2010年03月31日

ラブロックの変節

地球を(あるいは惑星を)ひとつの生命体として見るガイア理論ってのがある。
この仮説を最初に言い出したのが、ジェームス・ラブロックだ。
環境問題を考える上で、非常にインパクトのある考え方で、ひところはブームになった。
そのラブロックが、数年前、原子力発電を擁護する発言をして、環境問題に関わる人たちは、少なからずびっくりした。僕もその一人だった。
ところが、最近のイギリスの新聞、ガーディアンのインタビューで、彼はさらに過激な(というか反動的な)発言をしているようだ。

僕が最初に読んだのは、La Stampaの記事なんだけど
http://www3.lastampa.it/ambiente/sezioni/news/articolo/lstp/174282/
人類は、気候変動を防ぐためには、愚か過ぎる。気候変動は、今や戦争と同じなのだから、戦時に民主主義を一時停止することが必要だ。人類は、ひどい痛手を経験しないと変わらない。
と言い出している。
ネタ元のガーディアンの記事はここ
http://www.guardian.co.uk/science/2010/mar/29/james-lovelock-climate-change
インタビューの全文はここにある。
http://www.guardian.co.uk/environment/blog/2010/mar/29/james-lovelock

英語の原文をちゃんと読んでいないので、推測になってしまうのだけれど、現在90歳の彼が、今の状況を見て,悲観的になるのは分からないでもない。そしてまた、民主主義というシステムは、一つのことを決定するのに時間がかかるってことも確かだ。でも危機に際して、民主主義を停止して、救世主や英雄を待望してしまうのは、とっても危険な気がする。
問題なのは、民意を政治にちゃんと反映できない「今」の民主主義システムなのであって、民主主義そのものを否定してしまうことは、いつか来た道(ヒットラーやムッソリーニ、天皇現人神)を再び歩んでしまうのではないかと危惧してしまうのだ。
人類はそれほど愚かではない。民衆はバカじゃないって思うのは、単なるロマンチシズム、あるいは幻想なんだろうか?
posted by tady at 22:09| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月30日

今週食べたラーメン10年3月第4週

日曜か月曜までには、その前の週に食べたラーメンをアップしていたのだが、今回はちょっと遅れてしまった。
で、祝日だった22日が休みで、この日は自転車で近場を走り、その後少し足を伸ばして「どん」で豚骨魚介ラーメンを食べた。本当は二郎を食べたかったのだが、祝日は休みの所が多く、ここなら営業しているだろうってことで、決めた。
日吉という街は、慶応大学があるため、平日でも学生が多く、昼時には、ラーメン屋に行列ができていたりするのだが、祝日だったためか、人も少なく、昼時にもかかわらず、すぐに座れた。
あくまでも二郎インスパイア系なので、二郎を食べた時のような満足感は得られないものの、代替としては、十分に満足できるレベルだ。厨房には、初めて見る髭面の店員がいたのだが、食べ物を提供する店としては、清潔感に欠ける感じがして、僕的には、違和感があった。小杉二郎の前の助手もそうだったんだけどね。

26日が休み。この日は二郎デーで、上野毛二郎の無料トッピングはコーンバターとのメルマガがケイタイに届いていた。でも、あんまり魅力を感じなくて、それよりもちょっと前から食べたかった松陰神社駅近くの「辰屋」に行くことにする。
ここのラーメンも二郎インスパイア系なのだが、「どん」よりもずっと完成度は高く、時々「辰醤油」が食べたくなるのだ。ネットでは、カレー風味が新メニューとして登場したと書かれていて、それも気になっていた。
到着すると行列はなく、すぐに座れた。勿論注文したのは「辰醤油カレー風味」。ここの太麺は、実に美味しく癖になる。カレー風味ともいい感じにマッチしていて、今回は豚がかなり厚切りで、これもまた美味しかった。
でも、食べ終わった感想としては、やっぱりシンプルな「辰醤油」の方が美味しいかも、、、、
休日のもう一つの楽しみである銭湯に行くために、ソソクサと帰路についたのだが、田園都市線が人身事故でストップしてしまい、かなりの回り道をして帰るハメになってしまった。
posted by tady at 00:37| ローマ ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月29日

