2008年05月14日

Fango

イタリアの歌手、Jovanottiが、今年のアース・デイに際して、Skyで語ったモノローグが、ラ・レップブリカの記事になっていた。
http://ricerca.repubblica.it/repubblica/archivio/repubblica/2008/04/21/310il.html

なかなか良い事を言うなぁーと思い、このブログで取り上げようと思っていたのだが、時間が無くてできなかった。

その後、彼のFangoって歌を聞いて、これもまた、イイと思っていたら、どうやらこの歌、今年創設された、イタリアの歌の歌詞に贈られるMogol賞っていうのを受賞したらしい。
http://www.rockol.it/news-94232/Prima-edizione-del-Premio-Mogol--vince-Jovanotti-con--Fango-

彼がどんなことを語っているかというと、現在は、将来に不安ばかりを感じているが、希望が持てるような将来を感じなければいけないってことや、環境に対する意識がこの10年で大きく変わってきているのだから、決して悲観してはいけないってこと。そして、将来的には、アース・デイなんか無くなって、毎日がアース・デイになればいいんだと語っている。
具体的には、彼のコンサートツアーで排出される二酸化炭素を算出し、それを回復する為にコンサートを行った街に植樹をすることにしたんだそうだ。

そして、賞を受けた歌はこれ
http://jp.youtube.com/watch?v=T7Hg8wO38-M

歌詞はここに出ていた。
http://danilopontone.spaces.live.com/blog/cns!4188B076C6926BA7!1263.entry

ひさびさに訳してみる。これもあくまでも試訳ってことで、僕なりの解釈だ。

FANGO
泥濘み
 
Io lo so che non sono solo
僕は知ってる、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも
io lo so che non sono solo
僕は知ってる、一人じゃないってことを
io lo so che non sono solo
僕は知ってる、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも
sotto un cielo di stelle e di satelliti
星々と惑星の天空の下
tra i colpevoli le vittime e i superstiti
犯罪者や被害者や生存者に囲まれて
un cane abbaia alla luna
犬が月に吠え
un uomo guarda la sua mano
一人の男が自分の手を見つめている
sembra quella di suo padre
それは、自分の父の手のよう
quando da bambino
まだ、子供だったころ
lo prendeva come niente e lo sollevava su
軽々と彼を抱き、高く持ち上げてくれた
era bello il panorama visto dall'alto
その高みからの眺めは、素晴らしかった
si gettava sulle cose prima del pensiero
考える前に、様々なことに身を投げ出していた
la sua mano era piccina ma afferrava il mondo intero
その手はまだ小さかったが、世界のすべてを掴んでいた
ora la città è un film straniero senza sottotitoli
今、街は、字幕のない外国映画
le scale da salire sono scivoli, scivoli, scivoli
上り階段はすべる、すべる、すべる
il ghiaccio sulle cose
物には氷が張り付いて
la tele dice che le strade son pericolose
テレビでは、道路は危険な状態だという
ma l'unico pericolo che sento veramente
でも、本当に危険だと僕が感じる唯一の物は
è quello di non riuscire più a sentire niente
それは、何も感じなくなってしまうこと
il profumo dei fiori l'odore della città
花の香り、街の匂い
il suono dei motorini il sapore della pizza
原チャリの音やピッツアの味
le lacrime di una mamma le idee di uno studente
母親の涙や学生の考え
gli incroci possibili in una piazza
多分広場の十字路に
di stare con le antenne alzate verso il cielo
そこに佇み空にアンテナを伸ばす
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを

io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
e rido e piango e mi fondo con il cielo e con il fango
僕は笑い、泣き、そして空と泥濘みと溶け合う
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
e rido e piango e mi fondo con il cielo e con il fango
僕は笑い、泣き、そして空と泥濘みと溶け合う

la città un film straniero senza sottotitoli
街は、字幕のない外国映画
una pentola che cuoce pezzi di dialoghi
会話の断片を料理する鍋
come stai quanto costa che ore sono
どうだい元気か、これはいくら、今何時
che succede che si dice chi ci crede
どうしたんだい、なに言ってるんだ、誰が信じるか
e allora ci si vede
それじゃあ、またな
ci si sente soli dalla parte del bersaglio
敵の側からは、分断されて見えてる
e diventi un appestato quando fai uno sbaglio
何か間違いを犯せば、踏み潰される
un cartello di sei metri dice tutto è intorno a te
6メートルのポスターがあれば、君のまわりは全部語れてしまう
ma ti guardi intorno e invece non c'è niente
でも、君がまわりを見渡せば、そこには何もない
un mondo vecchio che sta insieme solo grazie a quelli che
古き世界が共にあるのは、ありがたいことに
hanno ancora il coraggio di innamorarsi
未だ愛し合う勇気がある連中のおかげ
e una musica che pompa sangue nelle vene
音楽が脈打って血管に血を運び
e che fa venire voglia di svegliarsi e di alzarsi
目を覚まし、起き上がろうという気にさせてくれる
smettere di lamentarsi
文句を言うのはもうやめよう
che l'unico pericolo che senti veramente
君が感じる唯一の危険
è quello di non riuscire più a sentire niente
それは、何も感じられなくなること
di non riuscire più a sentire niente
何も感じなくなってしまうこと
il battito di un cuore dentro al petto
胸の中の心臓の鼓動
la passione che fa crescere un progetto
プロジェクトを育てようという情熱
l'appetito la sete l'evoluzione in atto
食欲、渇き、進み行く進化
l'energia che si scatena in un contatto
コンタクトを解き放つエネルギー
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも

io lo so che non sono solo

僕は知っている、一人じゃないってことを
e rido e piango e mi fondo con il cielo e con il fango
僕は笑い、泣き、そして空と泥濘みと溶け合う

io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも

io lo so che non sono solo

僕は知っている、一人じゃないってことを
e rido e piango e mi fondo con il cielo e con il fango
僕は笑い、泣き、そして空と泥濘みと溶け合う

e mi fondo con il cielo e con il fango
そして、僕は空と泥濘みと溶け合う
e mi fondo con il cielo e con il fango
そして、僕は空と泥濘みと溶け合う 
(Jovanotti)
posted by tady at 00:16| ローマ ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本当にいい歌ですよね。
MTVで流れるビデオの中でも異彩を放っていて
惹かれていました。

訳していただいて、歌詞をつかむ手助けになりました。ありがとうございました。
Posted by uttie at 2008年05月14日 19:08
uttieさん、コメントありがとうございます。
拙い訳ですが、お役に立てれば幸いです。
ブログ、ちょっとだけ拝見しました。
小笠原には、僕も縁があって、カメセンターにお世話になったことがあります。
小笠原良いですよね(^_^)
Posted by tady at 2008年05月15日 00:53
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Excerpt: FANGO 泥濘み小笠原 カメセンター ora la città è un film straniero senza sottotitoli 今、街は、字幕のない外国映画 le scale..
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Tracked: 2015-07-08 15:49
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