2009年04月22日

i pooh 解散か?

僕が洋楽に興味を持ったのは、ビートルズからだった。その後、サイモンとガーファンクルを聞いたりして、ピンクフロイドとキングクリムゾンに行き着く。イエスやエマーソン・レイク・アンド・パーマーなんかも聞いた。
そんな中に、イ・プーっていうイタリアのバンドがあったことを覚えている。イタリアン・プログレなんて言われていたバンドだ。
このバンド、今でも健在で、イタリアでもっとも長い活動歴を持つロックバンドってことになっているらしい。
その中核メンバーである、ステファノ・ドラッツィオがバンドを去ることになったとの報道があった。
http://iltempo.ilsole24ore.com/spettacoli/2009/04/18/1014494-pooh_amici_futuro_incerto.shtml
報じているのが、Il Tempoという保守系新聞であるのがおもしろい。

60歳になったステファノは、他の3人のメンバーと仲たがいしたわけではなく、音楽活動をやっていく気力がなくなったことを、脱退の理由として上げている。バンドを止めたら、連れ合いと世界旅行をしたいとインタビューで言っている。世界はあちこち回ったけど、コンサート会場とホテルしか見ていないからとも言っている。
彼が脱退する前の最後のコンサートは9月28日にミラノで行われるらしい。もっとも、ローマっ子の彼にとっては、その前の9月19日のローマでのコンサートが、気持ちの上では最後のコンサートになるらしい。

残された3人のメンバーは、今後のバンドの活動については、明言を避けている。新メンバーを迎える気はないようだし、かといって、3人ではバンドを続けられないとも語っているので、もしかしたら、解散ってなことになるのかもしれない。

日本でも結構ファンのいるバンドみたいだし、昔のアルバムもCD化されているようだから、久々にイ・プーでも聞いて見ようかな、、、、
posted by tady at 21:06| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

Hasta Siempre

コメントにリクエストがあったので、有名なチェ・ゲバラの歌「Hasta Siempre」の試訳を載せておきます。
この歌は1965年にキューバの作曲家Carlos Pueblaによって作られたものです。
歌詞の中に出てくるSanta Claraは、キューバ第2の都市で、ゲバラが率いる部隊が、この街を陥落したことにより、キューバ革命が成功したとも言われているところです。
原語の歌詞は、ネット上あちこちに出回っています。
例えば、イタリアの有名な共産主義者であり、イタリア共産党の父とも言われる思想家、アントニオ・グラムシ関連のサイトにも出ていました。
http://www.antoniogramsci.com/angelamolteni/che_hasta.htm
歌はYoutubeで簡単に見つかるはず。いろいろなアーティストが歌っていて、様々なヴァージョンがあるようですが、オリジナルはこれです。
http://jp.youtube.com/watch?v=GxtwzU0-wPM


Hasta siempre Comandante
Aprendimos a quererte あなたを愛することを我らは学んだ
desde la histórica altura 高貴なる歴史から
donde el sol de tu bravura あなたの勇気ある輝きで
le puso cerco a la muerte. 死さえも包囲した
Estribillo:(コーラス)
Aquí se queda la clara, ここに残されたものは明らかだ
la entrañable transparencia, 透き通るように染み入ってくる
de tu querida presencia 敬愛すべきあなたの存在
Comandante Che Guevara. 司令官 チェ・ゲバラ

Tu mano gloriosa y fuerte あなたの栄光に満ちた力強い手は
sobre la historia dispara 歴史を撃つ
cuando todo Santa Clara サンタ・クララの街が
se despierta para verte.あなたを目にするために目覚めるときに

Estribillo (コーラス)

Vienes quemando la brisa あなたは硝煙の風とともに
con soles de primavera 春の日差しの中をやってくる
para plantar la bandera 旗を立てるために
con la luz de tu sonrisa. あなたの零れるように輝く笑顔とともに

Estribillo (コーラス)

Tu amor revolucionario あなたの革命的な愛が、
te conduce a nueva empresa あらたなる試練へと向かわせる
donde esperan la firmeza そこは、あなたの力強い
de tu brazo libertario. 解放の手を待っている

Estribillo(コーラス)

Seguiremos adelante 我らは前進する
como junto a ti seguimos 一丸となってあなたの後に続く
y con Fidel te decimos: そしてフィデルとともにあなたに言おう
!Hasta siempre, Comandante! 永遠(とわ)なる司令官!

Estribillo(コーラス)
posted by tady at 16:59| ローマ ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月14日

久々のコンサート

数十年ぶりってことはないけれど、確実に十数年ぶりにコンサートに行ってきた。
我が家でとっている新聞の販売店を通して、SS席12000円が9800円って格安で購入できたたため。
聞いてきたのは、あまりの我侭と気難しさに、イタリアの有名なジャスフェスティバル、ウンブリア・ジャズに出入り禁止となってしまった、キース・ジャレットのソロコンサートだ。
一時期、彼のケルンコンサートのレコード(CDじゃない)にはまっていたことがあるが、最近は、全く聞いていない。まあ、彼だけじゃなく、音楽全般聞いてなくって、もう10年近くCDは買ったことがない。

それはともかく、久しぶりの生のコンサートを堪能した。
会場には、彼の気難しさを表すように、即興演奏は、極度の集中力を要するので、携帯電話やPHS、アラーム付きの時計は電源を切るように、また、咳なども、ハンカチで口を抑えて音を立てないように注意しろって張り紙がしてあった。
そう、コンサートの曲目は、全てインプロビゼーションによるもので、楽譜などないのだ。
19時開演に少し遅れて舞台に登場した彼が奏でたのは、不協和音。ピアノの鍵盤の上を縦横に走る彼の指先から発せられる音は、混沌と不安と猥雑を表しているように感じられた。そして、ピアノという楽器が、音楽を紡ぎ出す楽器ではなく、鳴らす楽器だってこともわかった。次々と叩かれる鍵盤から出る音で、ピアノが鳴っていた。演奏する彼も、立ち上がったり、唸ったり、まさに今、彼の内部から音が搾り出されてくるような感じであった。
やがて、そのカオスから日本的なリズムが始まり、メロディーが奏でられる。僕には、日本の春の里山を楽しく歩いている風景が見えた。
長い長い緊張の続く混沌から、楽しいげなリズムが導き出されると、なにやらホットすると同時に晴れやかな気持ちにさせられた。
1曲目の演奏は、40分あまり、20分の休憩をはさんで、20時10分に第2部が始まった。

2曲目は、最初からわかりやすいリズムを刻んでおり、混沌へと移行したかと思ったら、すぐにメロディアスな旋律に変り、これは1曲目で疲れちゃったかな? って感じで短めで終わった。

