2007年09月30日

ワインで記憶が良くなる???!!!

イタリアの農業関係の団体、Coldirettiのサイトのニュースは、出典がかなりあいまいで、内容的にも強引なところがあるように思うのだけれど、面白いものも多い。
で、今度は、「1日2杯のワインは、記憶を良くする」ってのが出ていた。
http://www.coldiretti.it/docindex/cncd/informazioni/699_07.htm

この記事によると、ニュージーランド(僕的には、アオテアロアって呼びたいんだけど、、、)のオークランド大学の研究者が、Journal of Neuroscienceって雑誌の最新号に発表した論文によると少量のアルコール摂取は、記憶力を高めるという実験(僕的には動物実験には反対だけど、、、)結果が出たんだそうだ。
全文は、購読しないと読めないようだが、英文の概要(アブストラクト)は、こちら
http://www.jneurosci.org/cgi/content/abstract/27/39/10456
もちろん、大量のアルコール摂取は、脳細胞の記憶に関する部分を阻害するという。

ここからが、Coldirettiの真骨頂なんだけど、

これは、地中海ダイエット(イタリア語でいうダイエットは、ちょっと意味が違って、正確に言うと「地中海地域の伝統的食生活」ってことになる)が、利にかなったものであることを裏付ける論文だ。
って方向に話を持っていっている。

地中海ダイエットとは、パンとパスタ果物、野菜、エクストラヴァージン・オリーブ・オイル、それに食事の時に必ず飲むワインからなっていて、イタリア人のこうした食生活があればこそ、男性の平均寿命77.2歳、女性の平均寿命82.8歳という、EU内で最も平均寿命の長い国となったのだ。

と続き、そして、なんと! 地中海ダイエットの良さが科学的に証明されつつあるので、EUの支援を受けて、ユネスコを説得して、「地中海ダイエット」を、ヴェネツィアやアルベロッベロ、マチュピチュなどと肩を並べる世界遺産に登録させよう!
と記事は結ばれている。

ほんと、大風呂敷を広げるって言葉がぴったりかもしれない。でも、こういう発想って重要かもしれない。
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2007年09月29日

只今実験中

仕事中にパソコンを使えない職場で働きだしたので、携帯の重要性が増してきた。
そんな訳で、携帯からブログへの投稿や携帯向けのページ設定などを実験中。
まあ、携帯から記事を書くことは、まず無いと思うんだけどね。
posted by tady at 04:25| ローマ ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イタリアIBM労組ヴァーチャル・スト

面白い世の中になってきたもんだ。
イタリアIBMの社員が、ヴァーチャル空間であるSecondLife内におけるストライキを呼びかけた。
そして9月27日、SecondLifeに登録しているIBM社員たちのAvatarが、現実世界と同じようにSecondLifeの中でストライキを行った。参加したのは、呼びかけに答えた世界30ヶ国、1853人。

現実世界のイタリアIBMでは、労使交渉が決裂。抗議の一つとして、実際のストライキではなく、ヴェーチャルでのストライキとなったらしい。
呼びかけたのはイタリア三大労連のIBM支部の労働者たちで、彼らが共闘して組織されたRSUのサイトがここ
http://www.rsuibmvimercate.it/

参加の仕方を、英語・イタリア語・ポルトガル語・フランス語で紹介したページも作られたようだ。
http://www.union-network.org/uniwebmasters.nsf/slibm?openform
また、ブログもできている。
http://ibmslprotest.blogspot.com/

この呼びかけは、イタリアのメディアなどに取り上げられ、彼らの主張が広く伝えられることになった。
実際、L'unita'(元イタリア共産党の機関紙で、現在も左派系の新聞)でも伝えられている。
http://www.unita.it/view.asp?IDcontent=69160
http://www.unita.it/view.asp?IDcontent=69228
労組側は、ストライキ成功を伝えている。
ヴァーチャル空間でのストライキが、現実世界に影響を与えるという、面白い状況になっている。
posted by tady at 04:04| ローマ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月27日

ヴェトナムで新種発見

WWFが、ヴェトナムで、新種の蛇や蝶、蘭など11種類を発見したそうだ。
場所は、緑の回廊と呼ばれている地域。
詳しくは、英文だけど、ここ
http://www.huegreencorridor.org/
index.php?option=com_content&task=view&id=73&Itemid=1&lang=en


また、イタリア新聞ラ・レップブリカのサイトには、そのうちの9種の写真が出ていた。
http://www.repubblica.it/2006/12/gallerie/ambiente/nuove-specie-wwf/1.html

もう30年ほど前、メキシコにいたときに、当時メキシコの実験農場で働いていた日本人と知り合いになったことがある。彼は、蘭の愛好家で、休みの日は、山の中に新種の蘭を探しにいくと行っていた。なんでも、新種が発見された分かると蘭の愛好家たちが殺到して根こそぎにしてしまう危険があるとかで、新種発見については、注意しないといけないって話をしてくれた。

今回も5種の蘭の新種が発見されているのだが、蘭愛好家の世界でどのように受け止められているのか、ちょっと興味がある。
posted by tady at 15:56| ローマ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月26日

"C'entro in bici"

Coldirettiのサイトに、イタリアの若者がどれくらい自転車に乗っているか?って調査の話が出ていた。
http://www.coldiretti.it/docindex/cncd/informazioni/684_07.htm
日付は9月22日になっていて、先週末に行われたノーカーデーにさきがけて発表されたものらしい。
この記事によると、イタリアの若者の7割以上、およそ4人に3人は、自転車にほとんど乗らないか、まったく乗らないと答えている。
どれくらいの年齢層を対象に、何人くらいに聞いたのか、記事からは分からないが、出ている表を訳しておく。
QUANTO SPESSO USI LA BICICLETTA ?

