2008年05月30日

巨大波新記録

台湾近海で、今まで観測されたうちで、もっとも巨大な波が記録されたんだそうだ。
その波高は32.3メートルで、12階建てのビルの高さに相当するという。
http://www.repubblica.it/2008/05/sezioni/scienza_e_tecnologia/
onda-monstre/onda-monstre/onda-monstre.html


http://www.lastampa.it/_web/cmstp/tmplrubriche/mare/
grubrica.asp?ID_blog=97&ID_articolo=&ID_sezione=271&sezione=Ambiente


今までの記録は、1995年にクィーン・エリザベス二世号が、北大西洋を航海中に遭遇した29メートルが最高だったそうだ。

今回記録を更新したのは、昨年の10月6日に台風15号が、台湾を通過したときに記録されたという。
その記録が、ヴェネツィアの国立海洋科学研究所の協力のもと、正式に確認されて公認されたそうだ。

ちなみに、2007年の台風15号はこんなところを通過している。
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/summary/wnp/s/200715.html.ja


一般的には、巨大波ができるのは、台風やハリケーンの影響よりも、強い潮流がある海域でできるそうで、南アフリカの沖を流れているアガラス海流、太平洋を流れている黒潮、大西洋を流れているメキシコ湾流などの周辺で観測されることが多いそうだ。

しかし、32メートルの高波って、どんな感じなんだろう?
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2008年05月28日

生命の星・地球博物館&一夜城

休みの日は、体を休める日であるというのを、今の仕事を始めてから、つくづく感じている。
とはいうものの、家でのんべんだらりんとしていれば、体が休まるわけでもない。
少し体を動かし、いい汗をかいたほうが、体が軽くなり、夜もよく眠れて、体が休まるということを、この歳になって、実感している。
そういうわけで、今日は、ちょっとしたハイキングを兼ねて、以前から行きたいと思っていた「神奈川県立生命の星地球博物館」に行ってきた。
なんでも、この博物館は、日本で有数の隕石が展示されているらしいし、小笠原の昆虫なんかもコレクションしているみたいなのだ。
http://nh.kanagawa-museum.jp/

夜勤明けの昨日は、早々と寝てしまい、朝早めに目覚めたので、9時前には家を出ることができた。
博物館は、もうすぐ箱根という、桜で有名な入生田(いりゅうだ)にある。
電車の中で読みかけの本を読み終わり、睡眠をとり、11時ごろ到着。
平日だけあって、建物のまわりは、閑散としていた。

だが、中には入ると、学校の催しで来ているのか、小学生たちがたくさん。車椅子の老人も何人か見学していた。

展示は地球の成り立ちから始まるのだけれど、確かに原始地球に降り注いだという隕石の展示はさすが。
やがて化石の展示があり、かつて行ったカナディアンロッキーで見た化石を思いだし、ワクワクしてくる。古代に生きた生物たちの姿が、リアルに化石になっている。

古代海中生物から、恐竜などの陸上生物へ、そして現在の地球の生物たちへと展示は進んで行くのだが、剥製の大展示には、ちょっと感動と物悲しさを感じてしまった。動物はやっぱり生きている方が良い。

1階の展示室から3階へとあがると、日本を中心とした展示がある。その中で、目が釘付けになり、ため息とともに悲しさがこみ上げてきたのが、神奈川県で、絶滅が危惧されている昆虫標本の一箱。
僕が子供のころ、ふつーに見ていたゲンゴウロウやガムシ、ちょっと珍しかったけどそれでも見たことのあるタガメなどが、近年神奈川県では発見されておらず、絶滅が危惧されているんだそうだ。
いやー、ショックだった。こんなにも僕の身近で、生物種の絶滅が進んでいるなんて!
大型哺乳類の絶滅は、人目を引くのだが、昆虫達は、ひっそりと姿を消しつつあるってことを改めて認識してしまった。
僕にとっては、巨大な隕石やどでかい恐竜の骨格展示よりも、あの小さい昆虫標本の箱の方がよっぽどインパクトがあり、考えさせられてしまう展示だった。

ミュージアムショップには、この博物館が発行した神奈川県レッドデーターブックがあった。手に取ったのだけれど、ネットで見ればいいかな? と思って購入はしなかった。
ネットでは全部ではないけれど、概要が公開されている。
http://nh.kanagawa-museum.jp/kenkyu/reddata2006/2006_07.html
昆虫が昔から好きなので、ちょっと見てみたんだけど、甲虫類は絶滅種がたくさん。甲虫だけではなく、このリストに絶滅と記されているのは、まるで墓標の様だし、絶滅危惧種は、断末魔の叫びなんだと思った。
それにしても、人間ってなんて傲慢なんだろう。しかし、そのしっぺ返しは必ずやってくるんだろうな。今の子供たちには、田んぼでゲンゴロウやタガメを捕まえる楽しさや、蛍の美しさを伝えることはできないのだから、、、、



博物館を見終わってから、一夜城までのハイキングコースを歩いた。この博物館とロータリークラブが協力して、コースを整備したってなことが書いてあった。
http://nh.kanagawa-museum.jp/info/michi/index.html
それにしても、この地図は全然分かり辛かった。
地図で見ると、早川の大きな支流があるように見えるんだけど、農業用水路のようなほそーい流れの脇を通っている農道が、コースとなっていた。
歩き始めると、斜面に植えられたみかん畑が続く。
段々畑の石組が美しい。
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そこかしこに、みかんを貯蔵するための小屋があった。
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実は、このコースの尾根を一つ越えたあたりに、昔よく通った友人の持っているみかん畑があり、貯蔵小屋の内部を見たことがある。棚が天井まであり、そこにはみかんを平らにならべて貯蔵する竹の籠が置かれている。上部にある通気口は、風通しを良くするためのもので、自然の力を利用した実に良くできた構造となっていた。

朽ち果てて行くのは実にもったいないと思いつつ、眺めていた。板ぶきの壁には、いくつも穴が開いていたが、鳥やスズメバチが巣にしていたのかもしれない。
このあたりの地層は、岩盤があり、一夜城の築城や江戸城の築城に使われていたという。
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友人のみかん畑に遊びに行っていたときに、地震があったことがあるのだが、体感的には、コツンと下から突き上げられた感じで、揺れはそれほど感じなかったことがある。自宅に帰って聞いてみるとかなりの揺れだったそうで、やっぱりかなりの岩盤が下にあるんだろうなと思ったことがある。
農道脇には、桑の木が実をつけていたり、蛇いちごが赤い実をつけていたり、アゲハ蝶が舞っていた。
mikan06.jpgmikan07.jpg
蝶は、手持ちのデジカメで撮影できるほど止まっていてくれなくて、写真は無いのだが、クロアゲハ、モンキアゲハ、アサギマダラなどを見ることができた。
昆虫が絶滅しつつあるって展示を博物館で見てきただけに、なにやらちょっとホットした。
一夜城跡までは、緩やかな上りがずーっと続き、いい汗をかいた。
一夜城の少し手前に、大きなスダジイの巨木があった。

mikan09.jpgmikan08.jpg

こういう自然の営みを見ると、なんだかちょっと安心する。

生憎の曇天で、一夜城跡から望んだ海は、ぼんやりとしていて、写真を撮ったのだけれど、あまりうまく写らなかった。

一夜城跡を見た後は、小田原まで歩き、帰宅に途についた。もちろん、途中でラーメンを食べたんだけど、それはまた後で、、、
posted by tady at 21:19| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Opensuseで手こずる

夜勤があったこともあって、更新ができていない。メインPCのOpensuseでトラブッてる話も書いた。
日本語で検索してもあまり情報が出てなかったので、このブログの読者にOpensuse使用者がいるかどうか分からないけど、少しだけ詳細を書いておく。

トラブルの症状は、Compizとその関連ファイルをアップデートしたところ、再起動時に画面が真っ白になってしまうというもの。
これは、以前Nvidiaのドライバをアップデートした時にも見舞われたことがある。そのときは、Compiz-Fusionを入れることで、回避できている。

