2007年11月30日

真夜中のマーチ 読了

奥田英朗の「真夜中のマーチ」を読み終わった。
僕にとっては、図書館で読んでいない本があると借りてくる作家の一人となっている。
今回はあたりかな。
2003年10月10日発行のちょっと古い作品だったのだけれど、物語も良く練れていて、どんでん返しがいろいろとあり、かなり楽しめた。
ただ、途中で語り手が変わっていくところが、ちょっと読みづらかった。
短篇連作のスタイルを得意としている作家みたいなので、彼のスタイルだと思うしかないのだけれど、、、
作中で、誰も死なないもの評価したい。やたらと人が死ぬ小説が多い中で、彼のスタンスを感じた。
posted by tady at 20:06| ローマ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初号機始動

といってもエヴァンゲリオンではない。
ソーラー・インパルスっていう太陽光によって動力を得て、空を飛ぶっていうソーラー・プレーン計画のプロトタイプ機の建造がいよいよ開始されたらしい。
この計画は、熱気球で世界一周をしたスイス人冒険家ベルトラン・ピカールが計画した物で、スケジュールとしては、2007年にプロトタイプ完成、2008年試験飛行開始、2009年夜間飛行を含めた36時間連続飛行実験、2010年本番用2号機完成、長距離飛行実験、2011年世界一周飛行となっている。
http://www.solarimpulse.com/en/index.php
詳しい計画内容は、日本語訳されたPDFがあるので、ここでは省略。
http://www.solarimpulse.com/multimedia/docs/2007/10/si_presentation_17p_jap.pdf

それにしても、PDFファイルの2ページ目に乗っている後援会のメンバーを見るとなかなかおもしろい。
そして、オメガやドイツ銀行などもスポンサーになっている様子。
金のかかる冒険をするためには、人脈と売り込みが重要なんだろう。

上述の資料には、その辺も書いてあるので、読んでみるとおもしろいかも、僕はざっと眺めただけだけど。

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2007年11月29日

やっぱり口だけ?

今日から、イタリア環境連合の8回目全国総会が10日間にわたって開催されることになっている。
その場で発表されるイタリア人の環境問題に対する意識調査の内容について、レップブリカが報じていた。
http://www.repubblica.it/2007/11/sezioni/ambiente/
sondaggio-legambeinte/sondaggio-legambeinte/sondaggio-legambeinte.html


これは、La nuova ecologiaが、Lorien Consultingって会社に依頼して行ったもので、イタリア人の成人の意識が反映される千人を抽出して、環境問題に対する意識と現実に行っていることについて調べたものだ。

イタリア人の多くは、環境問題を憂慮しており、その解決策には、個人のライフスタイルを変えていくことが必要だということは、認識しているものの、現実に実践している人は、少ないって結果らしい。
具体的には、
ゴミの分別収集に対応できると答えた人は86.2%いるのだが、現実に自宅のゴミを紙類・ガラス・プラスチック・その他のゴミに分別しているひとは51.5%。

自宅の電球を白熱球から省エネタイプに切り替えるのはやぶさかではないと答えた人は72.5%。ところが実際に取り替えている人は53.1%。

自家用車ではなく、公共交通機関を使うことをいとわないと答えた人は59.1%だが、実際にそうしている人は21.6%しかいない。

つまり、イタリア人は口じゃいろいろいうけど、全然やってないじゃん!ってことなのだ。
しかし、これを表現する「言うは易く行うは難し」って言葉が日本語にはあるわけで、同じような調査を日本人対象にやったとしたら、やはり同じような結果がでるのではないかと思う。
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2007年11月27日

オリーブオイル−17%、ワイン−12%減収

La nuova ecologiaの記事によると、米国のNational Climatic Data Centerが、2007年の北半球は、過去127年間で一番暑かったというデータを発表したんだそうだ。
http://www.lanuovaecologia.it/inquinamento/clima/8587.php
ネタ元のNational Climatic Data Centerのサイトを探して行ってみたのだが、英語が苦手で元データはみつからなかった。
いずれにしても、地球温暖化の現実は、ブッシュ政権がどうであろうと、米国の政府機関でさえ、否定しきれないってことなんだろう。

一方、Coldirettiのサイトには、こんな記事も出ていた。
http://www.coldiretti.it/docindex/cncd/informazioni/833_07.htm
この記事によると、イタリアでも異常気象の影響で、農作物の収量が減っているという。
オリーブオイルがマイナス17%、ワインがマイナス12%、果実などがマイナス5.4%も減っているという。
農作物市場について調査を行っている機関Ismea=Istituto di Servizi per il Mercato Agricolo Alimentareの予測によると、野菜全体でおよそ4.4%の減収になるという。
http://www.ismea.it/flex/cm/pages/ServeBLOB.php/L/IT/IDPagina/1

また、Isac-Cnr(Istituto di Scienze dell'atmosfera del clima気候大気科学研究所とConsiglio Nazionale delle Ricerche
イタリア学術会議)によると、2007年は過去200年間で一番暑かったらしい。
http://www.cnr.it/sitocnr/home.html

多分、地球温暖化が原因ではないかと思われるサイクロンが、バングラデッシュを襲って、多くの死者が出ているときに不謹慎かもしれないが、イタリア産のオリーブオイルとワインが手に入らなくなることも、気がかりである。




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2007年11月26日

魔女の笑窪 読了

大沢在昌の「魔女の笑窪」を読み終わった。
やっぱりこの人は、男を主人公にしたほうが、おもしろい。
この作品は女性が主人公なんだけど、描写にどうも無理がある。
テーマとなっているのは、性と島抜けなんだけど、以前読んだ作品の続編ではないかとおぼろな記憶をだどったのだが、その作品が思い出せない。

いずれにしても、話の運びが、彼にしては安直で、ちょっとがっかりの作品だった。
posted by tady at 20:35| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週食べたラーメン07年11月第4週

20日火曜日が夜勤明けだったのだが、夕方から会議が入っていて、午前中に一度自宅に帰り、夕方から再び職場へ。
会議後、いい時間だったので、相模大野二郎へ行ってみることにした。
ところが、店についてみると「体調不良のため臨時休業」の張り紙がorz。
仕方なく、22時までやっている上野毛二郎へ向かった。
ここのところ、かなり頻繁に食べているなぁーと思いつつ、美味しくいただいた。

21日は休みだったのだが、インフルエンザの予防注射の影響を引きずっていて、自転車にも乗らず、ラーメンも食べなかった。

この週末は、世の中は三連休だったのだが、僕にはまったく関係なかった。
それでも、25日が休みで、久しぶりに秋葉原へ出かけた。
まずは、手近な小杉二郎でお昼を食べる。元々日曜日は、営業してない二郎が多く、さらにこの日は、二郎栃木店の開店日で、多くの二郎の支店の店主が、開店を応援しに行くために休業していた。
そんな中で、営業していたのが、小杉二郎ってわけ。
小杉二郎につくと、なぜか止めたはずの元助手さんがいて、仕切っていた。
この方、一部では結構有名人のよう。
ラーメンは、小杉二郎らしい、やや細めで、長い麺で、ゆで加減はバッチリ。豚も、前回に比べて厚めで、かなり満足。

腹が膨れたところで、秋葉原へ。
いやー、秋葉原は、ちょっと行かないとすぐ変わってしまう街だということを改めて実感。
街中を、多くの若者が清掃していて、ナンジャラホイ? と思ったら、どうやら「秋葉原おそうじ志隊」って催しがあったらしい。
http://jabro.jp/Entry/401/
これは、なかなか好ましい風景。
一通り、アキバをグルット回って、メモリが安くなり、手頃なマザーボードの安売りに心揺れながら、今は別に当たらしいPCがすぐに必要なわけではないので、AMDの新しいCPUがもう少し手頃な価格に下がるまで、もう少し待とうと物欲を必死に抑えた。

そうこうするうちに、いい時間となってきたので、次の目的地へ。この日は、池袋のサンシャインで開催されていたアイランダー2007の最終日。その後は、高田馬場で、ミクシィの小笠原コミュのオフ会が予定されていた。
この催しは、日本各地の島が一同に会しての物産展のようなもの
http://www.i-lander.com/
僕は今回が初めてだったのだが、それにしても、日本にはいろんな島があるもんだと感心。
ステージでは、沖縄の太鼓のグループや八丈太鼓の演奏などもあり、お腹に響く和太鼓の音を堪能。

