2009年07月30日

オリンピックの身代金 読了

奥田英朗の「オリンピックの身代金」を読み終わった。
精神科医伊良部シリーズの作家だ。「空中ブランコ」で直木賞を受賞している。
この作品は、伊良部シリーズのコミカルな作風ではなく、それ以前の「最悪」や「邪魔」に近い。
初期の作品は、読んでいてイライラしてくるくらい、これでもか、これでもかっていう細かい描写が続くのだが、それがいい形で昇華されているのがこの作品だと思った。
舞台は1964年の東京オリンピック開催直前の日本。主人公は東大大学院生で、彼がオリンピックを人質にとり、国家権力との攻防を繰り広げる。
攻防とは言っても、ドンパチやら殺人がやたらと描かれるいわゆるハードボイルド物ではなく、当時の社会状況を巧みに取り入れて、かなりリアル。もしかしたら東京オリンピックの裏側で、本当にこんな事件があったかも、、、、なんて思わせてくれる。
この作品で、吉川英治文学賞を受賞している。

伊坂幸太郎のゴールデンスランバーも、得体のしれない巨大な権力を描いているのだが、その実態については実に曖昧。しかし、こっちの方は、読んでいて納得できる。
終わり方がいまひとつすっきりしないのだが、続編でも書くつもりなのかな?

それと作品の内容には関係ないが、誤植が目立った。主人公の名前島崎が島田になっていたり、午後1時のはずが、午前1時になっていたり、本を製作する上での編集者の力量が不十分だったのだろう。
最近この手の本を時々見かける。
posted by tady at 09:35| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月29日

原発への道再び

イタリアが、国民投票によって、原発廃止を決めてから22年。
そして今年の7月9日、今までの政府の方針を大きく変更するddl sviluppo=開発に関する法案が上院を通過し、法律として成立した。
野党側は、欠席戦術をとることで、有効投票数に達しないと踏んで、決議には参加しなかったようだが、結局賛成154票、反対1票、棄権1票で通過してしまった。
この法律には、原発の推進をうたっている条文があり、政府は6ヶ月以内に、国内への原発建設に関する細則を定めることになるという。
http://www.repubblica.it/2009/07/sezioni/economia/ddl-sviluppo/ddl-sviluppo/ddl-sviluppo.html

原発建設予定地として噂されている地方自治体の首長が即座に誘致拒否の声明を出したり、環境保護団体も反発をしている。
http://www.legambiente.eu/archivi.php?idArchivio=2&id=5322
目を引くのは、保守的と言われているカトリック系の週刊誌Famiglia cristianaも反対していることだ。
http://www.lanuovaecologia.it/view.php?id=11282&contenuto=Notizia

22年たっても、未だに過去の遺産である核廃棄物の処理方法が定まっていないイタリアで、6ヶ月以内に建設予定地を含めて、細則を定めるっていうのは、あまり現実的とは思えない。

しかし、法律的には、これでいつでも原発建設ができるわけで、イタリアという国家が大きく方針を転換したことになる。
posted by tady at 10:20| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月26日

今週食べたラーメン09年7月第4週

現在有休消化中ってことで、就活をボチボチしつつ、家でのんびりしている。
ところが、家人が急な胸痛と腹痛を訴えて、救急車で病院へ。結局、胆石が疑われるってことで、入院。
実にバタバタした1週間であった。
で、ラーメンの方はというと、
月曜、元住吉に出来た函館塩ラーメンの店、あじ汐に行ってみた。ネット上では美味しいと評判みたいなのだが、食べてみてガックリ。開店直後に訪問したのだが、厨房を見ていると、店員がトッピングのほうれん草を味見して、口から吐き出すと、麺の茹で汁をほうれん草の容器に入れていた。なんだか怪しいなぁーと思いながら、出てきたラーメンのほうれん草を食べると、腐ってはいないけど、なにやら古くさい味。この気候で、傷み始めている味であった。さらに、ここのラーメンはトッピングにお麩がのるのだけれど、水で戻したお麩の容器にも、茹で汁をドバッと入れていた。出てきたラーメンのお麩を食べると、水っぽい。お麩を水で戻すのはわかるけど、一度水を絞って、だし汁に漬ければいいのにと思ってしまう。
一口食べた麺は、味がしない。薄味の塩ラーメンってのはわかるのだけれど、湯切りがちゃんと出来ていなくて、一口目はスープと絡まずひどい味。食べ進むうちに塩味がしてくるのだけれど、だんだん濃く感じる。
かなり化学調味料を使っているのではないかと思うのだが、酷い後味がずーっと口の中に残っていた。
ネットの評判を信じることなく、自分の舌で味わってみないとわからないって店の典型だった。ここ一度でもうたくさん。