画面は真っ白なんだけど、スピーカーからは起動音やらフォルダを開く際の音などが聞こえてくるので、PC自体はきちんと動いていて、画面のみが、すべてのデスクトップを隠すように白になっている。

Linuxは、複数の人が使えるように一度に何人もログインできるので、ALT+CTL+ファンクションキーF1で、コマンドラインからのログインを行い、SUでroot権限に移って、yast2を起動する。
この段階で、画面の白い方のログイン状態は、オートアップデートをチェックしているので、それが終わるまでしばし待った。

白い方がyast2を使わなくなってから、プログラムの管理から、トラブルの原因となったCompizとその関連ソフトを削除して、再起動を行う。
画面が元に戻り、どうにか操作できるようになったが、今度は、文字がうまく打てない。

そこで、もう一度Compizを再インストールすると、画面はちゃんと見えていた。ところがどっこい、一度電源を落として、再びつけてみると、やっぱり真っ白。

いろいろいじったあげく、Compizをインストしても、使用しないって方向で回避した。
suse configエディタで、ディスプレイマネージャの設定をxglからデフォのxorgに戻したところ、3Dグリグリは使えないものの、どうにか元に戻った。ヤレヤレだ。
ネットで検索すると、英文でも同じようなトラブルに巻き込まれている人がいる様子。どうやらバグみたいだ。
compizのアップデートかNvidiaのドライバのアップデートがなされるまで、しばらくこのまま様子見である。
posted by tady at 05:17| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月25日

今週食べたラーメン08年5月第4週

ここのところ、更新が滞っている。
仕事が忙しくて、時間がないってことが一つ。そして、メインに使っているOpensuseを載せたPCのCompizをアップデートしたら、大ゴケして、ここ数日復旧のためにあたふたしていたことが一つ。
メインPCはどうにか復旧したのだけれど、サブにしようと思っていたMandrivaを入れたPCもアクセス権限をイジっていたらやっぱりコケて、再インストするハメに陥っている。

それでも、ラーメンは食べている。
月曜日は夜勤で、昼間時間があったのだけれど、前の週末の余韻を引きずって、体が動かず、ラーメンは諦める。
その代わりと言ってはなんだが、夜勤が開けた日の火曜日、眠たいのを我慢して、上野毛二郎へ行った。
天気もあまりよくなく、夜勤明けでヘロヘロだったので、公共交通機関を使って行った。
12時ごろ到着すると、そこそこの行列。しばし待って着席。それにしても、最近の若者はって言葉がでてしまうくらい、他人を気遣わない若者に遭遇。カップルで来ていて、男性の方は、とっくに食べ終わっているのに、脇の彼女が食べ終わるまで、席を立とうとしない。この手の話は、二郎関連のネットでもよく話題になるのだが、DQNをしっかり目撃。

しかし、夜勤明けで二郎は食うもんではない。自宅に帰ってからも、お腹が苦しくて、寝るに寝られなかった。

翌日の休日は、天気も回復し、近場の緑を見たくて、自転車で出かける。本来なら、里山歩きでもしたかったのだが、前日が大雨だったので、山道は滑るだろうと考え、自転車にした。
近場をグルグル廻り、中山の県立四季の森公園まで行く。途中、スペシャル21でラーメンを食べる。
スープがぬるく、麺の湯切りが悪いのか、なんかいまいちの味だった。
四季の森では、カエルの鳴き声を聞き、ちょっとばかり森林浴もして、リフレッシュ。
帰りは、IKEAまで足を伸ばして、レストランでラップを食べ、帰宅した。
この日の走行距離は29キロ。

現在の職場は、人手不足もあって、勤務をやりくりしてるので、勤務シフトが突然変わる。
そんなわけで、本来は出勤だったはずの金曜日が突然休みとなった。天気もよく、家人を連れて生田緑地とバラ園を見に行ってきた。生田緑地の民家園のなかにある蕎麦屋で、昼食。まあまあの味だった。

土曜日は早番。そして夕方からは、前日が死んだ父親の命日だったこともあり、身内で会食。
むくの実亭で食べる。
口コミで有名な店らしいのだが、とんでもない場所にあるだけでなく、入り口からしてバリアだらけで、障害者や老人にまったく優しくないお店。
コース料理も、味は悪くないのだが、期待した程ではなく、一度行けばいいお店だった。さぶろうも食べたんだっけ(5月27日追記)
posted by tady at 22:38| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月24日

アメリカのエコ企業

Environmental Defense Fundってところが、アメリカ企業のエコロジー度を調査したらしい。
イタリアのLa Stampaが報じているのだが、
http://www.lastampa.it/_web/cmstp/tmplrubriche/ambiente/grubrica.asp?
ID_blog=51&ID_articolo=695&ID_sezione=76&sezione=Ambiente


ネタ元は、US Todayみたいだ。
http://www.usatoday.com/money/industries/
environment/2008-05-20-green-companies_N.htm


でもって、これらの記事の元となったのは
http://www.edf.org/page.cfm?tagid=19277
のページみたいだ。
フルレポートは、ここ
http://www.edf.org/documents/7904_innovationsreview2008.pdf

エコロジーがビジネスチャンスを産むって認識らしい。
様々な企業が環境問題への取り組みを行っていることが報告されている。

今日もヘロヘロなので(23時に書き始めて、PCの前で眠りこけてしまった0rz)、紹介のみにさせていただき、詳しくは英文のレポートを読んでいただければ幸いです。

思わず、なるほどと思ったのは、消防署員の共済組合が一般向けに販売している保険では、火災で家を新たに建てるときはエコな建材を使うなんて取り組みもあるそうだ。

Yahoo、IKEA、NIKEといった有名企業も、さかんにグリーン・ビジネスを行っているという。
日本企業のこれからの戦略に役立つ話かもしれない。
これらの取り組みが本当かどうかはわからないけれどね。例の再生紙の問題もあったからなぁー
posted by tady at 01:27| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月23日

原子力の道再び?

中道右派のベルルスコーニ内閣になってから、何かと話題に事欠かないようだ。
移民排斥の動きに、EUが釘を刺したって話は、日本のメディアも伝えている。
そして今度は、原発建設再開が目論まれているようだ。
http://www.lanuovaecologia.it/ecosviluppo/politiche/9872.php
http://www.repubblica.it/2007/09/sezioni/
ambiente/nucleare1/nucleare-scajola/nucleare-scajola.html


経済発展大臣のClaudio Scajolaが、イタリアの経団連にあたる、Confindstriaの総会で演説し、この内閣のうちに、原発再開の基礎を固め、5年以内に、新しい原発を作るって言ったらしい。

これに対して、イタリア環境連合は、次のような声明を発表した。
http://www.legambiente.eu/globali/archivi/news.php?idArchivio=2&id=4492

ベルルスコーニ政権になってから、矢継ぎ早に、僕的価値観から言うとネガティヴな政策が打ち出されている。なんだか、とっても心配、、、、
posted by tady at 00:07| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月22日

クジラ予報は可能か?

