2007年10月31日

家日和 読了

奥田英朗の「家日和」を読み終わった。「空中ブランコ」で直木賞を受賞した作家だ。
この作品は、家というか、夫婦をテーマとした短篇連作である。
この人は、短篇が良い。長編になると描写が執拗で、読むのがかなりしんどい。
しかし、短篇は、一編一編が思わずニンマリしてしまう感じで、良いのだ。
特に夜勤の時など、定時の夜間巡視があったりするので、読みやすい。

この作品の中では、「妻と玄米御飯」が良かった。常日頃「ロハス」っていうのを胡散臭いと思っている僕なのだが、その心情を代弁してくれているようで、読みながらついつい頷いてしまった。

他の作品も、切り口が、現代社会をうまく捉えていて、いかにもありそうな話であるところがおもしろかった。
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2007年10月30日

EU闇労働調査レポート

欧州委員会のユーロバロメーターってところが、EU域内における「申告されない労働」の実態調査を行っている。
イタリアの新聞は、イタリアの闇労働は、欧州の平均である5%よりも高い7%であると報じていて、イタリアでは、いかにも闇労働が蔓延しているかのような報道の仕方をしていた。
http://www.repubblica.it/2006/10/sezioni/economia/lavoro-rep-tv/lavoro-nero/lavoro-nero.html
イタリアの場合は、納税者番号制度があり、賃金が支払われる際には、この番号を持っていないと受け取ることができない。つまり、納税者番号なしで賃金をもらうと、闇労働ってことになる。

ユーロバロメーターの報告書の正式名称は「Undeclared work in the European Union」ってタイトルで、ここから手に入る。
http://ec.europa.eu/public_opinion/archives/ebs/ebs_284_en.pdf

原文は英文で、PDFだと138ページになる。pdfのページにして49ページまでが本文で、あと大半が、アンケート用紙と調査結果のデータになっている。

最初の部分にも書いてあるのだが、「申告されない労働」という言葉は、例えば「闇労働」だったり「影の経済」なんて言い方をされていたりする。
そして、為政者の側からすると、こういった労働には税金がかけられないってことが最大の問題となるわけだ。

ざっと見ただけだが、いろいろと事細かに質問している。日本だったら、例えば友達に引越しを手伝ってもらったので、引越しそばを奢ったなんていうのも、「闇労働」になってしまうみたいだし、近所の器用なおじさんに、ちょっとした大工仕事を頼んで、謝礼をあげたなんていうのも「闇労働」になるようだ。

EUという巨大な組織を動かしていくためには、ある程度の標準化や平均化が必要なのかもしれないが、だんだんと縛りがきつくなっているような気もする。

先日も、イタリアの牛乳生産量が、EUの定めた量を6%上回ったために、イタリアの酪農家に総額1億7600万ユーロの罰金が課せられたというニュースがあったのだが、
http://www.borsaitaliana.reuters.it/news/newsArticle.aspx?type=business
News&storyID=2007-10-18T102731Z_01_POL836800_RTRIDST_0_OITBS-Q
UOTE-LATTE-UE-MULTA.XML


なんだかなぁーって感じがする。
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2007年10月28日

European eyes on Japan

レップブリカのサイトに、オランダの写真家の作品がでていた。
http://www.repubblica.it/2006/08/gallerie/spettacoliecultura/cucine/1.html
Bert Teunissenって人の作品で、各国の家庭の中を撮影した「Domestic Landscapes」っていうシリーズである。
彼のサイトには、もっと多くの写真が掲載されている。
http://www.bertteunissen.com/category.php?catId=5
紹介されている国は、オランダ・ドイツ・ベルギー・フランス・イギリス・ポルトガル・スペイン・イタリア・日本だ。
普段、観光旅行で行っても、あまり見ることの出来ない、それぞれの国の家庭の様子が分かっておもしろい。
写っているのはモデルではなく、市井の人々であり、その多くが老人だ。日本を例外として、みなヨーロッパの国々なのだが、例えばイタリアやポルトガルの写真には、十字架や聖母マリアの絵が写っていたりして、文化の違いを垣間見ることが出来る。
しかし、何といっても大きく違うのは、日本と他の国との家の違いだ。ヨーロッパの人にとって、日本というのは、本当に異文化の国なんだろうなぁーと想像できる。

で、日本の写真を紹介している最初のページに、彼がどのような経緯で日本の写真を撮ったのかが書いてあった。
それによると「European eyes on Japan」というヨーロッパの写真家から見た日本を撮るという文化交流のプログラムがあるらしい。
で、早速調べてみたら、EU-Japan Festっていう非営利団体があって、そのプログラムの一環として行われていることが分かった。
http://www.eu-japanfest.org/index.html
http://www.eu-japanfest.org/program/photo_project.html

1999年から、毎年行われているようで、写真集も出版されているようだ。
日本に住んでいて、ごく当たり前だと思っていることが、外国人の目から見ると、実はそうではないという発見がありそうで、機会があれば、ちょっと見てみたいと思った。
でも1冊2500円もするからなぁー、、、、
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今週食べたラーメン07年10月第4週

今の仕事に就いてから、いよいよラーメンを食べる機会が減ってきた。肉体労働だし、健康のためにはいいのかもしれないが、ラーメン中毒患者としては、かなりつらい。
今週は土曜日まで食べられなかった。土曜日の夜、飲み会があり、会場に向かう前に途中下車してラーメン甲子園のまんてんで黒ラーメンなるものを食す。土曜日の夕食時だというのに、どこの店も閑散としていた。台風が通過中であったのも一因だったのかもしれないけれど、その寂れぶりには、物悲しい物がある。でも、テナント料の関係か、値段がやや高めで、味もいま3つくらいなので、当然の結果であろう。
で、その黒ラーメンだが、豚骨ベースのスープにマー油がかけてあるというやつで、同じラーメン甲子園内にある、他の店とどこが違うの?って感じだし、一口食べると、湯切りが不十分のようで、もろ茹でたお湯の味が口に広がった。かき混ぜてスープを均一化すると、どうにかごまかせた。麺は細麺なのだが、かなり弾力のあるツルツルした麺で、僕の苦手とするタイプだった。食べ終わった後も、妙に舌がピリピリして、かなり化学調味料がきつい感じだった。ここはもう来ないだろう。

日曜日。久々に天気が良い休日で、お昼から自転車ででかけた。目的地は二つ。最初は、関内二郎。2時ちょっと前に到着すると、相変わらずの行列。それでも、いつもよりやや短かった。いつもの小ニラキムチを頼むも、ニラキムチが終わってしまって、小ラーメンになってしまった。そこでニンニクをマシてもらった。麺の茹で加減がいつもよりちょっと固めだったが、これもありかなって感じで美味しかった。豚の厚みがやや薄かったのだが、これは、豚切れ状態だったので、致し方ないか。
満腹になったところで、パシフィコ横浜で開催されていた、横浜国際フェスティヴァルへ。ウミガメ保護の活動をやっているELNAが出展していたので、北海道と青森の友人から送ってもらったジャガイモとリンゴを差し入れとして持っていったのだ。
日曜日のみなとみらい地区は、たいへんな人ごみで、自転車で走っていてもイライラ。会場に着いたときは、3時近くになっていて、ゆっくりしたかったのだが、急いで帰らないと家に着くころには暗くなってしまう時間となり、差し入れ品を手渡して、そそくさと会場を後にした。
この日の自転車の走行距離は、35キロちょっと。しっかり汗をかき、なんとなく風邪をひきそうだった体も、どうにか持ち直した。
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2007年10月27日

