、

人間ってなんて我侭なんだろうと感じてしまう。
posted by tady at 21:09| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫の手になりたい

昨日は、更新しようと思ったら、このブログがあるseesaaのサーバー障害で、緊急メンテを行っていると表示され、更新できなかった。
久しぶりに毎日更新が途切れた。
別に意地になって毎日更新をやってるわけではないし、不可抗力なので、致し方ない。

さて、更新と言えば、「小笠原海洋センター」のニュースページが順調に更新されていて、最新のタイトルが「猫の手」。
http://bonin-ocean.net/cgi.script/sfs2_diary/sfs2_diary/
島では「カメセンター」と呼ばれているが、いよいよカメシーズン真っ盛りに突入した模様。
僕は、まだウミガメの産卵を見たことがないので、こういうニュースを見ると、ワクワクしてくる。
こっちにボランティアの募集要項がある。
http://bonin-ocean.net/b-flame2.htm
7月は、男女ともにまだ募集中みたいだ。
現状では、ちょっと無理だけど、できることなら猫の手になりたい!
posted by tady at 01:49| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月28日

狼花 読了

大沢在昌著 「狼花−新宿鮫?」を読み終わった。
新宿鮫シリーズは、1巻目から読んでいるのだが、さすが流行作家だけあって、時代の動きを巧みに作品に取り入れている。

今回は、外国人犯罪の増加とヤクザの組織再編が大きな枠組みで、狂言回し役としてナイジェリアの不良外人を登場させている。
今までは、中国人やらコロンビア人だったのだけれど、いよいよアフリカ人の登場。日本という国が現在置かれている状況を、エンターテイメントの世界で、ちゃんと描いているところが、売れる故なのだろう。

元々は、作者自身もどこかで書いていたけれど、主人公は、警察の上層部に刃向かう元キャリア一匹狼の警官で、その恋人は、ロックスターっていうありえない設定で始まったこのシリーズも、今回は恋人の「晶」との絡みはほとんどなし。
登場人物も、なんとなく平板な感じがしたのだが、そろそろ煮詰まってきたのかしらん。

かといって、面白くないわけではなく、そこそこ楽しませてくれます。
posted by tady at 14:33| ローマ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ワインは虫歯を防ぐ

1日1杯のワインは虫歯を防ぐらしい。
ワインを飲んでいると、虫歯と歯茎の腫れを防ぐことができるんだって。
http://www.universonline.it/_sessoesalute/salute/07_06_26_a.php
http://www.newsfood.com/Articolo/Speciali/
20070627-Lavarsi-denti-vino-ecco-come-prevenire-carie.asp


ネタ元は、Journal of Agricultural and Food Chemistry って雑誌の6月号に掲載された記事らしい。
早速調べてみたら、出てきました。
http://pubs.acs.org/cgi-bin/sample.cgi/jafcau/2007/55/i13/html/jf070352q.html
英語で掲載されているけど、調べたのは、イタリアのパヴィア大学の学者らしい。

赤ワインであれ、白ワインであれ、虫歯を作るバクテリアの活動を阻害する物質を含んでいるらしい。
具体的に、どの成分が、阻害しているのかは、まだはっきりと分かっていないとも書いてある。
でも、1日1杯じゃ、足りないよなぁー
posted by tady at 12:39| ローマ | Comment(6) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月27日

シシリア火達磨

温度が一度上がると、死亡するリスクが3%上昇するって話をこの間書いたのだけれど、今、イタリアのシシリア島大変なことになってるみたいだ。
大熱波が襲ったようで、既に3名の死者が出ているとの事。
どんな様子なのか、ネットで調べたら、こんな記事が出てきた。
http://www.corriere.com/viewstory.php?storyid=63529
タイトルは、「シシリア火達磨」

熱波は漸くひと段落したみたいだが、シシリアでは42度や43度になったところもあるようだ。
激しい乾燥のため、火事多く発生したようだが、その原因の90%は、人間が原因だとか。
電力消費量も跳ね上がり、シシリアでは停電も発生したらしい。
既に次の熱波の来襲が7月10日からの週に予想されているそうだ。
しかし、40度を超えるとは、ほんと、大変な事態だ。2003年にも大熱波があって、イタリアやフランスなどでも多くのお年寄りが死んだのだが、今年もかなりやばそうだ。

2003年の熱波については、去年の記事だが、こんなサイトがあった。
http://www.worldwatch-japan.org/NEWS/ecoeconomyupdate2006-5.html
posted by tady at 14:35| ローマ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月26日

一度で3%

イタリアにおいて、温度が1度上昇するたびに、死亡するリスクが3%上昇するという調査結果が、Apatから発表された。Apat=Agenzia per la protezione dell'ambiente e per i servizi tecniciとWHOが共同で行った調査のようだ。
タイトルは、
Cambiamenti Climatici ed eventi estremi: rischi per la salute in Italia=気候変動と極端なイベント:イタリアにおける健康リスク(直訳だが、極端なイベントとは豪雨や洪水、極端な気温の上昇などを指していると思う)。
フルレポートはここ
pdf" target="_blank">http://www.conferenzacambiamenticlimatici2007.it/site/_Files/reportAPATOMS.pdf
全部で182ページもある。
19ページに、気候変動によって、直接的間接的にどのような影響が、健康に及ぼされるのかの概念図がある。
次いで、イタリアのCO2の排出量について詳しい数値が出ており、その結果実際にどのような気候変動がイタリアに起きたのか、夏日や熱帯夜の日数や猛暑に襲われた年の状況など、数多くの図版を使って、詳細に述べられている。
さらに、降雨量の変動により、砂漠化がどのように進むのか、動物や植物、農業にはどのような影響を与えるのかについても、検討されている。
これは、今年9月に開催される気象変動に関する全国会議に向けてのキャンペーンの一環として発表されたようだ。
発表されたばかりなので、今のところここで、大臣やら環境保護団体のトップのあいさつが、PDFダウンロードできる。
http://www.apat.gov.it/site/it-IT/

