2011年04月20日

4月29日で消されちゃう!

ネットが進化したことで、マスメディアでは流れない映像も見ることが出きるようになってきた。
今の原発事故の状況の中で、マスメディアは信用できない。
ネットが流してくれる情報は、例えば放射線量なんかに関しても、マスコミよりは信用できたりする。
僕が住んでいる神奈川県の環境線量をモニタリングしているサイトは、毎日チェックしている。
それでも、今まで、最大値が150ナノグレイだったグラフが、突然300になっていたりする。
原発事故以前は、最大値を150にしておいても、環境放射線量は、多くても50ナノグレイほどだったので、問題はなかったようなのだが、今回の原発事故で、150ナノグレイを越える日が出てきてしまったので、最大数値を300に変えたようだ。
ネットから見られるのは、過去1ヶ月までなので、震災から1ヶ月が過ぎた現在では、震災直後に跳ね上がったグラフは、見ることができない。
以前の状況を知らないと、原発事故以前の通常時の放射線量に比べて、現在は倍ほどになっていることは分からない。
環境中に放出されている放射能は、事故前に比べて、確実に高くなっているのに、、、、、
今ネットで公開されている動画で、見た方がいいよってのが、いくつかあるのだが、これも4月29日には削除されてしまうらしい。
時間があったら、見てください。
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現状の放射能による汚染では、「ただちに」人体に影響はないって政府もマスコミも言っているのだが、心配なのは、人体にとって微量でも環境にとっては、存在しなかったものが出ているわけで、例えば、細菌やらウィルスといったものが受ける影響だ。
放射線は、DNAに影響を与えるわけで、人間には「ただちに」影響はなくても、微生物やら細菌に影響が出れば、未知の病原菌が生まれてしまうってこともあり得るのではないかってことだ。
新型インフルで、あれだけ騒いだのだから、今回の原発事故の影響によって、自然界に多くの突然変異の因子をまき散らしているってことを関連付けて考える必要もあると思うのだが、、、、
posted by tady at 22:24| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月11日

小暮写眞館 読了

宮部みゆきの「小暮写眞館」を読み終わった。いつものように、かなり長い小説だ。
そして、久しぶりに現代の少年が主人公になっている。
彼女の初期の作品には、少年を主人公にした、超能力ものの面白い作品があったのだけれど、久しぶりにそのカテゴリーに入る作品かもって感じの出だしで、読み出した。ところが、心霊写真をモチーフにした超能力ものかと思いきやさにあらず。
それぞれの登場人物は、生き生きとしているし、設定も巧みで面白いのだけれど、どうも話に一本の筋が通っていない感じで、ちょっと散漫な感じがしてしまった。
作品の世界に引き込まれてしまって、読み終わった後のカタルシスみたいなものを感じられなかったのだ。
悪くはないんだけどねぇ。
posted by tady at 11:01| ローマ 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

at Home 読了

本多孝好の「at Home」を読み終わった。普通ではあり得ない「家族」を描いた短篇4作品の本である。
いわゆる血縁ではない家族が主に描かれているが、読んでいると、これもありかもって思ってしまう家族の絆がいい感じに描かれている。
僕的には、「日曜日のヤドカリ」の弥生さんと「父親」の関係がとってもいいなぁーと思ってしまった。
世間には、子殺し、親殺しの事件が日常的に起きている一方で、今回の震災で大切な家族を失ってしまった人たちもいる。
そんな中で、あらためて、どうすれば家族になり得るのかってのは、考えてみるべき問題なのかもしれないと思っている。
僕だって、あと10年も経てば、独居老人の仲間入りをすることは、ほぼ間違いないと思うので、そんなときに、どのような人間関係を作っていけるのかってのは、かなーり深刻な問題になるであろうと予想されるわけで、小説という絵空事の中ではあっても、こんな家族があったらいいなと思わせてくれるのは、ちょっと嬉しい。
posted by tady at 10:51| ローマ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月03日