減るベッド、増える医療費

The Centre for Economic and International Studies (CEIS)が、今年で5回目
になる、イタリアの医療の現状を調査したレポート、「Sanita' 2007」を発表した。
http://www.ceistorvergata.it/index.htm

ここに行くと、昨年のレポートは、イタリア語版、英語版のPDFが、圧縮ファイ
ルでダウンロードできるようになっているが、
http://www.ceistorvergata.it/doc/06Rapp_Italiano.zip
http://www.ceistorvergata.it/doc/06Rapp_Inglese.zip

今年のレポートは、まだダウンロードできないようなだ。
で、比較的詳しく報じていた、Il Messaggeroの記事から引用しておく
http://www.ilmessaggero.it/articolo.php?id=11794&sez=HOME_INITALIA

まず、イタリアの病院の病床数が住民千人あたり5.1床だったものが、4.6床に減少している。
これは、医療費にかかる出費を抑えようとする国の政策だったのだが、総合的な再編作業はうまくいっていないという。

医者の数は、7.7%増加している一方で、看護師の数は2.3%減少している。2000年においては、医者は、1病床につき、0.36人の割合だったものが、2005年には0.43人に上昇。看護師は、ベッド数の減少もあって、人数は減っているものの、1病床0.88人だったものが、1人になった。

ただ、地域格差もあり、Trentoでは、1病床につき医者0.31人に対して、Valed'Aostaでは、0.61人。看護師も、Calabriaでは0.78人だが、Liguriaでは1.34人などとなっている。

また、国の医療制度でカバーしきれない国民への負担増が懸念されている。特に歯科と介護を要する人への医療の負担が大きくなっており、増大する医療費により、貧困層へと転落する家族が1.5%いるという。

この間見た、シッコで描かれていたアメリカよりはマシかもしれないが、イタリアの医療制度もかなり厳しい状況になっているようだ。
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2007年10月25日

やっぱり原発はイヤ

イタリア緑の党の依頼により、IPRっていうマーケティングリサーチの会社が行った、原発に関する世論調査の結果が発表されている。
http://www.iprmarketing.it/IT/news_faq/dettaglio_news.asp?ID=96

これによると、イタリアに新たに原発を建設するのに反対の人は56%。また、自分の住む自治体の近くに原発が建設されることに反対の人は70%という結果になっている。

この調査は、支持政党別の回答も併記されていて、中道左派を支持する人たちは、概ね3分の2が反対。一方中道右派を支持する人たちは、半々に分かれるという結果だ。
また、中道右派を支持する人たちでも、自分の住んでいる近くに原発が建設されることには、67%の人が反対している。

緑の党が依頼した調査であること、また何人くらいが調査対象になっているのか明記されていないことなどから、正確性という側面では何とも言えないが、少なくとも60%くらいの人は原発に反対していると考えて良さそうだ。

この結果について、イタリア環境連合は、こんなコメントを発表している。
http://www.legambiente.eu/globali/archivi/news.php?idArchivio=2&id=4172

要約すると、政治家たちが、未来のエネルギー源として原発再開を画策していたり、現在のエネルギー問題を解決するエネルギー源であるかのようなキャンペーンが行われているが、イタリア人は、原子力を拒否している。政治家たちは、原子力の是非を巡る無意味な論争は、さっさと止めないさいってことだ。

イタリア人は、いい加減ってイメージが強いのだけれど、こういった基本原則(原発だけでなく、人権侵害や人種差別など)に関しては、一本筋が通っている。
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2007年10月24日

イタリアは模造天国

久々にイタリアの経済紙Il sole 24 oreのサイトを見てみたら、こんなニュースがでていた。
http://www.ilsole24ore.com/art/SoleOnLine4/Economia%20e%20Lavoro/2007/
10/italia-contraffazione-confcommercio.shtml?

uuid=4fac1b1e-820b-11dc-b178-00000e25108c&DocRulesView=Libero

見出しにある「Italia al primo posto in Europa nel settore «taroccati»」とは、イタリアは、偽造・模造分野でヨーロッパ第一位って意味だ。
イタリアの模造品市場の規模は、70億ユーロまで拡大していて、そのうちのファッション、アクセサリー、マルチメディア関係はおよそ33億ユーロになるという。webで売られたものの、少なくとも30%は模造品なんだそうだ。

なんで、人々が模造品を買うかというと、ブランド品のようでありながら、道端で売っていて簡単に手に入るってことがあるんだそうだ。
この市場の二つの大きな流れは、外国人による露天販売とインターネット上による販売があるという。
そして、これらの利益が行き着く先は、やはり犯罪組織=マフィアだとという。

イタリアの闇経済については、昨日ちょっと書いたのだけれど、偽ブランド品市場も、やはりマフィアが牛耳っているってことらしい。

僕は、イタリアのブランド品になんの魅力も感じないし、買うことはまずないのだが、日本人観光客が、イタリアブランドに魅せられて、安価な偽ブランドものを購入すると、それは間接的にイタリアマフィアに資金を提供しているってことになるわけだ。
もし、このブログの読者に、イタリアブランド好きがいるのであれば、くれぐれも注意してほしい。
posted by tady at 21:37| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月23日

イタリア最大の企業、マフィア

マフィアと闘う事業者の団体、SOS Impresaが、今年設立15周年を迎え、10月23日に、10回目の年次レポートを発表した。タイトルは「Le mani della criminalità sulle imprese=企業に伸びる犯罪の手」となっている。
http://www.sosimpresa.it/

そのレポートによると、イタリア最大の企業は、マフィアなんだそうだ。多くのメディアもこのレポートを取り上げている。
http://today.reuters.it/news/newsArticle.aspx?type=topNews&storyID=2007-10-22T125232Z_
01_BON243843_RTRIDST_0_OITTP-MAFIA-RAPPORTO.XML


http://www.repubblica.it/2007/10/sezioni/economia/mafia-prima-azienda/
mafia-prima-azienda/mafia-prima-azienda.html


レポートの全文は、ここからPDFでダウンロードできる(イタリア語)。
http://www.sosimpresa.it/iniziative/2007/assemblea2210/decimo_rapporto.pdf
レポートの最初に、マフィアに殺された事業者Libero Grassiの言葉がある。

“Devo dire che ho molto apprezzato l’iniziativa
SOS COMMERCIO che va nella stessa
direzione della mia denuncia. Spero solo che
la mia denuncia abbia dimostrato agli imprenditori
siciliani che ci si può ribellare...”
Libero Grassi

私は、SOS COMMERCIO の取り組みを非常に高く評価している。それは、私の告発と同じ方向性を持っているからだ。私の告発が、シシリアの事業者たちに、反乱の可能性を示すことが出来たのではないかと、期待している。

この言葉を残したGrassiは、1991年8月29日、コーサ・ノストラの強請りを拒否したことで、暗殺されている。
http://it.wikipedia.org/wiki/Libero_Grassi

このレポートは、全部で86ページあり、イタリア経済に、マフィアがどのような影を落としているのかが、かなり詳しく報告されている。
6ページに、その内容が一覧表になっている。ちょっと訳してみた。
形態 動いた金 組織犯罪の
占める割合
事業者にかかる
コスト
被害を受けた
事業者数
高利貸し 300億
36%
120億
15万
強請り
100億
95%
60億
16万
窃盗&強盗
70億
15%
21億
9万
詐欺
46億
20%
46億
50万
密輸
20億
80%
3億
1万5千
偽造&海賊行為
74億
70%
21億
 
違法行為
130億
20%
18億
 
農業マフィア
75億
   
談合&横流し
65億
 11億
 
賭博
25億
80%
  
合計
905億
45%
300億
 

農業マフィアというのは、野菜や果物の市場を牛耳ったり、廃棄物の不法投棄などを行っているとのことだ。
このレポートの試算では、マフィアの年間経済規模は、905億ユーロ、1ユーロ160円としておよそ 14兆円を超える。
イタリアを代表する大企業FIATの2005年の年間総売上高が、およそ520億だから、マフィアの経済規模の大きさがいかにすごいかがわかると思う。

