2008年05月10日

バイオ燃料は環境を破壊する

Bird Life Internationalって団体が、EUの定めた2020年までに、現在車などに使われている燃料の10%をバイオ燃料でまかなうという政策を批判している。
http://www.birdlife.org/news/news/2008/05/biofuels_report.html

地球温暖化ガスを減らすために、バイオ燃料を使うことは、その生産のために多くの森林や湿原を破壊することになり、結果として環境を悪化させるっていうことらしい。

EUがバイオ燃料を使うってことは、東南アジアにおけるヤシ油やアメリカのトウモロコシから作られるエタノール、アマゾンで生産される大豆から作られる油に依存することになり、その増産のために自然が破壊されるというのだ。

Bird Life Internationalの詳しいレポートはここからダウンロードできる(英文)
http://www.birdlife.org/eu/pdfs/BirdLife_Biofuels_report

このレポートでは6つのケーススタディを行っている。
ケース1では、エチオピアのヒマシ油増産のために、アフリカゾウが危機にさらされる話
ケース2では、東南アジア・マレーシアで、ヤシ油の増産により熱帯雨林が破壊される話
ケース3では、ケニアでサトウキビを増産する為に、湿地帯が破壊される話
ケース4では、アマゾンで大豆を増産するために、もっとも豊かなサバンナが破壊される話
ケース5では、ヨーロッパで休耕地が無くなることで、里山の鳥達が危機にさらされる話
ケース6では、アメリカでトウモロコシを増産することで、アメリカ国内や世界の野性生物が危機にさらされる話
が具体的に述べられている。

Bird Life Internationalが提案するのは
EUの2020年までにバイオ燃料を10%とする目標を下げること
流通量(交通量)の削減に力を入れること
自動車の省エネを最大限努力すること
石油産業には、化石燃料をよりクリーンなものにするよう圧力をかけること
すべてのバイオエネルギー源(自動車燃料・暖房・電力)に対して、厳しい基準を設けること
バイオ燃料を生産する為に、間接的に土地の利用状況が変わることで、食料生産や自然に悪影響がでないように、更新可能エネルギー源の基準を設けること
である(英文から適当に訳しているので、正確な内容は上述のリンク先の原文を読んでほしい)

思うに、エコロジーが金儲けの手段になってしまうと、資本主義市場に組み込まれてしまうわけで、そうなると、本来の目的であった自然保護から逸脱してしまうっていうことなんだろう。

ここでもやはり、金金金が最良だとする価値観が崩壊しつつあるような気がする。
本当の豊かさ、本当の物の価値っていうのがなんであるのか、もう一度個々人が考えないと、大きな資本主義には、立ち向かえないような気がしている。
そして世の中が変わるとすれば、多くの人たちが、金にそっぽを向くことなんではないだろうか?
それは逆に、何をもって貧しいとするのかってことでもあるのかもしれない。
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2008年05月09日

新聞の未来は?

World Association of Newspapers=世界新聞協会って団体があって、World Editors Forumってところと一緒に、毎年、世界の新聞についての調査を行っているらしい。
http://www.wan-press.org/
http://www.wan-press.org/wef/articles.php?id=20

その結果は、TRENDS IN NEWSROOMSってサイトで発表されている。
http://www.trends-in-newsrooms.org/home.php

そして、2008年版の調査結果の概要が発表されたようだ。詳しい報告は、6月1日に発表されるらしい。
調査結果の大まかな内容は、イタリアのメディアでも報道されている。
http://www.repubblica.it/2008/05/sezioni/spettacoli_e_cultura/
futuro-giornali/futuro-giornali/futuro-giornali.html


インターネットが普及したことで、紙媒体の新聞の将来がどうなるのか、興味のあるところだ。

世界の700の新聞編集者を対象に行ったこの調査によると、中長期的には、かなり楽観視しているらしい。
新聞も、マルチメディアやインターネットに対応していかなければならないと考えてはいるものの、紙媒体はなくならいないと思っているらしい。

僕自身も、そう思うのだが、まあ、古い世代に属する人間なので、将来がどうなるかは分からない。

でも、日本の新聞社のインターネットサイトとイタリアの新聞社のそれを比べると、日本の方が、遅れている感じがするのは、否めない。

例えば、朝日新聞のサイトのトップを見ても、イタリアの新聞のサイトに比べて、圧倒的に画像が少ないし、ましてや、動画はほとんど見られない。
記事の内容にしてもしかりで、日本の新聞社のサイトは、あくまでも紙媒体の補助って感じがする。

イタリアの新聞サイトも様々あって、La Stampaなどは、記事の中に、引用先のサイトがリンクされていたりするのだが、日本の新聞サイトでは、あまり見かけることがない。

日本の新聞は、公明正大を旨とし、偏った報道はしないってことになっているからかもしれないけれど、なんか中途半端な感じがする。

このブログは、イタリア関係のニュースを多く載せているんだけど、イタリアで話題になったりニュースになったことは、大体、3〜4日から1週間くらい後になって、日本のマスコミが報じることが多い。

イタリアのメディアなみにニュースが速いのは、AFPBBっってサイトだ。
http://www.afpbb.com/

日本の大手マスメディアは、今までの状況にあぐらをかいていると、世界の趨勢から取り残されてしまうような気がしている。
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2008年04月23日

最古の油絵?