ここに簡略にまとめられているようなので、引用しておく。
http://www.lanuovaecologia.it/inquinamento/clima/7800.php
気温が上昇することで、たとえばナイル熱などの病気が拡大し、水を介しての伝染病も増加すると思われる。サルモネラ菌による汚染は、温度が1度あがるごとに、5から10%増加するという。

WHO欧州の環境健康問題担当のイタリア人Roberto Bertoliniは、もはや議論をしている余裕はない。既に、予測された出来事が現実のものとなってきており、すぐに対策を立てなければならないと述べている。
posted by tady at 05:50| ローマ | Comment(1) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

ニンニクは百薬の長

以前、イギリスのBBCがニンニクはヴァイアグラに匹敵する効果があるって報道したことで、イギリスでニンニクが売り切れるって騒動があったらしいのだが、
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2007/01_Gennaio/12/aglio.shtml
今度は、Coldirettiが、ニンニクは長寿の元であるって発表をしたんだそうだ。
http://www.coldiretti.it/docindex/cncd/informazioni/447_07.htm
この記事によると、ヨーロッパで一番の長寿国であるイタリアの長生きの元はニンニクなんだって。
ちなみに、イタリア人の平均寿命は、男性77.2歳、女性82.8歳となっているそうだ。

イタリアの年間ニンニク消費量は5万トンで、地中海ダイエットの重要な食材となっており、ニンニクを摂取することで、高血圧の予防効果や糖尿病の治療効果、コレステロールの低減効果などがあるそうで、さらに風邪の予防やしつこい咳を鎮める効果もあるんだそうだ。
元々ニンニクは、自然の抗生物質として何世紀にも渡って民間治療薬として使われてきているという。

で、効果があるのは、イタリア国産のもので、種類も実にたくさんあるらしい。
Sulmonaの赤ニンニク、Vessalicoの白ニンニク、Ufitaのニンニク、Molino dei Tortiのニンニク、Resiaのニンニク、Masseseのニンニク、Catelliriの赤ニンニクなどなど、地方の特産品として、イタリア料理に珍重されているんだそうだ。

イタリアは年間2万5千トンのニンニクを海外から輸入しており、その大半は、中国・エジプト・トルコ産らしいのだが、買うときは、ラベルを良く見て、新鮮なイタリア産を購入するように、Coldirettiは述べている。

脂こってりで、塩分たっぷりの二郎を食べるときは、ニンニクマシマシマシくらいにすると、大丈夫かもしれないなどと思ってしまうのであった。ほんとかいな???!!!
posted by tady at 20:29| ローマ | Comment(2) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月24日

今週食べたラーメン07年6月第3週

今週は、水曜日に最後の実習があり、訪問介護に同行した。どんなお家にお邪魔したかは、個人情報保護の観点から、書くことは出来ない。
で、その実習は午後からだったので、向かう途中で、相模大野二郎を食す。
ちょうどお昼時で、15人以上の行列。決められた時間までに、約束の場所までいかねばならず、間に合うかどうかやや焦る。それでも、結構回転率がよく。思ったほどかからずに着席できた。
前回来たときは、野菜がやけに少なかったので、小ヤサイニンニクを頼む。カウンター席から厨房の中を見ていたのだけれど、店主は、人を見るらしく、僕のところに来るはずの丼は、今回もヤサイの盛りが少なめだった。ニンニクヤサイコールをしたので、それでようやく他の丼と同じくらいの量となった。
確かに、小柄の中年男だと、あまり盛りを多くしても食べきれないと判断されても仕方がないのだが、、、、、
待ち合わせの時間も迫っていたので、一気に食べて、席を立った。
訪問介護への同行なわけで、ニンニクの匂いがプンプンしていてはまずいので、駅のトイレでしっかり歯を磨き、口臭を抑えるミント系の消臭錠を口に放り込んで約束の場所に向かった。
実は、実習が終わった後、もう一軒寄ろうと思っていたのが、万青年(おもと)だったのだけれど、昼に二郎を食べてしまったので、夕方になってもお腹が減らず、見送り。

金曜日は、訓練コースがお休みだったので、急遽お誘いのあったストランディングに行ったのだが、午前中に早々と調査を終了したので、みんなで、ラーメンを食べることに。
横須賀で気になっていたラーメン屋若松を提案。皆でそこへ向かった。
お店の外観は、まるで日本そばやのよう。なかに入るとカウンター席のみのこじんまりしたラーメン屋で、細麺の和風ラーメンがメインのお店だった。
中華そばを注文。出てきたのは、澄んだスープに極細麺の上品なラーメン。トッピングには京菜が乗り、チャーシューの上にはクコの実が3粒。そこそこ美味しかったのだけれど、スープがややしょっぱかった。

亀屋さんの事務所に戻り、調査に使った機材を降ろし、撮った写真をパソコンに移したりしたあと、インドネシアの紅茶とパッションフルーツをご馳走になった。調査したデータの入力など、仕事のお邪魔をしてはいけないってことで、早々に事務所を後にする。