よく言われることに、イタリアの経済の半分は、闇経済だという言葉があるのだが、これもあながち間違っていないようだ。
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2007年10月22日

ダ・ヴィンチ・コード読了

ベストセラーになった本なので、説明はいらないだろう。
ブームが去ったころ、ようやく図書館で借りられた。
日本人にとって、キリスト教っていうのは、理解しがたい面もあると思う。これは、ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」にも言えることかもしれない。

たまたま、僕は、イタリアで生活したことがあり、このストーリーのベースとなっている部分に多少なりとも触れていたこともあって、なかなかおもしろかった。

ここのところ、翻訳物の本を何冊か読もうと思ったのだが、訳のあまりのひどさに途中で投げ出してしまった。原文に忠実であろうというのは分かるのだけれど、日本語としての読みやすさをほとんど考慮していないような訳なのだ。その点、この本は、ベストセラーになるだけあって、とても読みやすい翻訳だった。
横文字のアナグラムを多く扱っている物だけに、翻訳者は、大変だったろうと思う。原作はもちろん英語なのだが、フランス語やスペイン語、イタリア語も混じっている。
それでも、読ませてしまうのは、内容のおもしろさもあるのだが、翻訳の良さもあると思った。

内容的に言うと、薀蓄話あり、冒険活劇あり、ミステリーありって感じで、実にエンタテイメントしている。
しかし、キーとなる暗号が、やや安直な感じがした。複雑過ぎれば、読者の興をそぐことになるのだろうが、それにしても、もう少しひねっても良いのではないかと思った。

既に映画化されているので、映画も見てみようかと思う。
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2007年10月21日

今週食べたラーメン07年10月第3週

15日は、夜勤明けの翌日で休み。お昼にラーメンを食べにいこうと思っていたのだが、色々と忙しく、結局夕方になって、二郎の禁断症状で、我慢できなくなって上野毛二郎へ行く。
18時ちょっと前に到着。数人の待ち客がいたが、ファーストロットで食べられた。
麺は、デフォでも丁度いいゆで加減で、豚もしっかり食べごたえがあり、美味しかった。ちょっとしょっぱかったのは、上野毛だからしかたないか、、、
16日は、早番だったのだが、夕方から会議が入っていて、2時間あまり時間が空いてしまった。そこで、気になっていた青葉大勝軒に行ってみたのだが、新規開店して様子はなく、ネットで噂されている、開店前に店が売りにでているらしいという話がいよいよ真実味を帯びてくる。
仕方ないので隣の一兆堂で、煮干し豚骨醤油ラーメンを食す。かなり脂が多めであったが、煮干しの香りのして、まあまあ。

18日は再び夜勤。夜勤前に腹ごしらえってことで、東名川崎インター近くの和風ラーメン「かずら」に行くことにする。ところが到着すると、店は閉まっていた。そこでラーメンは諦め、はす向かいにある讃岐うどんの店「綾」でうどんを食べた。
19日は夜勤明けだったのだが、夕方から知人に誘われて飲み会へ。一度自宅に帰って、2時間ほど仮眠をした後に、約束の場所に向かう。行ったお店は海老名の炭火焼のお店だったのだが、実にうまかった。お通しででてきたのは、鶏肉と大根を煮たもので、味も濃くなくいい感じ。モツ煮込みは、シンプルにモツだけを煮たものなのだが、全然しつこくなく、スープも澄んでいてパクパクといけてしまう。
串焼きもレバーはレア状態で、柔らかくてうまかった。感激したのは厚揚げ。豆腐からそのお店で上げているそうで、四角く切られた豆腐一つ一つが衣をまとい、まわりはサックリと揚がっていた。
一緒に飲んだのは、僕の同年代からちょっとだけ上の人たちで、酒の飲み方も、料理の味わい方も大人なので、夜勤明けの睡眠不足で、酔いが早く回ってしまうかと危惧したのだが、悪酔いすることもなく、美味しいものをたらふく食って、適度にお酒を飲んで、酔いつぶれることなく、早めにお開きに。
で、飲んだ後はラーメンってことで、青葉台で途中下車して「おがわ」で塩ラーメンを食す。スープは丸鶏スープと魚介類スープのブレンドなのだが、飲んだ後には最適なラーメンだった。
20日は休み。しかし、夜勤の疲れが残っていて、そうそう遠出はできそうになかったので、川崎二郎を目指すことにした。
自転車で到着すると、10人ほどの待ち客。それでも回転率がよく、それほど待たずに座れた。
川崎二郎らしいライトなスープで、豚もたっぷり。大満足で帰路についた。

そして、記念すべきことに(といっても、ごくごく個人的なことなのだが)、今年の春に自転車を買い換えて、メーターをつけてから、この日で、総走行距離が1000キロを超えた。

目的地がラーメン屋ではあるのだけれど、実によく自転車で走ったもんだと我ながら関心感心。
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2007年10月20日

アカウミガメ41頭誕生

イタリアでは、今年からEUのLife Natureってプロジェクトから資金援助を受けて、全国5ヶ所にウミガメ保護センターが設置された。資金援助は、総額280万ユーロ、1ヶ所あたり56万ユーロ(約9000万円弱)ほどらしい。EUの資金は、単年度ではないだろうけど、潤沢な資金があり、羨ましいかぎりだ。
運営しているのは、以前も書いたCTSっていう学生向け旅行代理店の環境保護部門とイタリア環境連合で、イタリア環境省なども加わっているTartanetも協力しているようだ。
http://www.tartanet.it/index.cfm

で、その成果として、プーリャ州で保護した産卵巣から41頭のアカウミガメが孵化した。全国レベルでウミガメ保護に乗り出した最初の成果ってことらしい。
http://www.lanuovaecologia.it/natura/animali/8330.php
この産卵巣は、7月19日にプーリャ州のサン・フォカという海水浴場で見つかったもので、卵の数は58個。そのうち41個が孵化し、17個は孵化しなかった。それでも孵化率が70%ってことで、結果としてはまあまあってことらしい。ただし、温度が低かったので、オスの可能性が高いとも書いてある。

イタリアは、地中海全体のウミガメの繁殖にとって、重要な場所だそうで、今後、多くのウミガメが、産卵のために上陸できるよう環境を整備していきたいとのこと。頑張ってもらいたいもんだ。

それにしても、日本政府がウミガメ保護のために、億単位の金を出すことは、絶対ありえないだろうな。
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2007年10月19日

第2回ローマ国際映画祭開幕

何かと話題を呼んで、昨年始まったローマ国際映画祭。その第2回目が10月18日に開幕した。期間は27日まで。公式ホームページはこちら
http://www.romacinemafest.org/romacinemafest/
英語版もあるよ。

で、開幕には、イタリアの新旧大女優が赤絨毯に登場。大御所のソフィア・ローレンと妖艶なモニカ・ベルッチがその二人。レップブリカを始め多くのメディアがその様子を伝えている。
http://www.repubblica.it/2007/10/gallerie/roma2007/loren-sistina/1.html
http://www.repubblica.it/2007/10/gallerie/roma2007/star-in-arrivo/1.html
つい先日の選挙で、圧倒的勝利で民主党の代表の座についたローマ市長のヴェルトローニは、ローレンと腕を組んで登場したとか。さぞや満足だったことだろうけど、政治の方はどうなるのやら、、、、