火曜は、横浜西口の評判店、維新に行ってみた。11時開店かと思って、11時ちょっと過ぎに到着したのだが、11時半が開店時間。僕の前には二人ほど待っていたが、開店時間までにかなりの行列が出来てしまった。
注文したのは味玉醤油ラーメン。ここのラーメンは評判に違わずかなり美味しかった。味玉も絶妙の茹で具合と味付け。ただ、食べ終わるとかなりしょっぱい感じ。食べ終わってから、美味しい余韻が口の中に残り続けるっていうラーメンはなかなかない。記憶にあるのは、戸塚にある、例の佐野実のお店のラーメンくらいかな。塩分が絶妙のバランスだった。

水曜は、二郎の禁断症状を感じて、上野毛二郎を訪問する。いつものようにかなり塩分濃度の高いラーメンだったけれど、これは二郎の宿命。ただ、野菜(ほとんどもやしだけど、、)が多いので、中和作用があるみたいで、二郎は各支店味の違いはあるものの、食べ終わってから口に酷い味が長時間残ることは滅多にない。美味しくいただいた。

木曜は、連日ラーメンを食べていたので麺休日。この日の午後、家人が入院。

金曜は、入院した家人の見舞いの前に、白河中華による。注文したのは会津スペシャル。つけ麺+ワンタンってやつだ。なんか麺が細くて長くなった気がする。店主の麺打ちの技術があがったからかしらん?
さくっと美味しくいただくが、つけ汁の出汁がいまいち効いていなかった。

土曜も、見舞いに行きつつ、ラー博のらーめんの駅を訪れる。開店したては、長蛇の列だったのだが、ようやく落ち着いてきたようで、ほとんど並ばずに着席。
味噌ラーメンを注文したのだが、僕が苦手とする札幌ラーメン的やたらに黄色く縮れている麺だったのだが、苦になることなく美味しく食べた。ただ、値段てきにはコストパフォーマンスはあまりよくない。

日曜は、お見舞いに行く前に小杉二郎を訪問。いろいろ批判の多い店だが、二郎的要素はちゃんと入っていて、美味しく食べられた。

という訳で、就活やら入院やらで家から出ることが多く、ついつい外食=ラーメンってパターンが出来つつある。早いとこ次の就職先を探さないと、ラーメンを食べすぎてしまいそうだ。
posted by tady at 21:34| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月24日

ひかりの剣 読了

海堂尊著「ひかりの剣」を読み終わった。例の「チームバチスタの栄光」を書いた作家である。
田口&白鳥コンビシリーズ以外の作品を読むのは初めて。内容は、タイトルからも想像できるけど剣道の話だ。
設定は、各医大の剣道部による対抗試合をテーマとした学園ものなのだが、これが高校の剣道部でも内容的には変わらないだろう。
随所に読者をくすぐるようなウィットに富んだ描写が見受けられる。同時にまた、彼の作品を熟読している読者には、他の作品の登場人物が、思わぬところに出てきたりして、これもまたうまいくすぐりとなっている。
ただ、ひとつの作品として読んだ場合、剣道の試合の描写はかなりおもしろいのだが、脇役の背景などが説明不足で、物足りない。
タイトルの「ひかり」は、登場人物の一人なのだが、その祖父は剣の達人って設定になっている。この辺は、もう少し突っ込んで書いてくれると、小説に厚みが出ておもしろかったのにと思ってしまった。
posted by tady at 20:13| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月22日

朝日新聞の記事が波紋を呼ぶ

朝日新聞が、イタリアへ行く日本人観光客が急減しているという記事を掲載した。
http://www.asahi.com/travel/news/TKY200907180084.html

この記事がイタリアで波紋を読んでいる。
ローマを訪れた日本人観光客が、有名なレストランでボッタくられたって記事が最初に出て、その後にこの記事が出たわけだが、イタリアのマスメディアも、こぞってこの話題を取り上げている。
http://www.repubblica.it/2009/07/sezioni/cronaca/truffe-acqua/truffe-acqua/
truffe-acqua.html?ref=hpspr3

そして何より慌てたのは、イタリア観光大臣のMichela Vittoria Brambillaのようで、イタリアの国営通信社ANSAを介して、日本人観光客に呼びかける公開書簡を発表している。
それがこれ
http://www.ansa.it/documents/1248202488347_Documento.pdf
要約すると、これからは違法行為がないように監視もするし、ホテル代やレストランの価格も下げたので、是非来てねってことだ。
イタリア語の他に、英語とスペイン語でもかかれているので、見てみてください。

それにしても、移民を排斥するような法改正を行っておいて、EU圏外からの観光客が減ると慌てて体面を繕うようなこの態度は、どーも信用が出来ない。
短期間にお金だけ落としていく観光客には良い顔をしても、いざ、イタリアに住もうと思うと、今や大変な苦労が必要となってきている。

先に上げたLa Repubblicaの記事の最後を読んでも、イタリア人は全然反省してないなってのが分かる。
日本人観光客は、あんまりボッタクリとかない国から来たからびっくりしたんでしょと言わんばかりローマ商工会議所のトップのコメントや、旅行業界のコメントとして、日本人観光客が減っているのは、日本の経済がここのところずっとよくないからでしょうなどとのたまっていて、自分たちがちゃんとしたサービスを提供していないってことへの反省の気持ちはあんまりないみたいだ。