2001年に、タリバンによりバーミヤンの石仏が破壊されたのは、有名な話だ。
今の人間の争い事によって、過去の大切な遺産が破壊されていくことの象徴的な出来事と言っていいだろう。
破壊されてしまった石仏を復元しようという試みが、国際協力の元に行われている。
なんとも矛盾した話ではある。
破壊された石仏の背後には、数多くの洞窟があり、その壁面には仏教画が描かれているという。
しかし、その壁画も、経年変化や洞窟で暮らしていた人々が使った火による煤などで、かなり傷んでいるらしい。
これらの壁画も、現在国際協力の元に復元作業が続いている。
そんな中で、最古の油絵が発見されたらしい。
http://lescienze.espresso.repubblica.it/articolo/
In_Afghanistan_i_primi_affreschi_a_olio/1328505


これらの壁画が描かれたのは7世紀頃のことで、ヨーロッパで油絵の手法が「再発見」されるずっと以前のことだといいう。

この国際プロジェクトには、日本の東京文化財研究所ってところも加わっているらしい。
http://www.tobunken.go.jp/~kokusen/JAPANESE/DATA/PRESS/bamiyan_08.html

今回発見されたのは、このプロジェクトの依頼を受けて調査したEuropean Synchrotron Radiation Facilityってところが行った調査によるものだそうだ。
http://www.esrf.eu/news/general/bamiyan/

壁画は、くるみ油や麻油を使ってかかれていたらしい。

未だ戦闘の続くアフガニスタンにあって、国際協力により、宗教とは関係なく、人類の文化遺産が修復されているっていうのは、嬉しい。
こういったニュースこそ、もっと報道されていいと思うのだが、、、、
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2008年04月17日

原発が招く魚の惨劇

ってタイトルの記事が、La Nuova Ecologiaに出ていた。
http://www.lanuovaecologia.it/inquinamento/nucleare/9651.php

これは、イギリスにあるPisces Conservation Enviromentalってところが行った調査に関する報道のようだ。
元ネタは、イギリスの新聞タイムズに掲載された記事みたいだ。
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/environment/article3740173.ece

ようするに、海岸にある原発が、冷却水として海水を吸い込むときに、とてつもない数の稚魚も一緒に吸い込んでおり、それが漁業資源の枯渇を招いているという内容だ。その被害は、捕獲高の50%にも登ると資産されているようだ。

ふつーに考えれば当たり前と言えば当たり前の話で、今更って気がしないでもないが、こうした科学的な調査結果として、発表されることに大きな意味があるのかもしれない。

以前聞いた話だが、日本の原発でも、ありえないことが起きているらしい。それは、絶対は入り込むはずがないと言われていた原発の冷却水取水口に、ウミガメが首を突っ込んで死んでいたことがあるんだそうだ。
クラゲの大群が押し寄せてきた時にも、原発は大変なことになったらしいが、放射能の問題だけでなく、原発が環境に与えているネガティヴな影響って言うのは、計りしれない物があるようだ。



産業の形っていうのは、技術の進歩とともに変化していく。むかーし聞いた話なのだが、戦前は、満鉄(満州鉄道)を筆頭に、鉄道が大量輸送手段として花形であり、多くの若者が就職を希望したんだそうだ。
それが、自動車の普及とともに、集約型大量輸送手段は没落していったという。簡単に言えば、自家用車や宅配便にとって変わられたってことだ。

電力も、大規模な発電所で、電気をまかなうのではなく、分散化した形で、環境に多大な影響をあたえないように発電し、それをネットワークでつなぐって言うのが、将来的な電力のあり方のような気がする。
今は電力会社の巨大システムに依存しているけれど、そのうち、各家庭で太陽光なり風力なりを使った発電が可能となり、一極集中型の巨大システムは終焉を向かえるのではないのだろうかと、希望的観測も含めて思っている。
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2008年04月16日

JJ3殺される

先日、このブログお伝えした熊、JJ3が、スイス政府によって殺害されてしまった。
http://www.repubblica.it/2007/06/sezioni/ambiente/orsa-jurka/
abbattuto-jj3/abbattuto-jj3.html


スイスの首都ベルンにある動物園が、この熊を収容することを申し出ていたのだが、政府は、殺害する道を選んでしまったようだ。

イタリア環境連合は、以下のような声明を発表している。
http://www.legambiente.eu/globali/archivi/news.php?idArchivio=2&id=4446
見出しだけ訳出しておく。
イタリア環境連合「残酷な行為であり、種の多様性を損なう行いであることを、スイスは知るべきである。アルプスの自然を守るための国際的な取り決めを早急に定める必要がある」

それにしても、なんだかなぁーー
コメントする気力も萎えてしまう。
posted by tady at 23:11| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月13日

