2011年04月26日

やっぱりね。

イタリアは、チェルノブイリ事故のあと、国民投票によって脱原発を決め、原発のない国となった。G8の国の中で、唯一原発のない国でもある。ところが、ベルルスコーニ政権は、この間ずっと原発再開を主張して、候補地選定などを行ってきた。
国民は、この政府の方針に対して、再び国民投票を行うことで、その是非を問おうとしていた。
国民投票を実施するための署名活動を行い、裁判所もそれを認める決定を下し、6月2日に国民投票が行われることになっていた。
だが、今回の福島での原発事故により、政府は、1年間、原発再開を中断する決定を下した。
http://www.ilmessaggero.it/articolo.php?id=146296&sez=HOME_INITALIA&ssez=PRIMOPIANO

これにより、国民投票で是非を問うべき政府の方針が変わってしまったわけで、国民投票自体が意味のないものとなってしまった。
だが、イタリアの反原発派の人たちは、原発開発を推進するという政府の方針が変わったわけではなく、世論の様子を見ての時間稼ぎにすぎないと言っていた。

そして、当のベルルスコーニが、フランス大統領との会談の後、はっきりと言っちゃったんだな、これが
http://www.repubblica.it/politica/2011/04/26/news/nucleare_scelta-15395251/

彼は、「もし、福島の事故により動揺している国民が、国民投票を行えば、イタリアの原子力開発は長年に渡って中断されることになるだろう。だから、それを避け、2年後には再び原子力開発ができるようにするモラトリアム期間を設けたのだと」言っちゃったんだな。
フランスのサルゴジ大統領は、イタリアが原子力開発を再開するのであれば、フランスは協力を惜しまないと述べたらしい。
はなから、見え見えではあったのだけれど、こうまであからさまだと、ベルルスコーニ首相は、イタリア国民をバカにしているとしか思えない。
これを言っちゃうベルルスコーニは、正直者なのか、おバカさんなのか、そっちも問題だけどね。
イタリアの部ルルすこ^に
posted by tady at 22:15| ローマ | Comment(1) | TrackBack(0) | イタリアのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
イタリアの原発再開。
本当にどうなるんでしょうね・・・。

再開は何としても阻止して欲しいですね。

ベルルスコーニがいる限り、難しいのでしょうか・・・。

今後も気になるトップニュースです。
tadyさんの情報楽しみにしています!!
Posted by uovo at 2011年04月29日 16:21
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