ベルッチは、ホント妖艶。しかし、意地悪なカメラマンたちのアップ写真も。顔のしわは隠せませんね。でもそれがまたいいのかもしれないけれど。

期間中の全上映作品はここに出ている。
http://2007.romacinemafest.org/CatalogoElenco.asp?ORDER=TITLE_ORIGINAL
新作ばかりではなく、新旧取り混ぜての上映のようだ。

日本人監督作品は、8歳以上の子供を対象としたAlice  nella citta'という企画の中の1本として
「遠くの空に消えた」脚本・監督行定勲が上映されるようだ。
また、カナダ・イタリア・日本共同制作の「絹」も上映されるらしい。

今年のイタリア映画祭で、上映された「ヴィットリオ広場のオーケストラ」の続編とも言える中編ドキュメンタリー映画も上映されるらしい。
http://www.repubblica.it/2007/10/sezioni/spettacoli_e_cultura/cinema/roma/
piazza-vittorio-2/piazza-vittorio-2/piazza-vittorio-2.html


ローマにいる様々な国の人が一緒になって結成された「ヴィットリオ広場のオーケストラ」のメンバーが、故国に帰郷する様子を描いたものだとか。ちょっと見てみたいな。
posted by tady at 16:25| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月18日

国別検索ワード

Googleが、国別に、もっともよく打ち込まれる検索ワードっていうのを発表したらしい。
ロイターで配信されたらしく、イタリア語では
http://today.reuters.it/news/newsArticle.aspx?type=
internetNews&storyID=2007-10-17T142053Z_01_COR
750075_RTRIDST_0_OITIN-ITALIANI-WEB-VIAGRA.XML&ImageID=
英語ではここ
http://news.zdnet.com/2100-9588_22-6214020.html
にでていた。
Googleのサイトでは、見つけ方が悪かったのか、オリジナルの記事はみつからなかった。
2004年から現在までの統計だそうだ。

一覧になっているので、見ればわかると思うけど、キーワードがあって、その後ろにあるのはトップ3の国だ。
イタリア人は、ヴァイアグラを一番さがしている。
Hangover=二日酔いを一番検索しているのはアイルランド人で、イギリス、アメリカと続いている。飲兵衛の国なんだろうか?

Botoxって言葉を知らなかったのだが、本来はボツリヌス毒素のことらしいけど、どうやら美容に使われているらしい。

年末になると、いろんなサーチエンジンから、その年の検索ワードランキングがまた発表されることだろう。
posted by tady at 16:05| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月17日

2008年都市のエコシステム発表

去年の10月に、「2007年都市のエコシステム発表」って記事を書いているのだが、今年も、イタリア環境連合から、2008年都市のエコシステムが発表された。正式には10月19日にボルザーノで発表されることになっているようだ。
http://www.legambiente.eu/documenti/2007/0925_ecosistemaUrbano2008/index.php
しかし既に、発表のアナウンスを掲載してあるこのページから、PDFでダウンロード出きるようになっている。
http://www.legambiente.eu/documenti/2007/0925_ecosistemaUrbano2008/EU2008.pdf
全部で64ページあり、28ページに今年のランキングと昨年のランキングを比較した表が掲載されている。
比較されているのは、県庁所在地の町103ヶ所で、様々な調査機関が発表している35項目のデータを元に、それぞれの都市の環境度合いを数値化してランクづけをしている。
今年の第1位はBellunoで前年の13位からトップに。2位はBergamoで、前年は22位だった。

評価に使ったデータは、20ページに詳しく掲載されており、指標については、23-24ページに掲載されている(本文に記載されたページではなく、PDFのページ)。
もっともランクを上げたのはCampobassoで前年の76位から18位へアップ。もっともランクを下げたのはSalernoで、21位から64位へダウンしている。
29ページ以降は、それぞれの指標に関するランキングが掲載されている。
これらを詳しく見ていくと、それぞれの町が、どのような問題を抱えているのかが分かるはずだ。
それぞれの指標別ランキングと、総合ランキングを合わせた複合グラフでも作ると一目瞭然でわかるのではないかと思う。時間がある時にやってみようかな?
posted by tady at 20:33| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月15日

ヴェルトローニ勝利

民主党の代表と幹部を決める選挙において、ワルター・ヴェルトローニが、75.66%の得票率で勝利した。
投票が閉めきられる日曜日午後8時の段階での投票者数はおよそ330万人だった。
その後の新聞報道によると340万人が投票したという。
wikipediaイタリア語版の2006年の国政選挙のデータを見ると
http://it.wikipedia.org/wiki/Elezioni_politiche_italiane_del_2006
民主党の母体となるウリーヴォの得票総数がおよそ1190万票であることから、支持者の3割強が投票したことになる。
投票するのに1ユーロかかることや、国政選挙と違って自主投票であることを考えると、かなりの投票率だ。実際、主催した民主党準備委員会の予測では100万を超えればいいと思っていたらしい。

当選したヴェルトローニの経歴はここにでている。
http://www.ulivo.it/cgi-bin/adon.cgi?act=doc&doc=100466
ここには、当然いいことしか書いてない。
(時間があれば、そのうち詳しく書くけど、、、)

1955年生まれの52歳。名前からは、生粋のイタリア人ではない感じだが、出身はローマ。イタリア共産党を解体し、左翼民主党を作ったアキレ・オケットの右腕だった。そしてまた、第1期プロディ政権を作り上げた影の参謀ともいわれている。
一方で、彼がイタリア共産党の機関紙だったウニタの編集長になったことで、新聞社が傾いたともいわれている。
文化重視の政治姿勢は、ずっと変わらず、本人も本を何冊も書いている。
つい最近も、彼の書いた原作を元に、イタリアのジャズプレーヤーで、39歳の若さで自殺してしまったLuca Floresの話が映画化されている。
http://cinema.lycos.it/recensioni/recensione_Piano,_Solo

http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/9c38933e1e20fd8a07b980fa6ebd831a/bd

ローマ市長として、ローマシティマラソンを企画したり、ローマ国際映画祭を始めたり、確かに文化面では、かなりの手腕をもっているのだが、僕の個人的な印象では、お祭り好きって感じがしてしまう。
民主党トップとしてどんな政治をやっていくのかちょっと興味がある。
posted by tady at 21:21| ローマ ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Opensuse10.2→10.3四苦八苦

ここ10日間ほど、メインPCのOSをOpensuse10.2から10.3にアップグレードするので、四苦八苦していた。
きっと日頃このブログを読んでくれている読者にはチンプンカンプンな話かもしれないのだが、ようやく問題解決したんで、記事として書いておく。
逆にLinuxをよく知っている人には、全然参考にならない文章だと思う。その辺はあしからず、、、、

本来なら、新しいPCを一台組んで、そこに入れればいいのだけれど、時間も資金もないので、リスク覚悟でメインPCにアップグレードをかけた。
ところがやっぱりって感じで、アップグレード直後は画面が真っ白。不具合続出。ターミナルモードでYast2を立ち上げて、依存性に問題のあるファイルを削除の嵐。どうにか立ち上がったのはいいのだけれど、compizを使うとタイトルバーが消失。仕方ないので3Dは使わずに、とりあえずKDEを4にし、openoffice関係やanthy、scim関係を入れて、どうにか既存のデータを損なわずにアップグレードできた。
画面は、Vistaの向こうを張ってか、緑色の基調色で、デザインはかなり似ている。全体に処理スピードはあがった感じで、結構サクサク動く。
そして、今日になって、compiz-fusionのアップデータがあったので、それを適用。compizで起動してもタイトルバーが消えなくなった。
Linuxのいいところは、多少の知識と時間があれば、マイクロソフトの高いソフトを買わなくても、かなりいい感じのPC環境をタダで手に入れることができることだ。