スリー・ストライクはアウトじゃない

欧州議会は、著作権保護のため、P2Pを使用して3回以上不法にデータをダウンロードした人のネットへの接続を切ってしまうっていう提案(通称スリーストライクプラン)を否決したそうだ。
http://www.corriere.it/scienze_e_tecnologie/08_aprile_11/europa_disconnessa_a003
1d00-07bd-11dd-b1ed-00144f486ba6.shtml

P2Pのソフトを使ってのファイルシェアリングは、日本の場合、winnyやwinmxってソフトが普及して、いろんなところからデータが漏洩して問題となり、「いけいないこと」って思われている。
しかし、EUでは、ちょっと事情が違うようだ。

著作権の保護と個人の権利や自由の関係についてのとらえ方が違うんだろう。
EUの状況について調べていたら、こんなサイトがあった。
http://peer2peer.blog79.fc2.com/blog-entry-609.html

トップページはここ
http://peer2peer.blog79.fc2.com/

まだ、ちゃんと読んでいないんだけど、面白そうなブログだ。

例えば、僕が使っているLinuxなんかの場合、OSがフリーでダウンロードできるのだが、サーバーへのアクセス集中を避けるために、BittorentってP2Pソフトを使用することが推奨されていたりする。

個人的には、著作権は保護されるべきだと思うけれど、それは、人類共通の財産であるって認識もまた必要なことだと思う。

なんでもかんでも著作権で保護し、金儲けの対象とするのはいかがなものか?
posted by tady at 22:31| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

JJ3を救え!

JJ1って熊の話は、だいぶ以前にこのブログに書いた。
その母熊であるJurkaのことも、、、、

今度は、その弟にあたるJJ3が殺されるかもしれないってことで、スイスの環境保護団体がアピールを出した。
http://www.repubblica.it/2007/06/sezioni/ambiente/orsa-jurka/
appello-animalisti/appello-animalisti.html


イタリアで問題を起こしたJJ3は、現在スイスに引き取られて、スイスの保護地域にいるらしいんだけど、そこでも問題を起こしていて、危険だから殺してしまおうっていう動きがあるようだ。

まさにドイツで殺されたJJ1の二の舞だ。
彼らは好き好んでイタリアやドイツ、スイスに来たわけではなく、絶滅の危惧される動物として、比較的多く生息している旧東欧圏からわざわざ連れてこられたのだ。

それなのに、人間に危害を加えるかもしれないってことで、殺されようとしている。
だったら、最初から連れてこなきゃいいのに思ってしまう。

80年前に、スイスで殺された最後の熊は、剥製にされ博物館に飾られているという。
JJ3も殺されると剥製にされ、その隣に並ぶんだろうと上記の記事には書いてある。

人間ってなんてわがままなんだろう。
posted by tady at 22:52| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月11日

難民グーグル誕生

UNHCR=国連難民高等弁務官事務所とグーグルが共同で、世界の難民の状況をネット上で見ることの出来る「グーグルアース・アウトリーチ」っていうプログラムで使用できる新レイヤーを発表した。
僕はイタリアのLa Stampaのサイトで知ったのだが、
http://www.lastampa.it/_web/cmstp/tmplrubriche/tecnologia/grubrica.asp?
ID_blog=30&ID_articolo=4339&ID_sezione=38&sezione=


日本のメディアも取り上げている。
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS2N0800A%2009042008

本家の日本語版サイトでも紹介されている。
http://www.unhcr.or.jp/news/2008/080409_1.html
詳しいプレスリリースはこっち
http://www.unhcr.or.jp/news/press/pr080408.html

グーグルアース・アウトリーチのサイトはここ
http://earth.google.ch/outreach/index.html
残念ながら英語だ。

グーグルアース・アウトリーチっていうプログラムがあって、そのプログラムには、いろんなレイヤーを追加できる。レイヤーっていうのは、元の地図の上に、重ねて表示する説明みたいなものと理解してもらえればいいだろう。

グーグルアースというプログラムをインストールしなくても、ネット経由のグーグルマップで見ることのできるものもあるようだが、難民レイヤーは、グーグルアースをインストールして使用するみたいだ。

早速、ダウンロードして見てみた。
これを見るためには、グーグル・アースがインストールされていなければならない。
僕が使っているLinuxのOpensuseでも簡単にインストールできた。WindowsやMacならもっと簡単かも、、、
http://earth.google.com/intl/ja/

で、UNHCRのデータは、ここからダウンロード
http://www.unhcr.org/googleearth/UNHCR_Google_Project.kml
kmlって拡張子は、Google Earth Keyhole Markup Language fileの意味だ。

このファイルをグーグルアースに読み込むと、世界の難民の状況を表示するレイヤーが出てくる。
Let's visit a campをクリックすると、チャドの難民キャンプにズームインするのだが、その広大さとまわりの緑のなさにちょっと愕然とする。

表示できるのは、英語・フランス語・スペイン語だが、映像をみるだけでも、いいかも。

使い方について、もう少し詳しく説明してあるブログがあった。
http://d.hatena.ne.jp/summercontrail/20080410/gearth
こちらも参考にどうぞ。
posted by tady at 18:21| ローマ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月07日