5時すぎに、会場を後にして、オフ会へ向かった。今回のオフ会は、8人ほどの小じんまりした集まりだったのだが、小笠原好きの人たちと楽しい一時を過ごす。美味しい料理に舌鼓を打ちながら、気がつくと泡盛の一升瓶が2本も空いていた。

いつもより始まった時間が早かったので、22時には散会。

途中天ゝで塩ラーメンを啜って帰宅。
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2007年11月25日

ハイジ放映から30年

日本のアニメ「アルプスの少女ハイジ」が、イタリアで初めて放送されたのは、1978年2月7日午後5時のことだったそうだ。テレビ局は国営放送のRAI1。
それから、30年たった今も、Italia1ってテレビ局で未だに放送されていて、現在でも視聴率は20%もあるんだそうだ。
http://www.repubblica.it/2007/11/sezioni/spettacoli_e_cultura/heidi-trenta/
heidi-trenta/heidi-trenta.html


この「ハイジ」の成功により、日本アニメが大量にイタリアに輸入されるようになったという。
レップブリカの記事は、かなりちゃんとしていて、ハイジの製作スタッフに、宮崎駿や高畑勲がいたことにも触れている。
クオリティの高い作品は、年月が経っても色褪せないって証かもしれない。
同時にまた、原作が、世界的に知られている作品であり、スイスが舞台のため、イタリア人にとって違和感なく見ることができるという側面もあるかもしれない。
ただ、友人から聞いたこんな話もある。以前ここにも書いたかもしれないけれど、、、
スイスで、スイス人に、「ハイジ」が日本の作品であることがすぐに分かったと言われたんだそうだ。そのわけは?
日本人が見ても、なんの違和感もないハイジの仕草なんだけど、スイス人が見ると奇異に感じて、日本だとすぐ分かる動作。
それは、オジギなんだそうだ。アニメの中で、ハイジはやたらとオジギをするので、これは日本の作品だと分かったって話。
この話を聞いたとき、「なるほどね」と思ってしまった。

そしてつい最近、やはり文化の違いにより、「ハイジ」が社会問題化している国があるらしい。
それはトルコ。トルコの教育省によれば、パンツ丸見えのハイジは「猥褻な少女ハイジ」ってことになるらしく、検閲の対象になってしまったんだそうだ。
http://www.lastampa.it/_web/cmstp/tmplrubriche/base/
grubrica.asp?ID_blog=47&ID_articolo=152&ID_sezione=70&sezione=


トルコの教育大臣が、日本の秋葉原に行って、メイドさんやら、フィギアを見たら、目を剥いて卒倒してしまうかもしれない。
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2007年11月24日

世界大学ランキング

世界大学ランキングトップ200っていうのがあるらしい。今年で4回目になるとか。
http://www.thes.co.uk/worldrankings/
しかし、このオリジナルサイトでは、購読者でないと何も読めない。
で、イタリア語のサイトを見ると、ちゃーんとありました。
http://download.repubblica.it/pdf/2007/top_200_universita.pdf
きっと、ダウンロードしたのをそのまま保存して公開しちゃったんだろね。如何にもイタリア的。
これを見ると、上位はほとんどイギリスとアメリカの大学で、それ以外の大学もカナダとオーストラリアが入っているくらいで、ほとんどまったく英語圏の基準に思われる。英語以外で最初に登場するのは、東京大学で17番目、ついで18位の香港大学となっている。
まあ、いずれにしてもこのランキングの上位の大学を卒業した連中が、現在の世界を牛耳っているんだろうなぁ。
興味のある人は見てみたら。200位以内に日本の大学も結構入ってます。

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2007年11月23日

世界の変な都市名

2spareってサイトがあって、
http://www.2spare.com/
へんてこりんなランキングを紹介している。
世界の変な都市名50っていうのが、これ
http://www.2spare.com/item_91518.aspx
1位はオーストリーにあるFucking(これは訳はいらないね)
2位が米国インディアナ州にあるFrench Lick(フレンチ・リック=フランス式舐め技)
3位が米国オレゴン州のBoring(退屈)
4位がペンシルヴァニアにあるIntercourse(性交)
5位がカナダのニューファンドランドにあるDildo(これもいいよね訳は)

という感じで、50位まで続いている。
ウェールズにある
Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch
とか
ニュージーランドにある
Taumatawhakatangihangakoauauotamateapokaiwhenuakitanatahu
こんな長い名前の街に住んだら、えいらこっちゃ。保険の契約とか、役所の手続きで、住所を何回も書くはめになったらやってられないだろな。

このサイトを見たイタリアのメディアが、イタリアにまだまだ変な名前の都市があるという記事を書いている。
http://www.corriere.it/cronache/07_novembre_21/nomi_citta_
41afb37e-9834-11dc-89d7-0003ba99c53b.shtml

性と動物の名前が多いらしい。

「行っちゃう」街や「乱交」街があったり、するらしい。
ここに、その一部が標識入りで出ている。
http://www.corriere.it/gallery/Cronache/vuoto.shtml?2007/11_Novembre/paesi/1&1
SessoはSex
Bastardoは英語でbastard
Bel Sedereは美しいお尻
Betlemmeはベツレヘム
Rincoは隠語みたいで、調べ中
Cosciaは太もも

このほか、犬、猫、水牛、アヒルなんて町の名前もたくさんあるそうだ。

上述の2spareには、他にもいろんなランキングが出ている。
これなんかは、写真なので分かりやすいし、笑える。
http://www.2spare.com/item_91339.aspx

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2007年11月22日

11月25日は 女性に対する暴力撤廃の国際デー

イタリアのサイトの記事を読んでいて、とっても気になったものがあった。
ヨーロッパにおける女性の死因のトップは、ガンや戦争や事故によるものではなく、暴力によるものだって記事だ。
イタリアでは、この6ヶ月間で、そういった暴力で死亡した女性が62人、死にかけた人が141人もいるんだそうだ。
この数字は、11月25日の国連「女性に対する暴力撤廃国際デー」にあたって、ISTATが発表したものらしい。
多くの記事があるのだが、記事毎に数字が違っていたりするので、オリジナルサイトを探したのだけれど、ネタ元はみつからなかった。
http://news.google.co.jp/news?hl=it&ned=it&ie=UTF-8&ncl=1103735402
イタリアのマスメディアの数字が当てにならないことは、以前にも書いたので、ネタ元が、確認できないってことは、「まあ、そういう傾向があるのかって」くらいに理解するもんだと僕は思っている。
しかし、それにしても、女性に対する暴力が蔓延しているのは、日本の新聞を読んでいても明らかわけで、イタリアの記事もあながち間違ってはいないと思う。

どの記事でも共通しているのは、加害者が知り合い(夫や前夫、恋人や元恋人)の場合が70%であり、被害を受けた女性の95%が、告発をしてないって数字だ。

この傾向は、全世界的なものらしく、それゆえ国連は、1999年に11月25日を「女性に対する暴力撤廃の国際デー」として定めたんだろう。(元々の理由は、1960年にドミニカで、3人の女性が政治的理由から独裁者に暗殺された日が11月25日だったらしい)

この状況を評して、まさに「femminicidio」だと言う女性活動家もいる。殺人は、イタリア語で「hommicidio」なのだが、このhommiは、ホモ・サピエンス何て言うときのホモと同じ語源で、人間って意味なわけだ。英語でも、殺人はhomicideって言うわけだが、人間ではなく、「女性殺し」って意味で、femminicidioって言葉が生まれてようだ。

イタリア語の他にスペイン語で「feminicidio」、あるいは英語で「feminicide」でググルと、欧米ではかなり普及している言葉=それだけ現状が酷いってことがわかる。

いろんな国際デーがあるわけだが、その一覧がwikipediaに出ていた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%87%E3%83%BC
11月21日が、「世界テレビ・デー」だったというのは、知らなかった。
それはともかく、この日本語版では、11月25日のこの日についての解説は、未だ存在していない。
英語版とイタリア語版には、存在する。
http://en.wikipedia.org/wiki/International_Day_for_the_Elimination_
of_Violence_against_Women


http://it.wikipedia.org/wiki/Giornata_internazionale_per_l%27eliminazione
_della_violenza_contro_le_donne