カウントダウン 読了

佐々木譲の「カウントダウン」を読み終わった。佐々木譲っていうと、警官小説ってイメージが僕は強いのだけれど、これは、ノンフィクションに近いフィクションって感じの小説だ。
テーマは、北海道の地方自治体の財政破綻の話で、当然モデルとなっているのは夕張市。
架空の街幌岡市で、地域ボスとして、市政を5期20年に渡り牛耳っている市長に対し、市議会議員1期目の若手議員が、その6選を阻むために市長選に出馬するまでを描いた小説だ。
幌岡市がどのようにして財政再建団体へと転落したかってことを、夕張の例をひきながら、実名も交えて細かく描写している。
また、地方政治おける政治の縄張り争いや、相手を貶めるための罠など、実際にありそうな話がいろいろと出てきて、面白かった。
地方財政の話なので、どうしても説明口調になってしまう部分もあって、いわゆるエンタテイメントとしての面白みには欠けるけどね。
posted by tady at 10:11| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

砂漠の悪魔 読了

近藤史恵の「砂漠の悪魔」を読み終わった。要約すると、
大学生の恋愛ゲームが発端で、友人が自殺してしまった主人公は、その自殺の原因を作ったことをネタに、ヤクザに脅され、中国と日本の間の運び人をやらされることになる。
ヤクザから逃げるために、中国で知り合った日本人と中国の最深部まで逃走旅行を続けるのだが、奥地の砂漠で出会ったのは、、、
ってな感じになる。
もしこのプロットで、例えば船戸与一が小説を書いたら、もっとずっと面白いものになったと思うんだけど、どうも、軽いというか、描写が物足りないし、突っ込みが足りなくて、表層的な感じ。
そもそも、砂漠の悪魔が出てくる必然性がまったく感じられない。
ラストシーンも、取ってつけたような、説得力に欠けるものだった。
posted by tady at 09:53| ローマ | Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年3月のアクセス解析

地震以降、当初は、あんまりネットのトラフィックを増大させるのもいけないかなぁーなんて思っていて、パソコンに向かう時間が少なかったし、その後も、計画停電の影響で、仕事が煩雑になっていたり、原発事故の影響が気になって、パソコンに向かうと、つい、東電の記者会見のUSTREAM配信を見たり、環境放射線量のリアルモニタサイトで、その数値を見たりしていて、なんとなく落ち着かなくて、なかなかブログを書く気になれない。

計画停電と仕事場の老人施設がどう関係しているかというと、停電になると、まず、介護ベッドのモーターが動かないので、おむつ交換するときに、ベッドの上下ができなかったり、床擦れ防止のためのエアマット(電気でポンプを駆動して、マットに常時空気を送り込んでいる)が使えなくなるので、頻繁に体交しなければならない。
夕食時間に停電が重なると、薄暗い中での食事介助となり、これもまた大変。体動が多くて、立ち上がって転倒の可能性のある人には、センサーが使われているのだが、それも使えなくなるので、巡視の間隔を短くするなんてことも生じてくる。
在宅用の酸素吸入器なども、電気がないと動かないので、ポータブルの小さいボンベに切り替えるのだが、これも常に酸素量をチェックしていないといけなかったり、電気がないことで、様々な問題が生じてくるののだ。
こうしてみると、被災した老人の方達が避難所や電気のこない自宅や施設で置かれている状況が、いかに過酷なものかと、心が痛む。

現在、僕は、親の建てた築40年以上っていう古い家に住んでいて、地震直前から、改修とメンテナンスのために大工さんが入っているが、その工事も、地震の影響で資材が手に入らないとかで、一時中断しちゃったり、急遽、起こりうる余震に備えて、内装の壁に補強のためのコンパネを張ったりなんてこともあって、自宅の方も落ち着ける場所はない。

この間も、ラーメンは食べているし、本も読んでいるんだけどね。

そんなこんなもあって、3月後半は、ほとんどブログを書いていない。そして、今年は桜の開花も遅くて、花を見る前に4月になってしまった。
で、とりあえず、3月のアクセス解析。
訪問者数は2161人で、ページヴューは11537でした。投稿記事数は10。かなり少ない。
投稿記事数の割には、思いのほか多くの人が訪れてくれている。