夜勤があったり、人手不足で超過勤務が続いたりで、更新が思うように出来ていない。
気になっているニュースが色々あるんだけど、出来るだけ紹介していきたい。
で、ちょっと古いんだけど(15日に配信されたニュース)、面白そうなので、、、、
http://www.lanuovaecologia.it/natura/animali/9814.php
イタリアとモナコ公国とフランスの海岸線に囲まれた地域が、クジラの保護区となっているって話は以前書いた。
そして、その地域は、多くの船が通過する商業圏になっているってことも、、、
毎年、この保護区では、船とクジラの衝突事故や、船舶によってクジラが傷を負う事故などが起きているらしい。上述の記事によると2005年には10件の事故が報告されており、そのうち5件はクジラが死亡しているという。
そこで、ジェノヴァ大学がメインとなって、その他の団体の協力の元、クジラ予報システムを構築しようっていう話があるらしい。これは世界初となるんだそうだ。
固定センサーや移動センサー、飛行機からの情報などを使って、24時間先のクジラの動きを予測し、クジラ予報を出すって言うシステムだそうだ。

この予報を海域を通過する船舶に流すことによって、事故を防ごうということらしい。
限られた海域なら、実現可能とも書かれている。
現在はまだ、実験中で実用化の段階にはないらしいが、中々面白い試みだと思う。
posted by tady at 23:26| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月18日

四度目の氷河期 読了

荻原浩の「四度目の氷河期」を読み終わった。
明日の記憶で知った作家で、図書館に行ったときに目についたので借りてきた。
設定はちょっと変わっているけれど、いわゆる青春小説に分類できるのではないだろうか。
主人公のアイデンティティ探しと、子供から大人への成長がテーマとなっている。

あー面白かったっていう作品ではないけれど、時間があったら読んでみたらいいかもしれない。
posted by tady at 19:56| ローマ | Comment(1) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週食べたラーメン08年5月第3週

今週は、月曜日が夜勤だった。ここのところ、月曜夜勤が多い。
で、夜勤前にスタミナをつけるべく二郎に行きたかったのだが、午前中諸々の用事があり、時間切れ。
仕方ないので、揚州商人で、スーラータンメンを食べた。麺は刀切麺をチョイス。なんか以前よりさらに太くなっている感じだった。卓上の黒酢とラー油をたっぷり加えて、食す。
しっかり汗をかいて、中々いい感じ。

14日は、休みで、夕方からキース・ジャレットのコンサートに行く。その前に腹ごしらえってことで、白楽の仁鍛に行ってみた。太麺のつけ麺で、ネットでそこそこ話題になっていた店だ。
行列を予想していたのだけれど、17時ごろ到着すると、店はガラガラ。まったく待たずに座れた。
時々行く、日吉のあびすけに近い感じのつけ麺だったが、つけ汁は、あびすけほどしつこくなく、わりとあっさりめ。
最後にスープ割してもらって、汁を飲み干したが、胃にもたれることはなかった。

コンサートの後、関内周辺をウロウロ。いまむらで食べようと思っていたのだが、店は定休日らしくしまっていた。そこで、近場の壱六家で、久々に横浜家系ラーメンを食す。
どんぶりはやや小ぶりであったが、ラーメンはそこそこ美味しかった。

17日土曜日、葛飾区の友人宅で昼からホームパーティがあった。
予定では、早めに出て、小岩二郎か、堀切大でラーメンを食べようと思っていたのだが、疲れが溜まっていて、体がきつく、諦める。
友人宅で、さんざん飲み食いし、終電間際に帰宅。それでも途中で、ニュータンタンメン本舗で、タンタンメン中辛を食べて帰ってきた。

日曜日は、早番→日勤の通し勤務。人手不足で、仕事がますますきつくなっている。床についたのが、午前2時で、朝の5時には起きて、弁当を作り、6時すぎには会社に向かう。
かなりヘロヘロの週末だった。
posted by tady at 19:47| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月17日

Mandrivaで決まりかな?

新しく組んだパソコンで四苦八苦してるって話をちょっと前に書いたんだけど、Linuxで苦労している人が多いのか、その記事へのアクセスがそこそこあった。
KnoppixとかUbuntuとか、Opensuse11.0βとかいろいろ入れてみて、最終的に落ち着きそうなのが、Mandrivaだ。
実は、僕がLinuxに最初に手を出した時のディストリが、Mandrivaの前身であるMandrakeだった(通称マンダラケ)。
その後いろいろあって、現在のMandrivaに落ち着いたらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Mandriva_Linux

元はフランスで開発されたディストリなんだそうだが、僕が最初に選んだのは、日本語とイタリア語が同時に使えるLinuxってことが、理由だった。

その後、ドイツで開発されたSuseの方が使いやすかったんで、移行してしまったのだけれど、今回再び試してみたら、結構良い。

まず、僕の組んだPCのAMDの最新チップセットに対応していて、SATAのドライブもすんなり認識。日本語のローカライズが弱いってことだったのだが、全然問題なく使える。
メインのOpensuseでは、compizを使っているので、新しいPCでも3Dでグリグリできるcompizを入れたかったのだが、他のディストリだと、AMD-ATIの最新ドライバがうまく入らず、3D効果が使えなくて、compizの使用を諦めようかと思っていたのだが、Mandrivaだと、最新ドライバがすんなりと入り、3Dでグリグリできた。

Opensuseと同様KDEとGNOMEが選べるし、KDEにすると、メインのPCとほとんど変わらない環境で使うことができる。
使っていくうちに、いろいろと不具合は出てきそうだけれど、UbuntuとKnoppxと違って、root権限への変更が簡単にできて、設定を変更したりするのもやりやすい。

UNIXのコマンドだとか、サーバーを立てて、ネットワークを勉強するつもりはなく、Windowsの代わりに使うデスクトップOSって考えているので、こういった操作は簡単な方がいい。
しばらくMandrivaをイジってみようと思っている。
posted by tady at 10:28| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月16日

原発復活?

4月の選挙に勝った、ベルルスコーニは、原発の復活を目論んでいるようだ。
http://www.lanuovaecologia.it/ecosviluppo/politiche/9817.php
上院における信任投票の際に、イタリア環境連合の前代表である、ロベルト・デッラ・セタの質問に答えて、「原発は、我が国のエネルギーを保証し、環境保護のためにも必要不可欠なものである」と答えたそうだ。

この回答にかんして、イタリア環境連合は、以下の声明を発表している。
http://www.legambiente.eu/globali/archivi/news.php?idArchivio=2&id=4480
ベルルスコーニは、原子力に対して、古くさい考えしかもっていないと、批判している。

イタリアでは、ここのところ、原発復活を目論んで、さまざまなロビー活動が行われているようなのだが、ベルルスコーニが首相の座についたことで、状況はかなり深刻になりそうな気配だ。
原発が復活するようなことがあれば、当然巨大な利権が発生するであろうから、やはり金儲けを企んでいるのでは? とついつい勘ぐってしまう
posted by tady at 23:28| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月14日

久々のコンサート

数十年ぶりってことはないけれど、確実に十数年ぶりにコンサートに行ってきた。
我が家でとっている新聞の販売店を通して、SS席12000円が9800円って格安で購入できたたため。
聞いてきたのは、あまりの我侭と気難しさに、イタリアの有名なジャスフェスティバル、ウンブリア・ジャズに出入り禁止となってしまった、キース・ジャレットのソロコンサートだ。
一時期、彼のケルンコンサートのレコード(CDじゃない)にはまっていたことがあるが、最近は、全く聞いていない。まあ、彼だけじゃなく、音楽全般聞いてなくって、もう10年近くCDは買ったことがない。

それはともかく、久しぶりの生のコンサートを堪能した。
会場には、彼の気難しさを表すように、即興演奏は、極度の集中力を要するので、携帯電話やPHS、アラーム付きの時計は電源を切るように、また、咳なども、ハンカチで口を抑えて音を立てないように注意しろって張り紙がしてあった。
そう、コンサートの曲目は、全てインプロビゼーションによるもので、楽譜などないのだ。
19時開演に少し遅れて舞台に登場した彼が奏でたのは、不協和音。ピアノの鍵盤の上を縦横に走る彼の指先から発せられる音は、混沌と不安と猥雑を表しているように感じられた。そして、ピアノという楽器が、音楽を紡ぎ出す楽器ではなく、鳴らす楽器だってこともわかった。次々と叩かれる鍵盤から出る音で、ピアノが鳴っていた。演奏する彼も、立ち上がったり、唸ったり、まさに今、彼の内部から音が搾り出されてくるような感じであった。
やがて、そのカオスから日本的なリズムが始まり、メロディーが奏でられる。僕には、日本の春の里山を楽しく歩いている風景が見えた。
長い長い緊張の続く混沌から、楽しいげなリズムが導き出されると、なにやらホットすると同時に晴れやかな気持ちにさせられた。
1曲目の演奏は、40分あまり、20分の休憩をはさんで、20時10分に第2部が始まった。