世界で一番世界遺産の多い国イタリアなのだが、それらの観光資源の上にあぐらをかいていると、大変な事になるって危機感はないのかしらん?
posted by tady at 20:04| ローマ | Comment(5) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月21日

ゴールデンスランバー 読了

伊坂幸太郎のゴールデンスランバーを読み終わった。
裏表紙裏のコメントによると、

「伊坂幸太郎的に娯楽小説に徹したらどうなるか」という発想から生まれた、直球勝負のエンターテイメント大作

ってことらしいのだが、あちこちツッコミを入れたくなるような綻びや違和感があって、読後感もすっきりしないものだった。
年代の差もあるんだろうけど、長いこと(何年も)草むらに放置しておいた車のカーステレオにCDが付いていたり、タイヤの空気が残っていたり、はたまた連続殺人犯なる人物が唐突に現れたり、何より主人公が敵とする存在が曖昧なまま終わってしまって、カタルシスがない。
読み終わって、「あーおもしろかった!」って感じさせてくれないと、エンタテイメントとは言えないと僕は思っているので、かなり残念。
posted by tady at 16:50| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

16歳以下はアルコール禁止

今日から、ミラノの16歳以下の子供たちは、アルコールが飲めなくなる。
ミラノの市長モラッティが、イタリア初の16歳以下の子供たちにアルコールを禁止する市条例にサインしたからだ。
http://www.repubblica.it/2009/07/sezioni/cronaca/alcol-divieti/alcol-divieti/alcol-divieti.html
正確に言うと、4ヶ月の試験的な適用で、公共の場で16歳以下の子供たちへのアルコールの販売並びに子供たち自身の飲酒を禁止するもので、違反すると店側も、買った子供たちも罰金450ユーロが課せられるという。5日以内に払わないと500ユーロになる。禁止される内容には、酒類を所有していることやタダでおごることも含まれている。ただし、スーパーなどで買い物をして、買い物袋の中に入っている場合は例外なんだそうだ。
まあ、家庭内において飲む分には罰せられないようだ。

イタリアはアルコールにはいたって寛容で、子供のころからワインを水で薄めて食事の時に飲んでいたりする。
しかし、以前このブログにも書いたのだけれど、食事の伴としてのワインを嗜むという習慣が消えつつあって、特に若い人の間で、酔うために飲むという習慣が広がっている。

ただ単にアルコールを禁止するだけでなく、憂さ晴らしに酔わなくても良いように、夢が持てるような社会を作らなければならないが、すぐに出きることとして禁酒条例を作ったとミラノ市長は語っている。
posted by tady at 16:48| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月19日

今週食べたラーメン09年7月第3週

13日月曜日の休みは、体がだるく、出かけるどうするか散々迷った挙句、とりあえず小杉まで出てみる。
どこのラーメン屋にしようか迷いつつブラブラしていると、キリンを発見。「七」三つに「輪」でキリンなんだけど、この漢字、パソコンで出てこない、、、、
以前からネットで名前は見ていたので入ってみた。
いわゆる家系のラーメン。でもスープにはコクがあまりない感じ。麺は中太なんだけど家系にしてはちょっと細いかな。一度食べればいいお味でした。
その後、疲れが取れないのでスパに行ってのんびり。

14日・15日と勤務。そして後は年休消化のために休みに入る。
15日は、最後の勤務の日で、夕方から飲み会に誘われる。異動した人も交えて焼き鳥屋でいっぱい。帰りに久々にニュータンタンメン中辛を食べる。
翌16日は二日酔いで、家でウダウダ。
17日は、神奈川県県政総合センターにある福祉関係の求人センターに行く。その前に、ちょっとだけ足を伸ばして関内二郎へ。珍しく行列は20人弱で、それほど待たずに着席。いつもの小ニラキムチを食べる。豚もやわらかでかなり満足。それにしてもやっぱりかなり塩分濃度は高い。
18日は、家でのんびり。久しぶりにのんびりすると今までの疲れがジワジワ出てくるようで、体がかなりだるい。
19日は、龍で塩ラーメンの細麺。ここのラーメンはめちゃくちゃ美味しいというわけではないのだが、時々たべたくなるのだ。普通でもかなり麺の量が多いので、終盤はちょっと飽きてくる。それでも完食。

来週からは、真剣に就活をしないとヤバイかな? と思いつつも、そう焦ることもないか? って気持ちも片方にあって、7月いっぱいくらいは、あちこち履歴書を送りつつ、天気のいい日には山歩きや自転車に乗ってのんびり過ごそうかと思っている。
posted by tady at 14:33| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

italia.it 再出発

イタリア政府が運営する観光のためのポータルサイトがitalia.itだ。
様々な紆余曲折を経て、新バージョンのβ版が公開された。
公開に際しては、記者会見を行ったにも関わらず、整備が遅れて、アクセスしてもIDとパスワードを求められ、サイトに入れないって事態が起きていて、ネット上で顰蹙をかっていた。