子育ては贅沢

イタリアも日本と同じように少子高齢化が進んでいる。出生率も低くて、社会問題となっている。
で、具体的にどんな状況になっているのかが、垣間見られるレポートが発表されたようだ。
http://www.lastampa.it/redazione/cmsSezioni/societa/201003articoli/53421girata.asp#
La Stampaのこの記事によると、Cisf=Centro Internazionale studi famiglia(国際家族研究センター)ってところがIl costo dei figli(=子供たちのコスト)っていう調査を行ったそうだ。
ネタ元は、ここ
http://www.stpauls.it/cisf/Default.htm
ただし、レポートの全文は、購入しないと見られない。

上述の記事によると、調査したのは4千の家族で、子供一人を育てるのに、毎月634ユーロ(約78000円)かかることになり、家計費のおよそ3分の1、35,3%が子供に費やされてしまうそうだ。
4千家族のうち、子供が一人いる家庭は21%、二人いる家庭は19,5%、3人は4,4%、4人以上は0,7%となっている。
こういった経済的理由も含めて、53%の家族が、子供を持つことを諦めているという。
子供を持たない理由としては、経済的な理由が19,5%、時間が無いが8,9%、そして個人的な理由ってのが57,8%あるのだが、漠然とした不安感や将来に対するリスクを上げているそうだ。
というのも、イタリア人の60,2%が、月収1500ユーロ以下の収入で生活しているからだそうだ。
2005年時点での、イタリア政府が費やした家族を援助する予算は、国内総生産の1,1%。これに対して、フランスは2,5%、ドイツは3,2%を当てているという。

このレポートでは、解決策として
段階的ではなく累進的な家族支援給付
ネガティブ・タックスを念頭においた所得減税
低所得者層に対する公平な税率の導入
の三段階の政策を提案している。

さて、日本でも子供手当ての導入が始まるわけだが、単なる選挙に向けての人気とりばら撒き政策となるのか、それとも本当に少子化を食い止めるための、将来を見据えた政策なのか、こっちの方もかなり気になる。
posted by tady at 00:51| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月25日

捕鯨問題 アメリカが方針変更?

La Stampaの環境問題のページを読んでいたら、イギリスの新聞「Independent」の捕鯨問題に関するスクープ記事を報じていた。
http://www3.lastampa.it/ambiente/sezioni/news/articolo/lstp/165362/
ネタ元のIndependentの記事はこちら
http://www.independent.co.uk/environment/nature/whaling-the-great-betrayal-1925387.html

この記事によると、今年6月にモロッコで開催されるIWC=国際捕鯨委員会に向けて、アメリカと現在捕鯨を行っている3ヶ国(日本、ノルウェー、アイスランド)の間で、新提案の密約が進んでいるという。
内容としては、現在の捕鯨モラトリアムは、継続されるべきだが、禁止されている商業捕鯨を合法化しようというものらしい。
アメリカの新提案にニュージーランドも同意しているとも書かれている。
勿論反捕鯨の立場を取る環境団体は反発を強めているようだ。

これが本当だとすると、今年の6月は、熱い初夏になるのやもしれない、、、

捕鯨問題に敏感な日本のマスメディアが当然取り上げると思っていたのだが、未だにこのニュースは日本語では流れていないようなので(僕の探し方が悪いのかもしれないけれど)、ちょっとだけ載せてみた。
posted by tady at 10:38| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月22日

今週食べたラーメン10年3月第3週

15日は、早番で、夕方に歯医者の予約が入っていた。左上の犬歯が歯周病で、結局抜くことになり、そこにブリッジで義歯を入れることになっていた。前回型を取ったときは、麻酔をかけられて、その後しばらく何も食べられなかったので、今回はあらかじめラーメンを一杯食べて行くことにして、一点張りで醤油ラーメンを食べた。
味噌ラーメンの店なのだが、醤油ラーメンもなかなかいける。