日本では、まだまだ認知度が低い「国際デー」のようだ。
ちなみに、イタリアでは、前日の11月24日に、ローマでデモが開催される予定だという。これには、現政権の男女平等大臣も賛同していて、参加を表明しているという。

僕は、加害者側の男であるわけだが、そういう暴力的な関係は、持ちたくないと思っている。
ただし、ちょっと複雑なのは、優しい男=良い人=友達→恋人にはならないって図式がどうもあるような気もしている。
posted by tady at 19:53| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月20日

食に保守的なイタリア人

イタリア料理アカデミーって団体があって、
http://www.accademiaitalianacucina.it/
そのパルマ支部が、設立50周年になるんだそうだ。
それを記念した催しが、先週末行われ、その席で、同アカデミーがCensisに依頼して行った、イタリア人の食に関する調査結果が発表された。
http://www.lastampa.it/redazione/cmsSezioni/societa/200711articoli/27681girata.asp
それによると、ヨーロッパ人の平均で22%の人が近年食習慣が変わったと答えている。最も変わったと回答した国はスウェーデンで43%。次いで、デンマークとオランダで31%となっている。ところがイタリア人で、変わったと答えたのは15%で、ヨーロッパの平均を大きく下回る。

全く変化がないかと言えば、そうでもなく、ISTATのデータでは、パスタの消費量が減っていたり、魚の消費量が増えていたりする。
この調査でも、間食を取るようになったと答えたイタリア人は40%。また、未だに70.2%の人が、イタリアの伝統に則って、昼食が一日のメインの食事と考えている一方、夕食をメインと考える人が21.9%で、これは1995年に比べて3.4%増加しているという。
売上高で比較すると、インスタント食品や低脂肪や低コレステロールなどの健康考えた機能食品の生産も増えており、食品の総売上高の24%がこうした新開発商品や手軽に調理できる加工食品が占めている。
圧倒的に多いのは伝統食で、総売上高の66%。残りの10%が、特産品や有機食品である。

イタリア人消費者が食品を選択する時の一番大きな基準は、商品の品質と価格なんだそうだ。最低限納得できる品質の商品を、家計にダメージを与えない範囲で購入するとというバランスの上に成り立っているらしい。
従って、判断基準の1位は品質で39%、その次が価格で32%、3位は鮮度で20%、4位が安全性で16%、そして5位にようやく味で、14%となっている。
イタリア家庭に占める食費の割合は、1975年で34.4%。それが現在では18.9%で、これからアルコール飲料を除くと、15%になるそうだ。

イタリアが伝統食を維持している理由として、食品業界の工業化の遅れと、強固な伝統的食文化があるからで、新商品といえでも、伝統食に則っていないければならないという事情があるようだ。

少しずつ変化しているとはいえ、ピッツァ・スパゲッティ・マンマの味は、まだ健在のようだ。
なお、イタリア料理アカデミーのサイトには、レストランガイドもあるようだ。
興味のある人は見てみたら?
posted by tady at 15:58| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月19日

今週食べたラーメン07年11月第3週+α

今週は12日月曜日がお休み。天気も良く、朝一番で、富士山がよく見える所へ行ってみた。
fuji001.jpg
しかし、この日は、ちょっと空気が濁っていたのか、前回、大雨の後に見た富士山と比べて、ややかすんでいた。
それでも、あまりの天気の良さに、どこかへ出かけたいと思いつつも、二郎も食べに行きたいってことで、さんざん迷ったあげく、開店直後の上野毛二郎へ行って食べ、その後柿生駅へと向かって、近場の里山歩きをすることにした。
さすがに週初めの開店直後とあって、上野毛二郎では、まったく待たずに着席できた。今回は小ニンニクマシでお願いする。
厚めの豚が2塊に、細かく刻んだ豚も添えてあり、鶴見二郎の後では、実に満足のいく盛り。ただ、麺はなんか細めに感じた。さっくりと食べ終わる。それにしても上野毛二郎は、ちょっとしょっぱい。
満腹となったところで、電車とバスを乗り継いで柿生駅へ。
参考としたのは、麻生区がホームページに載せている「あさおウォーキングマップ」
http://www.city.kawasaki.jp/73/73hohuku/kenko/kenko/sonota/walkingmap.htm
調べてみると、結構いろんなところで里山歩きマップが作られているようだ。

今回歩いたのは柿生から王禅寺へと向かうルート。柿生駅から歩き始めると、案内図があった。
kakio01.jpg
このあたりも緑が残っていて、まず目に付いたのは、ススキの穂。秋だなぁーって感じだ。
kakiko02.jpgkakio03.jpg
コースの途中には、神社なんかもあった。
そして、柿生ですから、柿も

kakio05.jpg
里山としては、あまり深い山はなかったけれど、それなりに林の木々も色づいていた。
kakio06.jpg
帰り道、バス停にでたところの街路樹も色づき、秋を感じた。
kakio04.jpg
で、
次の休みは土曜日だった。ところが水曜日にインフルエンザの予防接種をしてから体調がすぐれず、木曜日が夜勤。金曜日の夜勤明けには、もうヘロヘロ。土曜日は、自転車に乗る気力もなく、車で、白河中華に食べに行った。本当は、二郎でも食べてスタミナをつけたかったんだけどね、、、、
posted by tady at 13:19| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月18日

ナガスクジラ・ザトウクジラの捕鯨再開

基本的に、捕鯨に反対だ。
小笠原で、ザトウクジラを間近に見てからは、なおさらそう思うようになった。
捕鯨の問題は、賛成側と反対側の主張が、ねじれにねじれてしまって、ある意味、本題とは関係ないところで、過熱しているところがある。
僕は、クジラが可哀想だとか、可愛いからとかいうのとは違い、ただ単純に、人間によって、激減してしまったクジラを元のレベルまで回復させるのが、人間としての責任だと思っている。

日本は、今まで調査捕鯨という名目で、ミンククジラを獲ってきた訳だけが、今年から、ナガスクジラとザトウクジラを50頭ずつ、調査捕鯨の名目で獲る計画だという。
これは、今年の5月に行われた国際捕鯨委員会の場でも、日本政府は明言している。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2231967/1637964
その調査捕鯨船団が今日出航した。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20071118SSXKA005318112007.html

百歩譲って、頭数が増えていると言われているミンククジラの捕獲に目をつぶるとしても、ナガスクジラとザトウクジラを捕獲するというのは、やっぱり納得できない。
鯨肉は、歯鯨よりもヒゲ鯨の方が美味しいと言われているが、ナガスクジラもザトウクジラもヒゲ鯨に属する。
捕獲した鯨の肉を国内で販売して、その売り上げを調査費用に充てるというのだが、それが繰り返され、売り上げが上がれば、それだけ多くのクジラを捕獲するってことになるんだろうか?
絶滅が危惧されている生物種を保護するために、調査研究が必要で、そのためには捕獲して殺さなければならないっていうのは、矛盾だと思うのだが、、、
パンダやマウンテンゴリラを保護するために、捕獲して殺すっていう話は、聞いたことがない。

エコロジーとか自然保護とかいろいろ言われている現状で、日本の「調査」捕鯨っていうのは、時代に逆行しているとしか思えないのだけれど、、、
posted by tady at 23:22| ローマ | Comment(6) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月17日

Italia in cifra 2007

ブログのネタ探しに、ISTATのサイトを覗いたら、見落としていた面白そうな資料があった。
http://www.istat.it/dati/catalogo/20070517_00/
今年の5月17日に発表されたもので、ISTATの統計資料を、わかりやすい形で、数字とグラフを使って解説してある。
今年度版の特徴は、過去のデータも併記されていることだという。
PDFでダウンロードして、ちょっと読んでみた。
http://www.istat.it/dati/catalogo/20070517_00/italia2007.pdf
英語版のPDFもある。
http://www.istat.it/dati/catalogo/20070517_00/Italy2007Ing.pdf

既に紹介してきたデータもあったりするが、こうしてまとまっていると、なかなか読みやすい。
最初にイタリアの領土や人口に関する統計数字がでている。
イタリアの国土の面積は、301,336平方キロメートル
森林は、68,571平方キロメートル
海岸線の総延長は、7,375km
地震地帯は、27,645平方キロメートル
自然保護地域は、57,325平方キロメートル
一番高い山は、Monte Bianco(日本語ではモンブランの方が通りがいいかも)で、4810メートル
一番長い川は、ポー川で、652km
鉄道の総延長は、16,255km
道路の総延長は、172,420km
州の数は、20
県の数は、107
市町村の数は、8101
居住人口は、58,751,711人
外国人居住者は、2,670,514人
家族数は、23,600,370家族
一家族の構成人数の平均は、2.5人
人口密度は、1平方キロメートルあたり、195人