どれくらいの頻度で自転車に乗りますか?
Nessuna risposta(無回答)
0,39%

3 o 4 volte la settimana(週3−4回)
10,53%

 

mai(全く乗らない)
20,73%

 

quasi mai(ほとんど乗らない)
50,59%

tutti i giorni(毎日)
9,88%

tutti i week-end(毎週)
7,88%

Totale(合計)
100,00%
自動車による大気汚染問題が深刻で、自動車ではなく自転車を利用しようと、環境団体などが呼びかけているのだが、実態はまだまだみたいだ。

僕の場合は、好きなラーメンを食べて摂ったカロリーはちゃんと消費しなければってことで、自転車であちこちラーメンを食べに行っているわけだが、家にある車よりも自転車の走行距離の方が、ずっと多いかもしれない(現在間もなく900キロ)。慣れると、駐車場を気にしなくていい分、自転車の方が楽だったりもする。

イタリアの自転車事情について、ネットを見ていたら、"C'entro in bici"って言葉が目についた。
いろいろ調べてみると、バイク・シェアリングのイタリア版らしい。ここでいうバイクとは、モーターサイクルではなくて、バイシクルのバイク=自転車のことだ。日本では、サイクル・シェアリングって言葉の方が使われているみたいだ。
つまり、みんなで自転車をシェア=共有して、利用しようってシステムのことだ。
イタリア語の"C'entro in bici"って言葉は、掛け言葉になっている。Centroとは、中心のことで、イタリアの街の中心を言う。ローマ時代からの街の作りは、多くの都市でそのまま維持されていて、街の中心部は、道も狭く、石畳だったりする。つまり、そういった街の中心部は自転車で走ろうという意味が込められているのだろう。
また、C'entroとなると、自分は関わりがあるという意味も含まれる。
現在、地方自治体などが行っているバイク・シェアリンの取り組みについて、こんな記事を見つけた。
http://www.correrenelverde.com/bici/centroinbici/centroinbici.htm
今のところイタリア全土で、バイク・シェアリンされている自転車の台数は900台あまりだそうで、まだまだ普及しているとは言い難いが、それでも新しい試みとして、注目したい。

ボローニャもちゃんと取り組もうとしているようでこんなサイトもあった。
http://urp.comune.bologna.it/WebCity/WebCity.nsf/5cf59f3096f4e560c125669f0058bcc2
/e562cd07e69eb1c7c125709d0032b7e5?OpenDocument

観光客が利用できる街は、あんまりないようだが、ラヴェンアなんかは、観光客向けにも用意しているみたいだ。
地道な取り組みかもしれないけれど、こういうシステムが根づくことができれば、イタリアの若者の意識も変わってくるだろうし、大気汚染問題も、多少なりとも改善されるのではないかと思う。頑張ってほしいもんだ。
イタリアの自転車事情は、このサイトにいろいろな情報が出ている。
FIAB - Federazione Italiana Amici della bicicletta
イタリア語だけど、、、、

posted by tady at 22:03| ローマ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

world contraception day

今日は、world contraception day=世界避妊の日なんだそうだ。ベルリンで国際的な催しが予定されているらしい。
これは、望まない妊娠によって、中絶を行ったり、母体を傷つけることがないように、避妊についての意識を高め、教育を行っていこうという取り組みで、世界のNGOや企業などが一緒になって行うものらしい。
スローガンは「Live your life before you start another」で、ここがホームページとなっている。
http://www.your-life.com/scripts/index.php
医薬品会社のBayerは力を入れてるみたいで、こんなページもあった。
http://www.viva.vita.bayerhealthcare.com/index.php?id=36&tx_ttnews
[tt_news]=12074&tx_ttnews[backPid]=75&cHash=202318e5c8

日本の参加することになってるみたいだけど、ネットで調べた限りでは、日本産婦人科学会が、理事会で議論したらしい文書は見つかったけど、他に何か取り組みが行われているのかは不明。
http://www.jsog.or.jp/about_us/minutes/pdf/GIJIROKU/h18_08joumu.pdf

で、ベルリンでの催しを前にして、イタリアの産婦人科学会が、イタリアの若者たちの性行動についての調査結果を発表している。
http://www.corriere.it/Rubriche/Salute/Medicina/2007/09_Settembre/24/
contraccezione_second_life.shtml

1100人の女性に聞いたところ、イタリア人女性の半数は、まったく無防備なセックスをしているという。
また、傾向として、全体の中絶の数は減っているものの、移民女性の中絶の数が増えているんだそうだ。
避妊に対する意識を高めるために、若者の間で人気のヴァーチャル空間「セカンド・ライフ」の中に、医療のためのビルを建てて、相談を受け付けることも始めたそうだ。

さらに、Durexからも、性に関する調査が発表されている。このブログでも2年前に書いたんだけど、世界的コンドームメーカーであるDurexは、ネット上で性に関する調査を行っている。その最新調査結果が発表されたようだ。
イタリアのサイトによると、これまでも何回か書いてきたように、ラテン・ラヴァーの神話が崩壊しつつあると見出しがついている。
http://www.lastampa.it/redazione/cmsSezioni/societa/200709articoli/26101girata.asp

よりよい性のためにという調査結果は
http://www.durex.com/JP/sexual_wellbeing_globeflash.asp
で見ることができる。
26ヶ国を対象に行われたオンライン・インタビューの結果らしい。
一覧表はこちら
http://www.durex.com/JP/sexual_wellbeing_graphPrint.asp
さらにネット検索していたら、日本語のブログも発見
http://questionnaire.blog16.fc2.com/tb.php/1316-1acb6dc0
こっちのほうは4月に書かれているので、同じデータかどうかは、不明だけど、数値を比較してみるとだいたい一緒みたいだ。

少子高齢化が言われる日本だけど、この調査結果を見ると納得してしまう。26ヶ国中最下位なんだもん。
望まない妊娠は避けるべきだし、STD(性病)にも注意が必要だけど、もう少し愛し合っても良いのかもしれない。
日本の世の中が、弱者切り捨て、金儲け主義の「愛のない」社会になりつつあるのでなければ良いんだけど、、、
posted by tady at 16:52| ローマ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月25日

携帯は、子供たちのライナスの毛布

チャーリー・ブラウンスヌーピーが出てくる漫画、ピーナッツの登場人物の一人であるライナス・ヴァン・ペルト(Linus Van Pelt)がいつも手にしているのが、いわゆる「ライナスの毛布=安心毛布」である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%
8A%E3%83%83%E3%83%84_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)