三連勤で1日休み、そしてまた三連勤って週で、休みだったのは木曜日のみ。ここのところ、遅番が多くて、帰宅が1午後11時近くになり、それから夕飯を食べて一杯飲んで寝るって生活なので、朝どうしても胃が重い。
そんなわけで、この日もあっさりした醤油ラーメンが食べたくて、前回昼営業が休みで食べられなかった「龍(ロン)」に行ってみた。どうやら昼営業を再開したらしく営業していた。
注文したのは醤油ラーメン細麺。毎回思うのだが、ここのコストパフォーマンスはかなりいい。普通のラーメンの1,5倍ほどの麺量で、ゆで卵がまるまる1個、大きめのチャーシューが入り、これで550円は、お得な感じだ。めちゃめちゃ美味しいという訳ではないのだが、時々食べたくなる味。
お腹も膨れて満足して帰宅。

今週は2杯しかラーメンを食べなかった。
posted by tady at 11:00| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月21日

ニサッタ、ニサッタ 読了

乃南アサの「ニサッタ、ニサッタ」を読み終わった。
この作家の名前は、以前から目にしていて、一度は読んでみようと思っていた。
たまたま図書館で、新刊本のコーナーにこの本があり、借りてみることにした次第。
カテゴリーとしては、芥川賞作家だから、純文学になるのかもしれないが、文体は読みやすい。
内容は、作家の年齢(1960年生まれだそうだ)とは違って、いわゆる青春小説になるのだろうか?
何をやってもうまく行かない若者の、自分探しの小説と言っていいのかもしれない。
タイトルの「ニサッタ」とは、アイヌ語で明日のことだと、最初の裏扉に書かれている。
読み始めた時点で、いずれアイヌのことが出てくるのだろうと予感させるのだが、話の方は、アイヌとは全然関係なく進行する。
終盤に差し掛かるまでは、全く暗い小説なのだが、一番最後で、希望を与えてくれる。
まんまと作者に乗せられてしまう展開だ。
読後感は、吉田修一の「悪人」にちょっと似た感じだった。
物語世界に引きずり込まれるってほど吸引力のある作品ではないけれど、読み終わって、なかなか面白かったと感じさせてくれる作品ではある。
読みやすい文体なので、別の作品も読んでみようかなぁ と思った。
posted by tady at 00:20| ローマ ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月20日

Meno 1

イタリア建国150周年まで、後1年ってことで、La Repubblicaのサイトに、特集ページが出来ている。
http://temi.repubblica.it/guide-italia-150/
1861年にサルディニア王国によりイタリア統一(リソルジメント)がなされ、ヴィットリオ・エマヌエーレ二世が初代国王になっている。ローマのヴェネツィア広場に面して建てられている白い巨大な建物、ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂は、この初代国王を奉ってあるわけだ。
イタリアが建国された当時は、イタリア王国だった。そして首都はトリノであった。
イタリア王国については、日本語版wikipediaに詳しい。

というわけで、今週末から、トリノで建国150周年カウントダウンの様々な催しが行われるようだ。
La Repubblicaのサイトの左側にあるItaliani identita' cercasiってところをクリックすると、PDFのガイドをダウンロードできる。
posted by tady at 09:46| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月17日

nuclearlifestyle.it

後2週間ほどで、イタリアの統一地方選挙があるんだけど、その選挙結果如何によって政府の進めようとしている原発建設計画が左右され兼ねない。
というのも、現在の所、原発の受け入れを表明している州はほとんどなくて、場合によっては州法によって原発の建設を認めていないところもあったりする。政府は、そんな州法の効力を差し止めようとと、憲法裁判所に訴える動きがある。
そんなわけで、グリーンピース・イタリアが、統一地方選挙において、候補者に反原発の立場を取るように呼びかける署名活動を始めている。
そのためのサイトがnuclearlifestyle.itってサイトだ。アクセスするとグリーンピースのサーバーに飛ばされるけど、、、http://www.greenpeace.it/nuclearlifestyle/
いかにもイタリアらしくて、ショップのページなどを見ると、ムンクの叫びをパロッたデザインの様々なグッズが並んでいる。オンライン販売されているのは、Tシャツだけみたいだけど、、、
http://www.greenpeace.it/nuclearlifestyle/shop.html

