2010年12月11日

レジ袋は、今年いっぱい

来年の1月1日から、イタリアでは、いわゆるレジ袋(イタリア語を直訳するとプラスチック袋になるが、、、)の製造販売利用が禁止される。http://www3.lastampa.it/ambiente/sezioni/ambiente/articolo/lstp/378586/
この記事にもあるように、環境汚染につながるレジ袋(あるいはビニール袋といってもいいのかもしれない)の使用を禁止する法律ができたのは、2007年で、本来ならば2010年1月から施行されるはずだったものが、1年間猶予期間が延長され、2011年1月1日から、いよいよ使用禁止となるそうだ。
一般に使用されているレジ袋が環境中で分解されるまでには、200年かかるそうで、以前から、環境汚染が問題となっていた。確かに、僕がイタリアにいたころ(もう20年ほど前になるが)、ちょっとしたハイキングに行くと、例えば河岸に生えている木の枝に、流されてきたレジ袋が引っかかって、白く垂れ下がっているなんて光景をしばしば目にしたことを覚えている。
この記事によると、イタリアは、EUの中でも、レジ袋の使用がもっとも多い国の一つで、年間一人当たり、300袋を使っているという。
僕自身の日常生活を考えると、日本人はもっと消費しているように思う。なるべくコンビニでも袋に入れてもらわないようにしているけれど、ちょっと量があったりすると、コンビニ袋に入れてもらっちゃうし、スーパーで買い物すれば、ほとんどの場合、レジ袋に入れてもらっている。
ただ、イタリアと日本が違うのは、ゴミの収集の仕方がある。イタリアでは分別収集をすべくかなり努力をしていようだが、まだ日本ほど徹底してない。また、日本人でもポイ捨てはかなりしていて、目に余るところはあるけれど、イタリア人のそれは、もっとひどい。
だからこそ、法律で禁止しないとならないのだろうなぁーってことは、想像できる。
そうは言っても、基本的な部分で、レジ袋を大量生産大量消費しないことの方が、環境には当然良いわけで、個人の意識(買い物袋を持参して、レジ袋を使わない)とか、民間の努力(レジ袋の有料化)は認めるにしても、国として、ちゃんとした環境政策を打ち出して、法制化するってことも必要なことだと思う。
民主党政権には、国家のヴィジョンがないなんて言われるけど(自民党にあったとも思えないけど)、国民の生活や自然環境を守るための、国としての政策を立案できるような政治家ってのは、日本にはいないのだろうか?


posted by tady at 00:52| ローマ | Comment(4) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
tadyと、ポイ捨ても立案したいです。
Posted by BlogPetのitalo at 2010年12月12日 15:28
2010年の大晦日にBBCがニュースとして取り上げていました。

携帯電話と一緒にビニールのレジ袋を持つ映像があったら、それはc.a.2000年から2010年にいたる輝かしい時代のものと分かりますね。
Posted by 四川風海鮮黒豆醤炒め at 2011年01月02日 13:17
四川風海鮮黒豆醤炒めさん、コメントありがとうございます。
リンクを張っていただいたからでしょうか、アクセス数が突然増大ですwww
リンク先拝見いたしました。カトリックの信者の方のようですね。
僕自身は、宗教を信じていませんが、その存在を否定するものではありません。
僕がイタリアに在住していた時の友人は、ローマのグレゴリアン大学を出た人で、その後アメリカに留学したのですが、ちょうど1968年のことで、アメリカの学生運動に飛び込んでしまって、イタリアに帰国した後、イタリア共産党に入党したって人でした。
彼の友人関係は、カトリックの敬虔な信者の人から共産党の活動家までという一風変わった人たちで、そんな人々と知り合いになりながら、イタリア語を勉強しておりました。
また、イタリア人で、日本の剛柔流の空手をやっている友人もおり、その彼は、実に敬虔なカトリックの信者で、日本の武道の精神とカトリックの教えとは一致すると語っておりました。
イタリア社会にいると、好む好まざるの関係なく、カトリックの影響を感じます。
以前は、キリスト教民主党という保守政党があって、野党は左翼で与党はキリスト教保守派って構図があって、政府よりはカトリックで、反政府は共産党ってことになっていたのですが、最近では、イタリア政府があまりにも酷いので、カトリックの人たちも、反政府の立場をとることがしばしばあるようです。
信仰がもたらす良い面と悪い面はあると思いますが、自己の拠ってたつ基盤のある人と無い人とでは、己の生き方についても、また、悪い面について議論する場合でも、真摯な態度でできるということは、自分自身の経験からも明らかだと思っています。
本当は、いろいろと議論のできるブログにしたいのですが、僕自身の力量が無くて、問題提起ができていません。
単なる突込みでも、真摯な批判でも、大歓迎ですので、是非是非、コメントをお寄せください。
その前に、問題提起できるような記事を書かないとだめですねw
Posted by tady at 2011年01月02日 20:06
通りすがりですが、レジ袋云々より外国の
スーパーで買い物しててむかつくのは
店員のトロトロした態度。日本のレジのおばちゃんの敏速さに慣れていると「はよせんかい!」って思うんですけど。イタリアは特にひどかったな、人によるのかもしれないですが。
Posted by at 2011年01月03日 01:03
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