2曲目は、最初からわかりやすいリズムを刻んでおり、混沌へと移行したかと思ったら、すぐにメロディアスな旋律に変り、これは1曲目で疲れちゃったかな? って感じで短めで終わった。

3曲目も、初めは叩きつけるような音から始まり、うねるような音の洪水。そして1曲目よりさらに優しい感じのメロディーへと変わって行った。

2曲合わせてほぼ40分ほど、21時前には、コンサートのメインは終了。
ちょっと物足りないなぁーと思いつつ、アンコールを期待して拍手。

2度3度と舞台に出てはくるものの、すぐ袖に引っ込んでしまったキース・ジャレットも、観客の拍手に応えるように、ピアノの前に座り直し、アンコールの1曲目を弾き出す。
3曲目の余韻が残っていたのか、奏でられたのは、分かり易い優しいメロディーだった。
アンコールってこともあったのだろうが、肩の力が抜けたような、緊張感のあまりない、いい感じの曲だった。とっても短かったけどね。

彼が引っ込むと、再び拍手。これにも彼の方が根負けして、アンコールの2曲め。こっちは、1曲目の終わりのリズムが残っていたのか、リズミカルで、楽しい感じの曲。ああ、こういうジャズなら聞きやすいなぁーって思うものだった。

それでも観客は満足せず、またもや彼が戻ってきた。アンコール3曲目は、繊細で優しい曲。今日のコンサートで、一番気に入った。

もう、これでアンコールはないだろうと思っていたら、観客の拍手に、はいはい、分かりましたよって感じで、再び登場。ここで初めて、彼が舞台で話した。もう9時過ぎちゃったけど大丈夫?なんて時計を見ながら言っていた。
アンコール4曲目は、ノリの良い曲で、思わず客席からも手拍子が。しばらく客の手拍子と共演したあと、はいここまでってジェスチャー。手拍子が止むと、最後の締めを演奏して、コンサートは終わった。

アンコールで4曲(みんな短かったけどね)も演奏してくれるとは思わなかった。
大満足のコンサートでした。
posted by tady at 23:40| ローマ ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fango

イタリアの歌手、Jovanottiが、今年のアース・デイに際して、Skyで語ったモノローグが、ラ・レップブリカの記事になっていた。
http://ricerca.repubblica.it/repubblica/archivio/repubblica/2008/04/21/310il.html

なかなか良い事を言うなぁーと思い、このブログで取り上げようと思っていたのだが、時間が無くてできなかった。

その後、彼のFangoって歌を聞いて、これもまた、イイと思っていたら、どうやらこの歌、今年創設された、イタリアの歌の歌詞に贈られるMogol賞っていうのを受賞したらしい。
http://www.rockol.it/news-94232/Prima-edizione-del-Premio-Mogol--vince-Jovanotti-con--Fango-

彼がどんなことを語っているかというと、現在は、将来に不安ばかりを感じているが、希望が持てるような将来を感じなければいけないってことや、環境に対する意識がこの10年で大きく変わってきているのだから、決して悲観してはいけないってこと。そして、将来的には、アース・デイなんか無くなって、毎日がアース・デイになればいいんだと語っている。
具体的には、彼のコンサートツアーで排出される二酸化炭素を算出し、それを回復する為にコンサートを行った街に植樹をすることにしたんだそうだ。

そして、賞を受けた歌はこれ
http://jp.youtube.com/watch?v=T7Hg8wO38-M

歌詞はここに出ていた。
http://danilopontone.spaces.live.com/blog/cns!4188B076C6926BA7!1263.entry

ひさびさに訳してみる。これもあくまでも試訳ってことで、僕なりの解釈だ。

FANGO
泥濘み
 
Io lo so che non sono solo
僕は知ってる、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも
io lo so che non sono solo
僕は知ってる、一人じゃないってことを
io lo so che non sono solo
僕は知ってる、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも
sotto un cielo di stelle e di satelliti
星々と惑星の天空の下
tra i colpevoli le vittime e i superstiti
犯罪者や被害者や生存者に囲まれて
un cane abbaia alla luna
犬が月に吠え
un uomo guarda la sua mano
一人の男が自分の手を見つめている
sembra quella di suo padre
それは、自分の父の手のよう
quando da bambino
まだ、子供だったころ
lo prendeva come niente e lo sollevava su
軽々と彼を抱き、高く持ち上げてくれた
era bello il panorama visto dall'alto
その高みからの眺めは、素晴らしかった
si gettava sulle cose prima del pensiero
考える前に、様々なことに身を投げ出していた
la sua mano era piccina ma afferrava il mondo intero
その手はまだ小さかったが、世界のすべてを掴んでいた
ora la città è un film straniero senza sottotitoli
今、街は、字幕のない外国映画
le scale da salire sono scivoli, scivoli, scivoli
上り階段はすべる、すべる、すべる
il ghiaccio sulle cose
物には氷が張り付いて
la tele dice che le strade son pericolose
テレビでは、道路は危険な状態だという
ma l'unico pericolo che sento veramente
でも、本当に危険だと僕が感じる唯一の物は
è quello di non riuscire più a sentire niente
それは、何も感じなくなってしまうこと
il profumo dei fiori l'odore della città
花の香り、街の匂い
il suono dei motorini il sapore della pizza
原チャリの音やピッツアの味
le lacrime di una mamma le idee di uno studente
母親の涙や学生の考え
gli incroci possibili in una piazza
多分広場の十字路に
di stare con le antenne alzate verso il cielo
そこに佇み空にアンテナを伸ばす
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを

io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
e rido e piango e mi fondo con il cielo e con il fango
僕は笑い、泣き、そして空と泥濘みと溶け合う
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
e rido e piango e mi fondo con il cielo e con il fango
僕は笑い、泣き、そして空と泥濘みと溶け合う

la città un film straniero senza sottotitoli
街は、字幕のない外国映画
una pentola che cuoce pezzi di dialoghi
会話の断片を料理する鍋
come stai quanto costa che ore sono
どうだい元気か、これはいくら、今何時
che succede che si dice chi ci crede
どうしたんだい、なに言ってるんだ、誰が信じるか
e allora ci si vede
それじゃあ、またな
ci si sente soli dalla parte del bersaglio
敵の側からは、分断されて見えてる
e diventi un appestato quando fai uno sbaglio
何か間違いを犯せば、踏み潰される
un cartello di sei metri dice tutto è intorno a te
6メートルのポスターがあれば、君のまわりは全部語れてしまう
ma ti guardi intorno e invece non c'è niente
でも、君がまわりを見渡せば、そこには何もない
un mondo vecchio che sta insieme solo grazie a quelli che
古き世界が共にあるのは、ありがたいことに
hanno ancora il coraggio di innamorarsi
未だ愛し合う勇気がある連中のおかげ
e una musica che pompa sangue nelle vene
音楽が脈打って血管に血を運び
e che fa venire voglia di svegliarsi e di alzarsi
目を覚まし、起き上がろうという気にさせてくれる
smettere di lamentarsi
文句を言うのはもうやめよう
che l'unico pericolo che senti veramente
君が感じる唯一の危険
è quello di non riuscire più a sentire niente
それは、何も感じられなくなること
di non riuscire più a sentire niente
何も感じなくなってしまうこと
il battito di un cuore dentro al petto
胸の中の心臓の鼓動
la passione che fa crescere un progetto
プロジェクトを育てようという情熱
l'appetito la sete l'evoluzione in atto
食欲、渇き、進み行く進化
l'energia che si scatena in un contatto
コンタクトを解き放つエネルギー
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも

io lo so che non sono solo

僕は知っている、一人じゃないってことを
e rido e piango e mi fondo con il cielo e con il fango
僕は笑い、泣き、そして空と泥濘みと溶け合う

io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも

io lo so che non sono solo

僕は知っている、一人じゃないってことを
e rido e piango e mi fondo con il cielo e con il fango
僕は笑い、泣き、そして空と泥濘みと溶け合う

e mi fondo con il cielo e con il fango
そして、僕は空と泥濘みと溶け合う
e mi fondo con il cielo e con il fango
そして、僕は空と泥濘みと溶け合う 
(Jovanotti)
posted by tady at 00:16| ローマ ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月12日