後は、10.2のころからの課題であるプリンタとスキャナの設定なんだけど、使い慣れている画像関係のソフトがwindowsなんで、日和ってまだやっていない。Gimpもいろいろ出きるんだけど、やっぱりフォトショとイラレが使いやすい。
posted by tady at 17:05| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週食べたラーメン07年10月第2週

最近は、曜日で働いているわけではないので、うっかりすると「今日は何曜日?」ってなことになっている。そんなわけで、あやう更新し忘れる所だった。

8日は、遅番で、夕方どうしてもラーメンが食べたくなって寄り道。今の仕事になってから車通勤なので、比較的動きやすい。
で、しらいしに行ってみた。ここも久しぶり。以前と比べて麺が少し細くなったような気がした。家系ラーメンとしては、美味しい方だと思う。この日もかなり満足。

9日は、夜からヘルパー講習を一緒に受けたクラスメートと飲み会。帰りに最寄りの駅にある中華屋で坦々麺を食べる。日替わりサービスってことで500円だんたんだけど、これが坦々麺?っていう麺だったので、店名は期さない。

10日は、休みだったのだが、些事に忙殺されて、ラーメンは食べに行かれなかった。

その後早番が続いて、夜勤。夜勤の日は、昼間自転車でマルダイまで行ってみた。
以前は、もしかしたら丸大って書いたかも。メニューに記された店名はマルダイだった。
キャベツラーメンを注文。さっと湯がいたキャベツにコショウやラー油を振りかけて和えてあるものが、ラーメンに乗る。ラーメンは普通のラーメンで、チャーシューもノリもメンマも乗っていて、その上にキャベツが乗るので、ちょっと食べづらかった。
前回食べた時同様、こってりした豚骨スープに魚粉がたっぷりって味で、油もかなりきつい。しかし細麺に油が絡みなかなか美味しいのだ。胃にはかなりの負担がありそうだけど、この味は、時々食べたくなるだろうな。
サクっと食べ終わり、急いで自転車で帰宅。1時間ほど昼寝をしてから夜勤に出かけた。
そんなわけで、日曜日は夜勤明けで、ボロボロ。ラーメンを食べにいく元気はなかった。
posted by tady at 16:38| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月14日

民主党結成へ

今日10月14日は、イタリアの政治の新たなページが開かれる日となる。
いよいよ民主党結成へ向けての重要な第一歩が踏み出されるからだ。
民主党の党首ならびに党幹部を選出する投票がイタリア各地で行われている。
イタリア民主党=Partito democratico略称PDは、中道左派連合の左翼民主党とマルゲリータおよびオリーブの木が合体して生まれることになっている。これにともない、3つの政党は解体される。それは、二重党籍を認めていないからだ。
これまでにも、党首候補を巡って、政治的な駆け引きが盛んに行われてきたのだが、いよいよ投票日となった。
党首の候補者は5名。最有力候補は、現ローマ市長のヴェルトローニだ。
候補者は、いずれも所属する政党を離れた無所属で、自らの党を維持したまま立候補しようとした急進党のパネッラや「イタリアの価値」という政党を率いているデ・ピエトロは、候補者として認められなかった。

投票するのは、16歳以上のイタリア人ならびにEUの市民権を持っている人、そして同じく16歳以上で投票日にイタリアの滞在許可を持っている外国人となっている。投票するためには、投票料として1ユーロ以上を支払えばいい。外国に住むイタリア人もオンラインで投票できる用になっている。
http://www.ulivo.it/
今までの党とか党員という枠組みを超えた形で、広く市民に投票を呼びかけているのは、かなり新鮮だ。
イタリア現地時間のお昼の段階で、既に63万人が投票しているという。
http://www.repubblica.it/2007/10/dirette/sezioni/politica/partito-democratico/
partito-democratico/index.html


ここに投票所案内と焦点の党首候補のリストがでている。
http://www.ulivo.it/speciali/14_ottobre.html

ラ・レップブリカでも、オンライン世論調査をやっている。
5人の候補者に10の質問に答えてもらい、それを読んだ読者が賛成か反対か投票するというものだ。
http://www.repubblica.it/speciale/2007/primarie_diamanti/index.html

ここに10の質問と各候補者の回答が
http://www.repubblica.it/speciale/2007/primarie_diamanti/1domanda.html
そして、各ページの下のrisultatiのボタンをクリックすると、レップブリカの読者の投票結果が出てくる。下馬評に反して、ビンディがかなりいい線行ってる感じだ。

本来なら、詳しく見ていくといいのだが、今の僕の能力では、時間がかかりすぎるので、投票が終わり、党首と幹部が決まり、10月27日にプロディ議長によって召集される初の党大会で打ち出されるであろう新政党方針を見てから、詳しく解説しようと思う。

いずれにしても、日本の民主党との比較しながら見ていくと、日伊の政治状況の相違点と類似点が明らかになって、かなりおもしろそうだ。
posted by tady at 22:57| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月13日

核廃棄物最終処分場6ヶ月以内に決定?!

イタリアの産業発展省の大臣ベルサーニが、核廃棄物問題を検討する州との初会合の場において、6ヶ月以内に最終処分地を決定したいとの意向を明らかにした。
http://www.lanuovaecologia.it/inquinamento/nucleare/8274.php

最終処分場には、イタリアの核廃棄物9万立方メートルが貯蔵されることになるという。
近々、同省とApat、Enea、各州による合同作業部会が設置されることになり、99年に核廃棄物処理のために設立されたSoginと検討にはいることになるという。
環境大臣のペコラロ・スカーニオは、この発表に対し、当初から、処分地になるかもしれない州の代表を混えて、対話を進める形で決定しようというプロセスに好意的で、「納得のいく結果」を得ることができるだろうとコメントしている。

重要なのは「安全に貯蔵」することで、現在、廃止された原発に貯蔵されている使用済核燃料6万5千トンとすでに一時的な処分場に貯蔵されている2万5千トンを1ヶ所に集めて管理することになる。
これらの核廃棄物は、現在全国20ヶ所、11州に貯蔵されているという。
そのうち、低レベル廃棄物は地表で貯蔵されるという。また、使用済核燃料に関しては、前政権が、フランスとの間で、再処理をフランスで行うことで合意しており、今後フランスに送られることになっているという。再処理の終わった後、抽出されたプルトニウムや高レベル廃棄物は2025年にイタリアに返還されることになっており、それまでに最終処分地での受け入れ体制を整えておく必要があるという。

処分場には、研究機関も併設されるらしく、今後もクリーンな核エネルギーの開発は行っていく模様だ。

イタリアの原発これまでも経緯については、ここに概略をまとめた記事がでている。
http://www.lanuovaecologia.it/inquinamento/nucleare/8275.php
イタリアでは、1960年から1980年にかけて、およそ20年間に渡って原発が稼働していた。
具体的には、 Enel が運営していたCaorso、 Trino Vercellese、 Garigliano、 Latinaの4ヶ所で、他にENEAが運営していた実験的再処理プラントがある。

1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原発事故により、反原発の機運が高まり、1987年には、国民投票によって71%以上の人が原発廃止に投票。イタリアは脱原発を果たした。

国民の意を受けての原発の廃止は、速やかに進んだが、残された廃棄物の問題については、ながらく手がつけられておらず、1999年になって、産業省が廃棄物処分の具体的方針を打ち出し、州政府との合意の元に処分地を決定することとなった。同時に、ENELが運営していた4つの原発は、廃止された原発の処理を行うために設立されたSOGINへと移管された。

2003年11月、ベルルスコーニ政権は、ルッカにあるScanzanoを最終処分地にするという法案を提出。地元から猛反発をうける。結局、処分地については、特別委員会を設置して検討することとなったが、子の委員会は一度も開催されていない。

