5月に出されたもので、ネットからPDFをダウンロードして、プリントアウトしたのはいいのだけれど、読んでる時間がなくて、なかなか記事にできないでいる。
原文はここ
http://www.legambiente.eu/documenti/2009/0521_dossiervari/dossier_biodiversit2009.pdf
全文47ページのレポートで、カウントダウン2010に賛同していることが明記されている。
カウントダウン2010とはこれ
http://www.countdown2010.net/article/1-12010-summary-of-countdown2010
レポートの内容は多岐に渡っていて、動物だけでなく、植物から昆虫、また、農業に於ける種の多様性とかにも触れている。
イントロダクションによると、イタリアはヨーロッパの中でも、もっとも多くの生物種が生息している国のひとつで、およそ5万7千種の動物(ヨーロッパに生息する動物種のおよそ3分の1)、5600種の植物(ヨーロッパの植物種のおよそ50%)うち13.5%はイタリア固有の植物なんだそうだ。
じっくり読んでいくと面白そうなのだが、とりあえず、ざっと拾い読みしてみた。
イタリアには、日本では絶滅してしまった狼がまだわずかながら生息してるし、日本では、ほぼ絶滅したと思われているカワウソも、イタリアにはまだ生きている。
なんだかんだ言っても、そういう大型種が生き残れているってことは、イタリアの自然は、まだまだ回復できる可能性が大きいってことなんだろうか?
ウミガメについても記述があり、地中海で一般的な赤ウミガメの保護について書いてあった。
イタリアでは、1年間に漁網にかかり混獲されるカメの数はおよそ1万頭になるそうで、そのうちの10%から50%は死亡しているという。
以前、水産大学のカメ研の発表会にお邪魔したことがあり、その時に漁網にかかるカメの混獲を防ぐ装置について発表があったのだが、イタリアでも漁業者と協力して、その装置を設置する方向みたいだ。
装置の詳しい内容は、こんなところに出ていた。
http://www.nmfs.noaa.gov/pr/species/turtles/teds.htm
英語版だけどwikipediaにも出ている。フランス語版と韓国版もあるみたいだけど見てみたら、リンクのみみたいだ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Turtle_excluder_device
イタリア各地で活動する自然保護団体や特定の種(例えばトンボ)を保護するプロジェクトなんかも紹介されている。
イタリアの自然保護の現状を概観するには、良い資料だと思う。
もう少し読み込めば、もっと具体的に書けるのだけれど、今回は、こういうレポートがあるよって紹介だけでお茶を濁しておく。
イタリア語が分かって、環境に関心のある方は、一度読んでみてください。
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