イタリアの消費者団体MDC=Movimento Difesa del Cittadino(市民防衛運動)が、行ったBaby Consumers(=幼年・若年消費者)に関する調査結果を発表した。
http://www.mdc.it/online/
その概要は、ここからPDFでダウンロードでき
http://www.helpconsumatori.it/data/docs/Sintesi%
20Rapporto%20MDC%20Baby%20Consumers%2021-09-07.pdf

全文は、こっちからダウンロードできる。(いずれもイタリア語)
http://www.helpconsumatori.it/data/docs/Rapporto_Baby_Consumers_2007_DEF.pdf
フルレポートは86ページもあるので、概要の方をざっと読んだので紹介しておく。

幼・若年層に対する調査は今回が2回目だそうで、前回、2005年11月に行った調査は、テレビやCM、食べ物に関しての調査だったのだが、今回は、携帯を中心として、パソコンやweb、iPod、テレビゲームに関するものだった。
調査対象となったのは、イタリアの8歳から15歳までの子供たち2693人で、全部で35の質問をしている。それは、大きくわけて、携帯を持っている子供たちと持っていない子供たちに大別されるのだが、調査結果は、なかなか面白い。
調査対象となった年齢層の携帯電話の所有率は、実に84.4%で、多くは親が買い与えたものだ。
携帯を持つ意味としては、親から見て、子供がどこにいるのかチェックを入れるためっていのが、子供たちの間でも共通の認識となっているようだ。
面白いのは、携帯の電源を切るべき場所はどこかという質問に対する回答で1位は、学校の授業中。これは日本にも当てはまるかもしれない。ところが2位が教会の中というのが、いかにもイタリアらしい。
携帯の電磁波が健康に害があると認識している子供たちは、61.9%あり、体に良くないととは思っているものの、携帯をポケットなど肌身に近いところで持ち歩くとこたえたのは76.6%。害があるかもしれないけど、肌身離さずもっている子供たちがいるのも確からしい。
最近の子供たちは、孤独を感じており、その孤独を癒す道具として携帯を考えているらしい。
つまりは、ライナスの毛布ってことだ。

イタリアでの調査ではあるが、日本の若者たちにも当てはまるのかもしれない。

フルレポートには、末尾に用語解説がでている。新しい技術や社会現象を知るためのイタリア語辞典としても役立つ感じだ。
また、このレポートは、若年層をターゲットとする企業にも、参考になる調査かもしれない。追記
posted by tady at 21:17| ローマ | Comment(2) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月23日

今週食べたラーメン07年9月第3週

先週、今週と土日月の三連休が続いた。そんなわけで、ただでさえ曜日の感覚がずれてきているのに、今の仕事は、連休なんてかんけなーいから、ますます曜日が分からなくなってきている。
で、1週間の終わりを確認する意味も込めて、今週食べたラーメンを書こうと思っているのだが、仕事を始めたばかりで、昼間はお弁当、夜はラーメン食べにいく時間は無くなり、結局休みの日だけになってしまった。
まず月曜日。敬老の日でお休みだったわけではなく、シフト勤務の都合でお休みだったのだが、休みなら都心の道路は空いているだろうってことで、目黒二郎に自転車で行ってきた。丸子橋を渡り、526を脇に見ながら、ひたすら中原街道を大崎広小路までひた走る。そこで左折して山手通りへ。大鳥神社をこえたところで目黒二郎に到着。休みのせいもあってか、結構並んでいた。30分ほど待って着席。ここは回転率が良くて、着席したらほどなくラーメンが出てきた。麺を一口食べて、うーん二郎の麺って感じられるちょいと固めでモソモソした感じの太麺。ワッシワッシと食べ進む。豚もなかなかいい感じ。スープは相変わらずちょっとしょっぱめだけど、いやうまかった。帰りは目黒通りを多摩川方面に向かい、二子玉川経由で帰宅。ちょいと運動不足気味だったのだが、かなり走ってだいぶ解消できたはず。

週日は朝から夕方まで仕事。週半ばで、二郎切れを感じるも、ラーメンを食べにいける状況にはなく、じっと我慢。
土曜日も仕事で、日曜日にやっと休みがとれた。で、その前日に、関内二郎からは、この日に昔の助手さんが1日だけ復帰するってことで、特別メニューを用意するってメルマガが入っていたので、空模様を気にしながら関内二郎に自転車で向かった。家を出たのは12時ちょっと過ぎ、途中で図書館によって本を返したりしたので、昼の営業時間の2時半までつけるかどうか、かなりあせる。
途中、六角橋を通過するときに、新店を発見。ネットで調べたら、9月7日に開店した花月系のチェーン店らしい。宣伝用の写真を見る限りは、かなり二郎に似てるんだけど、味はどうなのだろう? 機会があったらそのうち食べてみようと思いつつ、関内二郎を目指して、スルーする。
どうにか、2時ごろに関内二郎に到着したんだけど、信じられないほどの長蛇の列。50人以上は並んでいたと思う。途中の図書館で見つけた「ダヴィンチ・コード」を読みながら、ひたすら待つこと1時間半。ようやく着席することができた。この日の特別メニューは、粉チーズとカレーのトッピング。こんだけ待ったのだからってことで、それを注文。
出てきたラーメンは、かなーりジャンク度の高いラーメンだった。しかし、粉チーズのかかった部分の麺をすすると、「なんじゃこりゃ!」と驚きの味。まるでパスタを食べているようだった。次にカレーのかかった部分を食べると、カレーうどんともちと違う微妙な味。食べ進むうちに、粉チーズもカレーもにんにくも混じり合って、ジャンクフード以外の何者でもない味となっていった。豚は関内二郎独特のバラ肉を丸めた柔らかいもので、相変わらずうまい。
かなり胃にこたえるであろうと思いつつ食べたのだが、それほどでもなくあっさり完食。スープをちょっと飲んだのだが、それも悪くない味だった。でも、やっぱり僕の定番、小ニラキムチがベストかな?
予定をかなり過ぎて、食べ終わったのは4時近く。慌てて帰路についた。
posted by tady at 22:49| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

