http://www.jp.playstation.com/scej/title/ror/
僕は、テレビゲームというと、インベーダーで終わっていて、全く縁のない世界なんだけど、そういう縁のない大人たちが、ストーリーを聞きかじって、批判したのが事の始まりのようだ。
この話題は、日本にも伝わっていて、こんなブログもあった。
http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2006/11/18_184938.html
http://cybar.cocolog-nifty.com/ginga/2006/11/ps2_f12c.html
毎日新聞のサイトでも報じられたようだが、すでにリンクは切れていた。
これらの記事が報じられたのは2週間以上も前の事なんだけど、イタリアでは、まだ議論が続いて、現在は、イタリアだけでなく、EU全体を巻き込んでしまっているようだ。
事の発端は、イタリアの週刊誌「Panorama」の11月10日号の表紙に「少女を生き埋めにしたら勝ち」ってタイトルでこのゲームを大きく取り上げたことによる。
オリジナルの記事はここ(イタリア語)
http://www.panorama.it/internet/computer/articolo/ix1-A020001038759
この記事を読んだEC(European Commission)の司法担当で、イタリアの元外務大臣のFranco Frattiniが、よろしくないゲームがあるってことで、EU加盟25カ国の内務大臣に、テレビゲームについて監視を厳しくするよう書簡を送っちゃったらしい。それで頭に来たのは、ECの情報メディア担当のViviane Redingで、「あんたの手紙はEUの正式な書簡になっちゃうんだから、軽率な事はしいでくれ!」って怒ったわけ。さらに、テレビゲームに関する自主規制機関PEGIもあるんだから、余計な事はしないでねってことらしい。
この辺のことは、La Stampaに記事があった。
http://www.lastampa.it/cmstp/rubriche/girata.asp?ID_
blog=30&ID_articolo=1316&ID_sezione=&sezione=High+tech
Frattiniについては、英文のwikipediaはここ
http://en.wikipedia.org/wiki/Franco_Frattini
日本に来た時の発言も出ていた。
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/07/05/344.html
PEGIについては、日本語版のwikipediaにもあった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Pan_European_Game_Information
さらに、La Stampaの記事によると、元々のオリジナル記事は、ネットのフォーラムでの発言を盗んで、全く反対の意見を展開したってことが明らかになってきた。
http://forumgamesradar.futuregamer.it/printthread.php?t=441403
このフォーラムに、彼が盗用した記事が掲載されたのは、3月のことで、イタリア語版が発売になる前に、英語版かなにかで、プレイして、ゲーム評を書いたんだろう。ざっと読んでみたけど、これは盗用したと言われても仕方ないくらい表現が類似している。
ゲームの舞台が1930年代の英国ってことになっているからかもしれないが、イギリスでの発売は延期になったそうだ。
僕自身は、このゲームをやった事がないので、その内容について、なんの判断も出来ないのだけれど、一般論として、暴力的なゲームが多いのは確か。子供たちに悪影響があるのではないかと心配もしている。
しかしそれにしても、今回のこの騒動は、あまりにもお粗末って感じがする。
最初に議論を呼んだ記事が盗用だったり、規制をしようとする政治家が、EUの機構やそれぞれのセクションの役割を無視して、それこそルール違反をしていたり、一方で、マスコミはこの話題を煽るって感じで、ゲームの内容やそれで遊ぶ子供たちのことは全く置き去りにして、大人たちが騒いでいるって気がしてならない。
日本でもしばしば似たような事が起きるけどね。
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