とりあえず、現在はアクセスできて、イタリアの観光パンフレットって感じで、豊富な写真で構成されたサイトを見ることができる。

おもしろいのは、このサイトに関する二つの記事の比較。一つはLa Stampaの記事で、
http://www.lastampa.it/_web/cmstp/tmplrubriche/tecnologia/
grubrica.asp?ID_blog=30&ID_articolo=6414&ID_sezione=38&sezione=News

べた褒めしている。
もう一つはIl sole 24 oreの記事で
http://www.ilsole24ore.com/art/SoleOnLine4/Italia/2009/07/italia-portale-
turismo.shtml?uuid=9e7f77f8-717a-11de-8038-7c3d16f1aec5&DocRulesView=Libero

このサイトの歴史的経緯がきちんと書かれていて、経済紙らしくお金がかかりすぎてるって話が出ている。

Il soleの記事によると、italia.itが企画されたのは、1994年で、当時のベルルスコーニ内閣の技術革新大臣をしていたLucio Stancaの発案によるものだという。
その後、プロディ内閣に引き継がれたものの、数百万ユーロが必要だということが判明する。2007年になり、当時の文化大臣だったルテッリが、このポータルサイトの再立ち上げを行う。ロゴまで決めて、華々しく紹介されたのだが(この話は、僕のブログにも書いた記憶がある)、注目されることなく、内容も貧弱だったためアクセス数も増えずに、1年後に閉鎖された。その時にかかったお金は4500万ユーロだそうだ。
そして今回、技術革新省から観光省に管轄を移行し、1000万ユーロの予算をつけて再出発した。
未だβ版で、完全版の公開は秋以降になるそうだ。

β版ではあるが、あちこち覗くとおもしろい。動画も多用されており、イタリア語の他、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語で見ることができる。タイトル写真右下の国旗をクリックすると言語が変わる。ちなみにヨーロッパにおける英語を表す国旗はイギリスになっている。

果たしてこれでイタリアの観光業の振興がはかれるのかどうか、はなはだ疑問ではあるけれど、ネットで眺めている分には、結構楽しい。
posted by tady at 07:26| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月18日

日本アニメに対抗 世界を狙え?

世界のアニメ市場の90%を席巻する日本製アニメに対抗して、イタリア製アニメの製作が進んでいるらしい。
http://www.repubblica.it/2009/07/sezioni/spettacoli_e_cultura/cartoni-sfida/cartoni-sfida/
cartoni-sfida.html?ref=hpspr1

監督をするのは、イタリアのウディー・アレンと呼ばれているMaurizio Nichettiだそうだ。
http://it.wikipedia.org/wiki/Maurizio_Nichetti
彼は、山に関する映画を対象とするTrento Filmfestivalのアートディレクターを2004年から務めているんだって、こんな映画祭があるのは知らなかった。
http://it.wikipedia.org/wiki/Festival_internazionale_film_della_montagna_di_Trento

さて、上述のLa Repubblicaの記事が結構おもしろい。日本アニメへの批判と評価についてNichettiが語っているからだ。
現在製作されているのはTeen daysというテレビアニメのシリーズで、8作までは完成しているという。予定では26作まで作られることになっていて、放映は今年の年末からだという。
内容は、学園ものらしい。
言語は国際市場を狙って英語で、アニメーションの製作自体は、Simpsonシリーズを製作している韓国の会社が担当しているという。
特定の国が舞台となる訳ではないが、外国人が(イタリア人以外が)このアニメを見れば、イタリアだなって分かるような町になっているそうだ。

このアニメを製作するにあたって、日本のアニメをモデルにしたのか?という問いに対して、日本のアニメは、教育上好ましくなく、リズムが異常に早く、暴力シーンや戦い、競争原理といったものが際立っていて、会話よりもアクションシーンが多いと述べている。イタリアの文化や感性からは程遠いものだとも述べている。
しかし、一方で、日本アニメは、ディズニーアニメさえも打ち負かしているし、シナリオは完璧で、エモーションを伝えることに優れていると評価もしている。涙が雨のように描かれたり、顔の表情や幼児退行のような仕草、極端なデフォルメなどを上げている。

興味深いのは、日本のアニメはやたら競争やら戦闘やら暴力が多いが、これは東洋の社会は一人で全てに立ち向かうって社会で、イタリアのようなみんなが集まることで、力を得るという社会にはありえないって言ってるところだ。
むしろイタリアの方が個人主義社会で、日本のように徒党を組むことはあまりないように僕は思っていたのだが、確かに労働運動とか市民運動とか、何か事が起きると、みんなが広場に集まって意思表示のデモをするのは、イタリアの伝統だ。日本のように出る杭は打たれるとか寄らば大樹の陰とか、長い物には巻かれろなんて発想はイタリアにはないけど、こと社会問題に関しては、自分が正しいと思うことを、同じ思いを持つ人たちと一緒にアピールするって国ではある。