また、グリーンピースの船、レインボー・ウォーリアーの上で録画された、イタリアのラップグループのビデオクリップなんかもある。
これついては、La Stampaの記事にもなっていた。
http://www.lastampa.it/multimedia/multimedia.asp?IDmsezione=29&IDalbum=24803&tipo=VIDEO
僕が知ってるグループ名は、99poseぐらいだけど、、、

原発問題だけでなく、中央政界の様々な問題が地方選にも影響を与えるはずで、どんな選挙結果になるのか、興味深い。
posted by tady at 11:15| ローマ | Comment(1) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月16日

ベルルスコーニ資産2300万ユーロ

イタリアの国会議員の資産が公開された。Irpef=Imposta sul Redito delle Persone Fisiche=個人所得税を元に算出されたもののようだ。
http://www.repubblica.it/politica/2010/03/15/news/redditi_parlamentari-2667170/

それによると、ベルルスコーニがダントツで、およそ2300万ユーロ(1ユーロ123円として、日本円に換算するとおよそ28億円)。これは昨年よりも850万ユーロの所得増なんだそうだ。
下院議長のフィーニが142243ユーロ(1750万円)、上院議長のスキファーニは190843ユーロ(2350万円)。その他の国会議員は、だいたい15万ユーロ(1845万円)程度だとか。
閣僚の中で、もっとも貧乏なのは、経済大臣のテレモンティで、39672ユーロ(488万円)だそうで、これは、昨年税制専門の法律事務所を閉鎖したために、収入が減ったとか。

元大統領などがなっている終身上院議員の収入も出ていた。元イタリア銀行の総裁で、大統領経験もあるチャンピが702224ユーロ(8600万円)、イタリア政界の鵺のようなアンドレオッティは、522408ユーロ(6400万円)などとなっていた。
いずれにしても、ベルルスコーニの金額は、他の国会議員と比べて二桁は違っていて、いかに金持ちかがわかる。ちなみに先日公開された鳩山総理の資産は、16億3680万円だそうだから、それと比べても多い。こういう政治家が国のトップっていうのは、国民は悲惨なんだろなぁーと思ってしまう。
ノーブレスオブリージュって言葉があるけど、一代で成り上がったベルルスコーニには、関係なさそう。そういえば、日本にも田中角栄って人がいたっけ、、、、、
posted by tady at 10:15| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月15日

今週食べたラーメン10年3月第2週

10日水曜日が休みで、相模大野二郎に行く。相模大野駅前の再開発もどんどん進んでいるようで、今まで通れた道が封鎖されて、駅からのルートが変わっていた。到着すると珍しく行列はなく、即座に着席。小ラーメンニンニクヤサイを注文。しかしここの野菜の盛りは半端じゃない。今回もようやっと食べきれた。毎回苦しい思いをするのに、また食べたくなってしまうっていうのは、やっぱり中毒以外の何者でもないのであろう。
12日は遅番で、帰りにちょっと回り道をして「じれっ亭」でいわゆる家系を食べる。以前何度か食べたことのがあるのだが、大体酔っ払って帰宅する時だったので、素面で食べたのは初めてかもしれない。可もなく不可もなく家系としてはそこそこの水準を保っている味であった。
14日日曜日が休み。日曜が休みなんて、実に久しぶり。天気もよくどこかへ出かけたくてウズウズしていたのだが、買出しやら、確定申告の締切りが迫っていたりしたため、遠出は諦め、久しぶりに自転車で小杉二郎に向かった。ガングロ店主一人で切り盛りしていたその後が気になったからでもある。
到着すると、なんと新しい助手がいた。まだ不慣れなようで、いっぱいっぱいの感じ。両替を頼んだのに、忘れられてしまい、しばし食券を買えなかった。
助手の盛る野菜の量は、かなり少なめ。麺はなんだかちょっと太くなったような感じがした。またスープが妙に甘かった。以前のようなカネシの味が勝っているしょっぱめの方が好なのだが、、、
店主と助手の関係は、かなりギクシャク。厨房内には緊張が漂っていた。その後、横須賀線の小杉駅開業の日でもあったので、駅周辺を自転車でちょこっと回り、そそくさと帰宅して確定申告を終えた。
posted by tady at 19:35| ローマ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月13日