3曲目も、初めは叩きつけるような音から始まり、うねるような音の洪水。そして1曲目よりさらに優しい感じのメロディーへと変わって行った。

2曲合わせてほぼ40分ほど、21時前には、コンサートのメインは終了。
ちょっと物足りないなぁーと思いつつ、アンコールを期待して拍手。

2度3度と舞台に出てはくるものの、すぐ袖に引っ込んでしまったキース・ジャレットも、観客の拍手に応えるように、ピアノの前に座り直し、アンコールの1曲目を弾き出す。
3曲目の余韻が残っていたのか、奏でられたのは、分かり易い優しいメロディーだった。
アンコールってこともあったのだろうが、肩の力が抜けたような、緊張感のあまりない、いい感じの曲だった。とっても短かったけどね。

彼が引っ込むと、再び拍手。これにも彼の方が根負けして、アンコールの2曲め。こっちは、1曲目の終わりのリズムが残っていたのか、リズミカルで、楽しい感じの曲。ああ、こういうジャズなら聞きやすいなぁーって思うものだった。

それでも観客は満足せず、またもや彼が戻ってきた。アンコール3曲目は、繊細で優しい曲。今日のコンサートで、一番気に入った。

もう、これでアンコールはないだろうと思っていたら、観客の拍手に、はいはい、分かりましたよって感じで、再び登場。ここで初めて、彼が舞台で話した。もう9時過ぎちゃったけど大丈夫?なんて時計を見ながら言っていた。
アンコール4曲目は、ノリの良い曲で、思わず客席からも手拍子が。しばらく客の手拍子と共演したあと、はいここまでってジェスチャー。手拍子が止むと、最後の締めを演奏して、コンサートは終わった。

アンコールで4曲(みんな短かったけどね)も演奏してくれるとは思わなかった。
大満足のコンサートでした。
posted by tady at 23:40| ローマ ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Fango

イタリアの歌手、Jovanottiが、今年のアース・デイに際して、Skyで語ったモノローグが、ラ・レップブリカの記事になっていた。
http://ricerca.repubblica.it/repubblica/archivio/repubblica/2008/04/21/310il.html

なかなか良い事を言うなぁーと思い、このブログで取り上げようと思っていたのだが、時間が無くてできなかった。

その後、彼のFangoって歌を聞いて、これもまた、イイと思っていたら、どうやらこの歌、今年創設された、イタリアの歌の歌詞に贈られるMogol賞っていうのを受賞したらしい。
http://www.rockol.it/news-94232/Prima-edizione-del-Premio-Mogol--vince-Jovanotti-con--Fango-

彼がどんなことを語っているかというと、現在は、将来に不安ばかりを感じているが、希望が持てるような将来を感じなければいけないってことや、環境に対する意識がこの10年で大きく変わってきているのだから、決して悲観してはいけないってこと。そして、将来的には、アース・デイなんか無くなって、毎日がアース・デイになればいいんだと語っている。
具体的には、彼のコンサートツアーで排出される二酸化炭素を算出し、それを回復する為にコンサートを行った街に植樹をすることにしたんだそうだ。

そして、賞を受けた歌はこれ
http://jp.youtube.com/watch?v=T7Hg8wO38-M

歌詞はここに出ていた。
http://danilopontone.spaces.live.com/blog/cns!4188B076C6926BA7!1263.entry

ひさびさに訳してみる。これもあくまでも試訳ってことで、僕なりの解釈だ。

FANGO
泥濘み
 
Io lo so che non sono solo
僕は知ってる、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも
io lo so che non sono solo
僕は知ってる、一人じゃないってことを
io lo so che non sono solo
僕は知ってる、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも
sotto un cielo di stelle e di satelliti
星々と惑星の天空の下
tra i colpevoli le vittime e i superstiti
犯罪者や被害者や生存者に囲まれて
un cane abbaia alla luna
犬が月に吠え
un uomo guarda la sua mano
一人の男が自分の手を見つめている
sembra quella di suo padre
それは、自分の父の手のよう
quando da bambino
まだ、子供だったころ
lo prendeva come niente e lo sollevava su
軽々と彼を抱き、高く持ち上げてくれた
era bello il panorama visto dall'alto
その高みからの眺めは、素晴らしかった
si gettava sulle cose prima del pensiero
考える前に、様々なことに身を投げ出していた
la sua mano era piccina ma afferrava il mondo intero
その手はまだ小さかったが、世界のすべてを掴んでいた
ora la città è un film straniero senza sottotitoli
今、街は、字幕のない外国映画
le scale da salire sono scivoli, scivoli, scivoli
上り階段はすべる、すべる、すべる
il ghiaccio sulle cose
物には氷が張り付いて
la tele dice che le strade son pericolose
テレビでは、道路は危険な状態だという
ma l'unico pericolo che sento veramente
でも、本当に危険だと僕が感じる唯一の物は
è quello di non riuscire più a sentire niente
それは、何も感じなくなってしまうこと
il profumo dei fiori l'odore della città
花の香り、街の匂い
il suono dei motorini il sapore della pizza
原チャリの音やピッツアの味
le lacrime di una mamma le idee di uno studente
母親の涙や学生の考え
gli incroci possibili in una piazza
多分広場の十字路に
di stare con le antenne alzate verso il cielo
そこに佇み空にアンテナを伸ばす
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを

io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
e rido e piango e mi fondo con il cielo e con il fango
僕は笑い、泣き、そして空と泥濘みと溶け合う
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
e rido e piango e mi fondo con il cielo e con il fango
僕は笑い、泣き、そして空と泥濘みと溶け合う

la città un film straniero senza sottotitoli
街は、字幕のない外国映画
una pentola che cuoce pezzi di dialoghi
会話の断片を料理する鍋
come stai quanto costa che ore sono
どうだい元気か、これはいくら、今何時
che succede che si dice chi ci crede
どうしたんだい、なに言ってるんだ、誰が信じるか
e allora ci si vede
それじゃあ、またな
ci si sente soli dalla parte del bersaglio
敵の側からは、分断されて見えてる
e diventi un appestato quando fai uno sbaglio
何か間違いを犯せば、踏み潰される
un cartello di sei metri dice tutto è intorno a te
6メートルのポスターがあれば、君のまわりは全部語れてしまう
ma ti guardi intorno e invece non c'è niente
でも、君がまわりを見渡せば、そこには何もない
un mondo vecchio che sta insieme solo grazie a quelli che
古き世界が共にあるのは、ありがたいことに
hanno ancora il coraggio di innamorarsi
未だ愛し合う勇気がある連中のおかげ
e una musica che pompa sangue nelle vene
音楽が脈打って血管に血を運び
e che fa venire voglia di svegliarsi e di alzarsi
目を覚まし、起き上がろうという気にさせてくれる
smettere di lamentarsi
文句を言うのはもうやめよう
che l'unico pericolo che senti veramente
君が感じる唯一の危険
è quello di non riuscire più a sentire niente
それは、何も感じられなくなること
di non riuscire più a sentire niente
何も感じなくなってしまうこと
il battito di un cuore dentro al petto
胸の中の心臓の鼓動
la passione che fa crescere un progetto
プロジェクトを育てようという情熱
l'appetito la sete l'evoluzione in atto
食欲、渇き、進み行く進化
l'energia che si scatena in un contatto
コンタクトを解き放つエネルギー
io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも

