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を覗いたら、なんとあの「せかちゅう」のイタリア語版が、今週の本として、プロディの本と並んで一緒に紹介されていた。
イタリア語のタイトルは「Gridare amore dal centro del mondo」。
IBSのサイトのイタリア国内ランキングでは第16位に入っていた。
「吉本ばなな」は、かなりイタリアでも有名だし、村上春樹の熱狂的ファンのイタリア人にもあったことがある。確かに、日本でもアントニオ・タッブキとか、アレッサンドロ・バリッコとか紹介されているけれど、日本の作家がイタリアに紹介されている度合いと、イタリアの作家が日本に紹介されている度合いを比べると、やはり温度差がある気がする。
ただ、ちょっと引いてみてみると、翻訳しやすい本が選ばれているって感じは否めない。
例えば、井上ひさしの「吉里吉里人」のイタリア語訳なんて、あの東北弁もどきをどうやって訳すんだろうと思うし、逆に、僕の好きなステファノ・ベンニの「TERRA」で使われるミツバチ語なんていうのも、日本語にどう訳せばいいのだろうと頭を抱えるに違いない。
その点、映像のある映画は、まだ有利かもしれない。だからこそ、イタリア映画のファンがたくさんいるんだろう。
でも、ベニーニが出演したアメリカ映画「ダンバイロ{ダウン・バイ・ローが日本でのタイトルなんだろうけど、イタリアでは、イタリア語式に発音してこうなる。蛇足だが、例えばファーストフードはファスフーだし、スローフードはスロフとなったりする}」で、牢屋に入れられたベニーニが、イタリア語で文句を言うシーンがあって、日本語字幕には英語の部分しか訳されていなかったのだが、いやーーイタリア語を聞いて、お腹を抱えて笑ってしまった。
いくつかの言語を多少なりとも知っていると、こういった楽しみ方が出来る。
それにしても、ベニーニの新作はいつになったら日本で公開されるのか楽しみだ。
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