州別に人口密度を見ると、ナポリのあるカンパーニャ州が1位で、426人/km2

一人の女性が出産する子供の数は、1961年に2.41人だったものが、2006年では、1.35人となり、初産の年齢は、1961年が25.7歳だったものが、2006年には30.8歳となり、少子化、高齢出産化が進んでいることが分かる。

一方平均寿命は、1961年に男67.2歳、女72.3歳だったのが、2006年には男78.3歳、女84.0歳まで伸びている。

結婚したカップルの数は、1931年には276,035組だったのが、2005年には250.968組で、一見変化がないように思えるが、1931年の総人口は約41,652,000人で、2005年はそれに比べて1千万人は増加しているので、実質的には減っていることになる。
イタリアは1970年に離婚法が制定されるまで、離婚はありえなかったのだが、合法的な別居っていうのはあったらしい。
1926年の結婚したカップルは295,566組で、合法的に別居したのは1,321組となっている。
しかし、1971年からの統計をグラフにしたものを見ると、離婚、別居ともに右肩上がりで伸びている。
2004年の離婚カップル45,097組、別居カップル83,179組とある。

一家族の構成人数は、1931年では、4.2人だったのに対し、2006年には2.5人まで減っており、核家族化が進んでいることも分かる。

ゴミの分別収集は急速に普及しているようだ。
1996年に収集されたゴミは2600万トンで、そのうち分別収集されたものは7.2%に過ぎなかったのが、2005年には24.3%が分別収集されている。

自動車の普及率は、非常に高いのだが、中でもアオスタは、異常に車が多い。よく読むと、新車を購入する際に特別な税の減免措置があるかららしい。
仕事に行くのにどんな交通機関を使うかという統計では、自家用車が常に70%以上を占めている。公共交通機関はほとんど使っていないってことらしい。笑えるのは、2位は徒歩。

家計に占める食費の割合も劇的に変化しているようだ。1953年の調査では、北部・中部・南部の区別無く、50%以上が食費だったのに、2005年では、北部は17.6%、中部19.7%、南部24.8%となっていて、エンゲル係数が急激に下がっているってことになる。

映画を見に行く人が減っていることも、統計資料からわかる。
1936年の販売された映画のチケットは2億6400万枚、ところが、2004年では半分の1億1321万4000枚になっている。

司法に関する統計の部分では、喧嘩が多いのは南部だってこともわかる。
また、感覚的に犯罪が増えてきているとは思っていたのだが、統計としてそれもはっきりと示されている。
1926年に告発された犯罪数は人口10万人あたり1,706.2件だったものが、2004年には5,077.8件に増えている。
特に、1954年が、1,658.9件だったものが、1974年になると倍増していて、3,279.1件となっていることから、ここ30年くらいの現象ということになる。

公衆衛生の面では、乳幼児死亡率は急激に下がった。1931年には、1000人生まれたうちの112.9人が死亡していたのに対し、2002年ではわずかに4人。

喫煙人口についての統計も面白い。
14歳以上の100人を基準とした場合、
1980年の男性の喫煙者は54.3人で、禁煙した人は9.9人、全く吸ったことがない人が35.7人だった。
それが、2005年では、喫煙者は28.3人で、禁煙した人は30.4人、全く吸ったことがない人は39.0人
つまり、吸わない人は全く吸わないが、多くの男性が、一度はタバコを吸うものの、禁煙しているってことだ。

女性の場合は、ちょっと違っていて、1980年の女性の喫煙者は16.7人で、禁煙した人は1.4人、全く吸ったことがない人が81.9人だった。ところが、2005年では、喫煙者は、16.2人で、禁煙した人15.0人、全く吸ったことがない人が66.4人となっている。
つまり、今まで、吸わなかった人が、タバコに一度は手を出して、禁煙しているってことだ。これは、もしかしたら、女性の社会進出と関係があるかもしれない。

後半は、経済の話なので、ざっと目を通しただけ。興味のある人は、PDFをダウンロードして読んでみると良いかも。全文で35ページである。
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2007年11月16日

悪いうさぎ 読了

若竹七海の「悪いうさぎ」を読み終わった。
まったく知らない作家だったのだが、なにやらAV女優みたいな名前だなぁーと思いながら図書館で借りた。
読み始めてすぐに思ったのは、かつてはまった、スー・グラフトンやサラ・パレツキーの女性探偵シリーズの日本版だなってこと。
乾いた文体や主人公の性格描写などは、明らかに影響を受けているなぁーと思った。
ただ、舞台が日本となると、そもそも探偵なんていう主人公の職業自体が、絵空事に思えてしまうし、スケールも小さくなってしまうのは致し方ないか、、、

テンポは良く、非常に読みやすかったが、所々、僕の思考形態では、理解しづらい部分もあったりして、前後関係を何度か読み返すところもあった。これは、描写力というよりも思考形態の違いってことなのかもしれないと、思ってしまった。

タイトルや本の装丁とは違って、話はかなり陰惨な結末へと向かっていく。
男性作家だと、このへんの暴力描写がかなりしつこくなってうんざりするんだろうけど、その辺はサラッとしていて、多少物足りなさもあるものの、僕的にはOKだった。

一冊読んだだけで評価を下すのは間違っているかもしれないが、この作家の他の作品を積極的に読みたいとは思わなかった。
まあ、機会があれば、また手に取るかもしれないけれど、、、
posted by tady at 21:12| ローマ ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月15日

もっともよく歌われる歌

ダンテ・アリギェーリ協会が、パーティーの時に一番良く歌う歌は何? って調査をやった。
http://www.ladante.it/servizi/sondaggio_ris.asp?id_sondaggio=10

一般的に、もっともよく歌われていると思われていたのは、Domenico Modugnoの「Nel blu dipinto di blu」だった。この歌は、正式な曲名よりも「Volare」の方が、通りが良い。
ところが、この調査で、「Volare」を抜いて1位になったのは、AZZURRO (A. CELENTANO)だった。
ここで、2曲のさわりの部分を聞くことができる。
http://tv.repubblica.it/home_page.php?playmode=player&cont_id=14386

傾向としては、60年代の曲が多い。僕も全部知っているわけではないが、ああこの曲ねっていうのもいくつかある。
逆に、イタリア人なら、ここに並べられている曲は、だいたい知っているんだろう。
言葉を勉強していて、ネイティヴにはかなわないと思うのは、その国で生まれ、育ってきた人は、例えばこれらの曲を聴くだけで、当時の様子(個人的な思い出だけでなく、社会や政治状況も含めて)が蘇ってくるんだろうなってことだ。

一方で、イタリア語を学ぶ海外からのオンライン投票も増えてきているんだそうだ。
この結果を報じたレップブリカによると
http://www.repubblica.it/2007/11/sezioni/
spettacoli_e_cultura/azzurro-volare/azzurro-volare/azzurro-volare.html


一番多かったのは南米からのアクセスだったのだが、際だったニュースとして、中国と日本からのアクセスが急増しているんだそうだ。
単なるイタリアブランドマニアから、ちゃんとイタリア語を学ぼうとする日本人が増えて居るんだとすると、嬉しいのだが、、、、
ダンテ・アリギェーリ協会で、現在行われている調査は「現代・古典を問わず、あなたに感動を与え、もう一度読んでみたいと思うイタリア人作家の作品は何?」ってやつだ。
http://www.ladante.it/servizi/sondaggio.asp?id_sondaggio=11
この調査でも、日本からのアクセスが多いとしたら、きっと本物なんだろうな、、、、
posted by tady at 14:15| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

HUB

ヨウツベなんて呼ぶ人もいるのだが、YouTubeがネットに与えた影響は、かなりの物がある。
個人が発信した映像が、あっという間に世界に流れるわけで、例えば、かなり以前ここで取り上げた「Free Hug」も、YouTubeが発信元だった。
これを人権問題に特化したサイトが現れた。それがHUBだ。
僕が知ったのは、イタリアのニュースからだったのだが
http://www.repubblica.it/2007/11/sezioni/persone/peter-gabriel/peter-gabriel/peter-gabriel.html
本家のサイトはここ
http://hub.witness.org/en/AboutHub
このサイトを始めたのは、ピーター・ガブリエル。僕にとっては、ジェネシスのボーカリストってイメージしかないのだが、すでに1992年にwitnessっていう人権問題を扱うサイトを開設しているそうだ。
http://www.witness.org/

