2009年06月26日

指し手の顔 読了

首藤瓜於の「指し手の顔 脳男II」を読み終わった。
第46回江戸川乱歩賞を受賞した「脳男」の続編である。
脳男は、以前読んで、面白かったという記憶はあるのだが、内容までは思い出せず、とりあえず続編が図書館にあったので手に取ったという次第。
上下二巻で、結構な分量だった。
主人公は、脳男ではなく、刑事の茶屋と精神科医の鷲谷ってことになるのかな?
精神病を回る現在の問題を匠に取り込みながら、話が構成されているんだけど、まあ現実にはありえない話だ。
影の主人公ともいうべき脳男が、狂言回しの役割で登場しているのだが、いかにも中途半端。
そこそこ面白く読んだのだけれど、読後感は消化不良って感じ。
明確な主人公がいないので、視点もコロコロ変わって、かなり読みづらかった。
終わり方が、今後に余韻を残すような感じだったので、きっと続編が書かれるのだと思うが、もう少し練れた作品を期待したい。
posted by tady at 22:50| ローマ 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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