Greendex

National GeographicがGreendexっていう調査を行っている。
これは、世界14ヶ国1万4千人を対象に、それぞれの国の消費者の環境に対する動向を調査した物なんだそうだ。
僕が読んだのは、La Nuova Ecologiaの記事
http://www.lanuovaecologia.it/vivere_meglio/stili_di_vita/9779.php

で、確認の為にネタ元も見てみた。
http://event.nationalgeographic.com/greendex/

様々な質問への答えに点数を付け、一番いいのは100点となっている。
オリジナルサイトには、フラッシュで出来た世界地図があり、ポインタを合わせると、その国の成績の概要が現れる。

一番、環境に優しい人々が住むのがインドで、次いでブラジル。最下位がアメリカで、次いで低いのはフランス。日本は下から3番め
レポートの全文はPDFでここからダウンロードできる。
http://event.nationalgeographic.com/greendex/assets/GS_NGS_Full_Report_May08.pdf

日本の部分だけ、ざっと読んでみたけど、住宅状況や気候の違いなどは、あんまり考慮されていない感じだ。

ネタ元のサイトには、個々人のGreendexを計算することができるCalculate Your Greendexってリンクがある。
http://event.nationalgeographic.com/greendex/calculator.html
僕もやってみたけど、違和感のある質問がいくつもあり、これで本当にちゃんと結果がでるんだろうかと、ちと疑問。まあ、点数の方は50点でした。

同じような疑問をもった人がいるみたいで、こんなブログサイトもありました。
http://tukikatu.blog.shinobi.jp/Entry/30/
現在サーバーメンテナンス中みたいで、グーグルのキャッシュを見たんだけどね。
http://72.14.235.104/search?q=cache:iAUwN6JaoJMJ:tukikatu.blog.shinobi.jp/
Entry/30/+Greendex&hl=ja&ct=clnk&cd=4&gl=jp&client=firefox-a
posted by tady at 15:45| ローマ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月11日

今週食べたラーメン08年5月第2週

うーん、きちんと更新しているのがラーメンネタだけっていうのは、ちと不本意なんだけど、現状では、なかなかイタリア語のネタを読み込んでブログ記事にする余裕がない。
というわけで、今週のラーメン、、、

月曜日は、休みで、イタリア映画祭に行った。午前中に1本見ただけだったので、お昼は都内の未食ラーメン店にいこうと色々考えた。
その結果、最近辛いラーメンを食べたいと思って、ことごとく外れていたので、きちんと辛いラーメンを食べるべく、目黒の中本に向かった。
蒙古タンメン中本が、まだ本店しかないころ、板橋の本店で何度か食べたことがある。その後池袋支店が出来て、そこで食べたときは、本店のあの真っ赤なタンメンと違い、ちょっとがっかりした記憶がある。

さて、目黒支店はどんなものかと、かなり興味津々で行ってみたのだが、やっぱ昔本店で食べた方が、辛かったうような気がする。

1時すぎに中本目黒に到着すると、店外に行列はなかったものの、店の中には、10人以上並んでいた。
注文したのは、オーソドックスに、蒙古タンメン。着席するとほどなく出てきた。
まず、色見が、やや淡い色合いで、やっぱり昔と違うかもと思いつつ食べ始めた。
それなりに辛く、まずくはないのだけれど、結局途中から、卓上にあった唐辛子を大量に振りかけて食べた。

昔、メキシコに1年いたことがあるせいか、辛い物が好みになっている。ただ、最近は、家人も歳なので、辛い料理はあまりつくらない。そんなわけで、時々、メチャクチャ辛いものを食べたくなるのだが、年とともに、胃の耐性が落ちてきていることもあり、あまり無理はしないようにしている。
それでも、普通に食べて、辛さが物足りないっていうのが、目黒の中本だった。

イタリア映画祭の会場から、目黒まではバスを利用。
東急バスの東京駅から等々力まで行く路線バスは、実は二郎バスなのである。
三田本店、目黒店、上野毛店を通過するのだ。
時間とお腹に余裕がある時に、1日券でも買って、二郎の梯子をしてみたいなんて思ってしまう。

次の休みは木曜日。伸びてきた庭木を刈ったり、久々に自分の部屋を掃除したりして、午前中は終了。
午後は、そろそろ二郎切れだったので、小杉二郎に行った。
値上げしてから、麺量が変わったとネットにでていた、鶴見二郎にも行きたかったのだが、川崎方面に用事があり、小杉二郎をチョイスした次第。
1時すぎに到着すると、行列は無く、すぐに座れた。注文した小ラーメンをもどなく出てきて、おいしく食べた。
ネットではいろいろ言われているようだが、小杉二郎の味はかなり好み。
しかし、豚が小さいのなぁーー。味が良いだけに、なんとも物足りなさを感じた。
今度は、小豚麺少なめでもたのもうかしらん。
posted by tady at 21:28| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月10日

バイオ燃料は環境を破壊する

Bird Life Internationalって団体が、EUの定めた2020年までに、現在車などに使われている燃料の10%をバイオ燃料でまかなうという政策を批判している。
http://www.birdlife.org/news/news/2008/05/biofuels_report.html

地球温暖化ガスを減らすために、バイオ燃料を使うことは、その生産のために多くの森林や湿原を破壊することになり、結果として環境を悪化させるっていうことらしい。

EUがバイオ燃料を使うってことは、東南アジアにおけるヤシ油やアメリカのトウモロコシから作られるエタノール、アマゾンで生産される大豆から作られる油に依存することになり、その増産のために自然が破壊されるというのだ。

Bird Life Internationalの詳しいレポートはここからダウンロードできる(英文)
http://www.birdlife.org/eu/pdfs/BirdLife_Biofuels_report

このレポートでは6つのケーススタディを行っている。
ケース1では、エチオピアのヒマシ油増産のために、アフリカゾウが危機にさらされる話
ケース2では、東南アジア・マレーシアで、ヤシ油の増産により熱帯雨林が破壊される話
ケース3では、ケニアでサトウキビを増産する為に、湿地帯が破壊される話
ケース4では、アマゾンで大豆を増産するために、もっとも豊かなサバンナが破壊される話
ケース5では、ヨーロッパで休耕地が無くなることで、里山の鳥達が危機にさらされる話
ケース6では、アメリカでトウモロコシを増産することで、アメリカ国内や世界の野性生物が危機にさらされる話
が具体的に述べられている。

Bird Life Internationalが提案するのは
EUの2020年までにバイオ燃料を10%とする目標を下げること
流通量(交通量)の削減に力を入れること
自動車の省エネを最大限努力すること
石油産業には、化石燃料をよりクリーンなものにするよう圧力をかけること
すべてのバイオエネルギー源(自動車燃料・暖房・電力)に対して、厳しい基準を設けること
バイオ燃料を生産する為に、間接的に土地の利用状況が変わることで、食料生産や自然に悪影響がでないように、更新可能エネルギー源の基準を設けること
である(英文から適当に訳しているので、正確な内容は上述のリンク先の原文を読んでほしい)

思うに、エコロジーが金儲けの手段になってしまうと、資本主義市場に組み込まれてしまうわけで、そうなると、本来の目的であった自然保護から逸脱してしまうっていうことなんだろう。

ここでもやはり、金金金が最良だとする価値観が崩壊しつつあるような気がする。
本当の豊かさ、本当の物の価値っていうのがなんであるのか、もう一度個々人が考えないと、大きな資本主義には、立ち向かえないような気がしている。
そして世の中が変わるとすれば、多くの人たちが、金にそっぽを向くことなんではないだろうか?
それは逆に、何をもって貧しいとするのかってことでもあるのかもしれない。
posted by tady at 20:49| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月09日

新聞の未来は?