io lo so che non sono solo

僕は知っている、一人じゃないってことを
e rido e piango e mi fondo con il cielo e con il fango
僕は笑い、泣き、そして空と泥濘みと溶け合う

io lo so che non sono solo
僕は知っている、一人じゃないってことを
anche quando sono solo
たとえ、一人でいるときでも

io lo so che non sono solo

僕は知っている、一人じゃないってことを
e rido e piango e mi fondo con il cielo e con il fango
僕は笑い、泣き、そして空と泥濘みと溶け合う

e mi fondo con il cielo e con il fango
そして、僕は空と泥濘みと溶け合う
e mi fondo con il cielo e con il fango
そして、僕は空と泥濘みと溶け合う 
(Jovanotti)
posted by tady at 00:16| ローマ ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月03日

衰退するサンレモ音楽祭

サンレモ音楽祭が、閉幕したばかりなのだが、今年も視聴率の低下傾向に歯止めは掛けられなかったみたいだ。
今年の視聴率は、本来ならもっとも視聴率の取れるはずの最終日でも、平均視聴率は、44.90%で、1千万人を越えることはなかったそうだ。
http://www.ansa.it/opencms/export/site/notizie/rubriche/daassociare/
visualizza_new.html_17891060.html


サンレモ音楽祭については、日本の紅白歌合戦と同じで、かつても勢いを失い、低迷傾向にあるらしい。
僕自身は、商業音楽の最たるものって感じなので、あんまり興味は無い。もちろん、中には良い歌もあるんだけどね。
イタリア人などに言わせると、サンレモ風っていう音楽分野があるみたいで、一般受けする歌謡曲っていうのが意味するところのようだ。
確かに、僕が好きなアーティストたちがサンレモに出場することは、まずないだろな。

iPodやYoutubeの普及により、音楽がますます多様化している中で、昔ながらのステレオタイプの音楽祭は、まったく魅力的じゃなくなってきているのは、確かだろう。

むしろ、ライブで、自分の好きなミュージシャンの演奏を聞ける、夏場のミュージックフェスティバル形式の方が、ずっと魅力的なのかもしれない。

例えば、NHKも大晦日に紅白なんかやらないで、夏場に大掛かりなロックフェスとか演歌フェスを野外で開催してみたら良いんじゃないだろか。
posted by tady at 10:05| ローマ 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月18日

夏だ! ライヴだ!

今年の夏、イタリア各地で行われるミュージックフェスティヴァルが一目で分かる、マップが登場した。
http://www.kataweb.it/speciali/concerti_map/map.html
Googleマップを使って、一目で、コンサートの場所が分かるようになっている。
6月にはいると、もうあちこちでコンサートが開催されるようだ。
Veneziaで6月14日から17日まで開催されるHeineken Jammin Festivalには、エアロ・スミスやヴァスコ・ロッシが出るようだし、7月6日から15日まで開催されるUmbria Jazz
http://www.umbriajazz.com/canale.asp
には、今年もキース・ジャレットが来るみたいだ。
6月30日から7月27日まで開催されるRoma Rockには、ピーター・ガブリエルが出演するようだ。

ほんとここ数年、コンサートに行ったことがないのだけれど、こういうのを見ると、良い音楽をライブで聴いてみたいと思う。

その他、有名なアーティストが出るのは、7月8日のアレッツオのコンサートにルー・リード、7月8日から27日まで、ルッカで開催されるサマーフェスには、エルトン・ジョン、ノーラ・ジョーンズ、リッキー・マーティン、ジョージ・マイケル、スティーリー・ダンなどが、6月26日から7月1日までベルガモで開催されるコンサートには、Devoの名前もあった。
夏場にイタリアに行く人は、チェックしておくと良いかも、、、日本よりチケット安そうだし、、、、
posted by tady at 21:03| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月14日

Pensa

サンレモ音楽祭の話題は、あえてこのブログでは書いてこなかった。
どうも商業主義に走りすぎて、軟弱な音楽しかないと思っていたからだ。
ところが、どうもそうではなさそうだ。
最近、時間ができたので、イタリアのストリーミングラジオを録音しては、MP3に変換してiPodに入れて、自転車で出かけるときに聞いている。
RAIのPodcastは、著作権の問題があるからか、現在ヒットしている曲は、ほとんど流れない。
で、久しぶりに、以前聞いていたRTL1025ってラジオ局の番組を聞いていたら、ちょっと気になる曲が流れてきた。
それが、今回取り上げるFabrizio MoroのPensaって曲だ。
サンレモのヤング部門受賞曲らしい。
http://ancheio.exblog.jp/

Youtubeでビデオクリップを見ることができる。
http://www.youtube.com/watch?v=zM_MEAijeu0

歌詞の内容は、マフィアに殺されたファルコーネとボルセリーノのことを歌ったもののようだ。
マフィアの掟に、「オメルタ」っていうのがある。いわゆる沈黙の掟ってやつだ。
何があっても、黙っていること、見なかったこと、聞かなかったことにするってことだ。
これが、現在、マフィアを増長させている一因でもある。
つい最近も、「ペッピーノの百歩」という映画のモデルとなったペッピーノを記念して植えられていた木が、マフィアによって引き抜かれてしまったという事件もあった。
そんな中で、この曲がサンレモで賞をとったというのは、そしてヒットしているっていうのは、意味があるように思う。
また、歌詞の内容は、現在のイラクにいる兵士たちにも、通じるものがあるような気がしている。

歌詞はここから
http://testimania.leonardo.it/testi/testi_fabrizio_moro_10052/
testi_pensa_41836/testo_pensa_453085.html


いつものように、試訳ってことで
Pensa
posted by tady at 00:01| ローマ | Comment(2) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月06日