日本アニメを反面教師として、どんなアニメが出来上がるのか、ちょっと興味がある。
posted by tady at 12:14| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月16日

Howcast.com

La Repubblicaを読んでいたら、面白い記事があった。
http://www.repubblica.it/2009/07/sezioni/tecnologia/video-sharing/
video-sharing/video-sharing.html


イタリア語の記事のタイトルは、「ヴァンパイアを退治する方法」となっているのだが、要するにネット版ハウトゥ物の紹介である。
Howcast.comってサイトがあって、そこには、ストリーミングビデオによる様々なハウトゥの紹介があるんだそうだ。
早速覗いてみたら、こんなのがあって、笑える。
http://www.howcast.com/videos/204924-How-To-Play-a-RealLife-Game-Of-Quidditch

さらに、これは日本の嫁姑問題にも当てはまりそうな
http://www.howcast.com/videos/204784-How-To-Win-Over-Your-MotherinLaw

麻雀のやり方
http://www.howcast.com/videos/206827-How-To-Play-Mahjongg
なんてのもあった。日本のやり方とはちょっと違っていた。

すべて英語だが、映像があるので、実用的なものに関しては、理解できると思う。
posted by tady at 23:43| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月13日

駅の禁煙プロジェクト始まる

イタリアの鉄道の駅における禁煙パイロットプロジェクトが動き出すらしい。
http://www.repubblica.it/2009/07/sezioni/cronaca/divieto-fumo/divieto-fumo/divieto-fumo.html
試験的に導入されるのは、ヴェネト州のいくつかの駅からってことだ。
タバコを吸えるのは、灰皿の設置された喫煙所のみとなり、禁煙区域で吸っているところを、禁煙パトロールに見つかると、25から550ユーロの罰金を払わなければならないという。今のレートだと1ユーロ130円くらいだから、3250円から71500円ってことになる。
特に高い罰金が課せられるのは、子供や妊婦のそばで吸ってしまった場合なんだそうだ。それにしても7万円ってのは、高い。

モデルとしたのは、東京の駅と都心の禁煙条例らしい。現在では、東京の駅はすべて禁煙になってしまったので、ちょっと前の喫煙所がまだあったころの東京の駅なんだろう。そして禁煙パトロールと罰金制度は、千代田区などが導入している禁煙条例のようだ。

まったくの想像だけど、イタリア人のオタクの鉄道関係者が、秋葉原あたりに来て、禁煙パトロールを目撃したのではないだろうか?

イタリアにも禁煙に関する法律があって、その法律を作った理由っていうのが、真偽のほどは定かではないが、アメリカで禁煙法が制定されたからだという。何故かというと、アメリカで禁煙が進む一方で、イタリアで禁煙が進まないと、結局将来的に生き残るのはアメリカ人で、イタリア人は生き残れないからだっていうことを聞いたことがある。
いかにもアメリカ人嫌いのイタリア的発想である。
2000年にイタリアを訪れたときに、長いフライトで、ずっとタバコが吸えず、空港についてタバコを吸おうと思ったら、禁煙区域で、タバコを吸えなかった記憶がある。その時は、イタリアもずいぶんと変わったなって思ったのだが、喫煙者にとっては、イタリアもますます厳しい状況になってくるようだ。
確かに、僕の知り合いのイタリア人でタバコを吸う人はあまりいないし、メディアの記事や友人からの話を聞いていても、タバコのみならず、マリファナを吸う人若者も減ってきているようだ。ただ、その一方で、アルコール(ワインよりも強いウィスキーなど)の摂取量が若者の間で増えているという。

いずれにしても、ストレスを解消するためのなんらかのVizio(悪癖)は、必要悪として存在するものだと僕は思っている。それがタバコだったり、お酒だったり、テレビゲームだったり、ジャンクフードだったりするのだろう。節度のある嗜みっていうのが、問題なのかもしれない。
posted by tady at 22:58| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週食べたラーメン09年7月第2週