World Association of Newspapers=世界新聞協会って団体があって、World Editors Forumってところと一緒に、毎年、世界の新聞についての調査を行っているらしい。
http://www.wan-press.org/
http://www.wan-press.org/wef/articles.php?id=20

その結果は、TRENDS IN NEWSROOMSってサイトで発表されている。
http://www.trends-in-newsrooms.org/home.php

そして、2008年版の調査結果の概要が発表されたようだ。詳しい報告は、6月1日に発表されるらしい。
調査結果の大まかな内容は、イタリアのメディアでも報道されている。
http://www.repubblica.it/2008/05/sezioni/spettacoli_e_cultura/
futuro-giornali/futuro-giornali/futuro-giornali.html


インターネットが普及したことで、紙媒体の新聞の将来がどうなるのか、興味のあるところだ。

世界の700の新聞編集者を対象に行ったこの調査によると、中長期的には、かなり楽観視しているらしい。
新聞も、マルチメディアやインターネットに対応していかなければならないと考えてはいるものの、紙媒体はなくならいないと思っているらしい。

僕自身も、そう思うのだが、まあ、古い世代に属する人間なので、将来がどうなるかは分からない。

でも、日本の新聞社のインターネットサイトとイタリアの新聞社のそれを比べると、日本の方が、遅れている感じがするのは、否めない。

例えば、朝日新聞のサイトのトップを見ても、イタリアの新聞のサイトに比べて、圧倒的に画像が少ないし、ましてや、動画はほとんど見られない。
記事の内容にしてもしかりで、日本の新聞社のサイトは、あくまでも紙媒体の補助って感じがする。

イタリアの新聞サイトも様々あって、La Stampaなどは、記事の中に、引用先のサイトがリンクされていたりするのだが、日本の新聞サイトでは、あまり見かけることがない。

日本の新聞は、公明正大を旨とし、偏った報道はしないってことになっているからかもしれないけれど、なんか中途半端な感じがする。

このブログは、イタリア関係のニュースを多く載せているんだけど、イタリアで話題になったりニュースになったことは、大体、3〜4日から1週間くらい後になって、日本のマスコミが報じることが多い。

イタリアのメディアなみにニュースが速いのは、AFPBBっってサイトだ。
http://www.afpbb.com/

日本の大手マスメディアは、今までの状況にあぐらをかいていると、世界の趨勢から取り残されてしまうような気がしている。
posted by tady at 21:43| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月07日

物欲に負けて、、、四苦八苦

実は、物欲に負けて、新しいパソコンを1台組んでしまった。
今のところ、僕のパソコン環境は、メインに使っているopenSuse10.3を入れた自作デスクトップが1台。Windows Vistaを入れた自作デスクトップが1台。そして、枕元にパナソニックのノートパソコン(XP)が1台あって、別に困ってはいない。
メインPCは、Athlon64×2 3800+で、そこそこストレスなく動くし、VistaのPCは、iPodなどのダウンロードと、ワードファイルで納品するような翻訳の仕事などに使っている。
枕元のノートは、寝る前にネットをチェックしたり、チャットなどに使用。Linuxはマルチメディアに弱いので、それをカバーする役割も果たしてくれる。
二つのデスクトップは、切替器を使って、17インチの液晶2台のデュアルディスプレーで使用していて、Vistaの方は、ちょっと古いペンティアムなんで、ちょっとストレスは感じるけど、別段不便は感じていない。

それでも、物欲に負けてしまった、、、、
近所のパソコンショップがGWセールで、秋葉原価格よりも安い値段で、ギガバイトのマザーボードを売り出していたのがそもそもの発端。
そして、数日後には、メモリーも秋葉原価格よりも安い値段で販売ってことで、もうこれは買うっきゃないと物欲を刺激されてしまったのだ、そうそうハードディスクも500ギガで、8000円を切っていた。

そんなこんなで、
マザーボード GA-MA78GM-S2H
メモリ 2ギガ
HDD 500ギガ
が格安で手に入り、
電源は、以前相性が悪くて使えなかったものを流用。
筐体も、昔使っていたのを引っ張りだし、DVDマルチドライブは、ノート用に裸のまま使っていたのを組み込んだ。
CPUは、ソケットAM2で一番安いのから2番めで我慢。マザーボードがPhenomに対応しているので、安くなったら載せ替えるつもりだ。

マイクロソフトに儲けさせるつもりはないので、OSは当然Linux。使い勝手が分かっているopenSuse10.3を入れようとしたのだが、SATAのハードディスクを認識してくれない。
ネットであちこち調べたら、どうやらドライバの問題があって、無理みたい。チップセットが最新のマザーボードなんで、openSuse10.3では対応してないようなのだ。

仕方なし、Ubuntuを入れてみたらちゃんと動く。でも日本語環境がいまいち。
それで、現在ベータ版のopenSuse11を入れてみた。
ところがどっこい、AMDに買収されたATIのグラフィックドライバがうまく動かない、、、orz

ここしばらくは、試行錯誤の日々が続きそうだ。
posted by tady at 22:24| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月06日

イタリア映画祭2008その3

5月5日、休みをもらって、イタリア映画祭に「L'aria  salata」を見に行ってきた。
仕事場に無理を言って、イタリア映画祭開催期間中に、3日だけ休みをもらったのだが、3日目を5日にするか6日にするか悩んだ。これは、「L'aria salata」 を見るか、「Lezioni di volo」見るかって選択があったからだ。
アルキブージは、それなりに有名な監督なので、後からでも見る機会があるかもしれないって気持ちもあり(Mignon e' partitaは、名作だと思っている)、結局L'aria salataを選んだ次第。
しかし、L'aria sakataの前に上映された短篇「Ieri=昨日」が、印象深かった。

「Ieri=昨日」
「昨日」とは、1969年12月12日のことだ。
この日に何があったかというと、ミラノのフォンタナ広場で爆弾テロがあり、17人が死亡、88人が負傷した。
この事件の真相は、未だに闇の中である。
http://it.wikipedia.org/wiki/Strage_di_piazza_Fontana
そして、この事件が、strategia di tensione=緊張戦略と言われている時代の幕を開けた。
緊張戦略とは、イタリアの左翼が使う言葉で、簡単に言うと、「国家」がテロを行うことで、社会の緊張を高め、より強固な治安維持=左翼運動への弾圧を行おうというものだった。
こんな映像もあるので、イタリア語の分かる方はご覧ください。
http://video.google.com/videoplay?docid=-7284660332593988641

この短篇を見始めてすぐに、これはフォンタナ広場の事件についての映画だなと僕は分かったのだけれど、会場にいた観客のどれくらいが、それを理解したかは、分からない。

こうした短篇が未だに作られているってことは、イタリア社会が負った傷が、未だに癒えていないってことの証しなのかもしれない。
主演女優が、「La giusta distanza」のValentina Lodoviniであったのもビックリした。一般的には劇場にかかることのないこういった短篇映画に、名の売れた俳優がきちんと出ているってことに、イタリア映画界の懐の深さを見た。

「L'aria salata=潮風に吹かれて」
さて、本編の方なのだが、映画としてはよくできていると思う。でも、ストーリーが暗く、話の運びにちょっと無理がある。
描こうとした、息子と父親の葛藤は、よく分かるんだけど、それでも作りすぎって感じを持った。悲劇的な結末もまたしかりである。
大衆受けする映画が良いとは思わないし、考えさせられる映画を好むのだけれど、それでも、映画はエンタテイメントであるとするなら、あまりにも暗く、救いがない。
監督は、ドキュメンタリー畑の出身らしいので、分からなくもないのだけれど、僕的には、あんまり楽しめなかった。
posted by tady at 18:30| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月05日