EUドメイン2年目

EUってドメインが出来て、2年経つ。昨年1年間でEUドメインに登録されたサイトの数は、およそ30万件だそうだ。
これまでの総計で、EUドメインを持つサイトは、280万件になるという。これは、ヨーロッパ内におけるドメイン数でいうともっとも数が多く、世界のドメインランキングで見ると9位に位置するという。
EUとしては、ヨーロッパ共同体の存在をより強く示すために、さらにEUドメインの普及を進めていくという。

ちなみに、EUドメインに変更した国別ランキングは、1位がドイツで、31.4%、次いでオランダの13.4%、イギリスの13.3%、フランスの7.3%、イタリアの5.1%となっているそうだ。
同時に、ポーランドとリトアニア、フィンランドからのEUドメイン登録数がのびているという。
ネタ元はここ
http://www.b2b24.ilsole24ore.com/articoli/0,1254,24_ART_87780,00.html?lw=24;5

ドメインに関しては、つい最近も、pizza.comってドメインがオークションに出されて、2億6千万円で売却されたってのがニュースになっていたけれど
http://www.holddomain.com/?p=164
インターネット社会におけるドメインは、企業の顔って側面があるようで、相変わらず重要みたいだ。
特に、フィッシング詐欺など様々な新手の犯罪が出現している現状では、明確に企業のアイデンティティを示すようなドメインは、なおさら重要ってことなんだろう。
日本の場合は、大手企業でさえ、その辺の自覚がないみたいで、困ったもんだ。
http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/2008/03/21/

ネットでは、いわゆる2バイト文字ドメインの登録が2003年から開始されており、日本語のドメインも使えるようになってきている。

大手企業が、出遅れているうちに、斬新なドメインを取得すると、大儲けができるかもしれない。(まああんまり可能性はないかもしれないけれど、、、)
posted by tady at 22:14| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月06日

Newseumオープン

ワシントンに、ニュースの博物館がオープンするらしい。
オープニングは4月11日だそうだ。
日本語のサイトでも紹介しているところがあった。
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/02/newseum.html
http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2355122/2666322

本家のサイトはここ
http://www.newseum.org/index.aspx
また、ここでは、世界各国の今日の新聞の一面が見られる。

世界38カ国427紙の一面が集められているようだ。
readable PDFをクリックすると、文字が読める解像度で、新聞の一面をみることができる。

また、オープニングに際して、これまで戦争や紛争の取材で命を落としたジャーナリストたちの写真を並べるらしい。
http://tv.repubblica.it/home_page.php?playmode=gallery&cont_id=253&showtab=Copertina

自分の気になる国や町で、今何が起きているのかを知るためには便利そうだ。もちろん、言葉が分からないとどうしようもないけれど、、、
posted by tady at 22:42| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月31日

象が撮った写真

John Downerって写真家が、象に特別な撮影装置をつけて、象の視線から撮った写真っていうのを公開している。
人間が絶対に撮ることのできないアングル&距離から動物たちを撮影している。
撮影の行われたのはインドで、インドゾウに撮影装置を取り付けて、彼らが行く先々で、撮影したものらしい。
僕が知ったのはレップブリカのサイトなんだけど、
http://www.repubblica.it/2006/12/gallerie/ambiente/foto-ele/1.html
ネタ元のサイトにはストリーミングの動画もあったりして、さらに面白い。
http://www.jdp.co.uk/
虎の写真が数多くあるのだが、やっぱり象っていうのは、虎の至近距離まで行ける数少ない動物であるってこともわかる。
(多分)水場に集まってくる動物たちの至近距離からの写真なんかも、実に面白い。
イギリスのBBCでも放映されたとか、、、、

アースって映画もイギリスの撮影隊が撮った素晴らしい自然の映像があるわけだが、こっちも中々すごい。
一見の価値ありだと思う。
posted by tady at 23:31| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月28日

ディズニーアニメとエコロジー

ディズニーのアニメをエコロジーの視点から分析した本が、この1月に出版されたらしい。
http://www.repubblica.it/2008/03/sezioni/ambiente/disney-ambientalista/disney-
ambientalista/disney-ambientalista.html

レップブリカの記事なんだけど、元ネタの本はこれみたいだ。
http://www.amazon.co.jp/Animation-Ashgate-Studies-Childhood-Present/dp/0754660850
この本を読んだわけではないので、上述の記事からの引用になってしまうのだが、この本の著者のDavid Whitleyは、ディズニーアニメは、時代的に二つに分類されるとしているらしい。それはウォルト・ディズニーがアニメを製作していた1937年から1967年と、その後の1984年から2005年までって分類だ。
初期のディズニーアニメは、動物の可愛らしさを強調した牧歌的なもので、可愛らしい動物たちが、悪意を持った人間の文明によって傷つけられるって見方だそうだ。
1984年からは、Michael Eisnerの指揮のもとに製作されたもので、対立する人間と自然の融合を描いたものだそうだ。