その後、SOGINは、使用済核燃料の運搬と再処理を行う企業を国際入札で決定し、フランスのArevaが2億6千700万ユーロで落札。2006年11月4日にイタリア政府とフランス政府が合意に達し、2007年5月9日にSogin-Arevaの間で契約が成立した。Latinaをのぞく3つの原発の使用済核燃料235トンが今後5年間をかけてフランスに輸送され、2025年には、再処理されたものがイタリアに返還されることになっている。

イタリアが原発を停止してから20年。未だに核廃棄物処理をどうするのか、具体的なことは何も決まっていない。原子力というものが、いかに危険で扱いづいらものであるのかよーく分かる。

日本では、そんな原発がいっぱい稼働している。そして今度は、再処理工場まで動き出そうとしている。
日本の現状については、僕が書くよりも、ここをみてもらうといいだろう。
http://cnic.jp/

11月月には、こんな催しが行われるようだ。
http://www.nonukesmorehearts.org/

かつて、僕も運営側に関わっていた日比谷で行った反原発の集会には、2万人集まったことがあるんだけど、たくさんの人たちに参加してほしいと思う。その前に僕は仕事のシフトを調整しないといけないんだけど(^_^)
posted by tady at 10:21| ローマ ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月12日

未来はどうなるんだろう?

gettyimagesってサイトがあって、世界中のいろんな画像をストックしているんだんそうだ。
オリジナルサイトはここ
http://www.gettyimages.com/Home.aspx
日本語のサイトもあってそれはここ
http://welcome-to-gettyimages.jp/

でイタリアの新聞、ラ・レップブリカが「世界の子供たち」ってテーマで写真をセレクトしてもらったそうで、それらの写真がここ
http://www.repubblica.it/2006/08/gallerie/spettacoliecultura/getty-images/1.html
掲載されている写真を見ると、なんだか切なくなってしまった。
笑顔で銃を持っていたり、戦闘服を着た真剣な眼差しの子がいたり、幸せそうな子供もいれば、作業着を着て労働してますって感じの子もいる。
彼らには、どんな未来と、どんな世界が待っているんだろう?
もしかしたら、彼らが今よりもずっと良い世界を作り上げていくのかもしれないと、切ない希望を持ちつつ、これらの写真1枚1枚を見て、そんなことを思ってしまった。
posted by tady at 19:26| ローマ | Comment(2) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月11日

灯台下暗し???

EU議会のあるビルの売店から、果物を購入し分析したところ、基準値以上の残留農薬が検出された。
http://www.pesticidewatch.eu/?page=071010_EN
これは、「地球の友オランダ」とヨーロッパ農薬アクションネットワーク(PANヨーロッパ)が行った調査だそうだ。

2007年7月13日に、8種のフルーツを購入。それらを分析したところ、人体に害があるとされる28種類の農薬が残留していた。なかでも、ブドウ、アプリコット、オレンジの残留農薬量は、EUの定める最大許容量を超えていた。ブドウはイタリア産だったそうだ。
他にも、ベルギー産の苺からは、14種の残留農薬が検出され、そのうちの5つは、発ガン物質であった。

10月の末にブリュッセルで開催されるEU議会では、農薬に関する新しい基準が定められることになっているそうで、地球の友オランダとPANヨーロッパは、ヨーロッパの食品から残留農薬を一掃するよう、EU議会議員に呼びかけている。

肥満が社会問題化しているなか、イタリアでは、子供たちにフルーツと野菜を取るように呼びかけるキャンペーンを行ったりしているわけだが、肥満解消に農薬漬けのフルーツを食べていては、意味が無い。
困ったもんだ。
posted by tady at 21:54| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月10日

ヨーロッパの鮫を救え+α

10月8日から14日は、European Shark Weekなんだそうだ。
http://www.sharkalliance.org/default.asp
シャーク・アライアンスなどヨーロッパの40のNGOが一緒になって、開催されるものらしい。
というのも、これまでこのブログでも何度か書いてきたけれど、ヨーロッパの鮫が絶滅の危機に晒されているからだ。
イタリアでは、Medshark(Medは地中海=Mediterraneoを意味する)って団体が、中心になっているようだ。
http://www.medsharks.org/home_eng.htm

具体的にどんなことが呼びかけられているかというと、La Stampaに出ていた。
http://www.lastampa.it/_web/cmstp/tmplrubriche/mare/grubrica.asp?
ID_blog=97&ID_articolo=512&ID_sezione=271&sezione=Ambiente


鮫の保護を求める署名活動を行い、この11月にブリュッセルで開催されるEU漁業委員会に、その署名を提出して、鮫漁を規制するよう(いまのところ規制はないようだ)圧力をかけるという。

日本近海でも、フカヒレ目的でかなりひどい漁のやり方が行われているらしく、対岸の火事ではない。
http://mediajam.info/topic/25961

ただ、つい最近更新された「ウミガメの独り言」で、カメ屋のSさんが書いていることにもうなづける。
http://www.elna.or.jp/column/no47.html

実は、このコラムで指摘されているようなことが、イタリアの熊の保護地区で、現実の問題として起きてしまった。

アブルッツォ国立公園で、次々と熊の死体が発見された。それは、この地区で保護されている熊の10%にあたるという。

最初の3頭は、どうやら毒入りの餌が原因のようで、残りの2頭は餌不足によるものらしい。

毒は、鯉に仕掛けられていたらしく、それが熊を狙って故意に仕掛けたものかどうかは定かではないらしいが、過去に、住民が危惧する行動を取った熊が一頭いたことは確からしい。
http://www.lanuovaecologia.it/natura/animali/8166.php
この報道は10月2日になされている。
その数日後、新たに2頭の子熊の死体が発見されていたという報道がなされた。
http://www.lanuovaecologia.it/natura/conservazione/8190.php
死因は、どうやらオス熊によって、殺害されたらしいのだが、交尾期に、オスが子熊を殺すことはあっても、この時期は、交尾期ではないという。さらに、どうやら母熊と思われる熊のほぼ白骨化した死体も発見されており、母親が死亡したために、餌を取れず、子熊が死亡したという推測がなされたのだが、子熊の大きさから、どうやらそれも違うらしく、その母熊の子供と思しき大きさの熊の死体も1頭発見されているそうだ。本来その母熊は3頭の子供を連れていたことが観察されており、残りの2頭がどうなったかは不明だという。

公園自体は、かなりの領域があり、熊が飢えるようなことは、ありえないはずなのだが、観察しやすいようにと、公園の特定の狭い地域に囲い込んでしまったのが原因なのではないかという。
公園当局の熊保護のやり方に問題があったのではないかと指摘されている。

木を見て森を見ずという言葉があるけれど、まさにその通りって感じだ。また、毒餌のことを考えれば、森だけでなく、その周辺の畑や人家も視野に入れての保護活動でない限り、熊の保護はおぼつかないのではないかと思ってしまう。

以前カナダに行ったときに、間近で子連れのメス熊(ブラック・ベア)を見たことがある。
bear3.jpgbear4.jpg
車の中からだったので、危険はなかったのだが、カナダでは、人のすぐそばに熊が住んでいる。
森にいくときは、熊撃退用スプレーを持っていくし、生ごみなども、熊があけられないような頑丈なケースに入れていた。生ごみの扱いがずさんな地域では、熊に襲われる事件が比較的多く、そういうところでは、射殺される熊の数も多いというようなことも聞いた。

人間の側が、自然との付き合い方、向き合い方をきちんと学ばなければ、自然保護などできないのかもしれない。
posted by tady at 17:15| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月08日