6日月曜日が夜勤の入り。手近なところで小杉二郎へ向かう。雨の中、傘をさした待ち客一人。店の掲げる開店時間11時15分は既に過ぎ、11時半になろうとしていた。まあそのうち開店するだろうと待ち始めたのだが、11時40分になっても開店せず。いい加減あきれてしまって別の店に向かう。
以前から気になっていた「みやぎ野」でつけ麺を食べる。ネット上の評価はわかれていて、岩ノリがたくさん乗っていて美味しいというものと、しょっぱいってもの。食後の感想は、しょっぱすぎで、麺もいまいち。一度食べればいい感じ。
7日の夜勤明けは、日吉のどんに行く。夜勤明けにはこってりしたラーメンがどうしても食べたくなる。
今回も豚骨魚介スープで注文。麺がずいぶんと細くなった感じがした。野菜はもやし6キャベツ4で二郎に比べてキャベツが多い。毎回少しずつ進化している感じで、この日も十分うまかった。
8日の休みには、プレオープンには行ったけど、移転後にちゃんとオープンしてから行っていない相模大野二郎へ行く。なにやら追加工事をするとかで、7月27日から30日まで休業の張り紙があった。
小ヤサイニンニクを注文。お箸はエコ箸を選択。しかし、僕はいつも天地返し(底の麺を取り出して、てんこ盛りの野菜の上に乗せてから食べる)で麺を口に運ぶのだが、滑ってしまってなかなか麺を底から取り出せず四苦八苦。底の麺を取り出し、味のついていないヤサイを沈めることで、バランスよく食べられるんだけど、これにはちょっとまいった。
出されたときには、そこそこスープの量があるように見えるのだが、麺を食べていくと、スープの量が少ないことがよく分かる。途中から関内二郎の汁なし状態になる。乳化したスープに麺とヤサイを浸して食べる。途中かなりやばかったけど完食。

土曜日が再び夜勤の入り。午前中、家人の用事に付き合い、やや遅くなったので、この時間なら開店してるだろうってことで、小杉二郎へ。
直系二郎の中でも、いろいろと批判も多く、評価も低い小杉だが、接客態度の悪さや開店時間のルーズさは別にして、僕的には、美味しいラーメンだと思っている。量も少ない時期があったが、元に戻ってきている感じだ。

明けの日曜日は、久々に近藤家本店を訪問。ふつうのラーメンを注文。卓上からおろし生姜がなくなっていた。味は、やはり家系ラーメンの定番の味。チャーシューが前より柔らかくなっている感じがした。たまには食べたくなる家系ラーメンのひとつ。
posted by tady at 21:01| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新世界より 読了

貴志祐介の新世界より 上下をようやく読み終わった。
実は、上巻は昨年の秋に読み終わったのだが、その後下巻を借りることができずに、半年以上たってしまっていた。
近くのコミュニティーセンターで上巻を借りた際は、下巻もあったのだけれど、大部の作品であったこともあり、また、下巻だけ借りる人もいないだろうと高をくくっていたら、その後ずっと借りることが出来なかった。
市の図書館に行って予約状況をみたら、なんと170人近くの人が予約していて早々と諦めてしまった。それが先日ようやく借りることが出来たという次第。

貴志祐介というと、青い炎や黒い家など、サイコホラーミステリー小説を書く作家だと思っていたのだが、この作品で2008年日本SF大賞を受賞している。

登場する生き物たちの名前などを見ていると、椎名誠の作品アドバードを彷彿とさせる。これも確か日本SF大賞受賞作だった。

ストーリーは、呪力を持った「人間」とその社会システム。人間を取り巻くバケネズミ。古代の文明を伝えるミノシロモドキなど様々な道具立てを用意し、核戦争後、超能力を持った人間世界を描いている。

ただ、なんでもかんでも呪力のところがあって、その呪力を抑制する機構なんてのも出てくるのだが、説得性に欠ける。

ちょっと暗いファンタジーSFってことで読めば納得かな?

とりあえず、下巻が読めて、昨年からずっと陥っていた欲求不満は解消された。
posted by tady at 10:04| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月08日

地獄の海

グリーンピースイタリアが、「Un mare d'inferno Il Medeiterraneo e il cambiamento climatico=地獄の海 地中海と気候変動」っていうレポートを発表している。
http://www.greenpeace.org/italy/news/mediterraneo-clima
全文は、プレスリリースのページから、
http://www.greenpeace.org/italy/ufficiostampa/rapporti/mediterraneo-clima
PDFで見ることができる。
http://www.greenpeace.org/raw/content/italy/ufficiostampa/rapporti/mediterraneo-clima.pdf

グリーンピースというと、日本では反捕鯨の団体ってことで、ネガティブなイメージを持っている人が多いのだろう。
現在のグリーンピースイタリアがどうなのかは分からない。でも、少なくともイタリア支部が出来た時の裏話を友人から聞いた限りでは、イタリアのグリーンピース支部を開設する際に、代表となった人物は、元平和運動をやっていた人で、いわゆるグリーンピース的な派手なアクションで人目を惹くというやり方は、イタリアでは率先してやらないってことを条件に引き受けたと聞いている。

さて、今回のレポートだが、30近い学術論文を引用しつつ、わかりやすい形で、地中海の置かれている現状を書いている。

地中海は、地球全体の海のおよそ1%の面積しかないが、5〜15%の海洋生物種が生息しているという。
温室効果ガスの影響で、地球全体の温度が、産業革命以前に比べておよそ0.8度上がったと言われているが、これは地中海にも影響を与えているという。
また、排出されるCO2のおよそ4分の1を海洋が吸収しているそうだが、これにより海の酸性度が上がっているんだそうだ。
海水温の上昇と酸性度の上昇によって、地中海は地獄の海になっているってことらしい。
地表の気候変動により、豪雨や干ばつが起こり、それによって海に流れ込む川の水が大きく変動することで、地中海の環境に大きな変化をもたらしているという。

