http://www.lastampa.it/redazione/cmsSezioni/politica/
200907articoli/45117girata.asp
ベルルスコーニ内閣が提案したこの法律は、成立前から様々な議論があった問題点の多い法案だった。
結局上院において、賛成157票、反対124票、棄権3票で成立した。
一番問題となっていたのは、移民の取り扱いに関する部分だ。人種差別的な傾向が強く出ていると言われ、左派政党ばかりでなく、ヴァチカンも反対していた。
この法改正により、不法滞在者は、犯罪者として裁判にかけられることになるらしいし、不法滞在者を宿泊させていたイタリア人も罪に問われることになる。
また、不法滞在を認めないことで、イタリアで生まれた移民の子供たちは、無国籍になってしまうのではないかという懸念もあるようだ。
不法に入国しようとした移民たちを収容する施設への留置期間も、60日から180日に引き延ばされている。
元々激しいテロの時代を経験してきたイタリアでは、外国人を自宅に泊めるときには、必ず警察に届け出なければならないことに、建前上はなっていたようだが、それが更に厳しくなるみたいだ。
日本人も、外国人にあたるので、詳しいことは分からないが、きっとこの法律が適用されるのだと思う。
観光で行くだけなら問題ないが、長期滞在するとなると、色々と手続きがめんどくさくなりそうだ。
また、民間の自警団に対してもお墨付きを与えているようで、新聞記事などには「今のところまだ、武器の携帯は認められていない」などの注釈があり、なにやらきな臭い。外国人や非国民を排斥するための隣組みたいなものを想像してしまう。
日本で問題になったからってわけではないだろうけど、歴史的建造物や公共交通機関などに悪戯書きをすると罪に問われるようになり、スプレーペンキは、18歳未満には販売しないようにってな条文も見受けられる。
法律としては、7月2日に成立したのだが、この後、法律を適用するための細則が決められていくようで、実際の所どんなことが起こるのかってことを、いくつかのメディアが書いている。
http://www.rainews24.rai.it/it/news.php?newsid=123296
http://www.ansa.it/opencms/export/site/notizie/rubriche/
daassociare/visualizza_new.html_994291080.html
止まらないイタリアの右傾化が気になる。
間もなくG8が始まるけれど、開催地に予定されているL'Aquilaでは、また大きな余震があったみたいだし、このサミットで何も起こらなければいいのだけれど、、、
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