Jim Morrisonの新曲

Jim Morrison の新曲が出るんだそうだ。それも、Global coolってところが、地球温暖化防止のためのキャンペーンソングとして発表するらしい。
http://www.lanuovaecologia.it/iniziative/spettacoli/7064.php
この曲は、彼が亡くなる前に、録音されていたものだそうで、その歌詞が、キャンペーンにぴったりなんだって。
Global coolのサイトはここ(英語)
http://www.global-cool.com/
この曲に関する記事はここ(英語)
http://www.global-cool.com/en/2007/02/06/doors-legend-lights-global-cools-fire/
この記事の下のほうにあるリンクをクリックして、登録をすると、35秒ほどのクリップが聞ける。
Global coolキャンペーンには、色々なアーティストが協力しているんだそうだ。
トップページからCoolTubeって言うのをクリックすると、いろんなアーティストのビデオを見ることが出来る。
KT Tunstall、Sandi Thom、Blackalicious、Sonic Youthなどなどの名前があるんだけど、元がイギリスのサイトで、最近は音楽をあんまり聴かないので、有名なんだかどうだか僕には分からない。
posted by tady at 21:25| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

M'ILLUMINO DI MENO

久しぶりにmusicaです。
ここ数日、耳について離れない歌があって、それを紹介。
この歌は、イタリア国営放送の第2ラジオでやっているキャタピラーって番組が作ったもので、この番組が企画しているイベント、M'ILLUMINO DI MENOのテーマソングとなっています。
で、このイベントは、2月16日に行われるもので、今年で3回目。テーマは省エネです。
一連のキャンペーンについては、ここ
http://www.radio.rai.it/radio2/caterueb2006/millumino/index.cfm
歌の歌詞はここ
http://www.radio.rai.it/radio2/caterueb2006/zoomevento.cfm?Q_EV_ID=201847
MP3でもダウンロードできるので、聞いてみてください。
http://www.radio.rai.it/podcast/F0009163.mp3
歌っているのは、RADICI NEL CEMENTOっていうインディーズ系のレゲエグループのようです。
http://www.radicinelcemento.it/
ローマのグループらしく、歌詞にはローマ方言が使われてます。
キャタピラーはミラノから放送されてる番組なんだけどね。
歌詞はかなりの長文で、日本語にすると説教臭い感じがしてしまうんだけど、まずは、音楽の方を聴いてから、何を言っているのか、確かめるつもりで、試訳を読んでみてください。

ちなみにタイトルのM'ILLUMINO DI MENOは、歌詞の中にも出てきますが、イタリアの詩人、ウンガレッティの詩「朝」から来ているようです。この詩、イタリア文学史の中でも最も短い詩として有名らしいです。

MATTINA
M'illumino
d'immenso

これだけ。
訳としては

「朝」
私は限りない光に包まれる

くらいの感じでしょうか?

では、歌のほうの試訳です。続きを読む
posted by tady at 20:14| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

Chi ruba nei supermercati?

Francesco De Gregoriの歌だ。
タイトルを訳すと「スーパーで万引きするのは誰?」
1993年の彼のアルバム「Canzoni D'amore」に収録されている。
東西冷戦が終わり、共産主義が信じられなくなってしまった時代に、左翼の歌手である彼が書いたこの歌を聴き、強い衝撃を受けた。僕らの立つべき側はどっちなんだろう? って
いつものように、試訳です。

Chi Ruba nei Supermercati?
誰が、スーパーで万引きするの?

Oggi è un giorno che vale la pena guardarsi alle spalle,
今日という日に、自らを振り返るのはいいことだろう。

e anche uno specchio può andare bene.
鏡で見るだけでもいいことだ。

Per liberarsi dalle catene, dalle montagne venire a valle,
鎖から解き放たれ、山から谷に下りてくるために

anche uno specchio va bene.
鏡だっていいだろう。

Così vediamo dove stiamo e dove stiamo andando,
そうすれば、僕らがどこにいて、どこに行こうとしているかが

così impariamo ad imparare e a sbagliare sbagliando.
学びながら学ぶことを、間違えながら間違えていることがわかるから。

Tu dove vai fratello?
へい、兄弟、どこへ行くんだい?

Sei partito che era tutto fermo
お前が旅たったときは、全てが停滞していた。

e adesso già la terra sotto ai tuoi piedi si sta spostando.
でも、今はお前の足元の地面が動いてるんだ。

Tu cosa credi bello?
お前は、どんな奇麗事を信じてるんだい?

Che davvero sia una buona stella,
それは本当に美しい星か、

questa stella nera che ci sta accompagnando?
僕らに付き纏うこの黒い星が?

E se non fosse per sentirmi vivo adesso,
もし、そうじゃないなら、僕が生きてるって今、感じるために

io nemmeno probabilmente, starei cantando.
多分僕だけじゃない、歌っているのは。

Tu da che parte stai?
お前は、どっちの側にいるんだ?

Stai dalla parte di chi ruba nei supermercati?
お前は、スーパーで万引きする側にいるのか?

O di chi li ha costruiti? Rubando?
それとも、みんなから盗み取ってスーパーを作った側にいるのか?


Oggi è un giorno da stare in coperta
今日は、布団に包まれていたい。

a guardare le onde arrivare,
寄せ来る波を見ながら

su tutti i lati di questa nave.
この船に押し寄せてくる波

E non c'è spiaggia dove nascondersi,
身を隠すような砂浜もない。

e non c'è porto dove scampare, al tribunale del mare.
避難する港もなく、海が審判を下す。

Sarà sereno e se non sarà sereno, si rasserenerà.
空は晴れ渡っている。晴れてなければいずれ晴れるだろう。

In quale notte ci perderemo?
どの夜に僕らは、失ってしまうのだろ?

Quale futuro ci raccoglierà?
どんな未来が待っているのだろう?

Tu dove vai fratello?
へい、兄弟、どこへ行くんだ?

Sei partito che era ancora notte,
お前が旅立ったときは、夜だった。

e adesso già l'asfalto sotto ai tuoi piedi si sta squagliando.
今じゃ、お前の足元のアスファルトは溶け始めている。

Tu cosa credi bello?
どんな素晴らしいことを信じてるんだ?

Di sapere veramente il prezzo e il nome,
本当に、値段と名前を知っているの

e il nome e il prezzo che ti stanno dando?
お前につけられようとしている名前を値段を

Ma se non fosse per sentirmi vivo adesso,
もし、僕が生きていないと感じてるなら

io nemmeno per tutto l'oro del mondo, starei gridando.
僕だって、世の中が黄金に輝いているなんて思ってない。遊んでるだけさ

Tu da che parte stai?
お前はどっちの側にいるの?