European Mobility Week2007

今週一週間(9月16日から22日)はEuropean Mobility Weekだった。
公式サイトはここ
http://www.mobilityweek.eu/
そしてなぜか日本語の公式サイトもあった。
http://www.cfdjapan.org/

というわけで、どんなウィークなのかは、日本語方式サイトを参照してもうらことにして、イタリアの状況について書いておく。

この催しに際して、La Nuova Ecoligiaにこんな記事が出ていた。
http://www.lanuovaecologia.it/muoversi/comportamenti/8097.php
フランスにある経済研究所BIPE(http://www.bipe.fr/)が、フランス、イギリス、スペイン、ドイツ、イタリアを対象に行った、自家用移動手段(マイカーなど)と公共交通機関に関する調査によると、ヨーロッパ各国では、自家用車などへの依存度が減少しているのに対して、イタリアは1996年から変わっていないというのだ。イギリスでは8%、ドイツでも4%減少しているという。

記事の中には、フェラーリのせい? それともイタリアン・ウェイ・オブ・ライフが原因か? と思われがちだが、そうではないと書いてある。

最大の原因は、公共交通機関が整備されていないか、サービスの質が悪すぎて利用できないってことらしい。「タクシーを捕まえるのは、宝くじを当てるようなものだ」なんて表現が使われていた。
必然的に、ガソリンが高騰しても、人々は自家用車を使わざるを得ないってことだ。イタリアの車の保有率は、人口1.4人に対して1台の割合で、ヨーロッパで1番だそうだ。

また、ISTATの6月−7月の統計によると、自動車市場は伸びつづけているそうで、
BIPEの予測でも、2015年まで、毎年ガソリン自動車が1.5%ずつ、ディーゼルが0.5%ずつ伸びていくという。ヨーロッパの他の国では、毎年それぞれ0.5%と2%ずつの減少傾向にある。

イタリアでは、毎年冬になると、気象の関係から、都市部の大気汚染がひどくなり、大変な問題となっているので、この傾向は実にヤバいのだ。
22日(イタリアでは23日らしい)が今年のフリーカーデーになっていて、ヨーロッパの1300都市が参加するという。
イタリアは40の都市が参加するらしい。
http://www.lanuovaecologia.it/inquinamento/atmosferico/8095.php

元々イタリアは、自国の自動車産業を発展させるために、高速道路の建設など道路行政を優先させてきた歴史がある。そのため、公共交通機関のインフラ整備が遅れているのだろう(ちゃんと調べたわけではないけど、、、)
それに公共交通機関のストもやたらと多いので、確かに自家用車に頼りたくなるのは分かるんだけど、方針転換を図らないと、地球温暖化問題より以前に、イタリア都市部に住む人たちの健康が蝕まれてしまうのではないだろうか?
posted by tady at 09:31| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月22日

現場の面白さ

小笠原海洋センターを運営しているELNA(このブログのお気に入りを見てね)のサイトに、面白い話が出ていた。
絶滅が危惧されるウミガメの一種、タイマイの産卵地から海賊がいなくなったって話だ。
詳細はこちらを読んでもらえば良いのだが
http://www.elna.or.jp/indonesia/kimar.html
ウミガメ保護と海賊が関係しているとは思わなかった。
海賊って言葉を聞いて連想するのは、今の若い人だったら、「パイレーツ・オブ・カリビアン」だったりするのかもしれない。
でも、ウミガメ保護のフィールドワークの場で、今現在も海賊が出没してるっていうのはちょっとビックリ。
環境保護というと、ついつい机上の空論になってしまったり、自らの生活をストイックにすることで環境保護をしていると勘違いしてしまったり、どこかにお金を寄付すれば、誰かかが保護してくれると思ってしまうのが、普通だと思うのだけれど、現場っていうのは、もっとスリリングでヴィヴィッドなのかもしれない。まさに「事件は現場で起きている」ってことなんだろう。

そして思うのは、「現場」を経験することで、感性が磨かれるってこと。
ELNAの代表のカメ屋、Sさんのコラム「ウミガメの独り言」の中で、暑さの違いについてかかれた文章があるのだが、
http://www.elna.or.jp/column/no45.html
この文章を読んで思わず頷いてしまった。
僕の感覚でいうと、暑さと言うよりも太陽の光と空の青さの違いだ。僕が経験した場所で言うと、メキシコで浴びた日の光とそこで見た空の青さは、イタリアで浴び、そして見たものと全然違うし、モロッコでのそれとも違っている。その日差しの違い、空の青さの違いは、写真にくっきりと陰影の違いとして映し出されるほどのものだ。小笠原の真夏をまだ経験したことがないのだけれど、知り合いの人が撮った真夏の小笠原の写真を見せてもらったときには、ゾクゾクしたものを感じた。それは、多分、僕がタヒチで経験した日の光と似ていたからかもしれない。
今現在の僕は、そんな日の光を浴びに、どこかに出かけられる状況ではないのだけれど、ある種まったく別の「現場」に今直面している。その現場もかなーりスリリングでヴィヴィッドな現場であり、机上の空論は通用しない「場」でもある。
そのうちいつか、真夏の小笠原の日を浴びたいと思っているし、メキシコの日の光も浴びたいと思っているが、まずは、今の「現場」の面白さを見極めようかと考えている。
posted by tady at 23:41| ローマ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

2007年ノーベル賞の下馬評

イタリアメディアに、今年のノーベル賞(特に文学賞)の下馬評がやたらと出ている。
というのも、候補者として挙がっている中に、イタリアの喜劇俳優であり、映画監督でもあるロベルト・ベニーニの名前があるかららしい。
http://www.repubblica.it/2007/09/sezioni/spettacoli_e_cultura/
premi-nobel/premi-nobel/premi-nobel.html


http://www.lastampa.it/redazione/cmsSezioni/cultura/200709articoli/25977girata.asp

一連のノーベル賞は、10月の第2週に発表が行われる。
今年の日程は、10月8日に医学、9日に物理学、10日に化学、12日に平和賞、15日に経済学となっている。文学賞は多分11日に発表されることになりそうだという。