38万5千年前の人類の足跡

イタリアのカセルタで、放射線測定によるとおよそ38万5千年から32万5千年前のものと思われる人類最古の足跡が一般に公開された。
http://www.corriere.it/cronache/07_ottobre_08/ciampate_diavolo.shtml

どうやらホモ・エレクトスの足跡らしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%A2%E3%83%BB%
E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%B9


発見された場所は、地元では以前からCiampate del Diavoloと呼ばれていたらしい。、地元の方言で「悪魔の足跡」という意味だという。その理由は、足跡が溶岩の流れた上に残されており、熱い溶岩の上を歩けるのは悪魔しかいないってことで、このように命名されたそうだ。

しかし、地元の古生物学に興味を持っていた若者が、パドヴァ大学の層位学の教授に連絡を取り、調査してもらった結果、歴史的大発見ってことになったんだそうだ。

流れた溶岩が、ほとんど固まりかけて、ちょっと温かい泥のような状態だったときに歩いたため、足跡が付き、その後冷えて固まった溶岩の上に泥が堆積して保護され、現在まで残ったってことらしい。

この記事を読みながら思ったのは、人類が地球上に足跡を残して以来、地球はどうなっていったのか? そして僕らは今どっちの方向にあゆみを進めているのか、未来にどんな足跡を残すのか? ってことだった。

イタリア語にinciampare=つまずくって言葉があるんだけど、現状を見ていると、もしかしたら発見された足跡は、inciampate del Diavoloであり、既に38万年前から、人間は地球に災いをもたらす悪魔で、つまずいてよろめいたまま、現在まで歩いてきてしまったのではないのか? と思ってしまったのだった。
posted by tady at 23:23| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週食べたラーメン07年10月第1週

木曜・金曜とようやく休み。ところが、イタリア語の翻訳の仕事が入ってしまったorz
それでも食べたいラーメン。最近「労働」しているせいか、こってり系で太麺が食べたい。二郎そのまんまなわけだが、翻訳の仕事のめどがなかなかつかない。イタリア人の手書きの原稿を、四苦八苦しながら判別して翻訳するので、量的にはそれほどないのだけれど、結構時間がかかった。

で、比較的近くにある近藤家に、久しぶりに行ってみた。
ずーとご無沙汰していたので(というのも味が落ちたのが原因)、知らなかったのだが、新メニューとして塩ラーメンがあった。普通のラーメンより150円ほど高いのだが、どんなものかと頼んでみた。
値段が高い分、チャーシューはバラ肉の巻チャーシューで柔らかく、半熟卵が半分乗っている。
味は、思っていたよりもgood。なかなか美味しかった。
ただ、厨房には、あんちゃん風の若者が一人だけで、接客態度は丁寧とは言えなかった。また、盛りつけがかなり雑で、半熟卵は崩れていた。せっかく良い味なのに、この点はマイナス。

木曜日は、夜遅くまでがんばって、金曜日にかかるころに翻訳の仕事をどうにか終了。
で、解放された金曜日、小杉二郎に行ってきた。仕事で痛めた腰にまだ不安が残っていたので、あまり遠いところは避けようというのが選択の理由。
お昼時に到着したんだけど、空席があり、即座れた。二郎では珍しいことだ。しばらくすると次々と客がやってきて、やぱり行列。グッド・タイミングだったらしい。
カネシの効いたライトなスープはいつも通りで、二郎にしてはやや細めの麺も良い感じの茹で加減で、美味しくいただく。しかし、ここ最近、豚がどうも小振りな気がする。麺の量が多いので、豚が大きいと食べ終わる頃はかなり苦しくなるのだが、それでもあの豚の歯ごたえはやっぱり大きくないと、などと思いながら店を後にした。

天気の良い、秋の日の平日の午後、満腹でまったりした感じで住宅街を自転車でゆっくり走り、多摩川の土手に向かう。
走り慣れた多摩川のサイクリングコースだが、季節ごとに雰囲気が違う。今は、曼珠沙華(彼岸花)があちこちに赤い花を咲かせていた。
二子玉まで、川を遡上し、そこから帰宅。心配した腰の具合も、問題なく、久々に気持ちの良い汗をかいた。
posted by tady at 09:55| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

盛りだくさんの日曜日

といっても、僕の個人的なことではない。
イタリアでは、9月中は、ヴァカンス気分が抜けず、物事(政治経済も含めてだけど)がちゃんと動き出すのは10月になってからだ。そして、10月の最初の日曜日、大きな催しが2つある。
ひとつは、以前も紹介したことがあるペルージャ-アッシジ平和行進。
http://www.perlapace.it/index.php?id_article=284&
PHPSESSID=8c4bafb970a9ce879436c7975d2519b2

もうひとつが、Biodomenicaだ。
http://www.biodomenica.it/
http://www.legambiente.eu/documenti/2007/0912_Biodomenica.php

平和行進は、午前9時にペルージャを出発して24キロの行程をアッシジまで歩く。
今年は、平和行進の直前に起きたミャンマー(ビルマ)での軍事政権による僧侶への弾圧に抗議するために、僧侶が着ている赤がシンボルカラーになりそうだと、podcastで聞いたラジオのニュースで言っていた。
既に、弾圧直後には、ローマに於いて、フィアッコラータ(イタリア語で灯火を意味するが、夜、ろうそくの灯りを手にした人々が広場に集まる抗議行動)が行われている。
感心したのは、政治家たちもちゃんと参加しているということ。人権侵害という犯してはならない原則が破られたときは、政治的な立場の違いはあれ、ちゃんと抗議行動をするのは、イタリアの政治家の偉いところだと思う。

今回の平和行進にどれくらいの参加者が集まるのかは、分からないが、政治的立場を超えて、イタリアの守護神である聖フランチェスコの町まで、みんなで行進するっていうのは、意味のあることだ。

Biodomenica=直訳すると有機日曜日ってことで、イタリアの有機農業に関わる団体が全国から集まる催しだ。
有機農業の見本市ともいえるSANAっていうのも9月に開催されているが、こっちのほうはイタリア各地で同時開催されるようだ。
今年の中心は、なんといっても「遺伝子組み換え食品反対」だ。EUが遺伝子組み換え食品を認可する方向に動いている中、イタリアでは、消費者団体や農業団体をはじめ、今までにない広範囲な人々が反対の声を上げている。
これも、伝えようと思いつつ、時間が無くて伝え切れていないのだが、そのうち詳しくお伝えしたい。

さて、僕の方は、三連休も関係なく、昨日も今日も明日もお仕事。今晩はちょっと飲み会があるけど、休みまではもう少しだ。
posted by tady at 08:24| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

友人と恋人の間

アメリカのミシガン州立大学の研究者が、
Negotiating a Friends with Benefits Relationshipっていう論文をArchives of Sexual Behaviorって雑誌に発表したという記事がレップブリカに出ていた。
どんな論文かというと、友人同士でセックスをしてしまった場合の二人の関係についての調査なんだそうだ。
http://www.repubblica.it/2007/10/sezioni/scienza_e_tecnologia
/studio-amici-sesso/studio-amici-sesso/studio-amici-sesso.html


論文のアブストラクト(概要)はここ
http://www.springerlink.com/content/t22037j0215j4367
/?p=88e20bd43a8f4b14b4eb1dabe58f989e&pi=0

全文は、購読料を払わないと見られない。

で、レップブリカの記事から要約すると、ミシガン州立大学の学生125人を対象に行った調査で、そのうちの60%が、そういう関係になってしまったと回答している。問題は、その後で、一方のどちらかが、恋に落ちてしまったり、気まずくなってそれまでの友人関係が壊れてしまったりするという。