お昼のラーメンがあまりに上品で物足りなかったので、事務所近くにある六角家に立ち寄る。横浜家系ラーメンの有名店なのだが、未食だったからだ。
麺固め、油少なめ、味薄めを注文。最近味が落ちているというネットの情報があったのだけれど、さすが有名になるだけの味は維持していた。今まで食べた家系ラーメンの中でも美味しい部類に入ると思った。
横浜西口の吉村家、横浜スカイビルの壱八家、そしてこの六角家が今のところ僕の中では家系ラーメンのベスト3だな。

翌土曜日は、カメゼミに誘われていたので、品川へ。午後からだったので、ちょっと早めに行って、未食だった品川二郎を食べる。この時も、待ち客は10人以上いて、約束の時間を気にしながら、列に並んだ。どうにか、間に合いそうな時間までに着席できて、小ニンニクを食べる。脂がかなり多く、スープはしょっぱめ、豚はしっかりと噛みごたえのある塊で、これもしっかり味が付いていた。ヤサイはシャッキリした茹で加減で、麺はやや固め。しっかりと小麦の味がして美味しかった。
カメゼミで、若い人たちの発表を聞き、前回のカメゼミで感じたのと同じような物足りなさを感じた。みな若くて真面目なんだけど、目的意識や情熱って面が今ひとつ希薄な感じ。まあ、自分が彼らと同じ年齢のころのことを思い返してみれば、それも致し方ないかもと思うものの、それでも実にもったいない気がした。せっかくかめの研究をするのなら、もう少し目的意識をしっかり持てば、若い力を無駄に浪費しなくてもすむのになんて思ってしまった。
これは、まだまだ時間がたっぷりある若者たちへのやっかみかもしれないんだけど、、、、
で、夕方からは親睦会ってことで、居酒屋へ。最近の若者達の飲みっぷりは、ずいぶんとおとなしいのでこれもびっくり。2次会まで付き合って、さあ帰ろうって時に、亀屋のSさんから「ラーメン食べてくぞ」の声。いずれにしてもどこかで食べるつもりだったので、当然参加。ただ、だいぶ酔っていたので、店名の記憶があやふや。多分「一こく」であったと思う。
ラーメン屋に入り、席に付いて、どのラーメンにしようか迷っていると、脇から、生ビール3つの声。気がつくと、目の前にジョッキが置かれていた。ビールをぐいっとあおっていると、ラーメンもすぐに出てきた。
かなりこってりの豚骨ラーメン。味もかなり濃かったが、飲んだ後なので、気にならなかった。
気になったのは、二日続けて、ラーメンを2杯食べていること。お腹まわりがやばいなぁーってこと。

日曜日は、前日の最後のビールが効いたのか、やや二日酔いぎみで、家でダラダラ。午後から、少し汗をかかなければと銭湯へ。体重計に乗って、愕然。2キロも増えていた。サウナに入り、汗をしっかりかいたんだけど、そう簡単に減るものではない。先週末といい、今週末といい、自転車にも乗ってないし、あんまり体を動かしていないのに、焼肉食べたり、ラーメン食べたり、ガンガン飲んだりしていたツケが、回ってきたのだ。
来週の日曜日には、BBQのお誘いもあったりするんだけど、かなりやばい状況になりつつある。
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2007年06月23日

ユージニア 読了

恩田陸の「ユージニア」を読み終わった。
夜のピクニック」が面白かったので、図書館でこの著者の本ってことで、手に取ってみた。
なんでも、直木賞候補になった作品らしい。また、日本推理作家協会賞もとっているそうだ。

装丁がすごく凝っていて、お、面白そうと思わせる。
内容は、章ごとに別々の登場人物が、一人称で「誰か」に語りかけるように話が進んで行く。
試みとしては非常に面白いのだが、読みづらいことこのうえない。
それでも前半は、いったい何が起きたのかって興味をそそるように構成されていて、読み進んで行ったのだが、後半になって尻すぼみの感じ。
タイトルとなった「ユージニア」の由来について語るところでは、「なんだそりゃ!」って思ったし、種明かしもちょっとこじつけっぽい感じがしてしまった。
評価は人それぞれだろうけど、はっきり言って、僕には合っていなかった。
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2007年06月22日

ストランディングに行ってきた。

今日は、訓練休っていう日で、どうしてだか分からないけどお休みだった。
昨夕の事、明日は休みだし、どこにラーメン食べ行こうか? などと考えていたら、珍しく携帯が鳴った。
携帯に電話がくることなど、ほとんど無いので、誰からだろう? と思ったら、亀屋のSさんからだった。
確かインドネシアに行ってると聞いていたので、ちょっとびっくり。数日前に帰国されたとのことだった。
電話の内容は、以前ここにも書いた「カメゼミ」が、今度の土曜に行われるとのことで、それへのお誘いだった。
さらに加えて「明日、ストランディングがあるけど行く?」とのこと。二つ返事で「行きます。行きます」と返答。
というわけで、今日は、横須賀までストランディングに行ってきた。

前回行ったストランディングについては、このブログの「今週食べたラーメン07年3月第4週」で、カメゼミについては今年の1月21日に書いている。

だいたいいつも、千葉の館山方面の事が多いので、今日も千葉だろうと思いつつ、亀屋さんの事務所に向かった。
ところが、今日は昨日に続いて横須賀だとのこと。また、タグがついていて、小笠原で放流したアオウミガメの可能性があると言われ、ちょっとワクワク。
詳しいことは、亀屋さんの団体のサイトにあるので
http://cgi.elna.or.jp/news/diary.cgi?no=162
こちらを見ていただくとして、個人的な感想などを少し書いておく。