今年のノーベル文学賞は、有力な候補として、久々にPhilip Roth、 Norman Mailer、 Joyce Carol Oateなどのアメリカ人作家の名前があがっているという。さらに、カナダ人のMargaret Atwood、ペルー人のMario Vargas Llosa、イスラエルのAmos Oz と David
Grossman、シリアとレバノンを母国とする詩人のAdonisなどの名前もある。
ノーベル文学賞は、予想外の人物が受賞することが多く、その中に、ベニーニの名前もあるらしい。なんで文学賞かというと、彼が行っているダンテの「神曲」を朗読するステージが対象となるかもしれないんだそうだ。ただ、10年前にイタリア人喜劇役者であるダリオ・フォーがノーベル文学賞をとっているので、もしかしたら無理かもって話もある。フォーが受賞した時は、ほんと僕もビックリした。
もう一人のダーク・ホースとしては、なんとあのボブ・ディランという声もあるらしい。

平和賞候補の中には、マレーシアのマハティール前首相やボリビア初の先住民出身の大統領イーヴォ・モラレスの名前もあるという。

スウェーデン王立アカデミーからは、もちろん何のコメントもでてないわけで、本当に下馬評ではあるのだけれど、ボブ・ディランが文学賞を受賞し、モラレスが平和賞を受賞したら、ちょっと面白い。
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2007年09月20日

ミルコのひかり

最近のアクセス解析を見ていると、ダントツに多い検索ワードが「ミルコの光」だ。
今年のイタリア映画祭で上映された作品で、9月になって、全国的に一般公開された。
イタリア映画祭の直前の時点では、現代である「Rosso come il cielo=空のような赤」だった。空とは夕焼け空を意味している。それが日本での公開が決まり、「ミルコの光」と邦題がつけられた。
で、僕は、「ミルコの光」ってことで、映画の感想をブログに書いたのだけれど、どうやら一般公開されたこの映画のタイトルは「ミルコのひかり」となったようだ。

それでも、「ミルコの光」で検索する人が多いらしく、僕のブログへのアクセスが頻繁にあるという状況になったみたいだ。

とっても良い映画なので、タイトルの表記の違いは置いておいて、多くのアクセスがあるということは、とっても嬉しいことだ。
こちらが公式サイト
http://www.mirco-hikari.com/
このブログでは、宣伝ってことはしないことにしているのだが、この映画は多くの人に見てほしい。
僕の感想は
「イタリア映画祭2007 2日目パート2」
http://tady.seesaa.net/article/40387996.html
に書いてあるのでよろしかったらどうぞ。
posted by tady at 23:48| ローマ | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月19日

大気中の水銀が、、、、

La Nuova Ecologiaの記事によると、大気中の水銀が海に溶け込み、魚に取り込まれて生体濃縮されているらしい。
http://www.lanuovaecologia.it/inquinamento/acqua/8082.php

この記事によると、Metaalicus (Mercury Experiment to Assess Atmospheric Loading in Canada and in the United States)というプロジェクトが行った調査で、PNAS=Proceedings of the National Academy of Scienceというサイトに、レポートが掲載されることになっているらしい。
PNASのサイトを見たのだが、まだ報告は出ていなかった。
http://www.pnas.org/

Metaalicusでググってみると、いくつかのサイトがヒットして、その内容が詳しく出ていた。
http://www.biology.ualberta.ca/metaalicus/metaalicus.htm
http://www.serc.si.edu/labs/microbial/metaalicus.jsp

このプロジェクト自体は、湖の水銀汚染を調べているようだけれど、大気から水中に水銀が移行し、魚を汚染しているってことらしい。
マグロの水銀汚染については、これまで何回か書いてきたけれど、やっぱりヤバそうだ。
中トロは食べたいが、やはり気になる水銀汚染、、、、
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2007世界で一番汚れた場所top10

昨年の10月20日のこのブログの記事で、「世界で一番汚れた場所top10」っていうのを書いた。
http://tady.seesaa.net/article/25810341.html
今年も、同じThe Blacksmith Instituteから2007年版の発表があった。
http://www.blacksmithinstitute.org/ten.php
View Larger Mapクリックすると、グーグルマップ上に大きく表示される。

フルリポートはこのページからPDFダウンロードできる。
http://www.blacksmithinstitute.org/get10.php
ここには、昨年のレポートもあるので、比較してみるといいかもしれない。
昨年は、全59ページだったのだが、今年は70ページになっていた。

詳しくは見ていないのだが、昨年まではクリーンアップの状況がそれほど詳しくかかれていなかったが、今年はちょっと詳しくかかれているようだ。
中に、石油化学コンビナートからの有機化合物や水銀で汚染された、アゼルバイジャンのSumgayitってところのクリーンアップに日本政府が参加しているなんて記述もあった(2007年フルリポートの7ページ)。

8ページには、世界の汚染され場所がわかりやすい表になっている。
9ページに昨年のトップ10との比較が出ている。
Linfen (China)
La Oroya (Peru)
Dzerzhinsk (Russia)
Norilsk (Russia)
Chernobyl (Ukraine)
Kabwe (Zambia)
の6ヶ所は、昨年と同じようにトップ10入りしている。
新たに加わったのは
Sumgayit (Azerbaijan)
Vapi (India)
Tianying (China)
Sukinda (Orissa)
の4ヶ所

Haina (Dominican Republic)
Ranipet (India)
Mailuu-Suu (Kyrgyzstan)
Rudnaya Pristan (Russia)
の4ヶ所は、トップ10入りをまぬがれた。

昨年と同様、中国とロシアが多い。
それぞれの場所が何によって汚染され、どのような影響があり、どんな対策が行われているのかは、国名のアルファベット純に、10ページ以降に詳しくかかれている。
posted by tady at 21:16| ローマ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月18日

V-dayその後

Beppeの呼びかけたV-dayが大成功を納めた後、彼が次に言い出したのは、市民による選挙リストを作ろうという呼びかけだった。
この彼の呼びかけに対して彼のブログの読者も、また既成政党も様々な反応を示しているようだ。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Politica/2007/09_Settembre/
16/reazioni_blog_beppe_grillo.shtml


http://www.repubblica.it/2007/08/sezioni/cronaca/
grillo-v-day/grillo-liste-civiche/grillo-liste-civiche.html