こういうときだからこそ、何か役に立つ情報を流せればいいのだけれど、、、、
チェルノブイリ原発事故のときに、ヨーロッパでどれくらいのヨウ素131の汚染があったのか、とか、それに対する各国の反応はどうだったのかなんてことを、調べて、今の日本の状況と比較できればなどと、思ってはいても、なかなか余裕がない。
地震と津波の災害から復興するにしても、原発事故の先が見えないと、それすらも手をつけられない状況なのが、なんとももどかしいし、東電や政府の対応に、苛立ちは募るばかりだ。
マスコミの流す情報は、真実を伝えようというよりも、原発事故の深刻さを隠すことで、パニックを避けたいというバイアスがかかっているような気がする。放射能が環境中に拡散してしまったら、ことは、日本だけの問題ではない。それを一番危惧しているのは、当の東電や日本政府ではなく、アメリカやフランスといった、原発先進国のようだ。手遅れになる前に、きちんと情報を公開して、政府は、混乱がないように、避難体制を整えておかないと、ヤバイって気がするのだが、、、、
posted by tady at 09:01| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月21日

気になる放射線

ここのところ、パソコンを立ち上げる度に、この間紹介した神奈川県の環境放射線モニタリングシステムのサイトをチェックしている。
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/index.html
どのモニタリングポストでも、今日の昼前から、グラフがどんどん上昇し始めて、お昼頃にピークになっている。どう考えても午前中になんらかの放射能が排出されたとしか思えない。お昼過ぎに、いちど下降し始めたが、再び上昇している。
福島にもっと近い茨城県のサイトも見てみた。
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
こちらでは、午前5時ごろから11時にかけて、いくつもピークのが見られた。
どうも情報が完全には公開されてないのではないかって疑問がわいてくる。
今日の午前中予定されていた管首相の現地視察は、天候不良のため中止になったそうだが、本当に天候のため?って思ってしまう。
La Repubblicaのページで、
http://tv.repubblica.it/dossier/giappone-terremoto-tsunami/giappone-le-rilevazioni-delle-radiazioni-la-mappa/64443?video
Target Mapってサイトにある日本の放射線量を地図にしたフラッシュにリンクが貼ってあった。
ネタ元を見てみると、
http://www.targetmap.com/index.aspx#
トップにこの地図が掲載されていた。
データ元は、安全保安院のようだ。リアルタイムではないので、あくまでも参考って感じではある。
このサイトのトップページにあった、最もよく見られた地図ってところを見て、笑ってしまった。
1位が、世界各国のペニスサイズであった。2位が日本の県別最大放射線量で、3位が各国の平均IQ(知能指数)とペニスサイズの比較地図だった。オリンピックの金メダル獲得数とペニスサイズの比較地図なんてのもある。果たして相関関係があるのだろうか?
幸福度地図ってのもあって、これはなかなか面白かった。日本はなんと81位。イランと同じ。データ元はギャロップによる調査とある。
そして、世界の原発地図もあった。1位はアメリカで、2位がフランス、3位が日本である。

ペニスと原発、あるいは放射線量の比較地図なんてのを作ると、意外なことが分かるかも、、、、出生率低下の原因とか、、、、
posted by tady at 18:41| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月17日

地震から3

昨日は遅番で、朝は比較的ゆっくりできるので、ちょっと遅くまで寝ていた(早番の時は5時に起床なんですorz)。7時すぎに携帯が鳴り、こんな時間に目覚ましはかけてないはずなのにと、手に取ると、なにやら長い相手先の電話番号が。こりゃイタリアからだと思って、電話に出ると、イタリアのホストマザーからだった。30年ほど前に、イタリアに留学した際に、僕を受け入れてくれたホストファミリーのお母さんである。もっとも、当時は既に僕も年齢が行っていたし、彼女も4歳の女の子の母親で、お母さんというよりも友人であるのだけれど、、、
留学後も交流があり、当時4歳だった女の子は、30代。3年ほど前には、日本に来て、1ヶ月ほど僕の家に泊まって行った。
そんな関係もあり、心配して電話をかけてくれた次第。
地震があって以降、特に原発事故が発生してから、やたらとイタリアからのメールが増えている。
古い友人達が、僕の安否を心配して送ってくるものである。ありがたいことだ。
イタリア語でメールの返信を書くのに、やたらと時間を取られたりもしている。