HUBはまだできたばかりらしいが、世界各地の人権侵害の様子が映像でアップロードされているようだ。この間、日本人ジャーナリストが殺されたビルマ(ミャンマー)のデモの様子もアップロードされている。
マスメディアに載らない、現場の生の様子を知ることができる。

こういうニュースが多い事自体、悲しい現実な訳だが、一方で、そういう現実をきちんと伝えないマスコミに対抗するメディアとして、かなり有効だと思う。

U2のボノもそうだけど、ロックシンガーが、単なるエンタテナーとして金稼ぎに走るだけではなく、ロックの魂を忘れずに反骨精神とその気概を持って、世の中のおかしなところを訴えるというのは、ちょっと嬉しい。本来ロックとは、反体制の音楽だったはずなんだもの。

これとまったく逆の傾向をもつYouTubeの影響を受けたサイトもある。YouPornだ。サイトのURLは載せないが、このサイトの出現によって、ポルノ産業が大打撃を受けているという報道もあった。

人権を侵害や自由の抑圧に反対するサイトと、逆に自由(この場合は性の自由であるのだが)を食い物にしてお金を儲けようとする業界を震撼させるサイトってことだと思うのだが、YouTubeっていう同じ母体を持ちながら、両極端に進化しているネット社会って面白い。そして、両極端に見えながら、実は本当の自由を求めるって意味では同じだと感じられる点も、今後のネットの発展を考える上で、重要なんだと思う。硬軟取り混ぜて、多種多様な情報が行き交うのがネットなんだろうな。それを規制しようというのが、一番怖い。
posted by tady at 20:49| ローマ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

船舶からの排ガスで年間6万人死亡

Environmental science and technologyって雑誌に発表された研究によると、世界レベルで見て、船舶から排出されるPM2.5や窒素酸化物、硫黄酸化物などの排ガスにより、年間6万人が死亡していると推定されるんだそうだ。
http://pubs.acs.org/subscribe/journals/esthag-w/2007/nov/science/nl_shipemisions.html
研究を発表したのは、University of Delaware のJames CorbettとRochester Institute of TechnologyのJames Winebrakeが率いるチームだそうだ。

いくつかの推定モデルを使用しての計算結果によると2002年の段階で、1万9千人から6万4千人が、船からの排気ガスで死亡していることになり、このままだと、死者の数は、5年後の2012年には40%増加することになるという。

日本の国会では、反テロの闘いのために、船舶への給油を行うか否かが問題になっているわけだが、日本が提供する燃料によって、アメリカの軍艦が排気ガスを出し、その結果多数の人が(間接的直接的)死んでいるかもしれないわけだ。

似たような研究を航空機でやったら、結果はもっと深刻化もしれないし、自動車ならもっとすごいことになるのかもしれないと思ってしまうわけだが、、、
posted by tady at 22:22| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月11日

今週食べたラーメン07年11月第2週

今週は、木曜日金曜日と休みだった。
二郎の禁断症状がかなりあって、木曜日には、絶対二郎を食べにいくぞ!と思っていたのだが、いろいろと家の用事を片付け終わったのは、午後の1時過ぎ。自転車で出かけても、大体2時には昼の部が終了してしまう店がほとんどなので、二郎は諦める。
その時間から出かけてどうにか間に合いそうだったのが、昼の部の終了が3時の辰屋。ということで、自転車で松陰神社を目指した。
何度か自転車で行っているのだが、今回は近道をしようとして焦ったのが裏目に出て、途中道に迷ってしまった。
それでも、ギリギリ3時10分前に到着。辰醤油を注文。
二郎と同じではないけれど、ここのラーメンはいつもハイレベルで安定している。大満足で食べ終わり帰路についた。しかし、秋の日暮れはかなり早く、重いお腹を抱えて、必死で自転車を走らせ、どうにか日暮れ前に自宅に到着。

翌金曜日は、リベンジってことで、どうしても二郎を食べるぞ!って意気込みで、最近ようやく昼の部が再開した鶴見二郎に向かった。
ネットでは、量が少ないとか、スープが薄いとか、いろいろマイナス評価の多い鶴見二郎なんだけど、個人的には好きな味なので、楽しみにしていたのだが、しかしやっぱり、ネットのマイナス評価も分かるよなぁーって結果だった。
到着したのは、お昼過ぎ。席はほぼ満席。しかし、ほとんど待たずに着席できた。今まで食べた二郎の中で、唯一「大」が完食できる鶴見二郎なのだが、前日も辰屋を食べてるしってことで、小をチョイス。
出てきたラーメンは、味はいつもの味だったのだが、麺の量が極端に少なく、豚も薄いのが一切れだけ、それもやたらと塩っぱかった。ちょっと残念。
多少、禁断症状は緩和されたものの、満足のいくものではなかった。
次回の休みこそ、しっかりとした二郎を食べるぞ!
posted by tady at 22:36| ローマ ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界エネルギー会議開催

20年前にイタリアが脱原発を国民投票によって決めたって話を昨日書いた。
そして、明日からローマにおいて、WEC(World Energy Congress=世界エネルギー会議)が開催される。
しかし、この会議は、各国の政府の代表が集まる会議で、昨今の傾向として、地球温暖化対策を口実に、再び原子力の利用を推進しようという感じになっている。
これに対抗して、EUの緑の党とイタリアの緑の党が呼びかけ、イタリア環境連合、グリーンピース・イタリア、WWFイタリアが協賛して、緑のエネルギー政策を訴える会議が開催された。
http://www.greens-efa.org/cms/default/dok/201/
201182.world_energy_solutions_switch_to_green_p@fr.htm


この会議の資料は、ここからダウンロードできる。
http://www.greens-efa.org/cms/default/rubrik/11/11851.conference_documents@fr.htm
ひとつひとつきちんと読むと、ヨーロッパのエネルギー政策についていろいろと勉強になりそうなのだが、時間が無くて読めていない。ほとんどが英文なので、とりあえず紹介ってことでお茶を濁しておく。

プログラムを見ていて、ちょっと感心したのは、反政府系の催しなんだけど。イタリア緑の党から、現環境大臣であるペコラロ・スカーニオや、与党側で、国会の環境委員会の現委員長であり、前イタリア環境連合代表でもあるエルメッテ・レアラッチも参加していることだ。

もう25年ほど前、僕がイタリアで平和運動に関わっていたころに見知った名前が散見されるのもなにやら懐かしかった。みんなそれなりに、頑張っているんだなぁーなんて思ってしまった。

世界エネルギー会議については、きっと日本のマスコミも取り上げると思うのだが、それに対抗する会議が開催されているってことは、報道されないんだろうな。
posted by tady at 22:17| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月10日

20年間なし

20年前の11月8−9日に、イタリアの原子力発電所の是非を問う国民投票が行われた。そして、イタリアは、この国民投票によって、脱原発の道を選択した。
それから20年、イタリア緑の党を中心として、20年目を記念するイベントがローマで行なわれたようだ。
このイベントのサイトはここ
http://www.20annisenza.org/
サイトの名前が「20年間なし」っていうのが良い。
21年前のチェルノブイリの原発事故は、イタリア人の、そしてヨーロッパ人の日常生活に大いなる影響を与えた。
牛乳は飲めず、レタスなどの葉物野菜を食べることも出来なかった。もちろんその理由は放射能に汚染されていたからだ。
チェルノブイリ原発事故直後から、イタリアでは、原発廃止を目指して、国民投票を行う運動が開始されている。その結果が20年前の国民投票による脱原発の選択だったのだ。
イタリアと原子力関係というのは、なかなか興味深い物がある。イタリア出身のノーベル物理学賞を受賞した学者エンリコ・フェルミは、世界で初めて核分裂を制御する技術を開発した学者である。彼の研究により、日本の広島と長崎に落とされた原爆の原材料となったウランやプルトニウムの生産が可能になった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%A
A%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%9F