政党政治を否定するものであると反発する政治家や、彼の言うことは正しい支持すると言う政治家、全面的に賛成はできないが、無視できないと考える政治家などいろいろ。
ブログの読者も、時期尚早であるというものや作るべきだというものまで様々。

で、いったい彼はどんな呼びかけをしたのかってことで、ブログを見てみると
http://www.beppegrillo.it/2007/09/i_comuni_ai_cit.html#comments
実にまともなことが書いてある。

市民生活に直結している市町村レベルで、市民リストを作り、政治に参加しようという呼びかけで、彼本人は、候補になる気はないと明言している。そして、これらの市民リストを作るために、彼のブログを使ってくれとも、、
賛否はともかくとして、市民が政治に関心を持つというきっかけを作ったことは確かだろう。
そして、それを具体的な変革の力にしようという方向は誤っていないと思う。
10月には、いよいよ中道左派政党を統合する形で、民主党(PD)が結成されることになっている。
この秋は、イタリア政治が面白くなりそうだ。

それにしても、日本の場合は、自民党の総裁選で次期首相が決まったとしても、その変化が国民の望む方向に行くのかどうか、かなり怪しい。そろそろ日々の生活に直結する良い意味での変革を求めて、市民の声を大きくして行く必要があるのかもしれない。
posted by tady at 22:14| ローマ ?J| Comment(0) | TrackBack(1) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

北西航路開く

地球温暖化によって、北極にも異変が起きている。その新たな証が、北西航路開通だ。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2283249/2144720

元ネタは、ここ
http://www.esa.int/esaCP/SEMYTC13J6F_index_0.html
画像をクリックすると拡大され、さらにかなりの高解像度のtif画像もダウンロードすることができる。

北西航路と言ってもピンとこないかもしれない。僕もあんまりピンとこなかったのだが、イタリア新聞には、その歴史について詳しく書いてあった。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Scienze_e_Tecnologie
/2007/09_Settembre/15/pop_passaggio.shtml

これによると、歴史上始めて北西航路の探索に向かったのは、1539年ヘルナン・コルテスの命令を受けてバハ・カリフォルニア半島を北上したFrancisco de Ulloaって人らしい。

その後、ジョン・デイヴィスヘンリー・ハドソン、ジョン・フランクリンといった探検家たちが北西航路を目指したがいずれも失敗している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E5%8C%97%E6%A5%B5%
E3%81%AE%E6%8E%A2%E6%A4%9C%E5%AE%B6

北西航路を通過した初の探検家はアムンゼンで、1906年のことだそうだ。

北西航路について、調べていたら、こんなページに出くわした。
http://www.polarcruise.jp/polarcruise/north_pole/b_2_2.html
どんなとこにもツアーってあるもんだ。それにしても1万3千ドルとは、恐れ入った値段だ。
確かに、北極の素晴らしい大自然を見たいって気持ちもわかるけど、大金払ってまで、北極の環境を破壊しにいくこともないのに何て思うのは、単なる貧乏人のヒガミだろうか?
posted by tady at 22:09| ローマ ????| Comment(2) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2037年は世界破滅の年?

9月14日から16日にかけて、シエナのpontignanoにおいて、第15回ポンティニアーノ会議が開催されたらしい。
この会議は、1993年にイギリスとイタリアの政治家やオピニオンリーダー、知識人などを集めて、イタリアとイギリスの関係を研究することを目的に始まった会議だそうだ。
http://www.britishcouncil.org/it/italy-governance-pontignano.htm

今回は「変動する気候」がテーマだそうで、その初日に、イギリスとイタリアの若者の30年後に対する将来予想を調査した結果が発表された。
http://www.adnkronos.com/IGN/Cronaca/?id=1.0.1305271462

http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2007/09_Settembre/
14/ita_gb_giovani_ambiente.shtml


これらの記事によると、地球温暖化に有効な対策を早急にとらないと、2037年には地球は破滅していると考える若者が多いという。
それも、政府だけでなく、個人レベルで行動を起こすことと、新しい形の政治参加のシステムが必要だとも考えているようだ。
(新しい政治については、BeppeのV-day以降、イタリア政界が騒がしいようなので、後で書こうと思う)

同時に、雑誌「Economist」もイタリアとイギリスを比較研究したレポートを発表している。
http://www.britishcouncil.org/it/italy-governance-pontignano2007-data

データは、イタリアとイギリスがメインではあるが、EUや日本との比較が出ている部分もある。
拾い読みだが、面白そうなところをちょっと紹介。
6ページには、イタリアとイギリスの人口に対する65歳以上の高齢者の比率が、2005年と2025年、2050年についてグラフになっている。
イタリアは人口が減少し、高齢者が増えるようだ。

次の7ページには、イタリアとイギリスの離婚率や出生率、婚外出生率、シングルマザー・ファザーの率が表になっている。
思いのほか、イタリアの離婚率が少なく、またイギリスにはシングルマザー・ファザーが多いことがわかる。

9ページには、温室効果ガスの発生国がグラフになっていて、中国・アメリアがダントツ。
青が2000年の時点の排出量で、紫は2025年までに加算される量の予想らしい(グラフのタイトルには2025年とあり、データの方には2005年とあるけど、多分後の方が間違いだろう)
排出元別はすぐその下に円グラフがあり、発電と暖房によるものが多く、次いで森林破壊が上げられている。農業が14%というのもちょっとびっくり。

10ページのグラフは興味深い。
紫色が、京都議定書で決められた削減量で、青が実際の削減量を表しているのだが、イギリスは、作原料を達成しており、ドイツももうちょっと。日本は全然ダメだ。ロシアは京都議定書を2004年に批准しているが、削減策もずいぶんと講じているようだ。確かに9ページの排出国別グラフの予想量は、ロシアは極端に少ない。

11ページには、各国の発電状況について、帯グラフがある。
右にある凡例を訳しておくと、上から
石炭・石油
ガス
原子力
水力
その他の更新可能エネルギー
となっていて、フランスの電力は、その多くが原子力でまかなわれているのがわかる。
イタリアとデンマークは、原子力はなし。

13ページには、調査に回答した各国の人に、アメリカを好ましいかどうかについて聞いた結果が出ている。日本はナイジェリアに続いて、アメリカにもっとも友好的な国ってことらしい。

笑ってしまったのが14ページにある、イタリアとイギリスの過去25年間の首相の名前の一覧。
イギリスは、最近変わったゴードン・ブラウンを入れてもわずかに4人。それに対してイタリアでは首相がめまぐるしく変わっていることが分かる。

16ページには、失業率がグラフになっている。
青は職のある人。紫が失業者で、薄い黄色は、若年層(25歳以下)の失業率だ。フランスとイタリアの若者に失業者が多いことが分かる。

19ページには、国内総生産にしめる、医療支出の割合がグラフになっているが、比較した国の中では日本が一番低く、それなりに健康ってことか?

