2010年10月14日

ヒットする映画の法則

どんな映画がヒットするのかっていうのを、1927年から2003年までのオスカーにノミネートされた映画440本を分析した研究者がいる。そんな記事がLa Repubblicaに出ていた。
http://www.repubblica.it/spettacoli-e-cultura/2010/10/06/news/cinema_coppia_perfetta-7763100/
主人公の男性は53歳、ヒロインは40歳前後で、舞台設定は遠隔地。ストーリーはアクションもので、背景にはなんらかの犯罪が想定されている。観客は、チケットを買って、暗い映画館に入り、日常のしがらみから解き放たれるような映画ってことらしい。

この研究を行ったのは、ローマ第3大学のMichela Addisと、元コロンビア大学の教師のアメリカ人Morris B. Holbrookだ。
彼らは、Internet Movie DataBaseというサイトhttp://www.imdb.com/にある1927年から2003年までのアカデミー賞候補となった映画440本を分析したんだそうだ。
ヒットした映画における主人公とヒロインの年齢差は13歳前後だそうで、男性が53歳、女性が40歳って設定が多いという。 Humphrey Bogart(ハンフリー・ボガート と Audrey Hepburn(オードリー・ヘップバーン)、 Cary Grant (ケリー・グラント)と Grace Kelly(グレース・ケリー)、 Harrison Ford(ハリソン・フォード)と Annette Benning(アネッテ・ベニング)などがあげられるという。
また、「ピアノレッスン」のHarvey Keitel(ハーヴェイ・カイテル)と Holly Hunter(ホリー・ハンター)は54歳と35歳、「ジュリア」のJason Robards(ジェイソン・ロバーズ)と Jane Fonda(ジェーン・フォンダ)は、55 歳と40 歳で、これも近い年齢だ。
この研究結果は、Psychology and Marketingって雑誌に投稿されているらしい。
ググってみたけど、購読してないと、アブストラクト(概要)しか読めないようだ。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/mar.20359/abstract

その他の要因として彼らがあげているのは、老練で、業績のある監督作品ってのがあるらしい。
先のデータベースで、評価の高かった映画は、「指輪物語」「ゴッドファーザー」「カサブランカ」なんだそうだ。これは、彼らの社会学的&マーケッティング的アプローチでは説明できないわけで、このLa Repubblicaの記事も、最後は、「映画の魔法は、まだまだ続く」って締めくくっていた。
ヒットする映画に、明確な法則があれば、それに則っていれば、全部ヒットするわけで、そうならないところが、映画の面白さ=観客を魅了する映画の魔法ってことなんだろう。

そうそう、映画ネタで言えば、スターウォーズのレイヤ姫を演じたキャリー・フィッシャーが、当時、撮影現場でコカインをやっていたって告白をしたなんて話も、イタリアの新聞サイトに出ていた。
魔法を作る側も大変ってことですかね?
posted by tady at 21:55| ローマ ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
グラントって…なんだろう…?
Posted by BlogPetのitalo at 2010年10月15日 15:09
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