先に挙げた「20年間なし」のサイトには、イタリアと原子力関係の歴史が手短に紹介してある。
ざっと訳してみると

1942年、エンリコ・フェルミが、シカゴで核分裂反応の制御に成功。
1945年に、原爆が広島と長崎に投下される。
1959年イタリアで原発の研究が開始される。
1966年イタリアの原発による発電量は、世界第3位となる。
1979年、アメリカのスリーマイル原発事故により原発に対する不安が広がる。
1980年イタリアのカオルソ原発が稼動を始めるが、イタリアにおける原子力拡大政策は停止。
1986年チェルノブイリ原発事故により、イタリアの原子力政策が見直される。
1987年原発の是非を問う国民投票実施。その結果、イタリアで稼動中だった4つの原発が廃止となる。
1999年東海村で臨界事故が起こる(イタリアでも重大事故として報道されていた)
2004年美浜原発で事故、死者4名、重軽傷者7名。日本原子力史上最悪の事故
(日本の原発事故の記述は、イタリア語原文の記述である)

こうして見ると、イタリアはチェルノブイリ原発事故を契機として、脱原発を選択し、20年間原発なしで国が成り立ってきた訳だが、日本は、チェルノブイリ以降も原発を使いつづけ何度も危ない橋を渡って来ているってことが分かる。

20年前に原発を廃止したイタリアでさえ、今現在も残された核廃棄物の処分を巡って未だにもめている。
さらに、地球温暖化の解決策として、再び原発を建設しようという動きさえあるのだが、イタリアのエネルギー政策の専門家によると、化石燃料であるウランも間もなく枯渇することになり、新たに原発を建設しても、出来上がったころには、燃料が無くなってしまって、数年しか稼動できないっていう話もあるようだ(ニュースソースはイタリアのラジオ)。
日本もそろそろ「夢のエネルギー原子力」っていう幻想から抜けだし方が良いんじゃないの? って率直に思う。
posted by tady at 22:47| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

劣化ウラン国防大臣も診断受ける

アフガニスタンやイラク、コソボやソマリヤに派兵されていたイタリア軍の兵士達の中に、劣化ウランが原因と思われるガンで亡くなっている人がいることは、以前、このブログでも紹介した。
どうやら、現国防大臣であるParisiの元にも、軍が健康診断に訪れたらしい。
http://www.lastampa.it/_web/cmstp/tmplRubriche/editoriali/gEditoriali.asp?
ID_blog=25&ID_articolo=3756&ID_sezione=29&sezione=

これはラ・スタンパの記事なのだけれど、「Radio anch'io」というラジオ番組の中で、国防大臣自身が、1年前ほどに健康診断を受けさせられたことを語ったと言う。
そしてまた、国防大臣は、「調査の結果、一人でも劣化ウランの影響を受けた兵士がいれば、国として何らかの対処をしなければならない」とも語ったそうだ。

この記事によると、アメリカの元司法長官であるラムゼイ・クラークが述べたこととして、湾岸戦争時に、94万発の「特別」な弾丸が使われたそうで、NATOの試算によると、300トンほどになるという。
また、 Veterans for Constitutional Law SocietyのArthur Bernlauによると、湾岸戦争当時、劣化ウラン弾が原因で1万1千人のアメリカ兵が死亡したという。

イタリア人兵士が、劣化ウラン弾の影響を受けたと思われるのは、91年の湾岸戦争、93年のソマリア、94年のボスニアなどがあり、軍の衛生部門によると、腫瘍を患った兵士は2536名、そのうち死亡したのは146名となっているそうだ。

軍の調査は、内密に行われているものであり、その内容が知ることはかなり難しいらしい。

この記事は、要約すると、最後にこう締めくくっている。

兵士は国家から何らかの補償を得ることができるし、レポーターたちは、たとえ劣化ウランの被害を受けたとしても、その事実を伝えることが出来る。そして、それは戦争だったのだから致し方ないという見かたもある。
しかし、そこに住んでいる人たちはどうなるのか? イラクやアフガニスタンやコソボやボスニアやソマリアの人々は、何の補償を受けることもなく、真実を語ることも出来ず、日々の生活を汚染された土地で生きているのだ。
彼らの経験と現状を伝える人はいるのだろうか? そして、彼らを死に至らしめたのは誰なのか?

紛争を解決するという口実の元に、国連も含めて、武力で紛争地帯に介入し、治安を維持するために、劣化ウラン弾を打ちまくるのだとすれば、後に残されるのは、いったい何なのだろう?
今現在、日本の「反テロ」の闘いのための国際貢献が政治の課題となっているのだが、アメリカはもとより、国連の要請であっても、武力による=自衛隊を派遣することによる国際貢献っていうのは、違うような気がするのだが、、、
そしてまた、日本が本当に戦闘の行われている地域に自衛隊を派遣するのだとすれば、自衛隊員も多くのダメージ(劣化ウラン弾だけでなく、きっと様々な精神的ダメージも受けると思う)受けることを認識しなければならないと思う。
それがいずれ、かつてのアメリカのヴェトナム戦争帰還兵の問題のような、社会問題となることも含めて、、、
posted by tady at 19:37| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月08日

マフィアの十戒

つい最近、コーサ・ノストラのボスが逮捕されたんだけど、その時に応酬されたものの中から、マフィアの十戒が記載された書類が出てきたんだそうだ。
http://www.repubblica.it/2007/11/sezioni/cronaca/arrestati-lo-piccolo/
decalogo-cosanostra/decalogo-cosanostra.html


逮捕されたのは、Salvatore Lo Piccoloってボスなんだけど、イタリア語の文法的にはLo Piccoloはありえない。シシリアの方言なのかもしれない。ローマなんかでも、男性形定冠詞「Il」を「Er」なんていうしね。
で、見つかった十戒はこれ
http://www.repubblica.it/2007/11/sezioni/cronaca/arrestati-lo-piccolo/
il-perfetto-mafioso/il-perfetto-mafioso.html


完璧なマフィアの男になるための規律ってことらしい。
かなり意訳になるけどだいたいこんな感じ

1第三者がいない限り、一人で我らの友人に会いに行ってはならない。
2友人の妻を見てはならない
3お巡りに関わってはならない
4行きつけのレストランを作ったり、サークルに参加してはならない
5コーサ・ノストラの要求には、いかなる時でも応えなければならない。たとえ妻に子供が生まれそうな時でも
6約束は無条件に遵守しなければならない
7妻には尊敬の念を持たねばならない
8呼び出された時には、真実を話さなければならない
9他の仲間やファミリーの金を横領してはならない
10権力と近い親族がいる者、家族を心情的であっても裏切った者、素行不良で道徳的価値を持たないものは、入会させてはならない。

ということだそうだ。
妻を尊敬することなんていうのは笑える。結局マンマの尻にしかれているのかしらんと思ってしまう。
もっとも、シシリアのマフィアは、「誇り高き男」が最高とされていて、女性が犯罪に手を染めることは少ない。ナポリのカモッラは、また別の価値観をもっているようだ。

素行不良で道徳的価値観を持たないものは入れないっていうのも笑える。組織を維持するためには、チンピラはダメってことなんだろう。
犯罪組織とはいえ、組織は組織。維持するための規律が必要だってことは分かる。マフィアの戒律とアルカイダの戒律を比較してみるなんて試みも面白いかもしれない。
posted by tady at 21:13| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月07日

ピサの斜塔首位を譲る

傾斜した建造物の代表として、ギネス・ブックにも認定されていたピサの斜塔が、その地位を譲ることになるそうだ。
http://www.ilsole24ore.com/art/SoleOnLine4/Mondo/2007/11/torre-pendente-guinness.shtml
なぜかイタリアの経済紙il sole 24oreにこんな記事が出ていた。
この記事によると、ピサの斜塔の傾斜角度は、3.97度なんだそうだが、新たに見つかったドイツにある教会の塔は、5.07度傾いているという。
ドイツのオランダ国境に近いSuurhusenって村にある教会の塔がそれで、今週の木曜日に正式な認定書が交付され、来年秋に発行されるギネス・ブックに記載されることになるという。
13世紀半ばに建設されたこの福音派の教会は、回りに土地がなく、基礎に樫の丸太を引いて建てられたのだが、回りは水を多く含んだ地層で、長年の間に基礎が腐って、傾いてしまったという。1970年代には、崩壊の危機に見舞われたのだが、倒壊防止の工事を行い、どうにか倒れずにすんだという。現在は、特別な時だけ使われているらしい。