初めて、きちんとカメの解剖を見ることができて、大満足。
解体作業を見学しながら、解体する手順や、臓器の様子など、実に興味深かった。

まずは、外観がどうなっているかをチェックし、甲羅の長さなどを図る。
デジタル温度計を肛門から差し込み体温も測定。体内では発酵が始まっているらしく、温度が高かった。

次にカメを仰向けにし、首筋から包丁を入れ、背中の甲羅とお腹の甲羅の境目を切り進み、グルッと1周。背と腹の甲羅を切り離したところで、お腹側の甲羅に付いている筋肉を削ぐようにして甲羅を切り離す。
甲羅の中が見えてくる。それほど腐敗が進んでいなかったので、臓器の形は、割と良く分かった。
死亡してから温度が高かったのだろう、腸内で発酵が進んでいたらしく、まず目についたのはは膨らんだ半透明のピンク色の腸。へーと思うくらい、綺麗だった。

まず、前足を支える筋肉を切り開き、骨を外して、前足を取り去る。次に、肝臓と胆嚢を丁寧に切り取り、病変がないかをチェック。思いのほか肝臓が大きいのに驚く。
首の部分を切り開き、口からつながっている食道と気管を確認し、食道の方から切り取り、消化器系の臓器を順に調べていく。食道・胃・小腸と切り進み、内容物をチェック。大腸は、長いので一度取り出して容器に移す。
大腸を取り出したところで、膀胱をチェック。そして膀胱の下には生殖腺があり、ここで雌雄をチェック。今回はオスだった。ウミガメは、成熟するまで外観からは、雌雄の違いが分からないので、今回のような未成熟な個体の場合は、ここで初めてオスメスの違いが分かるのだそうだ。
生殖腺のすぐ後ろには、腎臓が二つ、甲羅に張り付くようにあった。
背中の甲羅から引き剥がすようにして、腎臓を取りだし、これもチェック。
続いて、今度は気管から呼吸器系の臓器の調査。気管を切り開きながら肺へ。
この時点で、カメの甲羅の中は、ほぼ空っぽとなる。残った後ろ足を股のところで二つに切り分け、直腸と肛門をチェック。
最後に容器に移しておいた大腸を切り裂いて、内容物などをチェックして、腸の長さを計測。

だいたいこんな手順だった。

付いていたタグは、やはり小笠原で放流されたカメのものだった。
目の前の死体が切り刻まれ、解体されていく、ある意味生々しい様子を見ながら、どんな風にして、小笠原から横須賀までたどり着いたのか? どうして死んでしまったのか? なんてことを思っていた。

後で分かったことだが、2005年1月1日の海開きの時に放流されたうちの一頭だということだった。
僕は、2006年1月1日の放流に参加したことがあるので、放流時のカメの大きさを実感できたから、放流日時がわかったことで、改めて、放流から2年半で、ここまで育つのかという感慨を持った。
僕が放流に立ち会ったカメさんたちは、今頃どうしていることだろう。死体として海岸に流れ着くようなことなく、すくすくと育っていて欲しいものだ。
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Harry Potter 0day(ハリポタ秘密漏洩事件)

発売前のハリポタ最終巻の結末が、ハッカーによって暴露されたらしい。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Spettacoli/2007/
06_Giugno/21/harry_potter_finale_storia.shtml


出版元であるBloomsbury社のパソコンに侵入して、最終巻の出版前の原稿をゲットしたんだそうだ。
その動機は、現ローマ法王ベネディクト16世が、未だラッツィンガー枢機卿だった頃、「ハリー・ポッターは、新たなパガニズム(キリスト教から見ての異教)をもたらす悪しきものである」と発言したことがあるそうで、この発言自体、超保守派の彼らしい発言だと思うのだが、このハッカーは、その言葉に従い、ハッキングしたという。

どんな結末かについては、ここにある。発売まで、結末を知りたくない人は、見ないように。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Spettacoli/2007/06_Giugno/21/pop_harrypotterfine.shtml
ただし、イタリア語なので、登場人物の名前が一部変わっている。イタリア語版ハリポタの登場人物名が原作と同じではないことは、かなーり以前書いたと思う。

で、元ネタ探しをしたところ、「Harry Potter 0day 」というネット上に流れている文書が、その大元らしい。
ググればあちこちで引っかかると思う。とりあえず
http://seclists.org/fulldisclosure/2007/Jun/0380.html
http://groups.google.co.uk/group/n3td3v/browse_thread/thread/aa414030897f111d
などで読める。こっちは英語
重要な登場人物が二人死ぬことになるってのは、かなり以前から、原作者も口にしているようだが、それが誰かは未だにわかっていない。今回の「怪文書」には、はっきりと書かれている。
さて、これが本当なのかどうかは、原作が発売されてみなければわからないわけで、穿った見方をしてしまえば、これも一種の宣伝なのかもしれない。
もう一つ面白かったのは、ネットワークセキュリティ関係のニュースサイトでも、ハリポタ秘密漏洩事件が報道されていること。この人たちは、物語の内容は関係なく、全く別の視点からこの事件を見て居るんだろうな。
posted by tady at 06:08| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

イタリア人は怠け者

ISTAT=イタリア国立統計局から、イタリア人がどれくらいスポーツをやっているのか?っていう調査結果が発表となった。
http://www.istat.it/salastampa/comunicati/non_calendario/20070620_00/
レポートはここからPDFでダウンロードできる。
http://www.istat.it/salastampa/comunicati/non_calendario/
20070620_00/testointegrale.pdf