Stai dalla parte di chi ruba nei supermercati?
お前は、スーパーで万引きする側にいるのか?

O di chi li ha costruiti? Rubando?
それとも、みんなから盗み取ってスーパーを作った側にいるのか?

posted by tady at 22:05| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月18日

Ligabue "Le donne lo sanno"

イタリアでもヒットしている曲です。
解釈によってはとってもセクシー
別の見方をすれば、男の全面降伏
そのニュアンスをうまく伝えられるか?
でも、男のシンガーがこういう歌を歌えるってことが、いい感じです。

まずは、Youtubeから、ビデオクリップ
http://www.youtube.com/watch?v=hLthETv3GS4&search=ligabue
歌詞はこれ、

Le donne lo sanno
c'è poco da fare
c'è solo da mettersi in pari col cuore
lo sanno da sempre
lo sanno comunque per prime

le donne lo sanno
che cosa ci vuole

le donne che sanno
da dove si viene
e sanno pe qualche motivo
che basta vedere

e quelle che sanno
spiegarti l'amore
o provano almeno
a strappartelo fuori
e quelle che mancano
sanno mancare
e fare più male

possono ballare un po' di più
possono sentir girar la testa
possono sentire un po' di più
un po' di più

le donne lo sanno
chi paga davvero
lo sanno da prima
quand'è primavera
o forse rimangono pronte
è il tempo che gira

le donne lo sanno
com'è che son donne

e sanno sia dove
sia come sia quando
lo sanno da sempre
di cosa stavamo parlando

e quelle che sanno
spiegarti l'amore
o provano almeno

a strappartelo fuori
e quelle che mancano
sanno mancare
e fare più male

vogliono ballare un po' di più
vogliono sentir girar la testa

vogliono sentire un po' di più
un po' di più

possono ballare un po' di più
possono sentir girar la testa
possono sentire un po' di più
un po' di più

al limite del piacere
al limite dell'orrore
conoscono posti in cui non vai
non vai

le donne lo sanno
che niente è perduto
che il cielo è leggero
però non è vuoto
le donne lo sanno

le donne l'han sempre saputo

vogliono ballare un po' di più
vogliono sentir girar la testa
vogliono sentire un po' di più
un po' di più

al limite del dolore
al limite dell'amore
conoscono voci che non sai
non sai
non sai

試訳

女たちは、それを知っている。
できることなんてたいしてない
ハートを示すことでしか対等にはなれない
そんなことは彼女たちは常に知っている
端からわかっているのだ

女たちは知っている。
何が必要なのか

女たちは知っている
それがどこから来るのか
その動機さえ
見ればわかるのだ

そして彼女たちが知っているのは
お前に愛とは何かを説き
あるいは、少なくとも
お前からそれを奪い去ろうとする
足りないものが何なのか
それさえも彼女たちは知っている
だらこそ、よけいにきつい

彼女たちは、俺らよりもちょっとだけ踊りに長け
目くるめく世界を知っていて
俺らより、ちょっとだけ、感じているんだ。
ちょっとだけ

女たちはそれを知っている
本当は誰がおごってくれるのかも
端から知っているのだ
いつ春が来るのかも
あるいはもしかしたら、準備万端
時がめぐるのを

女たちはそれを知っている。
だって女なんだから

彼女たちは知っているのだ。どこにいるのかも
どうすればいいのかも、そのタイミングさえ
彼女たちはいつだって知ってるんだ
俺らが何を話していたかも

そして彼女たちが知っているのは
お前に愛とは何かを説き
あるいは、少なくとも
お前からそれを奪い去ろうとする
足りないものが何なのか
それさえも彼女たちは知っている
だらこそ、よけいにきつい

彼女たちはもう少し踊りたいんだ
彼女たちはもう少し幻惑したいんだ
彼女たちはもう少し感じたいんだ
もうちょっとだけ

彼女たちは、俺らよりもちょっとだけ踊りに長け
目くるめく世界を感じることができ
俺らより、ちょっとだけ、感じているんだ。
ちょっとだけ

快楽の行き着く先も
恐怖の限界も
お前が行かない場所
あんたの行かないところ

女たちはそれを知ってるんだ
何も失われはしない
空は高く
かといって空虚ではない
女たちはそれを知っているんだ

女たちは、昔からそんなことは知っていた

彼女たちはもう少し踊りたいんだ
彼女たちはもう少し幻惑したいんだ
彼女たちはもう少し感じたいんだ
もうちょっとだけ

苦痛の限界も
愛の限界も
お前の聞くことのできない声も
彼女たちは知ってるんだ
お前の知らないこと
知らないことを

posted by tady at 22:24| ローマ ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

ストーンズとW杯イタリア優勝

昨晩、ミラノでローリング・ストーンズのコンサートがあった。キース・リチャーズはげんきらしい。
http://www.rainews24.rai.it/Notizia.asp?NewsID=62892
コンサート前から、W杯について、ミック・ジャガーがイタリアの優勝を予言してたとかいろんなことを言われていたが、それはイタリアが前回優勝した1982年に、ストーンズはトリノでコンサートを開いていて、その時も、イタリアの優勝をミック・ジャガーが言い当てたかららしい。ストーンズは幸運をもたらすってことになってるようだ。
今回は、イタリア代表チームをコンサートに招待したとか。まあ、祝勝に酔っていて、見に来るか分からないみたいだけど、、、

音楽ネタをもう一つ、もう日本でも報じられているようだが、
http://www.rainews24.rai.it/Notizia.asp?NewsID=62898
ピンク・フロイドの元リーダー、シド・バレットが死んだ。
中高生のころにハマって、大好きなバンドだった。シドが参加していたころのアルバムはそれほど聞いていないけど、その後のピンク・フロイドにどれだけ影響を与え続けてきたかは、作品のあちこちに現れている。
ミック・ジャガー63歳、亡くなったシドは60歳だったそうだ。
posted by tady at 03:29| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月30日

Viva L'italia Francesco De Gregori

今年のイタリアのメーデーのテーマソングです。
発表されたのは、1979年です。

Viva l'Italia, l'Italia liberata,
l'Italia
del valzer, l'Italia del caffè.
L'Italia derubata e colpita al cuore,
viva l'Italia, l'Italia che non muore.
Viva l'Italia, presa a tradimento,
l'Italia assassinata dai giornali e dal cemento,
l'Italia con gli occhi asciutti nella notte scura,
viva l'Italia, l'Italia che non ha paura.
Viva l'Italia, l'Italia che è in mezzo al mare,
l'Italia dimenticata e l'Italia da dimenticare,
l'Italia metà giardino e metà galera,
viva l'Italia, l'Italia tutta intera.
Viva l'Italia, l'Italia che lavora,
l'Italia che si dispera, l'Italia che si innamora,
l'Italia metà dovere e metà fortuna,
viva l'Italia, l'Italia sulla luna.
Viva l'Italia, l'Italia
del 12 dicembre,
l'Italia con le bandiere, l'Italia nuda come sempre,
l'Italia con gli occhi aperti nella notte triste,
viva l'Italia, l'Italia che resiste.