今じゃなきゃいつ? Il popolo viola

この3月28日・29日に、イタリアでは統一地方選挙が行われるのだが、その選挙における各政党の候補者リストが提出される際に、政権与党のPdl=自由の党の書類に不備があり、ラツィオ州とロンバルディア州の届出が、選挙管理委員会に受理されないという事態が起きた。
これにより、与党側は、選挙に出られないってことになり、ベルルスコーニは、慌てて暫定措置令を閣議決定して、大統領も混乱を避けるためにそれに署名した。この措置令は、リスト救済令と呼ばれているのだが、明らかに民主主義の原則に反している。
Pdlは、候補者リストを受理するように裁判所に訴えて争っているのだが、今のところ(地方裁判所レベルから控訴院レベルまで)認められていない。
自らの落ち度を、法律を作ることで強引になかったことにしてしまおうというベルルスコーニのやり方に、怒ったというか呆れた人たちが、今日集会を行うようだ。
中心になっているのは、以前も紹介したIl popolo viola=紫の人々で、そのサイトはここ
http://www.ilpopoloviola.it/
今じゃなきゃいつ?って呼びかけている。

報道の自由に関しても、国営放送が、政治政策をより深く報道するためとして、今まであった平等の原則(政治的主張の対立する政党の放送時間を平等にするという原則)の縛りを外そうとしているらしい。ベルルスコーニは、民放の全国放送テレビ局のほとんどを所有し、首相として国営放送もその支配下においているわけで、これが意味するところは、与党側の主張を一方的に流すってことだ。

統一地方選挙を前に、やたらときな臭い政治状況になっているイタリアで、問題なのは野党側の足並みが、全然揃っていないし、野党を代表するような有力政治家がいないってことだ。

こうなってくると、政治家には頼ってられないって気持ちになるのは分かる気がする。
ネットを介して出来上がった紫の人たちの動きは、ちょっと気になる。
先日もロンドン在住のイタリア人の友人が、ロンドンでの集会に参加するとメールしてきた。

日本の政治も、政治家任せではどうにもならなくなってきている気がする。国会中継のヤジの下品さや、本来審議すべきことを置き去りにしての敵対政党の揚げ足取り、自分たちがやってきたことを全く記憶していないかのような、自民党の質問内容、、、よく恥ずかしくないもんだと思ってしまう。

政治家を先生と呼んだり、政府を御上と呼ぶメンタリティの日本では、市民が直接政治に関わるには、敷居が高いのかもしれないけれど、ネットなどの新しい手法を使って、それを乗り越える方法を、そろそろ模索してもいいのではないかと思うんだけど、、、、、

今年の参院選を前に、何か動きがあると面白いんだけどな。誰かやらないかしら?
posted by tady at 09:57| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月11日

張り込み姫 読了

垣根涼介の「張り込み姫 君たちに明日はない3」を読み終わった。
まあ、はっきり言って、どうでもいい小説なのだけれど、このシリーズの1・2と読んできたし、NHKの土曜ドラマにもなったということで、ある意味惰性で読んでしまった。
さすがに売れっ子作家だけあって、リーマンショックの影響なんて話も盛り込んである。
以前も書いたけれど、短篇連作でシリーズものってのができる実に巧みな設定を見つけ出したのはなかなか良いアイデア。
今後も4・5と続きが書かれるのだろうなぁ
posted by tady at 22:16| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月09日

イタリア人の7割は狩猟反対?

草食系と肉食系って分け方が最近の流行りだが、昔学校で習ったのは、農耕民族と狩猟民族って句くりだった。
イタリア人って、狩猟民族なんだぁーと実感する経験をかつてしたことがある。ウンブリアにある友人の家に遊びに行っていたときのこと、四方八方から轟く発砲音に驚いて目を覚ましたことがあるのだ。話を聞いたら、ちょうどその日が狩猟解禁日だったそうで、ハンターたちが一斉に猟を始めたからだという。法律的には、家から一定の距離内では、発砲してはいけないことになっているらしかったが、発砲音は明らかに近距離で聞こえていた。