レップブリカが報じた記事はここ
http://www.repubblica.it/2007/06/sezioni/sport/numeri-sport
/numeri-sport/numeri-sport.html


調査は2006年5月に行われたもので、3歳以上の国民のうち、1717万人(30.2%)が何らかのスポーツをやっているそうだ。そのうち、継続的にスポーツをやっている人は20.1%。健康のためと言う人が10.1%となっている。
これは、1995年の調査(スポーツをやっている人26.6%)や2000年の調査(30.0%)に比べると伸びている。
しかし、一方で、スポーツを含めて、まったく運動をしないと言う人も増えていて、41.0%にもなるという。
中でも若年層で、運動をまったくやらない人の割合が増えているらしい。
レップブリカの記事にもあったけど、イタリア人の運動不足が心配されるということだ。

また、スポーツの傾向も大きく変わってきているようで、昔はサッカーが一番人気だったのだが、現在は減少傾向で、エアロビクスやフィットネスなどの運動が一番人気となっているようだ。
中でも急速に伸びているのが、ダンスだそうで、6年間で倍増しており、50万人ちょっとから108万人へと倍増しているそうだ。
サッカーの人気に陰りが見え始めているみたいだ。かなり以前の報道でも、昨年、サッカースタジアムに行ったことのある人よりも、演劇や映画を見に行った人の方が多かったという。

ISTATの報告書には、年令別や性別の詳しい統計資料が出ているので、読み込んでい行くと、面白そうだ。
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2007年06月20日

610CLOPEDIA

ここのところハマっているRAI2のラジオ番組のひとつが、610って番組だ。
ライブではもちろん聞けないので、PodcastのデータをダウンロードしてiPodで聞いている。
どうでもいいような、ある意味くだらないお笑い番組なんだけど、イタリアの現状を知るためには、とっても役に立っている。
いろいろなお笑いシリーズがあるのだけれど、この春からずーっとやっているコーナーの一つに、610CLOPEDIAっていうのがある。イタリア語で百科事典はEnclclopediaというのだが、それをモジッテ、610の百科事典ってことで命名されたらしい。
聴取者が疑問に思った言葉を質問として番組に寄せると、聞いている人がその質問に答えるって形で、イタリア語の、主に話し言葉の意味や語源について知ることができる。

ずーっとイタリアのラジオ番組を聞いていて、今回初めて認識したのだが、イタリアの学校は6月中旬からおよそ3ヶ月の夏休みに入る。ラジオ番組もそれに併せて、6月中旬に番組改変があり、夏場はそれまでライブで放送していた番組が、録音番組に衣替えするらしい。(全部ではないけれど、、、、)

というわけで、610も夏場は、今まで放送した番組を再編集して、放送されている。それにタイミングを併せて、ホームページの方もリニューアルして、今まで寄せされた様々な質問とその答えをまとめた610CLOPEDIAが、公開されている。
http://www.radio.rai.it/radio2/610/610clopedia.cfm
イタリア語を学んでいる人には、かなり勉強になる辞典となっている。
僕も、ネタ切れになったら、面白そうな言葉の意味や語源を紹介しようかな、、、、

もうひとつ気になっているのが、海外に住むローマ人のための英語講座ってシリーズで、ローマっ子たちがつかう方言を、そのまま英語に直訳しているのがあって、これもそのうちまとめてくれるといいのだけれどなどと思っている。
posted by tady at 23:15| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8万2000年前の宝飾品

モロッコで、8万2000年前の、貝殻で出来た宝飾品が見つかったんだそうだ。
http://www.repubblica.it/2007/06/sezioni/scienza_e_tecnologia/
ornamenti-antichi/ornamenti-antichi/ornamenti-antichi.html


ネタ元は、アメリカのPNAS(Proceedings of the National Academy of Sciences)って雑誌の6月12日号の記事。
http://www.pnas.org/cgi/content/short/104/24/9964
要約は読めるけど、記事の全文は、購読してないとダメみたいだ。
とりあえず、どんなところの何て言う研究者たちが発見したかは要約からも分かる。

で、イタリア新聞記事からの引用になるんだけど、今まで、中東やヨーロッパで発見された一番古いと言われている宝飾品よりも、3万年も遡るという。
宝飾品がなぜ重要かというと、現代的社会の基礎となる行動の芽生えを示すものだからだそうだ。

およそ4万年前にヨーロッパに居たネアンデルタール人には、装飾品の文化は無かったと思われるそうで、絵の具を体に塗ることは行っていたと考えられている。装飾品の文化がヨーロッパに入ってくるのは、ホモ・サピエンスがヨーロッパの支配権を確立したと思われる36000年まえくらいからなんだそうだ。
(文面から察するに、この時点では、まだいわゆる宝飾品ではなかったみたいだ)

今回モロッコで見つかった貝殻を使った宝飾品に使われていたのは、Nassarius gibbosulusとい種類の貝だそうで、これは、イスラエルやアルジェリアで見つかっているものと同じ貝で、同じ技術が使われているそうだ。これは、アフリカから文化が伝播していったことを証明しているという。

現代も、アフリカで産出される金やダイヤがヨーロッパやアメリカ、そして日本にも流れ込んでいる訳だが、そこには、文化の伝播ではなく、先進国がアフリカに物質文明の悪い部分を押し付けているような気がする。
宝飾文化を生み出した、自分たちの遠い先祖に対する敬意の念があっても良いのかもしれない。
僕自身は、まったく関心が無いけれど、、、、
posted by tady at 09:36| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