こうしたディズニーのアニメは、子供たちに大きな影響を与え、エコロジカルな思想を教えているってことらしい。

確かに、僕個人も、幼い頃に見たバンビのいくつかのシーンを今でも憶えている。特に鮮明に憶えているのは、山火事でバンビが逃げるシーンだったりする。
それが、現在の僕の考え方に影響しているのかどうかは、分からない。
ただ、ディズニーのアニメをそういう視点で分析するっていのは、面白い試みだと思う。

日本のアニメでは、やはり宮崎駿の作品は、同じように子供たちに多大な影響を与えていると思う。
彼本人は、エコロジストであることを全面的に否定しているのだが、風の谷ナウシカやトトロ、もののけ姫は、明らかにエコロジカルな視点から描かれている作品だ。

これら宮崎アニメを見て育った世代が、自然に対して、どのような考え方を持っているのかを調べてみるのは、面白いと思う。

そういえば、ドラえもんの劇場版アニメの脚本を真保裕一が書いていたりするんだけど、これもちょっと面白い。

テレビでも、NHKの3チャンネルは、面白い試みを数々行っている。第一線で活躍するプロが子供向けの番組に数多く出ている。



暴力的なアニメやゲームが反乱する現代において、人に対する優しさ、自然に対する優しさ、そして同時に厳しさをわかりやすい形で子供たちに伝えることは、とっても重要なことだと思う(大人の責任としてもね)。

最近、若者による悲惨な殺人事件が多いのだけれど、アニメやゲームを製作している大人の側に問題があるような気がしてならない。
posted by tady at 22:33| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月27日

南極が、、、

南極から、巨大な氷棚が切り離され、海へと流れ出したそうだ。
http://www.repubblica.it/2007/10/sezioni/scienza_e_tecnologia/antartide-sit-in/
iceberg-staccato/iceberg-staccato.html


その大きさは、415キロ平方メートルで、マンハッタン島のおよそ7倍だという。
画像を見るだけでも、大変な規模で南極が「壊れ」始めていることが分かる。

専門家たちは、いずれ切り離されることになるだろうと予想していたらしいが、それは、15年後くらいだろうと考えていたそうだ。
これは、明らかに地球温暖化の影響だという。
この氷棚は、Wilkins氷棚と呼ばれていたもので、1500年前から存在していたという。
ネタ元のサイトはここ
http://nsidc.org/news/press/20080325_Wilkins.html
英語なんで、分かる方はどうぞ。
僕は、今日はもうダウン。英語を読む気力がないので、申し訳ない、、、、
posted by tady at 22:08| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コンピュータと地球温暖化

自宅でPCを何台も使っている人は、冬場に暖房がいらないってことはご存知だと思う。
日本の政府機関で、始めて大規模にコンピュータを導入したのは、どこだか分かるだろうか?
実は、特許庁なのだ。大量の特許・実用新案・意匠・商標の申請をさばくために、コンピュータが導入されたそうだ。
そのコンピュータが設置されたフロアは、冷暖房完備で、夏は涼しく冬暖かいフロアであった。
(ネタ元は、個人的体験によりますが、詳細は差し障りがあるので省略)
さらに、薀蓄話をしてしまうと、日本国政府が持っている印刷所は、お金を印刷する造幣局と特許広報を印刷する特許庁だったりするのだ。

前フリはともかく、コンピュータが地球温暖化に影響しているって話が、レップブリカに出ていた。
http://www.repubblica.it/2008/03/sezioni/scienza_e_tecnologia/internet-inquina/internet-
inquina/internet-inquina.html


地球温暖化に影響を与える産業としては、重工業だったり、電力会社や化石燃料を燃やす内燃機関を使う自動車だったりするというのが、一般的イメージだ。
ところが、コンピュータやインターネットの普及により、コンピュータが消費する電力やコンピュータが発する熱が、地球温暖化の原因のひとつになっているという。確かに、個人的な実感としても、納得できる。

この警告を発したのは、ドイツの新聞Der Spiegelだそうで、その記事のネタ元は、 Gartnerの調査によるらしい。
http://www.gartner.co.jp/index.html
わずか5年で、コンピュータに消費されるエネルギーは倍になっているそうで、それにより発生するCO2の量は、世界で発生するCO2の2%にあたり、民間航空機が出すCO2に匹敵するという。

現在ドイツが進めているスーパーコンピュータの設置により、電力消費量は、2メガワットから8メガワットに増大するという。
どんなスーパーコンピュータかは、ここ
http://crds.jst.go.jp/watcher/data/159-012.html
ドイツにあるスーパーコンピュータが消費する電力は、原発一基分に匹敵するとも、上述の記事に書いてある。

情報の中央集権化を避けるために、コンピュータ自体も分散化され、ネットワークで結ばれているのが、現状なのだが、元々は、軍事的脆弱さを回避するために考案されたのが、インターネットの元となったARPANETだというのは、広く知られている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ARPANET
日本語版wikipediaでは、詳しく触れられていないが、アメリカが太平洋で核実験を行った際に、核爆発によって発生した電磁波により、通信が不能となったことが、直接的な開発の要因となっている。