そういうわけで、僕の印象としては、イタリア人の多くが狩猟に好意的なのかと思っていたのだが、La Repubblicaに、こんな記事が出ていた。
http://www.repubblica.it/cronaca/2010/03/07/news/pezzo_sondaggio_sulla_caccia-2537995/
イタリアでは現在、猟に関する緩和法案が上院を通過して、下院の審議に付されることになっているらしいのだが、それを前にして、Enpa(Ente Nazionale Protezione animali=国立動物保護公社)、Lav(Lega anti vivisezione=動物生体実験反対連合)、イタリア環境連合、Lipu(Lega Italiana Protezione Uccelli=イタリア鳥類保護連盟)、WWFなどが,
Ipsosに依頼して、イタリア人の狩猟に対する意見を調査したという。

その結果、なんとイタリア人の7割は狩猟に反対しているんだそうだ。
緩和法案を提出したのは、中道右派で、狩猟期間の延長などが盛り込まれている。
ところが、世論の大半は、現在の狩猟法をさらに厳しくしてほしいようだ。
例えば、現在は、私有地であっても許可無く狩猟することができたり、自然公園内でも猟ができたりするのだが、それをもっと規制してほしいとか、保護動物を誤って殺してしまった場合の罰則をもっと厳しくしてほしいと考えているようだ。
調査結果の詳細は、ここからPDFでダウンロードできる。
http://download.repubblica.it/pdf/2010/caccia2010.pdf

以前僕が居候していた、ウンブリアの有機農園は、狩猟禁止区域に指定されていたのだが、その理由は、その農場にある森で、狩猟の獲物となる雉を繁殖させていたからだ。ただし、これは別に友人が望んでやった訳ではなく、そう指定されてしまったからのようで、逆に、雉を守るために、野犬などを駆除する目的で、毒餌が撒かれたりしていて、友人の飼っていた犬が食べて死んでしまうという事態も発生していた。
また、毎年、猟銃による死亡事故なども起きているようだ。

全米ライフル協会がアメリカ右翼のバックにいるって話は、ボウリング・フォー・コロンバインなどでも詳しく描かれているけれど、イタリアの狩猟団体には、それほどの力はなさそう。
さて、下院の審議はどうなるのか、、、、また記事が出たら紹介してみたい。
posted by tady at 11:09| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月07日

今週食べたラーメン10年3月第1週

今週は2日・3日と連休があった。
2日は、午前中に家の諸々の事を終え、川崎二郎へ。以前は自転車でよく行ったのだが、最近はそれだけの体力がなく、公共交通機関に乗り、本を読んだり、うたた寝をしたりしながら向かう。
到着すると店の前に行列がなく、一瞬臨時休業かと思ったのだが、店内に5人ほどの待ち客がいた。
麺固めを注文したのだが、川崎二郎は5人単位で、基本的に回転していて、僕は次のロットの5人めで、二つ前のロットの人が、早く食べないと座れない状況になっており、加えてそのロットにはカップルがいて、女性はかなりゆっくり目に食べていた。つまり、着席するのが一番最後になる僕が麺固めを頼んだってことは、店的には、僕が着席するまでは、固めじゃない人のラーメンを出せない状況に、、、、
結局、すぐ前のロットで食べるのが早い人がいて、二つ前のロットの女性が食べ終わるよりも早く僕は着席できたのだが、それでも出てきたラーメンの麺は、かなりデロデロだった。僕より先に着席しながら、固めを注文していなかったお客さんたちは、そうとうデロデロの麺を食べることになったはず、、、
麺は別にして、豚はかなりいい感じで、まあまあ満足。