地中海にも6千メートルを超える海溝があるそうだが、その深海において、毎年0.004度の水温の上昇が確認されているそうで、わずかな温度上昇ながら、安定した深海の環境にとっては、かなりの影響があるという。

海水温の上昇により、地中海南部を生息域としていた海洋生物が、どんどん北へ進出していることも確認されている。

気候変動を防ぐために対策をたてなければならないという時期はとっくに過ぎていて、最早気候変動の真っ只中にいるということを認識し、地中海のエコシステムを救うためには、漁業・工業。運輸・観光が一隊となって、出来うる対策を即座に行う必要があると、このレポートは述べている。
その具体策として、地中海に面する各国が、自国の領海にある保護地区で、環境保護政策を早急におこない、それらを結ぶ国際的なネットワークを作るべきだと提案している。
現在、地中海には32の海洋保護地域があるようで、その詳細は、ここで見ることができる。
http://www.greenpeace.org/italy/news/riserve-marine

イタリア語では、地中海のことをMediterraneoと呼ぶが、同時にラテン語でMare Nostrum=我らの海という言い方もする。これは、ローマ帝国時代、地中海の回りの陸地全てを支配していたことからきている。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:RomanEmpire_117.svg

ある意味閉鎖水域であり、環境の変化に対して脆弱であろうし、歴史的な思い入れも強い海であるわけで、イタリア人が心配するのには理由がある。

地中海よりずっと広い太平洋に面している日本は、沖縄のサンゴが海水温の上昇で死んでいることや食卓に登る魚達の回遊ルートが、どんどん北上しているなんてことをニュースで見聞きすることはあっても、あんまり深刻に考えていない節があるんだけど、地球温暖化の状況は、かなーりやばいことになっている気がする。
今年の夏も、猛暑が予想され、豪雨がありそうなのだが、暑い暑いとクーラーをフル回転させたり、週末の高速料金が安いからと、無駄な遠出をしたりするのは、そろそろ止めにしないとヤバイかもよ。
posted by tady at 22:14| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

G8の成績表

WWFが、サミットを前に、気候変動に対するサミット参加国G8の成績表っていうのを発表している。
http://panda.org/what_we_do/footprint/climate_carbon_energy/climate_deal/
news/?169101/WWF-and-Allianz-release-G8-Scorecards

昨年までは、PDFだったようだが、今年はフラッシュのswfファイルになっていた。
http://assets.panda.org/downloads/scorecard_4_f.swf
ダントツで成績がいいのはドイツで、その後にヨーロッパ各国が続く。イタリアに次いで5位に日本が入っている。
swfファイルの国名をクリックすると、詳細が表示され、より詳しい成績表が見られる。
2008年の成績と2009年の成績が比較されているのだが、産業の省エネ対策(Energy efficiency in industry)は、日本は第1位なのだが、1990年から2007年までのCO2排出量では、6位。また電力によって排出されるCO2量も6位で、京都議定書の目標までの距離は、6番目に遠い。
後半の項目は、交渉の際のリーダーシップはどうか、原子力政策はどうか、産業界の方針はどうかなど、数値化できない項目について、オレンジ(よくない)、黄色(中間)、緑(良い)の3段階評価がなされている。
こういった環境政策面に関する評価は、交通機関の項目を除いて、日本は全部オレンジだった。

よくできたフラッシュファイルで、上にあるメニューのRank by indicatorをクリックすると、項目毎の順位グラフが見られる。
また、国別成績)Scorecard by CountryをクリックするとG8の他に、主要発展途上国5ヶ国の成績も見ることができる。

ちなみにイタリアは、国民一人当たりの排出量は、とても少なくて第1位。これはちょっと意外だった。
posted by tady at 07:18| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月06日

魔物 読了

大沢在昌の魔物 上下を読み終わった。
ロシア正教のイコンから抜け出した「カシアン」って魔物が、日本で大暴れってのが話の筋。
手練の作家だけあって、実に読みやすい。
小道具にキリスト教やらイコンを使うっていうのは、ダビンチコードの影響かな。
人間をじっくり描くことなく、「魔物」に逃げてしまうのは、どうかなぁーって気がする。
エンタテイメント系の小説でも、もう少し人間に迫る作品が欲しいなと思う今日この頃。
posted by tady at 10:14| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週食べたラーメン09年7月第1週

29日月曜日が休み。天気がよく、自転車で久々に鶴見二郎に行く。
量が少なく、ヤサイマシのできない二郎で、ジロリアンにはあまり評判よくない店だが、味はいいので、時々食べに行きたくなる。
開店前に到着。待ち客は1人だったが、すぐに行列に。鶴見の初ロットは、初めて食べる。
他の二郎支店では、注文することのない小豚や大を頼んでも、ちゃんと食べきれる量なので、この日も小豚を注文。助手が新しい人らしく、まだちょっと不慣れな感じだった。
やっぱり麺の量は少なく、あっという間に完食。
鶴見川の堤防をのんびり走りながら帰宅。自転車の積算メーターは、ついに2700キロを超えた。3000キロまであとちょっと。