2060年に世界は滅ぶ

万有引力を発見したアイザック・ニュートンが、錬金術師であったのは有名な話だけど、エルサレムの大学が開催している「ニュートンの秘密」っていう展覧会に、ニュートンが2060年に世界が滅ぶって書いた手書きの文章が展示されて居るんだそうだ。
イタリア語の記事
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Scienze_e_Tecnologie/2007/
06_Giugno/18/newton_fine_mondo.shtml

http://www.lastampa.it/redazione/cmsSezioni/esteri/200706articoli/22812girata.asp
と、エルサレムの大学のサイトのオリジナル記事
http://www.huji.ac.il/cgi-bin/dovrut/dovrut_search_eng.pl?mesge118215035732688760

これらの記事によると、書かれたのは1704年のことだそうで、1936年にある研究者がオークションで購入。その後1969年にエルサレムの国立図書館に所蔵されたそうだ。
公開されるのは今回が初めてなんだそうだ。

ニュートンが2060年に世界が滅ぶとしたのは、聖書を研究した結果だそうで、なんでもダニエルの予言書という聖書に出てくる数字やら歴史やらを研究した難しい本を解読したらしいんだけど、科学的根拠は無いようだ。

イタリア語の記事にもあるけど、ニュートンは、近代科学の祖であると同時に、最後の錬金術師だったってことのようだ。
wikipediaが参考になるかも
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B6%E
3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%
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ニュートンの予言はともかくも、昨今のいろんな現象をみていると、地球温暖化だとか、環境汚染の問題にちゃんと取り組んでいかないと、それよりも前に地球が滅んでしまうようなことになりかねないと思っちゃうんだけど、、、
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2007年06月18日

今週食べたラーメン07年6月第2週

今週は(というか先週だけど)、月曜日から実習が始まり、普段とは違う場所に3日間通った。

というわけで、途中通過する青葉台で、月・火とラーメンを食す。

月曜日に食べたのは「おがわ」細麺で透明な鶏がらスープであった。味付け半熟卵が半分乗っており、味がしっかりついて、ちょっとしょっぱめだが、美味しかった。チャーシューはちょっとあぶってある感じ。なかなか美味しくてスープまで完飲。

 

火曜日は、「しかた」へ。お店は、一見ラーメン屋らしからぬ風情。注文したのは醤油ラーメン。スープは、煮干し、鯛、ねぎ風味から選ぶことができ
る。僕は焦がしねぎを選ぶ。出てきたラーメンのスープやや濁りがあり、一口吸うと、魚介系の香りがした。麺は極細。おがわよりもさらに細いかも。こちらも半熟卵が半分乗っていた
が、味付けではなかった。スープまで完飲。

 

土曜日、小笠原関係のオフ会が新宿焼肉屋であった。そこで、せっかく都内に出るのだからと映画を見ることにした。
しかし、その前に小腹が空いていたので、ささっと食べられ、夜の焼肉に影響しないラーメンってことで、博多天神でラーメンを食べた。今週は、やたら細麺が多かった。
オフ会は、相変わらず和やかな雰囲気で、たくさん食べ、たくさん飲む。それでも、ワイワイと話ながらのためか、悪い酔いすることもなく、帰宅時には、またもや空腹感に襲われたので、ちょっとやばかなぁーと思いつつ、渋谷で途中下車して梵天で今週初めて二郎系太麺を食べて帰った。

翌日曜日は、これまたミクシィ関係のワインの試飲会に出かけた。場所は銀座。時間は、午後1時ごろから4時までで。会場に向かう前に、ラーメン屋を探すが、気になっていたラーメン屋は土日はことごとく定休日で、ラーメンは断念。
試飲会では、スペインのシェリー酒を中心にいろいろと飲む。つまみもそこそこ美味しかった。試飲会が終わり外に出るとまだ明るく、酔っ払って帰宅するのは、ちょっと恥ずかしい時間で、二次会へと流れる。その後、3次会まで飲んで、結局帰宅したのは夜遅くなってからであった。
最後に飲んだテキーラが効いたのか、今日は二日酔いで、一日大変な思いをした。もう若くはないことを実感。やれやれ


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2007年06月17日

コマンダンテ

オリバーストーンが撮った、フィデル・カストロへのインタビュードキュメンタリー映画「コマンダンテ」を見てきた。
インタビューは2002年2月に行われたものだそうだ。オリバー・ストーン自身がキューバに赴き、カストロに30時間に渡ってインタビューしている様子を100分にまとめてある。
劇場に入って座ると、すぐ脇にいた中年カップルが、「どうやら全編インタビューらいしいよ。それだとちょっとしんどいね」などと話しているのを耳にした。僕自身も、午前中に庭仕事などをやっていたので、きっと睡魔に襲われるだろうなと思いつつ、見始めたのだが、あっという間の100分だった。
時に、社会派監督であるストーンから、厳しい質問がなされるのだが、それをうまーくはぐらかしたり、あるいは乗せられて今まで話したことが無いということを話してしまったり、そしてなによりも、キューバ革命の理想を、80歳という年齢で情熱を持って語る姿は、実に魅力的だった。バックにはノリのいいラテン・ミュージックが流れ、キューバの歴史を振り返りながら、まったく眠くなることなく、見終えてしまった。

アメリカでは、2003年のサンダンス映画祭で一度上映されてきりで、その後は政府の許可が降りずに上映されていないそうなのだが、カストロの魅力故のことであろうと、納得してしまった。
カストロが存命中に、キューバを訪れたくなった。