パッと見てわかりやすいグラフや表を紹介してみた。本文をもう少し詳しく読むと、もっと面白いかも。
posted by tady at 10:40| ローマ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月16日

今週食べたラーメン07年9月第2週

今週は就活の週だった。
月曜日に、ネットからあちこちに申し込み。
即座に反応のあった会社と火曜日・水曜日と面接。
火曜日の面接の後、以前から気になっていたラーメン幻に行く。豚骨太麺だと思っていたのだが、メニューには、塩ラーメンもあり、それを頼む。一杯490円で、大盛りも同じ値段だという。カロリーを気にして普通盛りにした。
出てきたラーメンは、細麺で、なかなかうまかった。ゆで加減は固めで、好みのタイプ。大盛は同じ値段なのに、スープ増しは100円とか書いてあって、スープの方に元手がかかっている様子。
これなら、また来てもいいかなと思ったのだが、出口に張ってあった営業時間を見て、難しそうかもと思う。営業時間は11時30分から14時までだった。
すぐ近くに一兆堂があるのだが、そのとなりに、青葉・大勝軒近日開店ってなっていた。ラーメン屋のとなりにラーメン屋を新規開店するか? と思いつつ、そういえば、鶴見二郎のすぐ脇が大黒家だったななどと思い至る。ラーメン業界はまさに、仁義無き闘いが繰り広げられているのかもしれない。

水曜日は、別の大手の有料老人ホームの面接。その後、七志とんこつに行って、つけ麺を食べる。豚骨つけ麺ってどんな感じだろうと思ったのだが、思ったほど悪くはなかった。でも、一度食べればいいかな。

木曜日は、イタリア語の翻訳の仕事が入っていて、ラーメンは食べず。そして、火曜日に面接したところから合格の知らせが来て、まずは一安心。しかし、年金手帳をもってこいとのこと。カナーリ紆余曲折している人生なので、以前から年金の状況を確認しなければと思っていたので、何故か年金番号も、氏名も記入されていない手元にある年金手帳をどうにかしようと、翌日(金曜日)社会保険事務所に行くことにする。

金曜日、社会保険事務所に自転車で出かける。受付にいた女性に、年金手帳がおかしいと言ったのだが、最初はケンモホロロの返答。あれだけ叩かれているのに、社会保険庁職員の体質は、まったく変わっていない。現物を提示すると、案の定、やっぱり変な年金手帳だったようで、態度が急変。結局再発行手続きをしてもらう。
見せてもらった年金記録では、海外に行っていて、支払いのできなかった期間が、明記されていなかった。訂正手続きをすれば、年金支払いを猶予された期間として、300ヶ月の支払い義務期間に組み込まれるという。まあ、後5年ほど年金を納めれば受給資格は満たされるようなので、とりあえず、面倒くさそうな訂正手続きは、必要になったときにすればいいかと思い、社会保険事務所を後にした。
で、その後、昼間はしばらく営業しないという情報のあった鶴見二郎に行ってみた。もしかして、もうやっているかもと甘い期待をして向かったのだが、やっぱりダメ。
それじゃあ川崎二郎に行ってみるかと走りだしたのだが、鶴見にも気になっているラーメン屋があったので、鶴見駅周辺の路地を走る。
見つけました。麺・バカ息子。
ネット情報によると、極太つけ麺を出しているらしい。ってことでバカつけ麺を注文。
確かに麺は極太。そして、海苔がまるまる1枚。ただし、チャーシューはヒエヒエで、メンマもいまいち。テーブルには魚粉が置いてあって、入れ放題。食べ終わってスープ割を頼むと、豚骨と魚介系がありますが、どちらにしますとのこと。あっさり終わりたかったので、魚介系をお願いする。
麺の量は少なめだし、巨大な海苔は食べづらく、味はまあまあだったけど、開店したばかり(7月25日開店)なので、今後に期待。
この日は36キロほど自転車で走った。

土曜日。友人に誘われて、夕方から、本所吾妻橋のもんじゃ屋に行くことになっていた。
午前中、家人の用事に付き添うことになっていたので、午後の遅い時間までやっている二郎を検討。
午後から川崎二郎へ向かった。バスの1日券を購入し、バスを乗り継いで川崎へ。3時近くに到着。待ち客は10人ほど。30分待たずに着席で、いつもの小麺固めを注文。食べ始めると、麺の量がやけに少ない感じがしたのだが、豚はものすごい厚切りが2枚。どうにか完食できた。

その後、また、バスを乗り継いで東京駅まで行き、約束の場所に向かった。
もんじゃなんて、大したこと無いだろうって先入観があり、二郎を食べてから向かったのだが、甘かったorz。
連れて行かれたのは、巨大もんじゃの店だった。有名店らしく、壁には芸能人の色紙がいっぱい。宮沢りえ、キョンキョン、細川ふみえ、妻夫木聡などが来店したとこのこと。
しかしそれにしてもすごいもんじゃだった。漂う匂いも強烈で、店を出たときは、皆、体中からもんじゃ臭を発していた。
そして、今日日曜日は、初出勤。ラーメンを食べている時間はなかった。
posted by tady at 21:10| ローマ ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月15日