しかし、地球温暖化という問題に直面している現在、大型コンピュータ(インターネットサーバ等)を分散化して設置するよりも、集約化した方がエネルギー効率がいいという。

上述の記事によると、インターネットで、グーグルなどを使って検索をした場合、検索に要する数秒間で消費されるエネルギーは、省エネ型電球(白熱球でないもの)を1時間使用したのと同じエネルギーが消費されるという。

僕も家にいるときは、パソコンはズーットつけっぱなしだ。かなりの電力を消費していると思う。せめてもの抵抗は、インテルではなくAMDの電力消費量の少ないPCを使っているってことなのだが、、、
posted by tady at 21:38| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月25日

戦争って何?

コリエレ・デッラ・セラに、3つの記事が載っていた。
http://www.corriere.it/cronache/08_marzo_23
/guerra_futuro_radar_sensori_aerei_senza_pilota_b4dc120a-f8b2-11dc-
8874-0003ba99c667.shtml

http://www.corriere.it/cronache/08_marzo_23/utilizzo_armi_leggere_717f31c2-f8b2-11dc-
8874-0003ba99c667.shtml


http://www.corriere.it/cronache/08_marzo_23/focus_record_spese_militari_0c590b2e-
f8b2-11dc-8874-0003ba99c667.shtml


最初の記事は、「未来の戦争」って話だ。
La guerra del futuro tra radar, sensori e aerei senza pilota
未来の戦争は、レーダーとセンサーとパイロットのいない飛行機
記事を要約すると、

アメリカがテロとの戦いを始めたのは大きな誤りで、これからの戦争は、個人が手にするような兵器で戦うのではなく、兵器システムで戦われる。
敵の標的を人工衛星が探知すると、その情報が即座に送られ、攻撃システムが作動し、その目標に向かってミサイルが発射され、破壊して、無力化してしまう。地上にいる兵士や上空にいる戦闘機のパイロットは、情報網によりそれを即座に知ることになる。Net-centric warfare=ネット集中型戦争だ。
ヒズボラがイスラエルの軍艦をミサイル攻撃した際には、本来なら、ミサイルを探知し、数秒でコンピュータが反撃するはずのイスラエルののレーダ網とコンピュータを、ヒズボラ側が、海岸に設置したレーダーにより傍受し、イスラエル側のコンピュータをブロックしていたので、イスラエル側はミサイルがくることを探知できずに攻撃されてしまった。
2014年には、アメリカのボーイング社は、Future combat systemsを完成させる予定で、そうなると地上jの兵士はセンサーや諜報システム、無人航空機や無人戦闘ロボットとネットワークでつながることになる。いわゆる兵士個々人がシステムの一部となるのだ。

この記事を読んで、まず想起したのは、大友克洋の漫画「武器よさらば」だ。1981年11月16日号のヤングマガジンに発表された作品で、単行本としては、「彼女の思いで...」に収録されている。この記事にあるような戦争システムがいかに馬鹿げたものであるのかを、25年以上も前に漫画で描いてしまっているのは、凄い。

コリエレの2番目の記事は、現実は、未だに銃と機関銃で戦われているって記事だ。
この記事には、ユニセフの推定データとして、武力衝突があった場合の死者の90%は軽火器=銃や機関銃によるだと書かれている。もっとも人を殺しているのはアメリカのM16。次いでソ連が開発したカラシニコフ、ドイツのG3なんだそうだ。毎年、多くの都市で国際武器見本市が開催され、まるでスーパーで買い物するように兵器が売買されている。ユニセフの概算によると、6億丁の銃や機関銃が地球を回っているんだそうだ。
こういった軽火器をもっとも多く生産しているのは、中国とロシアで、これらの銃に使用される銃弾の生産量は、120億発で、世界の人口に対して、一人当たり2発の銃弾となるんだそうだ。
世界の人口については、世界の人口ってサイトがあって、現在の世界人口を見ることが出来る。
http://arkot.com/jinkou/
これによると現在はおおよそ66億人である。

コリエレの3番目の記事は、軍事費が増大しているって話だ。
世界で使われている軍事費は1兆2000億ドルで、トップがアメリカ、それを追うように中国とロシアが続いているとある。
軍事費の現状をよりわかりやすく見せてくれるのがここ
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2008/03_Marzo/23/pop_grafico.shtml
この図を見ると、日本は世界5番目の軍事大国であることが分かったりする。
でも、防衛省のずさんな実態を知ってしまうと、日本の軍事費は、武器購入に使われているのではなく、防衛官僚のゴルフに使われていたりするらしいし、武力として世界5番目だとは思えない。

武器輸出国のグラフには日本は存在しない。これは誇っていいことだと思う。
武器を輸出することで、金儲けをしている死の商人が、日本には公式的には存在しないってことだ。