まあ、いかにもありがちなことで、わざわざ調査するほどのことはないと思ってしまったのだが、このレップブリカの記事が、中々に秀逸だったので、つい取り上げてしまった。
記事の出だしが良いのだ。
ちょっと訳しておく
「本当の問題が、その後にやってくる。朝になって、目が覚めたとき、君の傍らで寝ている人に、おはようのキスをすべきなのか、あるいは、何も言わずに服を着て、ベッドには、まるで猫が寝て居るかのように振る舞い、部屋を後にするのか、悩むところだ。
携帯のディスプレーに、相手の電話番号が表示されたとき、それが、”とっても良かったわ”っていうことを伝える
電話なのか、それとも単に、ベッドサイドにたばこを忘れたと告げるものなのか、これも悩むところだ。
そういった悩ましいできごとをうまくすり抜けたとしても、友人とセックスをするということは、もっと深刻な問題をもたらすのだ」

学術論文から、これだけ想像を働かせてしまう記者もすごい。
僕自身は、女友達は結構居るんだけど、そういう関係になったことはない。でも、この記事の出だしのような朝を迎えた人もきっといるだろう。
その後どうなったのか? ついつい小説を読むように、想像を働かせてしまう。
posted by tady at 21:53| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月03日

ブームの影にエコ犯罪?

むかーし「太陽を盗んだ男」って映画があったなぁー。たしかゴジラ長谷川監督の作品で、主演はジュリーだった。この映画では、太陽=核ってことになっていた。

イタリアでは、太陽光パネル泥棒が横行しているらしい。
イタリアでは、環境にもお財布にもやさしいってことで、太陽光発電パネルの設置が盛んになっている。
僕の友人も彼の農場に設置したって話を聞いた。
特に盛んなのは南部だそうで、先日もパレルモの高校に太陽光発電パネルが設置されたってニュースが出ていた。
http://www.ansa.it/ecoenergia/notizie/rubriche/fotovoltaico/20070925175534443205.html

ところが、ブームの影に犯罪あり。お金が動く所には、犯罪組織が寄ってくるってわけだ。
http://www.repubblica.it/2006/11/sezioni/ambiente/solare/furti-pannelli/furti-pannelli.html
このレップブリカの記事によると、カンパーニャ州に設置されているENEL(イタリア電力公社)の世界最大規模の太陽光発電施設(年間発電規模250万kW、太陽光パネルの6万個、面積50ヘクタール以上)で、ENELは公式発表していないが、1年間におよそ7千枚の太陽光パネルが盗まれたらしい。
また、カンパーニャ州のサレルノ近郊にある街Teggianoに、町が設置した公設の太陽光発電施設(500kW、パネル数約8000枚)でも、過去1年間に6から7回窃盗事件があり、およそ3000枚のパネルが盗まれているという。

イタリアでは、あまり自動販売機を見かけないのだけれど、その理由は、自動販売機ごと盗まれてしまうからだという話を聞いたことがある。そんな国なら、さもありなんである。

対策としては、設置の際に使うネジの頭を特殊な形状にして、特殊工具を使わないと外れないようにしたり、パネルにID番号を付与して、闇ルートで流通した場合に、盗品かどうかチェックするシステムを確率するってことが考えられているという。

しかし、ネジが特殊でも時間をかければ外せるので、巡回を頻繁にやらないとダメだったり、ほとんどの太陽光パネルは輸入品であるために、それに全部IDを振るのは難しいなどの問題点があるという。

それにしても、イタリアダナァー
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2007年10月02日

pomodori pelatiを作る

青森にいる友人から、大量に料理用トマトが届いた。
pomodoro01.jpg
そこで、湯むきをして、pomodori pelatiの瓶詰めを作ることにした。
緑色は、かろうじて我が家の庭に生き残っていたバジル。
まず、詰め込む瓶を煮沸消毒する。瓶は、あちこち走り回って、結局近場の100円ショップでゲットした。
distil01.jpg
次に、トマトを水洗いした後、熱湯に数十秒入れて湯むきをする。
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湯むきしたトマトを、煮沸消毒した瓶に詰め込む。
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かなりギュウギュウに詰め込んだ。レシピでは、7割くらいとあったのだが、瓶が少なくて、ちょっと多めに詰め込んでしまった。
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詰め込んだ後に、香り付けにバジルを少々。
pomodoro07.jpg
瓶に軽く蓋をして、鍋の中へ。鍋底には、沸騰した際に、ガラスがカタカタいって割れないようにふきんを敷き、瓶には接触して割れるのを防ぐために紙を巻く。
この状態で鍋の蓋をして、沸騰させること1時間半。
pomodoro08.jpg
加熱することで、瓶の中の空気が抜け、トマトが熱で煮えて、瓶は煮沸消毒される。
空気が抜け、トマトが煮えたことで、ギュウギュウ詰めにしたはずが、7分目ほどに落ち着いた。
鍋に入れたままゆっくりと冷やし、さめたところで、蓋をしっかりと閉めればできあがり。
きちんと煮沸消毒されていれば、1年は持つ。
ちょっと手間はかかるけど、これで美味しい自家製トマトソースがいつでもできる。
友人に感謝。
posted by tady at 22:12| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mario Teran白内障の手術を受ける

Mario Teranって誰? と思いますよね。実は彼、1967年10月9日に、囚われの身となっていた、チェ・ゲバラを処刑した兵士である。
その彼が、キューバの資金援助で、ボリビアに建設された新しい病院で、キューバ人医師の手によって、無料で、白内障の手術を受けたんだそうだ。
http://au.news.yahoo.com/070930/2/14k41.html
http://www.plenglish.com/article.asp?ID=%
7B7A720744-2A35-449E-84A7-0EFEF943AB1E%7D)&language=EN


元ネタは、キューバの新聞granmaに出た記事らしい。元ネタを探したんだけど、granmaのサーチエンジンのサーバーが落ちているらしく、発見できなかった。
イタリアのサイトにも、ANSAの配信として記事になっていたので、ガセネタではないだろう。
http://www.borsaitaliana.it/bitApp/news/ansa/detail.bit?id=37820

ゲバラ没後40周年ってこともあって、多分に政治的プロパガンダの匂いがしないではない。
また、ボリビアの現政権は、初の先住民出身大統領で、反米路線をとるEvo Moralesだからかもしれない。

それにしても、先日見たシッコでも、911の英雄であり、アメリカ医療に見捨てられたアメリカ人たちを無償で治療していた。
アメリカが世界中に兵士を送って人を殺し、キューバは世界中に医師を送って人を助けるってほど単純じゃないにしても、アメリカがやってることより、ずっと支持できる。
posted by tady at 03:14| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

07年9月のアクセス解析

9月の訪問者数は、2005人。かろうじて2000人を超えました。PVは9393で、1万には達しませんでした。
就職活動→仕事始め→夜勤などの僕自身の生活の変化があり、更新した記事の数も34でした。
更新が少ない分、アクセス数も減少したということでしょうね。もう少し頑張らねば。
もっとも、伝える必要性を感じない(僕自身が)情報の垂れ流しは、戒めなければと思います。
アクセス解析を見ていてちょっとうれしかったのは、この前のブログにも書いたけれど、イタリア映画祭で見た「ミルコの光(公開時は”ひかり”)」の紹介記事を見にきてくれた人が多かったことです。
検索ワードの1位が「ミルコの光」で121アクセスがありました。
ひとつのキーワードにこれだけアクセスが集中するのは初めてかも。だいたい内容がちゃらんぽらんで多岐に渡っているので、かなり珍しいことです。

これからは、仕事もだんだんハードになっていくはずなので、更新回数は、さらに減少するかもしれませんが、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
posted by tady at 18:56| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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