試訳です。

ヴィヴァ・イタリア、解放されたイタリア
ワルツのイタリア、コーヒーのイタリア
奪われ、心臓を射抜かれたイタリア
ヴィヴァ・イタリア、イタリアは死なない
ヴィヴァ・イタリア、裏切りで奪われ
新聞やセメントで殺されたイタリア
夜の暗闇の中で、涙も見せずに
ヴィヴァ・イタリア、イタリアは恐れない
ヴィヴァ・イタリア、イタリアは海に囲まれ
忘れ去られたイタリア、忘却すべきイタリア
半分庭園、半分牢獄のイタリア
ヴィヴァ・イタリア、イタリアのすべて
ヴィヴァ・イタリア、働くイタリア
絶望するイタリア、愛し合うイタリア
半分は義務、半分は幸運のイタリア
ヴィヴァ・イタリア、月の上のイタリア
ヴィヴァ・イタリア、12月12日のイタリア
旗のなびくイタリア、いつも裸のイタリア
哀しみの夜に、目を見開くイタリア
ヴィヴァ・イタリア、イタリアは抵抗する

訳注&解説
イタリアはパルチザン闘争によって、ファシズム政権と闘い、連合軍によって解放されたことになっています。
そのこのところは、全国民が天皇の赤子であることを信じて疑わず、最後まで戦争を闘った日本と大きく違います。戦後、イタリアでは、ファシズムは禁止され、ファシズム政権成立に荷担した国王は国外追放になっています。ですから、右左を問わず、現在の(戦後の)イタリアを作ったのは、自分たちであるという自負心があります。
右翼と左翼を語る際に、この点は、イタリアと日本の大きな違いだと思います。
歌詞の中に出てくる12月12日は、1969年にミラノで起きた、フォンタナ広場での爆弾テロの日です。
現在もなお、謎の残る事件ですが、事件直後、アナキストグループが逮捕され、取調中に容疑者が警察署の4階から転落して死亡。調べが進むうちに、この事件は、右翼グループが行ったものであることが判明してきて、警察が、意図的に捜査をねじ曲げていたこともわかってきました。
さらに、その時の取調官ルイジ・カラブレーセは、後に左翼グループによって殺害されますが、その時殺人を指示したと言うことで、ソフリ他3名が逮捕され、えん罪の疑いが晴れないまま、未だに収監されています。
そんな戦後のイタリアについてのいろんな思いが込められたのがこの歌です。
posted by tady at 16:39| ローマ ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月15日

Umbria Jazz 06

イタリアにいた頃の実感としては、パツクアのヴァカンスが終わり、日本人観光客が激増するGWが終わると、すぐに夏のヴァカンスになる。そうそう日本の大手旅行会社のローマ支社で、ちょこっとアルバイトしてので、GWは結構影響があった。
で、夏の最初のイベントとして楽しみにしていたのが、Umbria Jazzだった。
日本ではまだあまり知られていないけれど、イタリアでは、というかヨーロッパでも、かなり有名で伝統のあるジャズフェスティバルだ。
ということで、そのサイトを覗いてみたら、更新されていました。
http://www.umbriajazz.com/canale.asp
僕は2回しか行ったことがないけれど、毎年この時期になると、どんなアーティストがでるのかをチェックしては、もし行けたらなぁーと想像だけしている。
有名なフェスティバルなので、早めにホテルの予約とか、チケットの手配をしないと、コンサートが見られないのだ。
まあ、今年も無理なんだけど、それにしてもそうそうたるメンバーだ。今年は7月7日から16日まで開催されようだ。
エリック・クラプトンのコンサートチケットは、もう先行発売している様子。43ユーロもする。それでも日本より安い。
今年も、ジャズ好きが見たら、垂涎のコンサートが目白押しだ。
チック・コリア、ハービー・ハンコック、ジェームス・ブラウン、ジャック・デジョネ、ロン・カーター、僕の好きなイタリアの歌手ピノ・ダニエーレも出るようだ。そして、最終日の後のだめ押しで、7月17日にはサンタナのコンサート。
もう、ため息しか出ない。
フェスティバルの期間中は、会場となるペルージャの町はジャズ一色。コンサートも野外の会場が多く、初夏の夕べ、爽やかな風に吹かれながら聞くジャズは、もう最高なのだ。昼間も、マーチングバンドが町中を演奏しながら練り歩いたりする。
僕が見に行った時には、ペルージャの広場で、突然の人だかりで、何かと思ったら、ピノ・ダニエーレが生ギター一本で歌っているではないか! あの時は、感 激したなぁー。後でイタリア人の友人に聞いたら、その年、ピノは心臓発作に襲われて、フェスティバルへの出演は辞退したとかいうことだったのだけれど、 とっても得した気分だった。
ただ、友人も言ってたけど、全部のコンサートを見るとなると、お財布がすっからかんになるそうだ。
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2006年03月07日

Lo scrutatore non votante Samuele Bersani

この歌も秀逸だ。言葉遊びのような言い回しと、そこに込められたキツーイ皮肉。
彼の公式サイトは
http://www.samuelebersani.it/
で、PDFで歌詞も公開されている。
http://www.samuelebersani.it/Loscrutatore.pdf

試聴できるサイトを探したけど見つからなかった。
イタリアのiTunes Music Storeで買えるみたいです。
ユーロでの支払法がどうなるかは知りませんが、、
で、
以下は、いつものように試訳です。
続きを読む
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2006年03月01日

Cara democrazia (ritorna a casa che non è tardi) di Ivano Fossati

久しぶりにmusicaのカテゴリーに記事を書きます。最近あんまり音楽聴いてないもんで、、、
でも、ipodに録音したイタリアのインターネットラジオを聞いていて、気になる歌があった。
イタリアの歌は、ちゃんとした主張のあるものが、多い。
今、やってるサンレモ音楽祭の楽曲は、そうでもないけど、、、
その歌は、Ivano Fossati=イヴァーノ・フォッサーティの新しいシングルで、タイトルは「Cara democrazia=親愛なる民主主義」って歌だ。サブタイトルには、「ritorna a casa che non è tardi=家にお帰り、まだ遅くはない」とある。
実にストレートに、今のイタリアの民主主義について、思ったことを歌っている。こういう曲が生まれてしまうイタリアの音楽界って、やっぱりいいなぁーと思う。
時期的には、4月に総選挙を控えているわけで、「多くの人が、この歌を聴いて、改めて民主主義と政治について考えてくれたら」なんて新聞記事もあったりする。
30秒だけ聞けるURLがここ
mms://mediaserver.kataweb.it/katanew/audio/ivano_fossati_128k.wma