きっとギネスに認定されると、観光客がわんさか訪れるんだろうな。
posted by tady at 22:41| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月06日

風力発電VS景観&渡り鳥

風力発電を巡って、イタリアの環境保護団体が分裂している。
この話題は、以前にも報じられていたのだが、今回は、かなり複雑なようだ。
http://www.repubblica.it/2007/03/sezioni/ambiente/eolico/eolico-marche/eolico-marche.html

問題となっているのは、マルケ州に建設が予定されている風力発電のプラントで、風力発電に賛成しているのは、イタリア環境連合とグリーンピース・イタリア。反対しているのはWWF、イタリア鳥類保護連盟、イタリア・ノストラ(老舗の環境保護団体)、イタリア景観保護連盟などだ。

これまでも、化石燃料に頼らない更新可能エネルギー源として、風力発電を推進するエコロジー団体と、風車の羽により渡り鳥がダメージを受けたり、景観が損なわれるとして反対するエコロジー団体とがあって、表面化はしないものの、対立はあったようだ。

しかし、今回の場合は、当初はイタリア環境連合とWWFが一緒になって計画に参加し、発電容量も小さく抑え、景観にも配慮し、渡り鳥の飛行ルートも環境影響評価時に調べるなどして計画されてきたプラントだった。ある意味で、イタリアの風力発電のモデルケースとなるような計画だったらしい。

ところが、ここに来て、WWFなどから反対の声が上がった。
推進側の環境保護団体は、現在もっとも重要な課題は、地球温暖化防止であり、多少の犠牲はやむを得ないとしているようだが、WWFは、あえてこういった傾向に歯止めをかけるために反対を表明したという側面があるようだ。

地球温暖化を防止するための新しい燃料という視点から見れば、バイオ燃料なども多くの問題を抱えている。化石燃料ではなく、更新可能な農作物からバイオ燃料を得るという流れの中で、例えば、メキシコの人たちの主食であるトウモロコシを原料としているトルティージャの値段が高騰してしまったり、本来食料に回すべき農作物が、燃料の原材料として投機の対象になってしまっている現状もある。
太陽光発電パネルが普及しつつあるが、もし、大量に太陽光パネルが生産されるようになると、その原材料となる純度の高いシリコンを得るために、シリコンの元となる珪素を多量に含んでいる湘南海岸の砂が、消えてなくなるかもしれないなんて話も、かなり昔に聞いたことがある。

たいして良くない頭を使って、ツラツラ考えるに、要するに大量生産大量消費の現状から脱却することが重要であり、また、使用するエネルギーは、できるだけ地元のものを使って生産し、その地域で消費するという地産地消の原則をエネルギーにも適用する必要があるのではないかということだ。
でっかい風車を作って、電力を作り、ながーい配電網を敷設するより、各家庭の屋根に小さな風力発電装置をつけて、発電した電力はその家で消費する。太陽光エネルギーも、電力などには変えず、例えば温水にして、お湯を作るために使っているガスや電気を極力使わないようにする。などなど、現在の生活水準を下げることなく、今の技術を使って出来ることは、たくさんあるような気がするのだが、、、

夢が見づらくなっている今だからこそ、現実世界での対立ではなく、そういったユートピアを描いて見せることが必要なのかもしれない。
かつて井上ひさしは、吉里吉里人という小説で、国あり方を問い質し、一つの夢を見せてくれた。現状を踏まえ、エコロジカルな視点から、想像の翼を広げて、一つの夢を描いて見せてくれるような小説が出現しないかと思っている。
posted by tady at 22:19| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月05日

女>男 革命???

日本の民主党は、小沢が辞める辞めないで、いろいろと揉めているようだ。
個人的に言わせてもらえば、自民と民主が連立したら、大政翼賛会の出来上がりって気がしている。なかなか進まない国の運営をどうにかしたいという気持ちは分からないではないけれど、民主主義とは時間がかかるものである。それを政治家が先を急いで、国民不在のまま、政界再編なんていうのをやろうとするのは、明らかに間違っていると思う。
そんな日本の状況はさておき、イタリアの民主党のニュースを伝えておこうと思う。

この間、新生イタリア民主党の代表に選ばれた、現ローマ市長のヴェルトローニが、党幹部を発表した。それがかなり革命的な内容なんだそうだ。
http://www.rainews24.rai.it/notizia.asp?newsid=75421
http://www.unita.it/view.asp?IDcontent=70327

というのも、今回発表された17人の党幹部の構成が、9人の女性と8人の男性となっており、一つの政党の幹部の構成が女性多数になったのは、イタリア政治史上初だからだ。もっとも党幹部の人数は20人で、後の3人が男だと逆転してしまう。
しかし、女性に重きを置いているのは、間違いなさそうだ。
それが、単にヴェルトローニが女好きだからなのか、本当にイタリア民主党が男女間の平等を目指しているからなのかは、今後を見てみないと分からない。
でも、少なくとも日本の民主党よりは、進んでいるように思われる。

日伊両民主党の行方を比較しながら見るのは面白かもしれない。
posted by tady at 21:54| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月04日

今週食べたラーメン07年11月第1週

今週は、木曜日が休みだった。天気はあまり良くなかったのだけれど、久しぶりに鎌倉の晴雨庵のラーメンが食べたくて、鎌倉に行ってきた。平日ならば、観光客も少ないだろうと思っていたのだが、さすが有名観光地。小中学生の修学旅行で、いっぱいだった。
11時の開店直後に到着。ネギラーメンとコロッケを頼む。ここの自家製麺はやはりうまい。コロッケも揚げたてで、アツアツ。1個だけだと千キャベツがつかないのがちょっと残念。上に乗っているネギは、チャーシューとラー油などを絡めたもので、さっと湯通ししてあるのか、かなりしんなりとしていて、一般的なネギを刻んで豆板醤と混ぜただけというのとはかなり違う。少しずつ、スープに溶かしながら食べるとなかなか美味しい。でも、純粋にここのラーメンを味わうなら、ネギはちょっと邪魔かもしれない。
この店にも小学生の修学旅行と思われるグループがいて、ラーメンを食べていた。こういう店を選ぶとは、ラーメンフリーク予備軍として、将来有望かもしれない。
ラーメンを食べ終わり、いつも行く農協の市場へ向かった。そこで四角豆を発見。さっそく購入。最近は、あちこちで栽培されるようになってきたようだ。元々は沖縄の食材で、小笠原でも栽培されている豆なのだけれど、天ぷらにすると絶品である。
空模様も怪しくなってきて、雨粒が落ちてきたので、ハイキングコースに向かうのは諦めて、鶴岡八幡宮へ。境内にある県立美術館で、絵でも見ようかと思ったのだが、残念ながら閉館中。しかたないのでおみくじを引いたら小吉。時間はまだ早く、少し歩くことにして、寿福寺、海蔵寺をまわり仮粧坂を登って源氏山公園へ。途中、栃木県の足利市から来たという小学生のグループと一緒になり、山道を北鎌倉まで一緒に歩く。最近の修学旅行は、グループ行動で、小さなグループに分かれて、それぞれ行きたい所にいくらしい。彼らは、大仏を見て、銭洗弁天を経由して、源氏山から北鎌倉へのコースを歩いていた。
北鎌倉で、分かれて帰路についた。

日曜日は、上野の国立科学博物館へ「大ロボット博」と「ファーブルにまなぶ」という二つの展示を見に行った。「大ロボット博」は、料金の割に中身は薄く、ちょっと期待はずれ。最大の目玉は、ガンプラが100体あったことか。
gudum01.jpg
フラッシュは禁止だったので、画面は暗い。
第2会場では、ASIMOの展示と実演が行われていたが、人が多くて、ちょっとうんざり。読売新聞と日本テレビが共催しているようだが、金儲け主義がチラついて、こっちもうんざり。

一方ファーブルの方は、かなり楽しめた。小学生のころ、真剣に昆虫学者になりたいと思っていたので、様々な昆虫の標本に見入ってしまった。日本は、ハチの研究で、世界のトップっていうのも初めて知った。
都心まででたので、どこかでラーメンと考えていたのだが、諸事情があって、ラーメン屋には行けず、科学博物館のレストランでカツカレーを食べたのだが、最低の味。カツは薄くてペラペラ。カレーは香りもしないし、辛くもない。うどん粉に色をつけたようなもので、実にまずかった。
結局、帰宅途中に口直しと、二郎の禁断症状を緩和するために、揚州商人で、坦々麺(刀切麺)を食べて帰った。
以前食べたときよりも、麺がより太くなっているようで、かなりいい感じ。二郎の代わりにはならないけれど、そこそこ満足。
今週は、週半ばで二郎を食べないと禁断症状がでそうだ。
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2007年11月03日