3日は、車を車検に持っていかなければならない日で、朝の9時半にディーラーに車を持ち込む。その後、天気もそこそこよかったので、鎌倉に行く。
北鎌倉の駅前にある大陸ってラーメン屋というか中華料理店のタンメンが気になっていて、それを食べるのも目的の一つだった。
北鎌倉に到着したのは、11時すぎ。ところが店の開店時間は11時半ってことで、とりあえず東慶寺に行き、梅を見る。
11時半を過ぎたころに大陸へ。北鎌倉 大陸でググると出てくるのだが、ここのタンメンはジョー山中が食べていたらしい、、、、
実にオーソドックスなタンメンで、スープを一口飲むと、うすーいって感じ。でも食べ進むといい感じなのだ。野菜の炒め具合も絶妙で、シャキシャキ感がいい。麺は、平べったい中太麺で、渋谷の喜楽の麺に似ていた。
食べ終わったあと、ぶらぶらと鎌倉を歩き、小町通りへ。以前から気になっていたカレーの店キャラウェイの前を通ると、行列がかなり短く、並ぶことにする。
15分ほど待って店内へ。注文したのはチキンカレー。かなりもったりしたルーで、食べ始めは「これが行列する店の味?」って感じだったのだが、食べ進むと納得できる味だと分かった。
僕的には、カレーはもっと辛いほうが好なのだが、万人に受ける味ってことでは納得できる。

4日が早番だったのだが、車検の不手際などがあり、帰宅後再びディーラーに行くことになっていたので、帰宅途中、とりあえずの腹ふさぎに一風堂で白丸を食べる。成功しているチェーン店だけあって、味にソツがない。ちょっと値段的には高いのだけれど、卓上の無料トッピングを色々いれられるので、まあ許されるかな、、、

6日土曜日が再び休み。実に珍しい土曜休みだった。この日は、前日にちょっと飲みすぎたこともあり、胃が重くて、二郎って気分ではなく、いろいろ考えた末、ちょっと前から無性に食べたくなっていた神保町の「さぶちゃん」に行くことにした。
神保町界隈は、なんだかんだ言って、20年近く仕事で通っていた場所なので、懐かしさもかなりあった。
久々に訪れたら、おやじさんがかなり老けていて、ちょっとショック。半チャンラーメンを頼む。この店が半チャンラーメン発祥の店なんだそうだ。
味は、昔ながらの味。化学調味料がばっちり効いた醤油ラーメンである。いやーでもうまかった。
おやじさんの年齢を考えるといつまで食べられるのか分からないので、機会があったら食べられるうちにまた食べにきたいと思いつつ店を後にした。
posted by tady at 22:08| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

罪深き海辺 読了

大沢在昌の「罪深き海辺」を読み終わった。
久しぶりに彼の作品を読んだ。やっぱりエンタテナーって感じ。
新宿鮫ほど密ではないのだけれど、読ませてしまう文章力と物語の構成力は、さすが。
内容的には、ためになる話題がある訳でもなく(例えば医学関係を扱ったミステリーなら、脚色はしてあっても、医療の現場ってそうなんだって思わせるような話が盛り込まれているし、経済をテーマにした小説なら、経済の仕組みを解説するような内容が盛り込まれていたりする)、ある海辺の街の大地主の財産を巡るヤクザの抗争話なわけだが、読んでいて安心できる人物造型と、先が読めてしまうような物語の構成でありながら、ついつい先を読みたくなるような絶妙な語り口。
読み終わって、なーんにも残らないのだけれど、面白かった!って思わせるストーリーテリングの手腕は、トップレベルの流行作家ってこういうんだ。と納得させられてしまう。
彼の作品の中には、完全に手を抜いたとしか思えない作品もあるけれど、これはそこそこ練った作品って感じがした。
売れる作品を書き続けなければいけいないという売れっ子作家のジレンマってあるのだと思うけど、これはまあまあ成功していると思う。
ただ、面白いけど何も残らないっていう、小説の消費のあり方は、問題だと思ってる。
新宿鮫は、消費されずに残るかもしれないけれど、この作品は、後まで残るかどうか、、、、
ポケーっと面白い話を読みたい分には、いい作品かもしれない。
posted by tady at 20:04| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月06日

ネタメモ10-3-6

3月1日に、イタリアの移民たちのストがあった。
http://www.legambiente.eu/documenti/2010/0222_ScioperoImmigrati/index.php
移民社会になりつつあるイタリアで、彼らがストをすると国の機能がストップすることになりかねない。詳しく知りたいところなのだが、未だに見出ししか見てない、、、、