今週食べたラーメン08年5月第1週

4月29日火曜日が休みで、天気も良かったので自転車で出かける。
GW中なので、町は静かと思いきや、そんなことはなく、結構な交通量。
目指したのは、新横浜のラー博の隣、Yi-Chang(イーチャン)。
ここの担々つけ麺が気になっていたからだ。
自宅から走り始めてすぐに、総走行距離を示すメーターが1500キロに達する、記念すべき日となる。
到着するとラー博には多くの観光客が。しかし、イーチャンには、12時前ってこともあるんだろうけど、客は僕一人であった。
で、肝心の担々つけ麺の方は、麺の量に関係なく980円ってことで、1.5玉を注文する。ちょっとおしゃれな皿につけ汁が盛られ、麺も出てきた。麺にはいろんな薬味的具材が乗っていた。
しかし、期待したほど辛くなーーい。まずくはないんだけど、僕的にはもう少し辛い方が好みだ。卓上にはラー油とかもなくて、調節もできなかった。
化学調味料無添加ってことで、舌に嫌な味が残ることはなかったが、山椒が効いていていつまでも舌がスースーしていた。

5月1日・2日と連休をもらって、イタリア映画祭を見に行った。そのことは、既に書いたけど、、、
で、都心にでるわけだし、当然ラーメン。
1日は、上映が午後からってこともあり、午前中早めに出て、二郎三田本店に向かった。
到着すると、長蛇の列。40人ほどかと思われ、オイオイ間に合わないかもと思って近づいていくと、後ろの方に並んでいたのは、鍋二郎を買い求める学生のグループの列で、お店でラーメンを食べるために並んでいる列は、20人ちょっとだった。
並ぶことしばし、GWのためか、家族連れなども並んでいた。
注文したのは小ラーメン。各支店が値上げしているなかで、500円を堅持している本店は偉い。
ワンコインで、あれだけの量が食べられるんだから、本店のコストパフォーマンスはかなりのものだ。
美味しく頂いて、イタリア映画祭の会場に向かった。

映画を2本見て、帰る途中で、日吉で途中下車。麺場ハマトラに寄る。昼間に食べた二郎で、それほどお腹は減っていなかったんだけど、やはり、夕食は食べとかないとね。

ここのラーメンは竹炭を練り込んだ黒い麺が有名らしい。横浜西口の本店で、かなり以前に食べたことがあるのだが、日吉店は、初めて。ちょっと期待していたのだが、がっかり。
それぞれの素材はいいのかもしれない。麺にしろ、スープにしろ、トッピングにしろ、悪くはないのだが、全体が合わさると、なんともアンバランス。それに、麺が、僕の苦手な北海道系ラーメンの麺のような食感で、僕には合わなかった。

翌日2日は、朝からの上映で、午前中1本、午後1本映画を見る。
お昼は、時間がおしてしまって、上映の合間が30分もなく、会場周辺をウロウロして、すぐ食べられそうなカレー屋でカレーを掻き込んだ。

午後1本目の映画を見終わり、2本目の当日券がまだあるのを横目に、会場を後にする。
今までだったら、全作品を見るところなんだが、今の仕事を始めてから、休日に休まないと体が続かない状況になっており、映画鑑賞も無理しない程度で、切り上げることにする。

折角都心に来てるのだからってことで、銀座の「共楽」に行ってみた。
昔からある有名店で、いわゆる東京ラーメン系のラーメン屋。
半端な時間帯だったので、お店は閑散としていたが、それでもパラリパラリと来店者はあった。注文したのは中華そば。
いやぁー懐かしい感じのラーメンでした。でも、絶品て訳でもなく、ふつーに美味しいラーメン。650円という値段は、銀座なら仕方ないかな。
僕的には、さぶちゃんや春木屋のラーメンの方が好みかも。
posted by tady at 02:02| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月04日

イタリア映画祭2008その2

イタリア映画祭2日目の5月2日に見たのは、ドナテッロ賞を受賞したLa ragazza del lago=湖のほとりでとGiorni e Nuvole=日々と雲行きの2本だ。
短篇はIl supplente=代理教師。
この短篇が、実によかった。

「代理教師」
会場で購入したプログラムによると、2008年アカデミー賞短篇実写部門にノミネートされた作品だそうだ。
監督はAndrea Jublin。主演も彼がやっている。
子供たちが騒ぎまくっている、いわゆる学級崩壊にちかい教室に、代理教師と自ら宣言する大人が入ってくる。
彼は、学校で教えるであろうことの正反対を子供たちに教え始める。先生に媚を売る子には、媚の売り方で点数を付け、いじめっ子には、クラス全員でいじめるように仕向ける。
教室の大騒ぎを聞きつけて校長がやってくると、「代理教師」は、窓から飛び出し、逃げてしまう。
面白いのはここからで、最後にどんでん返しがあるのだが、ネタバレになってしまうので、書かない。
大人と子供の社会の対比や自らの信念を貫くことの難しさなど、大変示唆にとんだ作品であった。

「湖のほとりで」
さて、この日もっとも期待して見たのが、La ragazza del lagoだ。
原作は、ノルウェーの作家カリン・フォッスムの小説で、上映後、質疑応答に登場した監督、ミライヨーリによると、面白い本はないかと探していて、この原作(イタリア語翻訳)に出会い、読んでみて、これは映画になるってことで、作品にしたらしい。
舞台をイタリアに移すにあたって、Venezia地方の山寄りの街を舞台としている。
出だしは、小学生の女の子が行方不明となる。この段階で、pedofilia=小児偏愛者の話かと思うのだが、さにあらず、その女の子を連れ去った精神障害のある男性と一緒に若い女性の死体を目撃していることがわかる。
誰が彼女を殺したのか? 主人公である刑事の捜査が始まる。
容疑者は多数。女の子を連れ去った男。娘を偏愛する父親。彼女のボーイフレンド。殺された女性がアイスホッケーをやっていた時のコーチ。
そして浮かびあがってくるのは、殺された彼女がベビーシッターをしていた障害を持つ子供の親。さらに、殺された女性は、脳腫瘍を患っており、余命わずかだったことも分かってくる。

一方で、捜査を続ける刑事の妻は、認知症で老人ホームに入っている。

映画は、淡々としたトーンで作られているのだが、殺人事件を扱ったミステリーでありながら、現代社会の様々な断面を切り取り、描き出していた。
なぜこの作品が、ドナテッロ賞を受賞したのか、納得のいく作品だった。

「日々と雲行き」
続いて上映されたのが、Giorni e Nuvoleだ。
舞台はジェノバ。共同経営者として、船舶関係の会社の役員をやっていた主人公が、内紛により解雇され、失業者となってしまう。
収入もなく、無為な日々を過ごす主人公。その一方で、パートでもなんでもとにかくお金を稼ごうとする妻。そして、父親とうまく行っていない娘。

それなりに裕福だった中年男が、突然失業者となってしまった時に、家族はどうするのか? 夫婦間の愛情はどうなるのか? 子供との関係は?