世界情勢を見る限り、日本はやっぱり平和ボケだと思う。でも、そういうボケ方が、もしかしたら本当の世界平和をもたらすんじゃないだろうか?なんて思ってしまう。
世界第5位の軍事費を使っていながら、イージス艦なんていう最新鋭の戦争おもちゃを与えられた自衛隊が、漁船を避けることも出来ないというお粗末極まりない状態にあることは、ボケボケだ!
でもこれは、最新鋭兵器といえども、戦争の道具とはならず、おもちゃになってしまうってことの証明なんじゃないだろうか?
日本的平和ボケが世界に感染すれば、きっと戦争はなくなる。戦争ごっこやコレクターズアイテムとしての武器は存在するかもしれないけれど、、、
posted by tady at 22:56| ローマ ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月24日

絶滅危惧生物の危機

ブッシュ政権になってから、絶滅危惧生物が危機にさらされているって記事がコリエレに出ていた。
http://www.corriere.it/esteri/08_marzo_23/
bush_ambiente_81afef40-f8f4-11dc-8874-0003ba99c667.shtml


ネタ元は、ワシントン・ポストの記事
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/story/
2008/03/23/ST2008032300179.html


これらの記事によると、1973年に作られたENDANGERED SPECIES ACT OF 1973
って法律をブッシュ政権は守っていないらしい。
http://www.fws.gov/endangered/ESA/content.html

この法律では、絶滅の危機に瀕している動物や植物をリストアップして保護することになっているらしいんだけど、ブッシュ政権になってから、このリストに掲載された種はわずか59種類しかないんだそうだ。

一方、WildEarth Guardiansって団体によれば、681種類はいるという。
http://www.wildearthguardians.org/index.htm

過去の大統領がどうだったかの比較がここにある。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/graphic/2008/
03/23/GR2008032300097.html?hpid=topnews


パパブッシュでさえ、今のブッシュよりはマシだったことがよく分かる。
それも注意してみると分かるけど、政府が自らリストアップしたものは一つもない。59種類は、環境保護団体の要請によるものであることが分かる。

ワシントン・ポストの記事の方は、かなり詳しく書かれている。興味のある方は、きちんと読まれるといいかも、、、
posted by tady at 14:39| ローマ ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月21日

明日は国連水の日

明日は、国連水の日である。
http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/h_event_pr/event_pr02.html
国際的にはこんなサイトもある。
http://www.worldwaterday.org/
で、この日にちなんで、イタリア環境連合が、イタリアの水消費についての報告書を出している。
http://www.legambiente.eu/documenti/2008/0320_dossier_un_paese_in_bottiglia/index.php
報告書の詳細はここからPDFでダウンロードできる。
http://www.legambiente.eu/documenti/2008/0320_dossier_un_paese_in_bottiglia/
dossier_un_paese_in_bottiglia.pdf


この報告書によると、イタリアは世界で一番ボトル入りの水を消費しているんだそうだ。
その一覧表が、PDFファイルの8ページ目に出ている。
データ元は、Worldwatch Instituteである。
2006年の一人当たりの水消費量なのだが、掛ける人口になるから、単純に国別の水消費総量とはならないにしても、個々人が消費する水の量は、イタリアが一番だ。
イタリアでは、一人当たり年間192リットルを消費している。
2位がメキシコで180リットル
3位がスペインで147リットル
4位がフランスで139リットル
5位がドイツで128リットル
6がアメリカで99リットル
7位がブラジルで66リットル
8位がインドネシアで33リットル
9位が中国で10リットル
10位がインドで6リットル
世界平均は25.5リットル
だそうだ。

同じページには、1980年から2006年までのイタリアにおける水消費量の推移がグラフになっている。
イタリア環境連合は、環境への影響を懸念している。

ボトル入りのミネラルウォーターだけでなく、水資源全体で見た場合の、水の消費量比較が出ているサイトがあった。データはちょっと古いみたいだけど、これもなかなか興味深い。
http://www.nihonkaigaku.org/ham/eacoex/200prob/210envi/
211watr/wtr_con/wtr_con.html


食糧自給率が低い日本は、農産物を育てるために使われる水という視点からみると、かなりの水を消費しているという。
それに関しては、こんな報道記事があった。
http://eco.goo.ne.jp/news/files_daily/daily_20080305_985.html

健康ブームの日本では、水分補給は体のために必要ってことで、一日1.5リットルは水を飲んだ方がいいと言われているようだ。
確かに僕も一日少なくとも1リットルほどの水を飲んでいる。そして、多くの場合、無自覚にコンビにや自販機でボトル入りの水を買っている自分がいる。
水の消費だけでなく、ペットボトルというゴミを毎日出しているわけだ。
最近は、水道水を汲んで、地元で手に入る竹炭を入れてしばらく置いたものを、ペットボトルに入れて持ち歩くようにしている。
経済的にもいいし、環境にも(ちょっとだけだろうけど)優しいのではと思っているのだが、、、単なる自己満足なのかもしれない。
それでも、出きることを少しずつでもやることが必要となってきている気がする。
posted by tady at 22:44| ローマ | Comment(2) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月17日

