2010年07月25日

Pasta connection

La Repubblicaに、ちょっとびっくりするような記事が出ていた。
http://www.repubblica.it/cronaca/2010/07/23/news/inchiesta_pasta_connection-5765957/

イタリアで一番大きなレストランチェーンをご存知だろうか? この記事によると、およそ5000店舗を展開し、従業員数は、1万6000人。年間総売上高は、およそ10億ユーロあるそうで、ローマとミラノにあるレストランの5軒に1軒は、このチェーンに属しているという。
それは、マフィアなどの犯罪組織の息がかかったレストランなのだそうだ。

なぜマフィアのボスたちが、レストランに関わるかというと、どうやらマネーロンダリングに使うらしい。レストランの仕入れも、売上も現金が動く。それに、使いもしない高価な食材を買ったことにしたり、存在しない売上を計上したりすることが可能だからだそうだ。電子マネーによる取引だと足がつく恐れがあるのに対し、いつもニコニコ現金払いのレストランだと、その心配もないという。
さらに、お店は、あんまり流行らない方がベストなんだそうだ。
そして、毎年潰れては新しい店ができるという具合に、店の入れ替わりも早いため足がつきにくいってこともあるらしい。

このイタリア語の記事を要約して英文で紹介しているところがあった。
http://www.gulf-times.com/site/topics/article.asp?cu_no=2&item_no=376314&version=1&template_id=39&parent_id=21

La Repubblicaの記事の最後にも、これまでに報じられた関連記事へのリンクがある。
有名だからと言って安心とは限らないらしい。映画「甘い生活」の撮影で使われたローマのヴェネト通りにある「Cafe' de Paris」も、カラブリアの犯罪組織ンドランゲタの手に落ちてしまったらしい。
http://www.repubblica.it/2008/10/sezioni/cronaca/ndrangheta-arresto/cafe-de-paris-comprato/cafe-de-paris-comprato.html
こっちの記事の最後には、カフェ・デ・パリスからの抗議文が併載されているけど、今回の記事には、その所有者であるDamiano Villariって人物が、Aspromonteの出身って書いてあった。
Aspromonteと言えば、サルバトーレス監督の映画「ぼくは怖くない」で描かれているが、ンドランゲタが資金源の一つとしていた誘拐事件などで知られる、有名な場所だったりする。

それにしても、ローマとミラノのレストランの5軒に1軒がマフィアがらみだとすると、今度イタリアに行ったときには、気をつけないと、、、、
posted by tady at 10:01| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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