政治家、あるいは独裁者としてメディアで報じられるカストロだが、この映画を見ると、彼が素晴らしい思想家であ
ることが良く分かる。
映画を見ながら考えていたのは、日本には、これだけの思想とカリスマ性を持った政治家はいないなぁーってことだった。

徹底した無神論者でありながら、人々を癒す宗教は、認めるという発言や、自分は、自分自身にとっては独裁者だが、国民に対しては、国民の奴隷であるという発言、世界を変えるには、もはや武力では無理である。あるいは、環境問題を解決しないと世界は早晩滅ぶであろう。などという発言は、政治家としてのポーズである部分もあるのだろうが、実に考えさせられる。
キューバが、第三世界への無性医療援助を行っていることは、あちこちで読んだが、この映画の中でも、カストロとストーンが、医大を訪れる場面があり、そこには、ラテンアメリカの多くの国から来た若者達が学んでいた。

スタッフなどのクレジットはすべてスペイン語。ストーンが英語で話、30年もカストロの通訳をやっていると言う女性が、即座にスペイン語で通訳し、カストロがスペイン語で答える。その内容が日本語字幕になるわけだが、字幕では伝えきれていない部分も結構あった。また、有名な作家などの文章がスペイン語字幕で出たりもして、頭の中で英語とスペイン語と日本語がゴチャゴチャになってきて、なかなか大変ではありました。
DVDにでもなったら、発言内容を確認しながら、もう一度見てみたい映画でした。
posted by tady at 09:28| ローマ | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

今日はGay Pride@Roma

この間、Doc(同性の事実婚を認める法律案)に反対するカトリック系の大きな集会「Family Day」がローマで開催されたのは、お知らせした。
6月16日土曜日は、Gay Prideが、やはりローマで開催される。主催者側は、10万人の参加を予定しているらしい。
http://www.repubblica.it/2007/06/sezioni/cronaca/gay-pride/gay-pride/gay-pride.html
事実婚に対する政府の方針が定まらず、今回も、どの閣僚が参加するか、いろいろと話題になっているようだ。
明日か明後日には、この集会の様子が報道されると思うので、詳しいことは、それまで待ってね。

この集会の公式ホームページだと思われる
http://www.romapride.it/
を見ると、ラツィオ州、ローマ県、ローマ市も協賛として名を連ねている。
集会の後には、Gay Villageという夏の期間ローマで開催されるイベントのプレイベントも行われるようだ。
http://www.gayvillage.it/

先日は、ロシアで行われたGay Prideが政府によって弾圧を受けたそだから、それと比べると、イタリアはまだましなのかも、、、
posted by tady at 13:37| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月15日

David di Donatello賞2007発表

今年のドナテッロ賞が発表された。イタリアのアカデミー賞と言われる賞だ。

最優秀作品賞は、ジュゼッペ・トルナトーレ監督のLa Sconosciuta(邦題「題名のない子守唄」今秋公開予定)。

トルナトーレと言えば、「ニューシネマ・パラダイス」が日本でも大ヒットした監督で、知っている人も多いと思う。

最優秀監督賞も同監督が受賞している。

 

最優秀新人監督賞は、今年のイタリア映画祭でも上映された、キム・ロッシ・スチュアートが「気ままに生きて」で受している。

最優秀脚本賞は、サンドロ・ペトラーリャで、作品名はMio fratello e' figlio unico。ペトラーリャは、「輝ける青春」や「犯罪小説」の脚本を手がけた人だ。

最優秀主演女優賞は、La sconosciutaで主人公を演じたKsenia Rappoport。

最優秀主演男優賞は、Mio fratello e' figlio unicoのElio Germanoが受賞している。彼は今年のイタリア映画祭のおりに来日している。

また、イタリア映画祭で上映された「新世界」も最優秀撮影賞、最優秀衣装賞を受賞している。


最優秀外国映画賞は「バベル」が受賞。若手監督へ贈られるDavid Giovaniは、Rosso come il cielo(邦題「ミルコの光」)を監督したCristiano BORTONE が受賞している。
詳しくはここのサイトでどうぞ
http://www.daviddidonatello.it/schedaannoultimo.php
英語のページはイギリスの国旗をクリック。
 

こうしてみると、イタリア映画祭で上映された作品が3つも受賞しているわけで、今年のイタリア映画祭がとっても充実していたと感じたのは、あながち誤りではなかったようだ。

 

posted by tady at 18:23| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

10人中9人は携帯を保有

イタリアの選挙報道を見ていると必ず出てくる名前がある。DOXAってマーケティングの会社だ。読み方はドクサ。
この会社が、若者とハイテク機器との関係を調査したようだ。
http://www.repubblica.it/2007/06/sezioni/scienza_e_tecnologia/
teenager-tech/teenager-tech/teenager-tech.html


その調査によると、2006年末の段階で14歳から18歳だった若者の10人中9人は携帯を保有しているそうだ。
テレビは相変わらず友達で、本はほとんど、あるいは全く読まないらしい。
携帯メールは、重要なコミュニケーション手段になっているようだ。

パソコンインターネットにアクセスするのは、平均で週4回。そのうち88%は、勉強のための資料探しだそうで、これままあいいかも。その他84%の子供たちは、メールやチャットを利用しており、74%は動画のダウンロード、65%が音楽のダウンロードで、オンラインショッピングを利用しているのは21%だそうだ。(複数回答OKの調査みたいだ)