確かに、イタリアの新聞をネットで読んでいると、地震と津波、そして原発事故の災害をもろに受けている地域の状況が報じられているわけで、外から見ると、日本全体が大変な状況になっていると映るらしい。
幸いにして、僕の住まいは、神奈川県で、計画停電やら買い溜めによる影響はあっても、どうにか生活は出来ている。
彼らが心配している一番の理由は、原発事故。友人の多くが、イタリアにおいてチェルノブイリの事故を経験している。
大規模な放射能汚染が起きてしまえば、逃げ場がない。地震と津波で被害を受けた被災者の人たちにとって、今でさえ大変な状況なのに、そこに追い討ちをかけるように放射能が襲いかかるとすれば、現状に輪をかけた未曾有の災害となってしまうだろう。
そうなれば、最早日本脱出しかないってことになる。
どうやらイタリアのマスコミを見ている友人達は、それくらいヤバイ状況に日本が置かれていると見えるらしい。
昨日の朝の電話は、泊まるところはあるから、日本から早く逃げておいでって内容だったのだ。
前日にも同様のメールが別の友人から届いていて、僕を含めて一族郎党引き受けるから、バカンスのつもりで、日本から逃げてきなさいってものだった。
ありがたく、うれしい電話とメールだったのだが、メンタリティの違いも感じた。本当に放射能汚染がひどくなり、日本にいられないと言う状況になれば、僕も逃げ出すと思う。でも、今は、地震と津波の被災者をどうやったら支援できるのかを考えなけりゃと思っている。僕自身、日本人としてのアイデンティティをそれほど強く持っているとは思わないし、ましてや愛国心なんて右翼チックなことは思いもしないのだけれど、辛い思い、しんどい状況にある人たちへ、具体的に大した事はできないにしても、気持ちの上だけでも寄り添っていたいと思う。
イタリア人だって、そういったヒューマニスティックな思いは持っているし、郷土愛も強いし、海外の難民たちへの支援活動だって、活発に行っている。だけど、非常事態のときに、逃げて助かるのなら、逃げ出してもOKって感じがあるように思うのだ。
そういった状況を見極める冷静な目っていうのは重要だと思うけど、今は、忍耐と根性という特質を持つ、「ニッポンジン」の底力ってものが、必要なんじゃないかと、みょーになナショナリスティックに思っている自分がいる。
posted by tady at 22:48| ローマ ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月16日

地震から2

昨晩、遅番から帰宅すると、何年ぶりかで、ネットで知り合った友人からメールが届いた。昔オフ会をやったときに知り合った共通のの友人が、今は仙台に居て、無事が確認されたという内容で、確実なルートからの義援金に寄付をしてほしいってことと、流通が回復した時に足りないものを送りたいので協力して欲しいっていうことも書いてあった。被災した友人のブログもあったので、ここにも載せておこうと思う。マスメディアでは伝わらない仙台の現地の様子が分かると思うので、
http://ameblo.jp/ufo1223/

気がかりなのは、福島第1原発の状況なのだが、マスコミでは、なかなか本当のことが分からない。原子力関係の老舗の市民団体である、原子力資料情報室がのサイトを見てほしい。
http://www.cnic.jp/
USTREAMで、記者会見を行っていたりするので、マスコミでは伝わってこないことが、良く分かる。
マスメディアに登場するいわゆる専門家の多くは、原発を開発し推進してきた人々で、希望的観測で物を言っている感じがしている。単に危機感を煽って、パニックをもたらすデマ情報を流すのはあってはならないが、一体何が起きているのか、正確に伝えることが必要とされていると思う。原子力情報室の情報は、抑制的で、なるべく正確な情報を、隠すことなく伝えようとしているので、見てほしい。
昨晩は、静岡でもかなり強い地震があったが、浜岡原発も気になる。女川原発を抱える東北電力と浜岡原発を抱える中部電力が、東電のような隠蔽体質でないことを祈りたい。