今年はカラヴァッジョ死後400年にあたる年で、カラヴァッジョ関連のニュースがいくつか出ている。
http://www.repubblica.it/speciali/arte/recensioni/2010/02/19/news/caravaggio_conteso-2363730/

http://www3.lastampa.it/arte/sezioni/news/articolo/lstp/144962/
これもちゃんと読んでみたいのだが、時間が、、、、

水500ミリリットルで、平均時速25キロ、走行距離100キロっていう自転車が開発されたってニュース。
http://iltirreno.gelocal.it/dettaglio/la-bici-scopre-lidrogeno/1877661
これもかなり面白そうなのだが、やっぱり記事を読んでる時間が、、、

ちょっと前になるけど、蛍の持っている物質を使って、ダイオキシンの検査が簡単にできるって技術が開発されたってニュースもあった。
http://www.lastampa.it/_web/cmstp/tmplrubriche/ambiente/grubrica.asp?ID_blog=51&ID_articolo=1284&ID_sezione=76&sezione=

さて、この中から記事にできるのはいくつかな?
posted by tady at 22:15| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | ネタメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

アマルフィ 読了

真保裕一の「アマルフィ」を読み終わった。
例の映画になった原作である。映画は見てないけど、、、
以前彼が書いていた小役人シリーズの流れを汲むものって感じだが、今ひとつ切れがない。
あとがきを読むと、どうやら映画のためにという作品依頼があって、そのプロットを元に小説化したものらしい。それゆえなのかどうかは分からないけど、緻密さに欠ける気がする。
映像化してしまえば、いくらでもごまかせるって部分があるようにも感じた。
イタリアが舞台なのだけれど、出てくるイタリア語にもやや怪しいところがあったりする。
それなりに面白かったけど、読後の満足感からいうと、ちょっと物足りない。
posted by tady at 05:39| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月01日

2010年2月のアクセス解析

2月の訪問者数は、2423人。ページヴューは13040だった。投稿記事数は15と少なかったのだけれど、更新するとアクセス数が伸びたので、それが加算されていたようだ。
それと、最終日の28日に、チリ大地震の津波の影響を調べる人が多かったようで、以前記事にした小笠原ライブカメラを検索キーワードとして、アクセスしてきた人がかなりあった。
このブログを始めたころは、毎日更新を目指していたのだが、細く長くって感じのブログになりつつある。
posted by tady at 11:11| ローマ | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今週食べたラーメン10年2月第4週

今週も月曜日が休みだった。こってりめの二郎を食べたいと思っていたが、相模大野二郎は月曜定休。関内二郎は長蛇の列が予想され、交通便が良く駅から至近の上野毛二郎に行くことにする。
12時ちょっと過ぎに到着すると、待ち客は5人程度で、比較的すぐに座れた。ただ、既に麺を茹で始めていて、麺固めの人にはサーブされており、間に合えば固めでと注文すると、即座に麺上げして出てきたのだが、やっぱりちょっと柔らかかった。一方豚は固めで、この日はハズレ。

24日の遅番の帰り、「汐そば屋」に行く。ここは以前「汐のや」って店名だったのだが、店名を変えたらしい。
妙に暖かい日で、柚子塩つけ麺を注文。大盛がサービスってことで、大盛にしてもらった。
出てきた麺は、細麺なのだが、茹ですぎ気味で、締めた後の水切りがいまいちで、かなり固まっていて、箸で持ち上げると団子状になっていた。それでもほぐしながら、つけ汁に入れて食べたが、つけ汁の味は、いい感じ。ただ柚子の香りは全くしなかった。
流行りの太麺、とんこつ魚介系のつけ麺とは違った、まあ満足できる味だった。

26日が休み。この日こそ相模大野二郎へとも思ったのだが、上野毛二郎の26デー(ジローデー)のサービストッピング、うずらの卵に釣られて、上野毛二郎を再訪してしまった。
やっぱり26デーのせいか、到着すると20人ほどの行列。40分ほど待って着席。この日は野菜が少なくなってしまったようで、野菜マシはできなかった。トッピングのうずらの卵は4つ。豚はそこそこ柔らかく、麺も固めの注文通りで、この日は満足できた。
posted by tady at 11:02| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。