2011年04月23日

エデン 読了

近藤史恵の「エデン」を読み終わった。「サクリファイス」という小説の続編ってことだが、こっちは未読。
だから、正しい評価はできないのかもしれない。
ツール・ド・フランスを走る日本人サイクリストが主人公で、自転車レースにおける様々な駆け引きと、それにまつわる人間模様が描かれている。
前作を読んでいないので、なんとも言えないのだけれど、独立した作品として読んだ場合、ちょっと説明不足で、ひとりよがりって感じてしまう。まあ、ひとつの独特な世界を描いているのだから、基礎知識がないと分からないってのはあるのかもしれないけれど、、、
自転車レースを走る人間の心理描写は、そこそこ面白かった。ただ、どうも広がりを感じることができなかった。読者をぐいぐいと引きずり込むような、迫力に欠ける感じがした。
どうでもいい話を、力技で読ませてしまう作家ってのもいたりするわけで、それが良いとは言わないけれど、テーマがしっかりある作家のようだから、読ませるためのテクニックを磨くともっと面白い作品が書けるんじゃないかと思ってしまった。
posted by tady at 21:41| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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