Butterfly World

メキシコで蝶の営巣地が消失しているって話をこの間書いたんだけど、イギリスでは、絶滅の危機にある蝶を保護するためのプロジェクトが始動したようだ。
http://www.repubblica.it/2008/03/sezioni/ambiente/butterfly-world/butterfly-world/
butterfly-world.html?ref=search

これはイタリアのメディアのサイトなんだけど、有名なアッテンボローなんかも呼びかけ人になってるようだ。
ロンドン近郊に、直径100メートルのドームを作って、そこで蝶と蛾を保護しようというプロジェクトらしい。

本家のサイトはここ
http://www.butterfly-world.org/home_index.htm
最初のページを読むと、イギリスでは、20世紀の間に4種類の蝶と16種類の蛾が絶滅してしまったんだそうだ。
そして、今でも7割の蝶が急激に減少しているという。
蝶は、炭鉱におけるカナリアと同じで、環境の変化にもっとも敏感で、いち早くいなくなってしまう生物だとも書いてある。

個人的な経験で言えば、小笠原の父島に初めて行った時に、南の島なのになんで蝶が少ないんだろうと思ったことがある。その原因は、外来種のグリーンアノールが、小笠原の貴重な固有種である昆虫類を食べ尽くしているからだということは、後になって知った。

イギリスのこのプロジェクトの規模は分からないけれど、多摩動物公園の昆虫館に行ったときに、館内を舞う蝶を見て感激したことを思うと、ぜひ成功させて欲しいと思ってしまう。

ただ、隔離された環境の中っていうのは、やっぱり寂しい。
春と言えば、菜の花とモンシロチョウっていうのが、僕の中のイメージの一つとしてあるのだけれど、最近は、菜の花もモンシロチョウも以前ほど見かけなくなっている。

農家の人は、生活がかかっているから駆除せざるをえないかもしれないが、もし、家庭菜園をやっている人がいたら、葉っぱにつく芋虫を、害虫として駆除することなく、育ててみてほしい。

僕の家の庭でも、山椒の木が、アゲハ蝶の幼虫に食べられて丸坊主になったり、フェンネルがキアゲハの幼虫に食べられて枯れてしまったりしているのだが、それでも、庭に蝶が飛んでくるのを見るのは、気持ちのいいもんだ。

ガーデニングがブームとなり、ロハスとかエコが流行語になっている現在、自分のまわりを緑で固めるのなら、そこに芋虫も一緒に仲間にいれて上げてほしいし、虫食い野菜でも、喜んで食べてほしいと思うのだ。
posted by tady at 21:35| ローマ ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月15日

チーズ職人は日本人

フランス、サヴォワ県の山の中の人口250人ほどの村で、極上のブルーチーズを作っている日本人が居るんだそうだ。
http://www.repubblica.it/2006/12/gallerie/ambiente/formaggio-giapponese/1.html
Michihisa Yamaguchiさん33歳。6年前に日本を出て、サヴォア県に移住。今ではその地方きってのチーズ職人となった。作っているのはBleu de Bonnevalってブルーチーズだとか。
もう少し詳しい記事も出ていた。
http://www.ogigia.com/2008/03/14/formaggio-bleu-de-bonneval-di-michihisa-yamaguchi/

サヴォワ県につては、日本語版wikipediaにもちょこっと出ていた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AF

なんか夢があっていいよなぁーーなんて思ってしまった。
posted by tady at 08:59| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月12日

モナルカ蝶の危機

カナダやアメリカから中米のメキシコへと大移動する蝶のことは、結構有名だと思う。
モナルカ蝶でググると、日本語でもいろんなサイトが出てくる。
また、英語になるが、こんなサイトもあった。
http://www.smm.org/sln/monarchs/top.html

その蝶が終結するメキシコ・ミチョアカン州とメキシコ州の州境に広がる森林が、不法伐採のために消失し、蝶が危機に瀕しているって報道があった。
http://www.lanuovaecologia.it/natura/conservazione/9340.php
この記事によると、ニューヨークタイムズが報じた記事とあるので、ネタ元を探すと、
http://www.nytimes.com/aponline/world/AP-Mexico
-Butterflies.html?_r=1&scp=2&sq=mexico&st=nyt&oref=slogin


ここに出ていた。
さらに、この事実が判明したのはNASAによる衛星写真だというので、そっちも調べてみた。
現在NASAのホームページは、エンデバー一色なんだけど
http://www.nasa.gov/home/index.html
どうにかこのページを発見
http://earthobservatory.nasa.gov/Newsroom/NewImages/images.php3?img_id=17943
高解像度の画像もダウンロードできるので、じっくり比較してみると、伐採の様子がよく分かる。
本来は保護地区になっているらしいが、薪を得るために、侵入し不法に木を切ってしまうのが原因なんだそうだ。
NASAの画像の上の方にある白い丸と数字は、年毎のモナルカ蝶の繁殖地域を示しているそうだが、2006年から2007年に繁殖した場所も、下の画像でみると森林は消失してしまっている。
このままだと、本当に絶滅してしまうかもしれない。
posted by tady at 15:17| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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