そんなことが、かなりリアルに描き出されている作品だった。

娘役を演じたアルバ・ロルヴァルケルが来日しており、上映後の質疑応答に答えてくれたのだが、その際、イタリアにおいては失業問題がかなり深刻なのだが、この作品を日本人はどう理解したのか?という逆質問(観客に対しての質問)があった。
会場からは、日本の現状とあまりにも近く、とてもよく理解できたので、質疑応答に際して、質問が出なかったのではないか、という返答があった。

夫婦の絆、家族の絆を考えさせられる作品だった。
posted by tady at 19:31| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

黒い太陽 読了

新堂冬樹の「黒い太陽」を読み終わった。
風俗についてよく分かる小説であった。
テンポが良く、かなりのページ数だけど、ささっと読めた。
言ってみれば、中身は濃くないってことかな、、、

テレビドラマ化されてるみたいなので、内容は書かなくてもいいでしょう。
ドラマ化しやすい内容ではありますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E3%81%84%E5%A4%AA%E9%99%BD
posted by tady at 02:42| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月02日

イタリア映画祭2008その1

5月1日から、イタリア映画際が始まった。
http://www.asahi.com/event/it08/
今年は、仕事が休めないこともあり、全作品を見ることはできないのだが、職場に無理を言って、期間中に3日間の休みをもらった。
あらかじめ、イタリアの友人にメールを送り、見た方が良いと思われる作品も聞いておいた。
ただし、聞いたのは20代の若者なので、推薦してくれたのは、比較的若い世代の監督作品が多かった。
そんな中で、選んだのは、初日の1日に上映される作品のうちの2本と2日上映される作品2本。そして、5日に上映される作品のうちの1本と相成った。
で、まずは初日に見た2作品+短篇から

5月1日最初に上映されたのは、フェルザン・オズペテク監督の「Saturno contro=対角に土星」だったんだけど、友人の評価はあまり高くなくパス。
2番目に上映された「Non pensarci=考えてもムダさ」から見ることにした。
5月1日から3日の間は、各作品上映前に、上映される映画関係者の舞台挨拶がある。
「考えてもムダさ」の舞台挨拶は、監督のジャンニ・ザナージと主演のヴァレリオ・マスタアンドレアが来日しており、舞台挨拶があった。
本編上映に先立ち、短篇「たまご」が上映されたが、これもなかなか面白かった。

「考えてもムダさ」
主人公は、故郷からローマに出てきた、一時期はそこそこ売れたロックミュージシャン35歳。
今は、若い連中にちょっとついてけないと感じている。
ライブハウスでコンサートをやったのだが、若いヴォーカリストがダイブをしたのに、誰も受け止めてくれず、肩を打撲してコンサートは中止。予定より早く家に帰ると恋人の浮気現場に出くわしてしまう。
ローマでの生活に失望し、家族のいる故郷に帰るのだが、そこにも様々な問題が山積していた。
パンクロックのギタリストである主人公の実家は、食品加工工場を経営する裕福な家庭。しかし、父親から経営を受け継いだ兄が、経営に失敗し、倒産の危機に直面していた。

この作品を見ようかな? と思ったのは、若くはない主人公の話って解説があったから、、、
感想としては、イタリアの地方のそれなりに裕福だった家庭が没落していく様が、深刻ではなくわりとユーモラスに描かれているってこと。
そして、一家が危機に陥った時、家族はどうするのかっていう描写が面白かった。怪しげなセラピーが出てきたり、水族館でイルカに癒されたり、それでいて、主人公も含めて金策に走り回ったり。
いろいろあるけど、「考えてもムダさ」なるようになるよって感じかもしれない。
ただ、ネガティヴに投げやりなのではない。淡々とやることはやりつつも仕方ないよねって感じ。
ラストシーンが暗示的で、ローマに戻った主人公が、コンサートの最中、ギターを置き、観客に向かってダイブする飛んでるところで終わる。
投げやりに飛ぶのではなく、果たして観客はダイブした自分を受け止めてくれるのだろうか? と思いつつ、それでも人を信じてみるかって思いを込めてのダイブなのだろうと僕は思った。

上映後、主演のマスタアンドレアと監督への質疑応答があった。
映画を見ていて、まだ未見ながら、原作を読んだカオス・カルモとの類似点が気になったので、それについて質問してみた。
僕が似ていると思ったのは、様々な人が主人公に告白をし、抱えている問題を語るってことと、家族・子供の描写だった。

回答は、それほど類似しているとは思えないけど、家族を扱っているという意味では、そうかもしれないってことだった。

全編にクラシックからパンクまで、様々な音楽が使われており、音楽の使い方って意味でも面白い作品だった。

次に上映されたのが、「La guista distanza=まなざしの長さをはかって」だったが、上映に先だって、開会式があり、来日ゲストが舞台に勢ぞろいした。
cinema01.jpg

右から、La ragazza del lago=湖のほとりで」の監督アンドレア・モライヨーリ
Non pensarci=考えてもムダさの監督ジャンニ・ザナージ
La giusta distanaz=まなざしの長さをはかっての女優ヴァレンテーナ・ロドヴィーニ
考えてもムダさ主演のヴァレリオ・マスタアンドレア
Giorni e Nuvole=日々と雲行きの女優アルバ・ロルヴァルケ
である。

「La giusta distanza=まなざしの長さをはかって」
ポー川河口近くの小さな村に、代用教員が赴任していくる。
この若い女性教師マーラは、国際協力の活動をしており、代用教員の仕事が終わった後は、ブラジルにいくことになっていた。
小さな村にやってきた若い女性教師に、村人(特に男たち)は興味津津だ。
その中には、ジャーナリスト目指す青年ジョヴァンニやチュニジアからの移民で自動車修理工場を営むハッサンなどがいる。
地方記者となったジョヴァンニは、ベテラン記者から、記事を書くためには、感情に左右されることなく、報道の対象とLa giusta distanza=正しい距離をとらなければならないと教えられる。
やがてマーラは、ハッサンと恋に落ちるのだが、その後に悲劇が待っている。
その悲劇の真相を解明しようとするジョヴァンニ。

イタリア語の原題の意味は、「正しい距離」である。邦題は、原題の意味を必ずしも正しく伝えていない。
出演女優のヴァレンティーナが上映後の質疑応答で舞台に登場した際、原題の持つ意味について質問してみた。
僕は、この正しい距離というのは、閉鎖的な村に外部からやってきたマーラと村人の距離、移民であるハッサンと恋に落ちたマーラとの男女間の距離、そしてジャーナリストとしてジョヴァンニが感じている報道する側とされる側との距離と捉えていた。
彼女の返答は、自分と違うも=恐怖を感じるものとの距離をどうとるかという意味が込められているのではないかというものだった。そして、映画の結末にも関係するのだが、距離をとるのではなく、その距離を縮めるために飛び込むべきだというメッセージではないかとも語っていた。
前半のマーラとハッサンのラブロマンスと、その後急展開してサスペンスになるという映画の構成は、やや違和感があったが、イタリアの現在を伝えるという意味においては、興味深い作品であった。

ハッサンが、マーラへの募る思いを解消するために、街娼を買おうとするシーンがあるのだが、質疑応答の時に、そんなに娼婦がたくさんいるような治安の悪い村に、若い女性がやってきて、独り住まいをするという役をどんな気持ちで演じたのかという主旨の質問があった。
確かに、日本の社会で生きていると理解しがたいのかもしれないのだが、イタリアでは、各街毎に、そういう街娼の立つ通りや場所があるわけで、イタリアではいたって普通のシーンだと僕なんかは思ったのだが、イタリアという国を知らないと、映画の理解にちょっとギャップがあるのだろうなぁー感じたりもした。
posted by tady at 21:23| ローマ | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月01日

08年4月のアクセス解析

4月の訪問者数は1937人、ページヴューは14031でした。
更新できなかった日が結構あったのですが、記事数はどうにか30本。
先月と同じような傾向で、検索ワード数は極端に少ないのに、更新するとアクセス数が増えていました。
常連さんと更新告知のサイトから訪れる人が多いのでしょう。
PVが14000を超えたのは、久しぶりですね。
Seesaaの人気のブログランキングが毎日表示されるのですが、普段は4000番台から5000番台をウロウロしているのですが、初めて2000番台になった日が1日だけありました。
OS別の解析を見ると、新しいものとしては、携帯からアクセスがいくつかありました。
以上簡単に、4月のアクセス解析報告でした。
posted by tady at 23:28| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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