紹介記事も二つほど(イタリア語ですけど)
http://www.kwmusica.kataweb.it/kwmusica/pp_scheda.jsp?idContent=125382&idCategory=2028
http://www.carovanaperlacostituzione.it/menu/serast1/fossati6114
で、歌の個人的試訳です。


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posted by tady at 14:06| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月24日

La bamba

多分、Los lobosが歌ってヒットしたので、知っている曲だと思う。元々は、ヴェラクルスの民謡だとも、キューバが発祥だとも言われていて、本家争いでは、双方とも譲らない。
bambaとはスペイン語で、まぐれ当たりっていう意味だそうだ。ラは定冠詞です。でも、歌に歌われているのはラ・バンバっていう踊りの名前。ここで、僕が恥をかいた話をしておくと、スペイン語やイタリア語においては(多分英語もだと思うけど)撥音(プッとかブッって音ね)の前では、ンにあたる綴りは、Mになる。BやPの前にンがある時はMになるってこと。だからバンバはbamba。きっと知ってる人は知ってると思うんだけれど、僕は知らなくて、恥をかいたことがあった。カンパニーはcompany、コロンブスはColumbus、ポンプはpump、ジャンボはjumboってな具合(全部英語だけどやっぱりそうですな)。
ついでに、ベラクルスのことをネットで調べていたら、beracruzと書いてベラクルスと日本語表記のある会社があった。pastorっていうタコスを売ってる会社らしいが、日本人がよく間違えるのがVとB。ただ、この会社は、それを承知で、あえてBにしていると会社概要に書いてあった。
話が逸れてしまったが、ラ・バンバの話。
イタリア人作家、ピノ・カクッチが書いたメキシコの旅行紀行「la polvere di Messico」によると、この歌は、ヴェラクルスにかつて住んでいたマリブラム伯爵夫人と関係があるという。
くだんの伯爵夫人は、男好きで、愛人が一杯。でも、いらなくなった愛人は井戸に投げ込んで始末していたとか。また、当時のヴェラクルスには、海賊がしょっちゅう来ていて、伯爵夫人の家も襲われたことがあるという。その時、ある詩人が、海賊と間違われ、捕まって処刑されそうになり、自分は海賊ではないと訴えるために歌ったのが、この歌の原曲だそうだ。今では、僕は船乗りじゃないってフレーズが残っているだけだという。
Los Lobosは、1番しか歌っていないのだけれど、ネットで見つけた2番、3番の歌詞を見るとなんとなく納得した。
では、ラ・バンバ。訳詞はいつものように試訳なので、誤訳も含めてご勘弁を

ラ・バンバを踊るためには
ラ・バンバを踊るために必要なのは
ほんのちょっとの優しさ
ほんのちょっとの優しさともうひとつ
さあ元気を出して、ノッテ
ノッテ、ノッテ、ノリノリで行くぞ!
僕は、船乗りじゃない
船乗りじゃないくて、君のため
君のために、僕はいる
バンバ、バンバ
バンバ、バンバ
バンバ、バンバ
バンバ

空に登るには
空に登るのに必要なのは
大きな梯子
大きな梯子ともうひとつ小さいの
さあ、上へ、上へ
上へ、僕は上へ行くぞ
僕は、船乗りじゃない
僕は船乗りじゃない。僕はキャプテン
僕はキャプテンなんだ、キャプテン

一度は君に言ったね
一度は君に言ったね、とっても可愛かったって
君は顔を
顔を赤くしたね
さあ元気を出して、ノッテ
ノッテ、ノッテ、ノリノリで行くぞ!
僕は、船乗りじゃない
船乗りじゃないくて、君のため
君のために、僕はいる
バンバ、バンバ
バンバ、バンバ
バンバ、バンバ
バンバ

皆がラ・バンバを奏でる
皆がラ・バンバを奏でるけど、ディノス達は
それに深みを
味わいを与える。カワイらしく
さあ元気を出して、ノッテ
ノッテ、ノッテ、ノリノリで行くぞ!
僕は、船乗りじゃない
船乗りじゃないくて、君のため
君のために、僕はいる
バンバ、バンバ
バンバ、バンバ
バンバ、バンバ
バンバ


Para bailar la bamba
Para bailar la bamba se necesita
una poca de gracia
Una poca de gracia y otra cosita
Ay, arriba y arriba
Ay, arriba y arriba y arriba ire'
Yo no soy marinero
Yo no soy marinero, por ti sere'
Por ti sere', por ti sere'
Bamba, bamba
Bamba, bamba
Bamba, bamba
Bamba

Para subir al cielo
Para subir al cielo se necesita
una escalera grande
Una escalera grande y otra chiquita
Ay, arriba y arriba
Ay, arriba y arriba y arriba ire'
Yo no soy marinero
Yo no soy marinero, soy capita'n
Soy capita'n, soy capita'n

(chorus)

Una vez que te dije
Una vez que te dije que eras bonita
Se te puso la cara
Se te puso la cara coloradita
Ay, arriba y arriba
Ay, arriba y arriba y arriba ire'
Yo no soy marinero
Yo no soy marinero, por ti sere'
Por ti sere', por ti sere'

(chorus)

Muchos tocan la bamba
Muchos tocan la bamba, pero Los Dinos
le dan saborcito
Le dan saborcito, pero bonito
Ay, arriba y arriba
Ay, arriba y arriba y arriba ire'
Yo no soy marinero
Yo no soy marinero, soy capita'n
Soy capita'n, soy capita'n
posted by tady at 21:02| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月16日

Cada dia mas

今日は、ちょっとメランコリック。
秋の夕焼けを見たからかな?
まあ、そればかりではないのだけれど、
持って行き場のない気持ちをこんな歌を聴きながらやり過ごすかな。
甘ったるい恋の歌が好きなわけではないけれど、たまには浸ってみるのも悪くないかも。
最初に聞いたのは、メキシコから帰ってきて、スペイン語を忘れないようにと、スペイン語の歌を探していた頃です。
当時は、日本で手に入る、スペイン語で歌う歌手のレコードは本当に限られていました。
フーリョ・イグレシアスの有名な歌です。邦題は何故か「夜が泣いている」って陳腐なタイトルになってますが、、、、
あーこんな恋をしたいもんだ。

日ごとにもっと

君が僕に聞くのなら
本当に愛しているの? と
遠く離れていても
君の優しさを求めているのか? と
君がそう尋ねたら
僕はこう答えたい
君こそが僕の一番欲しい夢なのだと

日を追うごとに
君のことをもっと知りたくなる
日を重ねるたびに
君にそばに居て欲しいと思う
日ごとに
僕は君の傍らで生きていきたくなる。
そして、二人して
この愛のために闘っていこうと
その思いは毎日毎日強くなっていく。

君が僕に聞くのなら
本当に愛しているの? と
君が僕の人生に現れたその瞬間から
ずっとだよ
君が僕に聞くのなら
僕は答えよう
君こそが、僕に生きる意味を
与えてくれたのだと。

Si me preguntas
si te quiero de verdad
si en la distancia
nesecito tu carino
si me preguntas
yo te quiero contestar
que para mi
tu eres el sueno mas querido.