ほしいと思っているのは、デジカメiPodだとか。

DOXAのサイトはここ
http://www.doxa.it/
このサイトをみると、どうやら6月12日13日に開催されたティーンエイジャー2007って会議に向けての調査だったようだ。
http://www.teenager.somedia.it/
このページからプログラムを見ると、若者をターゲットとしたマーケッティングの会合のようだ。
若者の集う場所としてのマクドナルドなんて発表もあったみたいだ。
詳しく調べたいのだけれど、今日はもうダウン。
来週あたりから、もう少し更新できるかもしれないので、それまではお茶を濁しておきます。_(_^_)_
posted by tady at 23:10| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月13日

アリバイ

アリバイとは、日本語で言うと現場不在証明ってことになる。犯罪現場に居なかったってことを証明することで、犯人ではないってこと証明するわけだ。
アリバイの語源はラテン語のalibiであり、その意味は「他の所に」ってことで、犯罪が起きたときに他の所に居たっていみになる。
イタリア語でもalibiという。でもイタリア語では別の意味もある。それは逃げ口上・言い訳・口実。

ということで、実習で疲れ切ってしまって、書きたいネタはあるものの、イタリア語を読みこなすだけのパワーが残っていないので、毎日更新を途切れさせないためのalibiってことで、うんちく話をしてみました。

語源を知ることは言葉を理解する上でとっても役に立つし、面白い。
今日は正直にalibiだと泥を吐いたのだけれど、正直って単語はsinceroという。英語で言うsincereである。sincerelyなんて単語は、英文の手紙の最後によく書いたりする。
で、この語源が面白い。
sinはスペイン語でも同じ意味なのだが、「無い」って意味。ceraは蝋って意味なんだけど、オー昔、大理石の円柱を作るときに、中をくり抜いて、蝋を詰めてごまかしたことがあったそうで、ごまかしのない、蝋を使わず中まで大理石って意味で、sincera=蝋がないって言葉が生まれたんだそうだ。
逃げ口上をアリバイ的に記事にしたんだけど、内容はまあまあうんちく話が詰まっていて、sinceraですよね?
posted by tady at 23:14| ローマ ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

働きすぎ

ILO=国際労働機関の発表によると、全世界で働き過ぎの人が6億人もいるんだそうだ。
今日聞いていたpodcastのイタリアラジオ番組で言っていた。
元ネタを探そうと、ILOのサイトを覗いてみたのだが、
http://www.ilo.org/global/lang--en/index.htm
該当する記事は見つからなかった。
イタリア語のサイトにあったのはこれ
http://www.ilmessaggero.it/articolo.php?id=2846&sez=HOME_ECONOMIA
この記事によると、世界で一番働きすぎなのはペルーなんだそうだ。
ILOが調査した50ヶ国のうち、週48時間以上働いている人の割合がもっとも高いのはペルーで、50.9%、その次が韓国で49.5%、3位がタイで46.7%なんだそうだ。
一方労働時間が短いのは、イギリスが25.7%、オーストラリアが20.4%、スイスが19.2%、米国が18.1%、ノルウェーが10%ととなっている。

ちなみに、イタリアは調査対象となった50ヶ国には入っていないんだって。きっとあんまり働かない国だから調査しなくてもOKって担当者が思ったのかもしれない。

ILOのサイトを見ていたら、6月12日は、子供の労働反対国際デーだったらしい。
http://www.ilo.org/ipec/Campaignandadvocacy/WDACL/2007/
lang--en/WCMS_IPEC_CON_HTM_WDACL07_EN
英語を読む気力がないので、イタリア語サイトの見出しだけを紹介すると、全世界で1億3千200万人の子供達が、農業分野で不法労働を強いられているらしい。
http://www.repubblica.it/news/ired/ultimora/2006/
rep_nazionale_n_2304014.html?ref=hpsbdx4


でも、生きるための稼がなければならない状況に置かれている子供たちはたくさんいるはずだ。
今年のイタリア映画祭で上映され、現在一般公開されている、「それでも生きる子供たちへ」
http://kodomo.gyao.jp/
の中でも、ブラジルで生きる子供たちが描かれていた。
こういう映画を見ると、子供たちの労働を止めさせるためには、社会全体を変えていかなければならないってことが良く分かる。
子供が働かなければならな状況を作っているのは、大人たちであるってことも、、、
ただ一方で、生きるために必死で働いている子供達のほうが、日本の子供達のように労働の大切さもわからず、テレビゲームやケイタイや、そしてまた援交に走る女子高生よりも、よっぽど健全であるってことも感じている。
でもそれは、日本の大人達の投影であり、子供たちに何かをエッラソーに教えるのではなく、大人たちこそが(僕も含めて)、自らの生き方を糺さなければならないのかもしれないとも思っている。
posted by tady at 23:07| ローマ ????| Comment(5) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月11日

アマゾンを守れ!

Googleブラジルアマゾン流域に住むSurui族の若きリーダーが協定を結んだ。
http://www.repubblica.it/2007/06/sezioni/ambiente/amazzonia/amazzonia/amazzonia.html
アマゾンの森林は不法伐採などにより破戒されつづけている。
アマゾン流域を生活の場としているSurui族は、これまでも森林伐採に反対してきたが、すでに11人の族長が、この闘いの中で命を落としているという。
アマゾン流域の森林を守ろうとして、殺されてしまったシコ・メンデスの話は有名だが、彼らSurui族も今や1万2千人にまで、人口が減少しているという。

そこで、若きリーダー(32歳とある)Almir Narayamoga Suruiは、アメリカに飛んで、グーグルと協定を結び、彼らの住んでいる地域の森林を、高解像度の衛生