3日の休みは、買い物etcで午前中が潰れる。二郎の各支店は、だいたい昼営業が2時までなので、迷った末、時間の間に合いそうな上野毛二郎に行くことにする。
ちょうど都議選が始まった日で、行列で待つ間も、街頭マイクがうるさくがなりたてていて、参った。
ラーメンの方はいつものように小硬め。美味しくいただく。

今週は、夜勤がなく、ラーメンを食べたのは2回のみ。ちょこっと体重減ったかな?
posted by tady at 10:06| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月04日

治安維持に関する一連の法律成立

Il pacchetto sicurezzaと呼ばれる治安に関する一連の法律修正案が、イタリア上院を通過し、法律となった。
http://www.lastampa.it/redazione/cmsSezioni/politica/
200907articoli/45117girata.asp


ベルルスコーニ内閣が提案したこの法律は、成立前から様々な議論があった問題点の多い法案だった。
結局上院において、賛成157票、反対124票、棄権3票で成立した。
一番問題となっていたのは、移民の取り扱いに関する部分だ。人種差別的な傾向が強く出ていると言われ、左派政党ばかりでなく、ヴァチカンも反対していた。
この法改正により、不法滞在者は、犯罪者として裁判にかけられることになるらしいし、不法滞在者を宿泊させていたイタリア人も罪に問われることになる。
また、不法滞在を認めないことで、イタリアで生まれた移民の子供たちは、無国籍になってしまうのではないかという懸念もあるようだ。
不法に入国しようとした移民たちを収容する施設への留置期間も、60日から180日に引き延ばされている。

元々激しいテロの時代を経験してきたイタリアでは、外国人を自宅に泊めるときには、必ず警察に届け出なければならないことに、建前上はなっていたようだが、それが更に厳しくなるみたいだ。
日本人も、外国人にあたるので、詳しいことは分からないが、きっとこの法律が適用されるのだと思う。
観光で行くだけなら問題ないが、長期滞在するとなると、色々と手続きがめんどくさくなりそうだ。

また、民間の自警団に対してもお墨付きを与えているようで、新聞記事などには「今のところまだ、武器の携帯は認められていない」などの注釈があり、なにやらきな臭い。外国人や非国民を排斥するための隣組みたいなものを想像してしまう。

日本で問題になったからってわけではないだろうけど、歴史的建造物や公共交通機関などに悪戯書きをすると罪に問われるようになり、スプレーペンキは、18歳未満には販売しないようにってな条文も見受けられる。

法律としては、7月2日に成立したのだが、この後、法律を適用するための細則が決められていくようで、実際の所どんなことが起こるのかってことを、いくつかのメディアが書いている。
http://www.rainews24.rai.it/it/news.php?newsid=123296
http://www.ansa.it/opencms/export/site/notizie/rubriche/
daassociare/visualizza_new.html_994291080.html


止まらないイタリアの右傾化が気になる。

間もなくG8が始まるけれど、開催地に予定されているL'Aquilaでは、また大きな余震があったみたいだし、このサミットで何も起こらなければいいのだけれど、、、
posted by tady at 01:19| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月01日

2009年6月のアクセス解析

早いもので、もう7月です。
6月のアクセス解析ですが、訪問者数2864人、ページヴューは、17481でした。
投稿記事数は、結構頑張ったつもりだったのですが、わずか15でした。二日に1回ってことになります。
にもかかわらず、ここのところ、更新すると200を超えるアクセスがあるようになっています。日によっては300を超えることもあって、ちょっとびっくり。

検索ワードのトップ3は、県別・イタリア・二郎となっています。
県別がトップにきたのは、以前書いた県別収入ランキングって記事へのアクセスが、この半年ほど非常に多いから。不況下にあって、県別の収入が気になる人が多いのかしら? 
統計表へのリンクが切れていたので、新しいリンク先をとりあえず張っておきます。
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/kenmin/h18/main.html
県別の収入が分かるエクセルデータのリンクはここ
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/kenmin/h18/soukatu9.xls
2番目のイタリアは、イタリアネタを主に書いているので当然でしょうね。
3番目の二郎もラーメンネタを毎週書いているからでしょう。
その他、目立ったところでは、老人と性って記事へのアクセスも多いです。
高齢化社会にあって、何かとタブー視されていると思われる老人と性の問題について、知りたいと思う人が結構いるのかもしれません。
人間が生きていく上での2大欲望と言われる食欲と性欲について、老人の視点からオープンに語ることが必要とされているのかもしれないと思ったりします。

こんなささやかなブログですが、アクセスをみると、やはり時代を反映しているのかもなんて感じてしまいます。
posted by tady at 18:59| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。