Cada dia mas
nesecito saber de ti
cada dia mas
nesesito tenerte aqui
cada dia mas
a tu lado quero vivir
y luchar los dos
pro el mismo amor
cada dia mas, mas
Si me preguntas
si te quiero de verdad
desde el instante
que llegaste tu a mi vida
si me preguntas
yo te quero contestar
que tu me diste la razon
para vivirla.
(注:スペイン語のアルファベットが入力できない部分がありました。アクセントやnの上の〜が入っていません)
posted by tady at 18:48| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月09日

チェ・ゲヴァラの歌など

ハアー、今、チェ・ゲヴァラへの歌をいくつか、ネットからダウンロードして聴いたところです。
このブログのmusicaのカテゴリーの記事があまり多くないので、そろそろ歌の話題でもと思って、チェの歌を探していたら、こんなサイトを見つけました。
http://www.echeguevara.com.ar/htm/canciones.htm
その歌を聴いていたら、ハアーってなちゃいました(感動のハアーです)。
ノスタルジーもあるのかもしれないけれど、懐かしさだけではなく、彼の生き方に、ハアー、でした。
上に載せたURLは、オリジナルの歌ではないようです。著作権については分かりません。
でも、良い歌があります。
特に、このURLにある「poesia al Che Guevara」は、僕の記憶に間違いがなければ、作者のパブロ・ネルーダ本人が朗読したものの録音のはず。以前聞いたレコードと同じものでした。
スペイン語ですから、翻訳しないと意味が通じないのですが、今日はちょっと無理。
しばし、ハアーのままです。
posted by tady at 20:35| ローマ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月24日

vita spericolata

Vasco Rossiという歌手がいます。イタリアのロックスターです。
麻薬に溺れ、自堕落な生活をしながらも、常にトップスターの彼は、数々の名曲を歌っています。
最近、彼の歌の全詩とコンサートの模様を納めたDVDがイタリアで発売され、かなり売れているようです。僕も買ってしまいました。
そんな彼の歌の中から、イタリアのボブディランとも言われるフランチェスコ・デ・グレゴリもカバーしている。Vita Spericolataを訳してみます。歌の内容は、まさに彼の人生そのものって感じですね。
歌は、音源がないと伝わりにくいと思うし、詩については著作権の問題もあるはずなので、本当はいけないのかもしれないけれど、web上に公開されているので、よしとして、試訳をしますね。

Vita Spericolata
メチャクチャな人生

僕は無鉄砲な人生を送りたい
そんな風な人生を
どうでもいい人生を
すべてがどうでも良いような
しまったと思わないような人生を
寝ることなどないようなそんな人生

そしていつか僕らは、スターになり
ロキシー・バーでウィスキーを引っかける。
でも、もしかしたら、もう二度と会うことはないかもしれない。
みなそれぞれ厄介ごとにまみれ
それぞれの道を歩む
人はそれぞれ
自分のことに埋もれる。
僕は無鉄砲な人生を送りたい
そう、映画のような人生を
過剰なまでの人生を
スティーブ・マックィーンのように
しまったと思わないような人生を
寝ることなどないようなそんな人生
トラブルいっぱいの人生を送りたい。
どんな人生になるのか
見てみようじゃないか

VOGLIO UNA VITA MALEDUCATA
DI QUELLE VITE FATTE FATTE COSI'
VOGLIO UNA VITA CHE SE NE FREGA
CHE SE NE FREGA DI TUTTO SI'
VOGLIO UNA VITA CHE NON E' MAI TARDI
DI QUELLE CHE NON DORMO MAI
VOGLIO UNA VITA DI QUELLE CHE NON SI SA MAI
E POI CI TROVEREMO COME LE STAR
A BERE DEL WHISKY AL ROXY BAR
O FORSE NON C'INCONTREREMO MAI
OGNUNO A RINCORRERE I SUOI GUAI
OGNUNO COL SUO VIAGGIO
OGNUNO DIVERSO
E OGNUNO IN FONDO PERSO
DENTRO I CAZZI SUOI
VOGLIO UNA VITA SPERICOLATA
VOGLIO UNA VITA COME QUELLE DEI FILM
VOGLIO UNA VITA ESAGERATA
VOGLIO UNA VITA COME STEVE MCQUEEN
VOGLIO UNA VITA CHE NON E' MAI TARDI
DI QUELLE CHE NON DORMI MAI
VOGLIO UNA VITA, LA VOGLIO PIENA DI GUAI

E POI CI TROVEREMO COME LE STAR
A BERE DEL WHISKY AL ROXY BAR
OPPURE NON C'INCONTREREMO MAI
OGNUNO A RINCORRERE I SUOI GUAI
OGNUNO COL SUO VIAGGIO
OGNUNO DIVERSO
E OGNUNO IN FONDO PERSO
DENTRO I CAZZI SUOI

VOGLIO UNA VITA MALEDUCATA
DI QUELLE VITE FATTE FATTE COSI'
VOGLIO UNA VITA CHE SE NE FREGA
CHE SE NE FREGA DI TUTTO SI'
VOGLIO UNA VITA CHE NON E' MAI TARDI
DI QUELLE CHE NON DORMI MAI
VOGLIO UNA VITA
VEDRAI CHE VITA VEDRAI

E POI CI TROVEREMO COME LE STAR
A BERE DEL WHISKY AL ROXY BAR
OPPURE NON C'INCONTREREMO MAI
OGNUNO A RINCORRERE I SUOI GUAI
OGNUNO COL SUO VIAGGIO
OGNUNO DIVERSO
E OGNUNO IN FONDO PERSO
DENTRO I CAZZI SUOI

posted by tady at 22:25| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | musica | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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