移民に関する二つのレポート

昨年もちょこっとだけ書いたのだけれど、カリタス・イタリアの移民に関するレポートの2007年版が発表になっている。
短縮版のレポートはここからダウンロードできる。
http://www.db.caritas.glauco.it/caritastest/informiamoci/Riviste_e_pubblicazioni/Sussidi2007/Libri/
dossierimmigrazione2007/materiale/scheda.pdf


このレポートに先立つ2週間ほど前、イタリア内務省もイタリアに住む移民=外国人についての調査結果を発表している。
http://www.interno.it/mininterno/export/sites/default/it/sezioni/sala_stampa/notizie/
immigrazione/0897_2007_10_11_ricerca_makno.html

内務省の調査は、Makno e Consultingっていうコンサルティング会社に依頼して行ったもので、イタリアに在住する12の民族についての調査だそうだ。イタリアに住む移民=外国人のうち、73.5%は就業しており、職を持っていない人は11%。
イタリア語の習得状況は、74.9%がイタリア語を話せ、42.1%が書くこともできるという。
しかし、実際に就いている職業は、肉体労働者24.5%、ベビーシッター12.3%、家政婦10.2%、給仕8.9%で、収入は平均すると、1000ユーロを越えることはないという。
調査したコンサルティング会社のMario Abisは、20年から30年前のイタリア人女性労働者のようだとコメントしている。
一方、イタリアに来て満足しているかどうかについては、24.3%が非常に満足しており、61.6%が、まあまあ満足していると回答している。
イタリア人の移民=外国人に対する態度については、32.7%が閉鎖的であると感じているが、それは、人種差別や政治思想によるものではなく、外国人に対する保護政策が遅れていることに起因していると回答している。
イタリア人の態度をどう感じているかについて、民族別に見ると、アフリカから来た人たちは「恐れと不信」、アジアから来た人は、「距離と不干渉」、東欧・中部ヨーロッパから来た人は「尊重と人材利用」、ラテンアメリカから来た人は「同化と自らの反面教師」という風に見ているという。

地理的な距離や歴史的な距離、あるいは言語的な距離が微妙に反映していて、面白い。

内務省の調査が、外国人がどう感じているのかってことについてだとすると、カリタスの方は、タイトルにもあるが、統計的な側面からの調査となっている。
この報告書の概要は、PDFのデータで12ページある。
この間も紹介したユーロ・バロメーターの調査によると、EUの市民の48%が、移民=外国人の存在なしには立ち行かない経済分野があると認めているが、反面、移民の流入によって、失業問題などが深刻化することを懸念しているという。

イタリアに特徴的なのは、他の国では、大都市圏に移民が集中するのに対し、イタリアではその集中があまりないということだ。フランスでは、移民の40%がパリ周辺に集中しているし、イギリスでは、ロンドン周辺に集中しており、その地域では8人に1人が外国人だという。スペインでも、外国人の半数が、マドリッド周辺かカタルーニャ地方(バルセロナがある)に集中しているのに対し、イタリアでは、ミラノとローマにいる外国人は全体の4分の1程度だという。

イタリアは、日本と同じように少子化と高齢化が進んでいる国なのだが、出生率に関して見ると、その半分近くが移民の2世誕生によるものだという。

カリタスは、キリスト教の団体であるのだが、この報告書では、他宗教についても報告されている。姿勢としては排斥ではなく、どう共存するのかという視点であるのが好ましい。イタリアに於けるイスラム教の信者は100万人を越えており、イタリアの2番目の宗教となっているそうだ。その他、ヒンズー教徒や仏教徒もおり、イタリアに在住する約369万人の外国人のほぼ半数は、キリスト教以外の信者となっている。

時間的・体力的に、12ページの報告書をざっと見ただけなので、拾い読みって感じになってしまうのだが、興味があり、イタリア語の出来る人は、読んでみると良いかもしれない。
最後のページには、イタリアに住む1000人以上の規模を持つ外国人集団って表がある。日本人は1万322人で、外国人全体の0.3%だそうだ。
イタリアに憧れて観光に行く日本人はずっと多いのだろうが、イタリアの現実を引き受けて、住もうという人は、余り多くないようだ。日本とイタリアの間を行ったり来たり出きるだけ、日本人は裕福ってことなのかもしれない。
ちなみに、イタリアの在住する外国人のトップはルーマニア人(言語的にも近いからか?)、次いでモロッコ人となっている。いずれにしても、上位には、第3世界の国々が多い。

僕がイタリアの移民について、興味を持ち、こうして記事を書くのは、ひとつには、自分自身がイタリアに住んでいたときに、外国人として苦労したこと(特に滞在許可証の取得など)、そして、そう遠くない将来に、日本にも多民族社会がやってくると思っているので、イタリアの状況が参考になるかもしれないと考えるからだ。
日本人なら、日本国内にいる限り、自分が外国人であることはありえない(在日の人たちは例外だが、、、、)。しかし、一度日本から外にでると、否応なく、自分は日本人であり、アジア人であることを実感させられる。
昔聞いた言葉に「在日日本人」というのがある。これは、日本人であるということに無自覚であるただ単に日本に住んでいるだけの人という意味で、知り合いの「在日」の人が使った言葉だ。今でも「在日日本人」にはなりたくないと思っている。それは国粋主義的な意味や民族主義的意味ではなく、自分が住み、選挙権を行使することでその国の政治に携わっているということを自覚しつつ、自分の国に対してある種の責任を感じるという意味だ。だから一方で、日本にこだわることなく、自分が住みたいと思う国に帰化することがあるとすれば、その時は同じように、その国の国民として、その責任をまっとうするっていう意味でもある。
僕自身に出きることなど些細なことなのだが、少なくともそういう気概だけは失いたくないと思っている。
posted by tady at 20:09| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月02日

ナイチンゲールの沈黙 読了

海堂尊の「ナイチンゲールの沈黙」を読み終わった。ナイチンゲールというと、タブッキの「インド夜想曲」を思い出したりするのだが、これは、以前に読んだ「チーム・バチスタの栄光」の続編である。
前作にあった軽妙さは影をひそめ、前半などはかなり重苦しい。白鳥が登場するあたりから、前作のノリが出てくる。しかし、それもイマイチ。
デジタル・ムービー・アナリシスだとか、歌によるイメージの伝達など、新機軸のアイデアはあるのだが、どうも中途半端な感じは否めない。
それなりにおもしろく読んだのだけれど、主人公であるはずの田口と舞台となる愚痴外来がフェーズ・アウト気味なところが、原因かもしれない。

奥田英朗の伊良部シリーズのように、田口を中心に据えた方が面白いと思うのだが、、、
posted by tady at 17:56| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

07年10月のアクセス解析

今年もあと残すところ2ヶ月となってしまった。就職してから一月半、今月は毎日更新がかなり滞ってしまった。
書いた記事の数は31で、数的にはどうにか日数分あるけどね。
で、今月の訪問者数は、2029人、ページヴューは12019だった。
先月よりは若干上向き。ありがたいことである。ただ、今後は、時間的制約がかなりあるので、記事の数が増える見込みは少ない。毎月訪問者2000人、PV10000くらいで維持できればいいかなと思っている。
seesaaのアクセス解析とは別に設置してあるFC2の解析の目新しいことといえば、ウルグアイからのアクセスが1件あったことくらいか。

あと、傾向としては、常連さんが増えているのか、検索して、なんらかのキーワードが引っかかって、このブログを訪れる人よりも、直接アクセスしてくる人が多くなっているようだ。FC2のアクセスログの詳細を見ると、訪問回数が600回を越えている人もいるみたい。
みなさんに、飽きの来ない、へぇーと言われるような話題を提供できればと思っている。
もう一つは、ミクシィからの訪問者。僕は、自分のミクシィページの日記を、外部ブログとして、ここに設定しているのだが、ミクシィ内での僕のコメントからたどって、このブログを訪れる人も結構いるようだ。

ということで、今月もよろしくお願いします。
posted by tady at 09:10| ローマ ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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