2011年04月03日

カウントダウン 読了

佐々木譲の「カウントダウン」を読み終わった。佐々木譲っていうと、警官小説ってイメージが僕は強いのだけれど、これは、ノンフィクションに近いフィクションって感じの小説だ。
テーマは、北海道の地方自治体の財政破綻の話で、当然モデルとなっているのは夕張市。
架空の街幌岡市で、地域ボスとして、市政を5期20年に渡り牛耳っている市長に対し、市議会議員1期目の若手議員が、その6選を阻むために市長選に出馬するまでを描いた小説だ。
幌岡市がどのようにして財政再建団体へと転落したかってことを、夕張の例をひきながら、実名も交えて細かく描写している。
また、地方政治おける政治の縄張り争いや、相手を貶めるための罠など、実際にありそうな話がいろいろと出てきて、面白かった。
地方財政の話なので、どうしても説明口調になってしまう部分もあって、いわゆるエンタテイメントとしての面白みには欠けるけどね。
posted by tady at 10:11| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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