包帯クラブ 読了

天童荒太の「包帯クラブ」を読み終わった。
映画宣伝を見て、図書館に行ったら、たまたまその本があって、借りてきた。
彼のベストセラーとなった作品「永遠の仔」は、実に重い作品で、それでも、よくこの重いテーマを正雪として作品にしてくれた本当に感心・感激した作品だった。
その後、「家族狩り」を読もうと思ったのだが、途中で投げ出してしまった。
そんなわけで、久しぶりに彼の作品を読んだ。
最初にタイトルを聞いたときに、あの若くして逝ってしまった相米慎二監督の名作「台風クラブ」のパロディかと思ったのだが、そうではなかった。

この作品も、人が持つ心の傷がテーマとなっている。手法も「永遠の仔」と同じように、過去の高校生の主人公たちと、間にはさまれる現在の主人公たちの報告によって、行き来する。しかし着想が良い。人が持つ心の傷にどう対処するのかってことが、包帯をキーワードにして、鮮やかに描かれている。

そして、過去に傷をおい、包帯によって自らの傷と他者の傷を見据えることのできた主人公たちが、なんらかの形で、社会活動に関わっているという設定は、現在の若者たちに希望を与えるのではないかと思う。
もっとも現実は、それほど単純ではないのだろうが、、、
posted by tady at 23:48| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TSUNAMI 読了

高嶋哲夫の「TSUNAMI」を読み終わった。
僕は読んでいないのだけれど、前作「M8」の続編のようだ。
「M8」では、東京に直下型地震がおきるという想定の小説のようだ。
で、こちらは、それから何年後かに、東海地震、東南海地震、南海地震が同時に起きて、大津波が日本を襲うっていう話である。
全体の4分の1ほどを占める第1章では、いろいろと地震についての詳しい話が展開されるが、地震はいつ起きるの?って感じで、ややダレてしまった。
ところが第2章以降は、まさに地震のオンパレードって感じで、面白く読めた。

舞台として、静岡の浜岡原発がモデルになっているところもあって、最近、実際に起きた中越地震での柏崎原発の被害を彷彿とさせる。この小説が出たのは2005年12月なので、あるいみ予言的な感じがしないでもない。
作者の経歴を見ると、日本原子力研究所研究員だったらしいから、原発については熟知しているのだろう。これまでの小説も原発を扱ったものが多い。

また、作品が出る直前までの実際に起きた地震などについても、こまめにきちんと追って小説に取り込んでいるので、かなりリアルな感じがする。

地震がテーマなので、登場人物の描写がやや粗く、もう少し細かに書き込んであるともっとよかったかも。

前後してしまうけど、「M8」も読んでみようかと思う。
posted by tady at 13:02| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月14日

やっぱり出てきた原発待望論

「無関心と反政治の危険な風が、わが国に吹き始めている。それを不毛な事だと言い募るだけでは不十分であろう。政治が、責任を持った決定を行う能力を失い始めているということを認識しなければならない。」

これは、UDCのリーダーであるCasiniが、コリエレ・デッラ・セラの編集長に送った公開書簡の出だしだ。イタリアでは、政治家が新聞に公開書簡を送るってことは良くあることだ。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Politica/2007/09_Settembre/
13/casini_lettera_nucleare.shtml

ここで、彼が言っている反政治の危険な風とは、ベッペ・グリッロのV-dayを指しているのであろう。
安倍の突然の辞任を目の当たりにした今、この言葉はそのまま日本の状況にあてはまるような気がする。

しかし、ここでうなづいてはいけない。Casiniがコリエレに送った手紙の本題は、原発開発を再開すべきだという内容だからだ。

イタリアのエネルギーシステムは脆弱で、地球温暖化を防ぐための新しいエネルギー源の開発も進んでいないから、この際、やっぱり原発を推進しようじゃないかっていうのだ。
原発推進のロビーが動いているのだろうことは想像できるし、背景には、イタリアエネルギー公社が、現状ではブラック・アウトが起きる危険性があると公表したこともあるようだ。

地球温暖化の話になると、必ず出てくるのが、原発を進めようって話だ。原発は温室効果ガスを排出しないからって理由らしい。しかし、単純に考えても、原子力の熱で水蒸気を作り、タービンを回して発電しているわけで、風力や太陽光に比べても、熱源となっているのは確実だし、なによりも、核廃棄物をどうするのかは、推進側はなにも語らない。

この書簡が掲載されるとすぐに、レーガンビエンテ=イタリア環境連合は、反論を出している。
http://www.legambiente.com/globali/archivi/news.php?idArchivio=2&id=4117
原発建設には、長い時間がかかり、経済面でも負担が大きく、核廃棄物の問題は未だに解決していないという内容だ。

一方で、こんな記事も出ていた。
http://www.ilgiornale.it/a.pic1?ID=205921
環境大臣のPecoraro Scanioの、イタリアは4倍暑いという発表に対する反論で、データをちゃんと見ると、イタリアだけが、異常に暑いわけではないってことらしい。

端から見ていると、これはまるで狐と狸の化かし合いだ。
政治家たちが、こんなことをやっているから、政治に無関心だったり、反政治(ベッペの主張は反政党なんだけどね)の風が吹いてしまうのではないかと思ってしまう。

さて、日本は、自民党総裁選の後にどんな風が吹くのだろう?
posted by tady at 22:12| ローマ | Comment(2) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月13日

4倍暑いイタリア

現在、ローマにおいて政府主催の気候変動に関する会議が開催されている。
その初日に、環境大臣のPecoraro Scanioから、イタリアは、地球上の他の地域に比べて、4倍も暑くなっているというデータが発表された。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2007/09_Settembre/
12/conferenza_clima_roma.shtml


このコリエレの記事によると、イタリアでは、過去50年間で平均気温が1.4度上昇しているのに対し、世界の平均気温は、この100年で0.7度上昇しているという。つまり、100年かかって0.7度上昇した世界平均に比べて、50年でその倍の1.4度上昇したイタリアは、4倍も世界平均より暑いってことだ。
降雨量も減少しているそうで、イタリア南部では、毎年、雨の降らない日が14日ずつ増えているという。干ばつは、シシリアだけの問題ではなく、