僕は神奈川県に住んでいるのだが、「神奈川県環境放射線モニタリングシステム」ってサイトがある。
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/
昨日から気になって見ているのだが、アクセスが集中しているようで、なかなか繋がらないのだが、24時間環境中の放射線量をモニタリングしているので、見てみるといいかも。場所は川崎の東芝周辺と横須賀の核燃料工場があるジャパンニュークリアフェルの周辺の合計13ヶ所である。
ホームページからはつながりにくい場合は、観測局のページに直の方が繋がるかも
ちなみに久里浜のページはここ
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/cgi-bin2/telemeter_dat.cgi?Area=6&Type=W
福島第一の4号炉で火災があった時間帯に、グラフが振りきれているのが分かる。単位はナノグレイなので、すぐに人体に影響のある量ではないらしいのだが、それでも確実に福島の汚染が届いていることが一目で見て取れる。
posted by tady at 09:42| ローマ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地震から1

いろいろあったので、今週食べたラーメンはお休み(地震前に食べてはいるんだけどね)。
3月11日の地震が起きたとき、僕は勤務中で、ちょうど100歳になるご婦人をトイレに誘導していた。そう、勤務先は、老人施設である。彼女がトイレに座った直後に、部屋のドアがガタガタし始めて、どうしたのかと思っているうちに、大きな揺れが来た。
場所は川崎市北部だったので、後で知ったのだが、震度は5強だったらしい。居室は3階にあり、大きな横揺れがかなり長い間続いて、直後に停電。非常用の電気が点灯した。
その日は早番で、朝の7時から勤務していて、ご婦人をトイレ誘導した後、おやつのために食堂に連れていき、おやつが終われば勤務終了っていう時間帯だった。
停電してしまったために、テレビは見られないし、電池動くラジオもなく、震源がどこで、地震の規模がどれくらいなのか、まったく分からない状態が長く続いた。
各居室に居る入居者を食堂に集め、安全を確認。当日は、レクリエーションのイベントがあり、上の階に行っていた入居者も多く、余震が落ち着いたところで、居室のあるフロアまで降ろすことになる。エレベーターは停電で使えず、車椅子を4人がかりで持ち上げて、階段を降りる。
あっという間に夕日が沈んでいく。明るいうちに、排泄介助をしておかないと、暗くなってからでは無理ってことで、その作業に取りかかる。非常用電源は確保されている施設なのだが、それでも限界があり、足りない部分はろうそくを灯す。
薄暗いなかで、厨房スタッフが作ってくれた夕食を介助して食べてもらう。普通食の人たちだけではないので、基本はおかゆで、それにカレーをかけたものが夕食だった。
寝る時間が迫ってくるので、各居室からベッドを搬出し、ケアスタッフの目が届くように廊下に並べる。
寝たきりの人もいれば、徘徊する人もいて、それりゃーもう大変。
夜中に交換するためのおむつを用意したり、頻尿で頻繁にトイレに行く人を誘導したりで、あっという間に朝になり、気がつけば勤務を始めてから24時間がたっていた。

その間、自宅のことが心配でなんどか電話をするも、回線がまったく繋がらず、イライラ。ようやく朝になり、一段落したところで、一時帰宅。どうにかバスは動いていたので、帰ることができた。そして、数時間の休息の後、その日は遅番で出社。
僕の地震当日は、こんな感じであった。

自分に余裕が出来て、テレビを見て、あまりの惨状にびっくり。パソコンを立ち上げると、イタリア人の友人達から、安否を気遣うメールが、いくつも届いていた。
posted by tady at 01:40| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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